2008.03.19棋王戦第4局 康光羽生 中飛車 | No: 2737
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羽生の感想は28手め65歩が疑問?だが悪手に決まっている。26歩型では33角が仮想第二奇偶反転だが34銀を狙われると22角の出戻りで跳躍奇偶反転しか残らないため駒アタリ偶数番2が不可。57飛成の分を入れた仮想3は先に56歩で蓋されたので以下純粋に偶2が残った。不遇。銀多伝作られると勝ち目ない上に理論的な整合が顕著。この負け方は酷い。しかし前局より中飛車らしい。
日時:2008.03.19
棋戦:第33期棋王戦五番勝負第4局
先手:佐藤康光棋王
後手:羽生善治二冠
▲7六歩 △3四歩 ▲2六歩 △5四歩 ▲4八銀 △5五歩 ▲6八玉 △5二飛 ▲7八玉 △6二玉 ▲5八金右 △7二玉 ▲6八銀 △8二玉 ▲4六歩 △7二銀
▲4七銀 △9四歩 ▲9六歩 △3三角 ▲3六銀 △5六歩 ▲6六歩 △5七歩成 ▲同 金 △6四歩 ▲4五銀 △6五歩 ▲5六歩 △3二銀 ▲7七銀 △6六歩
▲同 銀 △3五歩 ▲6八金 △2二角 ▲5五歩 △4四歩 ▲5六銀 △4三銀 ▲2五歩 △3三角 ▲1六歩 △1四歩 ▲6五銀右 △6三歩 ▲7七角 △5一飛
▲8六角 △5二金左 ▲7七桂 △5三歩 ▲7五歩 △4二角 ▲7四歩 △同 歩 ▲同 銀 △7三歩 ▲8五銀 △3一飛 ▲9五歩 △同 歩 ▲9三歩 △3六歩
▲同 歩 △同 飛 ▲3七歩 △3四飛 ▲9五香 △4五歩 ▲7五銀 △5四歩 ▲6五桂 △5五歩 ▲5三歩 △5一金引 ▲6六金 △3三角 ▲6七金直 △4六歩
▲8九玉 △9七歩 ▲7八飛 △6二金直 ▲9二歩成 △同 香 ▲同香成 △同 玉 ▲9六香 △8二玉 ▲9二歩 △9三香 ▲9一歩成 △同 玉 ▲9三香成 △同 桂
▲9六香 △9二香 ▲9四銀 △同 飛 ▲同 香 △4七歩成 ▲9七角 △5六歩 ▲7四歩 △5七歩成 ▲7三歩成 △6七と ▲同 金 △7三銀 ▲同桂成 △同 金
▲7一飛 △8一金 ▲8二銀 △同 玉 ▲7三飛成 △同 玉 ▲6四銀 △8二玉 ▲9三香成 △同 玉 ▲8五桂 △9四玉 ▲9五歩 △8五玉 ▲7六金 △投了
127手で先手の勝ち
控え室は解説不足 | No: 2735
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61手め95歩が完全6thAで先手勝ちになる理由は31飛が第七奇偶反転のため。これで先手が偶数番を行使できるようになる。完全7thAから完全6thAへの理由も理路整然。
宮田の復帰 | No: 2734
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バンカナ休場は寂しいが宮田復帰は一番の吉報。ひふみん健在だからまたケンカして頂きたい。
遅い控え室 | No: 2733
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当家のように55手め74歩で先手必勝宣言しないといけない。自分だけ1歩もって奇数番獲得後に完全7thAの将棋は過去当家は扱ったことない。中原が作ってもこうならないと言ったらしいがその通り。必勝将棋の局面は遊びでも作らない。完全7thになった理由は羽生が3段目に歩を打って戻したためだがこれを奇偶反転と見做しても9thでも事情は同じ。つまり先手だけに1歩付加と言うだけで完全奇数番アタック必勝条件成立。
棋王戦4 康光勝勢 | No: 2732
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53歩一生打たないとはヒフミンかと思ったら大介の言。前項で54歩打ったばかりだが。
1歩入手後に第六奇偶反転からの7thAは先手必勝。
序盤の細かい所だが33角は仮想第二。だから56歩の跳躍番。しかし25がない状態で再度22角は跳躍奇偶反転。第一と併せて3手損。だから51飛で第四。86角で第五。42角で第六。
2008.03.16NHK杯決勝 康光大介 手損角換り向い飛車 | No: 2731
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大介の誘いを康光がことごとく拒否。解説森内も一番面白い序盤の会話で何も言及できない立場。来月自分が羽生に問われる番だから。
33=16角は森内もその場で思いついたと嘯いているが当家でも既出。12角で対抗する変化まで作成していた。今回の局面は第二奇偶反転から3-4Aでどうかと言うもの。先手優勢が結論なので1筋の端歩で仮想第三奇偶反転がどうかと言う研究課題だった。大介が自分で3-4Aに失敗した経緯から康光に聞いたことになる。
生中継で森内の解説なら以下はマンマで楽しめる。終盤は大介の方が名人より強い。
さて今年のNHK杯は完全ひとり勝ちで将棋の中心地帯をアピールし得た。あの編集はタイヘン。逆に言えば引退した団塊世代は今まで何をしてきたのかと言うことになる。
締めは1年分ダイジェスト。こんなにオモシロイものをなぜ今までやらなかったのか。どの場面も生々しく懐かしい。新人はいつも新鮮だが当家は亮介の逆転劇が特に印象的。羽生の逆転劇は加藤一二三演出なのでさほど新味はない。98角もひとめ。中川は負けるスタイリストなのでいかにも嘘臭い。新人は常にいいのでNHKはいいものをみせてくれた。NHK杯過去最強制作スタッフ。
日時;2008.03.16
棋戦:第57回NHK杯将棋トーナメント決勝戦
先手:佐藤康光
後手:鈴木大介
▲7六歩 △3四歩 ▲2六歩 △5四歩 ▲4八銀 △8八角成
▲同 銀 △2二飛 ▲6八玉 △4二銀 ▲7八玉 △6二玉
▲9六歩 △9四歩 ▲7七桂 △7二玉 ▲8六歩 △8二玉
▲8七銀 △7二銀 ▲8八玉 △2四歩 ▲7八金 △3三桂
▲3六歩 △5三銀 ▲3七桂 △5二金左 ▲5八金 △6四歩
▲5六歩 △6三金 ▲1六角 △5二金 ▲3四角 △5五歩
▲同 歩 △4四銀 ▲6八金右 △5五銀 ▲2九飛 △6五歩
▲5九飛 △5四歩 ▲1六角 △6六歩 ▲2九飛 △1四歩
▲3五歩 △6七歩成 ▲同 金直 △3六歩 ▲3四歩 △3七歩成
▲3三歩成 △4八と ▲2二と △6六桂 ▲7九金 △5八桂成
▲3二飛 △6二金引 ▲5六歩 △4七と ▲5五歩 △5七と
▲同 金 △同 成桂 ▲6四桂 △4一金 ▲5二桂成 △同 金寄
▲4三角成 △3二金 ▲5二馬 △4八飛 ▲9七玉 △7一銀
▲3二と △6七成桂 ▲8八金打 △3五角 ▲8九金寄 △6二歩
▲3九飛 △6八角成 ▲7八金打 △同 成桂 ▲同 金上 △同 馬
▲同 金 △6六桂 ▲8九銀 △7八桂成 ▲同 銀引 △6八金
▲6四桂 △6一金 ▲3四馬 △7八金 ▲同 銀 △4五銀
▲6一馬 △同 銀 ▲8八金 △6八飛成 ▲4三角 △9五歩
▲同 歩 △同 香 ▲9六歩 △同 香 ▲同 玉 △6七角
▲9四桂 △9一玉 ▲8二金 △同 銀 ▲同 桂成 △同 玉
▲7一銀 △同 玉 ▲6一角成 △同 玉 ▲7二銀
まで125手で先手の勝ち
2008.03.08棋王戦第3局 羽生康光 急戦中飛車 | No: 2730
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三番煎じはダメ。54銀変化は双頭手で後手から55銀の権利があるが54歩から53玉は先手の居玉の合理性に対して余りに抽象的。42=51玉で整合が取れるなら漫才。53角が頓死を防ぐ双頭手。桂香遊びすぎ。
NHK杯決勝は後手大介で急戦中飛車なら盛り上がる。
棋戦:第33期棋王戦第3局 2008.03.08
先手:羽生善治二冠
後手:佐藤康光棋王
▲7六歩 △3四歩 ▲2六歩 △5四歩 ▲2五歩 △5二飛 ▲5八金右 △5五歩 ▲2四歩 △同 歩 ▲同 飛 △5六歩 ▲同 歩 △8八角成 ▲同 銀 △3三角
▲2一飛成 △8八角成 ▲5五桂 △6二玉 ▲1一龍 △5四歩 ▲6三桂成 △同 玉 ▲9六角 △5三玉 ▲6六香 △7四桂 ▲2二歩 △6六桂 ▲同 歩 △7四歩
▲同 角 △6六馬 ▲6五桂 △6二玉 ▲6四歩 △7二銀 ▲3一龍 △同 金 ▲6三銀 △7一玉 ▲5二銀不成△6七香 ▲同 金 △同 馬 ▲6一銀成 △同 銀
▲5八金打 △同 馬 ▲同 玉 △8八飛 ▲6八香 △6七歩 ▲5三角 △8二玉 ▲6三歩成 △6八歩成 ▲同 金 △6七銀 ▲同 玉 △6六香 ▲同 玉 △6八飛成
▲6七歩 △5七銀 ▲7五玉 △8四金 ▲6四玉 △7四金 ▲同 玉
名人戦への期待 研究会より殺伐な寝業を | No: 2729
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前項の続き。では研究会ではどこからやるか。角打に角打で対抗する局面からやる。そうでないと「会」にならない。会なので始まりがあって終わりがある。気持ちよく出会い別れたい。だから終盤らしい局面になるような将棋になってしまう。研究会とはママゴト。ママゴトでオマンマ食えるのが将棋連盟の実態。相手とて将棋らしくなるようにその局面まで付き合ってくれる。その友情を確認する馴れ合いでも矢倉の欠陥はすでに暴露。角換り腰掛け銀とて手損角換りで未だに84歩を突かない意味に85桂を掲げる始末。そんな意味付はとっくに終わっている。だから解説でまーだそんなこと言いそうな山崎は永遠にタイトルとれない。
当家が見たいのはもっと殺伐とした名人戦。序盤で端歩突いたらそれが敗着と言う将棋が見たい。手損角換りの問題はそれで解決するかもしれない。後手の筋違い角を否定するのはまだいいが後手が手損した上で先手が筋違い角を敢行できない理由が当家には不可解。それでは序盤で興業将棋が終わってしまいかねないという配慮しか彼らに感じない。桂頭狙いと言う二次使用はダメ。
ボカボカの殴りあいなら康光がいる。名人戦では寝業で締めツケて序盤の関節技でオシマイと言うほどのモノが見たい。こうしたものは会を抜けた個人の研究からしか出てこない。かつて三浦は当家のネタ棋士だったが相横歩取りを見せて以来換った。あれで深浦は陥落したが当家が三浦に勝ち方を教えたのもあの日。最近では木村がネタ棋士で三浦の代役。
深浦も偶4を追及したおかげで羽生に勝てた。名人戦では跳四を期待しない。むしろ手損角換りを抹殺する先手の筋違い角を見たい。1筋の交換で終わると言うのが当家の結論。
A級順位戦最終日のこと 羽生が名人挑戦者に | No: 2728
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光速ノート132には3月の対羽生戦で存在感をアピールできる将棋を指したいと谷川が書いている。ノート133は引退宣言かもしれないと気を揉んでいる場合。それほど一番シラけたと周囲に映る3月3日のA級順位戦最終日対羽生戦だが当家にはコレが一番面白かった。
