実況&分析マシュダ一家
66X3

2008.04.22-23名人戦第2局 羽生森内 手損角換り早繰り銀
2008.04.23名人戦第2局
二日目 37手め封じ手34歩から銛打65歩
終盤の構築法

理論とは何か

名人僭称の系譜

封じ手が34歩の場合

35手め24同歩 普通に考える

34手め54銀 四頭手の見果てぬ夢
31手め35歩とは何か 跳躍奇偶反転への道筋

指し分けは偶数

玉と王の違い 偶数番型棋士と奇数番型棋士

2008.04.22名人戦第2局 初日 タマゲタ=玉上げた+
下げた
加藤一二三を人間国宝に推挙する

森内が名人戦第2局で2手め32飛を指す場合

森内が故意に先手不利にした可能性

Uの支柱>光の支柱 混線した三頭手群

名人戦第1局 手損奇偶反転法 羽生が一なら森内二
いつの時代も奢った竜王

閉鎖的な名人戦中継の問題

森内ちぐはぐ 羽生チクワブ


2008.04.22-23名人戦第2局 羽生森内 手損角換り早繰り銀 No: 2805 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  08/04/23 Wed 23:43:36

2008.04.22-23名人戦第2局 羽生森内 手損角換り早繰り銀

41=66歩阻止
42=同飛は36角または66歩
44=敗着。28飛見て74歩が間に合うと錯覚。名人戦で端歩が敗着にされると当家が期待した通り。名人の負けっぷりもドハデ。
45=羽生渾身の87歩。全棋士が86歩以外有り得ないと言う中この先受け87歩や37歩を考えているのは当家以外では森内羽生だけ。羽生の封じ手は疑問だったので森内は羽生が87歩は絶対指せないと思った油断が95角阻止を狙う直前の94歩。羽生は封じ手時刻を8分過ぎてようやく躊躇しながら封じている。「俺にアレは指せないのか」と顔で語って。
翌日80分悩んで反対側で実行。羽生でも80分使うと当家と同じ結果。全棋士推奨の86歩がダメな理由は64角の飛車歩取り。持ち歩が1歩しかないと攻防望み無し。今度こそ74歩で負け。8筋受けないと66歩で負け。
46=それでも森内は64角。すでに8筋受けられたので66歩の地獄落しが利かない。86歩ではなく87歩とされては64角が単発手。これでは勝てない。以下は44手め94歩敗着の確認作業。
44手めの最強は66歩の駒アタリ偶数番2。2筋の死刑台のエレベーターで跳躍奇偶反転1回と数える。半分+半分=1。
連盟棋士水準では46手め64角が敗着。攻めずに自陣整備するのが最善だったが当初のプランが87歩で瓦解したので森内も52玉や42玉など意味不明の手を指せなかった。当家でも87歩見たらそこまで付き合う気しない。87歩は羽生が谷川相手にすでに見せた手。64角放棄手順ならまた86歩と突いて銀冠示唆。最初に見せるとダメ。つまり後手の待機策に先手が困ることがない。

まとめ
1=34手め54銀見て65歩構想を咄嗟に悟った当家は森内絶賛。
2=羽生の封じ手見て失望。森内も油断して端歩の敗着。
3=羽生が大長考で87歩。
4=森内気力削がれて64角。
5=以下89手め駒アタリ偶数番4見て森内諦めて5番を見せず。
最強は66歩の駒アタリ奇数番5だがすでに1時間切った最終盤では無理。

駒アタリ奇数番5 地獄の66歩三連発 
▲7六歩    △3四歩    ▲2六歩    △3二金    ▲7八金    △8四歩    ▲2五歩    △8八角成  ▲同 銀    △2二銀    ▲3八銀    △3三銀    ▲6八玉    △7二銀    ▲3六歩    △6四歩
▲3七銀    △8五歩    ▲4六銀    △8六歩    ▲同 歩    △同 飛    ▲7七桂    △8二飛    ▲3五歩    △同 歩    ▲同 銀    △3四歩    ▲4六銀    △6三銀    ▲3五歩    △同 歩
▲同 銀    △5四銀    ▲2四歩    △同 歩    ▲3四歩    △2二銀    ▲2四飛    △6五歩    ▲2六飛    △2五歩    ▲2八飛    △9四歩    ▲8七歩    △6四角    ▲4六銀    △4四歩
▲5六歩    △4五歩    ▲5五銀    △同 銀    ▲同 歩    △同 角    ▲1八飛    △4六歩    ▲5八飛    △5四銀    ▲2四角    △5二玉    ▲4六角    △同 角    ▲同 歩    △4七角
▲5五歩    △4三銀    ▲1八角    △2六歩    ▲5七飛    △2七歩成  ▲6三銀    △4二玉    ▲4七飛    △1八と    ▲5四歩    △同 銀    ▲同銀成    △同 歩    ▲7五角    △5一玉
▲6五桂    △5六銀    ▲2七飛    △6五銀    ▲3三歩成  △同 桂    ▲3四歩    △4五桂    ▲3三歩成  △6六歩    ▲3二と    △6七歩成  ▲同 飛    △6六歩    ▲4二銀    △6二玉
▲4七飛    △5六桂    ▲7九玉    △5七角    ▲6八歩    △6七歩成  ▲5三角成  △7二玉    ▲6七金    △6六歩    ▲6三金    △8三玉    ▲5七飛    △同桂不成  ▲同 金    △2九と
▲投了
112手で後手の勝ち

