実況&分析マシュダ一家
多重駒アタリ
2009.02.18-19王将戦第4局 羽生深浦 手損角換り腰掛け銀

女流名人戦第3局 清水矢内 ファイブスター
NHK杯準々決勝 広瀬康光
朝日杯本戦トーナメント決勝 阿久津久保
朝日杯本戦トーナメント準決勝戦 久保渡辺


駄局に見えるようだが大発見があった当家。どう書けばよいか。
角換り腰掛け銀第二の鍵を。
この鍵が喉に滞留し総括が遅れてしまった。深浦を批判することは容易。MF理論に反するとここまで惨敗するのかと。しかも42金が疑問かなどと相手の弱みに付け込んで理論への挑戦は元もとなかったと言い草残すような皮肉屋。普通なら深浦フザケルなと怒りたい。俺は理論に真っ向勝負したのだとなぜ言えないのか。
名局には理論上の破綻がない。だから当家は飽きてしまった。いい子ぶって前立腺物語みせんなと。
角換り腰掛け銀で7筋または3筋の位を取ると千日手になりやすい。後手の場合は金移動で奇偶反転を繰り返すことで先手のアタックナンバーを調整。第46期名人戦七番勝負第6局で谷川は75歩の位を取り68飛で第五奇偶反転、中原の第六奇偶反転後に8thAを仕掛けた。本来敗着だがこの時二重駒アタリを見せた中原。今回羽生はやはり銀打で二重駒アタリ。この鍵が5筋の歩間定数加算非加算に関わっている。どうせ指す手はひとつだからとまま子扱いされた多重駒アタリ。この対局で当家は初めて多重駒アタリと名付けた意味が氷解。
不思議なもので角換り腰掛け銀第一の鍵発見も深浦見ての自己解決だった。いずれも深浦にはなんの関係もないところから出てきた発想。それが不思議なので言いたいことがでてこない。なにか言おうとしても深浦とパンダはなぜあんなに似合うのかと言うようなことばかり。羽生の着物のパープルになぜ深浦は幻惑したのであろう。
理論通り指せば将棋は簡単に勝てると棋士は棋譜で語っている。木村が森内相手に第33期棋王戦本戦4回戦で見せた35歩は第二奇偶反転後なので深浦35歩とは違ってMF理論通り。よって逆にMF理論に反した森内の75歩6thAが敗着になっている。
変わったことやって見たらボロ負け。ボロには鉱脈。
あと3局あるのでヘンなことやってただきたい。
当家が発見した第二の鍵の所在は中原と羽生なら知っている。これ以上書くと谷川が本当にA級陥落しかねない。

開始日時:2009/02/18 09:00
終了日時:2009/02/19 18:22
棋戦:第58期王将戦七番勝負第4局
持ち時間:各8時間
消費時間:107▲454△474
場所:大分県日出町「別府湾ロイヤルホテル」
先手:羽生善治王将
後手:深浦康市王位
▲7六歩 △3四歩 ▲2六歩 △3二金 ▲2五歩 △8四歩 ▲7八金 △8八角成
▲同 銀 △2二銀 ▲3八銀 △3三銀 ▲1六歩 △7二銀 ▲1五歩 △6四歩
▲4六歩 △6三銀 ▲4七銀 △9四歩 ▲9六歩 △4二玉 ▲7七銀 △5二金
▲5八金 △3一玉 ▲6八玉 △7四歩 ▲5六銀 △5四銀 ▲6六歩 △7三桂
▲7九玉 △3五歩 ▲4五銀 △6三銀 ▲5六角 △5四歩 ▲3四銀 △同 銀
▲同 角 △3三銀 ▲5六角 △4二金右 ▲8八玉 △2二玉 ▲6八金右 △5三金
▲3六歩 △5五角 ▲3七桂 △4四歩 ▲2四銀 △4六角 ▲3三銀成 △同 金
▲2四歩 △同 歩 ▲3四銀 △3六歩 ▲3三銀成 △同 玉 ▲2六飛 △3七角成
▲3四金 △3二玉 ▲2四飛 △3一桂 ▲1四歩 △1九馬 ▲1三歩成 △同 香
▲1四歩 △4六馬 ▲3三歩 △同 桂 ▲1三歩成 △2四馬 ▲同 金 △4二玉
▲7一角 △7二飛 ▲3三金 △5二玉 ▲3四角 △4三香 ▲5三角成 △同 玉
▲3五桂 △5二銀 ▲4二金打 △8五桂 ▲4三桂成 △同 銀 ▲同金寄 △6三玉
▲6一銀 △1九飛 ▲7二銀不成△同 玉 ▲5三金 △7三銀 ▲6九香 △1三飛成
▲5一飛 △8二玉 ▲8三香
まで107手で先手の勝ち


