実況&分析マシュダ一家
ダークマター
2009年名人戦第2-7局羽生郷田


また来期  投稿者:マシュダ一家  投稿日:2009年 6月24日(水)21時16分52秒
  局後の郷田は何をアソコで見たか思い出せないかもしれない。
でも当家は見た。暗黒の彗星が一瞬よぎり裂け目に別世界を。


開始日時:2009/06/23 9:00
終了日時:2009/06/24 19:31
棋戦:第67期名人戦七番勝負第7局
場所:愛知県豊田市「ホテルフォレスタ」
先手:羽生善治名人
後手:郷田真隆九段
▲7六歩 △8四歩 ▲6八銀 △3四歩 ▲6六歩 △6二銀
▲5六歩 △5四歩 ▲4八銀 △5二金右 ▲5八金右 △3二銀
▲7七銀 △3一角 ▲3六歩 △4四歩 ▲7九角 △4三金
▲6八玉 △7四歩 ▲7八玉 △7三銀 ▲3五歩 △同 歩
▲同 角 △7五歩 ▲同 歩 △同 角 ▲6七金 △4二玉
▲4六歩 △7二飛 ▲7六歩 △5三角 ▲4七銀 △6四銀
▲3六銀 △3一玉 ▲4八飛 △2二玉 ▲4五歩 △同 歩
▲6五歩 △3五角 ▲同 銀 △5三銀 ▲3七桂 △4四銀
▲同 銀 △同 金 ▲5三銀 △4三銀打 ▲4五桂 △1五角
▲2六角 △同 角 ▲同 歩 △3七角 ▲3八飛 △1九角成
▲4四銀成 △同 銀 ▲3三歩 △同 桂 ▲同桂成 △同銀引
▲3四歩 △同 銀 ▲同 飛 △4三銀打 ▲3九飛 △2八馬
▲3四桂 △同 銀 ▲同 飛 △4二桂 ▲3五飛 △3四歩
▲4五飛 △4三歩 ▲6一角
まで81手で先手の勝ち 消費時間:▲7時間54分△8時間49分
 

未完のデッサン  投稿者:マシュダ一家  投稿日:2009年 6月24日(水)19時57分52秒
  1とは何かの主題から2とは何かへ転写し21手経て81手ぴったりで終えた。19馬以下すべてアタリは1か2のみ。先手の不動駒6VS後手の不動駒8。もし将棋に別のルールがあったとする。不動駒総数が偶数なら後手勝ち。敵陣の最南端へ行けば勝ち。別の天体へ郷田は行って戻ってきた。
目覚めたときにどうしても思い出せない
夢の大発見
 

象徴遊戯の極致 84歩の転写26歩  投稿者:マシュダ一家  投稿日:2009年 6月24日(水)19時22分32秒
  ここまで現役棋士を褒めちぎったことはかつてなかった。酔っ払っている?
名人戦。しかも最終局。初の名人位がかかった最重要局面でこんなことができることに驚かない方がおかしい。
郷田の角はこう言っている。俺の初手は飛車の顔立てた84歩、なのにそっちの飛車先歩遊んだまま終わっちゃかわいそうじゃんか。俺の1手分やるから26歩にしろ。代りに19香貰ってやる。
象徴遊戯の極致。
ハゲラ俗物主義は26歩のおかげで38飛打った時16角で後手オワなどと相変らずだが郷田はそんなセコイ勘定眼中にない。名人戦で遊びまくっている。
 

15角の衝撃余波  投稿者:マシュダ一家  投稿日:2009年 6月24日(水)18時38分41秒
  この手をライブで見た興奮がいまだ鳴り止まない。
ひとめ角の合わせで連動手26歩を与え却下される手だったはず。よく見れば後手の初手84歩と相殺されることで第一奇偶反転消去権利を転写。だからこそ郷田は19角成であえて26歩を残した。ずば抜けた着想。天才の一瞬の閃き。或いは天使の悪戯か?
康光の天馬効果を彷彿させる。郷田はさらに天衣無縫。時の名人相手にここまで自由奔放に指せるとは。
 

郷田の美学 54手め15角  投稿者:マシュダ一家  投稿日:2009年 6月24日(水)18時18分43秒
  54手めは控え室の渡辺杉本、そしておそらく谷川久保組も47歩のみと考えたはず。当家では後手唯一の跳躍番反撃逆転手として47叩きの導入変化を2時過ぎには作成していたので郷田の逆転成功を当然の進行と見ていた矢先の衝撃。
54手め15角とは凄まじい美学へのコダワリ。
序盤から疎外されていた1筋に光をあてることで盤面がこの1手で一挙に変貌。素晴らしい自由意志。将棋の神様も創造冥利と絶賛するであろう1手。しかも26歩とさせたからには60手め当然26馬のはずが郷田はなんと19角成。一挙に不動駒ふたつ解消という美の超絶技巧。
この一連の手順を見せつけられただけで本名人戦のフィナーレを飾るに相応しい。あとは羽生が91香目指して郷田の自由意志を引き継げるか。
 

理論にとって美とは何か  投稿者:マシュダ一家  投稿日:2009年 6月24日(水)14時50分47秒
  来期の主題を出し惜しみしているわけではない。郷田は森内と戦い、いままた羽生と戦っている。森内羽生の名人戦で線を結ぶ美を追及した当家。
郷田が初手に8分費やした理由を思い起こして欲しい。
第6局では当家のみが初日指摘した通り羽生は84歩を角で取り自ら後手の第一奇偶反転を解消。今度は違う。84歩を第一に取り込むか否かの権利を郷田自身が持っている。だから来期の主題がでる幕ではない。65歩双頭手から派生した連動双頭手66角は王手歩取り。この角は前回と違い84角にはならない。絵に描いた双頭のモチ。初手に回帰する決定権は玉の位置により後手が有している。これこそが人間が指す意味=美の構築への分岐の御旗。そこには厳然とした自由意志が存在する。郷田が今朝1時間長考したように。
 

羽生に逆用された新理論 玉加算法第七奇偶反転  投稿者:マシュダ一家  投稿日:2009年 6月24日(水)14時38分59秒
  郷田53角は64銀から連動手で63銀バックステップを目指したが40手め22玉が新理論における第七奇偶反転となり45歩2-2アタック成立。この新解釈抜きに単に従来通り48飛を第二奇偶反転解釈ではこの45歩は悪手のはずだった。郷田の構想をバックアップしたマシュー新理論を羽生に逆用されては最終盤トリック合戦繰り上げ。むしろこれからが郷田の真骨頂と期待。4筋光の柱は角換り腰掛け銀ならおなじみ。42飛中空三角理論で迎撃するには64銀の意味希薄。そこで同歩で逆1にしたが65歩の偶2で重ねられては後手が奇数番原理で進行させるしかない。もしこれを反転させるなら初手84歩を第一奇偶反転とする第6局同様の解釈を強いるか42飛または32飛を第八奇偶反転とする選択。飛車交換なら側面に弱い先手陣へ先攻できる。羽生の用意は65歩が双頭手となること。即ち66角直撃砲。黒升VS白升の戦いにする場合47から導入。
さて46歩が双頭手ならここで第八奇偶反転解釈は可能か。それは来期の主題。
 

二日目 封じ手76歩に郷田の長考 タンゴからブレイクダンス  投稿者:マシュダ一家  投稿日:2009年 6月24日(水)12時24分36秒
  こういうことがあるので第7局で泉を復帰させるべきだった。
郷田は何を1時間も考えていたか?
64角か53角しかない。34歩の偶2は83が傷になっているので後手即負け。
連盟棋士の第一感は手損回避の53角だが64角をなぜ当家が昨日推奨したか郷田が読み直していたわけではない。この1時間は読みではなく気分。朝は丸ごと俺の時間にしようと。
1時間で1手指すとしたら思考内容は以下。
0=どちらにしよーカナ
1=天の神様の言うとおり
2=ナノナノナ
3=ハゲキにハゲラ
4=涙ブクロのシノクマか
X=そーゆー意味でアンパンマン
それで53角が決定され10時直前に指された。
当家推奨64角の場合65歩53角の連動手ステップが心地よい。タンゴでパートナーが出した足に合わせて引くノリ。角や銀と言う駒はこの斜め後ろへの連動ステップが醍醐味。ところが郷田は相手のひと押しでふたつ下がった。アルゼンチンタンゴかコンチかと言う以上に違う。パートナーが太股押しつけてきたので慌てて腰ひねってバックステップ、タンゴ誘ったはずが郷田はブレイクダンス。それが当家の感想。
 

最終盤劇場の問題Y 投稿者:マシュダ一家 投稿日:2009年 6月23日(火)21時54分7秒

羽生とてそんな事情にあとから気がついた。普通の会社ならどこの社長でも知っていることを。連盟棋士に稼ぎ逃げはない。芸人のように舞台で死ぬのが本筋。大山や中原を見ろ。普通の感覚で脳が切れるまで指すか?
だから大内のように名人になれなかった理由を役得利用して公然と外野のせいにするような棋士は過去の名人の御霊に呪われて当然。石田先生と一緒にしてはいけない。名を継ぐとは精神を継ぐこと。汚点と見做された丸山とてまだA級で頑張っている。谷川は絶望の淵から蘇り脳をビシバシ叩きながら来期名人挑戦に燃えている。そんな最中に竜王戦や棋聖戦で劇場始めた羽生にアタマ来た郷田が反理論で殴り込みをかけたのが本局。だから明日は修羅場。郷田の脳が切れて死んでも未来数百年讃えられる。


最終盤劇場の問題X 千日手や持将棋を組織が拒否する理由 投稿者:マシュダ一家 投稿日:2009年 6月23日(火)21時37分35秒

すべてカネの問題。早いとこ締め切りに間に合わせろと。
将棋理論だけなら両者引き分けの場合はタイトルホルダー越年の文言ひとつで構わないが世間は白黒つけないとカネが動かない。
だから羽生は決して理論を極めることができない。それどころか故意に負けて喜ぶパパに。
カネの問題ならもっとシビアなことが待ち受けている。羽生が稼いだ銭は連盟再建に還元されなければならないと言う台所事情。そこが稼ぎっぱなしで逃げ得の野球やサッカーと違うドメスティックゲームのサガ。


最終盤劇場の問題4 点数の問題 玉を1点とした場合 投稿者:マシュダ一家 投稿日:2009年 6月23日(火)21時25分53秒

持将棋で点数勝負になった時に玉は1点の価値さえない。持将棋玉の価値は無限大どころか零点。玉だけは持ち駒にできないため。逆に言えば自分だけの駒は玉しかない。そこで面白いギャグがある。せめて歩並みに玉にも1点与えた場合どうなるか?当家が勧めるルール改正23点持将棋成立と全く同じ結果になる。現在24点で持将棋成立が連盟の公式ルールだが玉を1点と見做せば現在の23点で持将棋成立。
マシュー23点式が意味することは大駒を1歩と交換しても入玉を成功させれば引き分けに持ち込めること。こうなった場合双頭手以上を序盤から奇偶反転理論に組み込む用意がないと理論が説明できない例外が多発してしまう。


最終盤劇場の問題3 ではなぜ双頭手まで奇偶反転理論に? 投稿者:マシュダ一家 投稿日:2009年 6月23日(火)21時24分33秒

以前なら最終盤はすでに読みだけの範疇で済ましていた。棋士がミスした場合は理論と無縁と。ところがとんでもないことが日常化しつつある最終盤。 森内が羽生に大逆転喰らった昨年の名人戦を頂点とし連盟将棋は劇場化しただけであろうか?
関西棋士は「奥の手」と笑いながら王手の双頭手で敵の攻め駒を抜く飛車打ちの解説を好む。これを突き詰めると持将棋になった時に角や桂の双頭手で1点多く取って勝ちと言うケースに至る。
そう。持将棋が見えた時にソコまで必要になる気配がある。


最終盤劇場の問題2 自陣駒アタリ原理の範疇 投稿者:マシュダ一家 投稿日:2009年 6月23日(火)21時23分7秒

渡辺明やシノが「先手持ちたい」と32手めの局面で述べたのは後手72飛が無駄手に見えたため。おかげで84歩も存在が霞み後手が2手分遅れたかのように見えてしまう。郷田の大局観は違う。先手飛車が現在無力でも後手飛車は敵玉を直撃する位置。だから後手は33銀も必要なく先手のみ77銀で転ばぬ先の杖で備えた。すべて序盤のツケ。先手は要の左金を玉1枚で死守しているが後手の要の左金は銀と玉で二重に死守されている。谷川や康光の駒評価値では玉が無限大にされたが当家は違う。見たとおり玉も攻防に参加。現在自陣駒アタリ原理の範疇で郷田優勢。攻めの右銀も郷田は3段目、羽生が2段目。だから渡辺明の大局観が狂っていると郷田なら言うであろう。

最終盤劇場の問題1 旧理論だけなら答えは簡単 投稿者:マシュダ一家 投稿日:2009年 6月23日(火)21時21分4秒

マシュダ一家もついに理論極まって発狂した?
数字が並んでアタマ痛い場合はくだけた話でほぐす。
連盟棋士なら25手めの局面で優劣がついているはずと直感で判るであろう。それがどちらか判らない時に歩間理論及び奇偶反転を使えば答えは明解。先手が3-3Aで勝ちと。これが旧理論。羽生はマシュー理論通り指しているので自然に見えて当然。ところが郷田が真っ向勝負で挑んできた。羽生に対してではなく理論に対して。


奇偶構造とは何かZ 来年の名人戦課題局 投稿者:マシュダ一家 投稿日:2009年 6月23日(火)19時56分33秒

前局で少しだけ触れた「双頭手以上を奇偶反転に取りこめるか」の問題。
封じ手が76歩の場合以下65歩に34歩の偶2は63歩成が残り後手負け。よって53角と逃げるが先手が1手分得したと見た場合65歩が奇偶反転を加算した双頭手と解釈できる。すると1-3構造が自動的に後手のフィールドになると言う仕掛けが65歩敗着の理由。ただし双頭手や三頭手が出て大逆転と言うことは最終盤よくある。だから双頭手以上を奇偶反転に取り込むときはすでに歩間理論も役目を終え駒アタリ原理の範疇のみで思考。来年の課題。最終盤が今尚難解な理由としてこの課題は残したい。


奇偶構造とは何かY 羽生の二枚舌の裏を読む 投稿者:マシュダ一家 投稿日:2009年 6月23日(火)19時34分27秒

二枚舌=棋譜を見た通り。マシュー理論なら大悪手のはずの46歩4-2構造から敗着の45歩2ndAを郷田が畏れて71角成阻止に奇偶反転で72飛を指すと思い込んでいる。郷田は84歩が無力化するので第二奇偶反転と見做し偶数番型棋士の思考法で45歩2ndAを阻止したと解釈。この将棋は先手の飛車先不突きをめぐる合戦。後手の84歩が前局同様無力化するのか84歩を逆行奇偶反転扱いするのかが旧解釈の戦い。
当家は違う。後手の顔84歩を無力化せずに玉移動を今回第四奇偶反転として取り込む。すると渡辺明が予想する羽生の封じ手76歩は大悪手。以下64角に後追い第二弾65歩は敗着。