95手め22飛成は先手玉即詰み
▲7六歩    △3四歩    ▲2六歩    △3二金    ▲7八金    △8四歩    ▲2五歩    △8八角成  ▲同 銀    △2二銀    ▲3八銀    △3三銀    ▲6八玉    △7二銀    ▲3六歩    △6四歩
▲3七銀    △8五歩    ▲4六銀    △8六歩    ▲同 歩    △同 飛    ▲7七桂    △8二飛    ▲3五歩    △同 歩    ▲同 銀    △3四歩    ▲4六銀    △6三銀    ▲3五歩    △同 歩
▲同 銀    △5四銀    ▲2四歩    △同 歩    ▲3四歩    △2二銀    ▲2四飛    △6五歩    ▲2六飛    △2五歩    ▲2八飛    △9四歩    ▲8七歩    △6四角    ▲4六銀    △4四歩
▲5六歩    △4五歩    ▲5五銀    △同 銀    ▲同 歩    △同 角    ▲1八飛    △4六歩    ▲5八飛    △5四銀    ▲2四角    △5二玉    ▲4六角    △同 角    ▲同 歩    △4七角
▲5五歩    △4三銀    ▲1八角    △2六歩    ▲5七飛    △2七歩成  ▲6三銀    △4二玉    ▲4七飛    △1八と    ▲5四歩    △同 銀    ▲同銀成    △同 歩    ▲7五角    △5一玉
▲6五桂    △5六銀    ▲2七飛    △6五銀    ▲3三歩成  △同 桂    ▲3四歩    △4五桂    ▲3三歩成  △6六歩    ▲3二と    △6七歩成  ▲同 金    △6六歩    ▲2二飛成  △6七歩成
▲同 玉    △6六歩    ▲7七玉    △8五桂    ▲6八玉    △5七角    ▲7八玉    △6七歩成  ▲8九玉    △7八金    ▲9八玉    △8八金    ▲同 玉    △7七と    ▲9八玉    △8九銀
▲投了
112手で後手の勝ち

名人戦の最終盤は2時間は欲しい。1時間で終盤突入は森内には厳しい。その懸念もあって端歩を最悪でも緩手解釈した名人だが敗着にされるとは思ってなかった模様。65歩突けば66歩しかない。64角の空間開放手は第二の意味。初日変化では羽生18飛が敗着にされたばかりか18角は羽生は死んでも打たない類の片道切符。森内が64角の連盟敗着指せば芸がなくても勝つために仕方なく躊躇して18角に。それでも夕食後なので操は立てた。


棋戦:第66期名人戦七番勝負第2局
先手:羽生 善治二冠
後手:森内 俊之名人
▲7六歩 △3四歩 ▲2六歩 △3二金 ▲7八金 △8四歩 ▲2五歩 △8八角成 ▲同 銀 △2二銀 ▲3八銀 △3三銀 ▲6八玉 △7二銀 ▲3六歩 △6四歩
▲3七銀 △8五歩 ▲4六銀 △8六歩 ▲同 歩 △同 飛 ▲7七桂 △8二飛 ▲3五歩 △同 歩 ▲同 銀 △3四歩 ▲4六銀 △6三銀 ▲3五歩 △同 歩
▲同 銀 △5四銀 ▲2四歩 △同 歩 ▲3四歩 △2二銀 ▲2四飛 △6五歩 ▲2六飛 △2五歩 ▲2八飛 △9四歩 ▲8七歩 △6四角 ▲4六銀 △4四歩
▲5六歩 △4五歩 ▲5五銀 △同 銀 ▲同 歩 △同 角 ▲1八飛 △4六歩 ▲5八飛 △5四銀 ▲2四角 △5二玉 ▲4六角 △同 角 ▲同 歩 △4七角
▲5五歩 △4三銀 ▲1八角 △2六歩 ▲5七飛 △2七歩成 ▲6三銀 △4二玉 ▲4七飛 △1八と ▲5四歩 △同 銀 ▲同銀成 △同 歩 ▲7五角 △5一玉
▲6五桂 △5六銀 ▲2七飛 △6五銀 ▲3三歩成 △同 桂 ▲3四歩 △4五桂 ▲3三歩成 △5七角 ▲同 角 △同桂成 ▲同 玉 △3三金 ▲5二歩 △同 飛
▲5三銀 △2四歩 ▲5二銀成 △同 金 ▲6四桂 △5三金 ▲6八玉 △5五角 ▲7九玉 △6四金 ▲8二飛 △5二銀 ▲1八香 △4二玉 ▲6一角


2008.04.23名人戦第2局二日目 37手め封じ手34歩から銛打65歩 No: 2804 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  08/04/23 Wed 12:42:52

マシュダ一家理論に従い羽生は駒アタリ偶数番2の封じ手。しかし先手不満はすでに書いたとおり。位が重い。
39手め森内銀下げも当家手順。康光が同様に22銀で羽生に快勝した将棋もあったので壁銀とは言えない。46桂変化では42銀だが34歩の場合は22銀と決まっている。
39手め24飛は悪手。ここで歩損回収をすると手番を渡すと書いたとおり。この局面では連偶2がまずあるかないか。39手め24銀のような逆引きは55角で即敗着。偶2は二箇所のみ。64歩を狙うがどうもいけない。単発手の角打は負けに等しい屈辱。そうは言っても康光はそう言うことして木村に負けそうになった。羽生の24飛は仕方なく指した手。すでに昨日から流れが悪かった。
40手めで谷川が相変らずマヌケなこと言っている。23歩か25歩などと。久保まで25歩かと述べたのが笑える。王将戦では25歩打てずにイビリ殺されたのが久保。せっかく貴重な手番貰って2筋相手にする大局観を疑う。2筋を放置するために22銀としたことを見ていない。手番貰えば玉を攻める。関西陣第三候補の74歩は遅い。そこで40手めに名人は銛打65歩。当家分析通りどころか第2局の標題曲。66歩が地獄へ叩き落とす鉄槌。それが初日分析の流れ。


終盤の構築法 No: 2803 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  08/04/23 Wed 08:39:49

理の字は王の里と書く。玉の里だとタマに傷。
解は数学では詰み手順のことを指す。角+刀+牛の文字は古代的。
中国的である以前にギリシャ的。
康光とコケシは角より飛車と言う。当家と羽生は飛車より角と言う。
飛車とは神様の乗物。それに乗じて人間が勝ってもちっとも嬉しくない。だから双頭手以上の角を打つ。これを見せると神様が喜ぶ。
最終盤で飛車逃げているような将棋はない。そこで終盤の構築法。
1=大駒を相手が取りに来るように仕向ける。
2=大駒を取るには最低2手かかり大駒使用まで3手。
3=2手分で相手に詰めろを掛ければ勝負。
4=3手以上の場合は詰めろ逃れの詰めろ。


理論とは何か No: 2802 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  08/04/23 Wed 08:27:48

