将棋は勝敗がすべてか?

「戦法著作権法」をめぐり  2001.12.14.Fr 16:45


くどいようじゃが、まず以下の投稿再確認されよ。

読売新聞竜王戦公式掲示板より

マシュダの本名を明かせと言う投稿に対して、それはネット上で無意味、むしろ僭称が許し難いという別な投稿がある

■ 「戦法著作権法」の提案

No. : 808 [返信] Name : マシュダ

Date : 2001/12/02(Sun) 17:42

 以下は補足説明。この掲示板に投稿された文章には著作権中、複製権が読売新聞社にあり、固定ハンドル名を持つ本人には同様に複製権、かつ人格同一権があるということ。しかも本名だろうがコテハンだろうが、創意工夫があれば最低限、人格同一権は保証される。

 人格同一権がなぜ著作権中最高峯にあるか?それは人格同一権だけは死後も継続されるから。魂にも人格同一権が存在する!この人格同一権に抵触した場合、いかなる個人組織団体も責任は免れ得んよ。名人が竜王というコテハン名乗れんのと一緒。

 棋士は棋譜に関しての複製権はどうなっとるか知っとる?人格同一権は?命をかけた戦法は三日以内に真似され、自分が創った戦法に他人の名前が付いたり、ほんと大変だって?おいおい、鬼殺し戦法は私が最初に指しましたなんてアホなこと言わんでええ!この場合棋士の「戦法の創意工夫」とは強さを伴ったものでなければ成立し得ないということ!各棋戦はその強度をはかるレーティング制度にすればよい。その上で「棋士には著作権の人格同一権及び複製権が、戦法にも適用されるべき」とワシは主張する。そんなアホなって?この主張は、世界で初めてじゃよ。本日初公開。名付けて「戦法著作権法」。コンピューターというのはそういうレーティング計算にまず使うもんじゃい!戦法は進化するじゃろ?それともまだ「最新形は古典に帰る」なんて言いたい?

 「戦法著作権法」が国会で決議された時、全棋士は血眼で自分の戦法を開拓するはず!定年先生には国会議員に働きかけてもらったらええ。「戦法著作権法」の登録方法は「藤井システムNr.123マシュダ」とかになる。それやらんと、アマに対四間5筋位取り戦法の結論は?と聞かれても答えられんじゃろ。それとも千手観音師匠がファンサービスでロハで答えてくれる?それ全手順説明して証明すんのに12冊分の経本必要じゃもんねえ。流行遅れの一言で済ますよ、フツー。

 「戦法著作権法」が出来て初めて、棋譜の複製権とともに棋士は独立可能のはず!志さえあれば今で言うトコのプロもアマもなくなる。それこそ竜王戦の本意のはず。本部は国立囲碁将棋レーティングセンター。各新聞社の資金力もそこに集中し分散する。今は将棋村と一般という区別だけじゃモンジャ食うならカブールか?アホ。人肌脱がんかい!  国会議員動かす時はプロもアマもみーんな仲よくせんとねー。まだまだ時間かかるよ。ワシもその頃は死んでおるがな。

 さあてと、回答も済ませたんで、ワシ引越しますがな。昨晩外で凍えておったら、孫が毛布もってきおった。アホな息子に頭さげんでよかったわい!ほったて小屋でもええわ。


 以上、ワシのこの投稿は、将棋をゲームとして考える場合、今後ひとつのターニングポイントになる。じゃが、あれから10日間たっても、すべてのネット上で反応は皆無。将棋村にはアホばっかしかいなかったという証明にされちゃうゾ、ほんと。ゲームの世界では、この著作権というものが、命であるという認識が、将棋村にはまったくないということじゃね?

