実況&分析マシュダ一家
2006.10.11竜王戦第1局初日 康光VS渡辺 角換り腰掛け銀
2006.10.02王将戦リーグ 久保VS丸山 急戦中飛車

2006.10.02王将戦リーグ 康光VS谷川 相振り

2006.09.29王将戦リーグ 藤井VS康光 相振り

放映2006.09.28銀河戦決勝 小林裕VS羽生 対石田三間5筋位取り棒金


竜王戦の揮毫 No: 1596 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  06/10/11 Wed 12:09:53

今回は渡辺明の飛に康光が趣。扇子に並べると趣飛。
これは昨年の馬柊をそのまま反転させた遊び。康光は天然のマンマで来たが渡辺明は「また読売が怒るので」馬を飛に。おかげで今年の揮毫しか知らない者には意味不明な並びとなった。画数は15と9。3で割り切れる。駒アタリ奇数番3だけで終わらせようと言う趣向。今回は偶数番原理の展開は渡辺明がついていけないので無理。
読売と書くと身売りと変換してしまうのはなぜか?
発行部数を自慢するからいけない。発行部数なら聖書にかなわない。せっかくだから北尾に聖フランチェスコの話でもさせたらどうか。オチはアレであろう。


封じ手92飛の場合 No: 1595 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  06/10/11 Wed 11:55:11

立会いは中原。封じ手の文字は自分の名前以外余り上手くない。
深浦に至っては自分の名前さえロクに書けない。ついでにサンフランシスコのチンチン電車で最悪の写真まで撮られた。隠し撮り専門の出歯亀にしか見えない。封じ手で控え室第一予想の92飛はあるが深浦予言の73角成82角以下の千日手はない。深浦は相変らず志が低い。
92飛以下は66銀が駒アタリ奇数番3。54手め63金なら97角95歩88角で次に65銀直が44角の銀の二重駒アタリ。58手めは二通り。46角47金35角なら44銀にヒモがつくので以下65銀には同銀と取れる。64手めは33銀引きで康光のポカ待ち。歩切れなので45桂または95歩か15歩に手が戻る。後手は桂損でも先手は歩切れ。桂と歩4枚の交換なので後手は逆転可能。手番を渡して歩切れ解消となり実質歩3枚と桂との交換で手番は1回戻る。88角の弱点は86歩同歩に87歩の叩き。3箇所逃げ場があるが87歩の拠点は22壁金といい勝負。86歩同歩に85歩の継ぎ歩は同歩なら86歩と垂らして87銀打狙いだが92飛ではそこまで悠長に指せない。
58手め64歩は一見腰抜けに見えて玉砕。どうせ桂損なら手番を渡さないと言うダダコネ手。44角と守護神の銀を取らせて指す将棋で勝てた者は過去皆無。羽生は絶対に指さない。先手の歩切れをついて44角の瞬間に96歩が狙いだがこの変化は後手に金がないので34飛+33龍で負ける。渡辺明がこれで勝ったら大地震。よって66銀で後手の選択肢は狭い。
それでも後手にナニもセンタクさせない場合封じ手92飛にいきなり65銀。55手め84桂が狙い。こういう筋悪桂は中原が激怒する。どうせ打つなら6段目ダローと。どちらでも駒アタリ奇数番3。84桂93飛82角成73角同角同飛64角71飛82角成41飛で先手が手番を握る。14歩に12歩と受けた場合24飛23歩29飛55角は同馬同銀34歩。ここでさらに32歩と受けると12歩ともども滑稽。ところが36歩や46歩は25桂で後手困る。33金25桂は許せない。後手玉は右辺へ逃げたいが72桂成で押さえられる。逆転技は23成桂+58金の両取り14角だが22角42玉55角成58角成の詰めろの瞬間33馬で後手頓死。
渡辺明は右辺脱出しか頭にない。そうでないと22金は指せない。ポイントは康光の筋悪桂。フツーに寄せるとノラクラ逃げられるかもしれない。中原が唸る手を期待。


42手め65歩 No: 1594 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  06/10/11 Wed 04:56:52

最近扱ったばかり。松尾の敗着も書いてある。
>2006.08.13NHK杯 松尾VS渡辺 角換り腰掛け銀
渡辺明が準備したというより成り行き上の使い回し。
角換り腰掛け銀は王道中の王道。康光分析の要。渡辺明には荷が重すぎた。負けてもいいから対松尾戦のようなオフザケだけは避けていただきたい。


