『Heart Beat Express!』とはなんぞや?
by あいすはうす |
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「なんで、うちの会社にはかわいい眼鏡の女の子がいないんだー!」 オレンジ色の看板。「牛丼」とかかれたのれんが揺れている。ようやく梅雨があけた頃の、深夜の事だった。 あるみのーとは、牛皿を肴にビールを飲みつつ、あいすはうすにそう愚痴をこぼした。 「んー、じゃぁさ、そういう話を作ればいいんじゃない? 小説とかありなんじゃないの?」 「簡単にいうなよ。自由な時間もろくにないのに。」 「スニーカー文庫みたいなさぁ、ライトノベルみたいな形式で書いてさ、同人誌にするってのはどうさ?」 「同人誌ねぇ・・・エロい話でもないし、そんなの買ってくれるかなー?」 「・・・さぁ・・・?」 なんという無責任な会話だろうか。 「どうよ、例のアレ」 |
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----------------------------------------- ・・・・長くなりそうなので、この話はいずれまたどこかで(笑)。 さて、当時オレンジのストライプで有名な宅配会社に勤めていた「あるみのーと」は、仕事の愚痴を含めて 宅配会社の内側をおもしろおかしく紹介しようと考え、この「ハートビート宅配便」を描き始めました。 それにあいすはうすとぎんちゃんが加わり、原形がつくられていったのです。 いろいろあって、結局、絵はあいすはうすが書くことになり、設定もかわったりしましたが、基本的な部分はかわっていません。 ★『Heart Beat Express!』とはなんぞや? 一口でいうと、「宅配会社を舞台に、がんばる女の子の姿を描くハートフルコメディ」。 (を目指しています) この物語の主人公である森本夕紀(もりもとゆうき)が、大学生になって、はじめての夏。 ひょんな事から一人暮らしをはじめる事になり、「なにもかもがはじめての毎日」に大変化。 街で偶然出会った先輩の三宅聖(みやけひじり)に誘われ、宅配会社でバイトする事になった夕紀ですが なんせ全てがはじめてづくし。失敗だらけで、店は迷惑まみれでてんやわんやの大騒ぎ。 こんなはずじゃ、と嘆く支店長を知ってか知らずか、今日も「まっすぐ」突き進んでゆくのでした。 幼馴染みの砂姫(さき)、晴美(はるみ)、大学での友達、日晶(あきら)、美樹(みき)、香菜(かな) 宅配ドライバーの小林(こばやし)、伴道(ばんどう)、配車係の河内(かわうち)。 そして、宅配ドライバー最大の敵、黒船中央警察交通課の婦警「雷帝」こと雷王寺沙弥迦(らいおうじさやか)などとの関わりの中で 彼女はなんとなく(!)成長していきます。 そんな毎日の中でいつしか彼女は「宅配ドライバー」になってみたいと、密かにそう思うのでした。 ・・・・以上がおおまかな粗筋です。 主人公である森本夕紀にとって、全てが「初めて」の事。 それは「日常」という名の冒険。 その中で、失敗して怒られたり、はげまされたりしながら、ある意味「成長」していきます。 それをできるだけ「等身大」の目線で描いてみたい。 仕事を通じて、個人の「世界観」が拡がっていく事ってあると思います。 それこそが「Heart Beat Express!」が目指すところです。 シリアスにならずに、あくまでもコメディを下敷きに、「会社」という組織の中でがんばる「女の子」の姿を描きたいと考えています。 (絵を描いてる側としては、かわいく描きたいんですが、まぁ、その辺は画力の問題もあって、なかなか難しいです・・・。) 遅筆のくせに、計画は壮大で、このホームページでも、ここでしか出来ない事をやろうと企んでいます。 これから先、夕紀がどんな活躍をするか、期待しつつ、思い出した頃にこのページを覗いていただければうれしいです。 もしよかったら、この後はブラウザの「戻る」で戻っていただいて、ギャラリー等を覗いてください。 ついでに掲示板になぞ足跡を残していただければ光栄に存じます。 よろしくお願いしますです。はい。 文/あいすはうす |
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