中原式の手損角換りで羽生に聞きたかった谷川。竜王戦での感想極論、後手の千日手をいかに打開するかと言う質問が表向き。谷川が潜在意識で聞きたいのは木村升田がやった1歩得筋違い角を19世候補が指せるのかと言う問題。羽生は拒否。それどころか逆に「ソチラがどーぞ」。谷川はこの質問を生涯言えない立場。17世は過去にも指せなかった。序盤の20手までに谷川は羽生に引退しろと言われている。それが永世名人かと。木村升田に顔向けできるのかと。谷川は憤り羽生に「ではアナタは?」と聞いても「まだ永世じゃないから」。谷川は43金に32玉で16世の威光にすがったが47金で頭に血が昇った。奇偶反転の妙技後7thAを催促された挙げ句それさえ「ではアナタは?」と聞き返す谷川。先手が悪手の打開ならばと2ndAに賭けた。48手めまでに齟齬をきたしている谷川。それは3rdA。浩ちゃんが大好きな駒アタリ奇数番。そんなことやっているから羽生も冷たくして当たり前。
角切って攻め倒す風潮が最近全般の傾向。そんな中で角打って1歩得で勝ちと言う崇高な将棋を目指す棋士がA級順位戦には皆無。なぜ崇高かと言うとこの1歩がモトデになって飛車でも角でも切り放題と言う変化が残っているため。
康光は崇高ではないが羽生より面白い。同じ1歩でも飛車先歩切らせ自前の歩を使って角切り画策。しかし18角は宗歩や升田がやった構想に近すぎる。升田が出来なかったことが見たい。康光はすでに棋界最高の栄誉升田賞を得た康光式を見せているので森内や羽生が見せる番。
丸山は見ての通りマシュダ一家の一員かと言われそうな底角で藤井を沈めた。郷田は先手矢倉がすでにダメと底桂で自白し丸山の友達に。当家が先手番振り飛車を名人戦で見たい理由を代弁。
久保は前回谷川の引退を留めた三浦に代理で手土産。
さて羽生が挑戦者だが他の棋士が森内には勝てないと引いた結果なのであまり自慢できない。郷田に負けた1局が重い。でも一番当家が好きな対局。
昨年の森内の史上最大のポカ以来羽生や康光までポカ芸披露しているが演技と判るのはダメ。玉下げる棋士いない。久保は来期木村と交代して頂きたい。
2008.02.27-28王将戦第5局久保羽生 対四間急戦 最初の地点で締める | No: 2727
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日時:2008/02/27 -28
棋戦:第57期王将戦七番勝負第5局
持ち時間:8時間
場所:神奈川県箱根町龍宮殿
先手:久保利明八段
後手:羽生善治王将
▲7六歩 △3四歩 ▲6六歩 △8四歩 ▲6八銀 △6二銀 ▲6七銀 △4二玉 ▲6八飛 △3二玉 ▲1六歩 △1四歩 ▲3八銀 △5二金右 ▲5八金左 △5四歩
▲4六歩 △8五歩 ▲7七角 △7四歩 ▲4八玉 △4二銀 ▲3九玉 △5三銀左 ▲2八玉 △4二金直 ▲5六歩 △7二飛 ▲7八飛 △6四歩 ▲3六歩 △6五歩
▲同 歩 △7七角成 ▲同 桂 △8二飛 ▲8八飛 △7九角 ▲8九飛 △4六角成 ▲3七角 △同 馬 ▲同 桂 △7三桂 ▲7五歩 △8四飛 ▲8六歩 △7五歩
▲8五歩 △7四飛 ▲8三角 △7六歩 ▲7四角成 △7七歩成 ▲6九飛 △6八歩 ▲7九飛 △6七と ▲同 金 △2四桂 ▲4七銀 △7八銀 ▲同 飛 △6九角
▲5七金 △7八角成 ▲3八金 △5九飛 ▲4六金 △1五歩 ▲2五桂 △7七馬 ▲3五歩 △1六歩 ▲3四歩 △6三金 ▲同 馬 △同 銀 ▲5一飛 △3一歩
▲5三飛成 △1七歩成 ▲同 香 △同香成 ▲3七玉 △1九角 ▲4八玉 △5三金 ▲3三銀 △同 桂 ▲同歩成 △同 馬 ▲同桂成 △同 玉 ▲4五桂 △4二玉
▲3三角 △5二玉 ▲5九玉 △6九歩成 ▲同 玉 △6七香 ▲7八玉 △6八香成 ▲8七玉 △8六歩 ▲同 玉 △7四桂 ▲7五玉 △6四金 ▲同 歩 △6五飛
▲投了
112手で後手の勝ち
42手め73馬引きが久保は一番嫌だったらしい。同角同桂ならば後手が手得+先手の次の手が難解のため。羽生は久保の封じ手45手め75歩を期待して1手損しても桂を跳ねた。久保が強気で応じたことがすべて。こう指せと言われたら行く。その心意気を羽生は安く買った。
54手めの局面はすでに大差。66手め78角成で木村が微差と言ってもまだ大差。あとはいかに久保に同期するかだが68=59が演技の開始。久保にチャンス発生。79手めの51飛が久保会心の一手。61飛だと自陣角で攻防で受けて36歩の垂らしから37銀打がある。久保33銀打を反転させた変化で先手が負ける。37角打では失敗するので角と銀を入れ換える攻防が61飛にあった。51飛の妙手のおかげで屈辱の31歩を打たされ羽生はかなりプライドを傷つけられ模様。この愚形が耐えられない。83手めは97同香が控え室に意外だったらしいが取るに決まっている。19飛成で香を取られるより相手の香を吊上げる分だけマシ。玉を先に逃げる棋士はA級では木村ぐらい。86手め19角が本来の敗着。ここも27成香に決まっている。最終盤の台本は19角から共同構成。久保も勝つ気がないのでいかに負けるか羽生と目で相談してアレで行こうと。
この将棋は封じ手75歩で決まった。だから75玉で締める。これならマシュダ一家唯一の不満だった9筋が生きていると言う暗黙の了解。羽生も久保の合意を感じなければ指さない。詰み無しは両者どころか部外者にもひとめのため。
久保も75地点頓死を演出するために一生懸命付き合った。作ったような頓死と言うが実際彼らが意識して作っている。ヨーナはいらない。
対森内の35地点を羽生は思い出していただろう。当時のような絶賛は当家はもうしない。二番煎じ。でも久保は強かった。もっと強くなれる。また来て欲しい。
羽生の苦悩と当家の倦怠 | No: 2726
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では当家がXに掲げた封じ手96歩はツケ3まで読んだ手かというとひとめで判ったと答えるしかない。このヒトメは封じ手が75歩なら久保負けダロと言っている。観戦する対象がいつも同じ連盟棋士だけなので流れがおよそ見えてしまう。端歩を付き合わないと互いに95角が発生。ポイントツーポイントで輪郭が見えそこからの消去法。トップ棋士なら77歩成で後手良しで研究を打ちきる。久保はトップ直前棋士なのでそこからでも指せると思ってイケイケ。羽生の苦悩はここから始まる。以下は俺でなくとも後手勝てるのになんで俺が肉体労働やらされんのかと。当家も以下は興味ない。如何に羽生が最近恒例のポカを見せるかと言う退嬰的な興味が当家の倦怠へ繋がる。
51手め83角 大爆笑 | No: 2725
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久保は封じ手96歩の威力に始めて愕然と気がつき仕方なく83角。これ以外では勝負にならない。83角は羽生が指させた手。自信無さそうな顔してここまで誘った。二枚換え確定。67と同金78角の連動形を嫌って中座が勧める86飛はここでも95角。封じ手96歩保留のツケ3。
羽生の嘯き | No: 2724
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久保は83角で先手勝ちと思っている。それが進偶2だから。63銀の平偶2の選択もあるが羽生は構わず苦しいと嘯きながら76歩であろう。以下と金作成+銀取りで飛車あげても二枚換え+連動手。
羽生が逆転成功 | No: 2723
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47=86は偶2でも48=75で逆1。久保が期待した86歩も同じ逆1だが後手にふたつの逆1選択肢を与えたのが封じ手75歩の正体。いづれも逆転手。49=85はつらい手で74飛と零番に戻されては次の76歩が厳しすぎる。通常は86飛で受けるがそこで今度は後手からの95角を喰らって先手負け。封じ手96歩なら後手からの95角もなかった。
美学上の問題2 | No: 2722
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このように考えたとする。9筋の交換が空間閉塞手なのでむしろ動かない方がよかったと。アリンコの法則と同一視して不労アリ出現の必然性と不動駒をそのように比較した場合どうなるか?全人類が仕事すると経済は破綻。仕事されたら邪魔と言う場合。そのように将棋を捉えるとすでに芸の世界を越えてしまう。将棋を金融世界と比較した時の欠陥。金融世界では芸術自体が無駄な行為なので不動駒の必然制をアリンコ原理で正当化。そうなるとチープな楽器を量産するようになる。どうせ鳴らす部分はここだけと。康光はまず将棋盤が鳴るように心がけている。彼は根っからの芸術家。久保はアーチストとカナで呼ばれるが鳴らす場所がいつも決まっている。康光は盤面すべてを使おうとしている。このような動機は極めて芸術的な特性。
封じ手96歩に94歩としなかった場合は94飛に95歩で飛車が死ぬ。そこで先に84飛があるかだが75歩も指されていないのに先受けオンリーはタイトルホルダーとしてメンツ丸つぶれ。だから75歩は羽生が最も望む攻撃手であった。自分で苦労して手をつくる必要がないため。
96歩変化保留のツケ | No: 2721
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95角変化へ行くなら先に66角より久保の86歩先行の方がよい。先手最強変化は切り合いで17脱出。
ところが久保が86同歩に85歩打ちしか考えなかった場合。
入口が違うと大変。同じ偶2でも読まないといけない。居飛車党はその形になると94飛しか読まない。そこで先のXに戻る。96歩には94歩が最善。つまり久保は84飛が第七奇偶反転になることを見損じた。
86歩の狙い | No: 2720
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久保は66角から入らずにいきなり86から。偶2なので狙いは66角変化と同じ。同歩に95角。この変化があるので封じ手96歩は有り得ないと久保は思った。しかし95角は1手違いで先手が負ける。
82歩成31飛83飛成が実現しても67成桂の銀取りが厳しい。同金に後手には94角の返し技。以下76銀同金同角83龍でも65角。この位を取られて龍アテでは三頭手。47=66変化の場合は45桂が銀で食われ46桂の決定打で先手負け。それほど65角への変換は強烈。
久保の封じ手は最強5thA75歩 | No: 2719
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3つ当家が掲げた最強5thAから久保は1を選択。棋士では田丸先生しか指摘していない。だから初日からタマルコールしていたのに。
75歩は後悔しようもない自分にムチ打つ手。タマった時の爆発。当家の印象ではこれが久保らしい。これで負けたら仕方ない。
羽生は逆1の84飛だがこれを第七奇偶反転と見做す。先のミナシ理由と同じ。久保長考中だが今度は先手が偶数番原理を駆使。偶2を取る。
66角44角55歩同角同歩45桂44銀以下46歩の仮想偶2にするか74歩進偶2+75歩連偶2。仮想偶2はまず指しにくいが狙いがある。
美学上の問題 | No: 2718
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当家が先にX=96歩を掲げたのは美学上の問題。将棋の美しさは終局時に不動駒がないことにある。不動でも役目を果たしている場合があるので厳密にはその駒が意味を持っていたかどうか。85飛戦法で当家が真っ先に批判した点も端の筋が無駄になる変化。
一方穴熊は退廃芸術の様相。当家にとって穴熊が優秀な理由は玉が固い遠いではない。端の香歩に序盤から役目を与えている点が優秀。
今回は9筋が余りに寂しい。だからX=96歩。
