実況&分析マシュダ一家
歩間四相
2006.09.27王座戦第3局 康光VS羽生 端歩四間

2006.09.25王将戦リーグ 森内VS郷田 横歩取り85飛
2006.09.24A級順位戦 谷川VS康光 対向い飛車穴熊


ゴム動力飛行機のねじりあい No: 1587 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  06/09/27 Wed 23:02:11

山ちゃんはどうか知らないが谷川までの世代なら子供の頃にゴム動力飛行機を作って飛ばした記憶があるであろう。
棋士はよく中盤のねじりあいと言う。羽生も昨日「ねじり合いの面白い将棋ができれば」と語っている。
ゴムをねじってその反動でプロペラが回るゴム動力飛行機。
将棋のねじりあいも同じ。今日は駒アタリ偶数番4まで。
1回まわして1回戻り2回回して2回戻る。
3回回してネーコの目。これが駒アタリ奇数番3。
羽生が駒アタリ偶数番4を作成してからまた1に戻る。
これが当家分析で明示した「ねじりあい」の明解な意味。
ねじれば戻る。戻す反動で飛行機が飛ぶ。
そして落ちる。
それを拾いに行った時たるんだゴムを見て夕暮れを感じれば帰宅。


康光夜空に散る No: 1586 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  06/09/27 Wed 22:33:25

谷川を交えた楽しい誕生会花火でフィナーレ。

日時:2006.09.27
棋戦:王座戦第3局
戦形:陽動四間 端歩歩間4
先手:佐藤康光棋聖
後手:羽生善治王座
▲7六歩 ▽3四歩 ▲2六歩 ▽9四歩 ▲2五歩 ▽9五歩
▲7八金 ▽4二飛 ▲2四歩 ▽同 歩 ▲同 飛 ▽6二玉
▲2八飛 ▽3二金 ▲4八銀 ▽4四歩 ▲2四歩 ▽4三飛
▲3六歩 ▽7二玉 ▲6八玉 ▽4五歩 ▲5八金 ▽8八角成
▲同 銀 ▽2二歩 ▲3七銀 ▽4二銀 ▲7七銀 ▽3三銀
▲7九玉 ▽4四銀 ▲8八玉 ▽8二玉 ▲6八金右 ▽7二銀
▲5六歩 ▽5四歩 ▲4八銀 ▽3五歩 ▲同 歩 ▽6四角
▲3七銀 ▽3五銀 ▲2五飛 ▽4四銀 ▲6六歩 ▽3六歩
▲同 銀 ▽1九角成 ▲3五銀 ▽3三銀 ▲2六飛 ▽6四馬
▲3六飛 ▽5五歩 ▲3七桂 ▽5六歩 ▲2五桂 ▽4六歩
▲同 銀 ▽4四香 ▲3三桂成 ▽同 金 ▲6五銀 ▽4六香
▲6四銀 ▽5七歩成 ▲4六歩 ▽6八と ▲7三銀成 ▽同 銀
▲6八銀 ▽5四桂 ▲7七角 ▽7二銀 ▲1六角 ▽3四歩
▲7五香 ▽5五金 ▲7三香成 ▽同 銀 ▲6七銀打 ▽7二金
▲3五歩 ▽2四金 ▲3四歩 ▽2五銀 ▲3三歩成 ▽同 桂
▲5六歩 ▽6六金 ▲2五角 ▽同 金 ▲3四飛 ▽7七金
▲同 桂 ▽5三歩 ▲6四歩 ▽1二角 ▲5二銀 ▽3四角
▲6三歩成 ▽同 金 ▲同銀成 ▽7二歩 ▲7三成銀 ▽同 桂
▲6四歩 ▽6六歩 ▲6三歩成 ▽6七歩成 ▲同 銀 ▽5七角
▲7四金 ▽7一香 ▲6八歩 ▽6六歩 ▲7三金 ▽同 歩
▲8五桂 ▽8四銀 ▲6二銀 ▽8五銀 ▲7一銀不成▽9三玉
▲7七桂 ▽6七歩成 ▲8五桂 ▽8四玉 ▲投了
130手で後手の勝ち


