実況&分析マシュダ一家
メビウスの環
2008.26-27王位戦第5局　羽生深浦　相矢倉

2008北京オリンピック回顧X　玉不在で
 2008北京オリンピック回顧4　日本人の奢りの象徴
2008北京オリンピック回顧3　全般
2008北京オリンピック回顧2　女は強い
2008北京オリンピック回顧1　美芸
2008.08.19竜王戦決勝T　丸山羽生　角換り腰掛け銀　中辛流

序盤の問題と3-6Aの鍵 投稿者：マシュダ一家 投稿日：2008年 8月27日(水)16時46分3秒

矢倉で40手以上当たり前と思って指している態度からしてこうなる感じはあった。34手め85歩故先手の緩手38飛が成立。以下3-6Aは先手が偶2を取り後手が奇3を取る。58手めの深浦新手とはMF理論の奇数番原理で指している証左。森内は偶2選択で当家理論に反したために負けたのが昨年の出来事。天彦程度では当家理論判らないが深浦以上になると同期者が出てきて当然。羽生は2時間考えて受奇3で応じる背反手選択したのが初日。3には大小がある。それがMascale理論が示す数値。45歩は後手が能偶4を取ることで上部構造と下部構造反転。ここに3-6Aの鍵があった。

棋戦：第49期王位戦第5局
先手：羽生善治名人
後手：深浦康市王位
▲７六歩 △８四歩 ▲６八銀 △３四歩 ▲６六歩 △６二銀 ▲５六歩 △５四歩 ▲４八銀 △４二銀 ▲５八金右 △３二金 ▲７八金 △５二金 ▲６九玉 △３三銀
▲７七銀 △３一角 ▲３六歩 △４四歩 ▲７九角 △４三金右 ▲６七金右 △４一玉 ▲３七銀 △６四角 ▲６八角 △３一玉 ▲７九玉 △７四歩 ▲８八玉 △２二玉
▲４六銀 △８五歩 ▲３七桂 △５三銀 ▲２六歩 △１四歩 ▲１六歩 △２四銀 ▲３八飛 △９四歩 ▲１八香 △７三角 ▲９八香 △４二銀 ▲９九玉 △６四角
▲６五歩 △７三角 ▲２五桂 △３三桂 ▲１五歩 △同　歩 ▲３五歩 △同　歩 ▲５五歩 △３六歩 ▲５四歩 △４五歩 ▲３三桂成 △同銀上 ▲４五銀 △８六歩
▲同　歩 △３七歩成 ▲５八飛 △４四歩 ▲５三歩成 △４五歩 ▲４三と △同　金 ▲２四角 △同　銀 ▲５二銀 △３三玉 ▲３五歩 △４二桂 ▲６四歩 △６九銀
▲４三銀成 △同　玉 ▲６三歩成 △５八銀不成▲７三と △６七銀成 ▲５五桂 △４四玉 ▲５三角 △同　玉 ▲４三金 △５四玉 ▲６七金 △７三桂 ▲５三金打 △５五玉
▲６六金
△投了
97手で先手の勝ち
著作権を主張できない根拠　棋譜はすべて複製品 投稿者：マシュダ一家 投稿日：2008年 8月27日(水)16時30分40秒

ダラダラ指している模様。棋譜はすべて複製品なので著作権を主張できない。肖像権はある。
棋譜がすべて複製品であることを証明するのは簡単。今回の棋譜も57手めまでレディメイドからの複製品。では58手目に深浦の著作権が発生したかと言うと証明無意味。この新手はすでに佐世保のウラノスが指していたと主張し根拠があった場合深浦はソレを知らずに指したことを弁明することになるがそんな経過も不要。
58手目以後の全変化は自動的に抽出される。もし連盟将棋が58手目以後も著作権を主張した場合どうなるか。逆の立場になった時に連盟将棋には詐欺罪成立。ヒトマネして商品化したと。棋譜はすべて複製品と言う根拠=ヒトマネのヒトをあるモノに置き換える。それが意味することは連盟棋士なら判るであろう。
自陣桂の丸山ネタから 投稿者：マシュダ一家 投稿日：2008年 8月27日(水)14時06分5秒

