以下15歩同歩に13歩打や14歩打が跳躍駒アタリ奇数番3。
封じ手84角を第四奇偶反転解釈した場合は13歩が有効。

羽生の73角第三奇偶反転のおかげで今度は偶数番原理で指せる先手が絶好の4thA。盆と正月が一緒に来た。羽生が1時間以上損して初日を封じ終了。第3局ともども羽生が名人になっていいのかと言う展開。

今度は意に反して第三奇偶反転を取らされるハメに。

不利でも駒アタリ偶数番2を選択すべき。結局第3局の歩損後遺症。先手には58飛の権利があるが後手には74歩と54歩のおかげで84飛がただの虚飾。

先手が奇数番原理に戻り5thAの権利行使。羽生は故意に自らを不利に。

有り得ない第二奇偶反転。

名人の強烈な誘い。第一奇偶反転解釈したのが先手だからそちらから5thAで来いと。

羽生はいつも74歩で作戦負け。54歩と74歩では地獄門が亀裂。

羽生が55歩を放棄したので勝ちに行く4-3。

3rdを取るべき。地獄門は羽生に無理だった。

第四歩間4-2+2α構造。

羽生はこれで勝てるかもしれないと言う感触を初めて得たはず。

後手が先手に勝てと悪手を披露しても先手は4-2Aの勝ち手順を先送りできる。すると先の後手消去法を今度は逆に先手が踏襲。悪手は相手が待つと分かっている場合好手への逆行相を発揮。56歩はアタリを後手に与えるのでない。4-2Aはどちらが勝つか読みでは分からない。そこで66歩の継続手に落ち着く。

マシュダ一家理論に引き裂かれた羽生のサクレ。
0=地獄門はあるはず。
1=第一奇偶反転後の4-2構造は先手有利。
2=相掛り十字架銀を第二奇偶反転にすれば逆転。

3-2構造作成で33角を第一奇偶反転。

第四平行歩間2-2+2αの果てに最も悩ましい手番が後手。

後手のため息41玉に呼応するBBで2-2A放棄の意思。

形の亡霊に見えるがすでに地獄門定跡を決意すれば72銀はない。41玉も62銀からの逆算。消去法からの逆算に見えるのは仕方ない。新定跡確立の場合は見えない稜線が多すぎる。手探りの基本は手で型どる形。

長年の友好の徴。

27手め16歩で恐らく森内は勝ちを意識している。41玉ですでに54歩を突いてくる後手の戦略が見えたため。羽生は14歩で応じたので先手には15歩同歩14歩の仕掛けが派生。28手めの局面では次に15歩が2-2Aになる。つまり33角自体をすでに先手が第一奇偶反転と見做して15歩を決行することになる。

これを第一奇偶反転にする権利はどちらにあるのかと言う問題。先手が76歩から66歩で角道閉鎖できるなら第一奇偶反転に逆行させる権利は先手にある。

今期名人戦の目玉となる端歩問題提起。前回は1筋で森内が問題提起したので9筋は後手有利の交換だった。今回は逆。この交換は先手に有利。つまり当家では20手めが羽生の敗着。

横歩取りは歩損＞2手損が確信された彼らにとって気がかりな課題があった。地獄門定跡。横歩取り84飛の地獄門定跡の可能性は今日の立会いタカミチも含めて様々な棋士が挑戦して挫折。羽生も諦めて1歩下がった所に目標を求めた。名人が羽生に強要。歩損＞2手損の問題以前に歩損なしの相掛りで地獄門定跡は確立できるのかと。相掛り地獄門は歩損なしの5筋攻撃と言う点で共通。急戦中飛車を反転させた思考法を接木できるかもしれない。