実況&分析マシュダ一家
2007.10.31-11.01竜王戦第2局 渡辺康光 手損角換り穴熊
2007.10.26A級順位戦 久保郷田 相振り
康光のNHK講座

2007.10.26A級順位戦 康光羽生 対中飛車手損角換り

2007.10.26朝日杯 中原丸山 手損角換り早繰り銀

2007.10.23女流王位戦第4局 石橋清水 相矢倉GC凸凹

2007.10.21大和証券杯東西対抗戦 羽生谷川 対手損角換り右玉



2007.10.31-11.01竜王戦第2局 渡辺康光 手損角換り穴熊 渡辺明の大悪手2 No: 2631 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  07/11/01 Thu 22:39:36

2007.10.31-11.01竜王戦第2局 渡辺康光 手損角換り穴熊 渡辺明の大悪手2

感想は封じ手の初日ですでに「作戦負け」と渡辺明。当家初日実況&分析通り。封じ手が16角なら12角。ヘンどころか読売が困る。42手め39角を「打てないようじゃダメ。打ってから考えよう」との康光には大爆笑。ここが当家と似ていても決定的に違う。42手め39角で後手勝ちとハッキリ書いている。穴熊必勝に見えた大介の方が渡辺明よりまとも。谷川と大介入れ換えた方がA級は盛り上がる。谷川はB1でもお荷物なのでフリーでやって頂きたい。即引退は中原が現役中は永世名人辞退しない限り困る。
渡辺明は39角に38飛もあるかと思って58金のタコ手指したらしいが本筋ではないどころか渡辺明の手では有り得ない。38飛では最近2局ダメ。Uの柱を抜けて構築できる棋士はソコにいない。
67手め25歩は大介の指摘だが偶2でそれが最善。ではどこで第二に戻ったかと言うと33角に12飛と逃げた時。
少し戻るが渡辺明の実力では58金より16歩の方がマシだった。不動駒がそれでふたつになるので最終盤見苦しいことしなくとも済んだ。
76手めは83銀とすべき、80=86桂が疑問だったと康光。91=93歩の詰めろで悪く感じたらしいので感想はもういい。125手め77銀打で杉本は先手温泉勝ちらしい。渡辺明も「後手は角切る一手」と豪語。そんなこと言っているからダメ。87銀68玉53馬52馬同馬同飛62飛で相当。それでも77銀打は本譜よりはるかにマシ。59馬と入られて初めて気がついた模様。26馬変化からでもあった詰み筋。1時間以上遅い。
残り15分もあるのに9分使って129=69金のココセではヘタな考え休むにニタリ。
本譜は谷川サイン入りで伊勢神宮に奉納するらしいが神官のカミさんがヤフオクに出品しても詰みは問わないで頂きたい。

日時:2007.10.31-11.01
表題:七番勝負第2局
棋戦:第20期竜王戦七番勝負第2局
先手:渡辺 明竜王
後手:佐藤康光二冠
▲7六歩 △3四歩 ▲2六歩 △5四歩 ▲4八銀 △8八角成 ▲同 銀 △2二飛 ▲6八玉 △4二銀 ▲7八金 △2四歩 ▲7九玉 △6二玉 ▲8六歩 △7二玉
▲8七銀 △8二玉 ▲7七桂 △9二香 ▲9六歩 △9一玉 ▲8八玉 △8二銀 ▲5六歩 △3三桂 ▲3六歩 △5一金左 ▲3七桂 △6二金左 ▲5七銀 △7一金
▲6六歩 △5三銀 ▲4六銀 △7四歩 ▲8五歩 △9四歩 ▲6五歩 △1四歩 ▲5八金 △3九角 ▲2九飛 △6六角成 ▲5七銀 △4四馬 ▲6七金右 △7二金寄
▲4六歩 △6二銀 ▲4五桂 △同 桂 ▲同 歩 △5三馬 ▲8六桂 △7三銀左 ▲6六銀 △6四歩 ▲同 歩 △同 馬 ▲6五歩 △6三馬 ▲3三角 △1二飛
▲5一角成 △3五歩 ▲同 歩 △3二飛 ▲3九飛 △5三馬 ▲3四歩 △3一飛 ▲3三馬 △8四歩 ▲9四桂 △同 香 ▲2二馬 △6一飛 ▲3三歩成 △8六桂
▲4三と △7八桂成 ▲同 玉 △4三馬 ▲9五歩 △同 香 ▲同 香 △9四歩 ▲8四歩 △8三歩 ▲9三歩 △同 銀 ▲8五桂打 △8四銀左 ▲9三桂成 △同 銀
▲9二歩 △同 玉 ▲8五桂 △8二金上 ▲9三桂成 △同 金 ▲8五銀 △8四金打 ▲同 銀 △同 歩 ▲9四香 △同 金 ▲9五歩 △同 金 ▲9九香 △8三桂
▲3二馬 △5三馬 ▲3三飛成 △6三飛 ▲4一馬 △5二銀 ▲2二龍 △8五香 ▲8六歩 △同 香 ▲同 銀 △同 馬 ▲5二馬 △5九馬 ▲8七歩 △7三飛
▲6九金 △8六桂 ▲同 歩 △8九銀 ▲7九玉 △8七桂 ▲8九玉 △6九馬 ▲9五香 △同 桂 ▲7四馬 △同 飛 ▲7二龍 △同 飛 ▲9三歩 △同 桂