84玉 大爆笑 No: 1585 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  06/09/27 Wed 22:25:51

今度は阿部の声


2回目の85桂 No: 1584 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  06/09/27 Wed 22:24:03

水面に映った季節外れの花火の郷愁。


121手め85桂 No: 1583 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  06/09/27 Wed 22:15:30

谷川が大爆笑していた。だってアレも121手めの85桂だったから。


逆転阻止の流れ No: 1582 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  06/09/27 Wed 22:10:10

逆転阻止の流れ
75=本局初の変換駒アタリ偶数番2。66地点を46地点へ変換。
76=平行駒アタリ偶数番2
77=駒アタリ奇数番3。
74手め54桂は空間閉塞の双頭手で65角を阻止しているために反対側から飛車狙撃したが彼らの水準では最近駒アタリ奇数番3がネタ。羽生が待っていたのはこの手。54桂成功。普通84桂から打ちたくなる桂だったが双頭手だった点がミソ。
78=平行駒アタリ偶数番2
83=平行駒アタリ偶数番2
84=平行駒アタリ偶数番2。これで羽生の意識していたことの証明に。当家分析は明解。
85=35歩。またしても駒アタリ奇数番3が悪手に。第四平行駒アタリ偶数番2を取るのが正解。


流れの基本 No: 1581 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  06/09/27 Wed 21:46:56

康光はマッシュバーグ食べないで対局室で独り考えていたらしい。

あとは羽生の勝ち方と康光の負け方の問題。問題として対等。
谷川や山崎にはその後の流れが不可解だった模様。
17手め24歩が数の基本。
これをめぐる駒アタリ偶数番2の争奪戦が羽生の意識している流れ。
駒アタリ奇数番に戻るときが一番悩む。
48手め36歩への応手>駒アタリ偶数番2を断念し逆行奇数番1へ。おかげでキノコった。
51手めへの応手>駒アタリ偶数番2を断念し駒アタリ奇数番1解消。
53手め26飛=逆転への双頭手
55手め=新規駒アタリ奇数番1
57手め=逆行奇数番1
59手め=新規駒アタリ奇数番1
60手め=駒アタリ偶数番2
61=逆行奇数番1
62=駒アタリ偶数番2
63=連動駒アタリ偶数番2
64=連動駒アタリ偶数番2。ここで初めて17手め24歩が数の基本に。
65=本局初の駒アタリ奇数番3
66=連動駒アタリ奇数番3
67=連動駒アタリ奇数番3
68=本局初の駒アタリ偶数番4
以下清算して17手め24歩に戻る。
74手め54桂が羽生が選択した純正駒アタリ偶数番2。
ここが山崎の大局観と決定的に違う。


48手め36歩で夕食 No: 1580 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  06/09/27 Wed 18:57:44

ふたりそろってハンバーグステーキのマッシュルームソース付き。
でも勝負はついている。谷川か阿部は村田経由で49手め65歩なら以下の二枚換えで後手優勢表明。
先手:49手め65歩
後手:50手め37角成
▲7六歩 ▽3四歩 ▲2六歩 ▽9四歩 ▲2五歩 ▽9五歩
▲7八金 ▽4二飛 ▲2四歩 ▽同 歩 ▲同 飛 ▽6二玉
▲2八飛 ▽3二金 ▲4八銀 ▽4四歩 ▲2四歩 ▽4三飛
▲3六歩 ▽7二玉 ▲6八玉 ▽4五歩 ▲5八金 ▽8八角成
▲同 銀 ▽2二歩 ▲3七銀 ▽4二銀 ▲7七銀 ▽3三銀
▲7九玉 ▽4四銀 ▲8八玉 ▽8二玉 ▲6八金右 ▽7二銀
▲5六歩 ▽5四歩 ▲4八銀 ▽3五歩 ▲同 歩 ▽6四角
▲3七銀 ▽3五銀 ▲2五飛 ▽4四銀 ▲6六歩 ▽3六歩
▲6五歩 ▽3七角成 ▲同 桂 ▽同歩成 ▲投了
52手で後手の勝ち