51手め37桂  投稿者:マシュダ一家  投稿日:2009年 2月19日(木)12時14分41秒
  深浦が破格の偶2で来たので偶数番は俺と言う平偶2。次進偶2は45桂が金取り連動手なので飛車捨てれば88玉が活きる展開。44歩は第二平偶2なので先手の企画書内。昨日から反MF理論で来ている深浦。昨日の清水のように狂いまくって欲しい。  

50手め55角 大爆笑  投稿者:マシュダ一家  投稿日:2009年 2月19日(木)12時07分58秒
  9は柄ではなかったと7に戻す39分。後手が85桂の権利維持に戻して歩間定数7換算は手損角換りの初期権利。これで36歩が1-6A換算と。  

49手め36歩 6thA  投稿者:マシュダ一家  投稿日:2009年 2月19日(木)11時53分4秒
  深浦は54歩から55歩連動手があるはずとの確信から歩間定数9で構築。よって36歩が3-6Aで先手の勝ちナンバーではないと判断。
36歩は昨日清水も91手めに指したように先手最大の魅力。後手の目玉が矢内も深浦も35歩の位しかなかったため。
羽生は53金第三奇偶反転から理論通り36歩が偶数番アタックのはずと確認するために20分中座したのだが、昨日の仕掛け1と決定的に違うのが5筋歩間定数加算。55歩の権利が後手にある限り先手が歩間定数8で試算して36歩を2-6完全偶数番アタックと見做すことができない。後手の権利を空洞化するために角引きを戦略に昨日取り込んだのが当家。
 

二日目 封じ手88玉  投稿者:マシュダ一家  投稿日:2009年 2月19日(木)11時35分6秒
  1=手損角換り
2=54銀が63銀と戻り小計3手損
3=33銀に1手使い合計4手損
封じ手控え室予想順に堀口弘治七段+里見倉敷藤花=▲6八金右でも同じ。田丸八段=▲4七金はライオン丸のジョークであろう。記録の藤田二段=封じ手▲2四銀は最強手に見えても6thAなので不可。ラスト変化は53地点が空いているので龍作成させて53角で35歩死守。35歩=後手の敗着が昨日の当家結論だが先手が最強疑問手で挑むと敗着が勝着に。パスは妥当。羽生の88玉は読みではなく96歩指した流れから。
羽生が53金見て中座。後手からの第三奇偶反転なので6thA最初のチャンス。第五奇偶反転となぜ表記しないのか。5まで数えられないA2棋士がいるためではない。先手も56角+銀乗せで2手使った分相殺。 対康光+森内戦でも銀引き2手損は差し引き換算の経緯あり。
 

深浦の挑戦と当家最新理論  投稿者:マシュダ一家  投稿日:2009年 2月18日(水)19時00分1秒
  清水が凄すぎてこっちは見る気しなかった。野球はイチロー、将棋はイチヨ。男ハブと言われた清水だったがついに脱皮。このまま女名人奪取して来年カナに禅譲していただきたい。
どこまで見たか。確か74歩まで。昼食後の66歩は3回目の悪手だがすでに悪手とは言わない。悪3とかつて書いたが裏番組の清水が実証したように位の概念そのもの。腰掛け銀の四辺形特有の形なのでこの状態では位が5-4にならない。33手めの局面で羽生が二つ星。そこで深浦が35歩でひとつ星申請。康光が金井相手に見せた75歩と違ってこっちは阿久津でも驚かない。それどころか深浦の敗着。手損角換り第一奇偶反転のまま2-6構造作成で深浦がマシュダ一家理論に真っ向勝負とは。
羽生は当家理論通り完全偶数番アタック敢行。深浦は逆1を取らずに撤退で第二奇偶反転。56角で34銀狙いには3-6構造作成。腰掛け銀の四辺形が第二奇偶反転で解消したために歩間定数が8から9へ。
39手め34銀で銀交換成功。森下講座通りなら先手優勢。当家は56角の位置を注視。角引きで第三奇偶反転を狙い歩間定数を再度9へ戻すのが当家最新理論。
 