竜王戦祝儀将棋シリーズでは丸山も深浦に続いてネタを披露した。たまには俺のマネしてくれと羽生に丸山式51桂を打たせて投了するというギャグ。今度は深浦がローハンドでバトンタッチされて42桂。サザンクロスの夢も藻屑と消えた。
龍神の敗因 投稿者：マシュダ一家 投稿日：2008年 8月27日(水)13時56分48秒

やはり日本のコーチが中国陣営に寝返り打つと龍神組の弱点も筒抜け。
大技ドラゴンまで盗まれしかも演目先にやられては立つ瀬がない。そこで頭来た尻尾がプールの底蹴ってしまった。
深浦は昼食後前々項の33玉を泣く泣く指した模様。ここで羽生が夕食まで盛上げる気があるなら25歩だが全然やる気ないので早速冷酷な35歩。
深浦。仕方ない。羽生とて背水の陣。蹴る床もない。
律儀な深浦のおかげで公開スパーリングに 投稿者：マシュダ一家 投稿日：2008年 8月27日(水)13時32分20秒

新手で後手指せる変化示唆後にポッキリ折れるのはいかにも苦労人深浦らしい。谷川羽生なら負けると判っても華将棋が指せる。華は北京オリンピックの中国シンクロ陣営最終コステュームに使用された文字。谷川羽生が中華料理なら深浦は佐世保バーガー。味以前にローカル銘が特色。ローカルがグローバルを制覇する場合がある。
深浦の兄弟子森下は棋界一の律儀伝説を持つ。前回の竜王戦祝儀将棋に続いて無気力将棋となった背景。悲劇の花村一門。
王位戦二日目　深浦の敗着は62手め33同銀上 投稿者：マシュダ一家 投稿日：2008年 8月27日(水)13時14分51秒

封じ手45歩に61手め33桂成まで当家想定手順だが深浦の62手め33同銀上は当家では敗着。こんな手を見たくないから初日にわざわざ引きと銘記。同銀上は53地点が薄くなるばかりか24角切りを残して後手勝てない。一晩で方針換えるなら33同玉の方がまだマシ。以下羽生も全ての期待を裏切られ頭キタ模様。特に64手め86歩には相当ムっときたはず。後手序盤最大の目玉が85歩。しかし86歩は間に合わない。同銀は55角王手変化があるので同歩。この場合後手は95桂+87桂打サザンクロスで99角頓死狙いだが87桂には同金で先手玉は詰まないので桂渡した瞬間後手玉が詰む操作可能。それでも二枚目の桂はまだ羽生が手持ちなので用心して45銀で手堅く勝ちに。68=44歩は見るも無残。深浦は49分使ったが無気力将棋と思われても仕方ない。やはり祝儀将棋だったのかと。33同銀上のおかげて当然角切られその銀で要の守備金狙撃では漫画。今回は羽生のアクビに共感できる。今度33玉で切らしに行くのは森内でも無理。手番+5枚の攻めのため裸玉は寒いどころか凍てついた。6段目まで玉が行き先手88飛の攻防手に39桂詰みを見せた瞬間だけ87桂犠打+同飛で大逆転チャンスがあるがまず期待できない。
不可知＞可知 投稿者：マシュダ一家 投稿日：2008年 8月26日(火)21時49分13秒

そのような次第なので将棋の神様は指し手がどーのこーので楽しむことは決してない。むしろ指し手とどう関係あるんだと言う所で楽しんでいる。康光の咳の回数と炭酸量。マダム丸山の放物線と開いた扇子の相関数。木村のパンツの臭気度と深浦の前髪角度。このようなものでさえ将棋の神様のオッズ対象としては物足りない。神様にさえ想定できないモノが娯楽対象では書くことさえできない。ひとつ言えること。指し手に興味を持つよりおやつの方が気になる観衆の方が将棋の神様に近い。逆に言えば将棋の指し手がわかればわかるほど将棋の神様から遠ざかる。つまり将棋の神様に最も近いと呼ばれる棋士は最も遠い場所で将棋を指す運命。
これをゴロで換算すると不勝ち＞勝ち。
将棋の神様同士が将棋を指したらどうなるかと言う愚問 投稿者：マシュダ一家 投稿日：2008年 8月26日(火)21時05分0秒

