2002.09.18　第50期王座戦五番勝負第1局

相矢倉-飛車先不突き型

羽生善治王座　挑戦者佐藤康光棋聖　先手佐藤

実況マシュダ一家

下からお読みください

早朝の座談会11� No: 631 [返信][削除]�投稿者：関東軍詰め所 �02/09/21 Sat 06:49:35


「久しぶりの座談会ですが」
「しばらく実験場になっておりましたので」
「ようやく11ですか」
「光速11に追いつきました」
「ということで本音対決で」
「王座戦は矢尾と?」
「はっきり言えるのはあの将棋は先手負けるはずないということです」
「米長先生も知っていました」
「問題は昼食休憩です。実況では記者が午後のおやつと夕食まで克明に報告していながら、昼食のメニューは一切触れていません」
「触れられなかったわけですね」
「メニューに触れるとどこでそれを両者が食べたか報告しないと不自然ですから」
「それでなにも書かなかったということでしょう」
「書けないでしょうね。主催紙は」
「午後はプロ棋士もいやいやながらのおつきあいですか」
「それよりも米長先生よくも立ち会い引き受けたと思います」
「かつての米長邦雄なら、ザケンなと椅子を蹴飛ばしたでしょうが」
「悔しい思いを忍んで、思いっ切り化けてくれました」
「悔しい思いといいますと?」
「それは危ないお方がタイトルホルダーでは主催紙の打撃は相当なもので」
「ティムポの帝王なんてタブ路井戸紙に書かれたらたまらないでしょう」
「17香と18香の違いについても述べますか?」
「17香が古典的感覚で18香が」
「ジャズと?」
「どうも失礼」
「米長先生はこの違いを感覚的によくご存じなんです」
「それで18飛車に感動したわけですね」
「あれはどうしようもない手で感動するよりあきれる手ですが」
「それよりもっと前にあの手で」
「終わっていたでしょう」
「そこで初めて18飛車が意味をもつわけだったんですね。脱殻でした」
「米長先生の直感力だけは往年と変わりないんですが」
「怖いほどです」
「ところがあの昼に」
「なにも見なかったことに」
「さて91香ですが」
「どなたかが曲線的と言いましたが、あれは直線的な手です」
「8度の響きですものねぇ」
「捧げる生け贄が、九筋の香子ですか」
「それで久しぶりに真髄を見たと」
「あれはジョークではなかったんですか?」
「佐藤さんのやりすぎブラックユーモアをフォローしたものかと」
「あれやると負けちゃうぞって自白してるようなもん?」
「いや、本人はまるで自覚がないようなんで」
「ゴーダ病でしょうか?」
「棋聖戦で感染したかもしれません」
「すると谷川さんも?」
「マスクつけないといけなかったかもしれません」

ﾊ投稿者：マシュダ一家 ﾊ02/09/19 Thu 10:50:46

第50期王座戦五番勝負第１局　羽生王座先勝　106手まで
終局時間　02/09/18　21時49分
持ち時間残り　羽生=7分、佐藤=４分
(先月の第43期王位戦第3局では残り時間=羽生3分、谷川7分で谷川勝ち)

ﾊ投稿者：マシュダ一家 ﾊ02/09/18 Wed 18:36:26

残り時間
羽生善治王座=１時間13分
佐藤康光棋聖=１時間23分

ﾊ投稿者：マシュダ一家 ﾊ02/09/18 Wed 18:31:22

羽生は純正5度角の響きの濁りを直感的に悟った。
その濁りをさらに拡散する術を選択。即ち8度の響き91香。康光の歩切れに乗じた勝負勘は5度の濁りを結合音にする8度。

ﾊ投稿者：マシュダ一家 ﾊ02/09/18 Wed 17:45:48

米つきバッタの彷徨続く
尋ねた美女はこけしとか
こけしの予言的中と最後に繕うつくり笑い
死人の笑いか、野糞の臭い

ﾊ投稿者：マシュダ一家 ﾊ02/09/18 Wed 17:13:51

最初の純正5度の響きを戻すため。
即ち後手からの9筋攻めは平均律三度。その不純を補う73角。しかしこの地点から対角線上にすでに生じていたK.Tの二重拡散構造に気がついていない。

ﾊ投稿者：マシュダ一家 ﾊ02/09/18 Wed 17:00:26

醜悪な毒舌ならぬ粘着質の上口蓋
矛先は今度は沢庵石ぶらさげた深海魚
それもままならぬや今度は灯台守の青年を誘惑
三位一体を豪語した舌先は渇き、やがて沈黙の海へ

ﾊ投稿者：マシュダ一家 ﾊ02/09/18 Wed 16:24:03

85歩と羽生が青春の熱い血を吹き出したからには必然の端攻め。
そして康光は49手めに同香と取らずに96歩と打つ。
痴呆症トトカルチョをあざ笑う康光流ブラックユーモア第二弾。
俺たちは腹の底から笑い転げた。

http://www.bekkoame.ne.jp/i/yusai/0213king3.html

ﾊ投稿者：マシュダ一家 ﾊ02/09/18 Wed 15:47:40

14:45にＵＰされた米長解説によると、森内名人にはこの17香が、あの冬の思い出となっていた。竜王戦では実際は18香。この18香は昨年森内が郷田相手に指していた手。島研の中で唯一出遅れた森内の虫食いの記憶。

