実況&分析マシュダ一家
象徴遊戯の沈黙
2008.12.17-18竜王戦第7局 羽生渡辺 対矢倉55歩急戦

新聞見出しが永世七冠誕生ではテンション下がる内容。羽生が負けでよかった。1面見出しが「タイトル戦史上初の駒アタリ奇数番7出現」なら棋士冥利だが。
カイゼルのものはカイゼルに。拾った5円玉を返した羽生。
初代竜王が島だから初代永世竜王が渡辺明でも未練ない。
当家が実況&分析止めた60手め以後は駒アタリ奇数番7の可能性が失せたので羽生も1面見出しを諦めた。むしろこの内容で出され前人未踏などと書かれたら恥ずかしい。
よって63手めに64分費やした内容はいかに民衆を熱狂させるか。阿久津が真っ先に述べた63手め52金は顔で言うなら渡辺明。羽生は自分の顔で23歩選択。先手の勝ち変化自体は簡単なので棋士委せで十分。渡辺明も自分が負けと知っているのであとは羽生が勝たせてくれる順の符牒を読むだけ。ここでは既出先後勝ち変化の裏のみを読む。
記号の一致には意有り。指が勝手に動く場合は子供の塗り絵帳と同じ。線にそって色を塗る。顔を塗る場合は肌色、口は赤いクレヨンで。それをまだ指運と言っているうちは営業棋士。
65手め62金に34分。64分以後は席の譲り合い。周囲に解らないようにどーぞどーぞと互いに永世位を押しつけあっている。藤井は生中継でこの手をひとめで営業絶賛。この手を境にクレヨンが飛び交う。66香で二重駒アタリ奇数番3。渡辺明のトレードマークをさらに上塗りした手。羽生は66歩で駒アタリ偶数番4にし二重駒アタリ回避。以下後手53飛の逆奇3に69手め65歩が悪手の逆奇3。ここから後手にチャンス顕在化。進奇3-偶2で縒りが戻り58金王手が悪手。自分の顔通り駒アタリ奇数番3が最強。王手は駒アタリではない。ここは他の棋士も58金が当然と思っているらしい。駒アタリ奇数番原理の基本中の基本なのでここまで言えば解るであろう。67金54香では63銀が質なので後手勝ち。羽生が王座戦で指震わせた頭金演出を渡辺明に強要したが本人が拒否。この地点だけは棋譜解説も空白なので今後誰も言及しない。第4局の先手勝ちの1手並に簡単なので愛棋家の楽しみは残す。大山ならひとめ。
以下熱狂芝居第二ラウンドへ。74手め康光推奨の65桂は悪手。仮想駒アタリ奇数番5が正解。75手めは初日66金の蜃気楼で仮想駒アタリ偶数番4のオチ。
76手め48金は即物将棋の悪手。ここでも仮想駒アタリ奇数番5が最強。
77手め54香が阿久津には駒アタリ偶数番4に見えたらしい。これで羽生勝ちと。マシュダ一家では逆=羽生が渡辺明にプレゼントした仮想駒アタリ奇数番5。見たマンマ羽生が与えた62金が仮想番。
78手め完全駒アタリ奇数番5。79手め奇5のクリスマスプレゼント。どーぞどーぞと言っている顔が理論でなぞるとよく見える。
80手めでまたしても駒アタリ奇数番3へ逆戻り。第三ラウンドへ。ここで注釈。GNは92と。これを無視してナンバー構築はない点がマシュダ一家理論の醍醐味。この前書いたばかり。
再開。81手めのバカ王手に阿久津首かしげる。肩こりであろう。22銀で寄りと。席の譲り合いなのだからそんな手指したら盛り上がらない。二歩王の淡路なら41歩と言うギャグ狙い+第4局以後繰り返された69底歩の対象フーガ。83手め跳偶4の二重駒アタリ版に7分の苦悩。7分がミソ。ここで羽生は駒アタリ奇数番7出現はやはりなかったと刻印する7分。記者は何見てるのであろう。恥ずかしい記事書いて。欠陥は仮想駒アタリ奇数番5の裏構造。84手め35角が本局の芝居がもたらした完全駒アタリ奇数番5で逆転顕在化。75歩への利きが消え65桂の二重駒アタリ解除+24歩の仮想番消滅。以下第4ラウンドへ突入。
85手め羽生の不敗伝説を作った自陣龍。谷川も王位戦でひどいめにあった。今回は二重駒アタリ作成分1分消費。これで羽生は残り3分。3分にしたことで駒アタリ奇数番3の権化渡辺明にうまく勝ってくれと懇願。羽生が勝つときは逆に7分残す。つまり前ラウンドで7分使った83手め54銀成でおよその演出構成が出来ている。羽生が以下は土曜日に自分で解説してくれる。66角で前回幻となった35桂まで見せたほどだから。三浦74銀は順位戦と勘違いした模様。
当家が書くべきは象徴深層数。24飛か48飛かの選択は初日開始時の渡辺明の咳の回数で決定。55玉か75玉かは35演出への趣向から右に決定。14歩は羽生が初日に仕掛けた75歩1-4Aへのオマージュ+カウントダウン13。

以上ざっと見たが駒アタリ偶数番6さえ出なかったので当家期待のタイトル戦史上初の駒アタリ奇数番7は先の話し。深浦相手なら偶6まででる。しかし仮に奇7がでても王将戦では号外にならない。
渡辺4期の防衛劇でさえ一面を社会部に取られ読売文化部も悔しい?
あんなタコ記事臆面もなく出すようでは0.3パーセントに取られて当然。奇3オンリーの永世竜王は公定歩合0.5並にダメなのかと。
羽生は駒アタリ奇数番7でないと永世竜王いらないと決心。それだけが高貴な自由意志。読売も一面で史上初の奇7と書けるぐらいならG7を越える。

