実況&分析マシュダ一家
零背反理論九進法
新作 零背反理論九進法
2008.04.08名人戦第1局 森内羽生 25歩型袖飛車

杉本&伊緒のNHK将棋講座「振り飛車ナビ」開幕
今年の升田賞2手め32飛の話


新作 零背反理論九進法 No: 2783 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  08/04/10 Thu 01:27:10

藤井の解説など聞いていたら名人戦がタコ。
仮にも名人戦なので当家も新作披露。
なぜ羽生は数え間違えたのか?
その疑問に新作理論「零背反理論九進法」で答えたい。
第八車に47手めを乗せたのが最終分析。以下羽生が間違えるはずないと思って観戦放棄。50手めの第九奇偶反転が疑問。しかし森内は51手め27飛の第十奇偶反転で応じた。これでも後手からの奇数番Aは不可。ではなぜ森内は駒アタリ偶数番4で勝ったのかと言う疑問。機械仕掛けの最終盤だからと言う前項の逃げではなく理論的に説明したい。
名人戦でも圧倒的な正確さを誇る歩間理論の構造分析。歩間理論が開始した時点で結論が出る場合。その結果歩間理論への突入を畏れ歩を突かないで互いに奇偶反転を繰り返すとどうなるか?
千日手になる。その場合現行の規定で同一局面4回で千日手成立。絶滅棋士のおかげで出来た保護対策。
森内は27飛で千日手を覚悟していたはず。そして羽生は当家の実況&分析で森内の千日手不可と知っている。その理由を羽生は自分で見つけることができず敗着を指して負けに。
では森内が見せた第十奇偶反転とはなんなのか?
将棋盤は9x9。なばら九進法を当てはめる。第十奇偶反転は第一奇偶反転に。つまり先手が十進法で奇数番になるはずが九進法では第十奇偶反転が偶数番になってしまう。
羽生。驚いたか?
だから63手め44歩の駒アタリ偶数番4が利いたのだと。


名人戦第1局 ズッコケの幕引き No: 2782 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  08/04/10 Thu 00:41:14

棋戦:第66期名人戦七番勝負第1局
先手:森内俊之名人
後手:羽生善治二冠
▲2六歩 △3四歩 ▲7六歩 △3二金 ▲7八金 △4四歩 ▲2五歩 △3三角 ▲4八銀 △5二金 ▲4六歩 △4三金右 ▲4七銀 △5四歩 ▲6九玉 △6二銀
▲7七角 △4一玉 ▲5八金 △2二銀 ▲5六銀 △5三銀 ▲4八飛 △7四歩 ▲6八銀 △3一玉 ▲7九玉 △4二角 ▲4五歩 △3三銀 ▲4四歩 △同銀右
▲4五歩 △5三銀 ▲6六歩 △8四歩 ▲6七銀直 △8五歩 ▲1六歩 △1四歩 ▲1七香 △9四歩 ▲9六歩 △6二銀 ▲6五歩 △5三角 ▲2八飛 △7三桂
▲3六歩 △8一飛 ▲2七飛 △6四歩 ▲同 歩 △同 角 ▲3七桂 △8六歩 ▲同 角 △同 飛 ▲同 歩 △6六歩 ▲6一飛 △4一歩 ▲4四歩 △6七歩成
▲4三歩成 △7八と ▲同 玉 △5一金 ▲4四歩 △同 銀 ▲2四歩 △4三金 ▲5一飛成 △同 銀 ▲2三歩成 △4二玉 ▲6三金 △5三金 ▲6四金 △同 金
▲3一角 △4三玉 ▲6四角成 △6六飛 ▲3三金 △5二玉 ▲6三金 △6一玉 ▲7三馬 △6九角 ▲7七玉 △7六飛 ▲同 玉 △5八角成 ▲6七桂 △7五金
▲7七玉 △投了
97手で先手の勝ち

羽生の敗着は52手め。7thAは不可。羽生の感想は無反省に58手めが敗着。森内の勝着は63手めのごとく喧伝されたが駒アタリ偶数番4なのですでに駒アタリ原理は役目終了し機械寄せの段階。深浦同様に羽生が偶4に負けた?シビレ切らして禁断の奇数番7を見せたのが失着。さらにカッコつけて飛車切りでズッコケ。ここまで必勝体勢をひっぱっておいて実況&分析最初の文末にバチーンと戻すとは笑劇。