奇偶構造とは何かX 1の正体の影 投稿者:マシュダ一家 投稿日:2009年 6月23日(火)19時18分37秒

1とは玉それ自体の投影。将棋の鉄則1=王手を避けないと負け。
だから駒アタリ原理では王手をアタリ勘定できなかった。これこそが1の原型の影。他の駒はすべてアタリを無視しても即負けではないためアタリ加算ができた。王手だけは例外。この例外駒を双方ひとつずつ持っている。それが動く度に奇偶の申し子1が見え隠れ。


奇偶構造とは何か4 72飛第四奇偶反転解釈 投稿者:マシュダ一家 投稿日:2009年 6月23日(火)19時16分13秒

17時中継再開から羽生は即座に席を立ち15分ほど戻ってこなかった。
その間も郷田はコンコンと考え続け指した手が32手め72飛の奇偶反転。
もしこれが旧解釈のままなら先手の悪手で作成された完全偶数番構造を後手が第一奇偶反転で自ら捨てた大悪手。ところが玉移動分を加算すると72飛が第四奇偶反転となり46歩を悪手に逆行相転化できる。つまり羽生が悪びれて舌出しながら放った46歩の裏理論を応用して郷田は正解手を指したと新理論は語る。よって新理論は郷田優勢と結論。


奇偶構造とは何か3 奇手46歩 悪手で握手の裏構造 投稿者:マシュダ一家 投稿日:2009年 6月23日(火)19時11分42秒

31手め46歩に渡辺明が驚き連盟棋士は口をそろえて見たことないと言う。羽生はひとめ42玉を悪手と見做し4-2構造の悪手を放ったと当家は読む。悪手で握手。
では4-2構造をどう説明したら正当化できるか。居玉を最善形と見做せば玉移動に奇偶反転のナンバーが適用できる。角移動は先後同じでも先手だけ玉移動がひとつ多い。これを第三奇偶反転と見做せば46歩の4-2構造が正当化できる。


奇偶構造とは何か2 3-2A解体の落とし種 投稿者:マシュダ一家 投稿日:2009年 6月23日(火)19時09分25秒

25手めが2ndAで後手の偶数番原理始動。結果α2となり先手に手番が戻る。76歩を阻止して66歩死守の67金で再度戻る手番。
30手め42玉は平3-1の後手悪手と言うのが旧理論の結論であった。しかし郷田が指したからには先に進む。新理論の奇偶定理を応用。
奇偶定理1=3+1=4
奇偶定理2=(9-3)+(9-1)-9=6+8-9=12-9=3
先の3-2構造とは逆の結果になっているのは1が奇数計上されているため。ではどうしたら1を偶数と見做せるのか。


奇偶構造とは何か1 新マシュー理論試作 投稿者:マシュダ一家 投稿日:2009年 6月23日(火)19時02分13秒

いよいよ本名人戦シリーズのクライマックス。
今までさんざんワカンナイで避け続けた奇偶構造にメスを入れる。
奇偶定理1=奇偶上部構造+奇偶下部構造=奇数
本譜3-2構造も謎多き3-4構造も上下足せば必ず奇数。
歩間定数から上下構造をそれぞれ引いて足すと必ず奇数= (9-奇偶上部構造)+(9-奇偶下部構造)=奇数。
本3-2構造をこの法則にあてはめた場合
3+2=5
(9-3)+(9-2)=6+7=13
偶数番原理の優位性を抽出するために13から歩間定数を引く。
奇偶定理2=(9-3)+(9-2)-9=6+7-9=13-9=4
十進法では13は奇数だが将棋では九進法なので偶数値が出る。


26手め3-2A+α! 投稿者:マシュダ一家 投稿日:2009年 6月23日(火)16時33分1秒

郷田の主題完結。序中盤3-2構造の謎を真っ向から解体する瞬間。
郷田、明日死んでもいいから勝て。


25手め35同角 投稿者:マシュダ一家 投稿日:2009年 6月23日(火)16時26分8秒

最終盤なので先手の指し手は絶対手。歩損を取り返すだけ。渡辺明程度の解説なら68角の1手を省略して先手が3筋歩交換成功に満足と言うであろう。「カミさん売っても先手が欲しい」と公言するのがカネ棋士だから。
すでに最終盤で先手は歩損回復に後手を引いている。「カゼは引いても後手引くな」。もらった手番で郷田は何を見せるのか。


24手め35同歩 投稿者:マシュダ一家 投稿日:2009年 6月23日(火)16時21分46秒

24手で終盤戦まで完了。残りは連盟用語なら最終盤。
フィナーレ導入は35同歩で後手が先に歩得で優勢。序盤で躊躇した例の35歩が連動手で指せて勝勢気分でもいいほど。


23手め35歩 投稿者:マシュダ一家 投稿日:2009年 6月23日(火)16時18分30秒

羽生はご覧の通りマシュー理論に忠実に奇数番で3-3A。教科書読むだけのことなので未来の子供がアクビする手。

22手め73銀 投稿者:マシュダ一家 投稿日:2009年 6月23日(火)16時16分4秒

ここで3-3Aは敗着。康光がデビル相手に偶3-3やって押し倒した時は歩間理論が公開されていなかった。今では羽生どころか森内康光ともどもマシュー理論に反すると負けと悟っている。

21手め78玉で3rdアタック準備 投稿者:マシュダ一家 投稿日:2009年 6月23日(火)16時11分37秒

郷田の千日手回避の誘いに羽生がヌカ喜び。
書くことがあるとすれば第四奇偶反転をご破算にする清算法。
2ごとに消去できるが先の7番勝負の例に従い4まで一挙に清算。


20=74歩 3-3構造の挑発 投稿者:マシュダ一家 投稿日:2009年 6月23日(火)16時07分45秒

郷田の気迫十分。35歩の仕掛けを3-3構造で許しては後手負けのため68玉の角筋停止の瞬間のグランサタン。すでに終盤。
序盤8手、中盤8手、終盤8手で24手組が当家。


19=68玉 大爆笑 投稿者:マシュダ一家 投稿日:2009年 6月23日(火)16時03分25秒

見ただけで暑苦しい第三平4-2。王位戦が羽生でなくてよかった。深浦も今度は木村相手なら変身するであろう。

18=43金 投稿者:マシュダ一家 投稿日:2009年 6月23日(火)16時00分44秒

4-2構造を郷田のように諸手で受けるかいきなり4-2Aかの選択。千日手にするか否かの地点1。阿部相手に羽生が3-3Aを先手で仕掛け千日手にされた竜王戦は最近のこと。

17手め79角 大爆笑 投稿者:マシュダ一家 投稿日:2009年 6月23日(火)15時51分12秒

こんなのが永世名人?森内が先でも大差ないどころか順当。昭和の名人たちは大爆笑どころか嘲笑しているであろう。第二奇偶反転で4-2構造をそのまま後手に御中元どーぞと差し出しているだけなのだから。
後手が先導し先手が追随していることの裏の意味?
52金に58金がみたまんまのブランコバック。だから66歩が悪手。
羽生が経験値66歩で後手の急戦を敬遠した理由。
1=初日終演のブザマな将棋は避ける。角換り腰掛け銀避けた理由同様。
2=昨日の王位挑決のような桂香無視のカタワ将棋は見せられない。
3=郷田には支払い遅延が一番利く。
4=千日手回避の故意の隙。
しかしそれなら77銀で堂々と受けるべき。


16=44歩 相矢倉なら後手大逆転の好手だったが 投稿者:マシュダ一家 投稿日:2009年 6月23日(火)15時39分3秒

すでに後手のみ角引きで1手使った第一奇偶反転の状態で指すと今度は悪手。ではここで3-2Aを指すべきなのか?郷田は否。最初のチャンスをカリソメの悪手で見送れと。なぜなら次に羽生が「悪手に握手」すると判っているため。

郷田の31角に15=36歩 投稿者:マシュダ一家 投稿日:2009年 6月23日(火)15時34分54秒

この36歩が11手めに指されたら当家も驚き羽生のチャレンジ精神を讃えたが15手めでは当たり前の手。ここで突かないと64角先行または31角を第一奇偶反転と見做すマシュースペシャル35歩。MS35は3-2構造からの仕掛けで連盟将棋には皆無。当家のみの秘伝。

郷田の左美濃指向に13=77銀 投稿者:マシュダ一家 投稿日:2009年 6月23日(火)15時27分43秒

最初から77銀指していれば66歩や58金は不要だった。77銀は32銀の対=角引きから角筋確保+早囲い。つまり後手のマネ。

11手め58金は悪手連鎖 投稿者:マシュダ一家 投稿日:2009年 6月23日(火)15時24分48秒

悪手68銀と66歩のツケ。逆に先手は後手に作戦を明示させることで搾取または故意の緩手連鎖で後手の千日手指向を麻痺させる狙い。タカミチが先手で鈍いのはそうした理由。その欲求不満から後手では横歩取り85飛を指すようになった。羽生は次の世代棋士なので悪習をマネしても普通。

郷田の10手め52金 投稿者:マシュダ一家 投稿日:2009年 6月23日(火)15時19分6秒

1時間程考えた模様。当家でも9手めまで2時間あれこれ楽しめた午前中なので早い決断。42銀の第二平4-1構造との相違は42地点が空白であること。意味は表向きふたつ。
1=31角筋確保
2=42玉からの早囲い
では52金も省略して最初から32銀の第二平ならどうなるか。或いはいきなり4-1Aはあるのか。そうしたことをあれこれ考えると1時間では足りないほどの楽しみ。


1とは何かY 8と9の葛藤 投稿者:マシュダ一家 投稿日:2009年 6月23日(火)12時23分42秒

6手めは平4、7手めが新規5。いずれも悪手ではない。理論通りの数値。
では8手めの4-1構造とは何か。1を削除するなら4-0完全偶数番構造と見做せるのか。これが8手めの葛藤。渡辺明のように64歩か54歩かの実利思考だけなら郷田は考えない。理論は8手め74歩があるかという質問から棋士に聞いている。つまり今日時点で渡辺明はすでに未来の棋士ではない。郷田の躊躇の方がより広い世界を見ていることを当家は実感。郷田が実際に74歩或いは完全偶数番構造6の44歩を思考したかどうかは詮索不要。ここで長考の刻印を残したことが素晴らしい。結果4-1Aを見せる最も攻撃的な54歩選択。この手で9手め48銀が攻防として面前に立たされる。64歩の場合は78金で受動のみ。いずれも平4-1。
ではこの1とは何か。
1=後手が作成したアタリ権利。
2=先手が搾取目的で後手に作成させたアタリ権利。
3=歩間5打開の後手の勝負手。
4=後手を優位に導く4-2構造への前段階。
羽生の9手め48銀を見て郷田は10時前に指せなかった。
美しい着物姿だけを視聴者に見せて思考。
葛藤後にも消えない意味があるとすれば指し手自体の価値ではなくこの瞬間を共有した記憶だろうと思う。いい時間であった。


1とは何かX  投稿者:マシュダ一家 投稿日:2009年 6月23日(火)11時59分51秒

羽生の68銀見て「期待通りの矢倉」としか言えない連中は何が面白くてそんな言葉を吐き続けるのであろう。渡辺明。5手め66歩に何も言えないのか?最強は平3。66歩は悪手。4手めが初形なら羽生は初手で悪手を指したことになる。
77銀は後手の急戦を誘うことになると言う風潮が最近の傾向。渡辺明がそれに言及しなかったのは羽生の66歩に逃げと畏怖を感じたからに他ならない。情けで竜王位を禅譲された礼は敬意となって畏怖となる。
前局の陽動は後手の初手84歩第一奇偶反転解釈の問題。この手を指さなかったとする後手は1を削除している。
では現代矢倉などとたいそうな名前をつけた本戦法はどうか?
84歩が第一奇偶反転ならば66歩は最善手となってしまう。後手は従って66歩の時点ですでに陽動作戦ができないと歩間理論は語る。


1とは何か4 9の構造 投稿者:マシュダ一家 投稿日:2009年 6月23日(火)11時41分31秒

相撲には1がない。1個しかないボールの行方を追う球技と違ってセーノで始まる。水泳や陸上競技もそう。だからセーノ競技には絶えずフライングがつきまとう。羽生はかつて将棋をジャンケンに例えて鼻を鳴らした。ジャンケンはセーノで勝負を決める。将棋は同時に指すことができない。1手2手と先後を分ける。チェスの場合はこの先後をひと組にして1手と勘定。なぜこんな相違が出来たのか。8X8と9X9の違いによる。
8の構造=1-3-5-7VS2-4-6-8
9の構造=2-4-6-8VS3-5-7-9
3手め68銀は歩間理論で言えばフライング。その手は違法だから指し直せと理論は言う。しかし将棋のルールで指し直しは反則負け。8年前の竜王戦では初手を写真撮影のために何度も指し直していたが現在この悪習は廃れた。やはり誰かが「ソレおかしーんじゃないの?」とハッキリ言わないと悪習は直らない。
羽生が悪手を指したのだから郷田も遠慮いらない。俺も悪手を指すと34歩。これが所謂「悪手で握手」の4手め。
7番勝負で2勝2敗になると残りは3番勝負と言う解説がよくある。最初の4番はなかったことにしようと。将棋で言うなら最初の4手はなかったことにしてこの4手めの局面を初形にして指し始める具合。
では3手めの先手の悪手に対して後手の悪手以外の手はあるのか?
平2を取れるかと言う問題。歩以外の駒を動かす。こうした興味が未来の将棋への期待であって悪手に握手しつづけた連盟将棋がPCに負ける日がどーのこーの言ってるタコ族は海に帰還して頂きたい。


1とは何か3 ダメな羽生の68銀 投稿者:マシュダ一家 投稿日:2009年 6月23日(火)11時08分29秒

3手めにしてすでに悪手を指す現役名人。こんなのばっかだからカネ人間ばかり周囲に群がる。永世現役名人名乗り続けるなら最強26歩を指すべきであろう。歩間3を堂々と張る。なぜそれが羽生にできないのか。角換り腰掛け銀では郷田に勝てないと言う実利主義。カネ>理論。それが羽生のプロ根性であって郷田はそうした勝負師魂が鼻持ちならない。渡辺明が角換り腰掛け銀のカの字も言えないのは同類だから。2手め指す前にムっと後追いでペットボトルに手をかけ羽生より先に水を飲んだ郷田。26歩来いと殺気を送りつつ。「そうした意味では」の決め台詞が飛んでくる前に躊躇なく68銀。こうした態度を連盟棋士は「羽生さんはここ一番でヤグラ」と呼んできた。冒頭に戻り「こんなのばっか」。

