実況&分析マシュダ一家
油断大敵 2手角対決
2008.12.10-11竜王戦第6局 羽生渡辺 対矢倉55歩急戦

日時:2008/12/10-11
表題:七番勝負第6局
棋戦:第21期竜王戦
時間:70▲428△394
場所:新潟県南魚沼市「龍言」  
先手:羽生善治名人
後手:渡辺  明竜王
▲7六歩    △8四歩    ▲6八銀    △3四歩    ▲6六歩    △6二銀    ▲5六歩    △5四歩    ▲4八銀    △4二銀    ▲5八金右  △3二金    ▲7八金    △4一玉    ▲6九玉    △7四歩
▲6七金右  △5三銀右  ▲2六歩    △8五歩    ▲7七銀    △5五歩    ▲同 歩    △同 角    ▲7九角    △7三角    ▲4六角    △6四銀    ▲7五歩    △8四飛    ▲7四歩    △同 飛
▲5六歩    △3一玉    ▲2五歩    △5一金    ▲2四歩    △同 歩    ▲同 角    △6二角    ▲3六歩    △2七歩    ▲同 飛    △2六歩    ▲2八飛    △7七飛成  ▲同金寄    △2七銀
▲2二歩    △同 玉    ▲2三歩    △同 玉    ▲2五飛    △3三桂    ▲同角成    △同 玉    ▲6五歩    △4四歩    ▲6四歩    △2八銀成  ▲6三歩成  △8四角    ▲2四銀    △2二玉
▲2三歩    △3一玉    ▲7九玉    △4九飛    ▲8八玉    △7六歩    ▲投了
70手で後手の勝ち

第6局。一言で忘年会の残り物を食いあさる新入社員。
1-5見る限り渡辺明は羽生の敵ではなかった。最大の敵は油断。
序盤55同歩が油断1。油断2は56歩。呆れたのは感想戦で真っ先に出た封じ手局面での76歩。56歩からさらに76歩打つ土下座将棋など竜王戦ではない。そこで羽生の反省=79玉をどこで入れるか。
当家ならBBで入れる。だから25歩に大爆笑。羽生はさらに2手遅れて24歩やらずに37で79の感想。感想戦でも死に体同然。
封じ手で先に22歩はどうかと言う研究は55自体を否定する当家では無意味なのでしない。やっても半日作業。変化に乏しいので羽生が序盤から油断しっぱなしと言う他無い。羽生は76歩入れてから22歩はどうかと示唆したがそういう悪質なコラージュはやめていただきたい。
ミスサイゴンの期待は24銀やったら35銀だが23歩打つ神経は異常。普通のハブではないのでおやつにヘンなクスリでも入っていたのかもしれない。ならば感想戦のチクワブも聞き流せる。
渡辺明の戦略は1-3でボロ負け、羽生が情けかける4-5で挽回し6で一挙に研究将棋をぶつけるというモノだったと読み替えてみる。ならば油断の恐ろしさが少しは身に染みるかもしれない。
いずれにしても相手の序盤悪手を見過ごして封じ手まで来たのだから羽生の油断度は相当重症。渡辺明は棋譜で喧嘩売った通り第7局は遠慮いらない。勝ちたいものが勝つ。
誰ひとりとして為し得なかった3連敗後の4連勝が実現すれば空前絶後の偉業。

覇気ない羽生  投稿者:マシュダ一家  投稿日:2008年12月11日(木)16時14分58秒
  65=23ではまったくやる気なし。おやつ慌てて食って闘志失せた模様。  

75歩+35銀+45銀+33桂  投稿者:マシュダ一家  投稿日:2008年12月11日(木)16時03分43秒
  以下59銀捨てて88玉。33金に22銀、33清算53とが詰めろ。
24角には43金から37桂。79銀なら98玉。以下45桂。詰んだら仕方ない。V2固めは詰まないが。
 