清水スペシャル ファイブスター  投稿者:マシュダ一家  投稿日:2009年 2月18日(水)18時20分59秒
  この将棋を落とすようでは矢内が名人失格と言いたいが清水が凄すぎた。康光と久保が乗り移ったかのよう。壮観極まる5つの位。ファイブスター尻目に矢内の1歩得だが清水の方は当家が一番喜ぶ陣地取りに徹底。思い込むとここまで行くのか清水スペシャル。矢内が十字飛車を仕掛けたが109手め85歩になんと94飛と銀を取れない。五つ星の位ショー。できれば95歩で6つ目の位も見たかったがすでに夕暮れ。久保以上に鮮やかに決めた。こう言うハチャメチャ将棋をバッサリ勝ってもらうと気分爽快。今日婚約者募集したら申し込み殺到であろう。大変なものを見てしまった。

開始日時:2009/02/18(水) 10:00:00
終了日時:2009/02/18(水) 17:57:48
棋戦:第35期女流名人位戦五番勝負第3局
持ち時間:各3時間
場所:東京「将棋会館」
先手:清水市代女流王将
後手:矢内理絵子女流名人
▲2六歩 △3四歩 ▲7六歩 △4四歩 ▲2五歩 △3三角 ▲5六歩 △8四歩 ▲7八銀 △8五歩
▲7七銀 △2二銀 ▲7九角 △4二角 ▲4八銀 △3三銀 ▲5七銀 △5二金右 ▲5五歩 △3二金
▲5六銀 △6二銀 ▲8八飛 △7四歩 ▲8六歩 △同 歩 ▲同 銀 △7三銀 ▲8五歩 △4一玉
▲5七角 △5一角 ▲7五歩 △6四歩 ▲9六歩 △6三金 ▲9五銀 △7五歩 ▲同 角 △8三歩
▲3九角 △9四歩 ▲8六銀 △3一玉 ▲1六歩 △5二飛 ▲5八飛 △5四歩 ▲同 歩 △同 金
▲5五歩 △5三金 ▲6六歩 △4三金寄 ▲1五歩 △4二角 ▲7五歩 △3五歩 ▲7八金 △3四銀
▲6七金 △2五銀 ▲6九玉 △3四銀 ▲7八玉 △2四歩 ▲8七玉 △2二玉 ▲6五歩 △6二飛
▲7七桂 △2五歩 ▲6四歩 △同 銀 ▲6五歩 △7三銀 ▲6六角 △7四歩 ▲同 歩 △同 銀
▲7五歩 △6三銀 ▲4六歩 △3三桂 ▲2八飛 △7三桂 ▲7六金 △2三銀 ▲5八金 △6一飛
▲3六歩 △同 歩 ▲4七金 △3四金 ▲3六金 △3五歩 ▲3七金 △8一飛 ▲4七金 △8四歩
▲同 歩 △8五歩 ▲同 桂 △同 桂 ▲同 銀 △9三桂 ▲9四銀 △8四飛 ▲8五歩 △8一飛
▲4五歩 △8六歩 ▲7七玉 △7四歩 ▲2四歩 △同 金 ▲1六桂 △3四金 ▲2四歩 △1二銀 ▲9三銀不成△4五歩 ▲8四銀不成△7五歩 ▲同 銀 △7一飛 ▲7四歩 △1四歩 ▲5四歩 △1五歩
▲4五銀 △同 金 ▲3四桂 △1三玉 ▲4二桂成 △同 金 ▲5三歩成 △3二金 ▲1四歩 △同 玉
▲4三と △4六歩 ▲3二と △4七歩成 ▲8六玉 △9四桂 ▲9七玉 △8六歩 ▲同 銀
まで149手で先手の勝ち
 