こう言う質問は森内なら出しそうな顔している。だからあの幻想対談は5まで行かなかった。将棋の神様同士は将棋を指さない。森内とていくらゲーム好きでも○Xゲームはもう卒業したであろう。彼らの世界では将棋が大昔に押し入れに追いやられ埃かぶったまま忘れ去られていた。それをこっそり尻尾の生えたムシが人間界へ持ち去ったら大繁殖。神様もそれ見て楽しんでいるのでムシは罰を受けなくて済んだ。
それならと森内は食い下がるであろう。では人間と神様が将棋を指したら何枚落ちで勝てるのかと。答は明解。諸君等の指導将棋を思い出して頂きたい。初心者にはうまく負けてあげるのが連盟棋士。しかも相手にこうしたらコッチが負けでしたねと言わせるだけのおみやげ付。
美＞強 投稿者：マシュダ一家 投稿日：2008年 8月26日(火)20時50分38秒

勝つことが美であると言うしかない競技は底が見えている。逃げ回って最後は勝ちというようなチャンピオンを当家は期待しない。
将棋の美は明解。すべての駒が響くと盤面は輝く。駒をより多く鳴らす方向性が二種類の駒アタリ原理を生んだ。駒アタリ奇数番7を見るために。現在4から6までがトップの限界。6まで見せたらその年のベスト対局賞もらえるほど。
美自体はもっと難解。天賦のものが加わって美が完成。ブストスが前田美順のマネしても天は見放す。生まれつきの問題は陸上競技の最大の壁であった。日本人は生まれつき陸上トラックはダメなのかと。この絶望感に風穴あけたからこそ今回の陸上400リレーの銅がメダルとして最も価値が高い。最強が最善ではないということ。将棋でも最強手と最善手は違う。
美とは神が関与して生れる領域なので人間が最強と豪語する程度を遥かに越えてしまっている。
柔道の話に戻る。胴着は汗を吸うだけの道具ではない。
では上野由岐子＞前田美順か 投稿者：マシュダ一家 投稿日：2008年 8月26日(火)20時29分9秒

当家が選ぶ名勝負ベスト3の1と2を逆にするべきか？
確かに上野由岐子の頭脳プレーは我々の想像を超えた。時速100キロ越え+世界最速ソフトボールを413球も連投した超人的な肉体酷使ばかりに気を取られてしまった。それを上回る戦略があって満塁は計算通りだったとは。上野由岐子が思う通りのショートフライに三塁ライナー。日本プロ野球守備陣はそれさえ落球したが日本女子ソフトボール守備陣は鉄壁。ソフトボールが面白いと彼女は述べた。肉体-頭脳-連携。個-対-共と言う構図。個人で肉体を鍛え、相手次第で頭脳を駆使し、最後は共同で仕上げることが。
それでも当家は前田美順のサーブ姿に軍配を挙げてしまう。ひとめ美しいものは勝敗さえ超越。上野由岐子は奇跡的ドキュメントになったが前田美順のサーブ姿がなぜこんなに美しいのかを番組にできるなら見てみたい。
深浦の祝儀将棋と思っていた羽生 投稿者：マシュダ一家 投稿日：2008年 8月26日(火)20時07分4秒

