実況&分析マシュダ一家
節穴35
2008.12.4-5竜王戦第5局 渡辺羽生 相矢倉

111手めの35歩を渡辺明が発見できなければ大逆転。24角王手に谷川解説ひとめの68銀では先手負けと知って局後谷川も反省驚嘆。
では35歩とはなんだったのか?これを言い当てた棋士がひとりもいなかった。だからマシュダ一家実況&分析が闇の帝王に君臨したままとなってしまう。当家とてお菓子食べながら観戦したい。でも当家実況&分析の方が核心をえぐっているのだから書けと誰かが命じる声を黙って聞くしか無い。ひょういと言う言葉がある。憑依と書く。「郷田の中のひと」と書く場合郷田は誰かにとりつかれていることを表す。こういう現象を憑依と呼ぶ。
当家の場合その名が示す通りマシュー憑依。いつも大爆笑している核は別個にあり我々はその振動に共振して笑いを肉体に取り込む。これが独特な健康法なので被憑依者にも恩恵。
111手め35歩の原型はふたつ。
1=人工知能誕生の動機
2=35hu
1は久保変化55手め57銀引きで後手が指す35歩。
2は二日目昼食休憩終了直後に羽生が指す直前に当家が公開した35歩。
1は渡辺明が強く45同桂と取ったので久保が恥かいた。人気取り解説者なら「45歩に銀下がるのがただの挑戦者止まり、同桂と取れるのがタイトルホルダー」と言う。当家はそこまで口悪くない。
渡辺明の感想では73手めの飛車捨て64歩がやりすぎかとのこと。15歩変化指したくて歩を惜しみ74歩指さなかったのだからそれは贅沢な悩み。問題は羽生の贅沢。ロハで飛車を先に貰って自分だけ大駒返さないとは相当な悪党。局後解説でせっかく矢内が76手め37悪ノリで手を止めて谷川の顔色伺ったのに谷川も一瞬たじろいで何も言えなかった。何事もなかったかのように営業するしかない。谷川は制作デスクなら敏腕。その後111手め35歩が先手唯一の勝ち筋と証明している。谷川解説を補填するなら単受け46銀には鬼受け41桂からさらにダブルの51桂がある。褌合戦の果て羽生の駒台に二枚無駄桂が残ったが渡辺玉が上部脱出を謀ればその二枚桂大活躍で頓死。底に逃げたので谷川も69歩+68銀で先手勝ちと誤診。谷川相手なら羽生は勝っていたと言う営業。
では羽生はどこで35歩で先手勝ちとなるようにしたか?
昼食休憩後羽生はすぐに対局室に戻らなかった。時間ぎりぎりまで当家UPを待つ癖。マシュダ一家と同じ手は絶対指さないと心に決めているのがプロ根性。そのくせ久保相手なら市販ソフトと同じ手指して勝っているのだから態度悪い。当家も遠慮して羽生が入室する頃合いを見ているかというとそんなことしない。メシ食っていただけ。
羽生の入玉下手は相変らずだが宮田玉から入玉謀るのは当家でも大変な作業。福崎では64手めで負ける。順位戦でボロ負けした通り。谷川とて13銀打たれたら困ると知っているのになぜか76手め当然の一手と思っている37角成。昼の控え室変化はすべて76手め37角成から始まっている。当家のみ76手め35歩で作成。32の変奏曲からサンマ食いながら26桂まで楽しんでいた。
羽生の悪ノリ37馬とは空ナリ第八奇偶反転。聖宮に行くためには駒アタリ偶数番6が後手に必要。
当家の実況&分析中断箇所以後、制作部長谷川は77歩変化に気がついた。羽生の指摘のはずだがそれこそが偶6ナンバー。初日当家実況&分析に書いた通り後手の最強は77歩。先手が7筋で仕掛けた時から決まっている。その為の宮田玉。一番困るのが77同角なのでその角が97に転居すれば77歩は絶好打。羽生はそれを故意に逃し35歩演出にしたと当家は読む。その動機が彼らに言えない理由は少なくとも3人は分かっていれば十分なので書かない。第4局と第5局は対の構成。