連盟棋士が力戦と言う戦いほど簡単なモノはない No: 2781 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  08/04/09 Wed 15:12:18

過去の分析もすべてそうだった。理論だけで簡単に説明できるのが彼らが言う「力戦」。


65歩に28飛の大爆笑自爆 歩間定数8での2-6完全偶数番へ No: 2780 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  08/04/09 Wed 15:08:11

28飛には戻せとすでに昼に二回も書いているが65歩で2-6作って第六奇偶反転の28飛では自爆。すでに投げるべき。あとは千日手にできるかが森内の期待だが無理。第六後の2-6はもっと酷い。先の完全奇数番に対して今度は同じ歩間定数8での完全偶数番。しかも自分を奇数番に戻したのは森内自身。


43手め96歩で昼食 第五必勝3-5構造 No: 2779 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  08/04/09 Wed 15:01:47

36=84歩の4-2構造。
37=平4-2
38=新規3-3で後手優勢。第五解釈成功。
39=4-3は一時的なアガキ1
40=3-4で歩間定数7維持だが後手有利な端歩交換。この1筋交換で後手勝勢に。
41=平3-4で爆笑。鏡に描いたモチ。
42=5thを強要する決め手。
43=43手め96歩に大爆笑。3-5構造で後手だけ1歩持ちは後手勝ち。棋王戦では羽生が身をもってその被害に。あの時も立会い中原。この将棋は端歩の交換で勝勢-後手勝ちとなった。
森内の敗着は構想としては腰掛け銀+48飛。最初の印象通り25歩の袖飛車はダメだった。力戦ではない。ヤクザな気まぐれ。
しかし当家における敗着は4筋清算。44歩に45歩打つと言うバカ単純な手順を見せるからいっそうシラけた。
43手め96歩以下の後手の指し手は簡単。第五奇偶反転後の必勝3-5構造。


31手め44歩 No: 2778 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  08/04/09 Wed 13:01:56

森内らしい手堅い手順に見えるが実際は修正手順。48飛の野蛮さに比べて軟弱。ここは4筋GNで進行するのが最強手順だった。飛車先歩を位とは言わない。48歩のお蔭で25歩が位に見えても28飛に戻さないと邪魔。援軍がないと25歩と45歩は桂馬の飾り。
35手め66歩は昨日の歩間定数7幻想手順へ回帰。
36手め84歩が当家のみが提出した後手最強手。木村が後手72飛変化を示していたが王道ではない。先手に2歩渡せば28飛に戻される。72飛では86角から61角で挟撃完成。現在森内は45歩の飾りのお蔭で歩切れ。


二日目 封じ手45歩に33銀 No: 2777 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  08/04/09 Wed 12:47:13

同歩は負けなので当家分析通り封じ手45歩に33銀。封じ手45歩に同歩変化を3回も垂れ流した衛星放送の完敗。B2棋士では解説不能。藤井でも怪しいほど。藤井が封じ手候補手に36歩を掲げたお蔭で封じ手プレゼントへの応募数が本命45歩より36歩の方が多かったらしい。36歩は候補どころか指せば敗着なので有り得ない。藤井は生涯名人戦には出られない。来たら畳が腐る。
そう言えば目白ではなぜ畳を見せないのか?絨毯の色合いは悪くないが感触がない。


封じ手45歩に33銀左の場合 No: 2776 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  08/04/08 Tue 21:12:00

羽生の読みの中心も逆1。同歩は負けなので33銀左。今度は先手に逆1の選択がある。同歩は同銀同角以下かつての千日手手順へ。そこで今度こそ36歩だが45歩なら37桂で先手勝ち。31手め36歩の局面で羽生は恐らく51角を思考。それが第五奇偶反転で45歩のアタリが逆行駒アタリ奇数番1に相転化し逆転成功。4筋清算後37桂73角に森内は46歩と逆走するようでは先手苦戦。そこで強く47金だが困ったことにその局面は第五奇偶反転からの3rdAが後手に3箇所もあり権利関係が完全に逆転。
前々項変化は衛星解説手順が元だったが45歩に33銀左は朝日から。
NHKは使う解説者間違った。逆1から読むのは中原。
即ち封じ手のみならず二日目の試練は森内に。温泉どころではなかった。


封じ手が36歩だと逆に先手負け No: 2775 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  08/04/08 Tue 19:37:21