祝儀将棋と思っていた羽生。穴熊しか指せないタコ竜王への対策練ってくれと。この局面は先手必勝じゃんかとサクサク指して突然の深浦新手に54歩の解答出すまで127分。中指の血豆まで擦り切らして投げ抜いた上野投手を思い出す。最終二日で3ゲーム合計413球なげた日本のエース上野由岐子は試合後に秘密を打ち明けた。驚く内容。最終戦に備えて秘密兵器を温存。新たに開発したフォークボール。その一言で謎氷解。絶対絶命の1死満塁ピンチをなぜ二回も切り抜けたか不思議で仕方なかった。化け物ブストスを挟む満塁から秘密兵器出せば内野ゴロか内野フライで凌げると。まさに狙い通り。
深浦新手は羽生に黙って満塁を許していきなり出てきた秘密兵器。昨年の森内も先週の天彦もその他全員58手め55同歩で指している。羽生はそれで先手勝ちと思っているブストス。ブだけ同じでスとスは絵文字。
さすがに有吉まで天彦に勝てるような戦形なら誰もが深浦の祝儀将棋と思って当たり前。
点数勝ちより1本勝ち 投稿者：マシュダ一家 投稿日：2008年 8月26日(火)19時41分52秒

昨年は深浦の方針不一致を敗因としたが最初から攻め合うつもりで33桂指したのならば方針一致。33桂に郷田が違和感感じるのは攻めなのか受けなのか不明のため。桂一枚では86桂が指しすぎ。二枚あればおかわりできる。
さて点数勝ちをひとつの命題にした当家だったが深浦に86桂で攻めろと言う背景はふたつある。
1=持将棋点数が相変らず24点では連盟に付き合えない。23点で持将棋成立にして欲しい。
2=北京オリンピックの柔道。
日本柔道は1本勝ちを目指す。外国柔道はポイント勝ちを目指す。ペキンとベイジンの違い。スコンと決めるかズッコンか。ポイント勝ち柔道は掛け逃げまがい。攻めると見せかけて相手の腰引きを目立たせ審判を惑わす。絶対に攻め切らないので相手からの反撃手を喰らうことがない。サッカーでもワザと転んで相手が反則したと見せかけペナルティキックをもらう卑怯な戦法がある。すぐ分かるのでシミュレーションと呼ばれ反則券もらうのがオチ。柔道ではそれが反則にならない。自分で仕掛けると相手が必ず反撃するのでそれを防ぐために転ぶのだと見做される。だから「攻めない」のだと日本の男子柔道キンタマリストが公言するようではオシマイ。それが自分の柔道などと胸張る若者見たくない。女子柔道金メダリストはそんなこと絶対言わない。もし技芸極まってシミュレーションしか対策がないならルールを改正すればいい。日本の柔道なのだから。
日本の将棋が技芸極まってもルール改正しないのは最初から1本勝ちしか目指さないため。そこが当家と決定的に違う点だったが深浦に1本勝ちを今回勧める動機が違う。
8が9になる構造 投稿者：マシュダ一家 投稿日：2008年 8月26日(火)19時06分14秒

公約数72連動等分割=72＞36＞18＞9
基本変化からの後手狂乱の嵐　70手め86桂 投稿者：マシュダ一家 投稿日：2008年 8月26日(火)18時56分16秒

飛車を押さえて先手の右辺勢力奪取が最初の戦略。ところが先手が最善手で応じると桂損でも角金歩2で偶2を得る。70手めが当家で研究課題となっていた問題局面で36飛阻止の飛車当てが先手の誘惑。先手には飛車を一旦下げて3筋の勢力を維持しつつ3種類の攻撃手が残りすべてを後手が阻止できない。後手の心理的弱みは先手の飛車を押さえればなんとかなると言うもの。
では70手めに相転換するとどうなるのか？
該当は86桂。桂二枚得た強味で88歩には87桂。これで55角や71角が間に合わない。
相矢倉の基本力学　相転化　3-6Aの基本構造 投稿者：マシュダ一家 投稿日：2008年 8月26日(火)18時53分51秒