将棋は解らないことダラケ。理解への好奇を放棄?
飛車先歩交換原理だけならなんとかなる。詰む詰まないだけの世界なら理解も不要。アルかナイかだけ。
理論的説明と言うのはもっと人間臭い。
ソレは人間が孤独を克服するためにある。個人的なものなら気まぐれ。万人に共通のモノが理論。ロンがつくところがミソ。
自然は理論がいらない。理だけで済む。こうしたことに気がついた丸山は結婚して子供つくった。
雲仙の悲劇からもう6年。森内は丸山から名人奪取したおかげで永世名人に。あの分と郷田の分を除くと3回しか勝っていないと勘定している頃。
理解を超えたモノは詩で表現。だから古今東西詩人が最高峰。


名人僭称の系譜 No: 2801 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  08/04/23 Wed 01:47:20

羽生がいつもの悪いクセでこの時間起き出して寝つけなくなったそうなのでもう少し付き合う。
坂田三吉で思いだしたらしいがアレは名人僭称なのかと。
ならば谷川も実質的に永世名人僭称じゃないのかと。
羽生が勝たせたおかげ。だから谷川とていつまでも「羽生が永世名人じゃなきゃ俺の存在意義ない」と公言。昨日も今日も。そして死ぬまで。その羽生が2年前谷川を勝たせてモリウチの首取って来いと最後のチャンスを与えた。結果はモリウチ相手に谷川2勝。谷川羽生戦はあの日羽生が潜在下の病気に負けたプレーオフを除けば2005年から谷川の10連敗に等しい。最近の竜王戦のタコ金は谷川の実力。
羽生はプレーオフの日以来あの顔見せるようになった。前局で飛車切る前に見せた顔は谷川に負けた直後に見せた顔と同じ。
羽生自身が名人戦で森内に2回も番勝負で負けた。
名人戦で中原に負けた谷川以後は名人僭称の歴史で構わない。戦国時代と言い繕う谷川は見たくない。
谷川僭称永世名人はそうかもしれないが森内僭称永世名人にしたいなら羽生は永遠に永世名人になってはいけない。
これで寝つけるかね?
棋士には棋譜しか残らない。それが全て。


封じ手が34歩の場合 No: 2800 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  08/04/23 Wed 00:52:34

引くか出るかだが当家格言では引く。すると封じ手34歩はボケる。ボケた歩を位と勘違いしたのが前局の森内=「チグハグ」の弁明。34歩打つと当たり前だが今度37歩は反則負け。24歩突き捨てさせられたのが羽生なので少しは我慢しないとそのままコケる。34地点は元々羽生が森内に歩を打たせたかった地点。森内が拒否したのだから回さないといけない。それでも関西陣営が全員ズっこける37歩は羽生にも指せないかもしれない。まだ2歩あるので16歩程度が有力かもしれない。14歩なら15歩同歩83歩同飛12歩で先手勝ち。そこで1筋受けずに森内が方針変更して34歩ならやはり羽生勝ち。
先の32金変化に戻すが83歩32飛は49金不動では効果ない。そこで83歩には62飛だが森内にも61金不動効果。83歩62飛82角には平然と92香。91角成には71金。以下羽生が最後の歩を頼りに82歩成同金83歩同金81馬で桂を取っても継続手皆無。24銀を狙って45桂としたくても54銀効果で打てない。むしろ歩切れで次の55角で46銀44角の千日手阻止不可。いかに森内が34歩打たずに83歩を誘っているか明白。83歩+82角では羽生が負け。37歩以外では今回は森内が83歩に対して光の柱への相転化を謀った作戦は成功。康光77桂と68玉の急所を突く54銀が凄まじかった。
第五変化は55角に18飛。先の筆頭分析モリウチの65歩で先手負けに見えるのは65歩が56歩阻止の双頭手に見えるため。隠し変化がひとつある。71馬。先程の64歩の状態では63飛75桂で後手即負け。ところが今度64飛だと56歩で角が死ぬ。53馬もヒドイ。よって71馬には52飛しかない。それなら56歩に64角。次の36歩や74歩でも後手の攻めが間に合うほど先手に手がない。18飛は論外であった。千日手は仕方ない。よって83歩62飛82角はない。こうした変化は実は読まずに済む。彼らは83歩+82角など絶対指さないため。考えるのは名人戦では中原ぐらい。なぜダメかと言うと歩3枚と桂の交換で歩切れでは前者が圧倒的に有利なため。中原だけは桂を銀以上の扱いにできた唯一の例外者。中原だと角筋遮断+38飛+34銀を狙う46桂で先手指せると考えるかもしれない。しかしモリウチは42銀引きで勝つ。


35手め24同歩 普通に考える No: 2799 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  08/04/23 Wed 00:06:10

山崎が35手め24同銀を吹聴したおかげで岩根忍までその気になってしまった。泉を共演させれば山崎の口車に乗ることもなかった。山崎変化は同銀同銀同歩同飛23歩以下28飛か26飛の二選択と言うものだが同銀同銀同歩に羽生は同飛とはしない。それでは手番を森内に渡す。銀角もたせて手番を渡すと大抵負ける。当家変化は35手め24同銀なら同銀同歩に22歩で先手勝ち。だから森内は同銀とせずに同歩だった。


一方最近の竜王は No: 2798 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  08/04/22 Tue 23:42:35

メシバとオシバを指で抜くと腱鞘炎になりやすい。100円ショップで雑草抜きが売っている。ゴミの対カラス策はネットと相場が決まっている。
再来年辺りに森内7連破阻止できるのか?
渡辺明の目標がその成り立ちも似ている谷川では志が低すぎる。限界を感じたらサッサと息子を養成して頂きたい。


34手め54銀 四頭手の見果てぬ夢 No: 2797 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  08/04/22 Tue 23:19:26