2006.10.11竜王戦第1局初日 康光VS渡辺 角換り腰掛け銀 No: 1593 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  06/10/11 Wed 04:30:18

振り駒の瞬間を捉えた記録係瀬川の写真は傑作。
駒が宙に舞うマジックをしているかのよう。
と金三枚で康光先手。
康光の誘導で角換り腰掛け銀。
13手め96歩と15手め16歩で3-3の骨格へ誘う。
第二平行歩間3-3+第二平行歩間3-4を経て23手め37桂。
この第三平行歩間3-4を咎めるなら一挙に2-5構造、重く制圧するなら4-4構造だが渡辺明は暫く考えて第三平行歩間3-4の腰掛け銀。
おそらくここで後手の技量を康光は見切っている。
角換り腰掛け銀の序盤の一番面白い地点。
以下新規4-4構造に今度は後手が新規3-5構造を強いられ第一平行歩間3-5を先手に取られるハメに。28手め52金で第二平行歩間3-5を後手が取った為に康光は初めて考えていたが恐らく52金が敗着と当家に指摘された別な将棋でも思い出そうとしていた。
以下第七平行歩間3-5を経て渡辺明は34手め74歩。これは序盤で85歩まで突いたツケ。渡辺明は飛車を8筋で使う経験しかないのでむしろ初々しい。37手めで康光が25歩で8thアタック基本型を完成させたところがミソ。
先後同型と言ってもここに至るまでの手順の差異で技量がすべて判ってしまう。したがって今日は康光の勝ち。 3時間弱で勝負アッタ感。


2006.10.02王将戦リーグ 久保VS丸山 急戦中飛車 No: 1592 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  06/10/02 Mon 23:54:29

2006.10.02王将戦リーグ 久保VS丸山 急戦中飛車
日時:2006.10.02
棋戦:王将戦リーグ
戦形:急戦中飛車
先手:久保利明八段
後手:丸山忠久九段
▲7六歩 ▽8四歩 ▲5六歩 ▽5四歩 ▲5八飛 ▽4二玉
▲4八玉 ▽6二銀 ▲3八玉 ▽8五歩 ▲5五歩 ▽同 歩
▲同 角 ▽8六歩 ▲同 歩 ▽同 飛 ▲8八飛 ▽8七歩
▲5八飛 ▽3二玉 ▲7八金 ▽4二金 ▲2八玉 ▽8二飛
▲7七桂 ▽5三銀 ▲3八銀 ▽1四歩 ▲1六歩 ▽5四銀
▲6六角 ▽5五歩 ▲8四歩 ▽6四歩 ▲6八銀 ▽1三角
▲5七銀 ▽4五銀 ▲4六歩 ▽5四銀 ▲5六歩 ▽6五歩
▲7五角 ▽6三銀 ▲1五歩 ▽7四歩 ▲1四歩 ▽3五角
▲8六角 ▽8四飛 ▲8五歩 ▽9四飛 ▲5五歩 ▽7五歩
▲同 角 ▽6四銀 ▲8六角 ▽5五銀 ▲2六歩 ▽1六歩
▲3六歩 ▽2六角 ▲2七銀 ▽7一角 ▲5六歩 ▽1四香
▲5五歩 ▽1七歩成 ▲同 桂 ▽1八歩 ▲同 香 ▽1六歩
▲2六歩 ▽1三桂 ▲4八銀 ▽1七歩成 ▲同 香 ▽同香成
▲同 玉 ▽2五桂打 ▲2八玉 ▽1六歩 ▲1九香 ▽1五香
▲3八玉 ▽1四飛 ▲3五歩 ▽1七歩成 ▲3六銀 ▽2八と
▲4七玉 ▽1九香成 ▲2五歩 ▽8八歩成 ▲同 金 ▽5二香
▲3七銀 ▽5三角 ▲7五歩 ▽2九成香 ▲6五桂 ▽6四角
▲3四歩 ▽1七飛成 ▲1八歩 ▽同 龍 ▲3三歩成 ▽同 金
▲4五桂 ▽3四金 ▲1四歩 ▽同 龍 ▲3三歩 ▽4一玉
▲5四歩 ▽2七と ▲5三歩成 ▽3七と ▲5七玉 ▽3六と
▲6六玉 ▽5七歩 ▲同 飛 ▽5六歩 ▲同 飛 ▽5五銀
▲同 飛 ▽同 角 ▲同 玉 ▽4五金 ▲同 歩 ▽6四銀
▲6六玉 ▽5三香 ▲7四角 ▽4二玉 ▲2二銀 ▽4四歩
▲3二銀 ▽同 銀 ▲同歩成 ▽4三玉 ▲3三と ▽5四玉
▲5三桂成 ▽4五玉 ▲6三角成 ▽3五玉 ▲6四馬 ▽7二桂
▲6八角 ▽2五玉 ▲5四馬 ▽6五歩 ▲同 馬 ▽6九飛
▲2七香 ▽1六玉 ▲1七歩 ▽同 玉 ▲1八銀 ▽投了
161手で先手の勝ち
敗因1は4手め54歩。敗因2は10手め85歩。当家は「2-1アタックが徒労に終わる」と書いたのに丸山は1-2アタックと読み間違えた。87歩以下フツーに指して先手勝ちやすい。あとは先手の勝ち方。45手め15歩が駒アタリ偶数番4だった為に丸山に5をすぐに取られ難しくしてしまった。5は4より優秀。久保は谷川研に特別参加したらいい。5の権化は谷川だから。
当家は最初からGNのことしか考えない。なんで簡単な勝ち方を嫌うのか?
筋がいい悪いと言ってんのは悪徳サカナ屋。二言目にはスジと言う。丸山は筋をキンと読む。