開始日時:2008/12/04 9:00
終了日時:2008/12/05 18:49
表題:七番勝負第5局
棋戦:第21期竜王戦
消費時間:117▲465△479
場所:和歌山県白浜町「むさし」
先手:渡辺 明竜王
後手:羽生善治名人
▲7六歩    △8四歩    ▲6八銀    △3四歩    ▲6六歩    △6二銀    ▲5六歩    △5四歩    ▲4八銀    △4二銀    ▲5八金右  △3二金    ▲7八金    △4一玉    ▲6九玉    △5二金
▲7七銀    △3三銀    ▲7九角    △3一角    ▲3六歩    △4四歩    ▲6七金右  △7四歩    ▲3七銀    △6四角    ▲6八角    △4三金右  ▲7九玉    △3一玉    ▲8八玉    △2二玉
▲4六銀    △5三銀    ▲3七桂    △9四歩    ▲1六歩    △1四歩    ▲2六歩    △2四銀    ▲3八飛    △8五歩    ▲1八香    △4二銀    ▲9六歩    △3三桂    ▲6五歩    △7三角
▲6六銀    △2一玉    ▲7五歩    △同 歩    ▲同 銀    △4五歩    ▲同 桂    △同 桂    ▲1五歩    △同 歩    ▲4五銀    △4四歩    ▲2五歩    △1三銀    ▲1二歩    △同 玉
▲3四銀    △同 金    ▲1四歩    △同 銀    ▲2六桂    △2五金    ▲1四桂    △2六桂    ▲6四歩    △3八桂成  ▲6三歩成  △3七角成  ▲1三銀    △2一玉    ▲1二歩    △同 香
▲2二歩    △3一玉    ▲1二銀不成△8六歩    ▲2一歩成  △4一玉    ▲8六角    △6二歩    ▲2二桂成  △6三歩    ▲7四銀    △8五歩    ▲9七角    △9五歩    ▲6三銀成  △9六歩
▲3二成桂  △同 玉    ▲4二角成  △同 飛    ▲3四香    △3三歩    ▲5三金    △9七銀    ▲同 桂    △同歩成    ▲7九玉    △4九飛    ▲6九歩    △2四角    ▲3五歩    △同 角
▲4六銀    △4七馬    ▲4二金    △同 玉    ▲5二飛    △投了
117手で先手の勝ち


控え室候補の62歩はいいが  投稿者:マシュダ一家  投稿日:2008年12月 5日(金)15時08分4秒
  53香打たれる前に戻った手番で62歩でと金追いは当家始発駅と同じだが行く先が違う。控え室候補の36馬は当家変化に入れない。  

87=86 大爆笑  投稿者:マシュダ一家  投稿日:2008年12月 5日(金)14時59分7秒
  この英雄候補は13で成りたいと懇願していた。ならば22とが利く。左遷された英雄候補は歩切れ解消の誘惑に負け質駒にされた。  

渡辺明長考中  投稿者:マシュダ一家  投稿日:2008年12月 5日(金)14時53分3秒
  パラリンピック解説で再起と読んでくれたであろうか?
84と86はパワー脳と整流脳の象徴数。この数字を決めたのは日本人ではない。
王座戦最終局を渡辺明なら思い出すはずの長考。あの時は33歩が敗着にされたがそんなこと言っていたのは後にも先にも当家だけ。あのシリーズは当家絶賛の73歩で転換し33歩で終えた。今度は羽生が36歩取らない限り33歩はない。しかし同じ手口の羽生エスケープが見える。
谷川。見えるだろう?
 

死に場所を求めて  投稿者:マシュダ一家  投稿日:2008年12月 5日(金)14時42分34秒
  女王に死を求められ本堂に帰って最後の祈りを捧げた騎士。
万年前王座は64=同玉だけはないと女王に進言し「イワンでもえーネ」とご不自由な宦官もどき。
B2をリハビリセンターと勘違いしている棋士の中でも福ちゃんの喝舌とエンジン不調は見るからに寂しい。せっかく長野が数分与えてくれたのに以前の天才変化噴出は期待することもできない程枯れた。その髪染めやめてロマンスグレーでグレていただくかパラ解の方で再起していただきたい。
 

84手め86歩で後手初の進奇3  投稿者:マシュダ一家  投稿日:2008年12月 5日(金)14時30分16秒
  それまでに奇数番を取れたのは68手めの跳躍駒アタリ奇数番1のみ。1筋での跳躍番は名人戦でさんざんやったのであとはどこで後手の本堂に回帰できるかだった。  