1とは何か2 郷田の2手め 投稿者:マシュダ一家 投稿日:2009年 6月23日(火)10時50分27秒

34歩はいきなり角交換する権利を先手に与える=前稿3連チャン手損角換りで後手優位が顕著になった場合先手が後手の権利を剥奪するために3手めに角交換。現在手損角換りで後手必勝が証明されたわけではないので先手はそこまでしなくともよい。しかし34歩とはそうした権利をすべて先手に渡してしまう最も屈辱的な手かもしれない。
歩間2を取れと言う歩間理論。ところが34歩では1が奇数。だから後追いになってしまう2。2を開始点にする歩間2こそが84歩。
こうした重要な手に8分考えて何がおかしい。羽生、渡辺。金と名誉しか頭の下にない貴様等は恥ずかしくないのか。


1とは何か1 名人初手76歩 投稿者:マシュダ一家 投稿日:2009年 6月23日(火)10時38分52秒

奨励会の就職意識は名人防衛を期待し羽生を先手に。理論ではメシ食えないので実戦でカネ寄越せとの総意。創意はない。だから羽生もノータイムで初手を指す。1手めとは何か。奇数なのか。
ではなぜマシュダ一家は本名人戦で3-5-7-9と2-4-6-8を奇偶の対とし1を例外視したのか。郷田はそれを再度考えて二手目がすぐに指せなかった。
郷田なら84歩に決まってんダロと周囲が決めつける場合は実戦勘定しか頭にない。理論を直視していないデータ=連盟所帯に洗脳されNHKも大好きな過去の対戦成績、得意戦法、最近の勝敗動向。将棋は競馬か?
1=ダメな名人羽生。早く指せとペットボトルに手をかけるだけ。
2=ダメな解説渡辺明。カネと名誉に直結する勝ち方が発言根拠。
3=ダメな立会い石田。羽生勝ちダロと予定稿出してワカンナイ?
4=ダメなデータ記者。目障りと言う必要ないくらい存在感なし。
最近の理論の動向を語る者は郷田以外ソコにひとりもいない。


爆笑ズッコケ46銀 投稿者:マシュダ一家 投稿日:2009年 6月22日(月)15時42分29秒

道新には泣きの46銀。これではピンクのゴリラもダッチワイフも大差ない。タイトルは無理。最強はアレしかない。谷川ならひとめ。今度は木村がユデだこになる風情しか楽しみない。 当家は解散。

終了日時:2009/06/22 20:03
持ち時間:各4時間
棋戦:第50期王位戦 挑戦者決定戦
場所:東京将棋会館
先手:橋本崇載 七段
後手:木村一基 八段
▲7六歩 △3四歩 ▲2六歩 △3二金 ▲7八金 △8四歩 ▲2五歩 △8八角成
▲同銀 △2二銀 ▲3八銀 △3三銀 ▲1六歩 △1四歩 ▲3六歩 △7二銀
▲3七銀 △6四歩 ▲4六銀 △6三銀 ▲3五歩 △同歩 ▲同銀 △5四銀
▲7七銀 △8五歩 ▲7五歩 △6五歩 ▲7四歩 △6四角 ▲4六角 △5五銀
▲同角 △同角 ▲4六銀 △6四角 ▲5五銀打 △同角 ▲同銀 △7二金
▲7三歩成 △同金 ▲7六銀 △3六歩 ▲7四歩 △6三金 ▲4五角 △5四銀
▲3六角 △8六歩 ▲同歩 △4四銀 ▲4六銀 △8六飛 ▲8七金 △8二飛
▲8六歩 △7四金 ▲5六歩 △6四金 ▲7八飛 △7四歩 ▲7五歩 △6六歩
▲同歩 △7五歩 ▲同銀 △同金 ▲同飛 △7三歩 ▲5八金 △3九角
▲5五歩 △6六角成 ▲7九飛 △4五銀打 ▲7七金 △5六馬 ▲5七金打 △6五馬
▲1八角 △4六銀 ▲同歩 △5五銀左 ▲6九飛 △6七歩 ▲3三歩 △6八銀
▲同金 △同歩成 ▲同飛 △6七歩 ▲5二歩 △同玉 ▲6七金左 △6六歩
▲同金直 △同銀 ▲同金 △6七歩 ▲同金 △3三金 ▲5六銀 △7五馬
▲5五歩 △6五銀 ▲7六歩 △8六馬 ▲6五銀 △6八馬 ▲同玉 △8九飛成
▲6四銀打 △7八飛 ▲5七玉 △1八飛成 ▲9六角 △7四桂 ▲同銀 △3九角
▲5六玉 △6六金 ▲同金 △5八龍 ▲6五玉 △6六角成 ▲同玉 △5六金
▲7五玉 △8四金
まで130手で後手の勝ち


木村のは反省ザル座り 投稿者:マシュダ一家 投稿日:2009年 6月22日(月)15時38分2秒

アレ指されたら負けと覚悟した模様。同情誘おうと反省ザル座り。
ソレ見てピンクの口元パックリの橋本が缶コーヒーへ。


5からの逆算なら橋本勝ち 投稿者:マシュダ一家 投稿日:2009年 6月22日(月)15時33分46秒

どうやらゴリラ5が見えた模様。木村焦って退席中に確認の読み入れゴリラ座り。ピンクの王位戦なら深浦も大喜び。まあ挑決なので5止まりでも十分。

平5で逆転 投稿者:マシュダ一家 投稿日:2009年 6月22日(月)15時24分14秒

ピンク橋本、眉間に皺で長考中。平5で逆転。アレのみ。
谷川を思い出せ。


ピンクの重心移動 投稿者:マシュダ一家 投稿日:2009年 6月22日(月)15時18分8秒

ピンクのブタなら幸福だがピンクのゴリラは降伏?うん。
棋士の顔が中継中にピンク色に染まって行く様は初めて。
道新あげての中継大成功。ピンクの顔にピンクのネクタイ。
ここが最後のチャンスと見てピンクの重心移動。
ハシモト、ダメモトで行け。


橋本に似合う着物 投稿者:マシュダ一家 投稿日:2009年 6月22日(月)15時04分22秒

赤穂浪士や新撰組の装束でも似合うのはハシモだけであろう。
好調のNHK講座も金髪ゴリラのまんまでやれば大受けだった。
木村が森下に唆されて悪手指したのでチャンス。


木村優勢意識の退席 投稿者:マシュダ一家 投稿日:2009年 6月22日(月)14時57分43秒

橋本が5取れないだけなのでそんなに威張ることない。
先手=54+65
後手=74+86
連偶4で後手に手番+持ち角+歩なので申し分なしだが。
橋本ハンカチもピンクならよかった。


51手め86同歩 投稿者:マシュダ一家 投稿日:2009年 6月22日(月)14時53分1秒

平偶4取るようでは腰砕け。中継静止画でも橋本落胆。
「こんな弱きのウケが俺の本性?うん」


駒アタリ偶数番4でまずは後手逆転成功 投稿者:マシュダ一家 投稿日:2009年 6月22日(月)14時48分36秒

すでに歩間理論から駒アタリ原理へ移行し後手は指しやすい。奇3から86偶4でまずは後手逆転成功。以下ハッシーがゴリラの5を取る展開なら有望。王位戦だと深浦が6で羽生を沈めたがハッシーセブンスが出れば新王位の条件十分どころかおつり。道新迫真の中継も山場へ。

第四奇偶反転から駒アタリ奇数番3 投稿者:マシュダ一家 投稿日:2009年 6月22日(月)14時36分11秒

75歩で郷田思い出すなら74歩で俺をと言う谷川。
橋本の芸もその集積上に増築された。谷川74歩は当時新鮮だったが現在主流の64角応手も即日当家で変化作成されていた。森内は封じ手同歩で応じたが偶2を嫌ったため。本譜だけ見ると39手めまで橋本の構想を芸術的と言いたくなるかもしれない。元構想の谷川自身が75歩までを修正手順で構築し74歩で初めて開拓。あの名人戦74歩はひとめ無理、やっぱ無理となったが今回さらに修正してこうなった。ハシモのオリジナリティは第四奇偶反転で先手が奇数番を奪還すること。今回は45角で駒アタリ奇数番3が該当。木村が初めてマシュダ一家理論に目覚めたのも対藤井で当家が分析した奇3からなのでこの程度ならまだまだ。


閑話休題Y 2009.06.22王位戦挑決橋本木村 手損角換り55銀3 投稿者:マシュダ一家 投稿日:2009年 6月22日(月)12時26分57秒

1筋交換の3-2構造が早繰り銀示唆で2-3反転。18=64歩が3-3逆転構造で昨日の康光同様。よって21=35歩が悪手になるはずだが27=75歩で先手が1-4構造を取り逆転。もし28手めに後手が94歩や44歩の2-4構造にすると負け。75歩は郷田棋聖を思い出す。橋本退席。木村14分程で65歩0-5構造で再逆転。ゴリラに戻ったハシモの顔で74歩完全5thAで悪手指し自認。他に三種の悪手5thA有り。30=64角が偶2悪手連鎖。46角の逆偶2で逆転。よって清算。同歩は以下先手が馬作成で62金変化。64銀が癪で受け一方になるので先受け。逆1を取るだけのことと後手は楽観。結果第三奇偶反転で手損角換り55銀3となりシリーズ完結、74歩が悪手5thAのままかと木村は思ったが昼食前に単純なことに気がつき72金。
橋本55銀3は35から跳躍奇偶反転で55に行ったと見るか46から第二奇偶反転なのか混同しやすい昼前。46銀で64角と引いた1手分で55銀成立。これも連動手で39=2nd55。この局面は29手めと比して
1=54銀が後手の駒台に=1手
2=35銀が55銀に=2手
つまり手損角換り+1+2=第四奇偶反転となり29手めの大悪手が39手めで好手となる一大トリック。この仕掛けはタイトル戦並。シリーズ3は大概1を越えられないがすでに棋聖戦第2局以上。 ハシモ見せる。


閑話休題X 2009.06.21ネット最強戦森内康光 手損角換り55銀2 投稿者:マシュダ一家 投稿日:2009年 6月22日(月)00時05分48秒

28=35銀が前項55銀と同じ44発想。木村が初めて康光に影響与えた証拠。昨年棋聖だった康光がマネするほど棋聖戦第2局の55銀が衝撃的だった。しかしこの定跡は康光森内らが築いてきたと言う自負が彼らにもあるのでこれからが二人の境地。
36歩なら44銀で先手歩切れで負け。そこで3-2構造にした森内。31=14歩が4-2構造作成の悪手。後手から仕掛けがないため森内命拾いで58金。単馬作成は後手負け。康光は3-3逆転構造で74歩選択。他には65歩と15歩。74歩だったため森内に16歩で2-4完全偶数番構造に戻され再々逆転。よってすでに作戦負けで34=75歩が敗着。以下森内の偶2地獄にはまり最終持ち歩も歩が4対3でぴったんこ。

開始日時:2009/06/21 20:00:00
棋戦:大和証券杯最強戦
戦型:手損角換り
持ち時間:30分
先手:森内俊之九段
後手:佐藤康光九段
▲7六歩 △3四歩 ▲2六歩 △3二金 ▲2五歩 △8八角成
▲同 銀 △2二銀 ▲4八銀 △3三銀 ▲3六歩 △6二銀
▲3七銀 △6四歩 ▲6八玉 △6三銀 ▲4六銀 △5四銀
▲7七銀 △4四歩 ▲3五歩 △4五歩 ▲3四歩 △同 銀
▲3七銀 △3三金 ▲7八玉 △3五銀 ▲5六歩 △1四歩
▲5八金右 △7四歩 ▲1六歩 △7五歩 ▲同 歩 △3九角
▲5五歩 △同 銀 ▲7四歩 △3六歩 ▲3八飛 △7五角成
▲3六銀 △4四銀左 ▲5二歩 △同 金 ▲2二角 △7六歩
▲8六銀 △7四馬 ▲1一角成 △8四歩 ▲2一馬 △8五歩
▲7五歩 △6三馬 ▲7四桂 △8三飛 ▲9五銀 △9四歩
▲8四香 △9三飛 ▲8一香成 △9五歩 ▲8二成香 △4六歩
▲3四歩 △同 金 ▲4六歩 △3七歩 ▲同 飛 △4六銀
▲4五歩 △3七銀成 ▲同 桂 △5四馬 ▲同 馬 △同 歩
▲4四歩 △7七銀 ▲同 桂 △同歩成 ▲同 玉 △6五桂
▲6六玉 △5五角 ▲7六玉 △7七角成 ▲8五玉 △8四歩
▲同 玉 △9四飛打 ▲8五玉 △9九馬 ▲6二銀 △同 金
▲同桂成 △4一玉 ▲4二銀 △同 玉 ▲4三銀 △同 飛
▲同歩成 △同 玉 ▲6一角
まで105手で先手の勝ち


閑話休題4 2009.06.19棋聖戦第2局羽生木村 手損角換り55銀 投稿者:マシュダ一家 投稿日:2009年 6月21日(日)15時56分57秒

木村が55銀指したことで王位挑戦の権利ゲット。それほど意味ある1手。明日は勝っていいから。橋本講座はソツなさすぎで最近ウンに落ちた。よって深浦に勝てない。
44銀は挑決で否定した当家だが竜王戦55銀は絶賛。半ば焼けクソ気味だったはずの55銀に当家も手を焼きやがてその効能がジワジワきた晩秋。風情があった。
違う戦形で同一化現象があると気の流れを感じる。
羽生は昼食挟む大長考でネタ作りの38歩だが名人戦72歩の対。
今度は大逆転劇なし。羽生は局後即時34銀が正解と述べたがそれなら楽勝コース。
木村は郷田に負けたが羽生に勝って王位挑決なので思う存分深浦をアブってくれる。

