実況&分析マシュダ一家
王将戦第7局サド決戦 羽生VS康光 手損角換り向い飛車
ヘミオラ理論

2007.03.19第56回NHK杯決勝 康光VS森内 手損角換り向い飛車

2007.03.14第33期女流名人位戦5番勝負第4局 矢内VS中井 急戦右四間
2007.03.12NHK杯準決勝2局 窪田VS森内  対四間急戦55角



王将戦第7局 サド決戦 Take Fiveの3-2構造 手損角換り向い飛車 No: 1819 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  07/03/21 Wed 01:48:34

羽生の95歩を見落として負けにしたと局後の康光。
No: 1791 95歩が最終盤の決め手になることは見たマンマ。
以下感想戦は当家に無意味。羽生封じ手78金に当家が初日否定した45歩はやはりその通りと康光自身が認めてしまったため。ここで1歩渡してしまったばかりか44銀で先手に67角と手順に引かれてしまったために端攻め成立。よって康光は40手め45歩が敗着と述べたも同然。再度の94歩はここで捨てた歩。
彼らにも言えないことがある。谷川なら判る。繰り返さない。羽生には王者の風格の片鱗もない。
康光が夢見たことは我々が引き継ぐ。
棋譜を読むだけ。彼らの言葉は不要。
初日にハッキリ書いてある。明日いきなり動いてはいけないと。
康光には持将棋の手法も眼中になかった。だから65銀。
羽生を見てごらん。初日はナニもしていないから。ラクな商売。
唯一気前よかったのは35歩だけ。それも危険と判ると席外し挙げ句は96香に56桂。大爆笑の連続であった。答案用紙の添削好き相手に45歩指したのが間違い。56桂は森内ならその心象背景を知っている。
冷酷な相手は冷酷に殺すしかない。いい将棋を指そうと甘えたのが間違いの元。当家は康光に魅了された。14歩の奇跡的な主役抜擢。
彼女は喉を痛めて休場。ガラスの爪楊枝が原因。二日目に壺は消えた。代役の歌手が次世代スターに。
夢を与えてくれる棋士が最高峰。毎日は胸を張って。



棋戦:第56期王将戦七番勝負第7局
先手:羽生善治王将
後手:佐藤康光棋聖
▲7六歩 △3四歩 ▲2六歩 △9四歩 ▲9六歩 △1四歩 ▲2五歩 △8八角成 ▲同 銀 △2二銀
▲4八銀 △3三銀 ▲6八玉 △2二飛 ▲7八玉 △6二玉 ▲6五角 △7四歩 ▲同 角 △7二銀
▲5六角 △5二金左 ▲3六歩 △5四歩 ▲6六歩 △5五角 ▲3七銀 △6六角 ▲4六銀 △7一玉
▲7七銀 △8四角 ▲8八玉 △4四歩 ▲5八金右 △4三金 ▲6八金寄 △7三角 ▲7八金上 △4五歩
▲同 角 △4四銀 ▲6七角 △4五歩 ▲3七銀 △3三桂 ▲7五歩 △5二金 ▲7四歩 △8二角
▲9五歩 △同 歩 ▲9四歩 △6二玉 ▲9三歩成 △同 桂 ▲9四歩 △5五銀 ▲9三歩成 △同 香
▲3五歩 △同 歩 ▲2六飛 △2一飛 ▲8五桂 △6四銀 ▲8六飛 △2五桂 ▲2六銀 △6五銀
▲7三歩成 △同 銀 ▲9三桂成 △同 角 ▲8三飛成 △8二銀 ▲8五龍 △7六歩 ▲6五龍 △7七歩成
▲同金直 △7六歩 ▲同 金 △9六桂 ▲同 香 △同 歩 ▲5六桂 △5五銀 ▲9四歩 △8四角
▲2五銀 △5六銀 ▲同 龍 △5五香 ▲4五龍 △5七香成 ▲4四香 △同 金 ▲同 龍 △9七歩成
▲同 桂 △9六桂 ▲7七玉 △7一飛 ▲5七金 △同角成 ▲5三銀 △同 金 ▲同 龍 △同 玉
▲6五桂 △投了
111手で先手の勝ち



No: 1818 [返信][削除]
投稿者:マシュダ一家 07/03/20 Tue 17:41:09

47馬


見えないか No: 1817 [返信][削除]
投稿者:マシュダ一家 07/03/20 Tue 17:32:06

天馬効果


テイク5が駒アタリ奇数番5に No: 1816 [返信][削除]
投稿者:マシュダ一家 07/03/20 Tue 17:27:47

そこから逆行偶数番4に。まだまだ


84手め96桂 No: 1815 [返信][削除]
投稿者:マシュダ一家 07/03/20 Tue 17:22:57

昼の救急変化。88歩を打つための65銀決断。息が苦しい。なぜここまで自分を追い詰めるのか。火葬場の完全燃焼。まだ息はある。俺を燃やすな。


70手め65銀 No: 1814 [返信][削除]
投稿者:マシュダ一家 07/03/20 Tue 17:05:44

ここで跳躍偶数番4とは凄い。2から4。当家では敗着。攻めあいで勝てたら康光は間違いなく天才。当家は普通に逆行奇数番1。それがヘミオラの主題。逆行奇数番1なら本譜変化で羽生が龍を作っても85龍が銀アタリにならず先手が逆行奇数番1。83歩の蓋で94歩の角殺しもない。73桂成変化で飛車殺しがあると思った矢先のタナボタ。タナトラなら島や真田同様先手勝勢と言ってシラケさせるが誰も飛車殺し変化に気がつかなかった。だから32銀などと言っている。康光が路線換えたのは97桂成からの龍作成+帰還。しかし銀アタリでなければ受かる。25銀+74桂でも龍が追われ82角と戻って後手は点数維持。14歩効果で2筋にと金もできるので97桂成は持将棋どころか後手優勢になった。その場合は康光得意の双子銀が見られたのに。森内を棋聖戦で封じた二枚銀のヴァリアンテ。


68手め25桂 序盤の14歩が主役 No: 1813 [返信][削除]
投稿者:マシュダ一家 07/03/20 Tue 15:59:06

61手め35歩で4点差。羽生はやはり点数オンチ。
21飛は誘い。32銀など怖くない。金はヒモ付。86飛はハマリ。
68手め25桂で6点差。68手め25桂は康光が飛車殺しを確認した手。
即ち32銀には81飛用意。25銀から85桂も43銀から92金も74桂で飛車が死ぬ。ここで序盤の14歩が主役。