女王の時代に  投稿者:マシュダ一家  投稿日:2008年12月 5日(金)14時23分1秒
  昨晩「先手は偶2を取ることが作戦主軸」と述べたが今日は最長15変化でもその通りの展開。以下。
57=進偶2
61=進偶2
62=平偶2
63=進奇3
64=逆偶2
65=進偶2
66=進偶2
67=進奇3
68=跳奇1
69=進偶2で最悪趣味26桂褌固め
72=進奇1のダブルで26桂褌固め
73=進偶2
74=進偶2
75=進偶2
76=大爆笑
手数が延びたのはその間先手が二回も奇3を挿入したため。差異値もピッタンコ。フンドシだけはやめてくれと言っておくとなぜかこうなる。しかもダブル。品性の問題だけではないのだろう。カミサンの尻に日常重圧を感じているとウップン晴らしたくなるのかもしれない。
 

15歩変化の落とし種 83桂と対の37桂変化  投稿者:マシュダ一家  投稿日:2008年12月 5日(金)14時01分11秒
  15歩変化は手数がやや延びるので昨日不要としたが渡辺明が26褌桂、羽生も26褌返し見せるしかないようでは気品のかけらもない。どれも15歩変化作成ではひとめなので失せた続行意欲。
15歩変化の唯一の落とし種は37桂変化。38飛のアタマに桂を打つ壮絶変化2で昨晩の後手の迎撃奇手83桂と対。谷川だとこうした変奏が羽生相手に期待できた。アポロの剣とヘパイテトス型褌の違い。 壮絶と滑舌。谷川と福崎の違い。
 

37角成 大爆笑  投稿者:マシュダ一家  投稿日:2008年12月 5日(金)13時48分40秒
  以下13銀でせっかく出かかった玉が戻されもう後手望みない。
待望の22歩に昨日出た同金が詰みのため。対康光でも似たような粘りを見せたがムダだった。
 

35hu  投稿者:マシュダ一家  投稿日:2008年12月 5日(金)13時33分48秒
  狙いは角捨てて13玉  

女王の顔  投稿者:マシュダ一家  投稿日:2008年12月 5日(金)08時08分8秒
  矢内がどれ程アカ抜けたかと言うとちょっと古いが男装の麗人ファスベンダーを思い出す。
朝食みんなでバイキングーの頃であろう。
 

宮田玉最大の欠陥  投稿者:マシュダ一家  投稿日:2008年12月 5日(金)03時12分52秒
  入玉するの大変。だから久保は直感的に15歩だった。
相矢倉の後手最大の魅力は入玉。逆に先手玉が入玉しようと思って銀の厚味に頼ると壮絶83桂喰らって自滅。一体誰が飛車のアタマに自陣桂打つことを考えるのか。駒アタリ奇数番3となる変化なので当家はひとめだったが。
そこで先手は偶2を取ることが作戦主軸。後手玉が入玉困難ならば1手繰り上げて45銀を先に指す。44歩の瞬間に64歩で偶2、そこでマシュダ一家奇手83桂の奇3ならば57角で迎撃。今度は45桂がないために57角可能。これではまだ平3だが75桂同角で偶2に戻せる。今度45歩で銀取ると63歩成で先手勝ち。羽生得意の入玉目的の27銀さえない。
第四変化まではいずれも73手で先手勝ち。第五変化も63手57角で先手勝ち。
久保推奨の15歩も不要。
 

51角効果 奇手83桂双翼の陣  投稿者:マシュダ一家  投稿日:2008年12月 5日(金)02時54分23秒
  62角がダメな理由2=64歩に同様に83飛とした場合63歩成同飛に64歩で結局飛車が逃げる。44角王手では55銀で負け。飛車逃がして66銀引きの好手から45銀44歩には75桂で勝ち。74歩と64歩の位をふたつも残しては後手勝てない。
53金はない。丸山風迎撃底桂もない。63歩成同桂が銀アタリでも64銀44角の王手無効。66歩に65歩は45銀が角取り。44角ではなく22角なら有り得る。その為の21玉だったと言う展開が後手の理想。では64歩の瞬間の王手はどうか。55歩同歩45銀に22角。今度63歩成は56歩66歩でやはり後手負け。53金に戻すと45銀33銀35歩で後手負け。
では後手が桂で反撃できないのか。
64歩の瞬間83桂。66銀引きに64歩。これも51角効果。
83桂の効能は銀撃退ばかりではない。95歩や65歩同銀75桂を見せる双翼。
 