第七奇偶反転と見做した場合52=33桂3-6Aは悪手か？
先手も3-6A偶2で応じる定跡。互いが3-6構造を主張している。
最新Mascale理論を使い3-6Aの基本構造をふたつに分けて抽出。
上部構造=9X1/3
下部構造=9X2/3
すると5が浮かび上がる。9-5=4。5VS4の戦い。いずれも1に戻る。ここに相矢倉力学との一致を見る。後手だけに入玉の引力があり先手は1筋の斥力でバランスを保つ。
相矢倉の基本力学　相転移 投稿者：マシュダ一家 投稿日：2008年 8月26日(火)18時50分31秒

お互い左辺に勢力結集。先手は右桂右香を先に使うために後手から入玉されやすい。先手は穴熊にすると入玉不可。よって駒損したら攻めきるしかない。後手の基本戦略は飛車封じから先手の右辺勢力奪取。
相矢倉　深浦新手に羽生長考で54歩 投稿者：マシュダ一家 投稿日：2008年 8月26日(火)17時20分15秒

狙いは45歩なら33桂成同銀引きに55桂。
2008北京オリンピック回顧X　玉不在で 投稿者：マシュダ一家 投稿日：2008年 8月25日(月)11時10分5秒

シンクロデュエットで見せた足技は団体でも健在。8人がん首そろえて何がダメだったのか。8の数字が日本人に合わない。野球は9人なので日本に根づいた。玉不在の8+0の演出にすべきだった。玉がない。ないところに9人目が見える。ロンドンでは幻の9人シンクロが見たい。
ロシアがなぜダントツかと言うと演出がいい。最大ライバルに浮上したスペイン意識して技術でアルベニスの本家取り。フリーでは見せ場だけ力入れてメリハリ強調。全部力入れると8では硬直して地に足が着く。すでに技術だけの問題ではなかった。
選曲は酷すぎた。三木稔なら銅メダル取れた。今度は野平一郎でやってほしい。
2008北京オリンピック回顧4　日本人の奢りの象徴　 投稿者：マシュダ一家 投稿日：2008年 8月25日(月)11時05分40秒

女子ソフトボールの感動的優勝の傍らで日本プロ野球完敗の屈辱。彼らがわざわざアマ選手押しのけてオリンピックに出てきた背景はなんだったのか。
アマでも犯さない凡ミスだけならまだ笑えた。韓国チームは金メダル貰えば兵役免除+1億円の報奨金だが日本プロ野球組はボランティアのつもりで買収参加したのだからと。自称責任者は「ペナントレースの最中だった」と弁明。こんな境遇のプロ野球選手を出したのが間違いの元凶。
半面女子ソフトボール野手は「死ぬ気で」フェンスに体当たりしてボールを取りに行く気迫。上野投手は記録的連投で右手中指の皮がむけても投げ続けた。日本プロ野球選手は気抜けエラー程度ではない。 野球史でスリーアウトに気がつかずに試合続行して球まで投げたのは今回の日本代表チームが初めて。凡ミスへの言い訳どころか日本野球奢りの恥部。
韓国に負ければ涙、米国に負ければそれが当たり前？
いやーなものを見せられた。
日本のプロ野球はよもや未亡人しか応援できないかもしれない。
2008北京オリンピック回顧3　全般 投稿者：マシュダ一家 投稿日：2008年 8月25日(月)10時36分9秒

陸上=400リレー。長年の夢。
マラソン=あのコースがそんなに嫌か。
バドミントン=北京オリンピックで最も美しい姿は前田美順のサーブ。
シンクロ=龍の衣装最高。技術抜群。演出散漫。
重量挙げ=三宅の孫かと思ったら娘だった。
フェンシング=銀取れば西日暮里帰りが空港出迎え。
柔道=ポンイト勝ちより1本見せる王者。
レスリング=玉選び。
飛び込み=瞬間芸極致。
水球=絵になる。
水泳=背泳平泳ぎの次。
体操=安心。
新体操=競技後に余興でフラフープと大波を。
バレー=女子バレー。
ビーチバレー=同上。
トランポリン=チャランポラン。
馬術=馬のプロフィール。落馬でも落ちるのはヒト。
テニス=ウィリアムズでもようやく金。
サッカー=日本がいなくとも楽しめる。
チャリンコ=閉会式使用のものに乗りたい。
アーチェリー=弓道の方が好き。
射撃=左に出たのに。
ボート&カヌー=競艇場ではできない。
ホッケー=女子サッカーもいいが。
卓球=近いのにデカイ声。
バスケット=NBAの宣伝。
2008北京オリンピック回顧2　女は強い 投稿者：マシュダ一家 投稿日：2008年 8月25日(月)10時27分24秒