55銀で昼食 持ち時間のこと No: 1812 [返信][削除]
投稿者:マシュダ一家 07/03/20 Tue 12:50:14

54手め62玉で101分考えたらしい。当家は即時55銀しか作成しない。羽生に選択肢を与えたことは持将棋の場合心理的に優位。
持将棋を目指す62玉なのであとは受ければいいだけ。羽生が無理攻めした時は駒損を点数に換算。だから時間がなくともいい。1分あれば数え間違えないから。当家はどこの歩が取れそうか考えている。桂とカナ駒交換は大歓迎。桂を貰うと2点貰える場合が多い。桂と金銀は同じ1点。先に2点多いと後手は楽しい。一番の悪手は歩のただ捨て。1枚でも宝。


58手め55銀 後手の最善は点数勝ち No: 1811 [返信][削除]
投稿者:マシュダ一家 07/03/20 Tue 12:34:25

康光は桂を歩に換えて62玉を優先。これだと先手には46歩阻止の48飛以外に58桂の選択肢。桂と歩の二枚換え+先手歩切れ。銀か香を入手する場合は48飛+85桂だが夜逃げ後の廃屋で桂を渡すと76歩+84桂。またはイキナリ96桂。58桂はその危険がない代りに26飛の楽しみ。双方入玉できそうなのでこの辺で当家は点数を加減。現在点数は1P後手優位。初期値が27なので26対28で2点リード。羽生からあと3点奪えば勝てる。銀と歩三枚との交換で引き分け。桂と歩三枚の交換なら後手必勝。
康光は持将棋を成立させればいい。羽生は点数オンチだから。


後手勝ち手順 No: 1810 [返信][削除]
投稿者:マシュダ一家 07/03/20 Tue 12:13:13

βに羽生が完全駒アタリ偶数番2を取ると先手負け。以下46歩が駒アタリ奇数番3。46歩成の連動奇数番3にαの完全駒アタリ偶数番2は55角の平行偶数番2の1。以下76歩+45桂で寄せ。


55手めを康光長考中 No: 1809 [返信][削除]
投稿者:マシュダ一家 07/03/20 Tue 12:02:10

真田が言う84歩は悪手。83歩は先手入玉阻止の顔。9筋は見ないで勝ち取った45歩の位を見ればい。二重に守る必要がない。33桂のおかで44銀が釈放。


羽生の2-3ヘミオラ逆行奇数番1をBHの渦に叩き込め No: 1808 [返信][削除]
投稿者:マシュダ一家 07/03/20 Tue 11:25:27

40=2-3アタック。14歩を緩手と認めない指し方。半面73角を第四奇偶反転とするしかない。ここが当家と違う。康光は73角さえ緩手と認めない。ならば45歩は悪手のはず。その真意だけは感動的。12桂と11香への作用を期待しているため。
49=74歩。三連コラージュを単発にする単騎角アタリ。
50=82角。狙いを全部残す。大盛り三皿は残飯になっても仕方ない。
51=95歩。2-4アタックで第三ヘミオラステージ展開部序奏。オケサの合いの手。
53=94歩。2-3ヘミオラ逆行奇数番1。93歩だと跳躍偶数番2になってしまう。14歩と73角で先手が第五奇偶反転を取ったことを象徴。仮に二者がなくとも第三奇偶反転解釈可能。それは理論上も正解。ならば逆手を取る。14歩か73角のどちらかが緩手と後手が認めればいい。すると第四奇偶反転の局面にワープしそこで羽生は奇数番1を取ったことがブラックホールの中でムジュンをきたす。
先手は負けることがない。すぐに勝てるわけでもない。後手の最善は持将棋か千日手。持将棋が理想。


封じ手39手め78金から康光の空中楼閣指向46手め33桂+48手め52金 No: 1807 [返信][削除]
投稿者:マシュダ一家 07/03/20 Tue 10:58:15

封じ手予想は当家が控え室に完勝。真田ちゃん人形の言い訳が凄い。39手め78金がアリエル手だがなどと不満表明。ならば第三候補に出すべき。ソコまで羽生をタコにしたいなら以降は康光を応援してもらいたい。
当家が意外だったのは康光の修正手順。45歩から真田の46手め35歩は後手負けと昨日分析済だが康光は46手め33桂。カナちゃんの影響ではない。押さえ込み狙いの方針だけは当家指針と一致しているが1歩損してまでやる所が大違い。この歩損の意味は後手の左桂香を駆使すること。当家変化の後手逆転手順では11香が残る造りが唯一不満だった。この修正手順はスケールがデカいが危険。それでも康光が完全燃焼しようと決意表明した気がビンビン伝わってくる。
75歩に52金が谷川を完封した空中楼閣への布石。羽生はとりえあず勝ちを摸索してから持将棋にすることもできる。銀桂で盛上げても62玉から21飛の形を作られると地下鉄飛車から逆襲。 贅沢な三連コラージュを昨晩考えた康光。
1=バンカーバスター以来の康光の専売特許地下鉄飛車
2=最近の対谷川でも成功している空中楼閣
3=55歩を決めずに角のニラミ。
いきなり大盛り三皿出された気分。
さらに余興付。康光は16歩を突かせたい。羽生はヘソまがり。14歩を冷笑するために16歩は指さずに千日手になれば羽生はその程度の棋士だったと言う烙印。換りに1歩得したので羽生が好きなつまみぐい95歩がある。先手の目下の攻めは角筋避ければ67角を活かす95歩しかない。74歩に51角は46歩を許すばかりか21飛の楽しみがない。62角は52玉とやりたい地点。大盛り三皿マンマで残すか全部平らげるか。一つ妥協すれば二つ消える狙い。だから妥協しない。と言うかできない。


