最後は羽生演出の打診に康光が暴発。感傷に浸る時間はこの項目のみ。
郷田から2連敗後の3連勝で棋聖奪取した年からいろいろあった。康光。ご苦労さま。素晴らしい戦いぶり。

これが王位戦だったら康光が自分のアタマをバカバカ叩いている連続写真公開中。康光こそ王位戦に来て欲しい最高キャラ。
21角は前局同様3段目死守と見せかけたカモフラージュ。康光が羽生を沈めた背面角を想起。王位戦第1局MF22角構想のパロディ。

羽生は心優しい科学の子。

タコトラはなに寝言いってんだか。こんなもの取るしかない。

同銀と取らせて87歩同玉65角の王手に76歩と打たせれば名人戦第3局の二の舞。そこで47角成が銀取りかつ83補強で鬼のような手。
羽生、もう少し棋聖を労って頂きたい。もう十分だから。

控え室に遊びに行っていたのであろうか？棋聖のパンツ脱がせてフンドシかけんのに8分とは羽生も意地悪い。

今日は元棋聖の同窓会であろうか。タナトラが棋聖の頃は最強だった。せめてあの態度だけでも復活して頂きたい。

棋聖いらない、俺は棋理追及と言っている。羽生62金より康光69金が優秀だったはずと。だったら羽生が最初からそうしろと言っていること。40分もいらない。ひとめだから。

羽生が83角成で詰めろ桂取りやれと言っているのだから飛車取るのが棋聖。そう言えば青野はどこに消えた？伊東対局で逃げることない。屋敷よりマシ。最近もA級時代の貯金だけでシャララに説教したばかり。前局でも先手からの54歩3足跳びを指摘していたのは青野だけ。
チェスでは歩の2足跳びがあるが日本の将棋では歩が3升以上跳べる。持ち駒を打つ最大の利点。

40=37桂成に82分。こっちが眠ってしまう。次善手だが羽生とて最善手が不明の時がある。
43=69金。康光初の好手。
46=84桂。ひとめ。
47=66角。黒マス角。羽生も懐かしい白マスと黒マスの戦い。
50=偶2で65としたくとも64桂を嫌った。74桂は負けだが64桂打たせた方が良かった。
53=悪手でも73に打つ歩が惜しければ仕方ない。しかし44銀に働きかけると損。
54=62金寄。69金以上の好手。アゲとしたくなるが飛車捨て予告。
72=86歩が強烈な偶2フック。83歩を取らせ86歩へ瞬間移動で2手も速い。羽生得意の3足跳び。羽生の歩は3升動ける。ここで飛車取らせて54=62金寄が活きる展開。逆に8筋狙われると62金寄が裏目。まあ飛車取れない棋聖は居ない。

30分以上後れ。それでは現棋聖並の笑いが取れない。順番逆。

63銀は木村美濃から83桂の全軍躍動、73銀は先の84馬がないので84歩可能。いくら考えても楽しい時間帯。また端に戻しても楽しい。

三枚換え維持の63銀または73銀

33角から55角成が銀歩取りで64歩が馬で取られた場合は73銀86馬65角が47角成を見せる。46馬でも同様に戻る手番。その局面でどの手が指してあれば面白いか。94歩なら継続手は95歩。84歩だと85歩があるように見えても55馬ではなく66馬と引かれて角歩取りで逆転。

勝ち急ぎは45銀から先の変化+84馬で逆転。

先ほどの33角変化阻止では遅すぎる。

恐らく元棋聖は37桂成同桂36歩ダロと言っている。羽生は57桂成変化を読んでいる。同金とすれば先手は○○手損。ではどうしたら57桂成に至るか。俺の注いだ酒が飲めないのかと再度促す場合、94歩と指す。

前局の68金は敗着だが今回は気合い負け。

恐らく48飛54角に34角を考え始めた。羽生が34角やるならドーゾと言って35歩指したのに「いーの？」とうわめ使い。57桂成同金27角成で後手だけ馬作成で3枚換え。これで前局と逆。今度は羽生が3枚換えで勝つと言っている。

康光が45銀同銀33角21飛66角成から再度の33馬を見せているので双頭手で35歩。34馬で歩切れ解消されないばかりか36歩未然阻止で33桂成示唆。ひとたび優勢になってからの指し手が単発手でなく受けの攻撃手ではたまらない。

自分で仕掛けておいて相手に2歩得され昼前に指し手まで強制されてはもう先手勝てない。すでに方針破綻。どんなに頑張っても先手右桂は取られるだけの飾りだが後手は悪手を誘いつつ歩得連動手で桂を捌いてしまった。58金指すと先ほど触れた78飛がないので後手は楽。羽生の白マス角はやがて54角から25歩同歩27歩を狙える。先手の56角とは逆の構図を奪われた。敗因1は68玉、敗因2が56銀、敗着が掟破りの45歩。

35分で指した敗着に僅か3分弱で最強手で2歩得とは呆れる。
35銀とかわした場合ゴロシリーズで55角23飛64角73銀86角となり羽生は自分の神聖な角に寄り添われるのを嫌った模様。