116手め63飛? No: 2630 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  07/11/01 Thu 18:45:45

最後の悪手になるかもしれない。次善でも51香や43歩。63飛では41馬で32馬の悪手が好手に逆行相転化。偽善解説の欠陥は悪手が悪手を好手にしてしまう構造をゴマカしていること。


ダメな谷川解説に便乗する渡辺明 No: 2629 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  07/11/01 Thu 18:34:55

32馬は悪手。最善は86銀。同金と取れない。康光は喜んで53馬。33龍には41桂が逆先。同馬同飛53龍には45飛で飛車成が受からない。95香から寄せあいだが93歩+91金でも72金が利いて際どく残っている。先手玉は87桂成+48飛成の挟撃に受けなし。


ダメな谷川解説2 No: 2628 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  07/11/01 Thu 18:21:35

谷川が念仏のごとく繰り返していたのは32馬変化。同馬同飛成が金取りと言う有り得ない直線読みだけに酔いしれていた。大介が44馬はどうかと言っても同馬同歩で手番を渡すのがカミさんより嫌いらしい。32馬にはひとめ53馬と決まっている。対銀冠では最善の位置なので1手分得。33飛成では飛車の横利きがないので一旦受けて豊富な歩で98歩の叩きや86桂+26馬の挟撃が残る。逆に32馬がバカ。


ダメな谷川解説 No: 2627 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  07/11/01 Thu 18:11:45

谷川なら少しはまともなこと言うかと期待した方がバカだった。
内藤並のヨタ話で直線読み繋げて挙げ句に形勢不明では出なくていい。谷川は一番肝心なことを述べていない。指し手を言わないで「あ、違いましたか」と勝手に次の独り読み続行。貴様のタコ読みいらない。リアル中継が呆れる。その顔見たくないので音声だけ聞いている視聴者がいることを誰か教えてあげて頂きたい。カンナはキチンと指し手を述べていた。ネット中継は重い上にリアルでない。


偶2ジャブ合戦No: 2626 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  07/11/01 Thu 17:15:10

84=43馬では38歩の奇3が最善。同飛ならば99飛が消える。43馬だったために95歩が偶2。以下88=94歩が後手が取らされた偶2。43馬が遊んでしまった。83桂阻止の83歩も偶2。9筋攻めで思い出すのは康光の天馬効果。22馬を44馬か香を取って詰めろになる形にできるのか或いは飛成で当てるのか寄せの選択肢が多い。


偶2へ回帰 No: 2625 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  07/11/01 Thu 16:59:46

大介と杉本の解説ではダメ。86桂はどの変化でも出てくる。金逃げているような変化はない。33歩成やったからには金取らせて43と金の偶2しかない。これが勝負手なのは53馬が二重駒アタリのため。


9番目の悪手 No: 2624 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  07/11/01 Thu 16:53:32

自分の仮想番行使の代りに22馬で相手の仮想番も消去。61飛でオタスケの22馬に見えるが先の61桂成変化で逆転の可能性があった。ところが79手め33歩成が緩手。95歩完全偶2が最善。80=86桂は無視しないと先の変化にならない。


75手め94桂 No: 2623 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  07/11/01 Thu 16:38:59