開始日時:2009/06/19/9:00
棋戦:第80期棋聖戦五番勝負第2局
戦型:手損角換り
持ち時間:各4時間
消費時間:▲228△229
場所:兵庫県「ホテルニューアワジ」
先手:羽生 善治棋聖
後手:木村 一基八段
▲7六歩 △3四歩 ▲2六歩 △3二金 ▲7八金 △8四歩
▲2五歩 △8八角成 ▲同 銀 △2二銀 ▲3八銀 △3三銀
▲6八玉 △6二銀 ▲3六歩 △6四歩 ▲3七銀 △6三銀
▲4六銀 △5四銀 ▲3五歩 △同 歩 ▲同 銀 △8五歩
▲7九玉 △8六歩 ▲同 歩 △同 飛 ▲2四歩 △同 歩
▲7七角 △8二飛 ▲2四銀 △同 銀 ▲同 飛 △2三歩
▲2八飛 △5五銀打 ▲5八金 △3六歩 ▲3八歩 △6五歩
▲8三歩 △同 飛 ▲2二歩 △同 金 ▲6四銀 △4四角
▲5五銀 △同 銀 ▲4五銀 △8六銀 ▲4四銀 △同 銀
▲5六角 △8七歩 ▲6五角 △8四飛 ▲8五歩 △8八歩成
▲同 角 △5四飛 ▲6九玉 △3二金 ▲2四歩 △同 歩
▲同 飛 △2三歩 ▲3四飛 △3三銀打 ▲3六飛 △6四飛
▲8三角成 △8七銀打 ▲同 金 △同銀成 ▲6六角 △6二飛
▲2二歩 △同 金 ▲5九玉 △4二玉 ▲4六歩 △6五歩
▲7五角 △7二金 ▲同 馬 △同 飛 ▲6三金 △2七角
▲7二金 △3六角成 ▲6二飛 △3一玉 ▲6一飛成 △4二玉
▲6二龍 △4一玉
まで98手で後手の勝ち



反省会へ 投稿者:マシュダ一家 投稿日:2009年 6月16日(火)15時18分45秒

すでに羽生が郷田からのプレゼントを素直に受けて即時3rdA。以下第七奇偶反転で2ndAの権利もすべて先手が有し当家は降参。素直に反省会。
44=66歩疑問
46=65歩悪手
48=郷田ワールドは84歩を取らせる逆行第四奇偶反転でここで4thAが成立すると算段。
50=ところが42角で再度の第五奇偶反転。
51=36銀で手順に35歩を死守され4thA失敗。
52=64角なら第五奇偶反転3rdAだったが32飛は敗着。恐らく郷田は64角が第五と勘違いして手順前後でも同じ変化と読み間違えた。魔が差す昼食休憩。
では大逆転はあるか?
ない。

開始日時:2009/06/15  9:00
終了日時:2009/06/16 21:02
表題:第67期名人戦七番勝負第6局
棋戦:名人戦
戦型:陽動振飛車
持ち時間:各9時間
消費時間:▲8時間53分△8時間59分
場所:京都市下京区・東本願寺渉成園
先手:羽生 善治名人
後手:郷田 真隆九段
▲7六歩 △8四歩 ▲6八銀 △3四歩 ▲6六歩 △6二銀 ▲5六歩 △6四歩 ▲7八金 △6三銀
▲4八銀 △4二銀 ▲2六歩 △4四歩 ▲2五歩 △3三角 ▲7七銀 △4三銀 ▲7九角 △2二飛
▲6九玉 △6二玉 ▲5八金 △7四歩 ▲6七金右 △4五歩 ▲3六歩 △7二玉 ▲5七角 △7三桂
▲7九玉 △5二金左 ▲8八玉 △5四歩 ▲3七桂 △4四銀 ▲4六歩 △同 歩 ▲同 角 △4五歩
▲5七角 △6五歩 ▲4七銀 △6六歩 ▲同 角 △6五歩 ▲8四角 △3五歩 ▲同 歩 △4二角
▲3六銀 △3二飛 ▲2四歩 △同 歩 ▲5七角 △2二飛 ▲4六歩 △6四角 ▲6六歩 △4六歩
▲4八飛 △3二飛 ▲6五歩 △同 桂 ▲6六角 △5五歩 ▲4六飛 △4三歩 ▲4五歩 △3五銀
▲同 銀 △同 飛 ▲3六歩 △3四飛 ▲4四歩 △同 飛 ▲4五銀 △5六歩 ▲同 飛 △3七角成
▲4四銀 △同 歩 ▲2二飛 △8六歩 ▲同 銀 △9四桂 ▲4六歩 △6四銀打 ▲5三歩 △6二金寄
▲8四角 △5五歩 ▲6六飛 △7三銀打 ▲9五銀 △8六歩 ▲7三角成 △同 玉 ▲8六歩 △4八馬
▲2一飛成 △6九角 ▲8五桂 △7二玉 ▲6五飛 △8六桂 ▲7三銀 △同 金 ▲同桂成 △同 玉
▲8五桂 △8三玉 ▲8四歩 △同 馬 ▲同 銀 △同 玉 ▲7三角 △同 銀 ▲9五金 △同 玉
▲7三桂成 △7五銀 ▲9六歩 △8四玉 ▲8三成桂 △同 玉 ▲6三飛成 △7三金 ▲7二銀 △同金上
▲8一龍
まで131手で先手の勝ち


52=32は第六奇偶反転 偶数番型の棋士郷田へ回帰した瞬間の敗着 投稿者:マシュダ一家 投稿日:2009年 6月16日(火)14時49分25秒

郷田のメタモで奇数番原理で羽生を迎撃したかと思えば昼食後本来の習性に戻り第六奇偶反転とは。
これで先手羽生が奇数番をもらい先手からの3rdアタック成立。
恐らく谷川でも構築できる攻め手順。谷川がそこにいるのなら先に言っちゃえばいい。羽生が谷川の手などマネできるかと逆噴射するかもしれない。


二日目 郷田ワールドで84第一奇偶反転解消及び2nd第五奇偶反転 投稿者:マシュダ一家 投稿日:2009年 6月16日(火)13時18分26秒

羽生の封じ手から45歩まで当然。
41=57角に68角は後手の飛車が8筋にいないので羽生は84歩狙撃。動機は初日分析通りの第一奇偶反転解消。
42=当家推奨1-5A。郷田が当家の手を指すなら名人目前。
43=47銀。以上封じ手から当家変化と全く同じ。
康光阿部が57角や65歩に驚嘆した理由が不明。特に阿部。なぜ大内に言わなかった?そこドケと。
44=66歩は郷田ワールド全開。当家はここで94歩だが控え室では康光のみこの端歩を一晩かかって思考したと今朝披露。阿部が驚いて96歩なら後手よしと咄嗟に勘違いした手。康光は昨日の分析が判った模様。阿部は相変らず心配。
以下完全に郷田の世界なので当家は観戦に徹する。
84歩を取る84角変化は昨日触れたがこれで第四奇偶反転に戻る。
64角が第二の第五奇偶反転で3rdアタックとなり郷田優勢に。


詰めろ逃れの黒マス角 投稿者:マシュダ一家 投稿日:2009年 6月16日(火)00時38分59秒

当家結論から書くと封じ手6thA以後先手勝ちで次善が千日手。
後手に勝機があるとすれば詰めろ逃れの黒マス角。該当46角はラムダエックスでおなじみ。二日目夕食休憩がポイントでここで先手玉の詰み筋を双方見損なうと大逆転。先手がλエックス以下自玉を詰みと勘違いして受けるパターンに持ち込めれば後手が勝てる。従って30分の夕食休憩は今回郷田に有利。後手玉の寄り筋は簡単。
先手の目下の魅力は鎮推奨の45桂同銀46歩の銀殺しだがこれに偶2取ると84歩抗戦は後手解釈負け。現在二人の解釈は先手偶で一致しているため。銀挟みの条件は36歩死守の47銀だがその裏をかいて15角はある。37と59が無防備。鎮が言わなかった所をみると谷川研でいかにもやっていそうな変化。谷川なら郷田名人誕生歓迎であろう。ならば来期俺が挑戦すると。
以下は中盤の攻防。後手の撹乱は1=5thA。肉を切らせて骨を絶つ65歩が該当。
逆1を取って右銀活用の瞬間に94歩の打診。この端歩はすでに勝負の分岐。ここで羽生が冷静に96歩なら先の自玉詰みが解消し先手勝ちが確定。98香なら先手負けで郷田名人誕生。羽生の習性逆1の瞬間の心理戦。羽生は初手から思考法が癒着している点が郷田名人誕生の伏線。康光の皮肉は正解。
郷田は戦いながら82玉を入れるのが望ましい。56桂に支えられた64歩が先手の殺し文句だが後手にも必殺66歩からの殴り込みがある。詰むや否やの最終盤戦だがもし郷田が羽生を凌ぐ終盤力で難解な詰み筋を発見すればと言う期待は9筋次第。では96歩で先手玉が1手隙になってしまうのならいっそのこと9筋無視してはどうかと郷田は明日大長考するかもしれない。95桂を餌に逆先を取る等。いずれも84歩を巡る解釈。後手が偶2悪手で先手を誘い込み最後に84歩を再度逆行反転できれば大逆転。83玉から94玉で後手勝ちなら該当。しかしひとめない。郷田ならそこに目をつけそうだが。


御用聞きの悲しい迎合 投稿者:マシュダ一家 投稿日:2009年 6月15日(月)21時07分51秒

初日消費費時間=羽生3時間46分、郷田3時間26分
この違いは例の20分でピッタンコ。
封じ手予想=康光、阿部、鎮ともに37桂?
阿部がいたのなら明日ハッキリ大内の面前で言って欲しい。「アンタは遠い棋士」と。
穴熊が固いと言っていた連盟棋士語を「穴熊は固いんじゃなくて遠いだけ」とその誤用を改めさせたのが阿部。こんな些細な言葉使いを換えさせるのに何度もNHK使って数年かかっているのだから彼らの言葉をウノミにしている御用聞きも大変であろう。果ては現代将棋の特徴は「遠い目で過去を見ること」。
ハッキリ言う。こんな些細な稼業の消滅日をカウントダウンして庶民の未来の楽しみと吹聴する悪徳業者は去っていただきたい。


第六平行2-5構造で膠着後34手め54歩1-6構造 投稿者:マシュダ一家 投稿日:2009年 6月15日(月)20時49分5秒

ここで最初の項目に戻り郷田が第五奇偶反転で羽生に6thA強要。いきなり跳躍駒アタリ偶数番2が取れるのが57角の特権だがそれを指すと奇偶反転初番が消滅し偶2自体が先手の悪手に逆行。そこで康光が述べる封じ手は37桂か46歩。鎮は37桂しかないと結論。いずれもアフターファイブの6thなので理論通りの進行。つまり控え室の予想は糞面白くない。

57角の意味 ナンバー反転 投稿者:マシュダ一家 投稿日:2009年 6月15日(月)20時40分36秒

28=第一平行2-5
29=第一平行2-5及び最終反転。68角か57角で玉を後手同様に囲えるがいずれも2手費やすので後手の33角及び22飛と相殺。結果後手の初手84歩が最終奇偶反転の初番へ逆行。康光はこの57角を見て羽生が妥協しなかったとさらに強調。ところが康光が言う57角の意味は松尾穴熊。即穴熊にするような将棋は妥協の産物。当家は57角を直視。この将棋を決定づけた84歩を直撃する角と。
もし57角が84角となる変化になった場合84歩は意味を完遂し奇偶反転初番が自動消滅しすべてのナンバーが反転。つまり双頭手として羽生は57角を選択。ここで将棋の不可解さが露呈。双頭手それ自体が奇偶反転加算できないのかと。できるかと思う。


27手め36歩 投稿者:マシュダ一家 投稿日:2009年 6月15日(月)20時22分48秒

45歩の1時間に対して羽生は40分で36歩だった模様。45歩に1時間なら郷田の勝負手と言えるが36歩は読みの打ち切り。そこまで付き合えるかと。羽生の選択は相転換3と見做す2-5攻改。これで先手に二種のアタック権利が派生し後手には千日手への摸索権利が生じる。

26手め45歩! 投稿者:マシュダ一家 投稿日:2009年 6月15日(月)20時15分26秒

相転換構造の灼熱地獄を肉眼で見ようとした鮮烈な3-4反転。太陽を見てあまりの眩しさに掌を返すような瞬間。

淵明か延命か 投稿者:マシュダ一家 投稿日:2009年 6月15日(月)20時08分53秒

渉成は勝勢か。歩成なら勝勢、不成なら形勢不明。苑が園なら千日手。
なぜ名人戦で谷川は陽動振り飛車から康光相手に千日手に出来なかったのか。康光が解説で言うべきことはソレ以外意味ない。
当家の陽動振り飛車の最終目標は千日手。なぜ先手が打開できないか。
それを白日の元に晒す名人戦。カッコつけて打開して誰が喜ぶのか?お世辞とマメの世界に迎合する棋士はそこで見たくない。


24手めは格調か拡張か 投稿者:マシュダ一家 投稿日:2009年 6月15日(月)19時59分0秒

24=4-3構造突入。相転換手と見做すべきか不明。かつて郷田の格調と加藤一二三が述べた74歩。あの日初めて後手矢倉で羽生に勝った郷田。そして二回目が本名人戦。三回目が明日となるか。

跳躍奇偶反転とは何か 投稿者:マシュダ一家 投稿日:2009年 6月15日(月)19時54分46秒

偶が奇偶となっても偶で同じではないのか。総数が違う。だから連番。
21=相停滞手1
22=相停滞手2
23=相停滞手3


最強手というお世辞 投稿者:マシュダ一家 投稿日:2009年 6月15日(月)19時44分12秒

09=防平1
10=攻平2
11=攻防平3
12=攻防平4
13=構造転化 攻5-1
14=後手最強構造転化4-2 優勢顕在化
15=構造転化3 形勢不明=相停滞出現5-2
16=康光は升田大山を掲げて33銀示唆。しかし22角の使用が後手困難と述べ33角に理解を示す。当家は単に33角を78金の対と見る。
17=康光はこれが羽生のコダワリと持ち上げるがこの位しか先手の主張がないとしか当家は見ない。こんな手で羽生が妥協しないで指しているとおだてる康光の心境にむしろ哀感を感じる。
18=これ以外は79角で後手負け。
19=後だしジャンケン。
20=これ以外は24歩で後手負け。
21=そう言えば松尾のカミさんは3手めさえ言い間違えるマメ女だが康光もさすがにムっとしてここで試験。69玉が先か68金が先かマメに聞いた。逆に言えば康光にはここでの最善手が不明。つまり郷田の22飛が跳躍奇偶反転と気がついていない。羽生も最強手を知らない。康光が羽生は「妥協せずに最強手で応じている」と述べた理由?
単なるお世辞。


