瑞陵高校46回卒業
 今井美希さん
    陸上競技 女子走り高跳び シドニーオリンピック出場 日本記録保持者


平成15年8月 世界陸上選手権出場(フランス・エドモントン)
 第8日の8月10日に出場しましたが、予選(1メートル85)通過はなりませんでした。

 世界選手権には、オリンピックに続いて、平成13年にも出場しました。オリンピックが「お祭り」的イベントであるのに対して世界選手権は記録重視の大会で、専門家の間では世界選手権出場の方が評価が高いとさえ言われます。


今井美希さん日本新記録 おめでとう 

 陸上競技の国際大会「スーパー陸上」が2001年9月15日、横浜国際総合競技場で行われ、女子走り高跳びの今井美希さん(瑞陵46回卒、現在の所属はミズノ)が1メートル96で2位に入り、それまでの1メートル95の日本記録を14年ぶりの更新しました。


シドニーオリンピック 今井美希さんの情報 

 本校陸上部時代にもインターハイ・国体と活躍した今井美希さん(瑞陵46回卒業)がシドニーオリンピックに出場しました。瑞陵高校出身者のオリンピック出場、1968年メキシコオリンピック出場の村木征人氏 (瑞陵16回 陸上競技 三段跳び)、アルベールビルオリンピックの銅メダリスト河合季信氏 (瑞陵38回 スピードスケート ショートトラック)につづいて3人目です。

 シドニーオリンピック陸上競技女子走り高跳び予選は2000年9月28日(木)10時(日本時間8時)に開始された。予選出場者は38名で、19名ずつ2つのグループに分けて行われた。今井美希選手はAグループで出場。最初のバーは1m80cm、次が1m85cm。今井選手はここまでは、それぞれ1回でクリアした。次の1m89cmは3回目に、1m92cmも2回目にクリアして、自己ベストである1m94cmに挑戦した。この高さを跳べば決勝進出となったのであるが、3回失敗し残念ながら決勝進出はならなかった。1m92cmを跳んだのは出場選手のうち17名で、今井選手はAグループ9位という結果であったが、オリンピックという世界の舞台であと2cmという結果を出せたことは、大健闘であったといえよう。
 各種報道によると、今井選手は「1m92cmまではいい感じだったが、1m94cmでプレッシャーを感じて実力が出せなかった、アテネに向けて頑張りたい」と語っているとのことである。今後も今井選手を応援しましょう。

 瑞陵高校では、同窓会組織である瑞陵会によって垂れ幕を校舎に下げられ五輪出場を祝い、7月19日の終業式後には「今井美希選手シドニー五輪壮行会」が行われた。また、陸上部顧問の太田良平教諭はシドニーまで応援に駆けつけた。


瑞陵会による五輪出場を祝う垂れ幕と今井美希選手
左は陸上部顧問・太田良平教諭
 
   水谷校長と今井美希選手 
   持っているのは五輪出場を生徒に知らせるチラシ
 
  現役の陸上部の生徒と今井選手(前列右から5人目)

 

平成12年7月19日 今井美希選手壮行会


壮行会は終業式後に瑞光館で行われた

抱負を語る今井美希選手

花束贈呈

同窓会長中神靖氏と今井美希選手