|
後手は奇数番原理で対抗。封じ手の局面から跳躍駒アタリ奇数番3を画策。よってブーレーズ36歩や控え室想定変化89角を当家は一切読まない。トミー74同歩や横田初段33銀は零か平1なので有り得るが冴えない。35歩指したのが羽生の意志でそれを咎めに来た46歩なのだから55歩を突いた瞬間に跳躍番に繋げる構図作成が先決。逆に後手が46歩を咎めに行けないと負け。74同歩より平1取った方が55歩を突かせやすい。
78金と61金の処遇は第1局と同じと見做したいが難しい。後手は35歩に相当無理しているが突き捨てて打ち直す粘りはない。34桂阻止に羽生が平1読むとしたら33銀ではなく34角か43角。
43角の方が派手。後手から55歩突くというアクロバットが披露できるため。1筋突くとしたら後手から。定番は64角だが36歩ともども偶2になってしまう。黒升白升を履き違えると致命的。89角は色一致だが。これ以上は深浦の封じ手敬遠を助長するだけなので話題を変えて。
|
|