前前項仮想番行使。58手め93銀でもこの手はある。後手は9筋が最弱点なので端を清算して99飛が一番手っ取り早い。


84歩に長考中 No: 2622 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  07/11/01 Thu 16:33:48

22馬の平奇3には61飛。以下75歩の奇3は75桂と73桂の打ち合い変化で77桂成王手に同玉86金の王手桂取りは61飛の欠陥で61桂成が残る。


悪手連鎖に法則はあるか4 No: 2621 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  07/11/01 Thu 16:26:35

66手め35歩が小気味良い7thA。65=51角成が悪手で24角成で歩切れ解消が先決。74=84歩6thAは悪手。これは奇3に見えるが94桂と33飛の仮想番をふたつ持っているので双方仮計上出来る。


悪手連鎖に法則はあるか3 No: 2620 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  07/11/01 Thu 15:42:19

将棋は指せば指すほど悪くなる。これに気がついた羽生は結婚した。晩婚の谷川も今頃お父さんとして子供にカッコつけたいと公言している。
郷田以外は超℃級の迫力が消え皆後ろ向いて将棋を指し始めるようになった。どの妻帯者も後ろ髪を引かれている。そこで気がつく言葉がある。「偽善」。この言葉は谷川に似合う。カミさんも息苦しくてイヤンなっているとアチャピは絵に書いた。棋士たるものワルでないといけない。中原ほどのワルになるのは今から無理としてせめて内藤ぐらいの悪党になってもらいたい。
将棋にも偽善手はある。
「善悪超えてコッチ持ち」などと言っているうちは善悪の意味が判らない。そんな台詞ばかりのオマヌケ大介はなぜ好かれるのか?
谷川の偽善より大介のバカが女は好きと言うことであった。


悪手連鎖に法則はあるか2 No: 2619 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  07/11/01 Thu 15:19:01

昨日と今現在までの悪手は以下
12-15-33-36-37-38-41-58
面白いことに33手め以後は後手先手交互に仲よく悪手を指している。先手が先に悪手ふたつ指しているブンだけ作戦負け。
最後に悪手を指した方が負ける。つまり勝つためには好んで悪手を指し相手の悪手を誘うのが商業将棋の帰結。これを法則と言う前にそう指さないと商売として成立しない。次になぜこのようになるのか理論だけで考えてみる。


二日目封じ手は58金 悪手連鎖に法則はあるか No: 2618 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  07/11/01 Thu 15:09:07

41手め封じ手は58金で中継ミスかと思った。竜王戦中継は考慮時間が入らなくなった分以前の方がよかった。ヨタ話ばかりで一番肝心なことを書いてない。康光は39角を決断とあるがそれっきゃない。14歩を正第三とした△7thAなので理に適っている。58金に控え室は驚いたらしいが当家はこのタコ手を封じ手候補のひとつに掲げた谷川検討陣に呆れている。渡辺明の期待は45歩連動手だがこれを同馬と取れないところが昨日の読み。第二の期待が86桂だが大介が言う93銀はない。73銀右に決まっている。後手の疑問は58=64歩。最善は15歩で9th作成。次善はふたつあってここで93銀か42馬。
谷川のローカル丸だしはいいとして対羽生での王手飛車変化はタコ。131=73歩に同金とされて負ける。12龍+82飛で必死かけると48角で即詰み。二度に渡る76桂が痛い。谷川も嘘が下手になった。


竜王戦第2局 初日 渡辺明の大悪手 No: 2617 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  07/11/01 Thu 05:27:53

本シリーズは穴熊にした方が負けると戦前に予告した。でも七番楽しみたい。じわじわ盛り上がるうちに奇想天外な展開も期待できる。熊退治に行ってカミサンに呼び戻されるという筋はどうか。
大介は後手の手損角換りに否定的だが後手が振ると2手損になるため。当家では第二奇偶反転と言う。
歩間理論の駒組は以下。
04-11=4-0
12-14=3-1
15-20=4-1
21-24=5-1
25-26=4-2
27-32=3-2
33-35=4-3
36-36=3-4
37-37=2-5
38-38=1-6
39-39=0-7
40-40=1-7
正第二奇遇反転▲奇△偶で進行しているため悪手は以下
12-15-33-36-37-38
そこで零背反理論へ移行すると千日手が目前。それを嫌った渡辺明が39手め65歩としたために大介も違和感を持った。ふたつも位取って延びすぎではないかと。しかし彼らが言う48金変化は冴えない。どうせ右金を使うなら67金左-58金右-68金右としたい。67金左と言う手を連盟棋士は考えないようだがそれ以外に58金右は39角で負け。65歩を突くと67金左さえ成立しない。代りに66角打が39角阻止と33角成7thAを見せた双頭手。ところが最終手14歩に大介推奨の封じ手16歩だと期待の66角打がない。では封じ手で66角打があるかと言うと今度は14歩が第三奇偶反転となり7thA自体が悪手になる。よって65歩は大悪手であった。好感がもてる悪手はある。