封じ手 谷川74歩の場合  投稿者:マシュダ一家  投稿日:2008年12月 5日(金)01時59分6秒
  久保は15歩で谷川は74歩。いずれも偶2。45銀はない。21玉が第七奇偶反転と言う解釈続行。18香は逆行相を持つ。73角が追われた時に初めて第七奇偶反転に寄与。
久保
15歩より谷川74歩の方が25歩の含みを持たせても変化作成単純。
62角なら25歩が連偶2。同銀と取らせていつでも22歩が王手。同玉は77角が王手なので同金だがそこで55歩が連偶2の3。同歩には64歩の連偶2の4で先手勝ち。64銀が55二重駒アタリとならずに連偶2の5になるため。以下7筋受けても45銀で初めて桂を取った時に44歩の銀殺しに63銀不成に角逃げても54銀出。よって谷川74歩に62角はない。切りたくても同角が飛車アタリで負けなので51角引き。意味は今度64歩なら62飛。この時94歩が入っていないと95角で後手負け。結局51角のようなひとめ筋悪手を見せないと45銀は殺せない。
 

情況と言う言葉の氾濫と黄色思想  投稿者:マシュダ一家  投稿日:2008年12月 5日(金)01時21分29秒
  どの局でも「なんとかの情況です」と言いたがるアナウンサー。台風見せて「現在このような情況です」。将棋の局面見せて「現在このような情況です」。
決めゼリフになってしまった「の情況です」。
知情意の情は生命の潤滑油。前と後ろは成文化できるがまんなかは不明。情を状と読むなら況を狂と読みたくなる黄色思想。
渡辺明はブルーと読んだ。だからブルーベリー。
青黄赤で黄色が一番難解。
枝には葉が茂る。
青い葉が黄色から赤に。黄色のまま落ちたのが棋聖戦最終局の康光。
 

将棋脳だけならパーツ交換  投稿者:マシュダ一家  投稿日:2008年12月 5日(金)01時01分17秒
  谷川はこう言うべきだった。
谷川「第5局は年度末の道路工事。予算が余ったのだから使わないとモッタイナイと神様も思っています」
長野「谷川先生はそっちの工事と」
久保「脱輪しないように」
女王「フフ」
矢内も随分アカヌケしたが清水挑戦は困る。では誰になら負けて良いのか。千葉はさらに困る。やはり一番盛り上がるのは誰かと言う感触。これがなんなのか。将棋脳ではない。もっと人間に近い。将棋脳だけならパーツ交換してバージョンアップすれば良い。100パーなるものなどいつでも交換できる類。キモノ着てキモイと言われないためには魂1本分の違い。パーツ交換したらオワと言うモノに価値あり。
 

底歩の話と褌桂  投稿者:マシュダ一家  投稿日:2008年12月 5日(金)00時45分16秒
  金底の歩は大概ダメ。最良の底歩は敵陣飛車に支えられた自陣歩。
だから封じ手の局面で先手が79歩打てると思っていると負け。後手の方は気がラク。飛車打王手に手順に31銀引き。
褌桂も大概ダメ。67金がいなければ76桂の王手角取りで楽勝と期待しているうちは負け。同様に74銀に褌桂支援75歩と言う手はない。
 

人工知能誕生の動機  投稿者:マシュダ一家  投稿日:2008年12月 5日(金)00時21分20秒
  では前々項不明箇所が今回解明できるか?
節目のない木はない。幹には枝。節目ができれば節穴も自然発生。
矢倉定跡も節目と節穴だらけ。銀を引けば35歩で負けと言うのが谷川渡辺。では35歩とは何か。奇3中心の進行で飛車角交換。ところがGNの25桂が33桂不成で王手となる点が宮田玉の弱点1。羽生にドースンノと生中継で聞かれ谷川同様発奮して46同桂と応じてしまった場合。
後手優勢説の谷川は久保の銀引き先手優勢説を聞いた直後の45桂同桂を見て先手モチに気分が換った。封じ手の局面は先手に選択枝があるので分岐決定権を掌握しているはずと。羽生の場合は枝が増えれば節穴も増えると思っている。
枝の根がポロっと落ちてできる節穴。そこで穴埋め作業。
穴埋めすると穴埋め素材は必ず分離。なにかとなにかの成分が穴の中でいずれケンカするため。穴埋め素材は物理的に節細胞と分離している。
そこで将棋の神様ならどうするか。節細胞と同化できる穴埋め素材を発明。それが生殖プロセスとして完成すると人工知能誕生。
動機は至って単純。節穴にセメント詰めてると気色悪い。人工知能と聞けば気色悪いと世間が感じているうちは不要産物。人工と言う文字が悪かったのか或いは知能の方か。言葉が噛み合わない入れ歯ではどっちでも同じ。普通は入れ歯の方を削るが骨の方を削ったらもっとよかった場合もある。知能の方が逆に洗脳された場合、そんなモノに合わせてどーすんのかと。
 