女流名人戦 清水矢内  投稿者:マシュダ一家  投稿日:2009年 2月18日(水)13時20分44秒
  清水の菊水封じ力戦に見えるが理論上は好手悪手入り乱れ。
15手め48銀で24歩は悪手。19手め55歩は清水が跳躍奇偶反転を見落としたために悪手。すでにここは第三奇偶反転。木村も藤井も第三奇偶反転まで数えられないのだから清水なら許容範囲。むしろ前局までの倦怠感払拭。毒をもって毒を。88飛が第四で当家では85歩が清水の敗着。しかし25歩までの2手を逆加算できるので矢内次第。羽生深浦とて20手代までに悪手の意味が不明なのだから自信持ってやっていただきたい。ひとめ面白い。
余談だが向い飛車で先手から86歩で歩交換後再度先手が87歩と打つ戦法が当家にある。これで狂った後手が負けるのだから将棋はわからない。悪手も度を越えると特効薬。
 

28手め74歩は深浦の大悪手  投稿者:マシュダ一家  投稿日:2009年 2月18日(水)12時22分9秒
  これが大悪手と断言しているのがマシュダ一家理論。この1手ですでに大逆転。最近の傾向だが最重要の手に限ってコメント皆無。  

27手め依然後手優勢  投稿者:マシュダ一家  投稿日:2009年 2月18日(水)12時16分12秒
  羽生の21手め96歩が悪手でそれ以後は依然深浦が優勢。
羽生は96歩悪手を正当化するために68玉。今度は右玉放棄のために15歩で作成した勢力圏放棄。将棋の勢力圏に囲碁の地同様の把握法を示したのは当家が最初。今日掲載の順位戦記で藤井が言っていることは二番煎じ。15歩の表現法では森下が講座で独自の表現をしている。位を取ると2升得。1歩得は2歩得と言う森下式表現同様。
本局は藤井が1勝2敗で迎えた竜王戦第4局と雰囲気が似ている。
 

王将戦第4局 羽生深浦 手損角換り  投稿者:マシュダ一家  投稿日:2009年 2月18日(水)11時09分52秒
  天王山は23手めで深浦優勢。この局面で15歩の代りに玉か金が移動していれば先手優勢だった。  

NHK杯準々決勝 広瀬康光  投稿者:マシュダ一家  投稿日:2009年 2月16日(月)23時25分9秒
  藤井が振り飛車辞めた原因が広瀬。Hシスより難解で強い振り穴見せているので自分の番はもうないと思った。藤井は細かい変化を重ねてわずかな利を拡大するのが面倒。それでいてテレビ解説で三手詰めが見えなくなるのだからA級ではマスコット。保険棋士として他の棋士から重宝がられてしまった。そういえば金曜のマイナビのマリカが林葉アタックを見せたがあれが藤井に最大の影響を与えた戦法。前回のように朝日杯中継と一緒なら当家も参戦していた。跳奇3見せていたママ。それでもマリカ勝ってしまうだから岩根との最終戦は今期女流最大の見もの。岩根は清水の14穴熊撃破したので双方乳貸したのであろう。パンダの言い分が正しかった。
藤井が驚く46手め52飛がマシュダ一家理論応用。広瀬が当家理論通り第三奇偶反転直後に4-2完全偶数番アタックを見せたのと対。よって43手め55歩の1-5Aが敗着。
最終盤の康光最強手は連動手で35歩を成立させたこと。3筋の歩だけで勝った。王将戦第2局も同様に6筋+7筋の歩で勝つべきだったが当家分析を逆にそのまま深浦に奪われ第3局まで落としたのが羽生。
しかし65歩や75歩はハブグラとして名高い羽生自身の最強手であった。羽生が過去の自分に見切りをつけて別天地に行けるかどうかの葛藤が最後の2局。そして深浦康光久保渡辺が当家ハブグラ分析にインスパイヤされた1カ月。第4局はどうなるか?