臨時国会を見せたい場合  投稿者:マシュダ一家  投稿日:2008年12月11日(木)15時30分21秒
  1分閉会延長して首相は昨夕羽生に負けてくれと。
アそーで受け流してもいいが今景気悪すぎだから盛上げてくれと将棋マニアに懇願されたらウン。自民党はキャッチコピーが悪すぎた。「景気ダー」ではなく「元気ダー」とポスターに打つべきだったかもしれない。小泉時代のニセ小泉のモノマネはご法度でTXしか取り上げなかったが今はダブルで流し放題。すでに首相はネタ扱いとマスメシアも開き直っているのでアオイコ。
 

当家もいやんなる84角  投稿者:マシュダ一家  投稿日:2008年12月11日(木)15時16分4秒
  昼以後は全変化で登場するので別段当家が予告するまでもない84角。控え室55銀妙手でも渡辺明44歩でも出てくる。
あとは例の35演出で盛上げていかに負けるか。35桂がないなら35銀妙手で作成したいが玉サゲで丸でダメ。当家でもいやんなる84角。そこで悔しいが一回75歩で止めて見よう。7筋切らした効果が皆無では先手から75歩突いた手が悲しい。桂跳ねさせて74歩が理想だったが贅沢言ってらんない。
 

羽生がカツ丼を食えない理由  投稿者:マシュダ一家  投稿日:2008年12月11日(木)15時05分34秒
  封じ手がマシュダ一家と同じでは俺の存在意義がないと思ったか定かでない。ドンの脇に虫が歩いていた場合もある。
加藤一二三のネコ訴訟が心配だったのかもしれない。
それより中村。午後の大盤解説会で封じ手当てましたと嘘コイいている模様。開封直後に36歩は意外で我が目を疑ったと自ら述べたはずだが。
この際ハッキリ言う。当家の修の文字と中村修は一切関係ない。
でも中村ならナニ言ってもいいから。
 

41手め封じ手明暗の虫  投稿者:マシュダ一家  投稿日:2008年12月11日(木)14時49分58秒
  羽生の封じ手はマシュダ一家同様36歩。控え室予想はその後46角と48角に絞られ36歩は取り下げられた。立会中村は36歩に驚いたと述懐。渡辺明が開封を我先に見ようと子供のように覗き込んでいた仕草が天然。
面白いことに昨晩封じ手36歩とその理由をUPするまでの消費時間が21時09分39秒から22時23分48秒まで74分。羽生が封じ手に費やした時間と当家が羽生と全く同じ封じ手を公開するまでの時間が完全一致。当家の場合は62角見てから二回の散策を入れ思考内容を書き出してUPする総時間。ところがそれから暫くして気がついた。22歩を先に入れるなら22金に限定できるはずと。そこで翌朝07時54分42秒に示唆したがこれは37飛変化に後手が75飛とした場合に威力倍増。46角25飛には28歩ではなく22金直撃の23歩。同金24歩で楔を確保してから39飛。27歩成の瞬間65歩。73銀なら37桂の催促で桂とと金交換で74歩。74歩打つために24歩保留も先手の選択。つまり先手の選択肢が増える。
本譜は先に36歩だったため羽生は今日になって37飛を断念。
そう言えばタラコちゃんは昨日26歩には28飛しかないと断言していたが今朝になって37飛もあると訂正。そのクセ77飛成には今日も有り得ない同金上で後手優勢と言っているのだからアレはペンギンの釣りであろう。タキシード来てタップでも見せて頂きたい。
羽生は今日の朝食も昼食も食べられなかった模様。
昼食休憩後に46角は負け。仕方なく25飛で行った。58手めは銀が逃げれば飛車切りから45桂で頓死なので分かりやすい。控え室が発見した詰めろ逃れの55銀は二重駒アタリ。それでも後手には最後58歩+84角があり先手玉絶望。昨日の26角阻止が一番の難所だったが解決した途端逆筋の84角で寄りではやってらんない。腹の虫が鳴いていたと言う観戦記なら読みたいが。二人で鳴き合っていたと言うオチがいい。
 