8手めの最善手は何か? 投稿者:マシュダ一家 投稿日:2009年 6月15日(月)19時20分58秒

94歩、44歩、14歩の三種類を当家以外では思考しない。康光でさえ夢想だにしない。いつか出てきた時にこの項目を思い出して欲しい。

8手め64歩とは何か 84歩を逆行第一奇偶反転にする決定打 投稿者:マシュダ一家 投稿日:2009年 6月15日(月)19時11分51秒

54歩とは歩間構造上1-4で同じ。同構造には成立可否以前に他に85歩、74歩、35歩。康光は62銀で郷田が10分程考えた理由をこの64歩と述べた。当家は違う。62銀以外の手をその間に考えている。どこの歩を突いても悪手なので第一奇偶反転を考えてみる。55角のような手が成立するのかと。それはすでに名人戦ではない。しかし空想する自由はある。そうした10分間。やはり奇想天外な空想を宿す人生が一番楽しい。
空想霧散後64歩。康光は仰天。しかしあの空想から比べたらまだ地に着いた手。54歩との違いを康光は先手振り飛車の可能性以外述べない。64歩は54歩と違い78金を強要。大介ならキッチリ言う。78金以外は4thアタックで先手負けと。当家の場合は大介即物主義、康光大局崇拝とはさらに一味違う。64歩を1-4構造と直視。その結果84歩は逆行第一奇偶反転となることが64歩のみで決定。つまり84歩を郷田は自分のコダワリで指しさらにコダワリ2で64歩から84歩の意味を決定。コダワリ1をコダワリ2で説き伏せたのが郷田。ガンコと言うべきであろう。


1-7手め 逆転手までの7手 投稿者:マシュダ一家 投稿日:2009年 6月15日(月)18時51分52秒

01=康光「ここぞと言うとき」しかし康光は羽生なら26歩で名人死守するべきと思っている。毎度の手口で防衛など恥ずかしくないかと。
02=前述。
03=康光は角換り腰掛け銀と言わないがそれなら郷田勝ちダロと思っている。だから毎度の羽生なら68銀なので解説者もすでにシラケムード。
04=悪手。
05=悪手。悪手に握手しただけなので同類。しかし最後に悪手を指したのが先手なら後手がここで勝ちを摸索できる。
06=平行手。
07=逆転手。後手に再逆転手を強いる。


名人戦第6局 84歩とは何か 陽動振り飛車の場合 投稿者:マシュダ一家 投稿日:2009年 6月15日(月)18時38分37秒

郷田は84歩へこだわる。コダワリなら趣味で済むがコダワル場合ゴーダはワルと読む。名人になる位なら相当の鈍感かワルでないと勤まらない。中途半端にズーズーシー程度では大内のように名人になれない。
立会い大内はテレビ映りたさに5時前から対局室に陣取りアクビを噛み殺している。大内は初公開秘話とスタッフをダマして例の悪手を指した理由をビアガーデンの騒音のせいに。もうこの秘話は聞き飽きた。NHKはもう大内を出すべきではない。ビアガーデンの客が「大内が名人でいいのか」と怒鳴りそれが対局中に聞こえて悪手を指した?大内は即刻東本願寺の池で溺死した方がいい。別段ビアガーデンのサクラが怒鳴らなくとも当時から大内が名人の器ではないと日本中で思われていた。大内がいかに小物だったかを知れば隣の米長さえ立派に見えてしまう。優秀な弟子に感謝しなさい。
なんの話だったか。
84歩。そう。これは陽動振り飛車の場合に逆行奇偶反転。すでに何度も述べてきたことだが今回何が違うかと言うと封じ手となる35手めが1-6Aとなり第五奇偶反転で先手羽生が必ず仕掛けると郷田が想定したこと。郷田のコダワリ84歩=逆行第一奇偶反転。
では初手から追う。


閑話休題3 2009.06.09棋聖戦第1局木村羽生 矢倉55歩 投稿者:マシュダ一家 投稿日:2009年 6月10日(水)01時47分5秒

ハゲキはメガホン持ってハッピ着た方が似合う。「一円でも他店より高い場合は」と大声出すのが殺し文句。「ただ今より10分間タイムセールス」と次に叫びカウントダウン。
こんな本性だから実況&分析する意欲が失せる。ハゲに渡すタイトルはない。3タコでいい。1番も見たくない。
そんな心境を察して羽生も悪手55歩やってる。郷田相手の名人戦なら指さない。55歩が悪手の理由は書き飽きたが木村は遅い。後手にあとだし第一奇偶反転与えないために88角でまず考えろとは昨年の当家の実況&分析のまんま。しかも95角阻止に双頭手装って96歩ではマシュダ一家読んできましたと羽生の前で告白してきたようなもん。羽生がニコニコしまくってたのは当たり前。
渡辺明が羽生相手に指した57銀はもっと前に遡る。57銀で逆1取る手法は女王ランボルギーニの時に6年前だかに触れたのが最初だが当家でははるか以前からあった。渡辺明は55歩をなぜ当家が悪手と再三書いてきたのか今年ようやく判った模様。
深浦がなぜダメモホか。ねじりあいを1円合戦と勘違いし羽生の84飛が82飛ならよかったと述べたため。最初の84飛は反転非加算。二回目の84飛で加算。よって9に5で35歩はない。この歩で端攻め成立。端攻めは郷田が一番、羽生二番。ハッピは95=93歩成が敗着と言うようでは藤井ともども芸人でいい。羽生の毎度の二枚舌は35歩でダメと言うお世辞。

開始日時:2009/06/09 9:00
終了日時:2009/06/09 19:29
棋戦:第80期棋聖戦五番勝負第1局
持ち時間:各4時間
消費時間:142▲239△237
場所:新潟県岩室温泉「高島屋」
先手:木村 一基八段
後手:羽生 善治棋聖
▲7六歩 △8四歩 ▲6八銀 △3四歩 ▲6六歩 △6二銀 ▲5六歩 △5四歩
▲4八銀 △4二銀 ▲5八金右 △3二金 ▲7八金 △4一玉 ▲6九玉 △7四歩
▲6七金右 △5三銀右 ▲2六歩 △8五歩 ▲7七銀 △5五歩 ▲同 歩 △同 角
▲2五歩 △3三銀 ▲6五歩 △7三角 ▲6六銀 △8四角 ▲5七銀上 △3一玉
▲9六歩 △5二金 ▲5六銀 △4二金右 ▲7九角 △2二玉 ▲4六角 △7三角
▲5五歩 △8六歩 ▲同 歩 △同 飛 ▲7九玉 △4四銀右 ▲3六歩 △1二香
▲3七桂 △1一玉 ▲8七歩 △8四飛 ▲8八玉 △9四歩 ▲4五桂 △2二銀
▲2四歩 △同 歩 ▲同 飛 △2三歩 ▲2九飛 △4一金 ▲1六歩 △3一金寄
▲1五歩 △8六歩 ▲同 歩 △同 飛 ▲8七歩 △8四飛 ▲3五歩 △同 銀
▲3三歩 △同 桂 ▲同桂成 △同 銀 ▲6八角 △2二金上 ▲4五銀 △9五歩
▲同 歩 △9八歩 ▲同 香 △9七歩 ▲同 香 △8二飛 ▲9四歩 △9六歩
▲同 香 △8四桂 ▲9五香 △9六桂 ▲9七玉 △8八歩 ▲9三歩成 △同 桂
▲9四歩 △8九歩成 ▲9六玉 △4四銀引 ▲5六銀 △5五銀 ▲9三歩成 △9五角
▲同 角 △9三香 ▲7三角打 △8三飛 ▲8五桂 △6六銀 ▲同 金 △9二香
▲9三桂成 △8五銀 ▲9七玉 △9三香 ▲9六歩 △7三飛 ▲7七桂 △9五香
▲8五桂 △8三飛 ▲9四銀 △8一飛 ▲9五歩 △4八角 ▲6七金引 △9六歩
▲同 玉 △8四桂 ▲8六玉 △7六桂 ▲同 玉 △5五歩 ▲同 銀 △9九角
▲6六桂 △4四銀 ▲4六銀 △8四桂 ▲8六玉 △6六角左成
まで142手で後手の勝ち



閑話休題2 投稿者:マシュダ一家 投稿日:2009年 6月 3日(水)20時47分44秒

名人戦で和服が一番似合うのは郷田。次に森内。姿勢が美しい。
羽生はパジャマ着た方が似合う。


馬の舞 投稿者:マシュダ一家 投稿日:2009年 6月 3日(水)20時34分32秒

封じ手で羽生は3選択。ナメちゃん師匠ならクルクルやって1分以内に憮然と指すが羽生は恥じらいと躊躇。そこで4を考えたが奪奇3思考中にあることを思い出した。なぜマシュダ一家は前回44飛で後手勝ちとしたか。それは47歩が無防備だったため。今回は郷田が名人意識して58玉。記憶のズレと夕食時の圧迫、及び大山化への憧憬が52歩選択。これなら二日目夕食までもつだろうと言う慰めを頼りに。
36=アタリ前の82飛が奪奇3なので羽生は52歩打った44亡霊へ。
51=85馬で勝ちだったが郷田が今度は中継意識。
以下羽生は自陣に4枚歩を打つという珍芸披露。対升田の塚田以上の屈辱。
クライマックスは郷田の馬の舞75-81。羽生の象徴銀に46-35-26-37と華麗な回転。これを見せれば十分素晴らしい棋譜。
羽生の敗着は直後の82手め26歩。馬のステップに幻惑され羽生が初めて気を弛めて手拍子で指してしまった。この様子は中継されたので表情からも弛緩度が判る。千日手を郷田が無理に回避したと思い込み勝ちを意識して決定的敗着を指すとは。
横歩取りは1歩の価値を巡り推移。ついに後手が歩損を回復したのにまたもや1歩取られては絶望的。この時に取られた1歩で桂殺しを見せられ飛車を切ったが44歩が決め手で歩の補填をされては去った地獄再現。

開始日時:2009/06/02 9:00
終了日時:2009/06/03 19:25
棋戦:第67期七番勝負第5局
戦型:横歩取り
持ち時間:各9時間
消費時間:132▲505△521
場所:秋田市「秋田キャッスルホテル」
先手:郷田 真隆九段
後手:羽生 善治名人
▲2六歩 △3四歩 ▲7六歩 △8四歩 ▲2五歩 △8五歩 ▲7八金 △3二金 ▲2四歩 △同 歩
▲同 飛 △8六歩 ▲同 歩 △同 飛 ▲3四飛 △3三角 ▲3六飛 △2二銀 ▲5八玉 △8四飛
▲2六飛 △8八角成 ▲同 銀 △4四角 ▲2四飛 △3三桂 ▲5五角 △2三銀 ▲4四角 △2四銀
▲5三角成 △2七飛 ▲2三歩 △5二歩 ▲7五馬 △4四飛 ▲8二歩 △同 銀 ▲1八角 △2五飛成
▲6三角成 △7一金 ▲6六馬 △9四飛 ▲2二歩成 △同 金 ▲2六歩 △同 龍 ▲6五馬 △6二歩
▲3六馬 △1五龍 ▲7七桂 △3五銀 ▲1八馬 △8三歩 ▲4三馬 △2四龍 ▲3六歩 △4四銀
▲2八馬 △4五銀 ▲2五歩 △2三龍 ▲5五馬 △3四銀 ▲4四馬引 △4三歩 ▲2六馬 △2五銀
▲3五馬 △3四銀 ▲2四歩 △3二龍 ▲4六馬右 △4五銀 ▲3五馬 △3四銀 ▲2六馬 △2五銀
▲3七馬右 △2六歩 ▲3八銀 △2四飛 ▲4六馬上 △8四飛 ▲3七桂 △3四銀 ▲3五歩 △2三銀
▲3六馬 △6一玉 ▲2六馬 △6三歩 ▲3六馬 △6二金 ▲8七銀 △5三歩 ▲9六歩 △7二玉
▲6八玉 △5二龍 ▲6六馬 △6四飛 ▲4六歩 △9四歩 ▲7五馬 △4四飛 ▲4七銀 △5一龍
▲4五歩 △5四飛 ▲4六銀 △3二金 ▲6五馬 △2五歩 ▲5八金 △2四飛 ▲3四歩 △同 飛
▲3五銀 △8四飛 ▲3四歩 △同 銀 ▲同 銀 △同 飛 ▲3五銀 △2七銀 ▲4六馬 △3五飛
▲同 馬 △3六歩 ▲4四歩 △5四銀 ▲4七馬 △4四歩 ▲3四歩
まで137手で先手の勝ち


閑話休題 大穴逆行駒アタリ偶数番2 投稿者:マシュダ一家 投稿日:2009年 6月 3日(水)01時24分7秒

明日中村が逆に突っ込めば清水が冗談で「結婚相手募集中」と言ってくれるかもしれない。おそらく3人ぐらいは真に受けて真剣にプロポーズ。嘘から出た誠で本当に清水ママが出来てしまった場合。これが逆行駒アタリ偶数番2の展開。この完成図最終手は56V2ではなく65。必死逃れの王手。

羽生の封じ手は駒アタリ偶数番4か第五奇偶反転 投稿者:マシュダ一家 投稿日:2009年 6月 2日(火)18時49分4秒

やはり郷田は58玉。それ見て対森内のトラウマが噴き出した羽生は当家が期待するであろう地獄門示唆の84飛。26飛が郷田渾身の顔面受け。33桂が勝負手だったが神懸かりの郷田が55角。以上当家の勘定は第四奇偶反転。36飛は76歩を死守した手なので奇偶反転と見做さない。羽生も同じ勘定書き提出で23銀及び27飛が偶2。33手め23歩が奇3。
23歩が控え室に見えなかったらしいが市販ソフトは出している。駒アタリ奇数番3など当家ではお子様メニュー。そこで控え室は29飛成や21歩がダメと結論し羽生劣勢と述べた。中村が「島さんも居る控え室」と念を押し、豊川が以下全変化先手勝ちを示した。
羽生の手は誰も述べていない。無論29飛成や21歩或いは解説続行がなかった62金などひとめない。いずれも奇3でダメ。当家では豊川のようにしつこく読まない。平奇3か進奇3の違いだけ。羽生が偶2取ったのだから偶4が成立しないと負け。
封じ手34手めはひとめ四種類。
1=中村が示唆した56歩が完全駒アタリ偶数番4
2=奇手35銀がどこにでも出てない二重駒アタリ偶数番4。35銀は中村が同馬で先手ダメとパスしたが53馬が移動したことで次に29飛成成立。22歩成は同龍。
3=52歩はナメちゃん推奨の二重駒アタリ偶数番4。
4=第五奇偶反転の裏技。奪奇3なら可能。