二日目
最終盤の構図2 王手龍をかけさせて勝つ場合 No: 1806 [返信][削除]
投稿者:マシュダ一家 07/03/20 Tue 01:16:53

この将棋は変化作成が楽しい。昨日のNHK杯を凌ぐド迫力の最終盤攻防がある。55歩+54金を実現後に後手が待ち先手も待った場合47銀+37桂の理想形がある。55歩と25歩の戦い。54手めが悩ましい。角引きは29飛との交換。29飛は怖い手。86歩から銀冠になった時53角に87玉とする奇手。羽生は85歩を維持すれば玉頭戦で勝ちと確信している。77桂+89飛の形から98玉で一挙の寄せ。事前工作の56歩も45歩も67角型の先手の権利。77桂には73桂で対抗するしかない。双子銀が今度は利かない。67角の利権は24歩切り札から23歩。65銀が23飛と64角に当たる構図を先手は狙える。逆に言えば後手はこの形に誘える。65銀はあまりに魅惑的なため。これは前局の羽生の感想でもあった。ならば後手から誘惑。
王将戦と言えば康光の天馬効果。今度もそれがある。8筋で飛車が見合う中空三角理論を主軸に19馬が82地点に戻り散る順。同飛同玉に羽生は55角の王手龍で詰めろ逃れ。この王手龍をかけさせれば後手勝ち。長手数だが87金打から即詰み。
この変化は77桂+65桂のサザンクロスから始まる。65桂は馬筋閉鎖+飛車取り+73玉阻止。83歩から先手は寄せに入る。この玉頭戦はひとめ後手負けに見えるところがミソ。龍を抜いて先手玉詰まないと思わせることができたら成功。
しかしひとつ不満がある。14歩。13角変化もあるが後手負け。
14歩に意味を賦与できないなら千日手にした方がいい。以上は羽生が56歩から逆襲してきた場合の話。やはり14歩を活かすも殺すも羽生の乗り方次第。もし羽生が康光の最終盤を畏れたら14歩は意味を持つ。上記変化でも先手は16歩を突くため。角引きの時突いてくる。後手の悪手を待つために。


最終盤の構図 No: 1805 [返信][削除]
投稿者:マシュダ一家 07/03/19 Mon 21:56:15

先手の最大の強みは62歩と叩けること。もし康光が71玉の形で戦いを起こした場合74桂が痛打。美濃最大の弱点。飛車桂歩だけの3手で寄ってしまう。逆に先手は85桂打たれたら大喜び。桂のオカワリ貰えるため。
攻め合いは後手困難。よって73角は先手の早繰り銀を二重に牽制した手。
後手の作戦中枢43金は康光らしい。早繰り銀を阻止すれば52飛から55歩。65角の金取りには54金。54金はクライゼル効果。現在利きが弱い63地点を狙う74角の裏技が先手にあったが55歩で角筋止めても64金で受かるばかりか角が死ぬ。よって67角が定位置。 64金効果は扱ったばかり。康光は前回パスして羽生のクライゼル効果様子見。抜け目ない。
それでも早繰り銀は残るので74桂は森内なら生きた心地しないと言う。
2筋突破されると入玉以外後手負け。まだ71玉なので対谷川のように左辺脱出は有り得る。対早繰り銀55歩の代償は無論56歩。35歩同歩同銀の時に56歩が飛車取り+57歩成。両方受けるなら58飛しかないが手番を貰った後手が59飛から先攻。この時58金引きの強い受けを用意するなら封じ手78金でも構わない。59底歩で受けたいなら69金が定位置。しかし先の理由で攻めあいで先手勝ち。この局面で後手勝てる自信あるなら康光には怖い棋士がいない。羽生の方は相当畏れている。
最後に14歩効果。それは飛車交換後の13桂。これで先手は一番欲しい桂が取れない。74桂さえなければ3枚3手詰めもない。
これは棋王戦で森内が指した落し種。中原が13桂にさんざんなこと言っていたが今度は25桂と最後の歩の補充も利く。先手の顔25歩を最後に取って95歩から寄せに必要な1歩になったら今期最高の劇的逆転。95歩同歩に98歩から叩く場合あと歩が1枚必要になる。ソレが25歩の分。封じ手16歩は52飛変化警戒だがそれでは笑われる。
そこで先手の沽券を維持してくれと控え室は75歩や37桂を勧めた。
天野三段に至っては自殺手37桂でも先手番あげた俺の顔立てろと言っている。しかし37桂は天野宗歩でも指せない。55歩阻止に封じ手66銀は単発手。銀移動ならその逆を行く37銀引きの方がマシ。早繰り銀を二重に阻止されてはただの歩腰銀なので46歩を狙う。37銀引きは康光が竜王戦で渡辺明にやられた手法。35歩は怖くない。
羽生はジっとチャンスを待つ蛇。明日いきなり動いてはいけない。
待つ手から考える。チャンスが見える時は勝つ時。封じ手を与えたのは賢明だった。
千日手はあるのであとは体力温存。
持ち時間は互角。


38手め73角 羽生に封じ手を渡し14歩を第四奇偶反転にする故意の緩手 No: 1804 [返信][削除]
投稿者:マシュダ一家 07/03/19 Mon 18:20:39

真田45歩変化を信じてはいけない。それでは73角が羽生が期待した悪手になってしまう。羽生も先手で千日手狙いの悪手待ちでは情けないが康光はなんでこんなことするのか。康光精神に乾杯したくとも完敗は困る。控え室の真田変化の45歩から46手め35歩には24歩の駒アタリ偶数番2。同歩23歩同飛に46歩で連動駒アタリ偶数番2の渦。銀を歩の頭にでるのが最近の流行りだが46銀はない。以下44歩は飛車金取り。43金の欠陥。13飛なら24飛。この変化があるので封じ手は78金でいい。なぜ偶数番2で先手勝てるかと言うと14歩が緩手扱いと後手が認める38手め73角にしたため。第四奇偶反転を後手が自認した緩手が73角。悪手ではなく緩手である理由は康光が45歩にするしないは明日自分で決められるため。それは封じ手を見てからでいい。78金なら取り返しが利く。
73角には上記変化を避けた場合の75香打が傷。明日16歩を後手が認めた場合先手から15歩がある。73角を第五奇偶反転にする解釈は封じ手を渡せる場合の特典。康光が故意の緩手を指した最大の理由。
真田は鋭く封じ手75歩を推奨。74歩に82角は壁だがこの形は谷川好み。82玉から64角逃げでもいい。75歩から74歩は後手からの76歩や75香の傷を残すので先手は指したくない。78金の方が鉄壁。羽生の封じ手は最近無難な手が多い。先手には真田の顔ほど怖くない45歩。
王者の風格を示すなら1筋をカラめる。


36手め43金まで 康光精神 No: 1803 [返信][削除]
投稿者:マシュダ一家 07/03/19 Mon 17:19:03

羽生はすでに千日手でも良いと思っている。消費時間1時間差を指し直しのなぐさめにできる。ところが康光43金。凄い。目も覚める指し口。71玉を純正三頭手にしようとしている。43金は35歩を牽制しつつ飛車の横利きを通す双頭手。飛車の横利きが通れば先の角引き変化に飛車回り変化加算。1手しか指せないので62角or51角だけの選択では双頭手扱いだったがこれで純正三頭手。しかも千日手の権利も掌握。後手はやはり楽しい。先手と違って行くも行かぬも自分で決断できる。
では羽生から打開できるのか。
康光が悪手を指さない限り無理。