宮田玉の理論的根拠  投稿者:マシュダ一家  投稿日:2008年12月 4日(木)23時48分44秒
  宮田玉を変化で読みきれない点は何か。
21玉の換りに後手がどの手を指していれば負けていたかを見る。8筋+9筋に着目。45手め98香で穴熊にできなかった渡辺明。では逆に後手が94歩の代りに手損なしの21玉だったらどうなったか。
50手めの局面で94歩が突いていない場合。
47手め65歩=4-5A=第六奇偶反転解釈の場合
51手め75歩=3-6A=第七奇偶反転解釈が成立
21玉が奇偶反転でない場合は偶数番原理を取った先手が完全偶数番アタックで勝ちとなる。ここまでは既存マシュダ一家理論。
 

宮田玉存在理由  投稿者:マシュダ一家  投稿日:2008年12月 4日(木)23時30分31秒
  問題は宮田玉が第六か第七か。18香を第六とすれば21玉が第七奇偶反転。

47手め65歩の問題と51手め75歩の差異
47手め65歩=3-6A=第六奇偶反転解釈の場合
51手め75歩=2-7A=第七奇偶反転解釈が成立
54手め45歩=2-6A+α=銀引きが久保、同桂が渡辺明+谷川。
αは切れた歩の筋を記号に付加。α7は後手有利。α4は先手有利。優位度は玉との距離で打ち出す。77歩は次に歩成が王手、44歩は歩成が非王手。つまり双α作成は後手有利。これは22玉でも事情は同じ。ところが22玉では77歩77角が王手になってしまうので逆転。宮田玉の存在理由1。
 

本人に聞くのが最短  投稿者:マシュダ一家  投稿日:2008年12月 4日(木)23時11分46秒
  端の問題と45歩に銀引きの問題
森内羽生では1筋9筋を突き越しあい。
45歩に銀引きなら先手持ちと万年立会いがお似合いの久保。竜王戦旧手順では銀引きの羽生が谷川に負けている。谷川もひとめ銀引きでは先手ダメと述べた。谷川と久保どっちが正しいのか。
宮田に聞くのが一番。50手め21玉は宮田の手。31玉は森内が別の将棋で指したがこの形なら奇偶反転取るのには21玉が最善。1筋の突き合いがあるので12玉は負け。31玉は飛車打で負け。なので21玉が飛車筋角筋香筋に最適の奇偶反転。
では宮田は21玉ネタをどこで仕入れたか。本人に聞くのが最短の理由。
 

日本語は哲学するには最低言語だった理由の一端  投稿者:マシュダ一家  投稿日:2008年12月 4日(木)22時56分4秒
  谷川と羽生の言葉
谷川「4局で終わってはモッタイナイと将棋の神様」
羽生「100パーセントの力を出せるように全力を尽くしたい」
前者は降参宣言。羽生が全面降伏したので谷川も黙秘権行使。梗塞ノート絶賛の手は実は敗着でしたと訂正すれば逆に谷川絶賛となった。
後者は新聞記事なら記者が勝手に修正して出す。ネットのよい所で羽生が話した言葉をマンマで掲載。翻訳すると「将棋脳が100パーセントの力を出せるように制御脳を最大限駆使したい」
つまり脳をふたつに分けているので二種のパワーが存在。どのように書き換えても「100パーセントの力を出せるように」と言う文にした場合必ず二種のパワー管に分かれる。「100パーセントの力を出せるように頑張りたい」としても頑張るパワーは将棋脳パワーと違う所にある。では「100パーセントの力を発揮したい」と述べたらどうか?
やはり100パーセントの力がある部位とそれを発揮させたい部位が違うことを示唆しつつ逆にパワー構造があいまいになってしまう。つまり羽生が間違えたであろう言葉をそのまま伝えた方がより明解。記者はいままで何度国語力の問題に貶め逆に真相を曖昧化してきたか。
日本語は哲学するには最低言語だった理由の一端。
 

NHK最強アナ 長野亮のつっこみ  投稿者:マシュダ一家  投稿日:2008年12月 4日(木)22時34分22秒
  第5局までNHKが最強アナ長野亮を温存した理由は第5局がアルと言う確信。長野亮は谷川に真っ向から聞く。かつて竜王戦第4局で羽生にわざと負けたのかと。一瞬顔を曇らせ谷川は顔で告白。熱戦だったと弁解。
できれば谷川久保をバックに節穴撮影会も見せていただきたかった。谷川が拒否したのであろう。深浦のマネができるかと。ならば今後タイトル戦にはでませんという宣言。
 