日時:2008/12/17-18
表題:第21期竜王戦第7局
消費:94▲476△474
場所:天童
先手:羽生善治名人 
後手:渡辺 明竜王
▲7六歩 △8四歩 ▲6八銀 △3四歩 ▲6六歩 △6二銀
▲5六歩 △5四歩 ▲4八銀 △4二銀 ▲5八金右 △3二金
▲7八金 △4一玉 ▲6九玉 △7四歩 ▲6七金右 △5三銀右
▲2六歩 △8五歩 ▲7七銀 △5五歩 ▲同 歩 △同 角
▲2五歩 △3三銀 ▲6五歩 △7三角 ▲6六銀 △8四角
▲7九角 △3一玉 ▲4六角 △9二飛 ▲7五歩 △同 歩
▲8六歩 △同 歩 ▲8二歩 △7三桂 ▲8一歩成 △5二飛
▲9一と △5四銀 ▲6四歩 △6二金 ▲5九香 △5五歩
▲2四歩 △同 歩 ▲9二と △6五銀 ▲5五銀 △7六銀
▲6三歩成 △同 金 ▲6四銀 △6二飛 ▲5二香成 △同 飛
▲6三銀不成△5一飛 ▲2三歩 △4二金 ▲6二金 △6五香
▲6六歩 △5三飛 ▲6五歩 △6七銀成 ▲同 金 △5八金
▲7八玉 △6五桂 ▲6六金 △4八金 ▲5四香 △6二角
▲5三香成 △同 角 ▲6一飛 △4一香 ▲5四銀成 △3五角
▲6五飛成 △4六角 ▲同 歩 △8七角 ▲6七玉 △6五角成
▲同 金 △6九飛 ▲5六玉 △6四歩 ▲6六角 △5九飛成
▲5七桂 △5五歩 ▲同 玉 △6五歩 ▲同 玉 △7三金
▲2二角 △3二玉 ▲1一角成 △5五歩 ▲2四飛 △6四歩
▲5五玉 △4四銀打 ▲同成銀 △同 銀 ▲同 馬 △6五金
▲5四玉 △6三銀 ▲4五玉 △4四歩 ▲同 角 △3三桂
▲3六玉 △4七角 ▲2六玉 △2九龍 ▲2七香 △1四歩
▲6五桂 △2五歩 ▲1六玉 △2七龍 ▲同 玉 △2六香
▲同 角 △同 歩 ▲同 玉 △3五角 ▲2七玉 △3八角成
▲1八玉 △2四角 まで140手で後手の勝ち


60手め52同飛 大爆笑 投稿者:マシュダ一家 投稿日:2008年12月18日(木)15時36分28秒

1時間以上考えて駒アタリ奇数番3とはダメ竜王。よく4回も防衛できた。カッパも嫉妬して当たり前。こんな所は駒アタリ奇数番5に決まっている。

先手の跳躍駒アタリ偶数番4には逆奇3 投稿者:マシュダ一家 投稿日:2008年12月18日(木)15時21分24秒

64銀で香仕様の跳躍駒アタリ偶数番4。森内名人戦版は同じ香仕様でも跳躍駒アタリ奇数番3、深浦王位戦で学んだ跳躍駒アタリ偶数番4。
逆2で一回手抜くと二度目で妥協、三度目の正直跳4のはずが逆奇3取られる。62金の所では逆1で出したが今度の62飛は香アタリを回避しての逆3。よって偶4を先に読まれ後手に奇5を先に構築されてしまう。その先に偶6を見つける枝選択はまず後手。


羽生初の悪手 投稿者:マシュダ一家 投稿日:2008年12月18日(木)15時06分27秒

55手めで悪手とは。かなり悪質な語呂あわせ。本当は先手が跳躍番取らなければいけなかったのに妥協しても後手が重ねてくれたのだから4を取るべきだった。

逆転の素地 投稿者:マシュダ一家 投稿日:2008年12月18日(木)15時02分38秒

羽生の時間調整のおかげで後手は駒アタリ奇数番3。すでに先手に歩を渡し手番も渡しているので劣勢だが逆転の素地が奇3。

仮想駒アタリ番 投稿者:マシュダ一家 投稿日:2008年12月18日(木)15時00分1秒

あの局面だと仮想駒アタリ番をWで作成。阿久津は55同銀で先手勝ちと思ったほどだから羽生もゴールデンタイムにあわせて戻した。当家なら一挙に雪崩込む。

では跳躍駒アタリ偶数番6はあったか 投稿者:マシュダ一家 投稿日:2008年12月18日(木)14時56分18秒

それが発見できると羽生以上の棋士になれる。貰った御歳暮を金にして一攫千金。

否かのプレスリー登場 投稿者:マシュダ一家 投稿日:2008年12月18日(木)14時51分24秒

悪巣から阿久津登場。昨晩から藤井ひっこめて阿久津出せと言っているのに。跳躍駒アタリ偶数番4から55銀見てようやく阿久津が先手勝ち宣言。逆行駒アタリ偶数番2で歩切れ解消すればそれは断言するであろう。
阿久津の形成判断が的確な点は62金でヤバと言っている所にある。54銀に何も言えない点がトップになれない理由。


悪友に逆切れした場合 後手の大悪手=跳躍駒アタリ偶数番4 投稿者:マシュダ一家 投稿日:2008年12月18日(木)14時45分38秒

後手は駒アタリ奇数番3を取れば逆転できた。ところが羽生の執拗なまでの偶2ジャブ3回に渡辺明はブチ切れて65銀。悪の巣藤井御殿で飲まされた毒。これは駒アタリ奇数番3ではなく跳躍駒アタリ偶数番4。即ち先手番への御歳暮。