羽生の期待も森内が格調高く36歩を指した変化。名人戦だからと格調を意識すると36歩から37桂の活用を謀りたくなるがすでに緩手どころか敗着にされる。藤井が36歩を勧めるのも羽生のワナを知らないから。羽生はそれでも33銀はおろか先崎が言う33桂さえ指さずに森内に45歩を強制し55角を阻止すれば64角で勝つ。42角の第二次戦略が64角と75歩同歩同角の歩切れ解消のため。藤井は36歩には33銀らしいが25歩に二次使用権を与えるために不可。藤井36歩には4-2構造作成。それで先手からの45歩4thAは不可。36歩に応じる最強は84歩。次善14歩。いずれも完全偶数番構造作成手。94歩もあるが甘い。先手に攻めさせて1筋からの脱出か最強の84歩で焦らせる方が得策。
もともと森内の56銀+48飛が相当野蛮なので今さら格調などと言ってらんない。


森内の封じ手 45歩3rdAで先手勝ちの場合 No: 2774 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  08/04/08 Tue 19:12:45

先手:森内
後手:羽生
▲2六歩 △3四歩 ▲7六歩 △3二金 ▲7八金 △4四歩 ▲2五歩 △3三角 ▲4八銀 △5二金 ▲4六歩 △4三金右 ▲4七銀 △5四歩 ▲6九玉 △6二銀
▲7七角 △4一玉 ▲5八金 △2二銀 ▲5六銀 △5三銀 ▲4八飛 △7四歩 ▲6八銀 △3一玉 ▲7九玉 △4二角

11手め46歩が森内の第一投資=通称悪1。
14手め54歩が撹拌手。疑問。以下先手が回収成功。
17手め77角が第一奇偶反転。森内の第二投資。
21手め第二投資/悪3
23手め48飛を第二奇偶反転としたのが森内解釈。
24手め74歩の新規2-3構造は第二奇偶反転を軽視し3rdAを誘う。つまり77角と33角の1手分を羽生は同等と見做している。理由は25歩で強制された33角は48飛により逆行奇偶反転となり48飛自体が第三奇偶反転に繰りあがるため。
以下後手の3rd作成に満足して森内は囲い続行。
第四平行2-3は第四奇偶反転。森内の封じ手。45歩3rdAは可能。
理由=第四奇偶反転からの奇数番アタック+二枚替えとは歩ともせよ。
先手:封じ手45歩3rdA=金+歩と角の交換
後手:歩切れ+角
▲2六歩 △3四歩 ▲7六歩 △3二金 ▲7八金 △4四歩 ▲2五歩 △3三角 ▲4八銀 △5二金 ▲4六歩 △4三金右 ▲4七銀 △5四歩 ▲6九玉 △6二銀
▲7七角 △4一玉 ▲5八金 △2二銀 ▲5六銀 △5三銀 ▲4八飛 △7四歩 ▲6八銀 △3一玉 ▲7九玉 △4二角 ▲4五歩 △同 歩 ▲同 銀 △4四歩
▲同 銀 △同 銀 ▲同 角 △同 金 ▲同 飛 △3三銀 ▲4八飛 △4三銀 ▲中断

封じ手45歩に同歩は41手め45歩で先手勝勢。その場合は羽生の42角第四奇偶反転が敗着。この手は54飛の横歩取り阻止だったが第二次45歩を軽視。反撃は65角のみ。狙いは4筋緩和+歩切れ解消。しかし56銀でやはり後手負け。


23手めの局面 No: 2773 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  08/04/08 Tue 16:05:43

工作員に撹拌されてもそれなりに楽しめた。
では現世はどうか。アチャピ公開の23手めはまーだ3-2構造。あの歩間定数7は幻想であった。
では森内に45歩2ndAは可能か?33角と77角同等と見做し48飛を第一奇偶反転とするなら2ndAは正当化できる。問題は歩間上部構造の3。後手が銀出に替えて84歩だと4-2構造で45歩で先手勝ち。
羽生は先の幻想手順と違って84歩と突かなかった。
先手の問題は25歩指しての48飛。つまり33角は奇偶反転ではないが同等のはずの77角は仮想奇偶反転とする権利が後手にある。だから羽生は84歩としなかった。48飛とは後手にとって第二奇偶反転。森内の解釈は25歩までの2手分を牽制手にすることで第二奇偶反転と相殺。しかし2手分相殺すると45歩2ndAは不可。ならば25歩の1手分だけ差し引いたらどうかと言うもの。
経験値で言うと25歩に2手かけて飛車振ると大抵コケる。飛車振った途端に生臭い香り。