封じ手の局面は最強手が完全駒アタリ奇数番5。通称5thA。1-3が該当。
逆に言えばこの0-5構造上では手を渡しても後手から5thAがない。だからこそ美学上の理由で緩手が指せる。4に掲げた57角をその後中座も指摘している。それが久保らしいと。もし当家のXを候補手にできる程の棋士がいるなら教えて頂きたい。中座には無理。96歩に94歩以外は1-5構造となり先手勝勢。上部下部構造ともども奇数番のため。よって最善応手は94歩の0-6構造で美学上の一致を見いだせる。意味のなさそうな端の交換に美学上の同期があることが楽しい。0-6構造なので先手は次に何かしないと後手から6thA。そこで跳躍番を考える。後手に6thAを指させて跳躍駒アタリ奇数番3を取って逆転する変化。封じ手変化で一番楽しいところ。大介は跳躍駒アタリ偶数番2中心だが久保なら跳3変化まで読めるだろう。跳3は名人戦で森内が読みまくった変化。
96歩は封じ手局面の上部構造が零だからこそ追及できる手。美学上の理由を見いだすこと以外に当家の存在理由もない。
Yとして98香もある。Zは26歩。一番怖い。44角を誘って角の打ち損と歩損の交換と言う手法。5thAを指させる手で優秀だが歩損で勝てる程久保は強くない。もし24歩では負けと羽生が悟れば 9筋と違って歩間定数を9にし兼ねないので後手に千日手の選択肢も発生。
先に進むと美学を超えた手が存在するので当家も掲げない。
久保の封じ手 | No: 2716
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完全5thAを封じ手にできるなら最高の場面。桂が主役。
1=75歩
2=55歩
3=66角
4=57角
X=96歩
いずれも連動手で跳んだ桂を使う方針が最善。
一方後手からの攻撃は55歩+35歩+81または72角打ち。自陣の底から角を打つ順を考えるのがマシュダ一家。羽生の狙いは36攻略。
完全5thAの譲渡 | No: 2715
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37角は奇1ではなく王手阻止。羽生は王手が好きなので同馬の連続王手。73引きと何が違うかと言うと第六奇偶反転があるかないか。同馬同桂ならば第六奇偶反転と見做せる。同銀は自陣駒アタリがマイナス。同桂も35歩を招くが32玉のアタマなので後手もすぐに行くと46角の駒アタリ偶数番2。よって羽生は角筋遮断の73桂だがこの手で第六奇偶反転が決定したことになる。久保は完全5thアタックを敢行できる。
第五奇偶反転での一致 | No: 2714
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33手めに歩得した先手が優勢に。このままでは後手負けなので羽生は82飛の里帰り。後手からの5thA示唆だが82飛が第四奇偶反転ならば86歩は悪手連鎖。では先手が86歩を誘えるのか?88飛以外の手が成立するかだが久保はひとめで88飛の第五奇偶反転。5thA阻止という偶数番原理の主旨通り。仮想奇偶反転は角が消滅し飛車の里帰りで消えている。77角にかけた1手の代替が77桂+1歩得なので先手勝勢に見えるがそれが意味することは77角逆行奇偶反転。この過去により歩交換阻止の意味を持つ88飛をもはや仮想奇偶反転扱いしない。しかも5thA阻止のはずの88飛は79角の5thAを発生。つまりここに至って88飛が先後共に認めた第五奇偶反転と判明。後手は46角成で歩損解消。この王手は37角で馬が消せる。
31手めの問題 | No: 2713
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久保は31手め36歩だが同じ1-6構造作成手は他に45歩。この変化は65歩6thAに駒アタリ偶数番2作成で対抗できる。別の思考法は先に5thAだが86歩しか該当手がないのではやはり偶数番を握っていたのは先手だったと確認することができる。
では本譜65歩に駒アタリ偶数番2があるか?むしろそれが偶数番原理主導の先手振り飛車が真っ先に考える変化であった。該当は55歩だがこの変化は5筋の歩を切ることで底歩或いは37桂から53歩の叩きを予兆。しかし同角65歩に46角が王手になってしまう。46歩死守は逆1で後手の土壌。31手め36歩が久保の主張だったが欠陥があるとすれば55歩変化になる。だからこそ33手め同歩と取った。これは同じ逆1でも歩得+角交換のサバキと久保は見做している。
6thAで羽生から開戦 久保の第三奇偶反転解釈 | No: 2712
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19手め77角は86歩を避けた手なので奇偶反転ではない。代りに後手は85歩にかけた2手分を1手で無効にされたので仮想奇偶反転の存在が示唆。後手作成の4-3構造から後手に優位性があるのは上部構造のみ。しかし52金からの緩手連鎖42金で56歩の3-4構造を作成されると今度は3rdAが4thAになってしまい第一奇偶反転の状態では後手の負け。そこで後手は第二奇偶反転で偶数番アタックを画策。最短は72飛。では本当に72飛が第二奇偶反転であろうか?この解釈が最も難しそうに見えるのは先の後手1手損による仮想奇偶反転の存在。飛車まで回ってしまうと85歩が位に逆行相転化。85歩自体は77角を上がらせたことに意味を求める。つまり77角は奇偶反転ではなかったが72飛によって逆行奇偶反転となる。72飛の正体とは跳躍奇偶反転。では72飛を第三奇偶反転と見做すのか。ならば29=78飛が第四奇偶反転となるのかが問題であった。後手は72飛で77角を狙っているが代償として先手から86歩を狙われる。85歩は位としては86角を阻止しているが86歩には抵抗力がない。機能を外して手数でみるとここにかけた2手分は72飛を必要とした。合計3手分で始めて4thAが可能に。75歩阻止で78飛が必然手ならば差し引き2手分後手は自陣に欠陥がある。それが32玉の位置。仮に85歩が83歩の初期値でも後手の仕掛けは成立。ここで戻す。今まで通りの数え方で78飛第三奇偶反転が久保の解釈。
よって64歩の2-5構造に久保は平然と36歩1-6構造にした。32手め65歩6thAは悪手と。
当家は久保の解釈をさらに強化する。最強の解釈は仮想第四奇偶反転。
定数7で | No: 2711
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定数7維持から4-3構造へ相転化。中座の懐古趣味はいいから田丸先生を出していただきたい。大介は3-4Aで失敗したが4-3Aならどうか。こう言うことが直感で判るのがタマル。
歩間定数7から9の飽和の場合 | No: 2710
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15はいい。16=54歩はここを突きたいなら14手めが最強だったがここでは最善扱い。最強は74歩。即ち3-2で48玉の緩手を招いて3-3から第二奇偶反転抜きで行く。
16=54歩が最強手ではない理由は17手め46歩で逆転するため。6-1構造=歩間定数7だが定数が奇数番になる点に留意。歩間定数は9の奇数番で飽和する。歩間定数7からの2手分で第二奇偶反転があった場合後手は千日手を目指す。
14手め52金 大爆笑 | No: 2709
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前々項の悪3のマンマ。これで悪手定数6でおアイコ。
羽生に聞いてごらん。コレが悪手になる理由を。エっと言う顔したらそれまでの棋士。「おアイコだから」と答えたらこれからの棋士。
名人戦への期待と10手め32玉の悪手 | No: 2708
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10手め32玉の悪手は森内ならなぜそうなのか指摘できる。ここでの最強手は名人戦なら出てくる。森内羽生ではこの主題は二度扱った。一度は森内78玉が咎められ二度目は森内が千日手成功。前者は当家が最強応手を指摘し羽生の仕掛けは無理だと判明している。今日の進行では千日手はない。羽生の態度も相手見て指しているだけ。
5手めの最強手を森内に期待するのはまだ無理かもしれない。10手めの最強手から始めて徐々に盛上げて頂きたい。羽生には序盤で何も期待しない。そこには気分しかない。
久保、奇偶反転数と悪手定数を数えて今日は勝て | No: 2707
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現在3敗1勝でも第1局のブレークがあっただけ。第1局とて羽生の終盤がオソマツで久保に逆転チャンスが多々あった。
現在久保は悪手を3回、羽生は悪手を2回指している。つまり羽生には悪手をあと1回指しても第二奇偶反転が保証されているので逆転できる。悪3になる手とは14手め52金のような手。第二奇偶反転は連盟棋士の水準では33角以外有り得ない。久保は羽生が33角を指した時に今度は奇数番を取るようにすれば自然に優勢になる。
12手め14歩 大爆笑 | No: 2706
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28分考えて俺はこの程度の棋士と羽生が自分で述べた手。10手め32玉が後手の最初の悪手なので12手め14歩は後手の悪2。悪の構造は3-2。悪手定数は現在5。
11手め16歩は悪手 | No: 2705
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第一奇偶反転直後なので今度は16歩が悪手になる。もし後手が14歩と悪手で付き合えば再度先手優勢になるが前回穴熊で久保にやられたので羽生も躊躇。
悪2止まりで早くも逆転 | No: 2704
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久保も悪2止まりとはやけに淡白。9手め68飛で第一奇偶反転による歩間4奪取。これで先手優勢に逆転するのだから振り飛車はラクというより合理的。相手作成の構造をそのまま奪うので日本人好みかもしれない。
9手め68飛は最善手かもしれないが最強手は歩間定数5。今度は56歩も追加。16歩は後手が急戦に来たときに34飛の王手がないので藤井シスの最弱点を晒されるかもしれない。羽生の久保イジメは目に余るのでそういうことしかねない。78飛を今日は見たかったが羽生は意地悪なので85歩としないで郷田のマネするかもしれない。それを嫌った68飛。
7手め47銀は悪2 5手めの最強手と最善手の存在 | No: 2703
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悪2で振り飛車が示唆された。振り飛車ならば悪4程度までは第一奇偶反転による逆転が保証されている。雁木はないからと羽生もタカをくくり早囲い。相手を見て指す連盟棋士の習性。42玉はすでに穴熊示唆。そこで振り返る。どうせ47銀が悪2なら5手めの最強手は16歩なのかと。藤井シス構築は後手がまっしぐらに穴熊を目指す態度から始まった。理論的には後手の42玉早囲いから穴熊構築始動。5手め16歩では先手に急戦の権利が発生。つまり藤井シスとは連盟棋士の怠惰な習性が可能にした戦法であった。
では26歩や75歩、或いは56歩や96歩があるのか?