入間市にお住まいの桃子さんから質問 投稿者:マシュダ一家 投稿日:2008年12月18日(木)14時39分37秒

「63歩成は6つめの選択肢に入りませんか?」
それは駒アタリ偶数番2となりません。
逆行駒アタリ奇数番1と言います。美学の基本はアタリを増やすことです。


偶2ジャブ 投稿者:マシュダ一家 投稿日:2008年12月18日(木)14時32分58秒

駒アタリ偶数番2を取り続けることを通称偶2ジャブと呼ぶ。
55歩で奇1に戻ったので次の偶2ジャブは5種類。24歩、92と、68角、57角、77金。選択肢はふたつで順調、みっつで優勢、よっつで勝勢、いつつで勝ち。こういう時は5枚投げて決める。


逆55 投稿者:マシュダ一家 投稿日:2008年12月18日(木)14時27分23秒

プレス解散変化では先手が55歩打つが5円玉変化では後手が55歩を打ってしまった。この手の意味は見たマンマ。
なんでウチがカミさんでアッチがマダムなのか怒らないでほしい。


マダムのお祓い 投稿者:マシュダ一家 投稿日:2008年12月18日(木)14時24分15秒

羽生家では悪友が来ないようにお祓い。悪友が立て続けにきたのでついに5円玉祈願。59香は駒アタリ偶数番2。

悪手連鎖 投稿者:マシュダ一家 投稿日:2008年12月18日(木)14時20分25秒

悪友ひとり呼ぶとふたりめの悪友ができる。将棋では悪手連鎖と言う。
ベビー村山や天彦のような悪友が次々と渡辺家に来るのでカミさんも子供の教育大変であろう。62金はない。飛車の横利き止まってひとめ暑苦しい。62飛ならあるが。とにかく歩を渡すことが54銀悪手1で確定したので手番を渡さないようにしないと即負け。


即物王が逆感化 投稿者:マシュダ一家 投稿日:2008年12月18日(木)14時11分14秒

10円玉見つけた悪友に釣られて今度は即物王が逆感化。
54銀は悪手。だいたい藤井変化は全部悪巣から。なぜこれがタコかと言うと昨日やった31玉の欠陥が最善手で開通するため。絶好の64歩。同歩は同角が王手で後手負け。放置も歩の質駒出来て後手苦戦。先手はすでに香貰ったのであと歩1枚取れば歩切れ解消。64歩が指せれば香歩と歩3枚の交換確定なので手番を取れば先手優勢となる。
では何を指せば良かったのか?
10円玉拾った友人に交番に届けに行こうと言えばヨカッタ。すると悪友は別の歩切れ解消手を探しに行く。それを見送ってからの話だった。


お膳立て 投稿者:マシュダ一家 投稿日:2008年12月18日(木)13時40分36秒

対局場には回線付プレスルームに会見場まで設営。すでに3局引っ張ってきたので毎回来た各社も後日指直しでは腐ってしまうであろう。アワジーのガチョーンでは許してくれないかもしれない。 ここまでお膳立てされたら食うしかないと。来年まで生きているかわからないひともいるのでめでたいことは年内に。

縁を感じた場合 投稿者:マシュダ一家 投稿日:2008年12月18日(木)13時28分21秒

こういうことはある。返却口になぜか5円玉があり縁を感じた場合。
恐らく誰かが投入の際に間違えて入れたものがそのまま戻ってきた。
例の釣り変化だが58銀ではなく27銀でやられると第6局とパラレル。55歩で止めても69玉まで戻されては指す気しない。
つまり91とはノシ袋に入っている5円玉。金銭価値以上に捨てがたい。


二日目 自動販売機の返却口で 投稿者:マシュダ一家 投稿日:2008年12月18日(木)13時25分8秒

封じ手が一番指したくない91と。と金の価値も地平の果て。
駒台に香一枚黙って置いた心境?
自動販売機の返却口で10円玉見つけたようなもんであろう。
藤井ならしょっちゅう返却口に手を突っ込んでいる模様。500円玉見つけた時があるなどと吹聴している。ウチの子のクリスマスプレゼント分ですと
渡辺明にまで煽られてしまった。羽生がそれでいいのか。 渋谷から千駄ヶ谷に歩いて行くまでに何枚発見できるかなどと。


将棋を越えた大団円 投稿者:マシュダ一家 投稿日:2008年12月17日(水)23時48分58秒

超絶技巧と言うとたいてい中味は希薄。一見ド派手なので超絶技巧と言う軽佻浮薄な日本語がぴったんこ。なんせ控え室全員卒倒の有り得ない封じ手75銀捨てから入り誰もが62銀引きで先手投了と断言する中先手玉がするする脱出して気がつくと後手に勝ちがない。
後手最善が持将棋なら誰もがあっと驚く意外な結末。
羽生演出としては大局観の超絶技巧と絶賛され読売は大喜び。当家の持将棋リクエストにも珍しく応じ大団円トリとして渡辺明も勝負着を年末チャリティーに出すほど。
羽生にしてみれば渡辺明の即物33銀など相手せず俺が後手でもう一回まともな将棋指すと言っているに等しいので名人の権威アップ。
おかげで毎日朝日が抱き合って一緒に忘年会。今回は55と75見せて35演出は次回にと言う予告編付。 まさに将棋を越えた大団円。芸を超えるから超絶技巧。


超絶技巧75銀再考2 後手の最善は持将棋 投稿者:マシュダ一家 投稿日:2008年12月17日(水)23時29分57秒

77玉に56飛と浮いても先手玉が捕まらない。そこで48金同飛59飛成から持将棋を目指して引き分けが後手最善。先手は右辺を明け渡し相入玉まで時間かかるので後日指し直しとなる。持将棋を期待した当家リクエストとは言ってもソコから入るとは。呆れて口アングリ。

超絶技巧75銀再考 投稿者:マシュダ一家 投稿日:2008年12月17日(水)23時08分15秒

普通58銀で読みを打ちきるが前項変化67玉で凌げるならいきなり75銀は超絶技巧になるかもしれない。普通46手め62銀指されたら指す気失せるがまず91馬で。以下58銀から清算し後手は入玉阻止に66金打ち。68玉57金に同銀ではなく77玉。この玉が驚いたことに捕まらない。91馬には74馬の選択も先手。封じ手で羽生がいきなり75銀ならフライングヘッドバッド級の一発。52飛が75銀阻止だったはずがそれでもある手なら82歩は最強最短。渡辺明相手に漫画のような劇手が成立するとは。当家も62銀で即座に打ち切ったほどだから67玉と77玉は盲点かもしれない。でも封じ手75銀で勝ってしまったら将棋ではない。4-6は営業でしたと誇張するようなもの。やはりH思考が営業には一番向いているのか?

