摩修陀一家の論点2 相転移論の欠陥 盤面世界の豹変 2001.12.20  05:00


相転移論の欠陥 盤面世界の豹変

 膨張を始めた宇宙の最初のインフレーションにおいて、相転移がある。相転移は一秒以内に4回発生し、それぞれ第1-4相転移と呼ばれ、第4相転移以後は、真空エネルギー密度は変化をせずに現在に至り、物質エネルギー密度を凌いだとされている。現在第2インフレーションに突入した可能性を示唆されているが、相転移が今後さらにおきるか形勢不明である。

 我々の理論では、第1-4相転移は以下のように呼ばれなければならない。

第2相転移=相転化

第3相転移=相停滞

第4相転移=相転換=(ビッグバン)

 以上の根拠になるものは、それを認識する人間、すなわち「自己認識機能」と「自己保存機能」を合わせ持ついわゆる「知的生命体」の絶対特性である。我々は以上を総括して相転換理論と呼ぶ。

 我々が現在、将棋に着目する理由は相転換理論の情的欠陥を補足するためである。 一秒以内で盤面世界を豹変させる思考回路の爆発的なパワーに相転換理論との類似性が認められるであろうか?この豹変はあくまで表象として成立し得ているということに可笑しさを感じながらも、我々はこれを仮に疑似相転換点と名付けることにしてみよう。Mの途方もない情熱に敬意を表し。