羽生の期待は森内54銀で震撼状態。54銀の狙い1はクジラを仕留めに行く見果てぬ夢。68玉に銛打つ65歩が狙い。65同桂とできない。これを見ただけで木村とはスケールが違うと解る。森内は局後大模様と嘯くかもしれないが居玉で54銀はフツー指せない。康光相手に棋聖戦で似たことやっている。
羽生も呆れて初日に24歩で封じ手譲渡したかに見えたが森内は長考後36手め24同歩。この交換は当家にも理論的意味不明。2-1Aでも8筋3筋の歩が不在+持ち角への理論的説明ができないため。将棋の最大の特徴である持ち駒の評価については駒台仮想番で扱った以外に当家でも未開拓の領域。歩がない柱の状態は中空三角理論で扱ったが歩間理論との連携がない。歩間理論の未解決問題が山積しているのでソコまで行かない。最終盤の詰みまで研究がある角換り腰掛け銀のように見ることはできるかもしれない。詰む詰まないの領域なら理論いらない。明解なことは封じ手の局面ですでに先手が歩損したので引くことが出来ないと言うこと。先に歩損すると行くか戻して後手を引くしかない。封じ手が24銀で歩を取り返すと同銀同飛23歩に飛車逃げて森内に手番を渡してしまう。偶数番原理を使うなら封じ手34歩。久保には生涯指せない手が37歩。名人戦の森内は実はソコまで読んで54銀指している。37歩は65歩からの64角或いは55角直撃を未然に防御した手だが理論的には初期値に戻す零背反理論に達する。狙いは23金なら83歩。横飛なら82角と見せかけて34角。このブチ込阻止が54銀三頭手の正体。最後の意味は45銀。筋の痕跡はなぜ羽生が72銀の状態でやらなかった変化を63銀でやったかと言うだけの事実直視から追う。63銀なら後手は23金とできない。森内54銀なら出来る。つまり54銀が32角34角のいずれも阻止。これを43地点の表裏と見れば54銀は四頭手の可能性さえある。


31手め35歩とは何か 跳躍奇偶反転への道筋No: 2796 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  08/04/22 Tue 23:06:46

先手が手損して第二奇偶反転を行ない奇数番に戻した手が31手め35歩。
これに驚く関西控え室。彼らは手損角換りを最初に指した坂田三吉を呼び捨てにしながらこの偉大な棋士が何をしようとしたのか全く理解しようとしない。だから谷川研チンピラが31手め35歩を「羽生が喧嘩売った」などと言う。こんな子分にして親分もボキャ貧権化。前局を「千日手にしては志が低い」などと言うようではもう立会い中に死んだ方がいい。
33手めの局面で後手は27手めの局面と比して63銀の1手分多く指している。序盤の手損角換りと相殺。先手が奇数番行使可能。それが35手めの構造だった。ところが羽生は34手め森内に平然と54銀を指されて口ポカン。マシュダ一家理論では34歩ではないのかとコッチ見ていた。34歩24歩35歩23歩成27歩同飛45角は先手負け。よって羽生は1歩打たせたことに満足して銀を下げる。「銀は引く手に好手あり」が当家の格言。26か46で迷うが狙いは15銀と55銀の両方。いずれも34歩を打たせたことで36歩からの桂頭狙撃消滅。では24歩が理想の3rdAになるかと言うとならない。そこで26銀変化にするのが当家。これで46銀なら1手損だが26銀なら29手め46銀の局面から後手は1手指し先手は2手指した勘定。つまり34歩26銀ならば次の15銀が2-1A。阻止して14歩には16歩で15歩の完全2ndAで先手勝ち。これが跳躍奇偶反転26銀の秘技。奇数番と見せかけて完全偶数番でUの権力を最大限に駆使。この大元が加藤一二三の手法であることは当家分析で始めて明らかにされた。それが加藤棒銀の正体だったと。

35手め26銀変化
▲7六歩 △3四歩 ▲2六歩 △3二金 ▲7八金 △8四歩 ▲2五歩 △8八角成 ▲同 銀 △2二銀 ▲3八銀 △3三銀 ▲6八玉 △7二銀 ▲3六歩 △6四歩
▲3七銀 △8五歩 ▲4六銀 △8六歩 ▲同 歩 △同 飛 ▲7七桂 △8二飛 ▲3五歩
△同 歩 ▲同 銀 △3四歩 ▲4六銀 △6三銀 ▲3五歩 △同 歩 ▲同 銀 △3四歩 ▲2六銀 △中断


指し分けは偶数 No: 2795 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  08/04/22 Tue 21:54:58

森内はどんな棋士とも指し分ける。羽生とも指し分けるところが凄い。
指し分けは合計すると偶数。
番勝負は必ず3番、5番、7番の奇数。偶数番勝負では指し分けで覇者が決定しない場合がある。しかし奇数番勝負でも持将棋や千日手で指し分けの場合がある。それでは新聞社が困るのでどちらかが諦める。その順位を決めるのが将棋連盟のマネージメント。
誰に譲渡するかと言う暗黙の了解。
基本は関東関西の勢力関係。谷川が昭和史に必ず出てくるのは史上最年少名人と言うコピーに大衆が熱狂したため。まだ木村大山のイメージがあった時代にこれほど大衆受けする素材はない。そのダシが加藤一二三であった。
時代は代わって谷川研究会の山崎はどうか?
谷川は負けるべきだった。なら今頃山崎竜王。山崎の夢枕にはあの日のことばかり。マサカのポカ。しかも谷川相手。
当家は滅多に天才呼ばわりしなかったが山崎は例外だった。
もう遅い。今の山ちゃんはコバケンの二の舞。


玉と王の違い 偶数番型棋士と奇数番型棋士 No: 2794 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  08/04/22 Tue 20:53:31

宗桂以前は先後とも玉だった。ではなぜ片方から点を取ったか?
「玉と王の違い」と言う問いに対する当家の回答は明解。
玉は奇数。王は偶数。それだけの説明で十分。将棋には先後或いは奇偶しかない。
現在では上手が王で下手が玉を持つ風習。風習なので「王様エライ」と言う民衆心理が強い。羽生エライといまだに谷川が宣伝しているのが風習。そうした観点でしか現在の将棋界も語られていない。棋士も学者も「玉と王の違い」を奇偶などと言ったことない。孫引き脳しかないマチュメシアはさらに「なんとかエライ」しか書けないのも仕方ない。
理論的には上手が強いなら平手では後手を持って指すので王=偶数=上手の構図。こうやって明解に説明すれば小学生でも解る。王と言う字は4画で玉が5画だと。しかもこの画数は間違えようがない。それほどこの文字は基本性格を表すのに優秀。5画を示す最大の人気者は正。学級委員長を決める時には開票結果を黒板に正の文字で示す。これを玉にすれば将棋文化も延命。小学校から根づくと50年は安泰。
名人戦における当家のイメージは森内=偶数に羽生=奇数。
谷川や羽生は駒アタリ奇数番型棋士。
一方駒アタリ偶数番型棋士に変貌した康光は昨今圧倒的な強さを見せた。深浦を経て森内が大変貌しつつある。これも当家のイメージだが康光より森内の方が偶数番型棋士に相応しい。
康光の場合はヘリオガバルスかもしれない。