3タコ後の故意の負け あの日の谷川羽生と今日の羽生谷川  投稿者:マシュダ一家  投稿日:2008年12月 4日(木)22時27分8秒
  以前森内羽生の名人戦分析でも引用した羽生谷川の当家竜王戦分析。羽生は「谷川が故意に負けた、こうすりゃタニー楽勝」と書いてきたことに触れた。今回の羽生は「3タコ後の故意の負け」ではないと強調するために前日「第4局で先手明解な勝ち筋なし」と述べた。
解説谷川は食い下がり「こうすりゃわかんなかった」と宮田手順。
確かに谷川相手なら羽生が正しい。当家にとって四匹めの大魚が羽生自身であった。自分で自分を釣るサカナはいない。羽生にも本当に分からなかったと言うしかない。ではここで種明しを当家がするか?五匹目がまだいるのでしない。
 

竜王戦第5局初日 相矢倉 節穴  投稿者:マシュダ一家  投稿日:2008年12月 4日(木)22時19分54秒
  前夜までのイメージが節穴。  

運命の話  投稿者:マシュダ一家  投稿日:2008年11月30日(日)00時33分41秒
  金の話はどう結びつくか。
今回羽生は角銀交換ではなく角金交換を選択。ここが運命の分岐。いつも銀を酷使しているので最後の最後で金が欲しくなった。おかげで2枚の歩を余計に渡し運命に裏切られる。このような象徴が将棋の不思議な所と当家は読む。
75歩の上に角を乗せたのは随分前の当家変化。やはり角換りでこのような図があり楽しんだ記憶がある。羽生は当家変化をパスする傾向にあるが逆に忘れた頃の筋を突如思い出して採用することがあった。
羽生が金と銀を交換しろと迫ったのでハイと頷いた後輩。渡辺ブログもハイの延長。
75歩が消え最後に79歩となった。
関西棋士はなぜか底歩を見るとすぐにゴメンなさいと言う。山崎どころか桐山先生までマイッタ模様。谷川の感想も大概底歩見て終わる。ソコが限界であろう。羽生に聞いてごらん。75歩除去され底歩打たされた屈辱がイカホドのものか想像を絶するから。
 

55銀の話と序盤の話  投稿者:マシュダ一家  投稿日:2008年11月30日(日)00時13分45秒
  終盤に限定した点で己の位置を示した郷田谷川。
谷川にはもっと悪党にと勧めたばかりだが逆に太鼓持ち棋士に成り下がった。郷田は唯一食い下がる棋士だったが下段角変化は当家も当日作成し掲載パスしたので後の楽しみに。
例の事件は解答者皆無なので当家待ちだったようだが二匹も大物釣れたのでまだ後続犠牲者が見たい。森内あたりがいい。
後世評価されるとすれば渡辺明の中盤55銀。この除去手順は当日当家も未解決のまま観戦が続いた。
後手の脱出路44歩は当日早々にUP済だったが深浦はその前段変化で出た44銀を指摘した時点で前夜構想練ったか否かの相違が露骨にでた。例の勘違い変化を経たか否かでも55銀に対する見方がまったく換る。
渡辺明の感想で56金で負けを自覚したと言う所が重要。深浦も発見した手だが羽生は当家同様55銀除去手順に終始苦労し結局67金指した時点で覚悟。渡辺明が覚悟したのは主役55銀を直撃されたため。まさか双方に打歩詰めトリックがあったなどと想定さえできなかったのであのような感想となった。
序盤の話。あの日9筋の端を取らせた
羽生。今回は自分から96歩。
ビビっときた?
 

竜王戦第4局その後 爆笑三連発  投稿者:マシュダ一家  投稿日:2008年11月29日(土)23時42分47秒
  渡辺明が気がついていないのは本局通りだが、郷田も谷川も局後解説で見落とすとはよほど棋士の盲点だった模様。
深浦は「もう許して下さい」。
郷田は「それでも羽生勝ち」と言い続け肝心な箇所をパスして宮田手順まで行き「それでも羽生勝ち」と唱え続け結局勝ち筋不明。
谷川に至っては素晴らしい終盤と絶賛し
後手玉打ち歩詰めを運命の女神と言う始末。
これが名人戦に出たばかりの棋士たちとは到底思えない。 羽生に恥かかすなと言う号令が下ったのであろうか?
後世の評価以前の問題。打歩詰めは先手玉の方にこそあった。