もし藤井シスを凌ぐ戦法が出現するならば歩間定数4ではなく5。
75歩の可能性を構築できたら棋界を制覇できる。康光は後手番で構築の片鱗を見せたがそれは先手番が現在まだ既存戦法で戦えるから。すでに先手番矢倉が怪しい時代。5手めの最強手を名人戦で見たい。 96歩や56歩となると第一奇偶反転前提となるので最強手というイメージが沸かない。最善は96歩かもしれない。それでも実際指したら驚異だが。75歩では卒倒。それほど名人戦は重い。
王将戦第5局 5手めの悪手 | No: 2702
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5手め68銀は平4。つまり矢倉における5手め68銀は悪手1。5手めの最強手は歩を突き3-1または5とする。歩間定数が4か5と大違いだが変化も難解なので人間としての最善は第一奇偶反転で平4奪取。飛車を振るか77角の二種類。このようにして矢倉以上の振り飛車の優秀性を理論的に説明できる。
2008.02.24NHK杯 大介郷田 対石田流三間棒金 大介の挑戦 | No: 2700
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前日の羽生の終盤には口アングリだが康光のデュアルぺガサスに翻弄された模様。杉本以来の二枚馬の大活躍。それにしても羽生のポカ度がひどい。昨年の当家選出ベスト対局羽生郷田戦が泣く。
その郷田だがまたしても今年のベスト対局ノミネート。
大介の31手め86歩への挑戦は目を見張る。この3-4Aが成立するのか。よくも指せたと思う。その気概だけで好感持てる。郷田の回答は正解。すべて原理通り。森が38=84を郷田らしいと言い繕っていたが平1を取るしかない局面なので84歩しかない。森のトンデモ変化の方は森らしいので大好きだが。46手めで後手歩得で優勢。郷田なら勝てるはずなので以下は観なかった。31手め86歩への感想だけ聞こうと思って再度ONすると唖然。あそこからどう指せばこうなるのか。52=72が疑問。大介がやりたいことは跳躍偶数番2なので金を下げて締めるべきだった。結局あげて下げて99=85にダマされた。フツーは馬切り。85角はダマシ手だが113=57角が素晴らしい。自陣に龍を引かされ以下81龍が連動手でと金呼ぶオタスケ。
序盤での挑戦失敗にめげず終盤で逆転できる大介。羽生は序盤で康光や大介のような挑戦さえしない。その上で例の終盤ポカでは二重に悪い。今年は羽生もNHK杯で見せたが対長沼のポカともども序盤での工夫を見せないとまっとうではない。大介が優勝しても不思議でない内容。
先手:鈴木大介
後手:郷田真隆
▲7六歩 △3四歩 ▲7五歩 △6二銀 ▲7八飛 △4二玉 ▲6六歩 △3二玉 ▲4八玉 △8四歩 ▲3八玉 △8五歩 ▲7六飛 △6四歩 ▲5八金左 △6三銀
▲2八玉 △1四歩 ▲1六歩 △4二銀 ▲3八銀 △5四歩 ▲9六歩 △5三銀 ▲7七桂 △4二金 ▲6八銀 △7二金 ▲6七銀 △8三金 ▲8六歩 △同 歩
▲同 飛 △7四歩 ▲7六銀 △6六角 ▲7四歩 △8四歩 ▲8五歩 △7四金 ▲8四歩 △同 金 ▲8五歩 △7四金 ▲7五歩 △7三金 ▲4六歩 △2二角
▲3六歩 △8三歩 ▲2六歩 △7二飛 ▲3七桂 △5二銀 ▲4七金 △7四歩 ▲同 歩 △同 金 ▲8四歩 △同 歩 ▲7五歩 △7三金 ▲2七銀 △8二飛
▲3八金 △6三金 ▲2五歩 △9四歩 ▲5六歩 △7三桂 ▲8七飛 △8五歩 ▲同 桂 △8八角成 ▲同 飛 △7七角 ▲8七飛 △8五桂 ▲同 飛 △8四歩
▲8九飛 △6六角成 ▲4五桂 △4四銀 ▲2六桂 △2二桂 ▲8三歩 △7二飛 ▲8四飛 △7六馬 ▲8二歩成 △7五飛 ▲9一と △4九馬 ▲8一飛成 △7一歩
▲7六歩 △同 飛 ▲8五角 △7九飛成 ▲4九角 △同 龍 ▲7一龍 △6二銀 ▲8一龍 △7一歩 ▲7二歩 △1五歩 ▲4八金引 △7九龍 ▲7一歩成 △同 銀
▲5七角 △7二龍 ▲1五歩 △1八歩 ▲同 香 △8一龍 ▲同 と △6二銀 ▲7一と △6九飛 ▲4九香 △1七歩 ▲同 香 △5五歩 ▲7二と △5三銀右
▲同桂成 △同銀引 ▲8一飛 △4一金 ▲8四角 △3三桂 ▲7三と △同 金 ▲同角成 △2五桂 ▲1六銀 △1七桂成 ▲同 玉 △6七飛成 ▲2七歩 △4四角
▲5一馬 △6一桂 ▲5二馬 △同 金 ▲6一飛成 △5一香 ▲4五桂 △4二銀 ▲2五桂 △2六角 ▲同 玉 △4四角 ▲3五銀 △同 歩 ▲3三銀 △同 角
▲同桂左成 △同 銀 ▲同桂成 △同 玉 ▲4一角 △3四桂 ▲1七玉 △4二金 ▲5一龍 △2六銀 ▲2八玉 △4一金 ▲4二銀 △同 金 ▲2二角
2008.02.23棋王戦第2局 康光羽生対中飛車手損角換り 昼食後連動6thAで後手勝勢に | No: 2699
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第四奇偶反転からの完全偶数番構造である歩間2-6は6thAで後手を優勢に導く。羽生は55銀+44角で連動6thA。以下6筋を受けても65歩が第三6thAで後手勝勢に。68飛では25桂が駒アタリ偶数番のGN。結果65歩が完全駒アタリ偶数番2になるため。チャンスを見送った康光の腰引きが敗因。
追記 本譜は羽生のポカ124手めで大逆転
▲7六歩 △3四歩 ▲2六歩 △5四歩 ▲2五歩 △5二飛 ▲2二角成 △同 銀 ▲9六歩 △9四歩 ▲7八銀 △6二玉 ▲4八銀 △7二玉 ▲4六歩 △3三銀
▲6八玉 △8二玉 ▲7九玉 △2二飛 ▲7七桂 △4四銀 ▲8六歩 △3三桂 ▲8五歩 △7二金 ▲8八玉 △6二銀 ▲8七銀 △7四歩 ▲7八金 △6四歩
▲4七銀 △6三銀 ▲5八金 △2一飛 ▲3六歩 △4二金 ▲6六歩 △7三桂 ▲8六銀 △5五銀 ▲6七金右 △4四角 ▲6八飛 △6五歩 ▲同 歩 △同 桂
▲5六歩 △6四銀引 ▲6六歩 △7七桂成 ▲同金寄 △2六角 ▲5八飛 △2五桂 ▲2八飛 △5九角成 ▲2五飛 △4八馬 ▲2七飛 △1五桂 ▲3七飛 △同 馬
▲同 桂 △4八飛 ▲6五歩 △同 銀 ▲5七桂 △7六銀 ▲同 金 △4七飛成 ▲6六角 △3八龍 ▲7七金引 △6九銀 ▲6七銀 △6五歩 ▲同 桂 △6四歩
▲7三歩 △6二金 ▲2六角 △5二金左 ▲8四歩 △6五歩 ▲8三歩成 △同 玉 ▲8四歩 △8二玉 ▲3三角成 △7三金 ▲8五桂 △8四金 ▲1五角 △7五桂
▲7六銀 △8七歩 ▲9七玉 △7八銀成 ▲同 金 △同 龍 ▲7三銀 △8三玉 ▲7七馬 △7九龍 ▲8四銀成 △同 玉 ▲3三角成 △6四銀 ▲7八金 △8八銀
▲同 馬 △同歩成 ▲同 馬 △1九龍 ▲6五銀 △同 銀 ▲7三銀 △8三玉 ▲8四歩 △9二玉 ▲9五歩 △8七銀 ▲同 金 △9九龍 ▲9八桂 △8八龍
▲同 金 △8七金 ▲9六玉 △8六金 ▲同 桂 △投了
133手で先手の勝ち
棋王戦第2局 第四奇偶反転/歩間定数が7から8に | No: 2697
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20=第三奇偶反転22飛4-2構造譲渡で再び先手が優勢。21は平行4-2が最善。歩を突くのは悪手なので右の金銀移動からまず考える地点だが康光は最も過激な77桂。23=86歩が5-2構造で緩手だがここで1筋の交換がすでにあれば3rdAが後手にあった。歩間理論は上部構造と下部構造に分かれる。5-3構造ならば後手優勢になるが1筋の交換では4-3構造になってしまう。上部構造と下部構造の合計が歩間定数。この場合は7。
24=33桂は5-2構造からの2ndA示唆だが49金が不動のため即時25桂がない。逆算すると右金を動かしたくないので代替が77桂の平行4-2になっている。右銀保留は前回46歩に不満表明した当家の思案と一致。平行4-2で即時47銀は決めすぎ。25=85歩の4-3構造で先手が再度優勢に。歩間定数7で後手から3rdAがあるはずだが85歩自体が玉頭直撃手なので反撃されて逆転する。よって羽生は83死守の72金平行4-3構造。27=88玉で第二平行4-3構造だがここで右の金銀移動はやはり3rdAがある。72金のおかげで83地点を狙う角筋が双頭手になりにくい。28=72銀で前回示唆した木村美濃への繰り変え可能だが羽生の妥協手。穴熊はない。当家はここで64歩の平行4-3構造破壊+新規5-3構造で一挙に構造主導権把握。29=87銀は銀冠指向で不安定だが羽生の緩手のおかげで第四平行4-3構造となり先手がかろうじて優勢維持。
30手め74歩は歩間定数7内での構造反転。3-4構造になる。康光丸山分析で実戦から経験手。ここで先手に4thAがあれば74歩は敗着。56角があるかだが皮肉なもので先に1筋の交換があれば17桂が残るので成立。この局面では角切りから23歩成に25角が双頭手の返し技で浮いた69金を狙っている。この変化は88玉が疑問手。ところがその代りに17桂を実現させる16歩は14歩で3-4構造が3-5構造になっており5thAが存在すれば後手が優勢になってしまう。具体的にどこにあるか探す前に3-5構造自体が後手の土壌なので先手には16歩が指せなかった。もし5thAが存在しなければ74歩は敗着。
31=78金で第一平行歩間3-4。上部構造が不安定なので4thA保留。
32=64歩は歩間4-4となる大悪手。今度こそ56角4thAを喰らう。すでに78金が入っているので先の25角変化がない。34角に32金は以下24歩の第二次4thAで23歩の叩きから同金なら43角成、21飛なら24飛で先手勝勢。
33=47銀。大爆笑。敗着ではないが大緩手。なんのためにここまで引っ張ってきたのか。
34=63銀第二平行歩間4-4で命拾い。今度56角は35歩で23地点を叩く歩が入手できない。仕方なく35=58金だが36=21飛の第四奇偶反転で逆転。今度は後手に全ての構造フレームを奪われた。しかも4-4構造は羽生自身が作成したもの。俺のものを返せと言っている。
37=36歩で新規3-5。今度は先手が完全奇数番で逆転成功。38=42金で妥協したが最善は52飛の第五奇偶反転。棋王戦ではかつて羽生の千日手策に爆笑した当家だが今日は羽生の誘いを二回も固辞して康光の大緩手があったので完全千日手で喝采した。
39=66歩で新規2-6。64歩以降の歩間定数は8だが第四奇偶反転により偶数番は後手に戻っている。よって66歩は敗着。
40=73桂が羽生最初の偶数番アタックとなる6thA。上部構造下部構造ともに後手のフィールドなので85桂が可能になっている。
85桂阻止の41=86銀=後手優勢でメシ。
2008.02.19-20王将戦 羽生久保 対中飛車手損角換り 二日目 久保のタコ手に羽生の説教 | No: 2696
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久保の封じ手が35銀ではズッコケ。自分で42金やっておいて初日で敗着を指すようではもう観ない。35銀は二重駒アタリ。34飛で羽生は勝ちに行くべきだったが28飛で久保に説教。これは冷酷な手でもうタイトル戦に来るなと言っているに等しい。34飛変化では控え室懸念の千日手はない。44角でも44銀でも45歩。44銀45歩23角24飛に22飛は例の32金。34角打には44歩89角成68玉で先手に53金打と23飛成の角取りが残って勝ち。羽生がサゲたので今日はナニもない。