2008.04.22名人戦第2局 初日 タマゲタ=玉上げた+下げた  No: 2792 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  08/04/22 Tue 19:59:44

2手め34歩に羽生がアクビして天井見上げた久保。
そうは言っても8手め88角成は第一奇偶反転で一挙に3-1構造を奪取する合理的な戦法なので2手め32飛より歴史的順番が先かもしれない。鎮だと先に25歩でも同じらしいが当家では全然違う。
立ち会いの谷川を見ると寂しい。谷川は4手め94歩で負けにして羽生を今回ソコに見送った。鎮がまだ居る谷川研では4手め94歩がある手と思っているらしい。なぜダメかと言うと第一奇偶反転3-1構造奪取直後に96歩で4-2構造に戻されるため。この場合は棒銀が当家のお勧めだが羽生は故意の緩手でも谷川に圧勝。
さすがに名人戦ともなると奇偶反転理論+歩間理論だけで14手めまで後手は理路整然。羽生谷川戦とは気構えが6手分違う。
10手めに羽生は退席したがここで45角は後手にも65角の選択肢。最強3-1Aは制権理論上では譲渡理論行使。
15手め36歩が2-2で先手の第一次投資回収。そこで3-2に進行させてどうか。
19手め受けると63銀以下の分析し飽きた将棋になるので羽生はGo.
2-3Aは上部構造で後手有利。23手めで反撃しないと先手負けなので77角か康光が指した77桂。羽生は康光77桂を指した限り控え室変化をなぎ倒す気。
8筋が素通しの状態だが25手め2-2Aで先手の言い分は通っている。82飛が85歩阻止なので第二奇偶反転ではない。
29手め24歩は35歩23歩成27歩同飛45角で先手負け。10手め45角と大違い。
30手めで森内は63銀だが55銀+18角を嫌った手堅い順と言うより72角自体を嫌った。名人戦でそんな手みっともなくて指せない。モッタイナイとミットモナイが背景の日本文化。ポカは仕方ない。まだ人間臭い。あの将棋を簡単に振り返る。

棋戦:第66期順位戦A級9回戦 2008.03.03
先手:佐藤康光二冠
後手:木村 一基八段
▲7六歩 △3四歩 ▲2六歩 △3二金 ▲7八金 △8四歩 ▲2五歩 △8八角成 ▲同 銀 △2二銀 ▲4八銀 △3三銀 ▲3六歩 △7二銀 ▲6八玉 △6四歩
▲3七銀 △8五歩 ▲4六銀 △8六歩 ▲同 歩 △同 飛 ▲7七桂 △8二飛 ▲3五歩 △同 歩 ▲同 銀 △3四歩 ▲4六銀 △9四歩 ▲9六歩 △8六歩
▲5五銀 △6三銀 ▲1八角 △7二角 ▲3七桂 △4二玉 ▲5八金 △5二金 ▲8五歩 △9三桂 ▲9七銀 △5四歩 ▲6六銀 △8五桂 ▲8六銀 △7七桂成
▲同 金 △4四歩 ▲8五歩 △3五歩 ▲7五銀右 △8一飛 ▲9五歩 △同 歩 ▲9二歩 △同 香 ▲8四桂 △4三金左 ▲7二桂成 △同 銀 ▲4六歩 △7四歩
▲6六銀 △6三銀 ▲7五歩 △同 歩 ▲同銀右 △9六歩 ▲7四歩 △7二歩 ▲6六歩 △9七歩成 ▲2四歩 △同 歩 ▲6五歩 △5三金直 ▲4五歩 △3六桂
▲2九飛 △9八歩 ▲4四歩 △同金直 ▲2二歩 △同 銀 ▲6四歩 △5二銀 ▲2三歩 △3三銀 ▲7三歩成 △同 歩 ▲5六角 △7四歩 ▲同 角 △8二飛
▲2二歩成 △同 銀 ▲8四歩 △7六歩 ▲同 金 △8七と ▲8三歩成 △6七歩 ▲同 玉 △8一飛 ▲7二と △6六歩 ▲同 金 △8六飛 ▲同 銀 △同 と
▲6二と △3三玉 ▲5二と △7五桂 ▲同 金 △6六歩 ▲6八玉 △9九歩成 ▲3四歩 △同 金 ▲5六角 △6七銀 ▲同 金 △同歩成 ▲同 玉 △6六歩
▲同 玉 △5五金 ▲6七玉 △6六銀 ▲5八玉 △5六金 ▲4二銀 △2三玉 ▲1五桂 △1二玉 ▲3六角 △5七金 ▲4九玉 △6七角 ▲3九玉 △2三香
▲3二銀 △3三金 ▲同銀成 △同 桂 ▲4二飛 △4八銀 ▲2八玉 △3七銀成 ▲1八玉

本譜は康光が玉下げて負けだった。
木村勝ち変化
▲7六歩 △3四歩 ▲2六歩 △3二金 ▲7八金 △8四歩 ▲2五歩 △8八角成 ▲同 銀 △2二銀 ▲4八銀 △3三銀 ▲3六歩 △7二銀 ▲6八玉 △6四歩
▲3七銀 △8五歩 ▲4六銀 △8六歩 ▲同 歩 △同 飛 ▲7七桂 △8二飛 ▲3五歩 △同 歩 ▲同 銀 △3四歩 ▲4六銀 △9四歩 ▲9六歩 △8六歩
▲5五銀 △6三銀 ▲1八角 △7二角 ▲3七桂 △4二玉 ▲5八金 △5二金 ▲8五歩 △9三桂 ▲9七銀 △5四歩 ▲6六銀 △8五桂 ▲8六銀 △7七桂成
▲同 金 △4四歩 ▲8五歩 △3五歩 ▲7五銀右 △8一飛 ▲9五歩 △同 歩 ▲9二歩 △同 香 ▲8四桂 △4三金左 ▲7二桂成 △同 銀 ▲4六歩 △7四歩
▲6六銀 △6三銀 ▲7五歩 △同 歩 ▲同銀右 △9六歩 ▲7四歩 △7二歩 ▲6六歩 △9七歩成 ▲2四歩 △同 歩 ▲6五歩 △5三金直 ▲4五歩 △3六桂
▲2九飛 △9八歩 ▲4四歩 △同金直 ▲2二歩 △同 銀 ▲6四歩 △5二銀 ▲2三歩 △3三銀 ▲7三歩成 △同 歩 ▲5六角 △7四歩 ▲同 角 △8二飛
▲2二歩成 △同 銀 ▲8四歩 △7六歩 ▲同 金 △8七と ▲8三歩成 △6七歩 ▲同 玉 △8一飛 ▲7二と △6六歩 ▲同 金 △8六飛 ▲同 銀 △同 と
▲6二と △3三玉 ▲5二と △7五桂 ▲同 金 △6六歩 ▲6八玉 △6七銀 ▲同 金 △同歩成 ▲同 玉 △6六歩 ▲5八玉 △4八金 ▲6九玉 △5八銀
▲7九玉 △7八歩 ▲同 玉 △6七歩成 ▲7九玉 △7八歩 ▲8八玉 △7七と上 ▲8九玉 △9九歩成 ▲投了

