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35=45銀1-3Aは22角成第二奇偶反転解釈で成立。
36=75歩が駒アタリ偶数番2を取る進行も同様。
偶2から奇1に戻す進行が56銀の正体。かつて相掛り鎖鎌銀として扱った。
最強は奇3を取る。だから56銀を深浦はヌルいと思った。羽生の相掛りを撃破して王位防衛したのだからもっと言いたいことを言えばいい。しかし深浦が見落としたことがある。
相手の左銀を吸い寄せるように67銀。通常は46歩型から67銀移動。その場合5手かかる。相掛り鎖鎌銀とした場合は6手かかり1手分の差が第三奇偶反転の顕在化に関わる。46歩があるかないかが焦点。
よって深浦推奨の封じ手48手め95歩は敗着にされる。深浦は同歩が当然と思っているらしい。そこで同歩以後の攻撃を一晩考えられるから後手得と。
当家は95同歩としない。代りに46歩。これで第三奇偶反転。
46歩が第三奇偶反転になる理由はこの手で初めて67銀が1手損加算になるため。
46歩によって後手の95歩が逆行相偶2悪手扱い。具体的には96歩に92歩が偶数番を取った先手の反撃。同香には56角の逆富士固め。44銀の欠陥は23地点放棄。
34角には24歩同飛22歩以下23歩に35銀か13角。先手には43角切から61角の荒業。61角は72角成以下すべて連動駒アタリなので一挙に逆転。73馬が飛車銀アタリでは手抜きし放題なので先手は飛車いらない。46歩が入玉阻止要と言う結末。
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