▲7六歩 △3四歩 ▲2六歩 △5四歩 ▲2五歩 △5二飛 ▲2二角成 △同 銀 ▲9六歩 △9四歩 ▲7八銀 △6二玉 ▲4八銀 △7二玉 ▲4六歩 △8二玉
▲6八玉 △3三銀 ▲7九玉 △2二飛 ▲4七銀 △4四銀 ▲5八金右 △7二銀 ▲6六歩 △3三桂 ▲7七銀 △4二金 ▲2四歩 △同 歩 ▲3一角 △3二飛
▲4二角成 △同 飛 ▲2四飛 △1二角 ▲2三歩 △3五銀 ▲2八飛 △2五歩 ▲5三金 △3二飛 ▲4三金 △2三角 ▲3六歩 △2四銀 ▲3二金 △同 角
▲7八金 △4五歩 ▲8八玉 △3五歩 ▲6八金右 △2三角 ▲2一飛 △1二角打 ▲2二飛成 △5一金 ▲3一龍 △4一金 ▲1一龍 △2一金 ▲1二龍 △同 角
▲3五歩 △4六歩 ▲同 銀 △4九飛 ▲3七銀 △4六歩 ▲4八飛 △2九飛成 ▲4六飛 △4五桂打 ▲3六銀 △1九龍 ▲3四歩 △同 角 ▲3五香 △1二角
▲3三香成 △4四歩 ▲3四歩 △5一金 ▲2三歩 △6一金 ▲4五銀 △3五銀 ▲1六飛 △4五歩 ▲2二歩成 △4六歩 ▲1三飛成 △2四銀打 ▲1四龍 △2二金
▲同成香 △1三歩 ▲2四龍 △同 銀 ▲1二成香 △4九飛 ▲7九銀 △8四香 ▲5三角 △4七歩成 ▲6二金 △同 金 ▲同角成 △6一金 ▲5二金 △6二金
▲同 金 △投了
113手で先手の勝ち
久保の封じ手 | No: 2695
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控え室予想の21歩や35角はない。ひとめ退屈。12角打ったからには飛車殺しの25歩しか封じ手で考えない。12角は22歩成時に34歩を死守しているばかりか22金打変化でも34飛22飛の飛車のス抜きを見せている。22歩成には35銀12と24銀11とに28角。35角としない由縁。28角ではなく28飛だと39金26飛成53角で逆転。22金変化なら39金がないので35角で構わない。以下43=11金で後手勝ち。22金変化の34飛には先の22飛車切りが作戦骨子。22歩成は34角、35飛の連偶2でも23角で後手勝ち。残りは先に34飛だが23角24飛の中空三角理論。89角切りに24飛のス抜きを見せる手だが前々項66歩が悪手の理由1。67歩保留型なら22飛に32金が返し技だったが89角切りが王手では先手負け。そこで56歩で角筋を止めるしかない。以下15角32金24角22金14角。14歩としなくてヨカッタ理由3。
久保の42金に2ndAで初日終了 | No: 2694
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28手めに84歩や14歩だと6-2構造からの完全2ndAで後手負け。では久保に指す手がないのか?歩を突くとすれば4-3構造にするしかない。該当は35歩-55歩-64歩-74歩の四種類。前者ふたつは先手に36歩や56歩の権利を与える。74歩は56角、そこで第三の64歩があるかだが康光しか読まない。64歩は63銀+72金で木村美濃を目指す逆行歩間4で先手に作戦の主導権を譲渡。しかし先手の3rdAは不成立。
歩を突く以外では52金は31角、53銀は手損。つまり久保の選択肢は相手に先導させるか自分でやっちゃうかの問題。で久保はやっちゃった。42金は手損になるかもしれない手待ちだが羽生に31角打てと強要。42金の瞬間が第四奇偶反転にならないので羽生は苦吟して5-2A敢行。2はいいが5が問題。4なら優勢、6なら勝勢、8なら必勝だったが。
久保は飛車成阻止に12角。小林裕の変化は22歩23歩14角。ヒロシですが正解に見えるのは14歩と突けば負けだったの意味1だから。ところが久保の12角変化でももしあの時14歩と突いていれば13金の意味2で負け。よって久保の一世一代の大博打は成功。
久保。勝てる。
間の抜けた昼下がりの悪3 | No: 2693
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72玉で65角が消えたために後手の55歩を防ぐ意味を求めた15手め46歩がいかにも味気ない。角換り腰掛け銀なら顔だが中飛車相手では受け専門。印象だけではない。完全4-2構造作成では大悪手。先手にとっての悪2と考えるしかない。20手めが先悪2に呼応する後手の大悪手。第三奇偶反転だが先手が後手に与えた完全4-2構造を丸投げして先手に勝ってくださいとお願いしている手。後手がこんなアホなことすると分かっているから先手も無思考で悪手を指す。間の抜けた昼の最終手は5-2構造66歩の悪3。
10手め94歩 大爆笑 | No: 2692
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久保の限界。羽生でも94歩以外で勝てないなら俺も無理とハッキリ開き直った。96歩が悪手なら94歩は悪手に握手。先手が譲渡した4-1構造は丸ごと受けるのが最善。歩間理論の表進行が唆す最強手は完全2-2構造の55歩だったが康光96歩は65角に対抗する新手だったのでそれだけは消去。かつての後手の最強手を消す手が譲渡手ならば後手は有り難く頂く。当家の最善手は教えない。敵に送られた塩を返す手が94歩。新3-2構造は先手の土壌。後手が先手の為に枠組みを進呈したことになる。それほど10手め94歩とは屈辱的な手。
悪1悪2と言う人間臭い汗は現在理論化しつつあるので座布団一枚。
王将戦第4局 対中飛車手損角換り=第二奇偶反転 | No: 2691
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4手め54歩の中飛車は大変よく出来ている戦法。歩間理論にも完全合致。6手め52飛の第一奇偶反転で先手作成の3-1構造を後手が奪還。
7手めの対中飛車手損角換りは第二奇偶反転による3-1構造再奪還。俺の構造を返せと言う手だが手損が問題。9手め96歩は悪手。羽生の頭脳ではここまでが限界。当家の結論は9手め96歩で後手勝ち。おそらく羽生は9手め96歩が緩手と思っているはずだが羽生自身が10手め94歩と指さないで康光に負けた。では久保なら10手め94歩以外で先手に勝てるか羽生は聞いている。
死命が決する焦点 | No: 2690
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吐息の余韻がある棋譜。26手めで後手の浮いた位となった35歩が主人公。羽生を読むNo: 2686とはそういうこと。康光は35歩を死守しこの歩が取られたとき決する死命。本譜では実に163手めでついに康光35歩が消え続く羽生35歩で終わった。
2008.02.13棋王戦第1局 羽生康光 手損角換り早繰り銀 断末魔の真空 | No: 2689
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棋戦:第33期棋王戦第1局
先手:羽生善治二冠
後手:佐藤康光棋王
▲7六歩 △3四歩 ▲2六歩 △3二金 ▲2五歩 △8八角成 ▲同 銀 △2二銀 ▲4八銀 △3三銀 ▲1六歩 △1四歩 ▲3六歩 △5二金 ▲7七銀 △6二銀
▲6八玉 △6四歩 ▲3七銀 △4四歩 ▲4六銀 △4三金右 ▲3五歩 △4五歩 ▲同 銀 △3五歩 ▲4六歩 △4二玉 ▲5八金右 △5四歩 ▲5六銀 △5三銀
▲7九玉 △3一玉 ▲3七桂 △4四歩 ▲4七銀 △3四金 ▲2六飛 △9四歩 ▲4五歩 △同 歩 ▲1五歩 △同 歩 ▲7一角 △5二飛 ▲4六歩 △4二銀右
▲4五桂 △7二飛 ▲5三角成 △同 銀 ▲同桂成 △7四歩 ▲4五歩 △3七角 ▲2九飛 △7五歩 ▲同 歩 △9三桂 ▲4六銀打 △7三飛 ▲3七銀 △5三飛
▲4六銀右 △7六歩 ▲同 銀 △8四桂 ▲6五銀 △2二玉 ▲6四銀 △4三飛 ▲5二角 △4二銀 ▲4三角成 △同 金 ▲4四歩 △同金寄 ▲2四歩 △同 歩
▲2五歩 △同 歩 ▲1二歩 △同 香 ▲1三歩 △同 桂 ▲1四歩 △3三角 ▲1五香 △同 角 ▲1三歩成 △同 香 ▲2五飛 △2三歩 ▲1四歩 △同 香
▲2六桂 △1三歩 ▲4五歩 △7六香 ▲8八玉 △3四金寄 ▲同 桂 △同 金 ▲2一飛 △同 玉 ▲2三飛成 △2二角 ▲4四歩 △3二飛 ▲1二金 △3一玉
▲2二金 △同 飛 ▲3四龍 △3三銀 ▲2三歩 △3四銀 ▲2二歩成 △同 玉 ▲4一角 △3二桂 ▲9六歩 △2九飛 ▲6八金寄 △4二金 ▲7四角成 △3三角
▲5六馬 △4五歩 ▲同 銀 △4四桂 ▲5五馬 △同 歩 ▲3四銀 △8五桂 ▲2三歩 △同飛成 ▲3一銀 △1二玉 ▲2三銀不成△同 玉 ▲2六飛 △2四歩
▲4二銀不成△同 角 ▲6三飛 △3三銀 ▲4三飛成 △3四銀打 ▲4二龍 △同 銀 ▲4一角 △3二角 ▲8五角成 △2五歩 ▲5二馬 △3三銀 ▲2五飛 △同 銀
▲同 馬 △2四歩 ▲3五馬 △3四歩 ▲4五馬 △2五飛 ▲3五歩 △1七香成 ▲1五歩 △7七歩 ▲4二銀 △7八歩成 ▲同金上 △同香成 ▲同 金 △2二金
▲3三銀不成△同 金 ▲4二銀 △2二銀 ▲3八香 △7七歩 ▲3三銀成 △同 銀 ▲3四馬 △同 銀 ▲3三金 △投了
187手で先手の勝ち
観る方とて精もコンも尽き果てる壮絶ライブ。最後の2時間は釘付け。軽くフルテンを越えた当家変化。69=65銀、88=33角、108=22角、133=55馬と見せてから24点へぎりぎり戻す85馬。一転して25飛切り。37桂ではなく35歩からのイッキ寄せ。得も言えぬ音を出す断末魔の真空管。棋士は不調ギリギリが面白い。
例の話だが康光が棋譜で告白。やはり角で53成桂狙撃と。本譜は37角がボロっと取られて飛車で53成桂を取りに行ったがそれでもこの勝負なのでどんだけ52手めでは後手が優勢だったかと言うことになる。羽生が先走ったせいだが康光が同期したおかげで落ちそうで落ちない風船の最終盤に。棋王戦のライブでは過去最高。
康光の緩手 | No: 2688
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性格かもしれない。森内なら攻めずに53成桂を取って勝ちと考える。
康光は攻めの74歩。72飛の偶2で後手優勢なら継続手も新偶2狙い。次善の65歩は64角狙いだったが最善は71角。ちょっと信じられないが。
最近4連敗の羽生 | No: 2687
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内容が今日も軽い。遅刻しないかと駅で走ったかのよう。電車の発車時刻を信用できない月。
二重のネタ | No: 2686
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浮いている35歩を飛車で取ることばかり羽生は考えていた。銀バサミ自体は怖くない。59金44歩には28飛で角が死ぬ。問題は36歩変化。久保相手に自分が指せないで負けた36歩を康光にやられたらタマらない。今度59金は37歩成同桂に36歩で先手負け。後手に1歩渡したツケ。24歩同歩は28歩で後手負けだがやはり37歩成。
