康光は最後のエサにハマらなかった。飛車交換要請ナシの強制連行。当家72角変化では71玉で安泰だったが森内変化では死に場所。
敗着は双方指しているのでオアイコ。最終手は同飛でも同銀成同玉64飛まで。13桂は一応14歩に意味を賦与できたので森内演出としては上出来かもしれない。

先手：佐藤康光 棋聖
後手：森内俊之 棋王
▲２六歩 ▽３四歩 ▲７六歩 ▽９四歩 ▲２五歩 ▽８八角成
▲同　銀 ▽２二銀 ▲９六歩 ▽３三銀 ▲４八銀 ▽６二銀
▲１六歩 ▽１四歩 ▲３六歩 ▽６四歩 ▲７七銀 ▽３二金
▲３七銀 ▽６三銀 ▲４六銀 ▽５四銀 ▲３五歩 ▽同　歩
▲同　銀 ▽６五歩 ▲５六歩 ▽４五銀 ▲６三角 ▽６四角
▲５五歩 ▽５四銀 ▲８五角成 ▽８四歩 ▲７五馬 ▽同　角
▲同　歩 ▽６三銀 ▲６八金 ▽８五歩 ▲２四歩 ▽同　銀
▲同　銀 ▽同　歩 ▲同　飛 ▽２三歩 ▲２八飛 ▽４四角
▲４五角 ▽６二玉 ▲５八飛 ▽８六歩 ▲同　歩 ▽８八歩
▲同　銀 ▽８六飛 ▲８七歩 ▽２六飛 ▲２八歩 ▽３六銀
▲同　角 ▽同　飛 ▲４五銀 ▽２六角 ▲６九玉 ▽７六飛
▲７七銀 ▽７五飛 ▲５四歩 ▽同　歩 ▲同　銀 ▽同　銀
▲同　飛 ▽８五飛 ▲２七歩 ▽３五角 ▲３四飛 ▽６八角成
▲同　銀 ▽３三金 ▲７六銀 ▽８二飛 ▲３六飛 ▽４五角
▲２六飛 ▽３六歩 ▲２五飛 ▽５六角 ▲５八金 ▽４四金
▲２二角 ▽８六歩 ▲同　歩 ▽１三桂 ▲４四角成 ▽同　歩
▲３五飛 ▽８八歩 ▲７七桂 ▽４九銀 ▲５三銀 ▽７一玉
▲３一飛成 ▽３八角 ▲５七金 ▽８九歩成 ▲５八歩 ▽４七角行成
▲同　金 ▽同角成 ▲６二金 ▽同　飛 ▲同銀成 ▽８二玉
▲７一角 ▽投了
115手で先手の勝ち

32飛成王手に合い駒はないが71玉で龍飛車交換要請。同龍同玉が連動手で手番渡しても即詰みがない形。その為の一打逆転工作。

海なら気持ちよかった。27歩、36歩、33金、76銀。どれも駒アタリ偶数番2の膿。26飛に36歩では当家27歩変化のデガラシ逆バージョン。

山ちゃんでも爆笑している頃。いつの手指してんのかと。後の勘定に戻す前にもう少し壮大な変化を演出してくれないと困る。9筋VS1筋変化は楽しめたが最後にデガラシでは棋王らしくない。

75手め27歩で再逆転。羽生38歩は実現したが当家46歩はパスされて代りに27歩。催促の歩打は見送った順に4筋3筋2筋となった。緩手一発でコレだから。

84飛阻止にそんなヌルイ手ない。漫才やってる。64飛の王手は71玉で鉄壁だった。

72角で84飛+34飛を撃退して15歩同歩18歩を狙う。

26角が王手ではヒドイ。先の変化で38金以外に38飛を指しても33桂で逆転なので55飛に44角を打たせるのが当家手順。66銀成は45歩に角が逃げれば32角成が駒アタリ奇数番3。後手は飛車一枚なので38金が要。飛車を逃げれば65歩で先手勝ち。よって先の変化通り森内は勝負に来るので97玉まで行き必至を掛ければ後手が33から即詰み。

