実況&分析マシュダ一家
2007.02.08王将戦第4局 奇偶反転と能動偶数番の話
2006.02.08女流名人位戦五番勝負第1局 中井VS矢内 横歩取り84飛地獄門天馬効果


2007.02.08王将戦第4局 奇偶反転と能動偶数番の話 No: 1648 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  07/02/09 Fri 15:51:48

第一部=康光は千日手が嫌い
18=4-2構造第二奇偶反転
23=5-2アタックで後手の打開
28=結果25歩の妥協

第二部=羽生のゴマカし
35=先手から打開するフリ
36=後手がマに受ける

第三部前半=後手に攻めさせる
45=緩手で後手を挑発。羽生の限界。
46=緩手。
47=完全受動駒アタリ偶数番2=悪手=連盟棋士には首尾一貫
48=完全能動駒アタリ偶数番2=悪手=凹凸駒アタリ偶数番2が正解
50=ここで凹凸駒アタリ偶数番2は敗因1

第三部後半
54=悪手=最も康光らしくない保険手は平行能動駒アタリ奇数番1
55=誰でも打つ凹凸駒アタリ偶数番2が見たマンマ正解
56=大悪手37角は見たマンマ1-2駒アタリ奇数番3
59=63金を咎める64歩が1-2駒アタリ奇数番3で先手は奇偶反転成功
以下駒アタリ奇数番原理へ戻る
第四部
62=悪手。完全能動駒アタリ奇数番3はすでに先手が指す原理。以下後手が奇数番原理で指すハメに。
64=悪手。歩切れ解消で能動駒アタリ偶数番2に戻すため。
65=午後指された38歩が双頭手で康光のミスを誘う。
66=47成桂は悪手。跳躍駒アタリ奇数番3が正解。
68=大爆笑。
結局当家の初期プラン通り後手は44銀へ戻してしまった。
以下後手は勝てない。羽生が欲しい桂をクレと露骨に催促してマに受けてしまった康光。羽生が最も欲しい角を桂損代わりにした康光の分不相応の理由?その感想はまともすぎて当家は聞きたくない。
41馬は当然で馬を自陣に寄せると再逆転。31馬を指させて裏番組並の必死VS寄せ=天馬効果を見せるべきだったが康光が妥協しなかったので羽生が41馬21飛42馬の千日手示唆。「代名詞まで奪えません」
64歩の位の分だけ先手勝ちなので26飛とも61飛とも行けず24飛で最悪の事態に。101手めから羽生の再度の千日手示唆だが金銀入れ換えでは後手負けなので以下散った。最終盤酷いのは康光が妥協地点を見切れなかったため。女流が出来レースなのでガチっぽく。
当初デッサンのひとつに6筋飛車があったが24飛はない。54手め63金から康光らしくない。桂損VS終盤の主導権なので44銀しかないのならば初日プランの方が綾があった。羽生攻略は初日夜が勝負。


棋戦:第56期王将戦七番勝負第4局
先手:羽生善治王将
後手:佐藤康光棋聖
▲7六歩 ▽3四歩 ▲2六歩 ▽5四歩 ▲2五歩 ▽5二飛 ▲2二角成 ▽同 銀 ▲9六歩 ▽9四歩
▲7八銀 ▽7二金 ▲6六歩 ▽3三銀 ▲6八玉 ▽6二銀 ▲4八銀 ▽2二飛 ▲4六歩 ▽6一玉
▲4七銀 ▽7一玉 ▲7九玉 ▽2四歩 ▲同 歩 ▽同 銀 ▲3六銀 ▽2五歩 ▲5八金右 ▽8二玉
▲8八玉 ▽6四歩 ▲7七銀 ▽5三銀 ▲7八角 ▽3三桂 ▲3四角 ▽5二金 ▲7八金 ▽7四歩
▲4七銀 ▽5五歩 ▲3六歩 ▽5四銀 ▲6七角 ▽6五歩 ▲3五歩 ▽6六歩 ▲同 銀 ▽2六歩
▲同 飛 ▽2五桂 ▲2八飛 ▽6三金左 ▲2六歩 ▽3七角 ▲同 桂 ▽同桂成 ▲6四歩 ▽6二金引
▲2九飛 ▽6五歩 ▲7七銀 ▽3五銀 ▲3八歩 ▽4七成桂 ▲同 金 ▽4四銀 ▲4一角 ▽5六歩
▲同 角 ▽5五銀左 ▲8六桂 ▽8五銀 ▲7四桂 ▽同 銀 ▲同角成 ▽7三金左 ▲4一馬 ▽5六銀
▲同 金 ▽6六桂 ▲同 金 ▽同 歩 ▲同 銀 ▽4四角 ▲7七銀打 ▽2一飛 ▲4二馬 ▽2二飛
▲4一馬 ▽2一飛 ▲3二馬 ▽2四飛 ▲6三銀 ▽6五歩 ▲5四銀成 ▽6六歩 ▲4三馬 ▽6七銀
▲7九銀 ▽7八銀成 ▲同 銀 ▽6七歩成 ▲同 銀 ▽7七角成 ▲同 桂 ▽6八金 ▲6三歩成 ▽6七金
▲5五角 ▽7八金打 ▲9八玉 ▽8六桂 ▲同 歩 ▽8七銀 ▲同 玉 ▽7七金引 ▲同 角 ▽同 金
▲同 玉 ▽6五桂 ▲8七玉