57角の場合 31玉の欠陥 投稿者:マシュダ一家 投稿日:2008年12月17日(水)22時47分36秒

第6局に続いての31玉と69玉。羽生は前局69玉を後悔したが今度は渡辺明の32手め31玉を逆に後悔させようとした場合。31玉の欠陥は封じ手が57角の場合。狙いは75銀なので例の58銀を期待して控え室のように銀をシャシャリ出ると75同角同角が王手なので58銀は王手放置の反則負け。42銀引きでは響きが薄いので58銀には68玉の強手。67銀成も同玉と取ってしまう。これなら75銀で得た1歩が大きく75角まで86歩にアタる。でも65桂が残るため駒アタリ奇数番3の局面。GNが相変らず91香。そこで奇偶反転理論を使ってみる。初日最終手52飛を奇偶反転とすれば51手め67玉で先手が奇3を取った意味が成立すると。
それでも貧弱な進行。偶2か奇3かで勝負が決まるようではいけない。やはり36歩突かないと変化作成が短い棒。煽られて2歩捨てたワリに冴えない。


閑話休題 投稿者:マシュダ一家 投稿日:2008年12月17日(水)20時55分29秒

インタビューで顔ひきつっていた渡辺明。確かに「千人の頭領になれるのか」と聞かれたら「投了」。羽生とてもう千人重くてヤンなったと絶叫している初日。こんな即物竜王相手に俺まで即物将棋やらされんのかと。
阿久津がそこに居るらしいがこれ見て「ふたりともダメですね」と言っている頃であろう。
では誰が居るのか?
誰もいないから過去の総決算バーゲン。
どうせバーゲン品だから名局期待しない方がいい。福袋に過剰な期待しても大抵ガッカリ。
阿久津。もう少しビシっと藤井に言って欲しい。
NHKは明日は藤井いいから阿久津を特別出演させた方がマシ。とにかく藤井一人はダメ。アワジーと一緒ならいい。応援団どうした?


初日の流れY 退屈な夜に 投稿者:マシュダ一家 投稿日:2008年12月17日(水)20時44分32秒

変化が少なすぎて面白くない。79玉や77金は62銀引き+58銀阻止なので仮想駒アタリ偶数番2維持。パっとしない。 封じ手が91としかない場合は消去法。でも一番指したくない。そこで退屈な時間は主題に戻る。いつ36歩が突けるのか。すでに突いてあれば第6局同様先手勝ち。藤井の推薦は香取って59香打ち。2手指せればの話。前局までに桂取らせてそれを自陣に打たせ閉塞手にする手法を公開したので59香は渡辺明が望む手。歩が沢山あるのでやがて自分に戻る。
先手にしてみれば91の瞬間獲物の桂に連動手で85に逃げられたら指す気しない。そこで第6局のタコ銀幻想曲を聞く。48銀今度もソコかと。
封じ手に59銀なら今度こそ58銀ないがやはり85桂で獲物遁走。85桂と指させて88香ならある。あまりに筋悪で中村桃子でも言ってくれないが。
いずれにしても当家に駒アタリ奇数番7を今晩作成させないようにした羽生。おかげで退屈な夜に。


初日の流れX 羽生の即物変化を封印 投稿者:マシュダ一家 投稿日:2008年12月17日(水)20時23分16秒

52飛なので今度銀切り即物変化は73角成に62銀引きのアッパーカット一発で後手勝ち。一晩いらなかった。康光も以前この銀引き一発で森内をマットに沈めたことがある。以下91馬は二重駒アタリの悲劇。91香にふたつの駒アタリが出来ると先手困る。この場合なら58銀で終わってしまう。62銀引きが馬アタリ+飛車先開放の双頭手のため。

初日の流れ4 62飛か52飛かの決定理由 投稿者:マシュダ一家 投稿日:2008年12月17日(水)20時15分31秒

アワジーは62飛で後手優勢変化を作成したので4分で指された渡辺明の封じ手局面52飛に控え室一同驚いた。彼らは仲居さんが振り返っても驚く。62飛がダメと渡辺明がひとめだった理由はマシュダ一家壮絶変化の75銀同角73成が飛車アタリのため。渡辺明は角より飛車に価値があると思っているのでこの局面で62飛はひとめでパス。むしろ控え室が言う46角に62飛は昼の当家変化。4時間くらい時差がある模様。
52飛だと今度銀切り73角成は同様の連動駒アタリ偶数番2でも反った手番で何かできる。それを一晩考える余裕が4分指し。
消費時間=羽生3時間37分、渡辺4時間2分。渡辺明の時間負けは73角での78分が痛い。おそらくカウトダウン気にして朝まで寝られずに昼寝していた。