まだやっていた。49手め45角に55角は45銀の偶数番2。54銀の奪還偶数番を嫌って森内62玉だが以下26飛まで即時変化と同じ。27歩変化は壮大。94歩VS96歩の寄せ合いで先手勝つ。康光が嫌ったのは途中変化で38金33桂。56角55角23角成同飛55飛44角65飛64歩66飛45桂で負けと即断。41角57銀46歩で最後の46歩が緩手に見えたはず。これは羽生38歩と同質のため。そこで33桂に角の逃げ場を用意する28歩。康光らしからぬ保険手。

行けと言ってもタメ口の棋王。そんな手ない。この期に及んでミス待ちとは情けない。もー見ない。

渡辺明が最終日前に昇級したが相手が弱すぎた。有り得ない3-3アタック喰らってマンマで負けんの先崎だけ。解説いらない。B2は大御所専用の温泉郷なので早いとこC2に降りてもらいたい。邪魔。
青野相手に先手でクマるアホが居た。
南は相換らずだがソレは升田賞ゼッタイ貰えないから。
中村はもうひとりの方に技量で負けてる。
杉本はヒフミンの洗礼を受けた模様。
泉。ヒフミン相手に62飛などない。
山崎。なんだその3-3は？渡辺明に差つけられてアタリ前。同じ後手番B2でも片や口先男イジメで片や腰抜け。

せっかくの日曜にまた森内は考えている。1手負けでいいのだから行けばいいだけ。これではB2まで見るしかない。

棋王戦が退屈なのでNHK杯の棋譜でも見る。そう言えば野月だけ初手26歩を見せていたが今日は後手番。島の退屈な指し回しにタラコちゃん絶好調。島はナニ考えてんだか。見る箇所がひとつもない。そこでB1でも。
大介は好感度良好。羽生がようやく当家リクエストに応えて深浦に見事に裏切られた時があったが島も深浦も嫌われて当然。鎮は谷川研に長居したおかげで先が見える。だから早いとこ足洗えと言ったのに。
タラコは相掛り十字架銀で45歩と欲張った為に森下にやられた。
雪と慾は積もると道が隠れる。森下のV2固めは久しぶり。
森ケイは全敗でもいろいろ楽しませてくれた。また懲りずに来て欲しい。
キムは今頃横歩取り85飛やってるようでは困る。それに負ける島では笑えない。
慶太の研究手順は重複修正なので谷川研の膿がでまくっている。もっと新しいことやらないとダメ。そんな手順ないとハッキリ書いてある。
行方は今日森内ができなかったことを先手番だからできた。後手番で誰がやるのかと言う問題。羽生が郷田にひどい目にあった教訓は羽生用であってソコまでビビることない。

当家より1時間以上も遅れた進行。もう飽きた。

トップ棋士はいかにデッサンするか。彼らの第一使命はいかに面白い将棋で集客を維持できるか。第二に指し手の一貫性。線の一致と形の美がデッサンの基本。今日の将棋なら後手が手損角換り腰掛け銀に誘う4手め94歩が後手の作戦。康光が二回緩手を指したのは谷川羽生の影響。彼らは緩手で集客度を調整。先手は初手26歩が顔なので25歩にかけた2手が輪郭のすべて。24歩やる時は勝つ時。後手はこれを迎撃するのが主旨。康光式22銀は初回本人が自戒したが当家のみ実況&分析で絶賛。二回目も康光は22銀を見せた由縁。森内はマネしたくないので65歩で構築したがサスガに27手め56歩見てビビった。公開対局なのでチビると困る。だからオムツしている。
なんの話だったか。
デッサン。失敗した時は破って描き直すがその際にも前回何を描いたか脳裏にあるので失敗は成功の基。失敗こそデッサン=大作完成。

49手めに22歩。以下同飛31角52飛22歩13桂54歩同銀12歩成同角22銀。

1手違いにするなら仕方ないと諦めた森内。68金の第二の意味は24歩45角23歩成27歩68飛の代わりに先に67角成阻止だがこの変化は角の打損+78金で受かる。よって森内はやらない。いずれも68金先受けで消滅しているので68金は双頭手扱いでもいいが実態は温情。
85歩はどの変化でも最後の後手の切り札だった。

68金の意味は前前項の12角変化の前倒し。12角68金33金28飛24歩で先手に手番を渡してもしポカで15歩なら66歩で大逆転。
康光が68金を指した理由は感想戦なら49手めの有効手が判らなかったと言えば済む。66歩同銀では今度こそ85歩が受けニクイなどと。