2006.10.02王将戦リーグ 康光VS谷川 相振り No: 1591 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  06/10/02 Mon 23:36:34

2006.10.02王将戦リーグ 康光VS谷川 相振り

日時:2006.10.02
棋戦:王将戦リーグ
戦形:相振り
先手:佐藤康光棋聖
後手:谷川浩司九段
▲7六歩 ▽3四歩 ▲7七角 ▽4二飛 ▲6六歩 ▽4四歩
▲8八飛 ▽4五歩 ▲5八金左 ▽4六歩 ▲同 歩 ▽同 飛
▲6八銀 ▽6六飛 ▲同 角 ▽同 角 ▲7七銀 ▽3三角
▲3八銀 ▽7四歩 ▲6八飛 ▽7二銀 ▲4八玉 ▽7三桂
▲3九玉 ▽5二金左 ▲8六歩 ▽6四歩 ▲2八玉 ▽6五桂
▲6六銀 ▽3五歩 ▲6五銀 ▽同 歩 ▲同 飛 ▽9九角成
▲6二歩 ▽同金直 ▲7一飛 ▽6一銀打 ▲9一飛成 ▽8九馬
▲6四桂 ▽7三角 ▲7一龍 ▽6三香 ▲5二桂成 ▽同 金
▲6四歩 ▽同 香 ▲3五飛 ▽3四歩 ▲2五飛 ▽6七香成
▲4七金 ▽3五桂 ▲2三飛成 ▽4七桂成 ▲同 銀 ▽2二金
▲4五香 ▽4二歩 ▲2二龍 ▽同 銀 ▲3二金 ▽4一桂
▲6四桂 ▽6八飛 ▲3八銀 ▽5七成香 ▲4二香成 ▽同 金
▲4三歩 ▽投了
73手で先手の勝ち

4手め42飛が敗因1。向い飛車VS四間は後手負けの当家結論に谷川が挑戦。
敗因2は10手め46歩。森内がコキおろされたばかりだと言うのに谷川が当家に第二の挑戦状。
>2006.09.07王座戦第1局 康光VS羽生 相振り穴熊
同じこと書くことが面倒なので以下流用。
「10手めの2-1アタックが徒労に終わることさえ今日も気がつかない」
三間でも四間でも当家結論は同じ。当家以外では康光も羽生も知っている。森内と谷川だけが知らない。谷川が俺にも教えろと言っているので以下康光の調教将棋。
谷川の古典的大局観は以下。
1=序盤は飛車より角。
2=1歩得で後手指せる。
康光のスーダラ大局観は以下。
1=後手は手損の海。
2=泳がせれば勝ち。
谷川の見落しが37手め62歩なら笑えない。1歩で守備が瓦解し収拾困難。14手め66飛のツケなので自業自得。以下諦めた模様。谷川は悪手が少ないと言うのは嘘。以下手順前後の悪手だらけ。42手め89馬は大悪手。52手め34歩はポカ兄弟。57手めも先に香打詰めろを康光に期待した模様。藤井の粘りは珍しく当家が褒めたが本譜は愛憎劇。
1=序盤が好奇心のみでイカれている。
2=攻防がチクワブ。
3=ダシが浸透しない。
谷川の心境は最初からイカに負けるかにあったが色気の出し方が解凍前に出された冷凍マグロ。客が待てないと思ってGoを出した店長が悪い。