北京は日本のみならず欧州でもペキンと読むのが主流。今回のBeijing=ベイジンの音表記は日本では米人と勘違いしやすい。より正確に読むとベイジーン。でも日本人は今後100年経ても北京をペキンと読む。濁音は汚いからと。
今回の日本の印象は総じて「女は強い」。父権不在の日本。ここまで女が強いと諦めもつく。男性社会復権の構図不要。女を崇めた社会の方がイメージ明るい。
2008北京オリンピック回顧1　美芸 投稿者：マシュダ一家 投稿日：2008年 8月25日(月)10時23分20秒

オリンピック観戦最大の意義はスポーツによる感動の幅拡張。文武両道とは言ってもブの方は学校教育で極端に弱い。義務教育で体育をもう2時間増やしてもいい。そう納得させるだけの感動が今回あった。特にソフトボール。大リーグ二軍化した男子プロ野球はいつ滅亡しても惜しくないが女子ソフトボールは毎日見たくなるほど。

当家が選ぶ名勝負ベスト3
1=バドミントン女子準々決勝　末綱前田組
2=ソフトボール準決勝+決勝
3=男子陸上400リレー決勝

ベストショットは前田美順のサーブ姿に尽きる。これほど美しい女性の姿態は見たことない。プラクシテレスが見たら間違いなく大理石の彫像に残した。指を立ててシャトルをつまみ上げ片足に重心を置き下から軽くサーブする姿は戦う妖精。背に羽が生えているかのよう。これでランキング1位の中国ペアに勝ってしまうのだから美芸極まる。
前田美順をフィギュアにしてお菓子のオマケにしたらコンビニで飛ぶように売れる。美術の時間に石膏像でスポーツ選手を扱うが前田美順を今度教科書に題材として載せていただきたい。
2008.08.19竜王戦決勝T　丸山羽生　角換り腰掛け銀　中辛流 投稿者：マシュダ一家 投稿日：2008年 8月20日(水)15時37分6秒

本局はどちらが先後でも羽生が勝つようになっているので当家実況なし。なんでそんなことが解るか。ひとめと言うしかない。連盟将棋は閉じた世界の勝負のため。
39手め45歩の仕掛けは先手負けと当家が最初に分析し羽生がそうかも知れないと同意したのが2005.05.12-13名人戦第3局。
こうした経緯があるので羽生は丸山を誘えた。51=29は丸山総決算。
86=43同金は当時も同歩との二種を掲げている。メニューでAセットかBセットか。昼になると誰でも悩む。Bセットは手順に34歩除去しつつ当家が見たかった33飛。渡辺明なら39王手してから92飛でシラケさせるが羽生は客の好みを知っている。103=88玉はAセットで当家が69歩を否定した経緯から。サラダとスープは同じ。106=69は冴えないが消去法で仕方ない。114=31歩が本来の敗着。最善は99金で香入手。32銀詰めろは21香打で簡単に受かる。名人戦でも森内は歩の合わせによる空間閉塞手を見逃して逆転されたがこの底歩は罪深い。丸山の性格に寄り添う寄生手。117手79歩が羽生ワルに染まった悪手同盟。69歩を打たなかったのはMF分析によるが羽生が打つならこっちもと言う心理。日本人らしい弱み。通常の丸山なら入玉一路で85歩除去しか考えない。丸山は以降中辛パパと呼ばれる運命。45桂期待して69飛成を誘った丸山だがその地点は森内も警戒して角打った経緯がある。118手め38飛成が攻防白眉。68歩と打たされた丸山はすでに心中グチャグチャ。ひとめ気持ち悪い。嘔吐覚えてカロリーメイト食えなかったかもしれない。丸山がふたつもタコ歩打たされたのも羽生ワル31歩の延長。
122=64角がAセットと対。角筋遮断に歩が打てずに桂合まで名人戦と同じ具。
130=36龍と132=57角成は通称「羽生の糞粘り」。後手には大駒捨てから二枚香+底桂で明解な勝ちがあった。先手は33馬をどこかで指すしかないが同金で後手玉詰まない。来なければ44歩催促。羽生が最終盤大駒の単逃げすることは極めてマレだが連続して龍馬逃げるとはさらに罪深い。やはり対局者面前で独りモノ食うような態度から改めないといけない。中原のように仁丹程度なら目立たない。羽生がこの前後に勝ちを逃したと自覚している形跡は136=21桂なら香を攻めに使えたと言う感想。
139=83金打で先手勝ちだが丸山には見えなかった。丸山激辛流は84馬なら19飛成としか読まないため。金はあっても21と同玉11金打の詰み手順に使うしかないと思い込んだ。当の羽生は73角指して神経抜いたが丸山は指の震えと勘違い。挙げ句に詰めろ回避で97玉の大ダコ手。入玉専門家の廃業ネタにしか見えない。今回はブラジャー取り返したつもりの丸山を一切評価できない。そのドデカ扇子も中原のマネ。