2007.10.26A級順位戦 久保郷田 相振り No: 2616 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  07/10/31 Wed 02:46:02

2007.10.26A級順位戦 久保郷田 相振り
日時:2007.10.26
棋戦:A級順位戦
先手:久保利明
後手:郷田真隆
▲5六歩 △3四歩 ▲5八飛 △3二飛 ▲4八玉 △6二玉 ▲6八銀 △3五歩 ▲3八玉 △3六歩 ▲同 歩 △同 飛 ▲2八玉 △1四歩 ▲5七銀 △7二玉
▲4六銀 △3二飛 ▲1八香 △4二銀 ▲1九玉 △4四歩 ▲5五歩 △4三銀 ▲7六歩 △1五歩 ▲2八銀 △5二金左 ▲5九金左 △3三桂 ▲3五銀 △1六歩
▲同 歩 △2五桂 ▲2六銀 △2四歩 ▲7九角 △4五歩 ▲2四角 △1七歩 ▲同 桂 △同桂成 ▲同銀引 △3四飛 ▲6八角 △6四飛 ▲6六歩 △7四飛
▲5六飛 △7六飛 ▲7七歩 △7四飛 ▲6五歩 △4四角 ▲5七角 △2五桂 ▲2六銀 △4六歩 ▲同 飛 △1七歩 ▲同 香 △同桂成 ▲同銀引 △5五角
▲8六飛 △3四飛 ▲3五歩 △2四飛 ▲6七桂 △2二角 ▲4八金左 △9四歩 ▲3八金上 △5四銀 ▲7五桂 △8二銀 ▲3四歩 △3五歩 ▲6四歩 △同 歩
▲6二歩 △5一金寄 ▲3五角 △3四飛 ▲2六飛 △5五角 ▲4六角 △6六角 ▲6四角 △3六歩 ▲2一飛成 △3七香 ▲5一龍 △同 金 ▲5三角成 △7一銀
▲3五歩 △5九飛 ▲2九桂 △3三飛 ▲6三金 △8二玉 ▲6四馬 △7五角

4手めで久保負けそうと判る。敗着は初手かもしれない。
郷田は前局を今年のベスト対局賞にノミネートしたが今回は拍子抜け。46=64は久保の手のパロディなので気分転換には最高だったかもしれない。


康光のNHK講座 No: 2615 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  07/10/31 Wed 00:25:44

初回は面白かったが段々悪くなる。駒の点数評価になるとほとんど詐欺。初心者講座では妥協しようもないので元々将棋とは判らないことダラケなのであろう。つまり駒の動かし方や升の利き筋の説明以外は康光でさえ正しいことが教えられないのが将棋の現状なのだと察する。
当家が初心者用に教える場合はまず歩間理論から行く。奇偶の基礎のため。


2007.10.26A級順位戦 康光羽生 対中飛車手損角換り No: 2614 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  07/10/31 Wed 00:16:44

25手め85歩が敗因1。対中飛車手損角換りは22飛で正第三のため33桂が3rdAが正当化する為。羽生はすぐに行かずに75角に備えて21飛で正第四選択なので1筋の交換が今度は後手有利。よって4thAを許した88玉が敗因2。ここはすでに指す手が難しいので25手め85歩が敗着級かもしれない。先手としてはかなり非常識な手で康光が奇偶反転理論の例外値を発見しようとしている予感はする。85歩は中原でも拒否反応を示す。終盤が淡白なのは最近失敗したデッサンはすぐ捨てる傾向のため。康光級の天才肌だと捨て譜に固執しても得るものがない時期なのであろう。
竜王戦第1局の負けと本局の負けはサッパリ忘れた方がいい。攻めたい気分の周辺に流れる血は大抵ヘンなのが混じっている。