31手め56銀 大爆笑 | No: 2685
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何を長考していたのか。次に55歩の銀バサミがあるからと単に引くのは芸がない。そこで3-2Aを考えていた。2-2Aならよかった。なので下がる。
悪4 | No: 2684
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23=悪4
24=悪4か5
手損角換りは序盤の第一奇偶反転が意味の主軸。23手めは大悪手だが24手めが同様の悪手になってしまう。先手は4回目の悪手だったが後手も同様か定かでない。30手めで歩間3を再度得たので27手め46歩は疑問。最強は2-2Aで先手優勢になった。
棋王戦1 手損角換り | No: 2683
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16歩は第一奇偶反転後の悪手
2008.02.06-7王将戦第3局 久保羽生 対四間穴熊序盤の欠陥 | No: 2682
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棋戦:第57期王将戦七番勝負第3局
先手:久保利明八段
後手:羽生善治王将
▲7六歩 △8四歩 ▲6八銀 △3四歩 ▲6六歩 △6二銀 ▲6七銀 △4二玉 ▲6八飛 △3二玉 ▲1六歩 △5四歩 ▲3八銀 △5二金右 ▲1五歩 △5三銀
▲5八金左 △8五歩 ▲7七角 △3三角 ▲4六歩 △7四歩 ▲4八玉 △2二玉 ▲3六歩 △4四歩 ▲3七桂 △4三金 ▲6五歩 △3二金 ▲5六銀 △7二飛
▲7八飛 △2四歩 ▲2六歩 △1二香 ▲2五歩 △1一玉 ▲4五歩 △2二銀 ▲4四歩 △同 銀 ▲6四歩 △同 歩 ▲6八飛 △5五歩 ▲4五銀 △同 銀
▲同 桂 △4二角 ▲2四歩 △4四歩 ▲2三銀 △3一銀打 ▲3二銀成 △同 銀 ▲2三金 △同銀右 ▲同歩成 △同 銀 ▲2四歩 △同 角 ▲6四飛 △4五歩
▲6一飛成 △9二飛 ▲2五歩 △3三角 ▲2四銀 △同 銀 ▲同 歩 △2二歩 ▲8一龍 △2四角 ▲1四歩 △同 歩 ▲5五角 △2三銀 ▲2五銀 △4六角
▲3三桂 △同 金 ▲同角成 △3二金 ▲4四馬 △5六歩 ▲4七歩 △5七歩成 ▲同 金 △同角成 ▲同 玉 △5六歩 ▲同 玉 △5五歩 ▲5七玉 △5二飛
▲4三角 △5六歩 ▲4八玉 △5七歩成 ▲3九玉 △4八銀 ▲同 金 △同 と ▲同 玉 △5八金 ▲3七玉 △3三桂打 ▲5二角成 △2五桂 ▲2七玉
この戦形は24手めまでに工夫の余地満載。
74歩に48玉がセットのように藤井や久保が考えているのが先手の盲点。羽生の主眼も48玉攻略。渡辺谷川戦から久保分析を経て末端は中村亮戦まで当家が指摘してきた一連の問題提起があるため。
後手が48玉の形を強要して対藤井シスの穴熊24歩型を形成するのは現在対四間後手最強布陣。決して羽生が遊び心で指しているわけではない。羽生の感想は一言。「封じ手は35歩だった」。つまり即日当家が大悪手と断定した羽生の46手め55歩を自ら敗着だったと述べている。35歩変化はまっさきに当家が作成していたが24手めまでの問題が尾を引いている。羽生の感想が初日当家実況&分析の全面支持では面白くないのでオマケ。
後手の戦略。24歩VS11玉と48玉VS36歩or56歩との一間の差を引き出すこと=74歩の意図。何度も言及してきた当家だがまだまだ。48玉がなぜ悪手になるのかと言う問題。74歩48玉のセット思考は条件反射並に無思考で指されている。羽生の今回の反省は右ではなく左だったというだけのもの。それ以前にあることに故意に触れていない。95角変化。対四間のオデキのような端歩がどこで突けるのか。先手16歩は悪手。ならば後手94歩が悪手の投資として呼応するはずと言うのが当家の新戦略。もし先手が96歩と条件反射で付き合えば後手が勝つ。ではどこで突くか。85歩が入ってからでは遅い。序盤の問題なので時間がない羽生にはこのような新思考は無理。いずれも急戦か穴熊か未定の状態で進行。
本譜は封じ手前の大悪手のおかげで初日で終わっているが羽生の期待したワナは掲載するのも恥ずかしいらしい。変化さえでてこない。
久保は気がついているだろうか?羽生は前局勝負が決まってから久保に一回だけ思い出王手させた。第1局はオレに王手したら勝ちと羽生は棋譜で述べている。昼食後の25歩は緩手。最善は55角の王手。この変化で羽生が期待したことがあった。44桂91角成以下の26角。玉を59に戻して詰めろ逃れの詰めろ62香。95角変化で出てきた62地点攻略の落し種。
久保は緩手に手を染めることで二日制に馴染んだ模様。王将奪取はあるかもしれないので次回はじっくり。
王将戦第3局初日 悪手は投資 | No: 2681
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譲渡理論との組み合わせがある悪手へのナンバリング。
一過性損失の悪手は回収を見込んでいる場合に投資。
投資という経済学用語を将棋理論用語に組み替える。分析の主軸は今回も歩間理論と奇偶反転理論となったがその過程に未解決問題への示唆が多い。先手四間飛車が矢倉以上の優秀性を見せる序盤を投資理論で整理すると
03=悪手
04=悪手
05=悪手
07=悪手
09=逆転の好手となる第一奇偶反転。先手3回の投資が回収成功。
10=悪手
11=大悪手。
12=悪手。
羽生はなぜ後手も悪手で援護するのか理解していない。10手めの最善手は歩を突くことになる。以下は連盟棋士レベルでの展開なので骨子だけ抽出。
20手めの解釈だが先手が四間にした1手分に呼応とまず考えるべき。よってまず角は77角と33角で相殺し飛車の動きだけで奇偶反転を見る。
32=第二奇偶反転
33=第三奇偶反転
36=よって先手7thアタックは悪手。最善の鉄十字は当家の秘手。
38=疑問と言うより難解。
39=問題点。先手7thアタックを好手と見做す解釈があればこの駒アタリ偶数番2が今度は悪手にされる。そこで先の投資理論で思考。
先手の悪手7thアタックは第三奇偶反転の第二次投資だったと。つまりこの局面で利益回収へのメドが立った。
40=逆1か進3か不明のため羽生の妥協。
41=進偶2で先手好調。
43=第三次駒アタリ偶数番2で回収成功。
44=羽生は25分使ったがここで逆1が最善なら=先の妥協指摘反省会。
45=第四奇偶反転で駒アタリ偶数番2では久保の敗着級。
46=羽生の大悪手となる駒アタリ奇数番3。最善は平2。
47手めが封じ手。最善は跳躍駒アタリ奇数番5だがないので3か逆1。
封じ手予想
関根九段▲4五銀=駒アタリ奇数番3
滝七段▲4五歩=駒アタリ偶数番4
関根先生が正解。47銀は別変化であったが久保が避け最後は羽生が首かしげて下げた。35歩だが21桂を跳ねさせるために王手飛車となる61飛成に手抜きできないので62歩を打たされる。それでも53角の逆転技があった。
2008.01.24-25王将戦第2局 羽生久保 急戦中飛車 | No: 2680
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▲7六歩 △3四歩 ▲2六歩 △5四歩 ▲2五歩 △5二飛 ▲5八金右 △5五歩 ▲2四歩 △同 歩 ▲同 飛 △5六歩 ▲同 歩 △8八角成 ▲同 銀 △3三角
▲2一飛成 △8八角成 ▲5五桂 △6二玉 ▲1一龍 △5四歩 ▲6三桂成 △同 玉 ▲9六角 △7四歩 ▲6六香 △同 馬 ▲同 歩 △9五銀 ▲1三龍 △4二銀
▲1五龍 △3五桂 ▲2三角 △5一金左 ▲3四角成 △9六銀 ▲3五馬 △8七銀不成▲4六馬 △6四歩 ▲8五龍 △8四香 ▲2五龍 △7三桂 ▲6五歩 △5三銀
▲6四歩 △同 銀 ▲6五歩 △5三銀 ▲8五歩 △同 香 ▲7七桂 △8六角 ▲6八金直 △7六銀不成▲8五桂 △同 桂 ▲6四香 △同 銀 ▲同 歩 △同 角
▲同 馬 △同 玉 ▲8八桂 △8七角 ▲7六桂 △同角成 ▲6七金右 △8六馬 ▲8七歩 △9五馬 ▲8六角 △同 馬 ▲同 歩 △7五桂 ▲6五銀 △7三玉
▲6四角 △7二玉 ▲7四銀 △6七桂不成▲同 金 △6六桂 ▲8三銀成 △同 玉 ▲8五龍 △8四銀 ▲同 龍 △同 玉 ▲8五銀 △投了
93手で先手の勝ち
この不穏な王将戦をバトルがマンマで漫画にすると
1=久保を裸で雪の中に投げだした羽生
2=耳打ちしながら笑い合う有吉と谷川
3=背後でなぜか神吉がピンク姿で腕組
4=涙のツララを取り除いて慰める慶太
当家では54銀で指すので96角変化自体がない。52飛は取らせて指したい。お荷物になるよりマシ。95銀の代りに94香と84桂があるが久保が香を残した意図を羽生はずっと逆撫で。34手め96銀変化の感想はおかしい。昼は40=87銀成で変化作成していたが理由は簡単。77桂阻止にはそれっきゃない。羽生が優勢を意識したのは55=77桂で。他の棋士が早々に羽生勝ちと思っている雰囲気はどこから来るかと言うと紙一重の作業への信頼のみ。具体的にどう勝ちきるのか。他の棋士では久保が投げるだろうと言われた局面からでも負ける。有吉とて久保に投了しろと催促した局面から指し継いでも久保に絶対負ける。
67手めは新規駒アタリ奇数番1から作成しないといけない。この局面ではすでに駒の損得が解消し手番と龍だけが先手に残った。谷川は88桂を辛いと感じるらしい。71=67金を「絶対間違えないと言う手」と述べた。当家にはふたつとも当たり前の手に見える。谷川でもここからそれ以外の手では久保に負けるかもしれない。
次回も胸張って指していただきたい。
当家が久保の弱点を感じたのはみっつだけ。いずれも銀の扱い。
二日目は大爆笑連鎖 | No: 2679
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羽生の封じ手に大爆笑。13龍は前々項マシュダ一家の秘酒偶2。 13は分析の要だったので単純化の欲望。羽生も年取った。前回の久保が最善手を避けて最強手を選択した気概と逆。間違えにくい手を奇偶反転に従って指したとひとめ。歩が4枚で3歩得のための悪党。
43龍が王手金取りと見せかけて久保に42銀を強いて22飛勝負手を回避。43龍阻止に丸山なら51桂で二段飛車回りの余地を残すが昨年の久保の51桂は昨日当家が否定しているので久保は腰が引けて次善手。最強手は顔面受けだった。フルーツの盛り合わせの上品さで指すと久保らしくない。33のイチゴでまた大爆笑の第二進偶2。久保も釣られて悪手35桂。すでに羽生は第一奇偶反転で構築。だから久保は逆1選択。 逆1が最善。平奇1は次善。久保のミスは96銀を進偶2と思い込んでいたこと。羽生の狡猾さはその思い込みを利用するイチゴ龍。95銀への二重駒アタリと見せかけて悪手を招いた。
35=23角が第三駒アタリ偶数番2。封じ手からすべて進偶2。37手めが第四進偶2で4枚目の歩得。
39手めにまたまた大爆笑。羽生はここで前項の動機を実現。
マシュダ一家の動機「96銀を一回無視」
そのための最強封じ手を避けて羽生は相手のミスに便乗する悪に手を染めた?