1手の値は同価 投稿者:マシュダ一家 投稿日:2009年 6月 2日(火)13時10分40秒

連盟棋士が解説で「1手の価値が高い低い」と安易に言いたがる風紀を考察。彼らが言う価値とはなんであろう?
当家が1手の価値分析する時には双頭手、三頭手、四頭手などの言葉を使って分類する。連盟棋士の1手の価値の基準は違う。どう指しても1局の手と勝ちを決める手を分ける時に彼らは1手の価値の高低を言う。その程度の価値基準だから解説曖昧語は決して分析用語に使えない。
奇偶反転を示唆する端歩でも勝敗を左右する勝負手でも1手自体の値は同価。将棋のルールでは1手パスができないため。たとえ千日手手順中の1手でも反則手になれば即負け。
清水は男性棋士の言葉を真似て本横歩取り序盤で「1手の価値が高いと?」と中村に聞いた。中村は郷田は勝敗にこだわらず序中盤で個性を追及すると補佐。棋士の存在感が彼らの価値であろうと当家も思う。だから価値の高低を言うなら勝敗に関わるかではなく存在感があるかないか。豊川でも存在感。島が髪と同時に存在感が薄くなったのはなぜか。
結局は言葉。清水より矢内が今期圧倒的存在感を示すのは言葉による。
清水が自分の言葉を男性社会から借用した背景はそのスピーチ以上に痛い。矢内は違う。NHK杯聞き手役は過去最高であろう。
この決定的違いは男性棋士の視線から来ていると思う。彼らが敬意をもって接すれば彼女たちは想像以上の力を発揮してくれる。奨励会の欠陥は青い体臭に女子が肉体的拒否反応を示すことにあった。女子が弱いのではない。女子が育つ臭いがない。勝てば官軍という態度の延長が「1手の価値の高低」を述べたがる男社会の奢り。
中村はいいことを言った。
勝敗などどうでもいい。1局でも多く新しい何かを見せて欲しい。


名人戦第5局 横歩取り 投稿者:マシュダ一家 投稿日:2009年 6月 2日(火)12時25分31秒

初手に3分。前項に匹敵するいい時間だったので郷田が勝つであろう。
26歩なら郷田勝ちと以前書いたがそれは羽生が84歩とした場合。
そこで郷田は勝ちを咀嚼する15手めの躊躇。羽生に勝ちたいなら取るに決まっている。近年羽生はミスを補う緩手で大山の轍を踏襲摸索中だが郷田には通用しなかった。だから緩手即負けの横歩取りへ。
先手勝ちの結論から勝ち方の問題集が当家。しかし横歩取り85飛に関しては森内も言うように絶えず復習予習しないと勝ちきれない。郷田はかつて68玉型思考だったが森内を見習うと58
になる。それが名人戦。


駒アタリ奇数番5で郷田勝ちに 投稿者:マシュダ一家 投稿日:2009年 5月21日(木)21時23分51秒

夕食抜きの郷田。これに尽きる。いい絵だった。5止まりでは互いに不満なので第二の高野山にはならない。福ちゃんが「高野山なので85高飛車」と言っていたほどだから坊主が一層生臭くなったのであろう。
開始日時:2009/05/20 9:00
終了日時:2009/05/21 20:43
棋戦:第67期名人戦七番勝負第4局
持ち時間:9時間
消費時間:86▲539△537
場所:和歌山県高野町「金剛峯寺」
先手:羽生 善治名人
後手:郷田 真隆九段
▲2六歩 △8四歩 ▲2五歩 △8五歩 ▲7八金 △3二金 ▲2四歩 △同 歩
▲同 飛 △2三歩 ▲2八飛 △9四歩 ▲9六歩 △7二銀 ▲3八銀 △3四歩
▲2七銀 △8六歩 ▲同 歩 △同 飛 ▲8七歩 △8五飛 ▲6八銀 △7四歩
▲3六銀 △7五歩 ▲5六歩 △3三桂 ▲4六歩 △4二銀 ▲6六歩 △7三銀
▲6七銀 △7四銀 ▲7六歩 △同 歩 ▲同 銀 △8四飛 ▲6五歩 △7五歩
▲6七銀 △6二金 ▲5五角 △7三桂 ▲7七桂 △1四歩 ▲1六歩 △5四歩
▲6六角 △6五桂 ▲1五歩 △7七桂成 ▲同 角 △6五銀 ▲2四歩 △同 歩
▲同 飛 △7六歩 ▲8六角 △4五桂 ▲3四飛 △3一歩 ▲4五銀 △9九角成
▲5七桂 △6六銀 ▲6五桂 △4七香 ▲5八金 △3三銀 ▲4七金 △3四銀
▲同 銀 △6七銀成 ▲同 金 △2八飛 ▲4八金 △7七馬 ▲同 金 △同歩成
▲5二銀 △同 金 ▲7三角 △6一玉 ▲8四角成 △6八銀
まで86手で後手の勝ち



68=47香仮想駒アタリ奇数番5で逆転 投稿者:マシュダ一家 投稿日:2009年 5月21日(木)21時01分15秒

47香仮想駒アタリ奇数番5で逆転。58金の仮想逆奇5では後手に進奇5取られるだけ。

65=57桂駒アタリ偶数番2 投稿者:マシュダ一家 投稿日:2009年 5月21日(木)20時55分34秒

これが奇3なら名人戦らしいグランサタンだが偶2では理論進行。跳奇3グランサタンは65手め64歩だった。57桂は一見双頭手だが空間閉塞手を兼ねるようでは優等生の保険。

逆奇3から逆2で優勢維持だが不満 投稿者:マシュダ一家 投稿日:2009年 5月21日(木)20時47分17秒

64手め99角成まで先手が4-3-2の進行で優勢維持だが羽生としては不満。7に行くまであと3歩だったのに今度は5では奇が遠くなる。

61手め34飛の駒アタリ偶数番4で逆転 投稿者:マシュダ一家 投稿日:2009年 5月21日(木)20時40分8秒

22飛成断念後仕方なく34飛でサンマイダーの念仏唱えたかに見えるが完全駒アタリ偶数番4で逆転。86飛車切り仮想番計上不可。

60手め45桂の三種の意味 投稿者:マシュダ一家 投稿日:2009年 5月21日(木)20時36分17秒

1=跳躍駒アタリ偶数番4で悪手
2=仮想跳躍駒アタリ奇数番5、即ち22飛成想定の好手
3=仮想跳躍駒アタリ偶数番6で難解。第二の仮想番は双方にアリ。


第一奇偶反転維持で郷田が駒アタリ奇数番3 投稿者:マシュダ一家 投稿日:2009年 5月21日(木)20時31分38秒

58手め76歩で後手優勢に。55手め24歩が前項飛車切りを予定した手だったが夕食抜きで盤面を見つめた郷田に21玉を発見されたので断念。

9筋から1筋へ反転 投稿者:マシュダ一家 投稿日:2009年 5月21日(木)20時08分16秒

46=14が33桂のツケ。羽生は16歩BBだがこの交換は今度は先手有利が当家。双頭手のため。具体的には最終盤81飛合い駒に74桂で後手が57金等で必至を掛けたときに62桂成。同玉は84角で逆転なので41玉だが61飛成32玉41角に33玉では25桂24玉16桂のV2固めで即死。36銀が最後に利いて27金打まで。歩だと打歩詰め。この変化は61手め22飛成で出てくる。羽生が見送った理由は41角に21玉が成立するため。普通は角成開き王手でダメとパスするが84角成と護摩化すのは福ちゃんぐらいであろう。

封じ手以後昼前4-2アタックまで 投稿者:マシュダ一家 投稿日:2009年 5月21日(木)14時31分5秒

28=33桂。敗因要素満載の閉塞手。銀出阻止で85飛に執着。角筋遮断でプロポーズ拒否。封じ手56歩は死んだ乙女の息吹だった。33桂は婚姻までの処女。
29=双頭手。作戦顔の化粧落し。
30=ここでの指し手が不明。3-3構造を取れたら最善だが85飛故皆無。
31=初めて先手優勢となる4-2構造。30手め不明だった故にここまで理論通り指せた。
32=緩手。最善は第二奇偶反転で構造反転。郷田には性格上死んでも指せない。
35=4-2アタック完遂。マシュダ一家の教科書通り。


羽生の目的と郷田の敗因及び敗着土壌 投稿者:マシュダ一家 投稿日:2009年 5月21日(木)11時35分9秒

羽生の目的はただひとつ。駒アタリ奇数番7で勝負を決すること。
85飛が先手の誘導で84飛とならないのでは郷田の性格上当家理論に従って第二奇偶反転をすぐに指すことはない。羽生の勝負術は相手の性格読みから始まっている。深浦が谷川なら27金指さないダロと性格読みしたように。谷川は森内相手の名人戦から換っているので深浦が甘すぎた。コブラツイスト喰らって華々しく昇天。こっちは名人戦でハブツイストやりたい。相掛り郷田7への御礼なので初手指した時から当家には判っていること。
郷田の敗因は頑固に85飛へ執着すること。敗着は奇偶反転で先手に勝ちナンバー7を与えてしまうこと。
郷田が勝つときは意味不明の手が出現。それを見たい。本当の郷田を。


28飛を第一奇偶反転と見做す封じ手56歩 投稿者:マシュダ一家 投稿日:2009年 5月21日(木)11時13分49秒

25銀思考の阿久津には56歩が緩手。前項深浦緩手と同じと見做す気分。阿久津ならその先を読まないと。
相掛りの根本問題に再度触れる。24歩は悪手だが28飛を第一奇偶反転とするマシュダ一家分析でようやく正当化できた。28飛で逆行させ負債解消の偶数番を先手が取ったと。26飛では初期値と違うので奇偶反転とならない。これが中原26飛の最強相掛りが廃れ始めた第一理由。つまり中原は歩間理論はおろか奇偶反転理論も当家が公開するまで知らなかった。
85飛は慶太の棋譜で以前扱ったが84飛との決定的違いは先手の2筋攻略に85飛から84飛が第二奇偶反転となること。よって24歩合わせが2ndアタックとなる悪手。
羽生がマシュダ一家理論に忠実に56歩を指したことは非常に興味深い。28飛第一奇偶反転確定後に後手からの第二奇偶反転を許さずに先手が完全2-2偶数番構造を奪取。まさにマシュダ一家理論そのまま。同構造には他に46歩の十字架銀、16歩の端攻めがあるが前者は85飛の餌と慶太が証明、16歩はすでに棒銀ではないので14歩で負け。福崎が36銀から25銀とすれば棒銀と解説したが26銀から25銀を棒銀と言う。36銀は他に45鎖鎌銀もある。85飛は45銀をも牽制。そこで最大の懸念88角に双方向の矢印を作成する56歩。理論と実利が合致。


名人戦第4局高野山決戦 初日 投稿者:マシュダ一家 投稿日:2009年 5月21日(木)01時31分32秒

13=96歩に15分ほど考えた羽生。位取り拒否+97角変化。後手としては先手の8筋反撃に93香や93桂が残りこの交換は当家では後手持ち。
23=68銀では普通76歩だが羽生は25=36銀で二回も挑発。高野山の参道で首筋に落とした蛭。案の条郷田が咄嗟に立ち止まり真っ向勝負。2時間32分の大長考で頑固に75歩位取り。ここで封じ手だが内藤以下控え室全員25銀予想。
初日消費時間=羽生4時間10分、郷田4時間8分。
当家が見るのは2筋よりむしろ9筋交換の是非。羽生から76歩を突けないようにしたのが正統頑固派郷田ならば最初の負債9筋交換を利に転じたいのが蛇蝎羽生。97角変化は後手が34歩死守で84飛とした時に浮く75歩狙撃。74飛とした時に26飛から86飛の裏技がある。86飛の最大の欠陥は28歩。先手が82飛成としても序盤94歩効果で後手は93香。85龍には44飛と言う必殺転回で後手勝ち。では96歩を先手は活かせないのか?
明日の見どころ。


2009.05.17ネット最強戦1回戦第7局 深浦谷川 投稿者:マシュダ一家 投稿日:2009年 5月21日(木)01時01分26秒

名人戦最中にまさかの出来事。ネット最強戦における最高傑作であるばかりか深浦のみならず谷川の棋譜でも特異点。
谷川がなぜこのような棋譜を実現出来たかは深浦の潜在意識を描写しないと筋から逸れる。
皮肉なことに羽生郷田が一番影響を受けたはず。
この現象は真正面から見るより豊川解説の背景を読んだ方がより実態に近いかと思う。

開始日時:2009/05/17 20:00:00
棋戦:第03回大和証券杯最強戦1回戦第7局
持ち時間:30分
先手:深浦康市王位
後手:谷川浩司九段
▲2六歩 △3四歩 ▲7六歩 △5四歩 ▲4八銀 △5五歩 ▲6八玉 △5二飛
▲7八玉 △6二玉 ▲4六歩 △7二玉 ▲4七銀 △8二玉 ▲5八金右 △7二銀
▲6八銀 △3二金 ▲7七角 △4二銀 ▲8八玉 △5三銀 ▲6六歩 △6四銀
▲6七金 △7四歩 ▲9八香 △8四歩 ▲9九玉 △8三銀 ▲7九銀 △7二飛
▲7八飛 △7五歩 ▲5九角 △7六歩 ▲同 金 △9四歩 ▲8八銀 △7五歩
▲7七金 △4四歩 ▲3六歩 △4三金 ▲7九金 △9五歩 ▲2五歩 △4二飛
▲2六角 △7二金 ▲5八銀 △5四金 ▲1五角 △4一飛 ▲6五歩 △同 銀
▲8六金 △1四歩 ▲2六角 △7四銀引 ▲7五金 △同 銀 ▲同 飛 △1三角
▲4五歩 △7四歩 ▲7八飛 △2七金 ▲5九角 △4六角 ▲8六角 △8五歩
▲5二銀 △8六歩 ▲4一銀不成△1九角成 ▲8六歩 △2九馬 ▲2二飛 △6六桂
▲6八飛 △5八桂成 ▲6三飛成 △6五馬 ▲6六歩 △6四馬 ▲5二銀不成△7五香
▲7六歩 △同 香 ▲7七歩 △1三角 ▲3二飛成 △8七歩 ▲7六歩 △8八歩成
▲同 金 △7九銀 ▲8五香 △6三馬 ▲同銀不成 △8八銀成 ▲同 玉 △7九銀
▲同 玉 △5七角成 ▲8八玉 △6八飛
まで108手で後手の勝ち


トリトヌスの誘引 投稿者:マシュダ一家 投稿日:2009年 5月 9日(土)22時05分48秒

豊川は丸で判っていない。NHKBS最強スタッフが名人戦解説と言う大役を豊川に回したのは立会いが有吉だったからに決まっている。「味良し道夫」が一回も出ずにどこが豊川解説なのか。来年は有吉が生きているかわからない。千載一隅のチャンスとはまさにこの日。「味良」と三回も出かかって「し道夫」に到達しないのではなんの為の豊川か。あの名ギャグを不滅にする最後のチャンスであった。
107手め57桂で郷田勝ちを断言した前項森内解説を一日経て「57桂または57銀で難解」と修正した豊川。谷川も居た解説陣だが連盟棋士の暫定発表。「57桂でも不詰み」には当家もヤッパシーと安心したが57銀とは驚く。実際指せば中原57銀に並ぶ名人戦史に残る1手となったかもしれない。こう言う手で負けるなら羽生も緩手連発の甲斐があったとぬか喜びであったろう。残り2分で指せる手ではないどころか一生に一度指せたら死んでも本望と郷田なら言う。前日のハゲ銀打の比ではない。
57-53地点を当家ではトリトヌスと呼び黎明期から特殊コード扱い。マイナーでもメジャーでもない増4の重複地点のため。ここでは様々な奇跡が発生する。羽生谷川の57桂、羽生森内戦における局後研究の57桂、そして中原57銀、幻の郷田57銀とワンセット。谷川観戦記で詳細に扱うであろう。半分そこだけでいい。
谷川が書けないことはひとつ。なぜ郷田は故意に78玉の自殺手を指したか。
当家は断言する。コイの仕業と。
そこで郷田に言いたい。それはギャク。名人になるまで結婚しないではない。
結婚したら名人取る。こっちがまっとうなベクトル。