46ha  投稿者:マシュダ一家  投稿日:2008年12月11日(木)13時22分39秒
  22で負け  

22歩が入る可能性  投稿者:マシュダ一家  投稿日:2008年12月11日(木)07時54分42秒
  一発22歩を入れて36歩同変化なら22壁金の分先手良し。ところが22歩入れて27歩と後手が来ないと単なる歩損になる危険性。
いずれにしても27歩選択権利は後手。封じ手は消去法になるが29手め75歩指したのが先手なので仕方ない。この筋切らして2歩持ちなので56歩同様の76歩はない。46角は千日手になる。79玉や68角は負け。敵の打ちたい所への26歩も有り得ない。封じ手の次の指し手だけを限定させる意味なら22歩。24角の時なら同金しかないため。手抜きで27歩はない。
一番ダメなオチは後手からの角筋遮断35歩。この地点はやはり最終盤桂合捨てが一番盛り上がる。
 

40手めの局面で74分使い羽生の封じ手 勝つか35演出か  投稿者:マシュダ一家  投稿日:2008年12月10日(水)22時23分48秒
  将棋観戦に最も必要なものは棋譜と時間。タラコはいらない。
棋譜用紙の写真は明解。指し手の消費時間と通算消費時間がひとめ。
渡辺明が168分、羽生は301分。後手が133分得しているので初日で渡辺明大優勢。羽生は封じ手時刻9分過ぎて封じたのが迷いの徴。
この局面でのヒトメは大介が言うとおり36歩。今期の主題は35歩なのでなんとか繋げたい。
後手が見せつけている手は27歩同飛26歩だけと控え室は勘違いしている。40手め62角は三頭手。
27歩+35歩+72歩未然阻止。対振り飛車なら常套句の72歩を大介まで見落としたと言うのは当家に意外。
タラコ推奨の角引きは先手が4手角となり負け。46角や68角ではなんのためにここまで2手角負債を3手角相殺にして手番奪還したか意味不明。
では一番指したい36歩を指せるのかまず考える。
イノ一番で指したい理由は29桂と48銀を開放する手が36歩のみのため。36歩が成立するなら角筋確保で三頭手となる。逆に見れば62角で角筋狙撃から逸れたので36歩がようやく指せる。37銀矢倉や森下シスでは36歩が命。渡辺明はコレを指させないために急戦仕掛けたのだから逆に見れば羽生が36歩を指すときは勝利宣言。大介は36歩が無理かもと言いつつ未練を持ったのは現役A級棋士の沽券。
22歩は本田小百合の候補だが同金23歩に大介は12金。それなら角切り+23ブチ込みないと。これさえ野月には言えない手。明日は大介だけでいい。
36歩変化で控え室が見落としたのは26歩に37飛。これなら大介12金に匹敵する筋悪として大受けであろう。後手の77飛車切りから27銀打で飛車殺し回避に59銀引きまで述べた好漢大介だったがおそらく37飛車はイチドも指したことがない。升田や康光なら33飛指すが。37飛に今度飛車切り+28銀には手抜き。37銀成には同桂連動手。よって先手は83飛で先攻可能。大介は29飛に59銀引きらしいがそれは確かに26角でシビレル。27歩成までに先手は83飛+74歩が直で間に合うかと言うとダメ。そこで27歩成にここで初めて46角。これなら桂取らせても37同角で26角阻止。そればかりか73地点に飛車角歩の三点攻撃。46角がと金殺しの三頭手。
あとは手番を貰った後手が飛車桂歩で寄せられるか。49飛には59銀打。なんと19香まで37角が死守。つまり46角から37角は四頭手。
この変化はまず37飛が見えないと続行不可。次に46角。棋士は必ず45桂から読むので桂を捨てることを外すのが盲点。
逆に後手の73桂の処遇は酷い。74歩で殺されるだけなら良いが73歩成同銀同角。もし先手が銀を惜しんで59銀引きだと同角同飛に37角で大逆転だが。
ところが羽生にも不満。これでは35歩の出番がないと。
先手勝ち筋が見えれば今度は35演出。それなら大長考しても惜しくない。35演出完遂なら負けてもいいため。
勝つなら59手め59銀打まで。この数合わせに納得すれば封じ手36歩。
 