2007.10.26A級順位戦 康光羽生 対中飛車手損角換り
日時:2007.10.26
棋戦:A級順位戦
先手:佐藤康光
後手:羽生善治
▲7六歩 △3四歩 ▲2六歩 △5四歩 ▲2五歩 △5二飛 ▲2二角成 △同 銀 ▲9六歩 △9四歩 ▲7八銀 △6二玉 ▲4八銀 △7二玉 ▲4六歩 △3三銀
▲6八玉 △8二玉 ▲4七銀 △2二飛 ▲7九玉 △4四銀 ▲8六歩 △7二銀 ▲8五歩 △3三桂 ▲5八金右 △2一飛 ▲7七桂 △4二金 ▲1六歩 △1四歩
▲8八玉 △2五桂 ▲1五歩 △2四歩 ▲1四歩 △1七歩 ▲2六歩 △3七桂成 ▲同 桂 △1四香 ▲3八飛 △2七角 ▲2八飛 △1六角成 ▲4五桂 △3五歩
▲7五角 △5二金寄 ▲8七銀 △3四馬 ▲7八金 △1一飛 ▲2九飛 △1八歩成 ▲6九飛 △2八と ▲1四香 △同 飛 ▲5六香 △5五歩 ▲同 香 △同 銀
▲5三桂成 △6四銀 ▲5二成桂 △同 金 ▲5六銀 △1八飛成 ▲6五銀 △7五銀 ▲同 歩 △2七と ▲6八金右 △6四香 ▲7四歩 △同 歩 ▲8六桂 △6二桂
▲7三歩 △同 桂 ▲7四桂 △同 桂 ▲同 銀 △4七角 ▲5六銀 △6七香成 ▲同 銀 △7四角成 ▲8六桂 △6四馬 ▲7四金 △3一馬 ▲7六香 △6四香
▲7三金 △同 銀 ▲6五歩 △7二歩 ▲7三香成 △同 歩 ▲6四歩 △同 馬 ▲7六香 △7一香 ▲6五桂打 △8一桂 ▲7三桂成 △同 桂 ▲7四歩 △7五歩
▲同 香 △同 馬 ▲7六銀右 △3一馬 ▲7三歩成 △同 玉 ▲7四桂 △同 玉 ▲6五桂 △6四玉 ▲5六歩 △同 馬 ▲6七金左 △同 馬 ▲同 銀 △7七金


2007.10.26朝日杯 中原丸山 手損角換り早繰り銀 No: 2613 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  07/10/27 Sat 06:57:46

2007.10.26朝日杯 中原丸山 手損角換り早繰り銀

2007.10.26朝日杯 上野中原
平第五の直後に5thAはない。よって25歩が敗着だがその後の上野を見るとこの程度の棋士に歩間理論は不必要。以前は26歩の状態で6thA換算する仮想番計上があったがこの順では飛車を三回引いている。しかも連動手で手得した33桂に数え間違いで働きかけたのでは話にならない。先後入れ換ったどころか中原の2手得進行では温泉勝ち。
16桂のファッション追い以下どれも中原はひとめの基本進行だったがそれでもかなり弛めている。上野の投了が遅すぎた。

2007.10.26朝日杯 丸山豊川
駒組で豊川絶望的。これも同じ理由で歩間理論は不必要。

2007.10.26朝日杯 中原丸山 手損角換り早繰り銀
興味深い丸山の千日手手順。26=5thAは正第一後のため歩間理論有効。ここまでの手順に問題がある。38銀+36歩+78金+46歩。つまり2の36歩が無駄手にされているばかりか傷になり35歩を許した。丸山が寄せで狙ったのはこれだけ。
「でも千日手だったかな」の中原感想には大爆笑だが打開手順は見もの。短時間でよくも88角打たせる。これでひとめダメそうだが82歩から55=67銀が三頭手となる奇3の逆転技。どこで第二奇偶反転があったか?ふたつの解釈可能。
1=67銀の瞬間に36歩が逆行奇偶反転。この手で先手からの35歩が消えたため。
2=後手からの飛車切り角取りが既成事実化しているため双方の仮想番。
これは本譜手順+50手めの局面で中原が77桂では74飛とされると思っていたと言う感想と一致。つまり彼らの大局観では大駒アタリは必ず仮想番計上。当家理論では仮想番が必ず加算されるのは切る側の方のみと言う特性がある。これを双方に使用可能にするため仮と言う語が付く。中原の場合は切られる側の権利にも計上しているフシがあるためあえて先手用に2を掲げてみた。2がない場合でも1だけで先手の奇3構築理由に十分。逆行奇偶反転は今年の主題でもあった。