138手で後手の勝ち

よって玉は上げないといけなかった。
康光勝ち変化1
▲7六歩 △3四歩 ▲2六歩 △3二金 ▲7八金 △8四歩 ▲2五歩 △8八角成 ▲同 銀 △2二銀 ▲4八銀 △3三銀 ▲3六歩 △7二銀 ▲6八玉 △6四歩
▲3七銀 △8五歩 ▲4六銀 △8六歩 ▲同 歩 △同 飛 ▲7七桂 △8二飛 ▲3五歩 △同 歩 ▲同 銀 △3四歩 ▲4六銀 △9四歩 ▲9六歩 △8六歩
▲5五銀 △6三銀 ▲1八角 △7二角 ▲3七桂 △4二玉 ▲5八金 △5二金 ▲8五歩 △9三桂 ▲9七銀 △5四歩 ▲6六銀 △8五桂 ▲8六銀 △7七桂成
▲同 金 △4四歩 ▲8五歩 △3五歩 ▲7五銀右 △8一飛 ▲9五歩 △同 歩 ▲9二歩 △同 香 ▲8四桂 △4三金左 ▲7二桂成 △同 銀 ▲4六歩 △7四歩
▲6六銀 △6三銀 ▲7五歩 △同 歩 ▲同銀右 △9六歩 ▲7四歩 △7二歩 ▲6六歩 △9七歩成 ▲2四歩 △同 歩 ▲6五歩 △5三金直 ▲4五歩 △3六桂
▲2九飛 △9八歩 ▲4四歩 △同金直 ▲2二歩 △同 銀 ▲6四歩 △5二銀 ▲2三歩 △3三銀 ▲7三歩成 △同 歩 ▲5六角 △7四歩 ▲同 角 △8二飛
▲2二歩成 △同 銀 ▲8四歩 △7六歩 ▲同 金 △8七と ▲8三歩成 △6七歩 ▲同 玉 △8一飛 ▲7二と △6六歩 ▲同 金 △8六飛 ▲同 銀 △同 と
▲6二と △3三玉 ▲5二と △7五桂 ▲同 金 △6六歩 ▲5六玉 △3八銀 ▲3四歩 △同 玉 ▲3二飛 △2三玉 ▲2二飛成 △同 玉 ▲2三銀 △同 玉
▲1五桂 △3四玉 ▲2三銀 △3三玉 ▲3四歩 △同 金 ▲同銀成 △同 玉 ▲4五金 △3三玉 ▲3四歩 △3二玉 ▲5三と △投了

141手で先手の勝ち


康光勝ち変化2
▲7六歩 △3四歩 ▲2六歩 △3二金 ▲7八金 △8四歩 ▲2五歩 △8八角成 ▲同 銀 △2二銀 ▲4八銀 △3三銀 ▲3六歩 △7二銀 ▲6八玉 △6四歩
▲3七銀 △8五歩 ▲4六銀 △8六歩 ▲同 歩 △同 飛 ▲7七桂 △8二飛 ▲3五歩 △同 歩 ▲同 銀 △3四歩 ▲4六銀 △9四歩 ▲9六歩 △8六歩
▲5五銀 △6三銀 ▲1八角 △7二角 ▲3七桂 △4二玉 ▲5八金 △5二金 ▲8五歩 △9三桂 ▲9七銀 △5四歩 ▲6六銀 △8五桂 ▲8六銀 △7七桂成
▲同 金 △4四歩 ▲8五歩 △3五歩 ▲7五銀右 △8一飛 ▲9五歩 △同 歩 ▲9二歩 △同 香 ▲8四桂 △4三金左 ▲7二桂成 △同 銀 ▲4六歩 △7四歩
▲6六銀 △6三銀 ▲7五歩 △同 歩 ▲同銀右 △9六歩 ▲7四歩 △7二歩 ▲6六歩 △9七歩成 ▲2四歩 △同 歩 ▲6五歩 △5三金直 ▲4五歩 △3六桂
▲2九飛 △9八歩 ▲4四歩 △同金直 ▲2二歩 △同 銀 ▲6四歩 △5二銀 ▲2三歩 △3三銀 ▲7三歩成 △同 歩 ▲5六角 △7四歩 ▲同 角 △8二飛
▲2二歩成 △同 銀 ▲8四歩 △7六歩 ▲同 金 △8七と ▲8三歩成 △6七歩 ▲同 玉 △8一飛 ▲7二と △6六歩 ▲同 金 △8六飛 ▲同 銀 △同 と
▲6二と △3三玉 ▲5二と △7五桂 ▲同 金 △6六歩 ▲5六玉 △3八銀 ▲3四歩 △2三玉 ▲2四飛 △同 玉 ▲2五飛 △3四玉 ▲4六桂 △4三玉
▲5三と △同 玉 ▲6三角成 △4三玉 ▲5二銀 △3三玉 ▲3四歩 △3二玉 ▲4三金 △同 金 ▲同銀成 △同 玉 ▲5四馬 △5二玉 ▲2二飛成 △4二飛
▲6三歩成 △投了

145手で先手の勝ち
120手め55金は以下47金までで先手勝ち。

タマはアゲル。タマゲタと言う言葉がある。
タマ下げて詰んでしまった例が多々有る。詰まないはずが詰んでしまってタマゲタ。 つまりタマサゲタがタマゲタとなった。
ではタマアゲタはどうか。これも訛ったらタマゲタに聞こえる。中原語で「驚いたね」。



加藤一二三を人間国宝に推挙する No: 2791 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  08/04/20 Sun 01:40:14