笑いが止まらない。これではお好み対局並の気配り方。
ヤマちゃんはなんて言ったか？
1=ボクには指せません。
2=女流と違う所なんで。
3=12角阻止です。
3ならB2で3年やって頂きたい。2ならヤッピーにまた嫌われるから。

後手はすでに85歩が間に合わない。32金故32飛もない。12角も68金で継続手ナシ。23歩で1歩しか残らないので困る。23金28飛32飛も有り得ない。弾く駒もない。
時間が余りすぎても山ちゃんが困る。そこで康光長考中。

序盤からの24歩切り札が復活したので後は勝ちの確認。ポカで逆転されなければいい。23歩28飛で後手に手番を渡すが1歩しかないのでは36歩も利かない。57角は68角75角成24歩の合わせで先手勝ち。

今日は演芸会のリハ並。45桂+71角を嫌った。今度は92飛に83銀があるため。84歩と突かせた効果。92飛が利くなら清算後53龍王手は52銀で受かる。最後の1歩で53歩とすればまた主催紙が「鉄板」と揶揄。72飛だと52銀には63銀で負け。銀を取った35歩がヒドい。26角の切り返しを殺す空間閉塞手のため。そこで泣く泣く銀サゲ。

駒アタリ偶数番2で指せる程森内は強くないのでこれは消去法。
1=56銀は58飛57角46銀の二枚換えで後手負け。
2=54歩は二枚換えで後手負け。
3=54銀や44歩はジリ貧
4=そこで64角の引き伸ばし。
18飛は54銀85角成84歩75馬同角同歩27角で負けなので康光55歩。
同角は58飛が残って後手負けなので54銀。これは王将戦解説で谷川も紹介した当家変化のパロなのでかなり笑える。以下85角成84歩75馬同角同歩55銀58飛で森内考えるはず。偶数番原理で行くなら34歩55飛64角。またかよと。

第二手めからノリが悪すぎる棋王。18飛を棋聖に強要するようでは中国地方の子守唄。よって棋王が二枚換えでやらないと主催紙が怒る。二枚換えなら歩ともせよとヤッピーが仕掛け山ちゃんがオチを言うのが公開対局。

何もしないと55歩と突かれ銀を逃げても取っても64角は消える。そこで森内先逃げ45銀だが55歩が往年の駒アタリ奇数番1消去なので康光気前良く63角。馬で牽制して序盤の顔24歩実現に向かう。重複駒アタリ奇数番1は最近の傾向。

26手め65歩は64角打空間開放手+62飛時の角筋阻止空間閉塞手+55銀から切り札65歩の三頭手。55歩は1と3阻止+57角狙いの三頭手。後手から57角は46銀84角成75角同馬同歩が連動手で次の74歩が継続手に。

端歩なら16歩とすべき。先に96歩だったおかげで早繰り銀2-4アタックとなってしまった。96歩は腰掛け銀指向。手損角換りは元来腰掛け銀対策から構築が始まった経緯がある。

100番勝負なら羽生は勝ち越せるはずと述べた。
森内は神様にマインドコントロールされたら六枚落ちでも勝てないとクイズ王らしく述べた。
この問題は以前当家でも扱った。羽生は飛車落ちどころか二枚落ちでも将棋の神様に勝てないと。森内は当家のオチだけマネしているので盗作と思われないように「六枚落ち」に変更している。
森内はズルい。そこで説教しないといけない。
将棋の神様は初手を指さずに彼らに必勝。彼の時間は永遠なので神様が駒落ちで上手を貰えば人間は初手を指される前に死んでしまう。
将棋のルールで神様の持ち時間を規定できない。 それが将棋の神様。
よって標題への最善手は「1番も勝てない」。
問題を勝手に変更する解答方法が一番セコい。

カケの開始=対局開始後11分で康光初手26歩。これは森内にリクエストした手。康光に賭ける。
確認1=2分たっても2手めの更新がないので康光勝勢。
解題=84歩は森内負けなので34歩だったがここで躊躇してはダメ。
確認2=4手め94歩に手損角換りから22銀では以下感興ナシ。森内は今日のためにナニも準備してこなかった。振りゴマのせいではない。