丸山は56=99馬で平奇3。ところが上記2の理由で仮偶4計上できる。よって36歩第二に後手が乗れる。
ここで感想見てまた大爆笑。
中原「▲6七銀右では▲6七銀左と引いた方がよかった」
つまり36歩を無駄手にしないと言っている。これで先の分析で当家が懸念したフシが顕在化。中原は切られる側の権利に上乗せ退職金を掲げているわけではない。後手の飛車切りは角打ったら当たり前と思っている。
86金取り放置で91とが凄い。87金が将棋じゃないと思っているのなら67銀右がなんだったのか。そこで先の言い訳になったのならばこう考えよう。中原も商売ッ気盛んと。しかし丸山の千日手手順も中原の打開手順も面白かった。解釈の含みが多いため。
そう言えば久保が「ネット将棋の帝王」らしさをまた発揮していた。久保の場合は対深浦で見せたノリなので自分で欠陥もよく知っている。慶太がダマされた。感想ではなかったが敗着はひとめ。アレも時間がないとこう指すものと久保はよく知っている。
終盤は中原のポカで一挙に敗勢に。感想ではポカに触れない様子なので当家もパス。序盤に戻るが丸山の千日手手順は先手不満。9手め38銀は贅沢手なので腰掛け銀かその他か先手が方針をハッキリ決めないとマズイ。85歩突かれて腰掛け銀ではすでに遅い。薔薇十字定跡は今後何回も指されることになる。まだ結論がでていないばかりか本譜のような展開よりマシ。
話は戻る。手損角換りで淡路がおこぼれ貰ったように南に升田賞はあるのか?単独でもう暫くやっていただきたい。その孤独感には哀愁。

2007.10.26朝日杯 中原丸山 手損角換り早繰り銀
対局:2007.10.26
先手:中原
後手:丸山
▲2六歩 △3四歩 ▲7六歩 △3二金 ▲2五歩 △8八角成 ▲同 銀 △2二銀 ▲3八銀 △3三銀 ▲7七銀 △7二銀 ▲6八玉 △7四歩 ▲3六歩 △8四歩
▲7八金 △9四歩 ▲9六歩 △8五歩 ▲4六歩 △7三銀 ▲4七銀 △6四銀 ▲6六歩 △7五歩 ▲5六銀 △7六歩 ▲同 銀 △8六歩 ▲同 歩 △同 飛
▲8七金 △8二飛 ▲8六歩 △8八歩 ▲同 金 △8六飛 ▲8七金 △8二飛 ▲8三歩 △同 飛 ▲7四角 △7三飛 ▲7五歩 △8六歩 ▲同 金 △8八角
▲9七香 △6六角成 ▲8二歩 △9三桂 ▲8一歩成 △8五歩 ▲6七銀右 △9九馬 ▲9一と △7四飛 ▲同 歩 △8六歩 ▲8一飛 △7一金打 ▲8三飛成 △7五歩
▲8一と △6二金右 ▲8二龍 △4一玉 ▲7一と △5一金 ▲7二と △同 金 ▲同 龍 △7六歩 ▲同 銀 △9八角 ▲6七銀 △8九角成 ▲7三歩成 △6一銀
▲7一龍 △7三銀 ▲同 龍 △8五桂 ▲5八玉 △9七桂成 ▲5六銀 △5四香 ▲4七玉 △5六香 ▲同 歩 △6六馬 ▲5八香 △3五歩 ▲6九香 △4四馬
▲3五歩 △3七歩 ▲3六銀 △3八銀 ▲同 金 △同歩成 ▲同 飛 △2六金 ▲6四歩 △3七歩 ▲2八飛 △3六金 ▲同 玉 △5四馬 ▲4五銀 △4四桂
▲3七玉 △3六銀 ▲3八玉 △3七歩 ▲4九玉 △4五銀 ▲同 歩 △3六桂 ▲1八飛 △3八銀 ▲5九玉 △2九銀不成▲6三歩成 △1八銀不成▲投了

126手で後手の勝ち


2007.10.23女流王位戦第4局 石橋清水 相矢倉GC凸凹 No: 2612 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  07/10/25 Thu 13:53:44