49手め28銀はλエックス始動
先手:49手め28銀
後手:52手め53角
▲7六歩 ▽3四歩 ▲2六歩 ▽9四歩 ▲2五歩 ▽9五歩
▲7八金 ▽4二飛 ▲2四歩 ▽同 歩 ▲同 飛 ▽6二玉
▲2八飛 ▽3二金 ▲4八銀 ▽4四歩 ▲2四歩 ▽4三飛
▲3六歩 ▽7二玉 ▲6八玉 ▽4五歩 ▲5八金 ▽8八角成
▲同 銀 ▽2二歩 ▲3七銀 ▽4二銀 ▲7七銀 ▽3三銀
▲7九玉 ▽4四銀 ▲8八玉 ▽8二玉 ▲6八金右 ▽7二銀
▲5六歩 ▽5四歩 ▲4八銀 ▽3五歩 ▲同 歩 ▽6四角
▲3七銀 ▽3五銀 ▲2五飛 ▽4四銀 ▲6六歩 ▽3六歩
▲2八銀 ▽4六歩 ▲6五歩 ▽5三角 ▲4六歩 ▽3三桂
▲2六飛 ▽5五銀 ▲3六飛 ▽4六銀 ▲投了
58手で後手の勝ち

49手め36銀は無論19角成で後手勝ち


山崎が典型的な嘘つき人間の証拠 No: 1579 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  06/09/27 Wed 18:44:17

本人は不満らしいので証拠提示。
先手:47手め66角
後手:46手め33飛山崎推奨
▲7六歩 ▽3四歩 ▲2六歩 ▽9四歩 ▲2五歩 ▽9五歩
▲7八金 ▽4二飛 ▲2四歩 ▽同 歩 ▲同 飛 ▽6二玉
▲2八飛 ▽3二金 ▲4八銀 ▽4四歩 ▲2四歩 ▽4三飛
▲3六歩 ▽7二玉 ▲6八玉 ▽4五歩 ▲5八金 ▽8八角成
▲同 銀 ▽2二歩 ▲3七銀 ▽4二銀 ▲7七銀 ▽3三銀
▲7九玉 ▽4四銀 ▲8八玉 ▽8二玉 ▲6八金右 ▽7二銀
▲5六歩 ▽5四歩 ▲4八銀 ▽3五歩 ▲同 歩 ▽6四角
▲3七銀 ▽3五銀 ▲2五飛 ▽3三飛 ▲6六角 ▽5五歩
▲同 歩 ▽中断

46手め33飛は山崎が後手最有力と述べた手順。おそらく後手が山崎なら即負ける。すでに分析登場の後手二つの懸念がこの手順中に網羅。谷川がまた修正してくれるだろう。


65角の狙い No: 1578 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  06/09/27 Wed 18:33:49

羽生が打つ時は無論λ。この角は先手で出てくる46角の対。
どこに転身するかは康光次第。65角によって54歩が双頭手に逆行相転化。


47手め66歩 No: 1577 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  06/09/27 Wed 18:29:29

嘘つきの人間或いは怪我を嫌って最初から包帯巻いて歩いている人間に共通の口癖がある。
「120%ありません」
なぜ100%でないのか?
それは日頃「絶対ナイ」と言っている100%が嘘なため。
46手め44銀に36歩阻止の26飛なら千日手。ソレは「120%ありません」と山崎が言っている。当家なら98%ナイと言う。2%は千日手成立まで一回は羽生にそうするか聞くと言う誘惑。それで夕食休憩までの調整ができたかもしれない。
康光は47手め66歩で駒アタリ偶数番2狙い。


