設定が「おねがいティーチャー」とどことなく似ているこの作品の主な舞台は長野県の小諸です。他に軽井沢や木崎湖が登場するのも「おねがいティーチャー」と被っていて、なんだか懐かしさを覚える作品でした。作品の時期と同じ夏に「おねがいティーチャー」の聖地と一緒に小諸と木崎湖を回ってきたので紹介します。ちなみに、このタイトルや作中の文字ですが、フリーのフォントがあったので使わせて頂きました。

　
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主な舞台となっているのが小諸市内ですが、まずはＯＰに出てくる小海線乙女駅に行きました。この駅は隣にしなの鉄道も併走してますが小海線のみ停車する駅です。小さな待合室一つだけの無人駅ですが駅ノートがありました。

ＯＰのカット	駅構内	聖地巡礼で来た人が多く書き込まれてます

駅を出てすぐの所もＯＰに出てくる所で、橋の下はイチカが釣りをしていた川です。釣りをしていた場所は橋のすぐそばですが、雑草が生い茂っていたので夏に行くのはツライ所です。この道をまっすぐ歩いていくと、１０分程で作中何度も登場する水田の中の風景に着きます。後ろに見える山は雲がかかってますが、晴れてれば浅間山が見えます。

乙女駅前	ＯＰのカット	作中何度も登場する水田の中の道

水田の道の反対方向	水田の道の歩道

乙女湖の歩道もＯＰに登場	９話登場のカットは乙女湖のようです	ＯＰに登場の乙女湖文化センター脇の歩道

　
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小諸駅周辺では駅前市街の他、小諸の観光名所である懐古園が登場しています。小諸市内は古い町並みが残っていますが、それほど観光地化されてません。駅前の土産物屋を見ると「あの夏」の土産や壁にはポスターも貼られていてアニメに対する気合いは「あの花」の秩父並に入ってます。懐古園は有料（３００円）の施設で、城跡なので起伏があり、展望台や小さな動物園もあって、観光気分で回ると良さそうです。

駅前の商店街はＯＰや作中で度々登場しますが、この通りにある喫茶店「自家焙煎珈琲こもろ」にはアニメにちなんだメニューがあります。この日はたまたまイベントをやっていてコスプレイヤーがいたりして大盛況。おかげで食べたかった物が売り切れてましたが、なんとか作中に登場した謎のジュース（ダイナマイトドリンク）を飲むことができました。味の方は・・・行ってからのお楽しみと言う事で。

ＯＰに登場の駅前通り商店街の交差点	自家焙煎喫茶こもろ	「あの夏」にちなんだメニューが

最終話ＥＤのカット	最終話ＥＤのカット　骨董品店	最終話のカットは古い町並みの通り

ＯＰのお寺の入口は古い町並みの突き当たり	本町町屋館みはらし庭	ＯＰに合わせてスイカの置物が再現されてました

１０話でも登場の本町町屋館	ＯＰの本町町屋館のカット

５話登場のカットは本町町屋館から下った所	ＯＰのカット　高架橋はしなの鉄道です

懐古園は駅のすぐ裏手にあります。小諸で一番の観光地なので観光客で賑わっています。

５話で登場　懐古園入り口	ＯＰに登場の二の丸付近	５話で登場　黒門橋

５話で登場　黒門橋付近	１０話で登場の懐古園神社	５話で登場　懐古園神社近くの売店

１０話で登場　水の手展望台	展望台のカット	ここからの風景はポスターに使われました

町や駅ではこんな物が貼られてました。工事の看板にまで貼る気合いさに脱帽。軽井沢のカットも撮りましたが、車両はアニメに登場した１１５系では無くて今や貴重な１６９系でした。しなの鉄道ではアニメと「あの夏」記念切符を売っていたり、１１５系にアニメのラッピングを施した痛電車も走っていて、痛電車の方はホームページにダイヤが掲載されているので、事前に予定に組む事ができそうです。

駅に貼られていたポスター	工事現場にもこんな物が	軽井沢駅でのカット

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木崎湖と言えば１０年前に放映された「おねがいティーチャー」シリーズで有名。ってスタッフが一緒だよっ。でも少し前に再放送された「おねティ」と比べると「あの夏」の背景美術は当時と比べて良くなってるのがわかります。アニメのＳＥでは１１５系の汽笛も実際のを使っていて鉄ちゃんにも納得の出来です。海ノ口駅は「おねティ」放映から１０年たっても来る人が多く、駅ノートには多く書き込まれていて、近くのＹショップニシはファンの憩いの場となっています。

最終話の列車の走行シーンは稲尾付近	海の口駅	国道側より海の口駅

海の口駅駅名	海の口駅は今も駅ノートが健在	海の口駅手前の線路沿い

木崎湖キャンプ場も「おねティ」に引き続いて最終話で登場しました。

木崎湖キャンプ場の松林	イチカが捕まる湖岸	キャンプ場より海の口駅方面を望む

桟橋より湖岸を望む	最終話最後のカットは木崎湖湖岸