日時:2007.10.23
棋戦:女流王位戦第4局
戦型:相矢倉GC凸凹
持ち時間:4時間
場所:徳島市「ホテルクレメント徳島」
先手:石橋幸緒
後手:清水市代
▲7六歩 △8四歩 ▲6八銀 △3四歩 ▲6六歩 △6二銀 ▲5六歩 △5四歩
▲4八銀 △4二銀 ▲5八金右 △3二金 ▲6七金 △7四歩 ▲2六歩 △5二金
▲7八金 △4一玉 ▲6九玉 △3三銀 ▲7七銀 △3一角 ▲7九角 △4四歩
▲3六歩 △4三金右 ▲1六歩 △7三銀 ▲4六角 △6四角 ▲3七銀 △3一玉
▲2五歩 △8五歩 ▲7九玉 △2二玉 ▲8八玉 △9四歩 ▲1五歩 △9五歩
▲3五歩 △同 歩 ▲同 角 △3六歩 ▲4六銀 △6二銀 ▲5五歩 △同 歩
▲5八飛 △3七歩成 ▲同 桂 △3六歩 ▲5五銀 △7三角 ▲5四銀 △同 金
▲同 飛 △4三銀 ▲5六飛 △3七歩成 ▲4六角 △6四桂 ▲同 角 △同 角
▲6五歩 △7三角 ▲5四歩 △4二銀 ▲5三金 △4五角 ▲4三金 △同 金
▲2四歩 △3六と ▲4六歩 △5六角 ▲同 金 △2八飛 ▲6四歩 △同 角
▲5二角 △8六歩 ▲同 歩 △同 角 ▲8七歩 △6七金 ▲6八歩 △7七角成
▲同 桂 △7八金 ▲同 玉 △6九銀 ▲6七玉 △5八飛成 ▲6六玉 △5六龍
▲同 玉 △5五歩 ▲同 玉 △5四金 ▲同 玉 △5三銀右 ▲5五玉 △6四銀
▲4四玉 △3三銀
まで106手で後手の勝ち

よくもこんなに難解な戦形を選択できた。グランクロスの端が凸凹した鏡像形だが41手めの7thAはある。58飛が問題かもしれない。37歩成を同桂ならば55手めはひとめ46角。と金を残さないのが常識。桂と歩の二枚換えではやや不満だが歩三枚との交換ならよくある。石橋は一見驚きの54銀だったが清水がオバさんになったアリスとすれば石橋は鏡の国のヘンなキャラなので見た目ぴったんこ。常識ばかりだと絵柄が合わない。
59手め56飛が敗着。ヒントは既にここの中に。
1dayトーナメントで「ファミリーカップ」があるらしいがこれは是非見たい。どこのチームも素敵。アッコたんと指す中座もみたいが妹にとられた模様。


2007.10.21大和証券杯東西対抗戦 No: 2611 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  07/10/21 Sun 23:55:04

2007.10.21大和証券杯東西対抗戦

一服の清涼剤。ライト棋戦も日曜のビール。
棋戦:大和証券杯対抗戦「東軍vs西軍」7回戦
戦型:対手損角換り右玉
先手:羽生善治二冠
後手:谷川浩司九段
▲7六歩 △3四歩 ▲2六歩 △3二金 ▲7八金 △9四歩 ▲9六歩 △8四歩 ▲2五歩 △8八角成 ▲同 銀 △2二銀 ▲3八銀 △3三銀 ▲1六歩 △6二銀
▲1五歩 △6四歩 ▲4六歩 △6三銀 ▲4七銀 △5二金 ▲3六歩 △7四歩 ▲7七銀 △4四歩 ▲3七桂 △4二玉 ▲2九飛 △8五歩 ▲4八玉 △7三桂
▲5八金 △4三金左 ▲5六歩 △5四歩 ▲3八玉 △8一飛 ▲4八金 △3二玉 ▲6六銀 △8六歩 ▲同 歩 △同 飛 ▲8七歩 △8一飛 ▲7五歩 △同 歩
▲同 銀 △7四歩 ▲6六銀 △2二銀 ▲7七桂 △3三桂 ▲5五歩 △同 歩 ▲同 銀 △5四歩 ▲6六銀 △6五歩 ▲同 桂 △同 桂 ▲同 銀 △5五桂
▲1六桂 △4七桂成 ▲同 金 △6四歩 ▲5六銀 △4二玉 ▲7三歩 △1四歩 ▲2四歩 △同 歩 ▲同 桂 △2三歩 ▲1四歩 △2四歩 ▲同 飛 △2三銀打
▲2九飛 △1四香 ▲同 香 △2五歩 ▲8六香 △5一飛 ▲1九飛 △2六桂 ▲4八玉 △2七角 ▲2九角 △6二金 ▲1三香成 △5五歩 ▲2二成香 △5六歩
▲3一銀 △5三玉 ▲5五桂 △5四銀 ▲4三桂成 △同 銀 ▲2三成香 △5七銀 ▲同 金 △3八桂成 ▲同 角 △5七歩成 ▲同 玉 △6三玉 ▲5二歩 △同 飛
▲5三歩 △同 飛 ▲5四歩 △同 飛 ▲5五歩 △同 飛 ▲5六歩 △7五飛 ▲5五桂 △5四玉 ▲6五銀 △同 歩 ▲4三桂成 △5八金 ▲4七玉 △4八金
▲5七玉 △5八金 ▲4七玉 △3八角成 ▲同 玉 △4八金 ▲2八玉 △3八金