むしろ最強手を避けたうしろめたさがついに構築動機へ操を立てたと読む。96歩に31香と打たせ馬引きから36歩を狙えばより悪魔らしかった。ここでマシュダ一家の動機に戻すようではまだ森内に勝ちきれない。銀取りの96歩は双頭手。先手の懸念のひとつ88角にいったん97香と逃げる空間開放手。康光のように序盤からわざわざ96歩としなくとも88角が避けられる。99角成の桂取りは79金で阻止。久保がたまりかねて66馬は64歩を喰らう。自前の65歩で64歩をやらずに久保に66歩を食わせて右辺で稼いだ歩でメインの64なら悪魔らしい。66馬は銀捕りだが今度は逆に後手からの銀取りを一回無視して64歩と言う構図が蝶番。
ひとつぶで二度美味しい封じ手 | No: 2678
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対局場の彦根には雪。写真が沢山ある。ひとしきり楽しめるが思いは単純。
吾背兒与 二有見麻世波 幾許香 此零雪之 懽有麻思
アンタと見たらこの雪最高。
万葉集の表現の方が写真よりリアル。
控え室封じ手予想が増えている。
慶太=▲6七金、村田顕弘=▲7五歩、宮本三段=▲4六角、福間二段=▲7七桂。他=▲1三竜とのこと。肝心の有吉は言うだけ言って逃げた。
この将棋は偶4を取るとすぐに勝つ。封じ手で奇3を指すと後手に偶4を取られる。ここで一番紛れるのは13歩の存在。控え室封じ手予想のひとつ46角には55歩が偶4に見えて実は奇3。前項の懸念通り13地点が二重駒アタリなのでひとつに数えるため。
96銀同歩を前提にするのが当家の構築法。
△96銀=平偶2
▲96同歩=逆1
つまりこのままでは逆1を取った先手が負ける。96銀に96同歩を前提にした場合封じ手で奇3を取ると後手に偶4を与えてしまう。96銀を一回無視して跳躍偶数番4があれば理想だがないものはない。王位戦のようにはならない。久保が馬切ると単純。単純とは王手。96銀を一回無視すると言う動機だけを残すと封じ手は65歩。96銀の瞬間に64歩と突いて本局4回目の王手。偶4王手と言うオチ。72玉は96歩で63銀の王手飛車が残る。取った場合は86角打や46角及び65歩の5回目の王手。73玉や53玉に96歩はややこしい。三段目に玉がいる時の急所となる13龍を許さない双頭手は22角。21龍19角成で先の角打で63歩成は狙いの31角成が同金同龍の金取りだが51飛で後手は勝負できる。その間に後手は6筋の香打などの有効手を指しているが先手に即詰みがないので64歩から考える。封じ手65歩一回で64歩の楽しみ二回。
久保の馬切りに羽生の封じ手 | No: 2677
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27手めは追う手なので逃げるか合い駒か馬切りのみ。控え室は64桂が最有力だったらしい。半年前の当家変化と同じ意味の65銀は同香が第三王手のために96角+74歩変化ではない。それが96角と74歩交換の最重要のポイントだった。久保の馬切りから95銀の角殺しに有吉がヒドイこと言っている。カナ駒拾って大駒殺しは谷川も大好き。谷川が指せば有吉はサスガですと言うから。
慶太も居る控えでは羽生の封じ手が46角か23角の予想。双方合いの手。46角は要の13歩にもアタリをつける双頭手だが双頭の受けがあるので感触悪い。23角とて問題集の34歩にもアタリをつける双頭手。いずれも手垢がついている駒アタリ奇数番3なので羽生は指したくない。
封じ手に98分使った模様だが意表を突くなら逆1に戻して翌日楽しませてくれる。その場合はオートリバースだが逆1自体は羽生の往年の習性。久保の最大の欠陥は歩切れ。12=56で1歩損。22=54で歩切れ。23=63桂で2歩損。流れの骨格に偶2差歯抜けの1-2構造。よって当家の秘酒は偶2の悪手を故意に指す。それが後手の悪手連鎖を最短に咎める毒。羽生が指せば悪の申し子。森内はやりそうだが。
25手め96角羽生新手 | No: 2676
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新手と言っても数年前の85角変化で84歩に96角と逃げるなら最初から96角でどうかと言う当家の指摘がある。康光54歩変化から羽生が96角に繋げた理由は簡単。渡辺明の66香先攻では久保得意の72玉を許すばかりか後追いの75角にはマシュダ一家のみが公開した対抗手があるため。実際久保がMF手を指すのかという興味はあったが羽生とて負けたくない。96角から66香の羽生手順なら82玉には久保が一番やりたい72玉に74角が残る。63玉で頑張ると前回分析の要となった13龍。
久保長考中だがこう考える。「王手は追う手」。
羽生は二回追った。オタと読む。
22=54歩 大爆笑 | No: 2675
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前項22=第二平行駒アタリ奇数番3の矛盾をふたつ繰り上げる駒アタリ偶数番4。昨年の康光新手で思い出多い手。久保も57歩等猿真似が多くなった。当家は20が悪手の平行駒アタリ奇数番と言っている。
久保はNHK講座で急戦中飛車なら62玉まで必須変化で扱った経緯がある。
2008.01.24王将戦第2局 羽生久保 急戦中飛車 | No: 2674
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王将戦第2局
久保がもったいぶって56歩。先月負けたばかりだが32金でも羽生に負けているので気合いのいい方で。
棋戦:第66期順位戦A級6回戦
先手:羽生 善治二冠
後手:久保 利明八段
▲7六歩 △3四歩 ▲2六歩 △5四歩 ▲2五歩 △5二飛 ▲5八金右 △5五歩 ▲2四歩 △同 歩 ▲同 飛 △5六歩 ▲同 歩 △8八角成 ▲同 銀 △3三角
▲2一飛成 △8八角成 ▲5五桂 △6二玉 ▲1一龍 △9九馬 ▲3三角 △4四銀 ▲同角成 △同 歩 ▲6六香 △7二銀 ▲8二銀 △5七歩 ▲同 金 △2四角
▲4六歩 △8九馬 ▲4八銀 △5一桂 ▲9一銀成 △5三香 ▲8一成銀 △5五香 ▲同 歩 △8一銀 ▲5四香 △4五桂 ▲5二香成 △同金右 ▲5四香 △5七桂不成
▲5二香成 △同 金 ▲5七銀 △6七馬 ▲5八金打 △7七馬 ▲6八金直 △5六歩 ▲7七金 △5七歩成 ▲同 金 △5六香 ▲同 金 △4七銀 ▲6九玉 △5六銀不成
▲5四香 △5七銀打 ▲7八玉 △4六角 ▲5二香成 △同 玉 ▲6三香成 △同 玉 ▲6一飛 △6二香 ▲5四角 △6四玉 ▲6二飛成 △6三歩 ▲同角成 △同 桂
▲5四金 △7四玉 ▲6三龍 △8四玉 ▲6四龍 △7四歩 ▲9六桂 △9四玉 ▲9五香
8=悪手。
9=24歩は第一奇偶反転後の最強2-2A。
12=今日の久保の気分。当家の結論ではすでに後手は悪手を指している。よっていかに先手が間違えてくれるかの問題。
24飛を第二奇偶反転と見做し2-1Aからの駒アタリ偶数番2と思考することで弁明。34歩のおかげで駒アタリ奇数番3と試算すると56歩2-1A自体が悪手連鎖。
15=第三奇偶反転。
16=88銀の手得を一挙に駒得に転換する双頭手は駒アタリ奇数番3。24飛と88角成は相殺され第一奇偶反転の52飛のみに集約。
18=駒アタリ偶数番2に戻った由縁。
19=駒アタリ奇数番3。56飛を消しつつ11龍と桂成を見せる三頭手。
20=悪手の平行駒アタリ奇数番3。
21=連動駒アタリ奇数番3で先手優勢。13歩が新規のアタリとなるため。
22=第二平行駒アタリ奇数番3
23=33角は第三平行駒アタリ奇数番3
24=駒アタリ偶数番4で後手が逆転。この2手の交換には森内も関わった。
27=新規駒アタリ奇数番3。66香までに43歩のアタリが消え44歩が馬筋遮断。
30=57歩。散々言われた手なので予定。
32=24角は新規駒アタリ奇数番3。13龍も消す双頭手だがそのおかげで悪手となる。
35手め48銀で狙いを見破られた。51桂ではつらい。
革新を招く物理的偶然 | No: 2673
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伝統と格式への敬意と楽しみは和室と和服に象徴される。久保がどんな着物を着てきたのか。
ところが今回の当家選出のベストフォトは「中盤の変化を解説する中田功七段」。中田功の独特の体型に55歩を指す右手の人指し指までのラインがロートレック並の感興をそそる。「やっぱり必然か」と指し手の変化に感動しているナカータ。棋士が「必然変化」に感動する時が最も美しい。そのような人間臭い弱さの集積が定跡。
和室と和服の伝統と格式が中央にあるのに中田功の体型を生んだ偶然が突然視線の方向を変えてしまうのはどうしたことか。
伝統と格式或いはボクの革新 | No: 2672
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二日制に相応しい棋譜ではない?
久保にとっては初夜を迎える記念すべき対局であった。棋士が二日制の棋戦で初めて封じる時には様々な思いが錯綜。去来する妄想のひとつ。ついにマシュダ一家の封じ手予想を根こそぎ覆す画期的な手を俺は指す日が来たかと。羽生が不気味と言ったのは当家が王将戦実況&分析を初めてスッポかしたため。
残念ながら久保の出る王将戦第1局の初日を当家は忘れていた。
しかし封じ手の25手めは46歩でも指さないと勝負にならないかもしれないとはひとめ。だから実況&分析していれば必ず46歩を第三候補にした。何度も触れたように桂馬の初期配置による。ネット帝王のノリならそれでもなんとかなるが二日制ではまず成功しない。出来心で本当にやってしまう所で帝王切開。
将棋の伝統と格式。そうしたものは棋士が生れる前からある。 羽生が相振りにしたのは新旧石田流が優秀と認めているため。
久保の玉頭の繰り変え戦術を当家はかつて絶賛したことがあった。
では伝統と格式の線上で閃きに意味を与えるにはどうしたらよかったのか?