33手め88玉 羽生の諦めと演技 No: 1802 [返信][削除]
投稿者:マシュダ一家 07/03/19 Mon 17:04:55

後手の悪手を待つ緩手。71玉が62角or51角をも可能にしたプレ三頭手に逆行相転化。後手の緩手に意味を与えてしまった。千日手でもいいと言う開き直り。あとは時間を大切に?その気の弛みで悪手を指すと羽生は森内並に豹変。緩手ならいい。14歩が活きる。


白マスと黒マスの位相 No: 1801 [返信][削除]
投稿者:マシュダ一家 07/03/19 Mon 16:57:22

丸山で思い出した。羽生が棋王戦で負けた白マスと黒マスの位相。羽生の見落とした理由が克明に書いてある。
今日もそう。白マスと黒マスの戦い。後手の角の方がデザインしやすい。理由も簡単。後手には51があるが先手には59がない。
そこで先手にあって後手にないモノを逆に考える。7筋VS6筋では答えにならない。やはり14歩をどう見るか。これを緩手にする権利も認める権利も先手にある。手詰まりで先手が16歩を指せば大爆笑。


30手め71玉と31手め77銀 No: 1800 [返信][削除]
投稿者:マシュダ一家 07/03/19 Mon 16:37:26

55角に1時間半も費やしてしまったので71玉は仕方ない。
羽生が31手め77銀に1時間費やしたのは角交換変化。だから41金を動かす変化はここで絶対読まない。イカに後手の54歩を咎めるかが第一思考。後手が角を狙えば先手も狙う。結果31角阻止で手番が戻る。
後手のデザインは14歩への回帰。62角変化は向い飛車の特権。24歩同歩に26歩。51角はマシュダ一家の手。先手が16歩を突けないなら15角デザイン。そう言えばタカミチが失語症に陥った原因は59角及び51角デザインへの理解不能度だった。故人を偲ぶ。
一方羽生にはもはや角交換以外59角変化は有り得ない。やったら反則。


27手め37銀 46銀は三頭手か否か No: 1799 [返信][削除]
投稿者:マシュダ一家 07/03/19 Mon 16:09:43

解説の選択肢37桂では先手負け。37銀しかない。理由は簡単。桂の高飛び歩の餌食。棋譜読み上げはイヤシの安食。母音結合があるので2シラブルか3シラブルの違い。
37銀は46銀狙い。66角の連動手を46銀の双頭手で受ける。57角成+55歩阻止になる。彼らの将棋ならひとめ。37桂などとよくも言える。問題は46銀が三頭手か否か。サドはイナカよ。家内はドサよ。オッカナイのはワッカナイ。


2-3と3-2の違い 振り駒の場合 No: 1798 [返信][削除]
投稿者:マシュダ一家 07/03/19 Mon 15:46:56

海を越えるといろいろあって楽しい。
天野貴元三段の振り駒写真は竜王戦の瀬川写真を越えた。
人形が振っている形相。顔だけバランス悪くはめ込んだコラージュ写真のよう。ブルージーな投げ方よりメタリック。果てが人形効果。渡辺明のコケシアタマより迫力ある。今期最高の写真。これで将棋世界の表紙を飾ればアート誌に見える。
標題は振り駒で歩三枚orと金2枚と言うかの違い。
どっちで言うのかルールにない。選択は奨励会員の権利。と金2枚でも康光はガッカリすることない。後手番貰うと千日手の権利を訴求できる。
NHK杯では持将棋が嫌われるが王将戦ならなんでもアリ。
トコトンやればいい。三回やって散会でもいい。
その場合は1本締めか三本締め。
ではなぜ二本締めがないのか?


26手め55角 大爆笑 No: 1797 [返信][削除]
投稿者:マシュダ一家 07/03/19 Mon 15:26:28

1時間半も考えてマシュダ一家の55角。>No: 1794
おかげでオケサ分析までやってしまった。
控え室の真田は26手めは55歩か44銀しかない長考と断言していたので当家の勝ち。羽生。打開しろ。真田は帰ることない。55歩+44銀変化はこの後にある。後手は1歩入手し56歩が第二の切り札。39角成銀損変化はない。森内の二の舞はダメ。


佐渡おけさ No: 1796 [返信][削除]
投稿者:マシュダ一家 07/03/19 Mon 15:17:29

オケサは日本語なら7-7-7-5。休符が入って2拍で取れる。
合いの手の解釈で2-3に分けた場合踊りが換る。2歩進んで3歩下がるのか3歩進んで2歩下がるのか。
昨晩踊っている娘たちを見た羽生と康光。こんな歌詞で。

ハアー 佐渡へ ハアリャサ
佐渡へと草木もなびくヨ
アリャアリャアリャサ
佐渡は居よいか住みよいか
 
来いというたとて行かりょか佐渡へヨ
佐渡は四十九里波の上
 
おけさ踊るなら 板の間で踊れヨ
板のひびきで三味や要らぬ


閑話休題 爪楊枝 No: 1795 [返信][削除]
投稿者:マシュダ一家 07/03/19 Mon 14:46:10

康光が千日手にするか思考中。それも後手の特権。
昼食の盆に爪楊枝入れがある。塩砂糖と違って爪楊枝入れを壺ごと出されても使うのは1本。二本以上使う場合は1本はオミヤゲ。淡路ならモミアゲ。なぜか丸山を思い出してしまった。
爪楊枝コレクターがいる。素材ばかりか袋の印刷やアタマのコケシ具合も鑑賞。爪楊枝の壺ばかり集めるコレクターもいる。ガラス、陶器、木材、金属と素材も豊富。でもガラスや陶器の爪楊枝は存在しない。想像するだけで怖い。
爪楊枝を5本使う場合は2-3に分けてパズルを楽しむ。田の字を作ってごらんと彼女に言う時。


25手め66歩と46歩の違い No: 1794 [返信][削除]
投稿者:マシュダ一家 07/03/19 Mon 14:24:41

先手が1手指せば後手の手番。だから先手の指し手だけしか見ない連盟解説は間違っている。25手め66歩と46歩の違いは簡単。66歩なら55角の飛車歩取りがあるが46歩ならそれがない。見たマンマの事をなぜ誰も考えないのであろう?