最終解説森内 投稿者:マシュダ一家 投稿日:2009年 5月 9日(土)01時12分27秒

夜の森内最終解説は幻覚2で以下同玉34銀で詰みと断言している。32玉なら詰み。42玉33銀打に同金なら詰みだが52玉で不詰みと前項で当家は思っていた。森内が断言するなら当家の錯覚であろう。いずれにしても羽生は78玉さえ指さなければ負けてくれた。最終手でも指の震え。

郷田の幻覚 投稿者:マシュダ一家 投稿日:2009年 5月 9日(土)00時27分11秒

ヘソ曲がりはリアルだがカタルシスの最終盤で幻覚の世界へ。
1=109手め64桂以下後手玉詰みのはずと幻覚。
2=107手め57桂なら勝ちだったと局後の二重幻覚。
57桂変化は96銀44歩59成香43歩成以下不詰み。
最近不調と対局前にわざわざ前言を撤回する頑固ぶりを見せたが本当におかしいのであろう。普段の郷田なら78玉はまず指さない。67玉の感触が根本的なチューニングのズレで悪い方に増幅されたカンジ。しかし57桂なら羽生は負けてくれた。

開始日時:2009/05/07 9:00
終了日時:2009/05/08 21:07
棋戦:第67期名人戦七番勝負第3局
持ち時間:9時間
消費時間:120▲539△536
場所:広島県福山市「福寿会館」
先手:郷田 真隆九段
後手:羽生 善治名人
▲7六歩 △3四歩 ▲2六歩 △8四歩 ▲2五歩 △8五歩 ▲7八金 △3二金
▲2四歩 △同 歩 ▲同 飛 △8六歩 ▲同 歩 △同 飛 ▲3四飛 △3三角
▲3六飛 △2二銀 ▲8七歩 △8五飛 ▲2六飛 △4一玉 ▲6八玉 △6二銀
▲3八銀 △5一金 ▲3六歩 △7四歩 ▲3七桂 △7三桂 ▲4六歩 △5五飛
▲4五歩 △5四飛 ▲3三角成 △同 桂 ▲6六歩 △7五歩 ▲8三角 △4五桂
▲同 桂 △4六角 ▲5八金 △1九角成 ▲2三歩 △3一銀 ▲3五歩 △5五馬
▲5六角成 △同 馬 ▲同 歩 △2五歩 ▲3六飛 △5二玉 ▲7五歩 △1八角
▲2七角 △同角成 ▲同 銀 △2六歩 ▲2二歩成 △同 銀 ▲2六飛 △3七角
▲3六飛 △2八角成 ▲1六銀 △7六歩 ▲8二角 △7七香 ▲9一角成 △7八香成
▲同 銀 △4六金 ▲2九香 △4五金 ▲2八香 △3六金 ▲2二香成 △同 金
▲4五銀 △4六桂 ▲5九金 △3八飛 ▲6七玉 △7七香 ▲6九銀 △8四飛
▲8六香 △6四飛 ▲8三香成 △7九香成 ▲7三成香 △8四飛 ▲9六角 △6九成香
▲6三成香 △同 銀 ▲7三馬 △8五銀 ▲5五桂 △6二歩 ▲6三桂成 △同 歩
▲8四馬 △3七飛成 ▲7八玉 △9六銀 ▲8二飛 △6二桂 ▲9六歩 △6七角
▲6九玉 △5八桂成 ▲同 金 △同角成 ▲同 玉 △4七龍 ▲6八玉 △6七香
まで120手で後手の勝ち



究極のリアルヘソ曲がり 投稿者:マシュダ一家 投稿日:2009年 5月 9日(土)00時07分26秒

当家も舌まく。二枚ないと断言して香二枚取った将棋にされたのは本局が初。それだけでも当家の横歩取り85飛史に価値有る棋譜。
森内なら51=56同飛だが郷田は不明との感想。59手めで苦戦を自認し始めた様子なので56同飛で次回指すであろう。63=26飛までの展開は羽生の想定外。羽生の読みは38銀だったはずだが67=16銀で難解に。
68=76歩はヘソ曲がりだったと羽生の告白。69=82角がそれ以上のヘソ曲がりだったため。以上は実況&分析参照。この交換で面白くなった。74=46金は別変化でも当家は作成しているので羽生は前から狙っていたはず。75=29香では先手苦戦と森内。ところが森内は38飛に48歩を想定。郷田渾身の67玉でまだ難解。以下の変化は二度と出現しないが飛車を二回も逃げるようでは逆転とは森内ならずとも思う。上手く盛り上げた。


空想ヘソ曲がり3局目 投稿者:マシュダ一家 投稿日:2009年 5月 8日(金)17時30分48秒

有りそうなのが棋聖奪取した時フィアンセに「羽生さんも結婚式来てくれるんでしょ」と言われて「今度防衛したら」と答えた郷田。
対康光に2連勝後式の日取り決めてまたもや「羽生さんも
来てくれるんでしょ」と言われ3連敗する郷田。
シメは名人戦最終局で三回目のハブさんが出て破局。


ヘソ曲がりの雄は郷田 投稿者:マシュダ一家 投稿日:2009年 5月 8日(金)16時56分37秒

彼女に聞いたら本当にヘソが曲がっていたと言うかもしれない。
中原引退後はヘソ曲がりの雄。羽生も相当曲がっているが郷田程ではない。
また82角懲りずに完遂。しかし今回は羽生の91香誘因に合致。ヘソ曲がり同士の意気投合。まだまだ。


羽生がヘソ曲げて76歩の場合 投稿者:マシュダ一家 投稿日:2009年 5月 8日(金)16時36分3秒

康光67金で

羽生が一番指したい手 投稿者:マシュダ一家 投稿日:2009年 5月 8日(金)16時23分28秒

88歩

羽生の52玉に対抗したい場合 投稿者:マシュダ一家 投稿日:2009年 5月 8日(金)16時19分16秒

77玉

76香の場合 投稿者:マシュダ一家 投稿日:2009年 5月 8日(金)16時01分25秒

誰か75歩には76香が怖いとか言っていたが逆。77桂+74桂+55香で寄りが基本形。先手は香が欲しい。75歩の時点で郷田はそう確信。
横歩取り85飛で一番華やかな香は同じ7筋でも71香だった。ルーツは別にある。そう言えば中原は今期名人戦解説やってくれないのであろうか?


君子豹変 投稿者:マシュダ一家 投稿日:2009年 5月 8日(金)15時36分22秒

別段君子でなくとも生命体は突然変貌。怒り爆発で最後に死んだら法理も越える。
将棋でもそう言うことが茶飯事。故意に反則負けしたりするタナトス+ポカ。
森内がやったこと、羽生がやったこと。
永世名人がやっちゃう世の中。中原が源流であろう。


糸谷の場合 投稿者:マシュダ一家 投稿日:2009年 5月 8日(金)15時19分8秒

谷川33桂を筋悪と本人の前で言っていたと慶太。6年前に当家がとっくにダメ手と断言しているので糸谷が言わなくとも谷川は知っている。ただし当時はメディアがこぞって33桂を褒めていた時期。
糸谷は64手め37角推奨。馬作って羽生得意のモタレ指し希望。
糸谷。まず52手めと54手めの羽生ディレイを見ろ。語呂ハズシがなぜあの地点であったのかを。
もうひとつ。郷田が成り捨てで谷川式を踏襲した理由を。


郷田への羽生コール 投稿者:マシュダ一家 投稿日:2009年 5月 8日(金)15時01分5秒

横歩取り85飛攻略1は4筋打破。当家分析のひとつの結論。
羽生の52玉はもうひとつ意味がある。郷田に11香取らせる変化リクエスト+91香クローズアップ。91香が影の主役だったというドラマが一番盛り上がる。あとは郷田が乗るかどうか。75歩は勝利宣言。2歩得すれば先手勝ち。局面修めたら後手も降参。羽生は逆転しても負けるてくれるからあとは如何に郷田が演出に乗るか。但しハゲみたいなことすると羽生も怒るからね。


6年前の実況&分析後日談 投稿者:マシュダ一家 投稿日:2009年 5月 8日(金)13時30分49秒

ではなぜ郷田が2003/07/18順位戦で阿部相手に44馬指してしまったのか。郷田は当時パソコンも持っていなかったので当家実況&分析を知らない。彼女ンチでこんなのアルヨーと言われても読み方知らない。だから阿部でも勝てちゃう。阿部は大変性格の良い棋士でソコにいる性悪の山崎とは違う。山崎は福崎も越えられないダメ棋士。そこから失せろ。弛んだほっぺた目障りだから。森内ひとりで十分。

6年前の実況&分析の焦点抽出 投稿者:マシュダ一家 投稿日:2009年 5月 8日(金)13時13分34秒

あの時は55手めで先手勝勢宣言していた当家。
羽生が読んだのはその前項「康光は丸山テンポを想定して同期させることに成功」
46馬ではジリ貧と当家分析後に判っていた。羽生は二日目55馬にジリ考したので郷田のチンポ設定査定。56馬に決まってるので同馬断行。
森内が31銀を消去法と今日述べたのは明解に当家の言葉。それ以前森内は31銀を肯定していた。当家が消去法と呼ぶときはすでにマイナー思考。55同馬も消去法。46馬で初めて康光の心理戦成功と言う項目しか読むところない。先手なら左桂活用が焦点と再三書かれてある。野球ならすでに先手勝ち。音楽ならマイナーもメジャーも同格。将棋が芸術なら二人の合意で出来ることがある。


今日一枚 投稿者:マシュダ一家 投稿日:2009年 5月 8日(金)04時19分38秒

ザルソバの話ではない。2007.03.13竜王戦1組2回戦で郷田は横歩取り85飛で羽生に負けた。深浦相手の王位戦最終局同様香が4枚飾りのドっしよーもない将棋であった。初日で一枚片づいた香。羽生は郷田と深浦より一枚マシな将棋を指したいと思って55角にしている。二枚マシとなることはない。森内が怒るのも止む得ない。羽生とてGWに団欒気分を満喫。その延長で名人戦のレベルを維持しようとしているので研究が過去の穴探しから始まる。初日の全棋譜が想定できる横歩取り85飛。郷田の性格による。郷田は逆をナゾれば出る解答。フィクシング・ア・ホール。

名人戦第3局 郷田羽生 横歩取り85飛 投稿者:マシュダ一家 投稿日:2009年 5月 8日(金)03時43分37秒

郷田は初手26歩なら勝つ自信があったはずだが残り少ない棋士人生羽生への矢倉コンプレックスをひとつでも多く消していかないと気が済まない。だから初手76歩。羽生は矢倉を受けずに二匹めのドジョウ。
そこで言いたいことがある。羽生の矢倉が四コマ漫画なら郷田の矢倉は少女漫画。手損角換りは飽きたので横歩取り85飛でよかった。
2003.07.01棋聖戦第3局康光丸山での当家実況&分析は初日の郷田の封じ手の局面から開始されている。6年前でも同じ笑いが同日にあるのは何かの縁であろう。
森内が相当怒っていた。先手必勝じゃんかと。羽生はこんなんで勝つ気あんのかと。
勝つ気あるから初日で45桂までやってる。森内は丸山が谷川相手に名人戦で指した45桂に衝撃を受けたが同じ手を羽生が名人戦で指したことにもっと驚いたらしい。森内相手なら絶対指さない手を郷田相手なら指すのかと。谷川と郷田或いは稲葉なら45桂は通用する理由がある。すると羽生が想定した手順が見えてくる。郷田が勝ちきるためにはアレを素直に読まないといけない。


2009.05.07棋聖戦挑戦者決定戦 稲葉木村 手損角換り早繰り銀 投稿者:マシュダ一家 投稿日:2009年 5月 8日(金)03時16分7秒

真田が83歩まで稲葉の研究勝ち手順とわめいていた。康光ならニコリともせずに「こんな軽くて勝てるんですかね」と言うであろう。研究手順と言うのはその先に阿久津が言っていたような金が敵陣の右か左に打てて初めて一連の意味を持つ。阿久津は左で当家なら右だが。木村苦肉の壁飛車に壁の外側からアプローチする実戦的大局観自体をまず疑う。羽生とやっても1勝もできないことはこの1局で明解。昨年プロになった二十歳の挑戦者誕生なら話題性はあった。谷川や藤井は粘着将棋指せないので相手してくれたが木村はここ数年で一番いい仕事した。康光なら怒る手ばかりだが最終試験なので仕方ない。
新四段がすでにB2以上で指せるレベルなので飛び級査定に挑戦者決定戦出場ポイント加算。

開始日時:2009/05/07(木)10:00
終了日時:2009/05/07(木)19:37
棋戦:第80期棋聖戦挑戦者決定戦
持ち時間:4時間
消費時間:▲3時間51分△3時間41分
場所:東京「将棋会館」
先手:稲葉 陽四段
後手:木村一基八段
▲2六歩 △3四歩 ▲7六歩 △3二金 ▲2五歩 △8四歩 ▲7八金 △8八角成
▲同 銀 △2二銀 ▲3八銀 △3三銀 ▲6八玉 △7二銀 ▲3六歩 △6四歩
▲3七銀 △6三銀 ▲4六銀 △5四銀 ▲3五歩 △同 歩 ▲同 銀 △8五歩
▲7九玉 △8六歩 ▲同 歩 △同 飛 ▲2四歩 △同 歩 ▲7七角 △8二飛
▲3四歩 △2二銀 ▲2三歩 △同 金 ▲2四銀 △同 金 ▲8三歩 △6二飛
▲2四飛 △4四銀 ▲2八飛 △6五歩 ▲5九角 △1四歩 ▲7七銀 △9四歩
▲7五歩 △3六歩 ▲4六金 △2三歩 ▲3六金 △5五銀直 ▲3七角 △6六歩
▲同 歩 △8六歩 ▲4五金 △同 銀 ▲5五角 △8七歩成 ▲同 金 △6七角
▲5九金 △5四銀 ▲5六銀 △8五角成 ▲2二角成 △同 飛 ▲7六金 △4一馬
▲6八金 △3五金 ▲3三歩成 △同 桂 ▲4六銀 △3四金 ▲3二歩 △7一金
▲3八飛 △3五歩 ▲同 銀 △3七歩 ▲同 飛 △4五桂 ▲3八飛 △3五金
▲4五銀 △同 銀 ▲3一歩成 △同 馬 ▲3五飛 △3四銀打 ▲3八飛 △3二飛
▲6三桂 △4二玉 ▲7一桂成 △9三桂 ▲8二歩成 △1三馬 ▲2八飛 △6七歩
▲同 金 △5六銀打 ▲同 金 △同 銀 ▲3五歩 △3九角 ▲1八飛 △5七角成
▲8八玉 △3五馬上 ▲4六銀 △同馬上 ▲同 歩 △6七銀不成▲3三歩 △同 飛
▲6八金 △7九銀 ▲8七玉 △6八銀引不成▲6三角 △7七銀成
まで126手で後手の勝ち