日時:2009/02/15(日)放送
棋戦:第58回NHK杯準々決勝第2局
先手:広瀬章人五段
後手:佐藤康光NHK杯選手権者・棋王
▲7六歩 △3四歩 ▲6六歩 △6二銀 ▲7八銀 △5四歩 ▲6八飛 △4二玉 ▲4八玉 △3二玉
▲3八玉 △8四歩 ▲2八玉 △5三銀 ▲1八香 △3三角 ▲6七銀 △8五歩 ▲7七角 △2二玉
▲1九玉 △1二香 ▲5六銀 △4四銀 ▲4六歩 △3二金 ▲2八銀 △1一玉 ▲5八金左 △2二銀
▲3九金 △5一金 ▲6五歩 △4二角 ▲4五歩 △3三銀引 ▲4七銀 △4一金 ▲5六歩 △3一金寄
▲4八金寄 △7四歩 ▲5五歩 △8六歩 ▲同 歩 △5二飛 ▲5八飛 △7三桂 ▲5四歩 △6五桂
▲5五角 △5七歩 ▲6八飛 △6四歩 ▲6六歩 △5四飛 ▲4六角 △5八歩成 ▲同 金 △4四歩
▲5五歩 △4五歩 ▲5四歩 △4六歩 ▲同 銀 △2四角 ▲4三歩 △同 金 ▲8三飛 △5四金
▲4三歩 △5三角 ▲6五歩 △4六角 ▲6六飛 △3五角上 ▲8一飛成 △4一歩 ▲9一龍 △3二銀
▲5一龍 △5五金 ▲4六飛 △同 金 ▲2五桂 △2四銀 ▲5五角 △5六飛 ▲4九香 △5八飛成
▲2二角成 △同 玉 ▲5八龍 △2五銀 ▲4六香 △同 角 ▲9二飛 △2四角 ▲5五龍 △3五桂
▲4四銀 △8八角 ▲5三龍 △5二歩 ▲3五銀 △同 歩 ▲5二龍 △5一歩 ▲5四龍 △4四金
▲6四龍 △3六歩 ▲5四歩 △3七歩成 ▲同 桂 △3四香 ▲5三歩成 △3七香成 ▲同 銀 △6六角成
▲4八香 △4七桂 ▲2九金 △3六歩 ▲2八銀 △4八馬 ▲4二歩成 △同 歩 ▲同 と △3八銀
▲3二と △同 金 ▲3八金 △同 馬 ▲3一銀 △同 玉 ▲4一金 △2二玉
まで138手で後手の勝ち
 

朝日杯本戦トーナメント決勝 阿久津久保  投稿者:マシュダ一家  投稿日:2009年 2月16日(月)22時50分40秒
  と金5枚で阿久津先手にできるような振り駒やめるべき。渡辺明解説は相当いい加減。対久保でも安易な思考法だけで序盤を見ているので阿久津との研究差が引き立つ。3-1AVS4thAで久保の今回のα柱は26歩。王将戦当家分析を受けて久保は2筋放棄で6筋。今回は阿久津が66歩突いているので羽生深浦戦より明解。そう言えば渡辺明が62飛までの変化がひとめだった理由も明解。自分で久保相手に4筋へ飛車を振り4筋3筋だけの歩で勝とうとしたため。康光広瀬もそうだった。すべて当家VS羽生の大局観勝負が元。康光久保渡辺はあの日の分析にモロハマッタ証拠。
44手め65同飛は棋王戦再現。康光は飛車取って負けにしたが阿久津は当家分析に忠実に「合わせ」。46手め66同角でそれさえ取る久保。普通25飛で捌くがそれではこじれると見た結果。実際25飛でも後手難しいのですでに阿久津の手中。棋王戦の阿部解説によると当家実況&分析の流れがすべて正しかったと感想戦で確認済み。釘打つ時は三回目で決める。よって久保が阿久津の苦戦顔にダマされた。しばらく二枚飛車に追われる悪夢に唸るのであろう。久保が先手なら間違いなく優勝。阿久津は王将リーグの完全実況以来応援していたがようやく棋戦優勝とは長い道のり。

