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この5文字でファイル閉じてくれるであろう。
第三奇偶反転から羽生が異端の完全4thA。32飛の解釈が難解で飛車先歩交換解釈の決定版になるかもしれない。68飛が第四か第五かの問題。羽生が第二次4thAを仕掛けたときに羽生は第四、森内は第五解釈。
非常に興味深い序盤から中盤の仕掛け。羽生が45歩で跳躍駒アタリ奇数番3を取り第四解釈失敗を自認したかと思えば森内が22角成第六奇偶反転で偶2を与え逆に先手の第五解釈失敗を認めてしまうと言う大波乱。47手めは当家なら第五主張で駒アタリ偶数番4だが森内は歩得を唯一の拠り所とした。結果先手番である森内が33角駒アタリ奇数番3を取り優勢となったかに見えるが逆2から逆1で難解。
55=48玉は1歩得で優勢主張。森内将棋の真髄。
以下例のシリーズ2にも出てくるコミカルな98地点大移動。
116=15角が羽生将棋の延随。取られそうな角を逃げつつ37角成の大逆転を見せた。恐らく森内はこの手を見て先手が負けた方が名局になると髄の底で思ったはず。こう言う角の意外性には敵味方を越えた感動が宿っている。
当家は三回ほどデジャブがあった。竜王戦の変化作成からだったかもしれない。
羽生の合図120=94歩で以下森内演出。
この二人は勝敗関係ない。ワイプも復活し過去最高のNHK杯。
ブリキBGMと長野が前フリでコケた以外完璧な番組。
放映:2009/03/22(日)
棋戦:第58回NHK杯決勝戦
先手:森内 俊之 九段
後手:羽生 善治 名人
▲7六歩 △3四歩 ▲6六歩 △3二飛 ▲7七角 △6二玉 ▲7八銀 △3五歩 ▲6七銀 △7二銀 ▲8八飛 △5二金左 ▲3八銀 △7四歩 ▲4八玉 △7三銀
▲5八金左 △4二銀 ▲4六歩 △4四歩 ▲3九玉 △4三銀 ▲6五歩 △3六歩 ▲同 歩 △同 飛 ▲5六銀 △3二飛 ▲6八飛 △7二玉 ▲9六歩 △6二金直
▲4七金 △3四銀 ▲3七銀 △1四歩 ▲3八金 △1三桂 ▲2六歩 △2四歩 ▲3六銀 △3五歩 ▲2七銀 △2五歩 ▲同 歩 △4五歩 ▲2二角成 △同 飛
▲3三角 △2一飛 ▲2四歩 △4六歩 ▲同 金 △2五銀 ▲4八玉 △2六歩 ▲1八銀 △3六銀 ▲3七歩 △2七歩成 ▲同 銀 △同銀不成 ▲同 金 △3六歩
▲同金寄 △5四歩 ▲3二銀 △4四銀 ▲同角成 △2四飛 ▲2六馬 △同 飛 ▲同金寄 △4四角 ▲7七銀 △2八歩 ▲4一飛 △3三角打 ▲6九飛 △2九歩成
▲同 飛 △8五桂 ▲4五歩 △2六角 ▲同 金 △7七桂成 ▲3五金 △5五歩 ▲4七銀 △6七成桂 ▲4四歩 △5六歩 ▲同 銀 △4六銀 ▲6七銀 △4七金
▲5九玉 △5七銀成 ▲6九玉 △6七成銀 ▲7九玉 △5七金 ▲8八玉 △6八金 ▲5四桂 △7八金 ▲9八玉 △5一金 ▲4三飛成 △8九金 ▲同 玉 △7八銀
▲8八玉 △8五桂 ▲5五角 △1五角 ▲6二桂成 △同 金 ▲5二金 △9四歩 ▲2一飛成 △5一歩 ▲6二金 △同 玉 ▲7三角成 △同 玉 ▲6三龍 △同 玉
▲2三龍 △3三桂 ▲同 龍 △同 角
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