初日の流れ3 駒アタリ偶数番2なら変化満載 三種の選択 投稿者:マシュダ一家 投稿日:2008年12月17日(水)20時01分40秒

藤井の断言は羽生オタと同じ。封じ手で91としか考えられないようではA級失格。三浦に西村印の看板預けて暫くB1でH矢倉を鍛えてもらいたい。
羽生が2歩損4thアタックで当家想定通り仕掛けた限り駒アタリ偶数番2を取るのがマシュダ一家の第一思考。封じ手の局面なら86歩除去から考える。あの連動手2の86歩を金で取れば先手勝ちと。即物思考ならイキナリ75銀同角73角成。控え室でもでなかったブットビ変化だがこれも駒アタリ偶数番2進行。73角成が連動駒アタリ偶数番2となり63馬が飛車アタリ。まだ取られていない91香は63馬があるので二重駒アタリではない。ここまで読むと如何に藤井は役立たずか解る。つまり封じ手自体に三種の選択。駒アタリ偶数番2のマシュダ一家理論なら変化満載。逆に羽生が即物思考を転写されただけなら渡辺藤井の竜王組といい勝負。
羽生は封じ手に43分。43手めだから43分と言う絵合わせ。シナ語朝鮮語ばかりか英語まで語呂合わせを楽しむ日本人だから手数と時間で数合わせ楽しんでも不思議でない。語呂合わせで爆笑させるまで退屈なのでいろいろ考えるフリしただけ。


初日の流れ2 連動手みっつ 投稿者:マシュダ一家 投稿日:2008年12月17日(水)19時41分5秒

後手が獲得した連動手はみっつ。
1=75同歩
2=86同歩84分
3=73桂
上記連動手は相手の指し手に乗じて指す進軍。歩得しつつ手得するので指せば一時的に優勢。1-3の中でも86歩の価値は高い。88玉や79玉の矢倉相手なら86歩の位だけで勝勢になる。
38手め86同歩に渡辺明が最も時間を費やしたのは85歩と82歩の選択権を先手に与えるため。両方読まないといけない。いずれかに逆転筋があれば44銀など46角に働きかける手を選択することになる。73角からの角交換は83角で先手だけに馬作成され負け。62飛なら61角成と切って同飛に52金の飛車銀取りの荒業もある。即ち今日は第6局が反転し羽生が即物思考示唆。
後手の悪手55歩が反転軸。師匠に藤井は矢倉知らないと公言されてしまったがそれ以前に藤井は羽生を信用しすぎ。ノータイム指しを当たり前の1手のように思っていると進歩しない。24歩も指させない33銀で渡辺明の即物思考が羽生に転写したと当家なら読む。
思考結果は選択肢を取り返すこと。85歩なら控え室変化の62角や51角でも楽しい。既出アワジーの独壇場なので当家が付すなら95角。そこで先手が96歩なら角下げて94歩を見せるBクィック。
後手の選択みっつなら安心と86同歩の84分を終えた。
渡辺明に感化された羽生の即物思考は選択を3から1に戻す強引な39手め82歩。アワジーならゴーインマイウィイと言う。


初日の流れ1 香と歩の二枚換え寸前 投稿者:マシュダ一家 投稿日:2008年12月17日(水)19時14分36秒

解説藤井が先手香得になると言っている表現自体が間違い。こうした日本語の誤用の上に藤井シスが成立したから挫折した。封じ手が仮に藤井断言の91とだとしても香得ではない。正確には香と歩の二枚換え。
桂と歩3枚の交換は歩3枚が優勢、香と歩2枚ならどうかと言う将棋。後手持ち歩3枚に先手歩切れ。と金作成に2枚の歩と2手投資したので後手に絶好の反撃体勢を連動手73桂で与えてしまった。


29手め66銀 投稿者:マシュダ一家 投稿日:2008年12月17日(水)14時22分6秒

昼食後予定73角に羽生は1-4Aパスして66銀。先の決戦を避けた。86歩には75歩の返し技。よって渡辺明は75歩回避で84角。先の時間差攻撃と違って直進84角は羽生の注文。66金変化が見慣れない形なので嫌悪した。55が野蛮なら75回避はスマートな進行。

棋士は一日8時間プロ 投稿者:マシュダ一家 投稿日:2008年12月17日(水)14時11分47秒

それではサラリーマンとかわらないので「私は24時間プロ」と言ったのが羽生。3分の1だけマに受ければいいのでわかりやすい。

閑話休題 投稿者:マシュダ一家 投稿日:2008年12月17日(水)14時05分56秒

控え室には寿万歳の掛け軸。将棋狂言で永世を祝う。
24時間プロであることを実践したヒトは日本では天皇陛下しかいない。だから万歳と言う言葉を聞くと日本人は天皇陛下万歳を想起。
どのくらいのプロかと言うと用便までチェック。直立不動でせにゃならぬと言う数え唄だけは宴席で歌っても右翼に狙撃されることがなかったと言うのも天皇の24時間プロ意識を盛り込んだため。


27手めで昼食 投稿者:マシュダ一家 投稿日:2008年12月17日(水)13時20分40秒

51角変化の利点は羽生に66金の筋悪手を指させること。84角と戻すと72飛が約束される。羽生はそこで初めて79角が指せる。狙いは無論46角。前局指したくても指せなかった手には未練たっぷり。46角で初めて偶2となり先手が駒アタリ偶数番原理で指していたことを明示。実際は25歩で宣言していると解るのが歩間理論。

51角のツケ 投稿者:マシュダ一家 投稿日:2008年12月17日(水)13時05分25秒

33銀としたので24地点二重死守がクドい。羽生はまだ79角としていないため。51角の最大の欠陥は先手に36歩を許すこと。羽生が35演出にすることは解っている。33銀直撃。51角をさらに後悔させるためには先手は88角のままで使う。つまり今度は後手が31玉とはしにくい。第6局と決定的に違う点。

敵の位へ向かって 投稿者:マシュダ一家 投稿日:2008年12月17日(水)12時59分29秒

そういえば谷川は最終解説でも42角と述べていたがあの時51角を読んだのは当家だけでは寂しい。14Aに51角は当然。飛車の利きが多いため。あの時は62飛変化までやった。渡辺明の習性は敵の位のある筋に飛車を移動させること。

