あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。 |
2011年で一番ブレイクしたアニメ聖地と言えば「あの日見た花の名前を僕たちはまだ知らない。」(略称「あの花」)の埼玉県秩父でしょうか。アニメのストーリーが良く、背景描写が綺麗な上に首都圏に近いとあってか放送してすぐに話題になりました。そんな秩父に2回に分けて訪ねてきました。
ちなみに、公式ホームページでは「めんま」が使っていた文字のフォント「めんまフォント」をダウンロードできるのでアニメのタイトルを試しに作ってみました。このフォント漢字や一部の記号は出ません。まぁ、めんまが使っていたフォントだから漢字はいらないのかも。そのかわりに「花」を変換すると花のイラストになるのが面白いです。
秩父へは作中でも登場する西武で行きました。途中では偶然にも「あの花」広告列車に遭遇。西武鉄道では「あの花」DVDの車内吊り広告や車内CM動画で「あの花」のCMが流れていていました。西武秩父駅に着くと駅の改札前や土産物屋の壁に「あの花」のポスターが大量に貼られている他、商店街街灯にも垂れ幕があったりして地元商工会のアニメ聖地の力の入れ方に気合いがはいっています。
西武秩父駅からは駅前観光案内所で自転車を借りて回りました。電動アシスト自転車で2時間800円ですが、電動なので坂道でも楽に回れて良かったです。一通り市内を走り回ったらGPSロガーの記録によると17キロも走っていました。
「あの花」広告電車 | 作中に登場する4000系 | 西武車内の広告 |
西武秩父駅改札前のポスター | 西武秩父駅 | 商店街の垂れ幕にも |
まずはアニメOP等、数多く登場する旧秩父橋へ。駅から離れていて、自転車が借りれない時はバスで行くのがお勧めです。橋の入り口には「めんま」の注意ポスターがありました。ここは「あの花」聖地で頻繁に出てくるからか、観光地かと思う程来る人が多い程でした。
「めんま」の注意ポスター | 旧秩父橋 | 旧秩父橋からの風景 |
ポスターと同じ風景 | 秘密基地があると思われる方向 | 旧秩父橋遠景 |
アニメ本編では、この橋の近くに「秘密基地」がある設定だったので、ネットの情報をたよりに行ってみると、森の中にそれっぽい雰囲気の場所がありましたが、他にも似たような場所の候補があるようです。
その秘密基地ですが、渋谷のノイタミナショップ・秋葉原アニメセンターで再現されたので行ってみました。渋谷では公開一週間後に行ったのですが、40分待ちになるほどの盛況ぶり。秋葉原では渋谷の時から更にパワーアップされて、外観まで再現されてました。ここでは「めんま」と「ゆきあつ」の衣装の展示もしてましたが、こんなに背丈が違うとはね。
秩父山中にあった秘密基地候補 | 再現された秘密基地外観 | 秘密基地内側 |
テーブルの上にはマグカップが再現 | 柱にはこんな書き込みも | 「めんま」と「ゆきあつ」の衣装比較 |
旧秩父橋から市内に戻る途中にある中学校は作中では高校として登場しました。
学校入り口 | 学校脇の通学路 |
作中で登場した桜木町児童公園は定林寺近くにありますが、看板が無いので分かりにくい所にあります。
桜木町児童公園境 | 公園境の通路 | 公園の風景 |
OPにも登場し、作中でも度々出る定林寺です。こちらも秩父聖地巡りでは人気で来る人が多かったです。ここでアニメ同様にCCレモンを飲む人が多いのか、近くの自販機ではCCレモンだけが売り切れていたりしました。ベンチがあるので、ここでのんびりしていくのも良いかもしれません。
定林寺入り口 | 境内からの眺め | OPでおなじみのカット |
定林寺近くの坂道も作中に登場しました。
定林寺 | 定林寺近くの坂道 | 定林寺近くの坂道 |
秩父神社は町の中心部にあります。この神社の前にあるお菓子屋「八幡屋本店」では「じんたん」の母親が作った蒸しパンが再現されて売っています。食べてみると素朴な味で美味しかったです。7月上旬に訪ねた時は2階で「喫茶幡屋本店」が土日限定で営業していて、「あの花」のコスプレをした店員が接客していてファンお勧めです。
秩父神社 | 秩父神社前の交差点 |
秩父神社前の道路 | 幡屋本店 | 幡屋本店で蒸しパン販売 |
作中では西武の電車が登場しますが、線路脇のシーンの場所は秩父鉄道の秩父駅近くです。こちらの柵にも「めんま」の注意ポスターが貼られていました。0Pに登場する高台からの眺めは羊山展望台からの眺めです。西武秩父駅裏の坂道を上っていった先にありますが、普通の自転車では上るのが辛そうな位の坂道でした。
線路の背景に特徴ある山が見える | 線路柵の注意ポスター | OPでおなじみの眺め |