昼食後の再開は23手め36歩と24手め54歩 第二ヘミオラステージへ No: 1793 [返信][削除]
投稿者:マシュダ一家 07/03/19 Mon 14:01:55

やはり桂を使いたくてウズウズしている。
同じ3rd作成でも16歩は先手負け。15歩の権利を与えてしまう為。
24手め54歩は3-2構造作成。先手が16歩とできなければ15歩は後手の権利。そこで第二ヘミオラステージへ。64歩か54歩かだが前者は66歩とされて先手に65歩の4thアタックを狙われる。その場合14歩が緩手と見なされ第四奇偶反転があったことになる。よって康光は後者選択。これは理論上14歩に必然性を求めた証左。代りに54角変化が一時的に消滅。後手が55歩を突かない限り54角はない。55歩は双頭手になる可能性が高い。半面羽生が最も好きな56歩を許す。
次に55歩を許せばゲームセットなので64歩か46歩しかない。いずれも2-3構造。ヘミオラの2-3か3-2かと言う問題へ。
ここで格言。角換り将棋に5筋を突くな。でも先手は角を手放してしまった。だから先手だけ5筋が突きにくい。この弱点を補うには先手が角交換を強いる。すると31角の隙がある後手が困る。では再度の角交換は出来るのか?そこが打開のポイント。先手は再度の角交換に備えて自陣整備。後手は角交換させないように1歩入手を目指す。


1歩を巡る本能 No: 1792 [返信][削除]
投稿者:マシュダ一家 07/03/19 Mon 13:37:01

通勤電車に乗る前に週間将棋を買おうとしたら売りきれていた場合。
7筋の歩がない空白感は椅子に座れても続く。代りに目前の女性を見た。
なぜ真っ赤なハイヒールを履いているのか。それが青だったらブルーの女と言われるかもしれない。そこで気がついた。7筋に歩が打てるのは後手のみと。でも週間将棋は売れ切れ。歩切れを解消するには先手の攻めを待つか24歩切り札。そこで逆富士固めの54角から構築が定番。できれば先手に銀冠から77桂と跳ねて貰いたい。桂頭狙いが角換りのスタンダード。37桂でもいい。17桂や97桂はない。それでも先手は桂を跳ねたくて仕方ない。それが本能。カミさんを台所で犯してしまうと後で必ずバレる。カミさんがそれを人に言いたくて仕方ないため。「ウチのダンナが」で始まる台詞は何度聞かされたか。「台所で」と続くともう逃げる準備をした方がいい。
さて羽生は千日手にするのか。台所で押し倒すのか。


第三奇偶反転の裏街道 14歩は仮想第四奇偶反転 No: 1791 [返信][削除]
投稿者:マシュダ一家 07/03/19 Mon 13:10:41

奥歯が1本抜けただけならブリッジ作成。どこに繋げるか。
14歩がアナ。これを意味不明な手と先手が主張すると第三奇偶反転が第四奇偶反転となり後手の2ndアタックが成立。
即ち当家既成理論だけで説明できてしまう。この解釈はヘミオラを5拍と見る表記上の利便さと実演上の不便さを想起。
ブリッジを作っても食事の時に外してしまう場合が多いのはなぜか。
出来が悪いのか異物を毛嫌いする本能なのか。
1本ならなんとかなるので本能優先。総入れ歯なら毛嫌いもナニもない。
将棋なら1歩損でもなんとかなる。総力戦なら14歩が主役。
そこで当家のリクエスト。95歩が最終盤の決め手になることは見たマンマ。ならば今度は1筋に必然性を求めて頂きたい。盤上すべてを鳴らす。
これは羽生次第。それでどの程度の棋士か判るから。


21手め56角は第三奇偶反転 No: 1790 [返信][削除]
投稿者:マシュダ一家 07/03/19 Mon 12:55:09

74歩は駒台へ。駒台から駒が跳んでくる構造を仮想番としてさかんに計上していた時期があった。ところが先手は現在どこにも歩が打てない。2歩が禁止でなければ将棋は先手必勝になることは江戸時代から判明している。延命するために2歩禁止ルールが出来たのではない。2歩禁止は持ち駒再利用から命題として決まっている。2歩禁止がなければこの局面なら82歩で21手で先手勝ち。
2歩が打てないので代替最善手を先手は後手に求められる。
21手め56角は第二3-2構造作成を避けつつ第三奇偶反転となる緩手。羽生は歩得したので局面を収めたいとしか思考しない。この手を見て即座に駒台仮想番原理登場。56角は森シスの68角と奇偶反転原理では同等だが後手には7筋に歩がないことが決定的に違う。
その歩が先手の駒台にある。森下が1歩の違いは2歩の違いと述べた内訳。7筋に後手の歩がない様は奥歯が1本抜けたカンジ。はた目に痛くないが噛むとモノ足りない。抜けた歯は反対側の歯にも作用。1本の損失は2本の損失。歩間理論の空白は駒台仮想番とのリンク。
21手め56角は偶数番原理上は後手からの24歩牽制ともなる双頭手。24歩が後手が第二奇偶反転で手中にした2ndアタックの為に奇偶反転で偶数番原理行使を阻む。その半面先手が偶数番原理を甘受。そこに駒台仮想番がどのように作用するのか。


17手め65角 歩間理論からヘミオラ理論へ No: 1789 [返信][削除]
投稿者:マシュダ一家 07/03/19 Mon 12:24:46

15手めの65角が打てない羽生は78玉の第八平行歩間3=3-2/9thだったが16手めに康光が62玉で再度の2ndアタックを打診。マシュダ一家の歩間理論と奇数番原理を越えて見ろと。羽生が乗って大爆笑。当家が大好きな真田が明解な解説をしている。18手め74歩に19手め43角成は後手優勢と。
▲7六歩 △3四歩 ▲2六歩 △9四歩 ▲9六歩 △1四歩 ▲2五歩 △8八角成 ▲同 銀 △2二銀
▲4八銀 △3三銀 ▲6八玉 △2二飛 ▲7八玉 △6二玉 ▲6五角 △7四歩 ▲4三角成 △6四歩
▲投了  20手で後手の勝ち
次に金アゲで馬が死んでしまう。53馬とできないのが78玉と62玉の交換の結果。18手め74歩が2-3構造のヘミオラ。よって羽生は74歩を黙って取るしかない。筋違い角の1歩得と大差ない?
ところが先手番筋違い角の歩得が先手必勝手順かどうか議論していたのが今年正月。だから連盟棋士に不明の緩手扱いの分析が何度もあった。康光が羽生に聞きたいのはソコ。アレは本当なのかと。よって羽生が勝てば当家の最新理論が実証される。即ちすでに緩手扱い済みの羽生の手さえ本人自身がその批判を甘受せざるを得ない。
それは再審請求でもあった。人間同士なら何十年もかける。連盟将棋なら千日手。 当家は最新理論で。一名ヘミオラ理論。