大爆笑の感想 投稿者:マシュダ一家 投稿日:2009年 4月23日(木)01時28分26秒

中盤の大介感覚も興味深かったがシメは郷田感想紹介。31玉では33玉だったとのこと。85歩をうっかりとのことで大爆笑。入玉持将棋嫌い宣言のマンマでよかったかと思う。特に朝日は棋士の局後の言葉尻捉えて大げさに書くから。一番悔やんでいたとか強調語つけて。毎日の肉まんよりマシだが。後藤理もそうだが色つけようとすると彼らは極端に軽薄になってしまう。ジャーナリズムと言うのは無駄な言葉の重複を避け淡々としたのが一番。記者も目障りだから放映中は控え室に居て頂きたい。読売記者のようにわざわざ画面の端に映りに来るのもいるが邪魔。個性丸だしでも絵になるのは加藤一二三だけ。NHKアナやブンヤが100人かかってきても敵わないから。
64歩ではサッサと角切りだったと郷田。63銀引きがムダだったと。
大介の最終解説では出なかったが当家では53角成でも先手玉が71まで逃げて勝ちの変化があったので郷田の感想は正しい。先手には22歩変化もあった。66銀への後悔を引きずって終始気迫に押された
羽生。郷田絶妙の7thアタック。

開始日時:2009/04/21 9:00
終了日時:2009/04/22 22:08
棋戦:第67期名人戦七番勝負第2局
持ち時間:9時間
消費時間:152▲539△539
場所:熊本県熊本市「熊本城」
先手:羽生善治名人
後手:郷田真隆九段
▲7六歩 △8四歩 ▲6八銀 △3四歩 ▲6六歩 △6二銀 ▲5六歩 △5四歩
▲4八銀 △4二銀 ▲5八金右 △3二金 ▲7八金 △4一玉 ▲6九玉 △5二金
▲7七銀 △3三銀 ▲7九角 △3一角 ▲3六歩 △4四歩 ▲6七金右 △4三金右
▲3七銀 △6四角 ▲6八角 △3一玉 ▲7九玉 △7四歩 ▲8八玉 △2二玉
▲4六銀 △5三銀 ▲3七桂 △9四歩 ▲1六歩 △1四歩 ▲2六歩 △2四銀
▲3八飛 △8五歩 ▲1八香 △4二銀 ▲9六歩 △3三桂 ▲6五歩 △7三角
▲6六銀 △8六歩 ▲同 歩 △9五歩 ▲同 歩 △同 香 ▲9六歩 △同 香
▲9七歩 △同香成 ▲同 桂 △8四歩 ▲9六香 △7二飛 ▲8七玉 △4五歩
▲同 桂 △同 桂 ▲9四歩 △9五歩 ▲9三歩成 △同 桂 ▲9五香 △9二歩
▲9四歩 △8三桂 ▲9六玉 △9五桂 ▲4五銀 △4四歩 ▲5四銀 △同 金
▲4六桂 △4三銀 ▲2五歩 △同 銀 ▲9三歩成 △同 歩 ▲3五歩 △5三金
▲5五歩 △4五歩 ▲3四桂 △3一玉 ▲8五歩 △8一香 ▲8四歩 △8五歩
▲同 桂 △8四角 ▲9四歩 △同 歩 ▲8六角 △5二歩 ▲5四歩 △同 銀
▲4四桂 △6四歩 ▲同 歩 △3七歩 ▲6三歩成 △同 銀 ▲2八飛 △6六角
▲同 金 △8四銀 ▲8三歩 △同 香 ▲3二桂成 △同 玉 ▲9七玉 △8五銀
▲5九角 △8六歩 ▲8八歩 △9六銀打 ▲9八玉 △8七歩成 ▲同 歩 △同桂成
▲同 金 △9五桂 ▲7七金 △8六銀 ▲同 金 △同 香 ▲同 角 △8七銀成
▲8九玉 △7七桂 ▲同 角 △同成銀 ▲4四桂 △4三玉 ▲3二角 △4四玉
▲5六桂 △3五玉 ▲3六歩 △同 玉 ▲2七銀 △4七玉 ▲4九香 △5七玉
まで152手で後手の勝ち



郷田の魔球 対角 投稿者:マシュダ一家 投稿日:2009年 4月23日(木)00時11分57秒

不動駒3枚の奉納局。55歩が出たので大満足。名人戦で中原を矢倉で追い込んだタカミチ変化55歩も有力。そのミッチーでも96玉の入玉フェイクに付いて行けないとサジ投げた。88玉指して後手が端攻めだと当家では定番。三段重ねの桂サンドなら壮観極まる。熊本城完全に負けている。
深浦は83桂打たれたらオワで96玉では先手負けと断定。タカミチは96玉で羽生の読み切りと絶賛。羽生を信用するかしないかで発言が天地の差。根元はすべて郷田の豪快な9筋攻め。9筋攻めさせたら凄いのがもう一人居るがこっちの迫力が上。羽生がビビりまくっていた二日目午前中。
色々あったことは本家で追記するがまずは郷田名人候補おめでとう。
27銀完切れ路線ではなく31玉ともども37歩が顔。37歩はひとめでも読むとダメだったので当家は放棄。ところが112手め66角切りが迫力満点。ライブで見ないとこのトキメキが判らないであろう。羽生は詰めろにビビって寄せに。95桂まで誰でもこう指す。95同角で当家は先手勝ちだったが83歩の時間稼ぎの時点で羽生には切れないと判っていた。ライブならではの見事な対。郷田には切れたが羽生には切れない角。今期名人戦は楽しさ満載。郷田は期待かけたら裏切らないから。


額縁効果で見た場合 投稿者:マシュダ一家 投稿日:2009年 4月22日(水)03時57分27秒

長野より後藤理の方が画面座りがいい。木枠大盤に似合う。
長野だとヒキで写さないと収まらない。羽生が後藤理の最初のインタビューに珍しくマジメに答えたが二回目でスキ見せてソーデスネーを言わせてしまった。あの台詞を完封したアナが時期ナンバー1。岩根パパも復帰させて頂きたい。安産だったらしい。


熊本城対決ならチョンマゲ 投稿者:マシュダ一家 投稿日:2009年 4月22日(水)03時51分19秒

お城に着物、金泊襖と来ればもうひとつ欲しい。
チョンマゲ。
羽生には似合いそうだが郷田には丸坊主が似合う。
あの日郷田は突然耳が聞こえなくなり耳鼻科に行って遅刻。耳が聞こえなくなった理由は中耳炎か明け方ベッドから密かに去ろうとして女に叩かれたせいかひふみん観戦記では不明。郷田は名人戦で扇子パチパチやって森内からクレームが来たが本人には聞こえなかったのかもしれない。耳が悪くても作曲したベートーヴェンと郷田の質感が似ている。不自然に固いがなぜか凄い。
さて羽生のチョンマゲだがカツラでは味気ない。チョンマゲ事件ならNHKの報道越えて伝説になるであろう。セコイ仕掛けでは伝統は旧態依然。


最初の問題提起へ 投稿者:マシュダ一家 投稿日:2009年 4月22日(水)03時32分34秒

7手め56歩に尽きる。ここで先手は初めて自己主張開始。後手54歩の反発で4-1構造が発生し55地点への初アタリが生じる。ここが原点なので55をまるっきり無視した竜王戦第2局第5局など渡辺明自身が寝ながら引き合いに出すようでは郷田ならずともバカヤローの心境であろう。

竜王戦第5局との決定的な相違と将棋の根本問題 投稿者:マシュダ一家 投稿日:2009年 4月22日(水)03時12分52秒

41VS40の1の違いは55地点に集約。昨年の竜王戦第5局はヒドすぎた。
羽生にやる気なかったので仕方ない。今回は少しマジメに指せば55無視のあんな変化にならない。郷田がアっと言わせるから。


閑話休題 中継課金の問題 投稿者:マシュダ一家 投稿日:2009年 4月22日(水)01時54分0秒

読売は竜王戦有料中継で懲りたのに今度は毎日が同じ過ち。ひとつの棋戦に個別に課金したら失敗すんの当たり前。
名人戦中継だけ有料となったことが原因で共催に。毎日は自業自得。順位戦中継だけで実績を積むべきだったが一部の奢りが社屋を傾けた。
準備するのは以下。

全棋戦中継有料にする必要条件
1=連盟対局予定表に掲載された全対戦中継を行える体勢準備。記録係の仕事。
2=全棋戦共通年間一括払い。月払い割増。
3=全棋戦共通パスワード。
4=機種依存型中継でもテクスト形式必須。
現在地方紙の問題があるので稼働するのは米長が死んだ後であろう。三大紙だけの話し合いでは不可能。むしろローカルから口説かないとNSNの二の舞。西村入れたら失敗は目に見えている。
集計金は奨励会員にのみ使うことを条件とすれば公益法人維持。


逆跳番 投稿者:マシュダ一家 投稿日:2009年 4月22日(水)01時26分43秒

厳密に書こうとすると長ったらしい言葉=逆行跳躍駒アタリ偶数番。進行跳番はすでに名人戦で扱い女流も使い始めた頃なので今回は逆跳番が見たい。逆2なら4から落とすのが普通。
そこから累積して今回5止まりなら上出来。6になりそうなら参戦するかもしれない。


明日の郷田 投稿者:マシュダ一家 投稿日:2009年 4月22日(水)01時05分36秒

アレ指したら羽生名人が確実に咎めに来ますとタカミチが言うであろう。しかし郷田はアレレと思っている。その先にアレレレがある。
アレレレレとなれば当家では普通。アレレレレレなら前局。
アレ、アレレ、アレレレ、アレ、アレ、アレレ、となるのが望ましい。


加藤一二三の場合 投稿者:マシュダ一家 投稿日:2009年 4月22日(水)00時58分51秒

名人奪取した時は中原と持将棋千日手繰り返し10局全部矢倉。本人が今日も元気に語っているのは喜ばしい。その加藤一二三が郷田はワタクシに似ていると言ってるのだから郷田も10局指すつもりでやればいい。加藤一二三の存在感は顕著。あの年で尚も第一奇偶反転からの奇数番仕掛けなら後手番でも有効と布教。清水戦の時のエールをマンマで送り返してきた。今回の趣向は奇偶反転構造からの反理論なので加藤一二三の性格と一致させるのは困難。性情と一致させることは容易かもしれない。言葉の格変化には厳密な規定が文法上必要だが口語には例外が無数存在。アレでわかっちゃう。アレレでもわかっちゃう。わかんない人にはゼンゼンわかんない。こうしたものを反理論として構築してみようと言う当家の動機?
ソコに見えるから。


序盤に戻す 互の集積 投稿者:マシュダ一家 投稿日:2009年 4月22日(水)00時44分24秒

初手から見る。3手め68銀も4手め34歩も5手め66歩も悪手。つまり矢倉と言う戦形は悪手の集積で成立。なぜ棋士が悪手を指すのか。全ての駒を有効に使って将棋を指そうと言う暗黙の合意があるため。この暗黙を新聞社が嫌うので彼らの形容時には居飛車党と言う業界用語から始める。文化部では自民党より存在価値がある党と思われている。このような妄想から始まっているので果ては矢倉が将棋の王道やら純文学やら恥ずかしい形容が後を絶たない。NHKのカメラと照明を吊る櫓の実態に似ている。ようやく立派な材木使い始めたと思ったらツナギがドイトで買ってきたような安物。
すべての駒を使うと言う合目的を彼らは定番戦形に求めた。当家は着物の彩のようにまだ色々あると思っているので反マシュダ一家理論的思考法を摸索して飽きない。悪手を良い妥協と見做し互と表現したのが前局。今回は互の集積と見る。彼らの動機は同じだが。


反宇宙の存在 投稿者:マシュダ一家 投稿日:2009年 4月22日(水)00時19分1秒

あの日の分析以来何が進歩したか。
将棋にも反宇宙の存在の予兆。その存在自体を証明すれば将棋には永遠の命が与えられる。今日明日の勝敗など関係ない。千年後の将棋の存在が見えるか見えないか。それを瞬間垣間見ることさえできればいい。
その輪のネジリを郷田が見せた名人戦開幕であった。羽生は表参道。ネジリが歪んでいれば元に戻すだけ。郷田はメビウスの輪のようにできれば第2局に勝機発生。


副立会いタカミチ 投稿者:マシュダ一家 投稿日:2009年 4月22日(水)00時10分20秒

そう言えばタカミチが一昨日見せた仕掛けは名人戦第1局と共通項がある。谷川解説より矢内の方が数え方知っている。過去最強女流聞き手かもしれない。谷川は実戦解説だと旧脳しか使わない模様。

郷田の戦略 投稿者:マシュダ一家 投稿日:2009年 4月22日(水)00時06分29秒

46手め33桂に2時間33分の大長考。封じ手15分前に指して羽生に封じさせる戦略。羽生の封じ手は全会一致で65歩と郷田も知っているので48手め以後に郷田の研究がある。要は羽生に65歩を指させたかった。
何を読んだか当家にはひとめ。しかし郷田に勝ってもらいたいので今日は書かない。あの日の分析の延長。主題が同じ。
消費時間=羽生3時間19分、郷田=4時間21分。


加藤一二三立会いの因縁 投稿者:マシュダ一家 投稿日:2009年 4月21日(火)23時56分24秒

郷田が大きく羽生に負け越している原因は矢倉。対羽生矢倉22戦で郷田は2勝。コージ3にもしつこく書かれた。その貴重な1勝は加藤一二三が詳細に書いている。それをさらに詳細に検証したのがMashudaBBS2005.03.01-03.05

名人戦第2局初日 羽生の選択 投稿者:マシュダ一家 投稿日:2009年 4月21日(火)23時49分30秒

「青黄赤で黄色が一番難解。黄色のまま落ちたのが棋聖戦最終局の康光」
羽生の着物はイチョウの黄色。あの日の続きを読みたいと。