それでもええんじゃね?これ全部証拠になっとるからね。

 チェス界と比較しているアホが今だにおるんじゃからねえ。真似っこしたいの?とんでもない目にあうゾ!第一、チェス界では棋譜にさえ著作権保護ができん。そんなことしたら、世界で5億の人間が頭に血がのぼって暴れ出す。ところが、将棋村は棋譜の著作権を最初に新聞社に握られておらん?そこをうまく利用せんとね。やるなら今しかない。世界レベルではマイナーなゲームであり、連盟は社団法人という文化保護団体である以上、その弱点をむしろプラスに思考せんと。


 ワシが冗談で戦法著作権法を提案したのだと思っている村の識者に、以下のことを伝えたい。アホは以下読まんでもええわ。


将棋は勝ち負けだけのゲームか?

 将棋の勝ち負けが、丁か半か、白か黒かしかないと思っとるのか?そんなこと言っとるから、道場運営が失敗しておるんじゃない?囲碁ならどのくらいの差で負けたかが明確で、それが負けたものの慰めにもなっておる。囲碁の道場には、だからおだやかな紳士が多いじゃろ?坊主が袈裟かけて打ちにきたりしてワキあいあいしとる。

 一方、将棋の方は残酷じゃ。せっかく勝っていたのに、ポカですべてオジャンなんてしょっちゅう。しかも四段以上の有段者は仲間だけでタムロし、二段以下の者達は、ひたすら勝ち星をあげるために孤独な戦いを強いられる。こういうとこはな、もはや社交場として機能しとらんの。

 インターネットに客が奪われるなんて泣き言はおかしい。そもそも、孤独なゲームとして発展させてきたこと自体に問題があるんじゃい!勝てばそれだけできっもちエエーってなもんだったら、誰もがインターネットで相手をさんざんブチ殺して、サディストが今後ますます増えるだけ。

こういうサディスト達ばっかがはびこると、コン助にある日コテンコテンにされて将棋は完全に亡びるゾ!

 さて竜王戦第五局で、ワシ藤井勝ちを宣言したが、どこで藤井の勝ちが確定したか、はるひ嬢のHPで公開してある。ワシんとこにはタイム付のコピーがないんでHP再開を待っておるんじゃけど、消されておったら、手持ちの原文をここに公開する。

 勝ちが確定したところで、戦法著作権登録が始まる。こういう計算にコンピューターを使うようにせい!とワシは言っておるわけ。現在のレーティングの計算方式は最終の勝ち負けを元データにするしかないが、それは絶対におかしい。今は仕方なく勝ち負けを基準にしとるだけ。荒武者も結果がわかったなら、それに自信をもって当然。荒武者の直感力は瞬間風力でずば抜けたとこある。花村の一番弟子じゃったからね。ただその分析の使い方を誤っている。ワシが提案した戦法著作権登録は国会がらみでずっと先の話じゃからさておくとして、将棋村では少なくとも勝敗に対する考え方を今のうちに準備しとかにゃならんということ。

どこで勝ちが確定したか判明したら、それがレーティングに反映するようにすべき!

 それもできんようなら、解説は無駄!「いい将棋を逃しましたね」なんてことばっか言ってお茶濁してどうすんじゃい?それともコン助に全部やらせるか?

 勝ち負けだけがすべてなんてのはな、博打の世界!博打はゲームじゃない。時には命を賭ける!それともお前たち、トトカルチョやってんのか?そいからねー、プロ棋士はオマンマの問題があるからって、勝負だけにこだわってると思う?長年プロ棋士やればやるほど、勝率は五割に限りなく近づくようになっておらん?

 将棋村というのは、トトカルチョ部門の若干のスターにおんぶにだっこで、あとの大半はそうやってオマンマ譲り合う以外に生きて行くすべがない。ワシはそれが不健全だと言っとるわけ。ちょっと勝率がおちたくらいでクソミソ言われるなんて泣き言言うくらいなら、勝敗の根本から考え直せ!その辺の議論がまるで始まらんのでは、馬の耳に念仏。そんなんじゃ弱いプロ棋士はクソミソ言われてあったり前田の半兵衛!

それとも、村人はみーんなマゾだったか?

村山の魂にスマンと思わんのか?

藤井が全存在をかけて竜王位を死守してきたことをなんとも思わんのか?

修羅無を見てきた人間を無駄にするな!