升目理論 投稿者:マシュダ一家 投稿日:2008年12月17日(水)12時49分43秒

75歩-55歩-35歩は当家の升目理論では奇数番原理に組み込む。
すでに渡辺明が55歩を選択し羽生は75歩を選択。
後手3-3A55歩に対して先手1-4A75歩の歩間構造。25手めの25歩がすでに問題であった。この1手で先手は後手の奇数番アタックを認めたことになるため。手番と升目が一致した場合淡路のゴロ合わせとは違う何かがある。23手め55同歩がすでに後手に乗せられた手なのでどこかで今度は後手を乗せないといけない。25-25をその時と読む。升目理論で25とは奇偶構造。


月見そばVS鳥うどん=ホットレモンティーVSホットコーヒー 投稿者:マシュダ一家 投稿日:2008年12月17日(水)12時38分54秒

淡路ネタは反則負けから始まる。42銀まで過去3697局指され先手2010勝、後手1685勝らしい。反則3らしいが淡路が入っているか書かないのでは片手落ち。
うどんの仕方ない53銀見て反則王は決然と述べた。関西ではうどんと聞けばとケツネと答える。と金4枚出してしまった鵜木学三段の師匠はハブゼンジと読んでいた。だからケツゼン。


藤井のこと 投稿者:マシュダ一家 投稿日:2008年12月17日(水)12時29分38秒

藤井は日本語で脳を形成後に自分の意志で棋士を職業に選択。だから羽生や谷川と違って棋譜を日本語仕様で解析することを随分前に連番で書いた。5-6年位前。藤井システムが日本語仕様から生まれたと当時分析している。将来はJPシスと言われるであろう。藤井が現在新矢倉シスを構築しているのも当家の勧めから。
何度も矢倉で新シス組めと書いてきた。ようやく無冠の帝王森内相手に勝ち筋まコギつけるとはこちらも感無量。


淡路? 投稿者:マシュダ一家 投稿日:2008年12月17日(水)12時15分27秒

不思議なもので昨日淡路ネタを考えていたら今日は控え室に。
渡辺明が84歩とした動機を聞きたいらしい。羽生が退屈そうに76歩指したのでもっと退屈そうに84歩でプレーバック。羽生が66歩なら55歩やると宣言した手。66歩は歩間理論では悪手なので55歩の3-3Aの悪手が通用するはずと言うのが目下の渡辺明の結論のため。


ダメなミスター竜王解説 投稿者:マシュダ一家 投稿日:2008年12月17日(水)12時08分48秒

せめて強制退去させられた竜王零番に敬意払って58金に触れるべきだろう。誰も言ってくれないのだから。

羽生は実利を優先 投稿者:マシュダ一家 投稿日:2008年12月17日(水)12時03分52秒

4手めは26歩か77銀ならもっと面白かった。羽生は実利を優先。

立会い西村 投稿者:マシュダ一家 投稿日:2008年12月17日(水)12時01分33秒

高道が十段だった時にカネやるから黙って降りろと西村は諭して翌年米長が初代竜王になるはずだった。島研が総出で4タコに。それから羽生に。
西村が懐かしいと言っているがそれはそうであろう。米長は今会長、羽生は永世寸前、自分は引退して弟子の藤井が解説。
当家には西村の将棋の方が懐かしいが。


渡辺明は*-*/*-* 投稿者:マシュダ一家 投稿日:2008年12月17日(水)11時54分21秒

羽生の退屈な初手見て渡辺明は指せないままカラ咳。
子音に濁点がつく音が四回だが*-*/*-*の二拍。


振り駒操作でと金4枚+1枚立つ 終わらない営業将棋 投稿者:マシュダ一家 投稿日:2008年12月17日(水)11時50分37秒

連盟の意志は羽生を勝たせろ。それにしてもと金四枚は多すぎる。奨励会員も二十歳過ぎるとナゲヤリ。3-2が理想だった。
だから先後は箱引きで決めるようにしないとけない。
連盟が振り駒を続ける限り営業将棋は終わらない。


竜王戦第7局カウントダウン27 王と玉の違い 駒の漢字の意味 投稿者:マシュダ一家 投稿日:2008年12月17日(水)07時05分51秒

漢字は表意文字。憑依文字でもある。
駒の漢字の意味を大内は宝物だと受け売りで書いた。それをまた似非歴史作家がマに受けてしまった。将棋は経済と同じ金銀宝物のやりとりと。棋士も駒の価値を点数計算してデータ化している。銀行の貸し借りと同じじゃんかと。ところが谷川も康光も気がついていないことがある。
まず王の文字を見て欲しい。宝物なら玉であろう。なぜ王と玉があるのか。名前の差異化だけであろうか?
では当家が世紀の一戦の前に本当の王と玉の違いを初めて明かそう。
この漢字群は実は駒の方向性をも示している。
王なら中心から八方向。
こうしたことは漢字を絵として見る外国人の方がイメージしやすい。
そこで日本人なら万葉集を思いだしてもらいたい。漢字が外国人の言葉であった時代にそれは当て字だった。そこが日本人の一番面白いところ。田はタンボの形から漢字になったが日本に来てデンとタに変貌。おかげで日本人は子供の頃から音訓分けに親しんだ。オウと読む時やギョクと読むときは意味を分けている。ギョクなら金銭感覚。オウなら方向感覚。漢字に二種類の意味を求めた日本人。金銀桂香歩に飛角の文字はその価値だけではなく駒の動きをも示している。摩修陀駒は駒の方向性を象徴化したものだがそれを漢字で代用すると王飛角金銀桂香歩となる。
駒の漢字に方向性が含まれていたことを初めて発見したのがマシュダ一家。


