| λエックスの場合 | No: 1930
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44角が入らないと三頭手からλエックスへの相転換がない。康光時間ないのに良く勝ち切っように見えるが同時に変化を作ると同時間でシノギが出ている。よって渡辺明の最終盤がオソマツであった。名人戦で角換り腰掛け銀は郷田に期待したい。
先手：佐藤康光棋聖
後手：渡辺明竜王
▲７六歩 △８四歩 ▲２六歩 △３二金 ▲７八金 △８五歩 ▲７七角 △３四歩 ▲８八銀 △７七角成 ▲同 銀 △４二銀 ▲３八銀 △７二銀 ▲９六歩 △９四歩
▲１六歩 △１四歩 ▲４六歩 △６四歩 ▲４七銀 △６三銀 ▲６八玉 △５四銀 ▲７九玉 △５二金 ▲３六歩 △４一玉 ▲５八金 △３一玉 ▲５六銀 △４四歩
▲６六歩 △７四歩 ▲３七桂 △７三桂 ▲２五歩 △３三銀 ▲４五歩 △同 歩 ▲２四歩 △同 歩 ▲１五歩 △同 歩 ▲７五歩 △同 歩 ▲３五歩 △４四銀
▲２四飛 △２三歩 ▲２六飛 △６三金 ▲７四歩 △同 金 ▲３四歩 △８六歩 ▲同 銀 △３六歩 ▲１二歩 △同 香 ▲１三歩 △同 香 ▲２五桂 △３七歩成
▲１三桂不成△同 桂 ▲３三香 △３五角 ▲２三飛成 △３三銀 ▲同 龍 △同 金 ▲同歩成 △２九飛 ▲８八玉 △７六桂 ▲９八玉 △８八歩 ▲７九歩 △３二歩
▲８三銀 △３三歩 ▲８二銀不成△８九歩成 ▲同 玉 △３二玉 ▲１五香 △９五歩 ▲６二飛 △４二桂 ▲５二飛成 △８八歩 ▲同 金 △８五桂 ▲４一角 △２一玉
▲９一銀不成△８八桂成 ▲同 玉 △７六歩 ▲８九桂 △７七金 ▲９八玉 △９六歩 ▲２四香 △同飛成 ▲７七桂 △９七香 ▲８九玉 △７七歩成 ▲３二金 △投了
111手で先手の勝ち
| 35角は三頭手 | No: 1929
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昼食後すぐに対局室に戻って37歩成の悪手待ち。どこで成るかだったが今度は先手に丸なげ。結果13桂からの33香打の悪手連鎖。35角は三頭手で逆転。康光恒例の大長考へ。
| 後手が勝つ場合とタコ殴りの場合 | No: 1928
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渡辺明にタコ扱いされたばかりの山崎が後手モチ。
61手め同香は入玉点数勝ち狙い。25桂で昼食。渡辺明の第一候補は14香。33歩成同桂13桂成には35銀29飛37歩成に14成桂なら38角。この時飛車の逃げ場所が問題集にあったが渡辺明は69飛と決めている。以下入玉して先手は22-23点で負けが研究会の粗筋。
丸山はどうかと言うと14香では後手負けと確信している。その理由が凄い。郷田が指すワケない。神経に毛が生えていないとそこまでズーズーしくなれないと。39香。
| もうひとりの明クン | No: 1927
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西尾が森内に勝った棋譜
日時：2007/02/21
棋戦：第78期棋聖戦最終予選3回戦
先手：西尾明四段
後手：森内俊之名人棋王
▲７六歩 △８四歩 ▲２六歩 △３二金 ▲７八金 △８五歩 ▲７七角 △３四歩 ▲８八銀 △７七角成 ▲同 銀 △４二銀 ▲３八銀 △７二銀 ▲９六歩 △９四歩
▲４六歩 △６四歩 ▲４七銀 △６三銀 ▲６八玉 △４一玉 ▲１六歩 △１四歩 ▲５六銀 △５二金 ▲５八金 △５四銀 ▲７九玉 △４四歩 ▲３六歩 △３一玉
▲６六歩 △７四歩 ▲３七桂 △７三桂 ▲２五歩 △３三銀 ▲４五歩 △同 歩 ▲３五歩 △４四銀 ▲２四歩 △同 歩 ▲１五歩 △同 歩 ▲７五歩 △同 歩
▲２四飛 △２三歩 ▲２六飛 △６三金 ▲７四歩 △同 金 ▲３四歩 △８六歩 ▲同 銀 △３六歩 ▲２二歩 △３七歩成 ▲２一歩成 △４二玉 ▲４三歩 △同 銀
▲６三角 △５二角 ▲同角成 △同 銀 ▲４五銀 △同 銀 ▲４四桂 △３四銀 ▲５二桂成 △同 玉 ▲５六角 △６三玉 ▲３四角 △８八歩 ▲６一角成 △８九歩成
▲同 玉 △８八歩 ▲同 金 △４三角 ▲７一馬 △３四角 ▲４五歩 △７六桂 ▲８二馬 △８八桂成 ▲同 玉 △７六桂 ▲７八玉 △４五角 ▲５六歩 △５五桂
▲８一馬 △７二銀 ▲７一馬 △６一金 ▲４一飛 △３四角 ▲５四銀 △同 玉 ▲４六桂 △６三玉 ▲５四銀 △５二玉 ▲６一飛成
森内はまだ棋王だった。「56手め86歩を森内は指さない」とNo: 1725に書いた頃は当家の方が先に進みすぎてしまった。だから棋王とられた森内。
西尾は59手め22歩だが康光は24分考えてCの反転ゆえあの日の丸山12歩で。
名人戦ではここまでいかない。
| 56手め86歩はリア王 | No: 1926
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渡辺明は5分で敢行。当家では敗因1。後手が2手かけた85歩は先手の入玉を阻止する要。第二ラウンドで攻めあいに持ち込めるなら今度は後手に先の選択肢発生。即ち後手が入玉するべきだった荒野へ先手玉が行く。
| 入玉ルート | No: 1925
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ふたつなら博打。みっつだから謎解き。
| 負けてはいけない後手 | No: 1924
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8thAからポンポン進んでいる。先手が歩を連続4枚も捨てて勝てる将棋は角換り腰掛け銀しかない。ソンナのアリか。後手が悪い。だから5枚目では謙虚に衿を正す。48手め44銀に渡辺明の初長考11分。1分は深呼吸。
| 丸山のこと | No: 1923
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今期はハゲキ久保千葉に負けたはずが今月は康光に二回も勝ってしまった丸山。
| 棋聖戦第1局 | No: 1922
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久保のおかげで渡辺明登場。
何度見ても飽きない角換り腰掛け銀序盤。先後反転してみると楽しさ倍増。康光の初長考はやはり37手め。先手に7thアタックの構想が新築できるのは先の話。10分考えて結局25歩。これが突けないと3手め26歩の意味を問われる。突くと8thアタック。よって角換り腰掛け銀最大の謎を康光は後手に丸なげ。これは将棋史において順番が正しい。
先後反転で一番気になるのは28手め。