2006.09.29王将戦リーグ 藤井VS康光 相振り No: 1590 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  06/10/01 Sun 02:55:07

2006.09.29王将戦リーグ 藤井VS康光 相振り
日時:2006.09.29
棋戦:王将戦リーグ1回戦
戦形:相振り
先手:藤井 猛九段
後手:佐藤康光棋聖
▲7六歩 ▽3四歩 ▲6六歩 ▽3二飛 ▲7八飛 ▽3五歩
▲7五歩 ▽3四飛 ▲7六飛 ▽2四歩 ▲4八玉 ▽2五歩
▲5八金左 ▽6二玉 ▲2八銀 ▽8二銀 ▲8六歩 ▽8四歩
▲7八銀 ▽7二金 ▲6七銀 ▽8三銀 ▲7八飛 ▽5二金
▲1六歩 ▽4二銀 ▲3八金 ▽2四飛 ▲1七銀 ▽5四歩
▲3九玉 ▽5三銀 ▲4六歩 ▽7一玉 ▲9六歩 ▽5五歩
▲2八玉 ▽8二玉 ▲9五歩 ▽6二金左 ▲4七金左 ▽6四銀
▲9六香 ▽1四歩 ▲1八香 ▽3三角 ▲1九玉 ▽1三香
▲7六銀 ▽7五銀 ▲同 銀 ▽7四歩 ▲6五歩 ▽7五歩
▲同 飛 ▽2六歩 ▲同 銀 ▽7四飛 ▲同 飛 ▽同 銀
▲4八金引 ▽9八飛 ▲7七角 ▽5六歩 ▲3三角成 ▽5七歩成
▲6六馬 ▽4八と ▲同 馬 ▽5九銀 ▲3九馬 ▽4八金
▲5五角 ▽7三歩 ▲8八銀 ▽3九金 ▲同 金 ▽5四歩
▲2二角成 ▽5六角 ▲9七桂 ▽8九角成 ▲8七金 ▽6七馬
▲5一飛 ▽5七馬 ▲2八金 ▽3九馬 ▲9四歩 ▽同 歩
▲9二歩 ▽同 香 ▲9三歩 ▽同 香 ▲9九歩 ▽8八飛成
▲同 馬 ▽4八銀成 ▲1七銀 ▽1五歩 ▲3一飛打 ▽7一銀
▲1五歩 ▽1六歩 ▲同 銀 ▽3八成銀 ▲同 金 ▽同 馬
▲2八銀 ▽4七馬 ▲3九銀 ▽3六歩 ▲同飛成 ▽同 馬
▲同 歩 ▽1七歩 ▲2一飛成 ▽6八飛 ▲3八桂 ▽3七歩
▲同 桂 ▽6九飛成 ▲5九歩 ▽同 龍 ▲4八角 ▽4九龍
▲6六馬 ▽4七金 ▲2八玉 ▽1八歩成 ▲同 玉 ▽6四歩
▲1七玉 ▽6五歩 ▲7六馬 ▽4八金 ▲4九馬 ▽同 金
▲2八銀 ▽4四角 ▲投了
140手で後手の勝ち

3手め66歩で後手に32飛とされると5手め68飛は悪手。78飛は緩手。これが先手でも振り飛車を指さなくてはいけない棋士たちの悲しい定め。
藤井の作戦負けでかなり悪くしたが康光が攻め急いで切れ筋に。藤井はよくぞ耐えたが最後転んだ。113手めは28玉で先手の点数勝ちが見込める。固い玉は攻めずに入玉。大駒以外全部1点なので95歩の駒補填も大歓迎。康光も点数数えたことがない。一言で入玉嫌い。


放映2006.09.28銀河戦決勝 小林裕VS羽生 対石田三間5筋位取り棒金 No: 1589 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  06/10/01 Sun 02:25:50