竜王戦第7局カウントダウン26 磁力と相性 投稿者:マシュダ一家 投稿日:2008年12月17日(水)06時31分50秒

いつまでやってんのか?
カウントダウンと言うからには対局開始まで。
ハゲキも名前が大村なら今頃禅譲されていたかもしれない。やはり14世と同じ名前だと紛らわしいので民衆が面倒臭がる。佐藤と書くと沢山いるので最初から康光。天彦も永遠に天彦。
渡辺と書くと読売のドンと間違えるのでワと打てば渡辺明に自動変換。
羽生は名前で得した。姓名や生年月日からの相性判断はよくあたる。
中原と米長は相性悪い。生まれつきなので仕方ない。
以前生年月日で全棋士の相性を調べたことがあった。あまりにピッタンコなので気味悪くて引き出しの奥に入れてしまった。生年月日は地球上の磁力のせいで相性が生まれるのだと理解できるが名前はどうして相性があるのか?血筋だけではない。逆に考える。同姓同名の者が同じ世界にいると観戦者は困る。先手羽森明光に後手羽森明光では将棋が始まらない。やはりブーハVSイナの妹のダンナと言う風でないといけない。このように見た目を差異化することで脳に記憶されやすい型に填める。音と形で名前を記憶するのでふたつに一旦わかれてそれを中枢で結合。このようなプロセスが記憶のメカニズムに介在するので名前に相性があって当然。


竜王戦第7局カウントダウン25 象徴遊戯の沈黙 投稿者:マシュダ一家 投稿日:2008年12月17日(水)06時00分21秒

禅譲の反転と言われても歴史学者は翻訳不能であろう。棋譜の言語化は音楽同様に面倒臭い。棋譜変化や楽譜演奏で示した方が芸人はラクであろう。中原も音楽と将棋の共通点に早くから気がついていた。音楽雑誌に好きな曲を書いてもサマになった中原。あの指揮者が好きと言えばハハンと来るほど。羽生の場合は代替がない。棋譜だけで分かるだろうと過信して逆に連載は不評。棋譜が言語化困難と知りつつ当家が出現するまで自分のやっていることさえ言語化できなかった。
藤井が将棋を言語化で理解できるようになったのは2001年の竜王戦第4局実況&分析以後。藤井が今年初めて喋ったからと言って初めてそんなこと聞いたと嘯いた記者がいた。呑気な世界。
棋士はそれぞれ自分の言葉を探している。パッセージを盗んで塗り替える。盗んだことがバレると恥かくので工夫して言い換える。
当家以上に的確な記号化が出来ない場合は沈黙。
当家とて沈黙する時がある。だからこそ楽しい象徴遊戯。


竜王戦第7局カウントダウン24 禅譲の反転 投稿者:マシュダ一家 投稿日:2008年12月17日(水)05時31分24秒

王権を親族以外に譲渡することを禅譲と言うが現実は禅譲が簒奪であることがしばしば。将棋界では防御できない程の簒奪者が見えると禅譲する。谷川が福崎経由で羽生に王座を、中原が米長経由で羽生に名人をと言った場合に禅譲と言う言葉が適用。谷川が福崎に、中原が米長に負けるワケない。しかしすぐに羽生が来るので先に譲っておく。だから禅譲。
升田の場合は違った。高野山の決戦ではこうして負けた方が全然面白いと思って負けた。故意だとわからないような地球一周変化を与えるのが読者への演出。森内もそこに学んだ。
前世紀最大のポカ演出は月面着陸。あの嘘映像はキューブリックが作ったと暴露された時米国民どころか世界中うまくダマすもんだと感心。キューブリックは国家ぐるみの楽しい詐欺に荷担した謝礼に特殊カメラをNASAから借りてロウソクの火だけでバリー・リンドンの室内映像を撮影。
あの映画では子供が落馬して死ぬ。子供が欲しがるものを無闇に与えるなとの教訓。風と共に去りぬ。
中原も森内も去った。当家史で懐かしいのは中原森内戦。桂を跳べと絶叫していた日。
こうして中原羽生の番勝負は藻屑に。禅譲の反転。


竜王戦第7局カウントダウン23 夜明け前の箱引き 投稿者:マシュダ一家 投稿日:2008年12月17日(水)04時22分11秒

箱引きだけで決まっては将棋崩し以下になってしまう。
当家の場合最初の4手で決まるので初日昼以後は観戦しない。最初の15分はシカとみたい。
封じ手以後はいかに駒アタリ奇数番7を作るかの楽しみ。7か8かの感興が成り行き。こうした創作上の奇意と偶然性は当家にも読み解けない。だから勝敗は決まっていてもどっちを勝たせた方がより面白い棋譜になるのか二日目にならないとわからない。この感興で人間は動くので箱引きの偶然性が最終盤にもあると言って良い。
人間の勝負感は何に一番敏感か?
「何が一番面白いか」。人間は意外性に一番面白さを抱く。ここが機械と決定的に違う。機械の使命は意外性を無くすこと。人間は逆に意外性を求めてあくなき欲望を抱く。
神々の欲望が与えた人間の自由意志。神様だからこそ
意外性を見たかった。


竜王戦第7局カウントダウン22 公衆人間 投稿者:マシュダ一家 投稿日:2008年12月17日(水)04時02分15秒

挑戦者にしか見えない床の間の虫。外国人に聞かれて高道は英訳できなかった。なぜ棋士は上位者が床の間に背を向けるのか。
自分で理解不能なモノは訳すと誤訳になるので沈黙が一番。床の間の掛け軸に次の一手が映る日が来たらその意味が判明するかもしれない。
羽生がワイドショーの離婚特番に出るときは「自分が悪かった、んでしょうねえ」と言う。一昨日感想戦やるのが嫌で竜王に真っ先に述べた言葉の流用。
ドミンゴは人生後悔したことは?と聞かれ「多忙で子供の成長見すごした」と苦笑い。おかげでデレデレオヤジに。
昨年森内は「羽生さんの前に永世名人になりましたが」とNHKアナに生中継で聞かれ顔面硬直で一瞬沈黙。こう言う時本心をいかに隠すか言葉を選んでいる。死んでも言えないことがある。公衆人間は大衆が期待するとおりの台詞を言うから公共足り得る。公衆便所の落書きはすでに文化となりそこに文明史さえ見いだせるようになった。古代都市の落書きはすでに国宝扱い。
千年後が見えるであろうか?