5をマンマで読んだ場合と3-2と読んだ場合の違い 15手め65角の3-2アタックはあるのか No: 1788 [返信][削除]
投稿者:マシュダ一家 07/03/19 Mon 11:51:05

前者は5が延び後者は3が延びる。平均律の誤差よりこのリズムの誤差は顕著。言語学なら人間が話す言葉と留守番電話のデフォ並に違う。機械のように話す人間が文化となる可能性もある。所作では能狂言や歌舞伎がそうなった。人形の動きを真似た人間。そのうち神様も人間をマネしてくれる。予期せぬエトセを期待できるから。そのぐらいハプニングがないとカミさんも退屈で困る。角換り腰掛け銀はマイムの果てに先後同型。それを避けたのが手損角換り。先手が16歩を突いても角換り腰掛け銀先後同型にはなりにくい。さらに追い打ちをかける14手め22飛では先後同型は有り得ない。22飛は第二奇偶反転。では15手め65角の3-2アタックはあるのか。
羽生は康光に65角を打てと誘われた。昨日のNHK杯で森内が打った45角は3-1アタック。第二奇偶反転で1stアタックは当家理論にない。だから森内は負けた。今日のは3-2アタック。第二奇偶反転で先手が奇数番原理を返して貰ったので2ndアタックはない。だから当家理論に従えば65角はない。ただし羽生の場合はそこまで思考していないので奇偶反転を危惧っただけ。この違いがリズムの誤差を生む。そこに人間の息吹。緩手ではない。3-2と読むのが正解。
だからテイク・ファイブ。


端歩とはなにか No: 1786 [返信][削除]
投稿者:マシュダ一家 07/03/19 Mon 11:13:00

香に支えられた天窓。開くと香が起動。
4手め94歩はさらに4-2構造。羽生は96歩と受けたがここに付ける台詞は藤井が散った竜王戦第5局同様。
あの台詞をその後講演会でパクった文化人はその後死んだ。
ハブがバグると96歩になる。当家なら迷わず別の3-1構造。
端歩が香を起動する二大戦形が角換り腰掛け銀と矢倉。香を戦略の主軸にする藤井四間の実態は「双頭の鷲」以降全構造が解明された。
今日は康光が手損角換りから向い飛車に。盤面全てを使うと言う一大命題は6手め14歩に象徴される。羽生が16歩と受けなかった理由?
1に19香が眼中にないため。2に同じ3-2構造でも25歩の方が26歩に意味を賦与する逆行相転化手のため。
再度問う。端歩とはなにか。四隅を照らす光。四部に分割したのがボードゲームや音楽ならそこにはヘミオラが存在する。
07=3-5/1
08=3-5/2
09=3-5/3
10=3-5/4
11=3-5/5
12=3-5/6
13=3-5/7
14=3-5/8=第七平行歩間3で向い飛車に。
以上の構造は14歩が原因。


王将戦第7局 サド決戦 Take Fiveの3-2構造 手損角換り向い飛車 No: 1785 [返信][削除]
投稿者:マシュダ一家 07/03/19 Mon 10:38:11

ドサ回りの果てはまたしても佐渡。あの人は5シラブル。
振り駒は歩が3枚にと金2枚で羽生先手。先手番で10連勝、後手番で5連敗中の康光。
テイク・ファイブを5拍子とする解説は間違っている。1小節の中に3拍子と2拍子が入っているため。 5/4とするのは表記上の問題。3-2構造の変拍子と言うべき。西洋音楽史が始まった頃からある。2-3構造ならギリシャ語でhemiola 。数学や言語学でも使う。
将棋ではどうか。
今日の一大決戦を3-2構造と言っているのは当家のみ。
6手め14歩でこうなった。


2007.03.19第56回NHK杯決勝 康光VS森内 手損角換り向い飛車 No: 1784 [返信][削除]
投稿者:マシュダ一家 07/03/19 Mon 02:57:28

衝撃の放映。斬新な序盤から劇的な逆襲に逆転。内藤定義の名局の条件をカルーク越えている。
前項に近い寄せを康光が考えていたことも驚き。棋王戦第3局の感想戦では当家57桂成実況&分析変化で難解と述べた森内。その甘さで思い出すのは名人戦の詰み手順。谷川に揶揄され自身は詰みが最初見えなかったと述べた正直さ。森内攻略には詰むや詰まざるやの局面を意図的に造る。では序盤から。
14歩から15歩はまたも先手番を貰った康光の返し。森内なら先手でできないことを見せ振り駒の負債を返す。これで森内負けたら二重の負け。
6手め42玉=75歩警戒。
7手め22角=奇偶反転となる先手番手損角換り。手番が換る代替は15歩の位。
13手め88飛=康光の作戦。森内も唖然。45角で後手優勢のはずと確認していた模様。3-1アタックとなったのは奇偶反転のためと勘違いしている。13手め88飛が第二奇偶反転なので3-1アタックは先手に有利。36角の合わせに同角同歩では先手の手損が解消し15歩の優位性抽出。結果解説島も勧めた定跡本手順45角が36角で悪手にされてしまった。新早石田と同じ。手損角換り向い飛車は流行る=内藤式名局条件を越える理由2。森下が解説だったら康光を絶賛した。棋士人生でこれほど驚いたこともなかったと。
時の名人相手に定跡を覆す手順で挑む康光。康光は今年の帝王。36角に16手め67角成58金左同馬同金右35金は以下26歩36金同歩の連動手で角金もった先手の勝ち。以下先手は銀冠から37桂。攻めは75歩から角金で飛車イジメ。飛車押さえてと金だけで勝てる。これを攻略するには27銀37桂15歩の基本形から38玉型と28玉型の14歩寄せを構築済でないとまた難解と言い訳するハメに。本譜でも森内は14歩からの寄せにしたがコレは最近のテーマ。いずれも当家発祥なので思考法が全て見える。一番最後の森内14歩は一昨日の囲碁将棋ジャーナルで森下が酷評。森下の見解は当家と一致していたがもっと酷いこと言っている。森内54歩で後手指す気しないと。そこまで当家は言わない。森内は後手なら悪手指すしかないと明言しているので54歩程度は織り込み済み。康光は先手で悪手指すところが一枚上手。当家が王手飛車と王手馬のどっちが得か楽しんでいる時に考えている事が同じとは感慨もひとしお。
18=64歩。三回目の奇偶反転からの3-2構造は疑問。やはり森内は数え間違え康光に第五平行歩間3-2まで取られてしまった。康光が作戦勝ちと自負した由縁。ところが後手が第六を取った瞬間の4-2構造は先手の緩手。よって26手め44歩は先手の緩手を好手にする悪手。この構図は棋王戦第3局と同じ。森下はあとの悪手だけに気がついてソコだけ指摘できなかった。これは康光に聞いても同じ。本人は緩手なら千日手よりいいと思っているため。むしろ後手が最善手を指す相手ならこの作戦を放棄する。
以下後手が気がついて偶数番原理に戻して6thアタックだが仕掛けて重複駒アタリ奇数番1に戻すのでは不満。46手めの角打が仮想番作成+64角阻止の双頭手だが47手め66歩が仮想駒アタリ奇数番3のために角切りを強いられた。同玉は呆れる。16玉で羽生に寄せられた悪い思い出であろう。
以下分析なし。代りに心理分析。島は後手勝勢と断言。で康光は勝ってしまった。34金阻止に100手め61角ではなく42桂打なら先手切れていたとの感想戦。65桂67歩成53桂成68と42成桂59龍なら後手勝ち。しかし森内には39桂に37銀打が見えない。逆に16歩や17銀ばかり見てむしろ41飛が取られることを心配していたので42桂打はできない。本譜でもそうなっている。飛車を見捨て16歩。37地点がすっかり抜けている。おかげで先手玉を37地点に逃がす。丸山風と言われることを嫌っただけではない。この寄せ方では42桂は絶対打てない。124手めは129手めの13桂成捨てが見えなかった為に形造りとなってしまった。谷川久保の決勝戦なら25玉で泥試合に。持将棋になった場合は先手26点に後手28点。棋王戦第3局でもそうだったように森内は即詰みが見えたら首を出さない。森内に限らず詰みか不詰みかが連盟棋士には判らないことが多い。ひとめ詰みだが詰んでいなかった場合などしょっちゅう。羽生や渡辺明は詰み不詰みは機械に敵わないと公言してとっくに自分達の仕事ではないと諦めている始末。ところが詰み不詰みが棋士評価の一番重要なことになってしまったことが連盟の問題。勝ち☆にこだわるなら機械を崇める棋士も当然居る。森内はそういう棋士ではない。余韻がいいのはそのため。森内も康光も千両役者。康光のは奇襲ではない。本筋がある。変態とはクセだけ研究して本筋外して勝とうとしているような棋士。