2006.02.08女流名人位戦五番勝負第1局 中井VS矢内 横歩取り84飛地獄門天馬効果 No: 1647 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  07/02/08 Thu 18:37:44


棋戦:第33期女流名人位戦五番勝負第1局
先手:中井広恵女流六段
後手:矢内理絵子女流名人
▲7六歩 ▽8四歩 ▲2六歩 ▽3四歩 ▲2五歩 ▽8五歩 ▲7八金 ▽3二金 ▲2四歩 ▽同 歩
▲同 飛 ▽8六歩 ▲同 歩 ▽同 飛 ▲3四飛 ▽3三角 ▲3六飛 ▽2二銀 ▲8七歩 ▽8四飛
▲2六飛 ▽4一玉 ▲5八玉 ▽6二銀 ▲3八金 ▽5四歩 ▲4八銀 ▽5五歩 ▲3六歩 ▽5一金
▲3五歩 ▽4四角 ▲6八銀 ▽3五角 ▲2八飛 ▽3三桂 ▲5五角 ▽5六歩 ▲6六角 ▽5七歩成
▲同銀左 ▽5四飛 ▲5六歩 ▽2六歩 ▲4六歩 ▽7四歩 ▲3七金 ▽7三桂 ▲2六金 ▽同 角
▲同 飛 ▽3五金 ▲2八飛 ▽2六歩 ▲4七銀 ▽6五桂 ▲3六歩 ▽5七桂成 ▲同 玉 ▽2七銀
▲4八飛 ▽3六銀成 ▲6八玉 ▽2七歩成 ▲3六銀 ▽同 金 ▲2三歩 ▽同 銀 ▲3三角成 ▽同 金
▲4五角 ▽3七と ▲5四角 ▽4八と ▲3六角 ▽3九飛 ▲5四桂 ▽3六飛成 ▲4二銀 ▽同 金
▲6一飛 ▽5一銀打 ▲4二桂成 ▽同 玉 ▲5四桂 ▽5二玉 ▲6二桂成 ▽同 銀 ▲1一飛成 ▽5四桂
▲5五金 ▽5七角 ▲同 玉 ▽4七龍 ▲6八玉 ▽5七角 ▲7七玉 ▽6六角成 ▲8六玉 ▽8五歩
▲9六玉 ▽8四桂 ▲8五玉 ▽7六馬 ▲8四玉 ▽7三銀打

素晴らしい熱戦。裏番組は羽生が31馬から75馬の天馬効果を康光に見破られたがこちらは見事に決まってしまった。


女流名人位戦第1局 No: 1646 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  07/02/08 Thu 14:08:43

今日の放置は女流名人位戦の二面特集だが観戦記はヒドイ。中井に対して歯車狂ってるなどと書くモンは総入れ歯にしてあげたい。
女流将棋をバカにしてはいけない。林葉が懐かしい。清水イチヨを破って4回目の女流名人になったのが17年前であった。女流棋士会発足するなら林葉をゲスト解説者に招いて欲しい。
矢内は地獄門。キムカズ事件以来誰もやりたがらないので男性棋戦より面白い。
68銀は深浦が指す手なのでリエちゃんが勝つ。33桂は1手早い。そこがまた魅力。ママに遠慮いらないから。
チンタオ決戦は現地まで行きたい。