それは将棋の駒を丁寧に並べると気がつく。この形はなぜ千年も続いたのかと感慨を抱きながら。相振りの7筋VS2筋は後者に分があると当家が結論をだした時にも同じ事に触れた。
久保はサウスポーなのでどうしても左へ飛車が行く。
次回から右手で指せば4タコは回避できるであろう。
革新とは物理的な制約開放から発生する場合がある。
当家では飛車と角を左右入れ換えて指す時があった。
2008.01.17-18王将戦第1局 久保羽生 相振り | No: 2671
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3手めが疑問。最善は66歩。5手めが振り飛車専門には妥協の悪手連鎖。ここで最強手があるなら振り飛車の歴史が換る。もし先手が居飛車ならば逆に3手めが居飛車の歴史を根こそぎ塗り替える。それが歩間理論が示唆する未来。7手めが敗着。最善は驚異の78金。3手めの疑問を解消するとはそのような手であって久保には生涯指せない。
10手めは羽生の疑問手。久保相手だから通用する。11手め38銀が疑問。最強は3-1A。22飛は11手めの疑問手が招く最善手。
22飛を第三奇偶反転と見做す作業では完遂しない。75歩が双頭手なので78飛が仮想第一奇偶反転のため。対して33角が同様に角筋開放手を再利用した仮想第二奇偶反転の双頭手。13手め39玉は大介級での敗着。15手め36歩は44銀からのアタリを与えて25歩が早い。すでに68銀が1手遅い。79銀は久保特有の角交換強要が目的だったが33角のために長居しても無意味。16手めで羽生の仕事は終わってしまった。17手めから久保は最後まで受け専門。以下久保の封じ手までの初日の発想は用意したものではなく即興。その証拠は第六3-2構造までの間に21手め28玉を指したこと。久保が封じ手で「誰も予想しないはず」と誇示した46歩は28玉では指せない。それはマシュダ一家の秘手を康光が指したときに82玉が敗着となった理由と同じ。相手が同じ羽生なので久保は大変な挑発をしたことになる。羽生を怒らせて当然。形も作らせなかった。棋戦:第57期王将戦七番勝負第1局
先手:久保利明八段
後手:羽生善治王将
▲7六歩 △3四歩 ▲7五歩 △5四歩 ▲6六歩 △4二銀 ▲7八飛 △5三銀 ▲4八玉 △3三角 ▲3八銀 △2二飛 ▲3九玉 △2四歩 ▲6八銀 △2五歩
▲6七銀 △7二金 ▲5八金左 △6一玉 ▲2八玉 △6二銀上 ▲5六歩 △7一玉 ▲4六歩 △2六歩 ▲4七金 △2七歩成 ▲同 銀 △2六歩 ▲3八銀 △4四銀
▲3六歩 △3五歩 ▲4八金直 △3六歩 ▲同 金 △2四角 ▲6五歩 △5五歩 ▲2五歩 △3五銀 ▲4五金 △3三桂 ▲2四歩 △4五桂 ▲同 歩 △2四飛
▲7九角 △3六金 ▲1六角 △2七歩成 ▲同 角 △5六歩 ▲同 銀 △2七金 ▲同 銀 △3六角 ▲3八金打 △2七角成 ▲同 金 △3六銀打 ▲1六角 △2七銀成
▲同 角 △5七歩 ▲同 角 △4六金 ▲同 角 △同 銀 ▲2六歩 △6六角 ▲3八桂 △5五銀 ▲7七銀 △4八角成 ▲5五銀 △4七馬 ▲4六金 △6九馬
▲9八飛 △5四歩 ▲3五金 △2一飛 ▲4六銀 △7九馬 ▲4四歩 △8九馬 ▲1六歩 △3四歩 ▲2五金 △4四歩 ▲5四角 △2三飛 ▲6四歩 △2四歩
渡辺明の四連覇の真相 | No: 2670
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そのうち2回が康光なので昨年の八百長からすべて尾を引いている。
大筋は初日分析通りの進行。
1=居玉が最善
2=19角成は怖くない
3=後手の敗着は55角かもしれない
4=戦いながら玉を左に行くのが最善
5=と金で攻める
何が違ったかと言うと封じ手。この悪手連鎖のせいで構図が逆になり後手玉が左に遁走+先手のと金攻めが左辺から。この丸ごと反転の進行をせめて当家は楽しむことに。
30=33金は衝撃的。当家では14歩が先。ここで久保変化16歩ならば全然違った。33=66が第四奇偶反転のため34=44金の4-3Aは悪手。そのツケは42=84。
以下56金+39玉+88飛の悪手三兄弟のおかげで第七奇偶反転からの5thAを後手に奪われ先手敗勢。康光は59から勝ちに。 立会い長谷部は62=63銀引きで後手楽勝と述べ大介絶賛だが33金の悪手から来たチャンスなのでノリはGO。王手番は放置なら入れないが85銀を能動番で入れるなら55が駒アタリ奇数番3。45も連動奇3で第七奇からの3ナンバーを連続ゲット。47歩で先手歩切れでアウト。
大介言うとおり後手必勝だがなぜ康光の気が抜けたのか。
後手の勝ち方で久保のコメントが面白い。94手め54飛に本譜同様ハッタリの61角なら89銀96飛77歩。今度は逆に後手がと金で攻めるMF戦略そのもの。54飛61角が渡辺明に合わせたつくりで久保なら迷わず54飛には別の手を指す。桂二枚あるので86桂89銀97飛77歩に66桂捨ての奇手。同歩には同飛で歩切れ解消などと盛り上がったであろう。
いずれにしても19香を取れずに99香を取ると言う冗談のような展開から77馬に銀打たれて引く有り得ないポカで先手に勝たせた。先手玉を固くした上に手番を渡すのでココセ。99香を取った銀が飛車で取られるような将棋は1分将棋でも有り得ない。居玉が最善と言う1に戻っている大受け狙いが達成出来たのであとは余興かもしれない。表題:七番勝負第6局
棋戦:第20期竜王戦
先手:渡辺明竜王
後手:佐藤康光二冠
▲7六歩 △3二金 ▲5六歩 △3四歩 ▲5五歩 △4二銀 ▲5八飛 △5二飛 ▲3八銀 △6二玉 ▲4六歩 △7二玉 ▲9六歩 △5一銀 ▲4七銀 △6二銀左
▲9五歩 △8二玉 ▲7七角 △7四歩 ▲6八銀 △7二銀 ▲5七銀 △6四歩 ▲5六銀直 △6三銀右 ▲3八金 △7二金 ▲4九玉 △3三金 ▲4五銀 △1四歩
▲6六角 △4四金 ▲同 銀 △同 歩 ▲7七桂 △4二飛 ▲8五桂 △6五歩 ▲4八角 △8四銀 ▲8六歩 △1三角 ▲5六金 △3三桂 ▲3九玉 △7三桂
▲8八飛 △4五歩 ▲同 歩 △5四歩 ▲同 歩 △同 銀 ▲9四歩 △同 歩 ▲9二歩 △同 香 ▲7五歩 △5五歩 ▲4六金 △4五銀 ▲同 金 △同 桂
▲4六歩 △5六歩 ▲同 銀 △4六角 ▲9三歩 △同 香 ▲7四歩 △8五銀 ▲同 歩 △5七桂成 ▲4七歩 △4八成桂 ▲同 金 △3六桂 ▲同 歩 △2八角打
▲4九玉 △5五角 ▲同 銀 △3九金 ▲5九玉 △5五角成 ▲9八飛 △5二飛 ▲5八銀 △8七銀 ▲9七飛 △8八銀不成▲9八飛 △9九銀成 ▲9六飛 △5四飛
▲6一角 △7七馬 ▲6八銀 △4四馬 ▲7五桂 △7一玉 ▲7二角成 △同 玉 ▲8四歩 △同 歩 ▲8三金 △6一玉 ▲7三歩成 △5二玉 ▲6二と △4三玉
▲3七桂 △4五歩 ▲5六桂 △2二馬 ▲9三金 △3二玉 ▲4四香 △2一玉 ▲4三香成 △3五歩 ▲3三銀 △3一香 ▲2二銀成 △同 玉 ▲4四角 △1二玉
▲9九飛 △1五角 ▲2五桂打 △2二銀 ▲1三銀 △同 銀 ▲1一角成
渡辺明苦汁の封じ手 | No: 2669
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当家ではすでに後手勝ち。77角が第三奇偶反転。これも55歩のツケ。29手めの封じ手が28玉を目指す49玉では先手勝てない。すでに木村美濃は幻想で居玉が最善。戦いながら玉を左右に逃げる。左に行くのが最善。95歩にかけた2手が余りに悠長すぎたが97玉からの脱出路確保+93玉阻止なら95歩は意味を持つ。
大介予感の封じ手45銀は49玉よりマシ。2-3Aの悪手だが35歩なら4thAになるので36歩で勝負できる。以下先手はコマ落ちの上手のように44歩を実現させて43歩成で。その代償は香だが19角成は怖くない。おそらく大介もそう言う。5筋の攻防がポイントなので玉はギリギリ攻めを呼び込むオトリ。46桂ではまだ動かない。53歩アタリで初めて重い腰をあげて58歩成に78玉と逃げて行く。先手はと金だけで攻めるのが最善。そこで最後の寄せあい。86玉は容易に寄らない。66桂が攻防手となり74桂の二段活用で93玉と行けない後手は72とから必死。そこで先手が詰む場合は仕方ない。55まで逃げられたらラッキー。その場合後手の敗着は55角かもしれない。77角に意味を与えてしまうため。
もうひとつの考え方。もし先手にチャンスがあるなら95歩の1手分だけ奇偶反転と見做すこと。
康光の平4-1勝利宣言に大爆笑 | No: 2668
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10手め62玉は最強手ではないが最善手。先の38銀は後手の最強2-1Aから45角を消した手だが今度は28角がある。大介によればそれは香を取る2手で86角+77桂で先手勝ち。54歩の位が残って後手歩切れが不満なのでここで悪手待ちと言う手が最強手かもしれない。該当は44歩だがいかにも悪手。狙いは43銀から後手の46歩2-2構造作成を待って54歩の2-2A。これなら先手は28角防御に1手使うので後手が先攻可能。しかしここで歩間理論上の悪手を出すと必ずどこかに落とし種。だから62玉は双頭手として自然。
11手め46歩は悪4-2からの連鎖なので悪4-3としたいが奇偶反転理論では3-1作成+47銀示唆+45角阻止の三頭手。
12=72は平3-1で妥協。玉移動は歩間理論以外で説明しないといけない。争点から退き83地点を守る双頭手なので後手から54歩が狙いやすい。先の43銀構想と同じ2手分で54歩が突けるなら72玉の方が優る。
13=96歩は大悪手。悪4シリーズから離れて悪5。
14手めは51銀は康光の勝利宣言。これほど痛快な平4-1は最近見たことない。
竜王戦第6局 2手めの悪手から悪4-2まで | No: 2667
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悪手シリーズらしい。2手めに歩以外の駒を動かすと全て悪手になるのが歩間理論。ところが3手56歩は悪手の上塗り。昨年防衛した78金の逆行歩間1は次善手。マシュダ一家最強手は3手め75歩。
4手め34歩は悪3。最善は難しい。歩以外の駒を動かすのは次善で最強は74歩或いは54歩と言うことが有り得る。最善が不明な場合次善手は32金の悪手を逆行相にする42銀。22角を守ったのが32金なので二重に角にヒモをつける必要がないため。
5手め55歩は悪4。5手めにしてすでに悪手4回。ここで大介が言う「58飛が優る」発言は正しい。平3を取るのが最善なので78金もある。大介が58飛と言うならそれが最強。
6手め42銀は当家最善手。平2-1を取りつつ先の自陣駒アタリ原理発動。
この手が意外と言う大介だがそれでは最強手発言も泣く。もしここで最強手があるなら平2+2-1A示唆の52飛。
7手め58飛は悪手連鎖なので悪4-1。通しで悪5と書きたいが悪4のツケなので二重番。これには深いワケがある。ここから第一奇偶反転理論が始まるため逆2-1を先手が取り実は先手唯一の最強手。これ以外では角を動かす第一奇偶反転だが77角では55歩の意味希薄。
8手め52飛は6手めなら最強手の可能性があったがここでは同じ理由で後手最善手。なぜ大介が驚くのか不可解。先手が奇偶反転したので後手も2-1奪取で第二奇偶反転を取るのは最善。52飛は先の自陣駒アタリ原理の継続手で玉を右へ囲う双頭手。8手めに第二奇偶反転を取る手は他に難しい。もし最強手があるならここで3-1構造作成だが大介にさえ言えなかった。
9手め38銀は第二奇偶反転直後の悪4-2。最善は歩を動かす。75歩は過激なので3-1構造を取りたい。96歩か66歩か16歩。森内なら66歩。悪4-2となった理由は悪4が55歩だったため。55歩は昨年の分析で渡辺明の敗着にしたほど。谷川が悩んで自滅したほどの位なので渡辺明もあの苦悩を追体験したいのかもしれない。