先手:佐藤康光棋聖
後手:森内俊之名人
▲7六歩 △8四歩 ▲1六歩 △3四歩 ▲1五歩 △4二玉 ▲2二角成 △同 銀 ▲8八銀 △6二銀
▲7七銀 △3三銀 ▲8八飛 △4五角 ▲3六角 △同 角 ▲同 歩 △6四歩 ▲3八金 △6三銀
▲2八銀 △3一玉 ▲4八玉 △3二金 ▲2六歩 △4四歩 ▲3七桂 △5四銀 ▲2七銀 △4五歩
▲3九玉 △5二金 ▲2八玉 △7四歩 ▲5六歩 △6五歩 ▲6八銀 △2二玉 ▲5七銀 △8五歩
▲7七桂 △7二飛 ▲6八金 △7五歩 ▲同 歩 △6四角 ▲6六歩 △3七角成 ▲同 玉 △7六桂
▲8九飛 △6八桂成 ▲同 銀 △7五飛 ▲2九飛 △6六歩 ▲6四角 △7六飛 ▲5五歩 △7三金
▲5四歩 △6四金 ▲2八玉 △5四金 ▲5五歩 △6四角 ▲4一銀 △4二金右 ▲3二銀成 △同 金
▲4一角 △5五角 ▲1八玉 △1四歩 ▲5九飛 △1五歩 ▲5五飛 △同 金 ▲2五桂 △6九飛
▲5九金 △9九飛成 ▲3三桂成 △同 桂 ▲4四銀 △4二金 ▲5一角 △7二飛 ▲4二角成 △同 飛
▲4三金 △4一飛 ▲3三金 △1三玉 ▲5五銀 △3一香 ▲2五桂 △2四玉 ▲4四金 △6一角
▲3四金寄 △同 角 ▲同 金 △同 玉 ▲5二角 △2四玉 ▲4一角成 △1六歩 ▲2八玉 △1七銀
▲3七玉 △3六香 ▲同 玉 △3五金 ▲3七玉 △2六銀成 ▲同 銀 △同 金 ▲4八玉 △3七銀
▲同 金 △同 金 ▲5七玉 △3八角 ▲2三馬 △同 玉 ▲3三飛 △1四玉 ▲1三桂成 △同 香
▲1五銀


王手飛車と王手馬取りはどっちが勝つか 銀打角打の違い No: 1783 [返信][削除]
投稿者:マシュダ一家 07/03/14 Wed 15:07:39

64飛から44飛と回る場合そういうシナリオで盛り上げたかった。
その場合矢内は46桂+54歩の温情にすがる。 32手め67銀がママのミソ1。両取り逃げない78とで飛車あげるから53とクレとウッフンすれば中井第一演出。以下先手が角を持つか銀を持つかの違いだが王手飛車と王手馬取り合戦ではどちらでも途中まで同じ。34角でも34銀でも同じ詰めろのため。先手の62歩をママは許してくれる。
49龍切りから27角の王手飛車に25金から玉を追って43飛の王手馬取りはどっちが勝つか。79飛は69歩で受かるのが63龍の強味。
最後の33金打の防戦で32手め67銀か67角の違いが出てくる。34角型ではなく34銀型なら金が取れる。角だと取れないので56角で重ねるが69とで後手勝ちの演出完成。清算しても33桂で勝てない。
よってママは77銀でケチったのではなく弛めたと読む。1筋まで使える変化への色気。
もうひとつの銀打角打の違いは矢内がヒヨって77金とした場合のタラコちゃん変化39角打。龍あげて57角成。その場合はママがまた緩める。切った張ったやる場合はブっかけあいでないとイマイチ盛り上がらないがすぐ終わっても困る。