40手め62角 大爆笑  投稿者:マシュダ一家  投稿日:2008年12月10日(水)21時09分39秒
  3手角対決に一挙に反転。今度こそ先手が正当な手番奪還。ここで封じ手。  

39手め24同角 大爆笑  投稿者:マシュダ一家  投稿日:2008年12月10日(水)21時05分26秒
  後追い2手角対決の後遺症。飛車で取って歩を打たせたいが引き場所がまた28飛では永遠に手番が来ない。では25飛はどうか。横歩取り85飛を逆にしただけでやはり三浦の負けっぷりを見ると羽生には指せない。
そこで手得を謀って24同角で2手角対決からの脱皮企画
 

38手め24同歩  投稿者:マシュダ一家  投稿日:2008年12月10日(水)20時59分56秒
  取らないと負け。第4局は95歩手抜きを当家のみ指摘し95同歩しかないと言っていた深浦が恥かいたが今度は負けたくなければ同歩と取るしかない。深浦を見てからここは9割方取るもんですと言っているような棋士は即引退。  

37手め24歩  投稿者:マシュダ一家  投稿日:2008年12月10日(水)20時53分45秒
  56歩打たされたので攻める筋がもう7筋と2筋しかない。51金だからと72歩では大介も呆れるのでとりあえず先手の利権1償却。  

36手め51金  投稿者:マシュダ一家  投稿日:2008年12月10日(水)20時50分57秒
  角換りから83角避けて65歩阻止。飛車交換に弱いのは先手陣と主張。
横歩取り85飛で渡辺明は中原囲いの優秀性に精通。これも51金型囲い。
中原囲い2の共通点=5筋に強くて4筋に弱い。ところが羽生の47歩はオネムどころか角が上に乗って冬眠中。4筋を歩で攻められることがないので後手は温泉気分。
 

78分で35=25歩 大爆笑  投稿者:マシュダ一家  投稿日:2008年12月10日(水)20時42分32秒
  大して変化もない短時間向きの将棋なのでこんなトコで大長考されても観戦しない。さすがに短時間将棋の覇者大介は65歩から。
桐山先生が羽生の65歩回避の件を不信に思ったが今度は大介がいぶかるとは
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34手め31玉 大爆笑  投稿者:マシュダ一家  投稿日:2008年12月10日(水)20時30分56秒
  このイノ一番でこれほど神経図太い指し手は痛快。2手角先取りしたので玉の囲いも一手早いと公言。
タラコちゃんは34手め55歩?勝又並の頭しかない。もう帰っていい。大介の方がまとも。先手が謝ったのに追撃すると逆切れされる。
 

33手め56歩 大爆笑  投稿者:マシュダ一家  投稿日:2008年12月10日(水)20時22分51秒
  52飛変化なら56歩で先手勝ちだったがと言う重複。本譜の56歩は55銀阻止。よほど第4局の55銀にマイッタ模様。ここで初めて羽生が妥協手。5筋7筋切って2歩持ちの後手優勢。こんな歩を打つ位なら55同歩指せない。  

解説手抜き  投稿者:マシュダ一家  投稿日:2008年12月10日(水)20時15分0秒
  野月の解説は一番簡単な初心者向きでも不十分。30手めは84飛しかないと言う理由3を述べていない。同歩や同銀がないだけの単純変化のみ記載し52飛変化をパスするのでは解説不要。52飛だけでも三種組み合わせがあるのでその時になぜ羽生は29手め79玉とせずに75歩としたのか理由が分かる。
羽生将棋で75歩にスポットが当たる当家分析は多いが今回のように早々仕方なく行ったのは初めて。
 