ﾊ投稿者：マシュダ一家 ﾊ02/09/18 Wed 15:32:25

羽生と同様に康光の胸に溢れるあの冬の嵐。
島と同じ手は指せない。康光が10分で選択した17香。即ち減七の古典へと。それが天然。島のジャズに対して康光の王道。涙をぬぐう。

ﾊ投稿者：マシュダ一家 ﾊ02/09/18 Wed 15:25:24

この44手めがこの将棋の明暗を分ける。あの冬、羽生は85歩と6手めについており島は43手めに18香としていた。そして44手めの85歩を指す時に羽生の脳裏によぎったもの。あの冬の熱い戦い。俺たちは涙を流していた。そして次の康光の一手を見守っていた。

ﾊ投稿者：マシュダ一家 ﾊ02/09/18 Wed 15:15:20

1989年12月19日竜王戦7番勝負第7局
羽生は95歩を指して初代島竜王に敗北。第8局にもつれ込むことに。
違いは1筋。即ち島の+7の18香に対して康光は-7/17香の減7選択。

ﾊ投稿者：マシュダ一家 ﾊ02/09/18 Wed 13:14:38

後手に隙を与え、攻めあいで制する決断。消費時間でやや損。

ﾊ投稿者：マシュダ一家 ﾊ02/09/18 Wed 12:35:59

ここで長考する康光の魅力。この将棋は純正三度対純正五度の戦い。
この昼食休憩で先手の緊張が維持できるかが勝負のポイント。

ﾊ投稿者：マシュダ一家 ﾊ02/09/18 Wed 12:10:01

康光流天然パワー起動中

ﾊ投稿者：マシュダ一家 ﾊ02/09/18 Wed 11:53:57

後手に93-85桂のチャンスを与えることに。

ﾊ投稿者：マシュダ一家 ﾊ02/09/18 Wed 11:44:37

康光はニュートラル選択。羽生は当然94歩でこの交換は後手やや得のはず。
康光の第三思考早くも活動。

ﾊ投稿者：マシュダ一家 ﾊ02/09/18 Wed 11:23:41

香車8度からの二者択一。減7かの選択。

ﾊ投稿者：マシュダ一家 ﾊ02/09/18 Wed 11:10:38

狙いは簡単。後手に次に平均律三度を誘因する手を指すだけ

ﾊ投稿者：マシュダ一家 ﾊ02/09/18 Wed 10:54:24

先手確実にポイント稼ぐお見合い

ﾊ投稿者：マシュダ一家 ﾊ02/09/18 Wed 10:50:40

ここで飛車先を初めて突く=後手5度の響きをマイナス値に誘因する攻撃手

ﾊ投稿者：マシュダ一家 ﾊ02/09/18 Wed 10:47:23

第一アラベスクから後手の唯一の響き純正5度を維持

ﾊ投稿者：マシュダ一家 ﾊ02/09/18 Wed 10:23:56

コーヒータイム

ﾊ投稿者：マシュダ一家 ﾊ02/09/18 Wed 10:20:05

先手これで負ければ康光王座奪取不可

ﾊ投稿者：マシュダ一家 ﾊ02/09/18 Wed 10:17:47

最強のパートナー。

ﾊ投稿者：マシュダ一家 ﾊ02/09/18 Wed 10:15:09

第一アラベスク。受けて耐える白鳥。

ﾊ投稿者：マシュダ一家 ﾊ02/09/18 Wed 09:59:24

即ち67金。康光依然優勢。

ﾊ投稿者：マシュダ一家 ﾊ02/09/18 Wed 09:55:07

飛車先突けば旧矢倉24手組。回想録の時間

ﾊ投稿者：マシュダ一家 ﾊ02/09/18 Wed 09:46:20

山崎のような柔軟性欠如

ﾊ投稿者：マシュダ一家 ﾊ02/09/18 Wed 09:43:09

康光7-3で優勢

ﾊ投稿者：マシュダ一家 ﾊ02/09/18 Wed 09:41:13

77銀としないのはチューニング中

ﾊ投稿者：マシュダ一家 ﾊ02/09/18 Wed 09:37:50

予想通りの飛車先不突き矢倉へ

ﾊ投稿者：マシュダ一家 ﾊ02/09/18 Wed 09:35:20

康光が狙う純正三度

ﾊ投稿者： ﾊ02/09/18 Wed 09:17:24

振り駒と金４枚佐藤先手　初手７６歩