能狂言より歴史が深い日本の伝統芸能「将棋」に初の人間国宝指定を。
加藤一二三こそ重要無形文化財保持者に相応しい。


森内が名人戦第2局で2手め32飛を指す場合 No: 2790 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  08/04/13 Sun 00:29:04

森内が名人戦第2局で2手め32飛を指す場合。96歩に当家では敗着の94歩としたのが対深浦での森内。逆に森内は深浦相手に96歩を敗着にしている。
第1局で森内は羽生に2手め32飛をやらせなかった。後手番2手め32飛に自信があるならば先手番の対策は教えない。第2局で勝てば防衛決定なので秘策を緻密に立てやすい2手め32飛は有力。森内は94歩と受けるであろう。65角には対康光で経験済なので勝てるという感触が森内にはある。4手めの当家の最強は歩間3。

開始日時:2008/03/09
棋戦:第17回北九州ハイビジョン将棋フェスティバル記念対局
戦型:三間飛車
場所:福岡県「北九州国際会議場」
先手:深浦康市王位
後手:森内俊之名人
▲7六歩 △3二飛 ▲9六歩 △9四歩 ▲2六歩 △6二玉 ▲2五歩 △3四歩 ▲2二角成 △同 銀
▲6五角 △7四角 ▲4三角成 △4七角成 ▲4八飛 △4六歩 ▲4七飛 △同歩成 ▲6五角 △4二飛
▲同 馬 △同 金 ▲4七角 △3三角 ▲4六飛 △3一銀 ▲4四歩 △7二玉 ▲4三歩成 △同 金
▲同飛成 △9九角成 ▲4一龍 △5一飛 ▲4六龍 △4五歩 ▲3六龍 △8九馬 ▲6五角 △5四歩
▲7八銀 △8八馬 ▲7五歩 △5五馬 ▲6六龍 △同 馬 ▲同 歩 △4六歩 ▲3八銀 △6四歩
▲7六角 △8二玉 ▲4八歩 △3三桂 ▲6七角 △5五歩 ▲7四歩 △同 歩 ▲3四角 △5六歩
▲同 歩 △5七桂 ▲3五角 △9九飛 ▲8九金 △9六飛成 ▲5八金左 △4九桂成 ▲同 玉 △7二金
▲7三歩 △同 桂 ▲2三角成 △8五龍 ▲3三馬 △3五龍 ▲5一馬 △2七歩 ▲9二歩 △同 香
▲2七銀 △2八歩 ▲3六銀 △7五龍 ▲7六歩 △同 龍 ▲9三歩 △同 香 ▲6三桂 △同 金
▲6一飛 △7二金 ▲5五桂 △5三金 ▲4一馬 △5七歩 ▲同 金 △8五角 ▲3八玉 △2九歩成
▲2七玉 △7八龍 ▲同 金 △4九角成 ▲2六玉 △3四桂 ▲3五玉 △4四銀 ▲2四玉 △3二桂
まで110手で後手の勝ち


森内が故意に先手不利にした可能性 No: 2789 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  08/04/12 Sat 00:17:36

No: 1871は昨年の名人戦第1局での考察。羽生が34歩から受けに徹した千日手の雰囲気で指しているので森内は故意に先手不利にした可能性がある。1局完結方式を提唱したのは森内自身だがいざ自分が先手番で千日手にされると苦手な短時間将棋を後手番で指して第2局も後手番になってしまう。羽生が千日手にしないように故意に羽生が暴走するように仕向けた形跡がある。


Uの支柱>光の支柱 混線した三頭手群 No: 2788 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  08/04/11 Fri 23:52:34

Uの支柱>光の支柱を当家が提示したのはすでに5年前。
名人戦第1局では森内が当家の定理に反して光の支柱48飛としたために一挙に劣勢に。羽生は当家の定理に忠実にUの支柱84歩から導入。
すでに実況&分析では24手めを歩間理論に従い疑問とした。その疑問を拡張した悪手は48手め73桂。最善はUの柱を強化する73銀。
当家実況&分析を森内28飛で止めた途端に羽生が悪手を指した理由は彼の経験値。その証拠が50手め81飛。81飛と下がるための空間開放手が73桂。この桂跳ねも81飛も羽生は三頭手を想定して指している。73桂は8筋継ぎ歩+47銀牽制+81飛空間開放手。81飛は6筋光の柱+4筋光の柱への転換+51銀の時の71角阻止。
このいずれもが無意味となったおかげで羽生は大逆転されてしまった。
森内はUの支柱>光の支柱を右往左往しただけなのでチグハグで済んだが羽生の場合は二種類の三頭手が混線して蝶結びにされた蛇。一言でチクワブ。ダシも利いていない。61飛がチラリと浮かんで三頭手かなと手が滑って73桂から81飛構想としたが73桂も62銀もマンマで残り最後はその桂が取られるという無残な投了。81桂で飛車切りなら逆に後手が勝っていた最終盤。
こうした狂気は当家の第九理論以上に病気に近い。なぜこうなったのかと言うと羽生は光の柱の原理を突然思い出して頭から火が吹いたと推測。
この先は森内と羽生ならすぐにピンと来る。すべて書いてあること。


名人戦第1局 手損奇偶反転法 羽生が一なら森内二 No: 2787 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  08/04/11 Fri 07:41:00

谷川は当家が理論極まって発狂と息子に目で語った。では100歩譲って第九は未来の解釈。あの日同一局面4回=16回の奇偶反転と言う偶数番を作らせたキッカケの張本人?その話はキナ臭い。同一局面3回なら12手分で2でも3でも割り切れる。16回にしたのは連盟棋士。
羽生と森内はどうか?
羽生は58手め同飛はなかったと一言。63手め森内44歩を見落としたため。
では単純にソコだけ見る。
基本は同じ奇偶反転法。今回は遠近法と比較。

