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   五中−瑞陵百周年事業

    ご挨拶

百周年記念事業について     瑞陵会会長  高木 修(瑞陵5回)
 関係各位の皆様には、益々御清栄のここと拝察し、心からお慶び申し上げ、併せて、在校生支援を含め、同窓会活動に対する御尽力に対し厚く御礼申し上げます。
 瑞陵高等学校の前身は、1907年(明治40年)、県下中学校教育振興のため、愛知県当局により名古屋 市東部地区に創設された旧五中(県立第五中学校)であります。以来、同校は時代の変遷に伴い、度重なる学制改革を経てきたのでありますが、特に、第二次世界大戦終結後の教育制度大改革により、熱田高校(旧五中)、愛知商業高校(旧愛商、その後、現愛知商業高校に移る)、貿易商業高校および名商高校(旧実務女子校)が大統合され、現在の瑞陵高校へと転生したのであります。
 その結果、当校は他に類を見ない多元性を抱擁し、これら関係校を含めた当校の卒業生は今や3万 8千人の多きに達し、日本全土は勿論、世界各地で多方面にわたり活躍し、社会に貢献しております。
 私達は、来る2007年(平成19年)に母校創立百周年を祝う記念式典に加え、下記の記念事業を企画しました。
 1.本校の歴史と先人の業績を記録に留めるため、記念誌を編纂
 2.卒業生、在校生の絆を一層強めるため、同窓会名簿を発行
 3.在校生の視野を拡げるため、海外派遣事業の実施
 4.当校の質実剛健にして自由闊達な校風を育成、高揚させるための心の拠り所となっているポプラ並木の植樹をし、母校の環境整備に寄与
 関係各位におかれましては、私どもに対し御支援、御指導を賜りたくお願いする次第であります。


歴史と未来を想う機会に 
            
瑞陵会名誉会長 愛知県立瑞陵高等学校長 小田 博一(瑞陵20回)
  愛知県立第五中学校に始まる本校が、平成19年度に百周年を迎えることは誠に慶賀なことであり、今日本校があるのも、ひとえに四万人に近い同窓生をはじめとする関係者の皆様のこれまでのご努力とご活躍、本校へのご支援の賜物であると、感謝の念を禁じ得ません。本校としても、歴史を振り返 るとともに更なる発展を期す機会にしたいと念じております。
 百周年事業では、在校生への支援事業が多く盛り込まれており、また協賛事業として元校医の廣瀬清市先生のご厚志による生徒海外派遣が既に平成17年度から始められるなど、教育的意義は極めて大きいものがあります。百周年事業成功へ向けてのご協力を、学校からも心よりお願い申しあげます。
 ときあたかも百周年の年度に、本校にコスモサイエンスコース(理数系コース)が設置されることになっております。教育内容を、国際的な視野のもとより高度な科学研究を行うものにするよう計画 を進めております。
 皆様のご発展をお祈り申し上げるとともに、本校が未来に向けて飛躍するためにご支援を賜りますようお願い申し上げてご挨拶といたします。


五中−瑞陵百周年事業について     
                  五中一瑞陵百周年事業委員会 委員長 鳥居 大(五中37回)
  平成9年(1997年)、創立90周年を迎えましたが、次の百周年にと記念事業も名簿の発行、記念式 典等にしぼり、最小限に抑えてそれに備えてきました。以来、幹事会の拡大充実、広報誌の発行、総 会・交流会の充実などに力を注ぐと共に、総務部会、記念誌部会、名簿委員会、記念式典部会等専門 部会も立ち上げて、それぞれの企画立案準備をとり進めてきたところであります。
 百周年事業の具体的企画については、最大の記念イベントとして御園座での式典、歌舞伎顔見せ鑑 賞を始め、同窓会名簿の作成、記念誌部会の資料蒐集、執筆者人選依頼、校内のポプラ並木植樹など 具体的成案も得て着々と進行しており、既に実施済みの部分もあり完成間近かの分野もあります。
 これら一連の記念事業と共に、元校医 廣瀬清市先生(昭和10年卒五中24回)の格別のご厚意に よる瑞陵生海外派遣事業も昨年のオーストラリア派遣に引続き、第2回としてリトアニア、アメリカ 合衆国への派遣も本年7月に実施され、更に12月にはドイツへの派遣も予定されているところであります。この事業は、百周年記念事業の協賛として企画され、実施されるものであり、百周年事業に 輝かしい光彩を投じて頂けることとして、感謝致している次第であります。記念事業としては、この他に五中ゆかりの地に記念碑の設置、杉原千畝顕彰の常設展示等も計画案の中に織り込んであるところですが、これらは協賛募金の集まり方如何によらざるを得ないと思っております。
 募金活動も地道ながら一歩ずつ進めていますが現状5千万円の目標には大きな盛り上がりを欠いていると云わざるを得ないところです。記念事業の成否は、一に募金による以外ないところであります。 同期会、部活動の仲間、職域ごとの集まりなど、タテ・ヨコのつながりを強めるなど積極的に協力の 呼びかけを特にお願いしたいと存じます。
 百周年記念事業が、その場限りのイベントに終わることなく、同窓の卒業生は申す迄もなく、特に在校生諸君に百年の伝統の厚み、重さを深く噛みしめ、誇りをもって将来への飛躍発展の契機となる ことを願って止まない次第であります。