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大介が61手め14歩を見て一言。彼は矢倉を指さないのでそういう比喩になった。連盟矢倉には高校野球のような所がある。バントばかりやっているセコプロ野球がその経由駅。藤井久保大介はそれが嫌いで打って出る振り飛車を指してきた。だからこそ藤井が居飛車やると面白い。
棋戦:第67期順位戦A級2回戦
戦型:矢倉
先手:木村一基八段
後手:藤井 猛九段
▲2六歩 △3四歩 ▲7六歩 △4四歩 ▲4八銀 △4二銀 ▲5八金右 △5四歩 ▲5六歩 △6二銀 ▲6八銀 △5二金右 ▲7八金 △3三銀 ▲6九玉 △3一角
▲3六歩 △7四歩 ▲2五歩 △4三金 ▲4六歩 △3二金 ▲3七桂 △6四角 ▲5七銀左 △7二飛 ▲9六歩 △4一玉 ▲2九飛 △7五歩 ▲同 歩 △同 角
▲4五歩 △5三銀 ▲4四歩 △同銀左 ▲2四歩 △同 歩 ▲2五歩 △同 歩 ▲7三歩 △同 飛 ▲6六角 △3一玉 ▲2五飛 △3五歩 ▲2二歩 △3三桂
▲2一歩成 △4二玉 ▲2六飛 △6六角 ▲同 銀 △2五歩 ▲同 桂 △同 桂 ▲8二角 △2四歩 ▲1一と △4七歩 ▲5七銀上 △3七角 ▲1六飛 △7八飛成
▲同 玉 △8二角成 ▲1三飛成 △2三金打 ▲1二龍 △2二金寄 ▲2一飛 △1二金 ▲同 と △7六桂 ▲7七銀 △2八飛 ▲6九金 △3二角 ▲6一飛成 △4八歩成
▲同 銀 △3七桂成 ▲2九歩 △同飛成 ▲5九銀 △3三玉 ▲7六銀 △4二金 ▲3一龍 △7七歩 ▲同 桂 △7五歩 ▲同 銀 △3四玉 ▲1四桂 △3三金寄
▲1三と △5五歩 ▲2二桂成 △4三角 ▲7六歩 △5六歩 ▲2三と △4五玉 ▲3三と △同 金 ▲6六銀 △4六歩 ▲4八歩 △3六玉 ▲6五桂 △6四銀
▲2三成桂 △6五銀 ▲3三成桂 △6六銀 ▲同 歩 △7七歩 ▲6七玉 △7八銀 ▲7七玉 △6九銀不成▲4三成桂 △6四馬 ▲7五角 △7八金 ▲6七玉 △5五桂
木村藤井戦と言うと感慨深い。三つ目原理を最初に公開した時彼らのNHK杯戦がサンプルであった。駒アタリ奇数番原理から駒アタリ偶数番原理へ繋がり究極の奇偶反転理論へ。奇偶反転構造にはメビウスの環がある。しかも二本の環。
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