閑話休題 No: 2772 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  08/04/08 Tue 15:34:11

立会が中原だが初手の時間に米長も脇に。随分老けた。中原がシロナガスなら米長とてすでに保護対象。でもヒゲクジラ系ではない。羽生同様ハクジラ。
将棋連盟も葬儀連盟になりつつあるので絶滅棋士の保護をしている。調査捕鯨に該当するのが限名人の森内。森内は新鮮で遠い生臭さをもつ。ナマで食うと味もソッケもないが少し熱を通すと途端に臭いが底から沸いてくる。羽生はナマでも煮ても焼いても食えない。友人にするには最もイヤーなやつ?ソーデスネエー。


84歩で歩間定数7 No: 2771 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  08/04/08 Tue 14:59:04

12=第一平行歩間2-2で与えられた後手の優位性維持。
13=第二平行歩間2-2は投資2

14手め54歩は先手の悪手投資を警戒し3-2の奇偶構造にする撹拌手。
この手は善悪が不明。普通は第三平行歩間2-2で後手満足。
15手め66歩は強引に完全偶数番構造へ戻す強烈な意思。この4-2は後手への最善接待。歩間定数6の先手最強は3-3構造だが3-2から3-3はない。14手めの局面では理論的に最強3-3が造成不可。指し手としては56歩が一番近いがこれが3-3構造となるためには後手がすでに84歩と突いているか端歩の交換がないといけない。いずれもそれなら殴り込み56歩で先手一挙に勝ち。
第二投資悪2の4-2を二回経て18手めついに84歩で5-2構造。歩間定数も7まで来ると勝負が見えてくる。
19=77銀は前局分析参照。仮想番。


11手め46歩は森内の挑戦 No: 2770 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  08/04/08 Tue 14:42:03

経験値では羽生が後逃げ。 では理論的に34歩は何が問題か?
先手が3手めですでに3rdAを行使できること。もしこの3rdAを後手の権利にするならば手損角換りによる第一奇偶反転。
今回羽生は32金で耐えた。森内は平1の78金。以下歩間理論に従い
6=歩間4
7=歩間3-1
8=妥協手
9=第2平行歩間3-1
10=妥協手の第3平行歩間3-1

11手め46歩は森内の挑戦。56歩の4-1と46歩の2-2では構造が正反対。森内が2-2構造を選択した限り第一奇偶反転の権利掌握を狙っている。


2008.04.08名人戦第1局 森内初手26歩 No: 2769 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  08/04/08 Tue 14:29:07

森内が先手番になる予想は出来たが初手26歩は驚愕。休火山の噴火。
最強手として何度も当家が勧めた初手26歩に森内はずっと懐疑的態度を続けた。最善は76歩だと公言し。
最善手と最強手は違う。
その森内が羽生相手に初手26歩を指したこと自体がまず新鮮。
しかし森内は最強手を指す棋士ではなかった。康光は初手26歩が似合う。郷田も。そこで森内並の懐疑的態度で見るとNo: 2765へ戻る。
当家が期待した升田賞2手め32飛を羽生が指しかねないことへの警戒。森内は2手め32飛への明解な最善手順に確信がもてなかったのかと。
立会い中原は最近竜王戦1組で森内に勝った。では中原に敬意を表して相掛りを羽生に要請した26歩?
羽生は2手め34歩で拒否。これにもふたつの理由。俺の32飛を拒否したのはアンタ。84歩なんか指したら明日中原にナニ公言されるかわかんない。羽生が最も毛嫌いするのは中原に自分がコケにされること。84歩で負けたら今期はそれでオシマイ。どうせ負けるのでも34歩ならまだ先が。7番勝負なので後逃げでも追いつける。先逃げは名人だから。と。
当家の結論。森内の26歩を当家は絶賛。羽生34歩は拍子抜け。この2手で今期は名人防衛濃厚牛乳。


郷田の思い出 先手への期待 No: 2768 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  08/04/08 Tue 07:42:55

谷川のおかげで郷田も75歩やっちゃったのかもしれない。
谷川は手損角換り早繰り銀からの修正新規手順だが郷田はモロ三間。バカがつくかもしれないが動機根は同じ。先手ならもっと面白いことやれと。


ドシャ降りの名人戦開幕 後手への期待 No: 2767 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  08/04/08 Tue 07:34:03