2手角VS2手角  投稿者:マシュダ一家  投稿日:2008年12月10日(水)19時56分0秒
  最初に2手角作成は後手。後手が無条件で2手角作れば必勝。だから先手も2手角で追う構図。つまり標題棋士が逆に。  

鴨が鳴きやむ捏造記事  投稿者:マシュダ一家  投稿日:2008年12月10日(水)19時48分17秒
  羽生が55同歩指して窓を見ると鴨が鳴きやんだと言う描写は捏造。
鴨が鳴きやんだから羽生は窓に目を向けた。事実は逆。
ではなぜ鴨が鳴きやんだか?
一日中鳴いている鴨はいない。
 

23手め55同歩 大爆笑  投稿者:マシュダ一家  投稿日:2008年12月10日(水)19時40分51秒
  羽生が負けるとすればこれが敗着。
逆1取るのが最強。羽生の選択は妥協。
以前三浦分析で扱った。控え室解説でもここだけ空白。最重要地点のため。
 

渡辺明が敗着級の悪手を指す理由  投稿者:マシュダ一家  投稿日:2008年12月10日(水)19時36分30秒
  渡辺明の選択は第6局を情けで勝って第7局で負けることをまず拒否。
本局を強気で拾えば第七局で本気で勝ちに行く宣言が3-3A。
つまり羽生に喧嘩売っている。こんなの咎められなかったら第7局もコッチが勝つと。
 

22手め55歩は本来敗着  投稿者:マシュダ一家  投稿日:2008年12月10日(水)19時32分55秒
  3-3Aは本来後手の敗着。山崎阿久津は一時期こんな手ばかり追及したので覇者の条件を最初から捨ててしまった。渡辺明はすでに覇者の身なのでこれから捨てるだけ。どうせいつか死ぬならと開き直った。  

初日  投稿者:マシュダ一家  投稿日:2008年12月10日(水)19時27分31秒
  今から見ることに。
羽生が角換り腰掛け銀を避けて矢倉。羽生がここ一番で矢倉と言う常套句は聞き飽きた。将棋はそれほど戦形が豊富でない。
渡辺明は横歩取り85飛で34歩を選択し竜王になったが34歩からの手損角換りを指さない理由は郷田と違う。郷田は歩損も手損もあるワケないと確信しているが渡辺明は歩損があると思っていた。いい思いもしたが裏切られた時のショックからまだ立ち直れない。だから二回目は裏切られないように手損を毛嫌い。
そう言えば三浦の横歩取り85飛に昨晩谷川が勝ったが穴だらけであった。終盤の勘違いで勝負が決まることが多々あるので谷川とて「終盤力」が欲しいと嘆いていた下半期。分業にすればどうであろう。
 

竜王戦第6局最強後手番戦略  投稿者:マシュダ一家  投稿日:2008年12月10日(水)02時02分8秒
  1=千日手。角換り腰掛け銀で。指直し後先手で勝つ。第7局は1局完結方式でなく振り駒勝負になるため。
2=持将棋。矢倉で。指直し後以下同文。
 

竜王戦第6局 節穴35序奏から溝口構造へ  投稿者:マシュダ一家  投稿日:2008年12月 9日(火)18時58分22秒
  そう言えば竜王戦節穴35シリーズには零番があった。
竜王戦第3局 53歩成+49と金=26角変化のこと
「角筋停止の35歩がミソ」
もっと遡ると名人戦での対森内35歩、王位戦での対谷川75歩。いずれも羽生相手の焦点歩。75歩はシリーズ化したが35歩は今回四部作にできるかもしれない。
いざ第6局まで来ると羽生勝ちで予定調和となるが、もし渡辺明が勝ってしまうと大変な社会現象になる。昭和史見開き2頁を飾った谷川に匹敵する平成大一番が第七局で出現。
羽生の興味はむしろ四部作完成であろう。
75歩と35歩とはなんだったのか。相振りで相三間にすると構図が分かりやすい。右回りによじった盤面。75歩と35歩がマイナスネジの溝両端。