56手め37角 バカ受け No: 1645 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  07/02/08 Thu 12:48:35

ナニ考えているかと思ったら84角に77銀66歩34角から25角で桂を取られるノラクラ手順を懸念した模様。77銀なら56歩同角55銀でバンバン行く。66銀は同銀同角77銀で後手負けだが34角には再度56歩。清算は39角成が飛車取りで43角成のイトマなし。56同角では漫才。
おそらく康光は二回目の62手め56歩を見落とした。58手め56歩はひとめのため。62手め56歩に先手66歩は同銀以下角切って57との三枚攻め。どうせ角切るならハタと思って37角にした模様。これは康光の指し方ではない。ファンサービスの傾向。封じ手で後手勝ちと判明している上に84角の手順まで当家に前日に公開されてはスッポンにも申し訳ないと。
前項変化中康光が気に入らないとしたら29と。これは羽生に手番を渡すので最も間違えやすい地点。63金も保険手だったのでおかげで羽生に飛車取り無視されて64歩打たれた。こういう説教は老人の繰り言。
康光の仕事は終わってしまったので午後は羽生が得意の2枚角で逆転できるかの楽しみしか残っていない。37角で主役が入れ換ってしまった。羽生が欲しいのは桂。今さら羽生を応援しろと康光が言うことか?どっちが王将かわからない。


敗着の封じ手から大爆笑の連続 No: 1644 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  07/02/08 Thu 11:56:29

45手め67角は当家では敗着。控え室の一番候補など指すようでは羽生やる気ナシ。 羽生が淡白に即時35歩なので1歩先取して26歩も偶数番で取れたが桂をどこで取らせるかの分岐が午前中。第一変化は33銀から44銀が先手玉の中央脱出阻止の要。本譜は羽生が無気力将棋を指しているので54手め63金で浮いた54銀にヒモが付き前項の84角VS76角で後手有利。そこで羽生は54角と切り同金と取らせて52飛+74桂を狙ってくる。83手めの局面までに羽生が狙うのは飛車交換に43と。80手めの局面で後手が欲しいのは桂。まず29桂が寄せに必要。52飛には63銀を投資しそこで74桂を打たせて同銀で桂二枚。同歩に85桂のV2固めが決まる。75飛86玉78飛成の金取り必死で後手玉は71銀以下の王手ラッシュを浴びても93玉で詰まない。本譜は96歩と94歩の戦いが主題だが94歩が勝つ最も単純な形。玉を中央に逃げる将棋を見たかった。

さて先程から26歩で康光の手が止まっているが迷った時はデッサンを読む。先手が2筋3筋に手をかけたら後手勝勢。桂は取らせて打たせる。
飛車交換は歩で取り合う。33歩成には27歩。38飛なら25飛。26歩なら28歩成。
駒アタリ偶数番番6まで行くので指折数えるだけ。羽生の勝負手は角切りだけ。76桂阻止に先手から逆に76桂と角取りに打つのが84角の唯一の欠陥だがそれでは先手ジリ貧。康光が76桂を警戒して間違えて93角と打つと最後に93玉と逃げられずに逆転。羽生が54飛成で粘りに来て再度中央脱出を狙うことは不可。面白いのは43とだったが54飛成に75銀が必死なので74桂が最後の敗着になる。


45手め羽生の封じ手 No: 1643 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  07/02/08 Thu 03:57:37