目白の椿山荘に行くにはつらいドシャ降り。 ドがつくといけない。
この感じは後手先勝で波瀾の幕開け。当家は最初から後手持ち。
名人戦は先手を応援しても面白くない。谷川もそれ感じて75歩やっちゃったのかもしれない。で後手森内が勝った。森内や羽生は先手でそんなこと絶対しないと解っているから後手への期待がすべて。


杉本&伊緒のNHK将棋講座「振り飛車ナビ」開幕 No: 2766 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  08/04/08 Tue 07:19:23

挨拶で目が泳いで字幕棒読みの杉本が初々しい。待望の師弟出演。最強NHKスタッフが送る今年最高のプレゼンス。康光講座よりいい。何がいいかと言うとまず室田伊緒。次に杉本の基本的思考法の片鱗。初心と基本が目に見える。ライブとドライブ。見てて楽しい。


今年の升田賞2手め32飛の話 No: 2765 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  08/04/07 Mon 23:59:22

今泉奨励会員が最初に指したらしい2手め32飛が今年の升田賞。これが連盟互助会の限界なら当家の四大理論は升田賞100回分の価値がある?最優秀棋士の羽生が責任とって名人戦で2手め32飛を指すなら当家は以後もこの賞の存続を認めたい。以下は羽生が丸山相手に見せた試作。
2手め32飛とは第一奇偶反転。歩間理論では悪手だが奇偶反転理論では可能。先手の歩間1奇数番を奇偶反転で後手が奪取するために歩を突かずに飛車を振ると言う発想。零背反理論の一連の考察では先手がさらに1手早く初手で第一奇偶反転と言う過激さだったが歩間零では反転自体が存在しないので千日手という結果を示唆。将棋は後手必勝にはならないことを証明したのが零背反理論の成果。
2手めの第一奇偶反転に歩間2で応じる先手。即ち第一奇偶反転を逆用して偶数番を取る。丸山は96歩だが康光96歩の意味が第一。34歩なら角交換して65角。後手の55角には97香と逃げる。第四手めに94歩と受けると78飛と相振りにされ95歩同歩94歩で後手負け。丸山は羽生相手に相振りにする棋力はないので本譜のようにパクチン一本道。効能はまだある。後手は94歩では穴熊にできないが美濃にしても先手からの95歩からで負け。先手は舟囲いでもいいので端の驚異は9筋に玉が近い後手が不利。よって羽生は94歩とできなかった。羽生たちには理解不能だったが丸山式手損角換りで出した当家の結論「9筋を受けない」と同じ結果とは実に皮肉。9手め歩間2の瞬間に仮想駒アタリ奇数番1が実行可能だが手損角換りの瞬間以後は第二奇偶反転。よって14手め可能。18手めに第三奇偶反転。丸山は37歩だが森内は指さない。

開始日時:2008/2/09 10:30
終了日時:2008/2/09 12:13
棋戦:第1回朝日杯将棋オープン戦準決勝
持ち時間:40分
消費時間:81▲40△40
場所:有楽町「朝日マリオン」
先手:丸山忠久九段
後手:羽生善治二冠

▲7六歩 △3二飛 ▲9六歩 △6二玉 ▲9五歩 △7二玉 ▲6八玉 △3四歩
▲7八玉 △3五歩 ▲2二角成 △同 銀 ▲8八銀 △3六歩 ▲同 歩 △同 飛
▲7七銀 △3四飛 ▲3七歩 △3二金 ▲4八銀 △3三銀 ▲8八玉 △4四銀
▲7八金 △3五銀 ▲5九金 △3三桂 ▲6六歩 △4五桂 ▲7五歩 △3六歩
▲5六角 △4四銀 ▲3六歩 △6四角 ▲1八飛 △2四飛 ▲4六歩 △同 角
▲3八角 △3七歩 ▲4九角 △5七桂不成▲7六角 △3八歩成 ▲4七銀 △2八角成
▲3八銀 △1八馬 ▲同 香 △2八飛 ▲6五角 △1八飛成 ▲7四歩 △同 歩
▲4六角 △2五飛 ▲3五歩 △7三桂 ▲7四角 △4五銀 ▲5七角 △5六香
▲7五桂 △5七香成 ▲6三角成 △8二玉 ▲7四歩 △7二歩 ▲7三歩成 △同 歩
▲6五桂 △6二金 ▲7四歩 △同 歩 ▲同 馬 △5六角 ▲8三桂成 △8一玉
▲7二歩
まで81手で先手の勝ち