1=一点透視図法/相転移=振り飛車や手損角換り
2=二点透視図法/相転化=相振り
3=三点透視図法/相停滞
4=零点透視図法/相転換
X=零背反理論β/相反転

58手め同飛は50手め81飛を手損とするα+第一奇偶反転。
63手め44歩は33手め45歩を手損とするα+第二奇偶反転。
よって33手め45歩=α+駒アタリ偶数番4が成立。
遠近法と比較するとこの単純清算では3以後がいらない。
清算する理由は1からXまで行ったとしても相転換理論では1に戻るため。逆行奇偶反転がすでに顕著。
すべての指し手に無駄手がなかったと試算して羽生は飛車切り敢行。これが清算後の第一奇偶反転ならば45歩が第二奇偶反転。森内にとっては羽生の50手め81飛と33手め45歩が同等の奇偶反転に。
45歩は位だが通常44地点への新規駒投資の礎石として利用。44桂や44銀打。一方4筋が切れたので羽生の方は41歩しか頭にない。位の45歩を突き捨てることで33手め45歩が仮想奇偶反転だったというトリック。この44歩は通常新規で打って叩く歩。だから盲点。当家では逆行奇偶反転と呼んで久しい。
羽生が一なら森内二。それが華々しい第1局の要約。


いつの時代も奢った竜王 No: 2786 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  08/04/10 Thu 23:31:40

渡辺のコメントは暴言の類。「△8六飛の瞬間は誰もが△羽生二冠が飛を切ったからには後手が良いんだろうと感じたと思います。おそらく、森内名人も」とブログに書くような竜王はいらない。「誰もが」などと現竜王が言う筋ではない。森内もすでに局後コメントで「飛を持ち駒にして勝負」になったと公言。 当家とて飛車切り見て羽生の病気かと呆れていた。
羽生も藤井もそうだったが竜王になると天狗。名人の価値が肌身に感じられないほど金はこうした芸人たちを鈍感にさせた。名人戦以外の森内はタダの森内でいいが名人戦では名人。この期間魔薬を打って命を縮めてもいいと思って名人は指している。
86飛か86角或いは67歩成か44同銀という葛藤は野次馬寄せ。序盤のチグハグを象徴する45歩と25歩が両方とも有効になれば名人勝ちに決まっている。逆行相でふたつの緩手が好手に相転化する極めてマレなケース。これほど後手が優勢だった将棋がひっくり反るにはふたつの序盤疑問清算だけでなく6筋脱出路を強化するふたつの詰めろ逃れの詰めろがあった。羽生の保険は62銀の言い訳となった51金だが悪手の上塗り。丹念に読んでも短い変化。25歩と85歩の価値の相違。森内25歩は7手め、羽生85歩は38手め。サンドイッチの具が双方の光の柱4筋6筋という極めてシンプルな展開。


閉鎖的な名人戦中継の問題 No: 2785 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  08/04/10 Thu 08:54:54

谷川羽生に限らず結果からしかモノゴトを判定できない新聞社。
今回の共催は名人戦の流れを疎外。棋譜はパブリックドメインとして公開しないといけない。名人のノレン自体がPD。
毎日は日本人の良い特性を持っていたのでネットでも棋譜を公開許可。朝日はまーだ名人戦ごときで日銭を得ようとしている。
毎日の時はネット中継班への大義名分があったので裏工作で調整したが朝日はオカシー。融通きかないアタマいらない。 太っ腹云々と言う話ではない。公共文化への意識の問題。今年は仕方ないが来年は無料公開中継する良心を見せていただきたい。そうでないと公に流れを分析できない。谷川並で終わってしまってはもったいない。森内はあのように謙虚すぎて真相を言わない。だから最も肝心なことが闇に埋もれてしまう。
羽生は必勝将棋を虫喰い脳で負けにしたので森内防衛。
来年は森内康光か森内深浦。
康光ならあの局面から負けることは有り得ない。谷川ではだめ。


森内ちぐはぐ 羽生チクワブ No: 2784 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  08/04/10 Thu 08:21:12

新聞記事によると森内は「作戦がかなりまずく、指し手がちぐはぐ」と反省。歩を打って飛車を振り直したことを「ちぐはぐ」と述べたわけだが羽生はやはり記事で「(封じ手のあたりでは)壁銀がたたったような……。ちょっと問題があった気がする」と語っているので彼らの水準値ではオアイコ。
前項の新作で当家もついに理論極まって発狂したかと谷川が思っているかもしれない。康光や深浦は唸っている頃だが。
残念ながら当家は谷川解説を聞く耳を持たない。どうせ今回もロクなこと言わない。
そこで谷川用にもっと簡単に説明。63手めの局面は藤井レベルでは駒アタリ奇数番3。それは数年前の数え間違い。86歩も入れる。アタリマエダが。62銀と91香の二重駒アタリはひとつと数える。こうしたことは何度も言及したので羽生も森内も駒アタリ偶数番4と数え間違うはずがない。
では羽生はなぜチクワブになったか?
谷川用に簡単に考える。双方逆行奇偶反転と跳躍奇偶反転を経て相殺しあい51手めを迎えた。最善は51銀で羽生楽勝。実戦は何を勘違いしたか52手め64歩で一挙に負けにと言うのが昨日の笑劇の当家分析。50手め81飛は初日分析の底角回避だが羽生の場合は双頭手で指す傾向が強い。かつても41飛を見せたことがある。渡辺明も41飛をやりたかった時があった。この4筋を先手側の光の柱と呼ぶ。後手の光の柱は6筋。ところが6筋の自前の柱を使うなら62銀は意味不明。71角阻止なら81飛不要。つまり64歩から飛車切りなら81飛の1手分がまるまる意味のない手損。
すると谷川用には零背反理論自体が必要ない。すべて相殺しあって残ったのが81飛の純正手損で奇偶反転が1回あっただけの試算でよいため。
結果は同じだが谷川レベルの解説では途中経過省いて結果から逆算で十分。だから谷川は必ず81飛に問題があったと述べる。
ところがソレだけでは後手の7thAが正当化されるため谷川には絶対に52手め64歩が敗着と指摘できない。清算後に81飛が第一なら51手め27飛は第二。だから後手が奇数番行使不可。55手め37桂で51手め27飛は始めて意味を発揮し第二奇偶反転が消える。つまり51手め27飛は第二仮想奇偶反転扱い。このように説明しているのは当家のみ。
谷川は間違いなく81飛しか見ていない。羽生がそうだから。
58手めに切るなら下がって1手損しただけの結果。だから意味もなく残った手は81飛の1手だけ。よって森内の勝ちが駒アタリ偶数番で決まったと。
以上の結果論の欠陥は流れがないこと。これだけでは羽生がチクワブになった理由を説明できない。羽生は森内渾身の27飛を見損じた。それがなぜかを説明したのが前項。