羽生は仕方ないが康光が打開。対丸山の後手番康光精神を思い出す。12角は指す気しないので33桂で。これなら56角でも67角でも同じなので余韻は浅い。34角は双頭手。歩得+52金を強いて即時の62飛を消しているので1手稼いでいる。
39手め78金は形の亡霊。この瞬間58金が孤立するので2筋逆襲を先手が狙うと34飛の瞬間に25角。40手め74歩は双頭手。84角変化を促しつつ来いと催促。41手め47銀は渡辺明が指したように36歩からの桂頭狙いだが角打からの継続手なので恥も外聞も寒い背中もない。
控え室予想の封じ手67角では羽生負ける。35歩+34歩より65歩の方が早い。後手は桂いらない。むしろ6筋7筋に使う歩が欲しい。33歩成同銀なら二枚目の受け歩+銀連動手。84角変化に先手が76角で対抗すると44銀が連動手になり最終盤で即詰みの要に。
控え室のもうひとつの予想37桂は29飛から69飛を狙う純情路線。谷川相手だとそうなる。前者は2手、後者は3手もかかる遊覧船。
羽生が一番指したい手は1に95歩、2に56歩。大穴75歩グランサタン。31手め88玉と悠長に指さなければそうなった。二日制は羽生に似合わない。緩手と判っていても指す場合が多い。1では86銀と出る。55歩の位が閉塞手のために86銀に26歩同飛44角がない。先手は33桂と24銀に触りたくない。バッチー。逆に見れば康光はなんとか2筋3筋を相手してもらいたい。子供ならアッチむいてホイ。カブくなら電車でオナラ。先に21飛では露骨なので羽生に決めてもらうことに。
1歩入手が確定しすると偶数番2で切り札26歩復活。同飛なら飛車の横利きが消え深浦がハマった形。
形勢は後手番なら上出来。先手に応じて右も左も中央も自在なので面白い。玉周辺は薄いと言うより広いと見た方が楽しい。先手が行くと手番が必ず後手に戻る。61銀や69銀の割り打は双方大歓迎。無視すれば手番が戻るため。85桂+72との必死を作らせて先手玉を即詰みにする場合後手には1枚の歩も残らない。74桂や64桂は全然善治怖くない。康光応援。


35手め78角 大爆笑 No: 1642 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  07/02/07 Wed 15:38:50

前例はここで56角。78角は千日手になる。羽生も退屈な模様。指直しは明日午前中にでも。康光は怒ることないから。


午後の再開 逃げても逃げても前例ダラケ No: 1641 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  07/02/07 Wed 15:33:22

ソバとウドン食って午後の再開は緩手88玉。康光の35銀来いとアクビで催促。この変化は前例がふたつあり先手に最初の選択肢がある。25飛は後手勝ち。同銀は先手勝ち。前者で先手負けるのは22飛に31金があるため。後者の先手勝因は95歩。角が質駒でぴったり詰む。
そこで康光64歩だが解説通り63銀は組合い負け。35銀ができないのではジリ貧なので先手が緩手を指せば53銀から62飛を狙う。
案の定康光53銀。控え室不明らしいがこれも前例がある。連盟のデータはデタラメ。


王将戦第4局 注射の問題 対急戦中飛車 先手番手損角換り No: 1640 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  07/02/07 Wed 13:36:47

6手め52飛は千日手狙いで容認。対急戦中飛車7手22角成の先手番手損角換りは打開催促。康光は後手番でも千日手を狙わないので羽生が指す手ではない。96歩が再度の打開催促。94歩は緩手。先手の第三打開催促に呼応できない。本譜の例では28手め25歩が後手不満。しかし26歩では同飛44角28飛66角77角同角成同桂で先手が手損を解消しさらに6筋の歩を駒台に乗せるために先手からの95歩が早い。仮に94歩の1手分が32金ならば26歩は打てるのか?急戦向い飛車先手番なら必ず78金。ところが後手の場合10手め33銀が先。第一平行歩間4-2を後手が10手めで選択すると先手が3-2構造を作成可能。では以下後手が追随後本5-2アタックはどうかと言うと先の理由で26歩が打てない。そこで28手め指したくない25歩となった。 その他二回の5-2アタック敢行の場合は居玉或いは32金でやるしかない。飛車交換変化があるため。ところが先手も48金を動かさない状態ではそれも不可。
そこで当家の初期結論へまた戻る。即ち後手番急戦中飛車は千日手が最善。先手番手損角換りの打開催促をいまだに丸山ワクチンと呼びたがるダッコちゃんたち。彼らはこの注射が大好き。最近また相撲界の八百長疑惑が再燃してしまった。朝青龍まで注射やってんのかと。ガチでやったら体もたないから注射打つ。この一連の馴れ合いを思想などと呼ぶダンゴちゃんたちが将棋村には本当に居る。死相の間違いであろう。四相の一部として取り込みたいなら以上を当家のようにまず明言しないといけない。