棋戦:第33期女流名人位戦五番勝負第4局
先手:矢内理絵子女流名人(27)
後手:中井広恵女流六段(37)
▲7六歩 △3四歩 ▲6六歩 △6二銀 ▲6八銀 △6四歩 ▲7八金 △6三銀 ▲4八銀 △5四銀
▲5六歩 △6二飛 ▲5七銀右 △6五歩 ▲6七銀 △6六歩 ▲同 角 △同 角 ▲同銀直 △6五歩
▲5五銀 △同 銀 ▲同 歩 △6六歩 ▲6三歩 △同 飛 ▲4五角 △6四飛 ▲7五銀 △4四飛
▲8一角成 △6七銀 ▲7七金 △4七飛成 ▲6六銀引 △6五歩 ▲4八歩 △4四龍 ▲7五銀 △8八角
▲6七金 △9九角成 ▲7七桂 △8九馬 ▲5八金 △6六香 ▲同銀上 △同 歩 ▲同 金 △8八馬
▲6五桂 △4二金 ▲5四歩 △7四歩 ▲5三歩成 △7五歩 ▲6三馬 △5二歩 ▲5四桂 △同 龍
▲4二と △同 銀 ▲5四馬 △6六馬 ▲3二銀 △4一金 ▲2一銀成 △3二金 ▲6二歩 △7一金
▲5三歩



2007.03.14第33期女流名人位戦5番勝負第4局矢内VS中井 25手め63歩 No: 1782 [返信][削除]
投稿者:マシュダ一家 07/03/14 Wed 12:44:40

14手め65歩はない。18手め66同角から終盤戦。19手め同銀上では売り言葉に買い言葉。序盤も中盤もない。21手め55銀のアゲ進行でほっぺたつねりあって罵りあっているママとやっぴー。24手め66歩やられたら63歩と叩くしかない。アゲの定跡。
最初の悪手は後手だったが先手が悪に染まった場合親はどうするか。相手の男が悪いのか染まった娘が悪いのか。
矢内はアタリ前の63歩に長考するようでは勝負の範疇ではダメ。ママが負けるときはポカ。
後手がすべて掌握できる局面。アゲ将棋では同飛45角で勝ちに行く。 角を手放すことは想像以上のデメリット。65飛に三回目の銀アゲでは先手負け。それほど57地点開放は致命的。 桂を取り返すのに飛車切ってもいい。後手は63歩を取らない指し方もある。ヒステリックな相手をなだめる場合66歩を手みやげに。これも後手の選択。
この進行は殿方の影響では有り得ない。最初からひと筋いらないと双方言っているため。どっちも欲しい場合は後手が緩める。勝勢側の権利。一方的に勝つのはよくない。いかに駒を鳴らすか。


2007.03.12NHK杯準決勝2局 窪田VS森内  対四間急戦55角 変態にほど遠い未熟 No: 1781 [返信][削除]
投稿者:マシュダ一家 07/03/12 Mon 06:42:02

窪田は居飛車相手に7手め78銀しか指せない。
先手四間をいかに残すかと言う大きな課題は現在羽生が引き継ぎ画策。大山78銀と四間しか指せない棋士との最初の違い。
3手め16歩と15手め46歩は藤井が構築した先手四間奇数番原理。20手め74歩で奇偶反転。21手めに平行5-2を取る先手に問題の22手めの局面。森内は王将戦第6局千日手局で康光も選択した55角。先手番でやるならいいが後手番で本当に可能なのか議論している時に窪田も運が悪かった。羽生が名人戦に来れば森内とやったかもしれないが郷田なので四間は森内が選択する以外にない。森内が先手番をとって2連勝すれば3局目に先手番四間をやるかもしれない。彼らの頭では23手めから再構築。郷田も必ず55角のため。当家は55角を認めない。
23手めは解説中原も実践者羽生も47金。窪田だけは4-3構造指向。ここが藤井と決定的に違う。NHK杯は時間がなくともここまでは研究範囲でなくてはならない。この局面は第三平行歩間5-2か進行歩間4-3しかない。48玉の方針が急戦への受けなので47金が自然な流れに見えるがそれは中原の場合。羽生は47金からクライゼル効果に挑戦してコケたのが先の千日手局。では窪田の45歩はあるのか?
ハッキリ言ってそんな手ない。55角が悪手と言っているのに悪手を好手に換えてしまう大悪手。森内楽勝と思ったはず。以下窪田の指し手見て加減して指している。窪田が以後の森内の手に緩手アリと言うのは100年早い。貴様のタコ手見て笑いながら番組盛上げていただけ。45見ただけで当家は以下中原の解説しか興味ない。
中原の貪欲なまでのエグリ方は耳を疑うほど。森内の調整用33角見て82銀まで考えている。銀で香を取って飛車か角を殺す。或いは香を桂にして寄せる。有り得ない手まで味わい尽くす野獣の獰猛さ。それが自然の臭覚。飼い慣らされた社会では変態と言われる。窪田の棋譜はまだ変態にほど遠い。未熟なだけ。むしろ子飼い社会でゴキゲン伺っている指し口。序盤研究の曖昧さがそのまま延びただけなので要は大局観。これでは四間のウマミも全部蛇族にもっていかれてしまう。22手めの最善手が森内や康光には指せないことだけは今週判明。

棋戦:NHK杯準決勝2局
戦型:四間飛車
先手:窪田義行六段
後手:森内俊之名人
▲7六歩 △3四歩 ▲1六歩 △8四歩 ▲6六歩 △6二銀 ▲7八銀 △4二玉 ▲6八飛 △3二玉
▲3八銀 △5四歩 ▲6七銀 △5二金右 ▲4六歩 △5三銀 ▲5八金左 △8五歩 ▲7七角 △7四歩
▲4八玉 △5五角 ▲4五歩 △7五歩 ▲同 歩 △6四銀 ▲7六銀 △7二飛 ▲6七金 △7五銀
▲同 銀 △同 飛 ▲7六歩 △7四飛 ▲3九玉 △3三角 ▲2八玉 △1四歩 ▲4八飛 △2二玉
▲5六歩 △3二銀 ▲6五歩 △8六歩 ▲同 歩 △8四飛 ▲3三角成 △同 桂 ▲7五銀 △8二飛
▲7七桂 △7四歩 ▲4六角 △7三角 ▲同角成 △同 桂 ▲7四銀 △8六飛 ▲7三銀成 △8四角
▲7五角 △同 角 ▲同 歩 △7六歩 ▲4六桂 △7七歩成 ▲3四桂 △2一玉 ▲4四歩 △同 歩
▲同 飛 △4三角 ▲9五角 △8九飛成 ▲7七角 △5三金 ▲4八飛 △4四歩 ▲6三成銀 △同 金
▲4四角 △4五桂打 ▲同 飛 △3四角 ▲3五飛 △4三銀打 ▲6六角 △5五桂 ▲5七金 △5三金
▲5五歩 △4四金 ▲3四飛 △同 銀 ▲5四歩 △6八飛 ▲5九角 △6六飛成 ▲同 金 △5七角
▲6七金 △3九銀 ▲1八玉 △4八角成 ▲同 角 △4九龍