竜王戦第7局カウントダウン21 男同士の床の間 投稿者:マシュダ一家 投稿日:2008年12月17日(水)03時34分30秒

加藤一二三の前で9、9と秒読みするようなカウントダウンになってきた。棋士のベッドの実況&分析が出来ないように棋譜の本当の姿を記者は書けない。控え室の決まり文句は「やっぱり対局者はよく読んでいますね」。渡辺明が三日前に広瀬阿久津戦で言った繕いもコレ。
よく読んでいるはずの対局者自身が真相を言えない場合は営業行為がまずひとつ。渡辺明は第4局で「首出したのに連盟と読売の営業で勝てました」と言えるワケない。
それ以外の理由は「男同士の床の間」。こればっかりはカミさんに理解を求めてもムダ。実はこの手でウチは来年から火の車などと言ってもわかんない。カミさんにもわかんないものは大衆相手の記事にしても無意味。名人戦で森内はこう指せば楽勝と
当家が実況後に島や大介が沈黙してしまったことを覚えて居るだろうか?彼らは真相を暴露されると沈黙。逆に当家が釣るとひっかかる。死んだ怪老もそうだった。あれは山崎羽生戦。鬼の首とったかのように勝ち誇った途端に逝ってしまった。山崎自身がダメになったのもあれから。阿久津は羽生に勝てたが山ちゃんは立たなくなってしまった。
加藤一二三はその点凄い。森内羽生の横歩取り85飛の例の名人戦で当家が指摘すると早速阿部を差し置いて修正。解説名人は加藤一二三。
竜王戦第1局でモッチーが控え室は2ちゃんねるをチェックしていると今頃暴露したが彼らは同様に昔から当然マシュダ一家をスミからスミまで覗いている。プロなら当たり前。逆に当家の言語が理解不能な者は永遠にタイトル戦とは無縁。こういう関係を男同士の床の間と言う。世間が羽生家のベッドを覗けないように公開できないようになっている床の間。その代りに対局室で象徴を見せている。


竜王戦第7局カウントダウン19 真相は棋譜の中に封印  投稿者:マシュダ一家  投稿日:2008年12月17日(水)02時55分16秒
  記者も敏腕を自負するなら将棋の先後も体位と同じか羽生に聞いてもらいたい。上が有利かと。渡辺明なら喜んで自分から話すが。察するところ名人は下で竜王は上。賞金額のマンマだがやはりカミさん次第。3連敗後の4連勝皆無神話より当家はこちらの真相の方が興味ある。よって報知は遠慮いらない。
棋士に将棋のことなど聞いてもどうせ嘘八百。真相は棋譜の中に封印されている。どうせ誤解されるくらいなら面倒なこと言わない。
竜王戦第4局のクライマックスの掲載譜は昨日。
おそらく山田史生はその記者人生で最も重要な記述をした。変化は棋士に免じて谷川郷田変化を追っただけだが羽生の仕草を書き「非常に珍しいことだが」と付した。羽生との長いつきあいで述べた言葉。おそらく他の者ではこの1行が付せなかった。
 

竜王戦第7局カウントダウン19 カミさんにとっちゃゴミ  投稿者:マシュダ一家  投稿日:2008年12月17日(水)02時36分8秒
  家ではカミさんしかり。棋士は貧乏に慣れているが問題はカミさん。アンタが名人になったら死ぬまで一緒に居てやると言われ心動かない棋士はいないであろう。深浦は王位防衛したらディズニーシー行ってみようとカミさんに言われ泣いていた。デパートの屋上遊園からついにここまで来たかと。ところがいざトップになると自分の身は他人の身。名人になった途端にカミさんに粗大ゴミ扱いされる。升田が名人なんてゴミみたいなもんダロと言ったのは至極名言。あれは14世名人にいった言葉だった為に誤解されている。「名人なんてカミさんにとっちゃゴミみたいなもんダロ」と言うのが真意に近い。女の怖さを知らないとまず言えない。しかも真実をエグっている。直後のゴミハエ問答は出来が悪い。升田は言い直すのが面倒で繕ったのであろう。そっちの方が名言と勘違いした記者のおかげで真相が歪んだ。
羽生とて名人の称号など家では靴下のようなもの。寝るときは脱ぐ。久保家では暖房ないので一日はいているが。一日プロで居るのがプロと羽生が言ったのはNHK番組用の嘘八百。カミさんにどんな体位か離婚後にバラされるのが嫌であんなこと言っている。
森内はそれが嫌で名人譲った。永世恩給貰えるのであとは襲名式まで安穏無事で暮らしたいと。
要するに前か後かの違い。
 

竜王戦第7局カウントダウン18 羽生千手観音と四天王  投稿者:マシュダ一家  投稿日:2008年12月17日(水)02時21分48秒
  いつしか17でファイルが閉じられたが素数は仰山あるので遠慮しない。
将棋連盟も150人の棋士とその家族、そして周辺ジャーナリズム合計千人養わないといけないことはマシュダ一家黎明期に述べた。その象徴が羽生千手観音と。渡辺明は四天王の一人。今日は門から出て院内に土足で入ろうとしている。
ヒトクチに150人と言ってもせいぜい日本でしか営業しないドメスティックなインディペンデント。ウィーンフィルの150人と以前比較。バブル期に来日した時のウィーンフィルでさえ一般楽員は上野のアメ横へディスカウント商品を買いに行く。連盟一般棋士は自分で使っている盤駒を今度公開したらいかがかと思う。商売道具さえ自前ではこうなるものかと天童職人が目を剥くかもしれない。
久保のココアシガレットは決して冗談ではない。煙草税値上げしたら自分がコッチに乗り換えると言っている頃。棋王さえ取れそうでも取れない。当家が応援すると覚醒する四天王。康光しかり、丸山しかり、谷川しかり、森内しかり。丸山脱会後に渡辺明しかり。
あの一言がなければ今の渡辺明は居なかった。