放映2006.09.28銀河戦決勝 小林裕VS羽生 対石田三間5筋位取り棒金

放映:2006.09.28
棋戦:第14期銀河戦決勝
戦形:対石田三間5筋位取り棒金
先手:小林裕士六段
後手:羽生善治三冠
▲7六歩 ▽3四歩 ▲2六歩 ▽4二飛 ▲4八銀 ▽6二玉
▲6八玉 ▽7二玉 ▲7八玉 ▽8二玉 ▲5六歩 ▽7二銀
▲9六歩 ▽9四歩 ▲5七銀 ▽3五歩 ▲5五歩 ▽3二飛
▲4六銀 ▽3四飛 ▲6六角 ▽1四歩 ▲6八銀 ▽3三桂
▲3八金 ▽4四歩 ▲2七金 ▽4二銀 ▲1六歩 ▽4三銀
▲2五歩 ▽4五歩 ▲5七銀引 ▽3二金 ▲2六金 ▽1三角
▲3八飛 ▽5四歩 ▲1五歩 ▽同 歩 ▲3六歩 ▽5五歩
▲3五歩 ▽5四飛 ▲7七角 ▽3一角 ▲6六銀 ▽7四飛
▲6五銀 ▽8四飛 ▲6六角 ▽4六歩 ▲8四角 ▽4七歩成
▲3四歩 ▽3八と ▲3三歩成 ▽8四歩 ▲4三と ▽同 金
▲4一飛 ▽5三角 ▲4三飛成 ▽2六角 ▲7五桂 ▽6二金打
▲5四銀打 ▽4八飛 ▲3二龍 ▽5六歩 ▲5九金 ▽5七歩成
▲4八金 ▽6八と ▲同 玉 ▽4八角成 ▲7八玉 ▽4六角
▲6九金 ▽5五角 ▲投了
80手で後手の勝ち

いつしか小林裕が決勝に。羽生は4手め42飛で昨日の王座戦と似たことをすでに敢行していた。25歩を突かずに羽生に石田流に組まれる。対石田三間5筋位取り棒金と言う相当贅沢な布陣。案の定55歩を6thアタックで狙撃。羽生相手の5筋位取りは必ずここをやられる。48手め74飛の駒アタリ奇数番3に65銀の平行奇数番3。51手め66角が性急。75歩同角74歩はあったかもしれない。
69手め32龍逃げは敗着。三段龍が命。

小林裕が優勝する場合
先手:69手め45歩
後手:70手め35角
  ▲7六歩    ▽3四歩    ▲2六歩    ▽4二飛    ▲4八銀    ▽6二玉
▲6八玉    ▽7二玉    ▲7八玉    ▽8二玉    ▲5六歩    ▽7二銀
▲9六歩    ▽9四歩    ▲5七銀    ▽3五歩    ▲5五歩    ▽3二飛
▲4六銀    ▽3四飛    ▲6六角    ▽1四歩    ▲6八銀    ▽3三桂
▲3八金    ▽4四歩    ▲2七金    ▽4二銀    ▲1六歩    ▽4三銀
▲2五歩    ▽4五歩    ▲5七銀引  ▽3二金    ▲2六金    ▽1三角
▲3八飛    ▽5四歩    ▲1五歩    ▽同 歩    ▲3六歩    ▽5五歩
▲3五歩    ▽5四飛    ▲7七角    ▽3一角    ▲6六銀    ▽7四飛
▲6五銀    ▽8四飛    ▲6六角    ▽4六歩    ▲8四角    ▽4七歩成
▲3四歩    ▽3八と    ▲3三歩成  ▽8四歩    ▲4三と    ▽同 金
▲4一飛    ▽5三角    ▲4三飛成  ▽2六角    ▲7五桂    ▽6二金打
▲5四銀打  ▽4八飛    ▲4五歩    ▽3五角    ▲6三銀成  ▽6八角成
▲同 金    ▽5九銀    ▲7二成銀  ▽同金上    ▲8三銀    ▽同 金
▲同桂成    ▽同 玉    ▲7四角    ▽8二玉    ▲8三金    ▽7一玉
▲7二金打  ▽同 金    ▲同 金    ▽同 玉    ▲6三龍    ▽8二玉
▲8三金    ▽投了
91手で先手の勝ち