両者かなり悪手だらけの仕掛け合戦。羽生はこんな態度では名人戦無理。
2007.07.27竜王戦決勝T 谷川VS中原 対手損角換り右玉070726.htmlが下敷きなので16桂+55桂+65桂が同様に目白押し。

羽生の感想は121手め65桂の詰めろ逃れの詰めろ。125手め68金で検討打ち切りだが谷川負けであろう。

▲7六歩 △3四歩 ▲2六歩 △3二金 ▲7八金 △9四歩 ▲9六歩 △8四歩 ▲2五歩 △8八角成 ▲同 銀 △2二銀 ▲3八銀 △3三銀 ▲1六歩 △6二銀
▲1五歩 △6四歩 ▲4六歩 △6三銀 ▲4七銀 △5二金 ▲3六歩 △7四歩 ▲7七銀 △4四歩 ▲3七桂 △4二玉 ▲2九飛 △8五歩 ▲4八玉 △7三桂
▲5八金 △4三金左 ▲5六歩 △5四歩 ▲3八玉 △8一飛 ▲4八金 △3二玉 ▲6六銀 △8六歩 ▲同 歩 △同 飛 ▲8七歩 △8一飛 ▲7五歩 △同 歩
▲同 銀 △7四歩 ▲6六銀 △2二銀 ▲7七桂 △3三桂 ▲5五歩 △同 歩 ▲同 銀 △5四歩 ▲6六銀 △6五歩 ▲同 桂 △同 桂 ▲同 銀 △5五桂
▲1六桂 △4七桂成 ▲同 金 △6四歩 ▲5六銀 △4二玉 ▲7三歩 △1四歩 ▲2四歩 △同 歩 ▲同 桂 △2三歩 ▲1四歩 △2四歩 ▲同 飛 △2三銀打
▲2九飛 △1四香 ▲同 香 △2五歩 ▲8六香 △5一飛 ▲1九飛 △2六桂 ▲4八玉 △2七角 ▲2九角 △6二金 ▲1三香成 △5五歩 ▲2二成香 △5六歩
▲3一銀 △5三玉 ▲5五桂 △5四銀 ▲4三桂成 △同 銀 ▲2三成香 △5七銀 ▲同 金 △3八桂成 ▲同 角 △5七歩成 ▲同 玉 △6三玉 ▲5二歩 △同 飛
▲5三歩 △同 飛 ▲5四歩 △同 飛 ▲5五歩 △同 飛 ▲5六歩 △7五飛 ▲6五桂 △同 歩 ▲2七角 △7八飛成 ▲6八金 △4七金 ▲同 玉 △6八龍
▲5七銀 △5五桂 ▲同 歩 △5六金 ▲同 玉 △5八龍 ▲8一角 △投了
135手で先手の勝ち

73歩+81角の形は対中原の谷川の手。16桂も谷川の手だった。
後手の布陣や55桂が中原なので羽生が永世名人への流れを最後にひっくり返した遊び。
羽生は当初16桂を敗因としたが渡辺明の竜王戦94桂や谷川への皮肉。
解説渡辺明が今日のNHK杯でチンタラ指して本譜65銀でスイカを落としたため。半ズボン姿が似合うキャラ。