開始日時:2009/2/14/16:08
棋戦:第2回朝日杯決勝
戦型:中飛車
持ち時間:40分
消費時間:75▲40△40
場所:有楽町マリオン
先手:阿久津主税六段
後手:久保利明八段
▲7六歩 △3四歩 ▲2六歩 △5四歩 ▲2五歩 △5二飛 ▲7八金 △6二玉 ▲6九玉 △7二玉
▲4八銀 △8二玉 ▲7七角 △7二銀 ▲6八銀 △3三角 ▲同角成 △同 桂 ▲7九玉 △3二金
▲2四歩 △同 歩 ▲同 飛 △2二銀 ▲6六歩 △4四角 ▲6七銀 △2六歩 ▲4一角 △4二飛
▲3二角成 △同 飛 ▲2三歩 △3一銀 ▲2二金 △同 銀 ▲同歩成 △6二飛 ▲1一と △6四歩
▲7七桂 △6五歩 ▲同 歩 △同 飛 ▲6六歩 △同 角 ▲6八銀 △4四角 ▲6五桂 △9九角成
▲6四香 △7一金 ▲2一飛成 △4四角 ▲3二飛 △6六歩 ▲6三香成 △6二香 ▲5三桂成 △6一金打 ▲6二成桂 △同金右 ▲同成香 △同 金 ▲6六銀 △6三香 ▲4六香 △6六香 ▲4四香 △6八香成
▲同 金 △6一銀打 ▲4三香成 △6七歩 ▲7一角
まで75手で先手の勝ち

 

朝日杯本戦トーナメント準決勝戦 久保渡辺  投稿者:マシュダ一家  投稿日:2009年 2月16日(月)22時23分16秒
  久保に諸手で石田三間許しただけで後手勝てる気しない。15手め74歩をキムカズは初めて見たと言う。33角が穴熊一路の第二奇偶反転なので3-1Aの完全奇数番アタックで先手勝ちが当家理論。72歩まで打たされ歩損では久保完勝コース。
開始日時:2009/2/14 10:30
終了日時:2009/2/14 12:34
棋戦:朝日杯本戦トーナメント準決勝戦
戦型:三間飛車
持ち時間:40分
消費時間:105▲40△40
場所:東京・有楽町朝日ホール
先手:久保利明八段
後手:渡辺 明竜王
▲7六歩 △3四歩 ▲7五歩 △4二玉 ▲6六歩 △6二銀 ▲7八飛 △3二玉 ▲4八玉 △3三角
▲3八玉 △2二玉 ▲6八銀 △8四歩 ▲7四歩 △8五歩 ▲7三歩成 △同 銀 ▲7四歩 △6二銀
▲7六飛 △3二金 ▲6七銀 △4四歩 ▲6五歩 △5四歩 ▲6六角 △1二香 ▲2八玉 △1一玉
▲3八銀 △2二銀 ▲7七桂 △5二金 ▲5八金左 △4二金右 ▲7五飛 △8六歩 ▲8五桂 △7二歩
▲8六歩 △8三飛 ▲5六銀 △3一金 ▲1六歩 △3二金寄 ▲4六歩 △5三銀 ▲1五歩 △6四歩
▲4五歩 △6三飛 ▲4四歩 △同 銀 ▲7三歩成 △同 歩 ▲7四歩 △5五歩 ▲7三歩成 △4三飛
▲6七銀 △3五歩 ▲6三と △3六歩 ▲6四と △3七歩成 ▲同 銀 △3五銀 ▲4七歩 △3六歩
▲4八銀 △4六歩 ▲5四と △4一飛 ▲4六歩 △同 飛 ▲3九金 △8四歩 ▲4四歩 △4二歩
▲7一飛成 △8五歩 ▲8一龍 △2五桂 ▲7五角 △8六飛 ▲3四歩 △2四角 ▲4三歩成 △同 歩
▲同 と △4七歩 ▲3二と △同 金 ▲3三桂 △同 銀 ▲同歩成 △同 角 ▲3一金 △同 金
▲同角成 △3七金 ▲同 桂 △同歩成 ▲2九玉
まで105手で先手の勝ち