日時：2008/8/19
棋戦：第21期竜王戦決勝トーナメント
持ち時間：５時間
消費時間：142▲296△299
先手：丸山忠久九段
後手：羽生善治名人

▲７六歩 △８四歩 ▲２六歩 △３二金 ▲７八金 △８五歩 ▲７七角 △３四歩 ▲８八銀 △７七角成 ▲同　銀 △４二銀 ▲９六歩 △９四歩 ▲３八銀 △７二銀
▲４六歩 △６四歩 ▲４七銀 △６三銀 ▲６八玉 △５四銀 ▲５六銀 △４四歩 ▲６六歩 △５二金 ▲５八金 △４一玉 ▲１六歩 △１四歩 ▲３六歩 △７四歩
▲７九玉 △３一玉 ▲３七桂 △７三桂 ▲２五歩 △３三銀 ▲４五歩 △同　歩 ▲２四歩 △同　歩 ▲１五歩 △同　歩 ▲７五歩 △同　歩 ▲３五歩 △４四銀
▲２四飛 △２三歩 ▲２九飛 △６三金 ▲１二歩 △同　香 ▲３四歩 △３八角 ▲３九飛 △２七角成 ▲１一角 △２八馬 ▲６九飛 △４三銀 ▲４五桂 △５四歩
▲３三桂成 △同　桂 ▲４五歩 △３四銀 ▲４四歩 △４二歩 ▲３五歩 △２五銀 ▲３四銀 △２二桂 ▲２五銀 △同　桂 ▲３四歩 △２四銀 ▲６五歩 △同　歩
▲同　銀 △６四歩 ▲同　銀 △同　馬 ▲４三歩成 △同　金 ▲４四歩 △３四金 ▲４三歩成 △同　歩 ▲６四飛 △同　金 ▲５三角 △２一玉 ▲６四角成 △１一玉
▲７三馬 △３二飛 ▲４一銀 △３三飛 ▲５一馬 △３九飛 ▲８八玉 △７六歩 ▲同　銀 △６九銀 ▲６八金右 △７八銀成 ▲同　金 △７七歩 ▲同　桂 △８九金
▲９七玉 △３一歩 ▲３二歩 △９九金 ▲７九歩 △３八飛成 ▲６八歩 △３六龍 ▲５六歩 △６四角 ▲７五桂 △５六龍 ▲６五銀打 △９五歩 ▲同　歩 △７五角
▲９六玉 △３六龍 ▲５六歩 △５七角成 ▲３三馬 △同　金 ▲３一歩成 △２一香 ▲６一飛 △７三角 ▲９七玉 △９六歩 ▲８八玉 △５一桂