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第4局二日目は桐山先生が封じ手85歩とジョークを飛ばしテンション上がったが実際は敗着の85桂なので以下見る気なし。他の棋士が予想できるような手では絶対勝てない。48手目22角をタカミチは見たことないと述べ驚いたが昨年羽生深浦分析の当家変化が初出で複数筋で登場。昨年何度も書いた筋なのでいい加減飽きた。当家の22角に森内だけが注目し1年以上構想を温めたかと言うとイナ。44歩と85桂に長考しているため。よって34手目44歩が疑問との森内の感想は告白並の迫力。マシュダ一家理論を覆せなかったと述べているに等しいため。
森内はマシュダ一家理論によって大三冠を達成。そして最後は永世名人に。次は当家を越える番だった。34手目44歩を敗着とする森内の凄惨な反省を真摯に受けたい。ご苦労さま。
34手目33銀に25歩から85歩でも2-6構造は換らない。渡辺明はマシュダ一家の結論に従って指している。
初日分析=75歩とした限り74歩と必ず来るので双頭の迎撃手でないと逆転はない。74歩対策に二種類あるが指す手はひとつ。このマシュダ一家迎撃手で46の歩が入手でき攻めが続く。飛車は最初からサクリファイス。タカミチには永遠に不明な世界。渡辺明の感想=71手目74角で勝ちを意識。森内の黒升角に対して白升角で勝ちにしたと述べている。当家が初日に描いた構図と真逆。康光が一番安堵。マシュケンサンバ2並に1が霞んでは困ると。
開始日時:2009/11/25 9:00
終了日時:2009/11/26 16:54
棋戦:第22期竜王戦第4局
持ち時間:8時間
場所:岐阜県下呂市「水明館」
先手:渡辺 明竜王
後手:森内俊之九段
▲7六歩 △3四歩 ▲2六歩 △3二金 ▲7八金 △8八角成 ▲同 銀 △4二銀
▲3八銀 △6二銀 ▲4六歩 △6四歩 ▲4七銀 △6三銀 ▲6八玉 △4一玉
▲1六歩 △1四歩 ▲7七銀 △5二金 ▲5八金 △9四歩 ▲9六歩 △7四歩
▲3六歩 △5四銀 ▲5六銀 △3一玉 ▲7九玉 △8四歩 ▲3七桂 △7三桂
▲4七金 △4四歩 ▲2五歩 △3三銀 ▲4五歩 △同 歩 ▲同 桂 △4四銀
▲4六歩 △9五歩 ▲同 歩 △7五歩 ▲同 歩 △8五桂 ▲8六銀 △2二角
▲9六香 △5五銀左 ▲7四歩 △7七歩 ▲同 桂 △5六銀 ▲同 金 △7七桂成
▲同 銀 △8五桂 ▲7三歩成 △8一飛 ▲6六歩 △3七銀 ▲1八飛 △4五銀
▲同 歩 △7七桂成 ▲同 金 △8五桂 ▲6七金 △4七銀 ▲7四角 △4二金右
▲7二と △5六銀成 ▲同 金 △4一飛 ▲5二銀 △同 金 ▲同角成 △4二金打
▲4一馬 △同 金 ▲7一飛 △7七桂成 ▲5二金 △3三角 ▲4一飛成 △2二玉
▲3二龍 △同 玉 ▲2四桂 △同 歩 ▲4一銀
まで93手で先手の勝ち
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