当家では敗着。前々項目2にそれはないと銘記してある。理由は簡単。選択肢はすべて後手。第三奇偶反転後の先手3-1Aは不可。αh理論以前の問題。

先手がタコ銀披露後に後手が1歩得では後手モチに決まっている。控え室では「穴熊派が多い」らしい。屋敷。それでも元最年少棋聖か？

見たまんま。
1=36銀と出来ない。
2=45歩とも出来ない。
3=66歩と突いたら負け。
4=どこにも行けない。

9分考えて56角や58金止めてアイダ取って56銀。56角なら47+67死守+34角で歩損奪還、58金なら単に47+67死守で78飛消滅。78飛は74歩を咎める構想のようでもダメ。やはり26歩を活かしたいので56角から34角で歩損奪還し25歩同歩23歩が本筋だった。結局穴熊の退嬰思考が中庸手選択。

名人戦では出せなかったがついに羽生もここで天野宗歩級の手。
この1歩得白マス角こそ当家絶賛の名人手。
来年の夏も康光が見たかったがこれ見て今日は羽生応援。こう言う手がずっとナマで見たかった。素晴らしい。

疑問手68玉の帰結が穴熊。方針一貫？
こう読むしかない。羽生が早々に今日は勝ってくださいと言う態度なので棋聖が怒ってこれなら本気出してくれるだろうと。羽生。怒っていいからね。

21手め78玉は第一平行2-2かつ68玉の継続手で最善手のように見えるところが先手の盲点。68玉の弱みを見せたのは先手であり2-2構造を作成したのは後手。しかも囲いの継続手を1手指せば後手に構造反転の手番が戻る。それが逆転手22手め64歩。先程は56銀進出阻止の意味として掲げた手が今度は3-2構造作成手。先手は66歩と突けないが後手は65歩と突ける。5筋の先手有利が6筋後手有利に。玉に近い筋で有利な後手が3rdA権利を掌握。

羽生は先手の疑問手を早速咎めに故意の悪手。一名羽生グランサタン。先手が作成するべき2-2構造をなぜ後手が見せたか。目的は68玉疑問手をさらに疑問手にする煽り。先手が悪手を1回指して後手がやはり悪手を1回指して煽れば先手はさらに悪手を重ねる可能性が高い。この弱い人間心理に土足でつけ込むのがハブグラ。

最善手ではないが羽生の警戒を逆に警戒。最善は2-2構造作成。第三奇偶反転を行使したのは先手。ならば36歩か25歩。25歩は24歩の権利を後手に与えるので36歩が最善だった。68玉は方針見せすぎ。後手が54歩と突けないならば58玉と囲う選択肢を残せる地点。手損角換り向い飛車なので通常の向い飛車への常識不要。これでは74歩を咎める構想は1歩後退。

羽生の危機管理能力が卓越している由縁。早速康光の狙いを見破り56銀には64歩の用意。しかしこれでは後手54歩は永遠に突けない。すでに後手は突けない歩が存在し先手は可能。こんなに先後の差があっては勝率に出て当然。

構想が分かりやすい。後手玉は飛車の斥力で右に追いやられる。だからアタリとなる74歩を早々に手順で突かせる。先手はすでに2手得しているので1手返しても1手得。15手め46歩は3-1の悪手だがすでに寄せの形を目指す銀。ラインは47銀から65銀進出。73銀なら56、47、38のラインに角打ち。双頭手が望ましいので56か桂頭死守を兼ねて47。

恐らく羽生もソレ感じてコレやった。端を入れてからやれば第二奇偶反転直後の4-0Aとなり逆に後手が勝つ。3-0で羽生が康光にやらせたので先手に勝ってくれとのリクエスト。康光が逃げるワケない。ではと顎を引きながら65角で康光式に康光自身が派手な勝利宣言。

奨励会員なら前回康光が故意に負けたと知っている。先手にしては贅沢な実験を派手に見せ68金のポカ一発でオシマイなど誰が本気と思う？

歩間3で第二奇偶反転取るようでは後手勝てない。兆候は8手めにあったので7手めがいかに自身充ちた手つきだったか察しがつく。
先後とは恐ろしい。当家ではもう将棋が終わってしまった。一回笑っただけでは物足りない？

32金でも選択肢ひとつ摩耗。康光早々の77銀見て羽生も深浦42銀構想をあっさり破棄。代りに向い飛車示唆。今の2手の交換で棋聖防衛濃厚。

42銀見て「あんまり見ませんね」と秀司。今週深浦が羽生相手に手損角換り42銀型を見せたばかり。主旨は同じ。羽生の場合は32金も省略し33銀と32金の2手分さえ後手の駒組選択肢に挿入。22角33角で手損解消しても84歩さえ突いていないので通常の角換り腰掛け銀にならない。つまり後手に選択肢がふたつ=元の形に戻るまでに先手に誘惑がふたつ。
康光は誘惑を断ち切るように77銀を指しているので落ち着いている。