38手め54歩から40手め35歩5thアタック No: 1576 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  06/09/27 Wed 18:19:07

村田が38手め39角は65角以下43金打で後手負けと言う。谷川が修正して23歩にしている。よほど控え室もヒマだった模様。ヒマな理由は第10平行歩間1-4まで指されたため。歩間1-4は26手め22歩から数え始める。
37手め56歩で2-4構造。即ち後手が誘った奇偶反転はここまで尾を引いている。
38手め54歩1-5で後手が第二奇数番構造作成。これが本局第二の後手の隙。39手め康光は前回同様見送り48銀で第一平行歩間1-5選択。
結果後手からの5thアタックを許している。後手振り飛車のセオリーに反しているはずと。後手が画策したのは先手が第二偶数番アタックを仕掛けること。ところが康光はそれどころか奇数番アタックさえも放棄。先手は1歩入ると96歩同歩95歩と言う逆襲がある。よって後手から歩交換で仕掛けるときはその地点で先手が手抜きできない継続手が訴求される。後手が欲しいのは一に香車、二に桂馬。無防備なので取りやすい。一方後手の桂香は22歩故入手困難。谷川がひとめで22歩を嫌った理由を阿部に聞いてもらいたい。羽生はショスタコなので全然善治気にしてないから。
バースデーには谷川の朦朧とした祝辞で。


26手め22歩と28手め42銀 No: 1575 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  06/09/27 Wed 17:56:27

映画見て食事して帰って来てもまだ固まっている。
プリンならいいが将棋は素材も初型も固いのでほぐさないといけない。
将棋の初型は冷蔵庫の氷。整然と並んで溶けるのを待っている。
谷川の感覚では22歩が不満。
阿部の感覚では43飛は悪型の極み。
山崎は28手め42銀見て愕然。
この順に格がある。
22歩は凝る手。42銀はそのコリをほぐす手。22歩打たないと42銀不成立。よって22歩とは反返し縫い。


24手め88角成 アレは反則負けなのか No: 1574 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  06/09/27 Wed 14:50:30

これは指1本で指せない。まず相手の角を自分の駒台に乗せないといけない。内藤なら先手角をひっくり返して自分の22角を駒台に乗せる。谷川はそんなことを練習将棋でもやらない。これは一度関西HPの対談で扱っていただきたい。どっちでもいいでは国際ルールが混乱。カスパロフなら内藤流は反則負けと言い兼ねない。相手の指油がついた駒など駒台におけるかと言っても理解されない。
88角成は同銀の連動手を与えるので後手の手損だがすでに局面がヒレカツで硬直しているので序盤95歩の位へ収斂することを羽生は期待。


油は諸悪の根源 No: 1573 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  06/09/27 Wed 14:34:03

康光は昼にカツカレー。敗着級の注文であった。油を取りすぎると血液が疲労してアマタの回転が鈍る。
羽生はウドンなので消化に良い。
バナナが試験前に効果的との実験結果をテレビで放映するとバナナが翌日売りきれた。対局中にバナナ食べる棋士は加藤一二三以外いない。丸山はカロリーメイトのバナナ味。以前バナナの皮にすべって転ぶ棋士を描いたギャグがあったがアレはバトルだったか志村ケンだったか?
話はとぶが人口比に対して裕福な国は油売って儲けている。EU加盟国なら北海油田で潤うノルウェー。日本も油田が出ればオデンよりオイシー。温泉掘るのは好きでも油田掘るのは苦手な日本。
弘法大師が杖ついて油出したら日本の歴史は?
おそらくダメな国になっていた。


午後再開 大爆笑の連続 No: 1572 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  06/09/27 Wed 14:15:01

68玉45歩58金と大爆笑の連続。どれも1本指で指せるのでタコと同類に。人指し指だけでピアノを引かされた吉本隆明でもここまで笑わせてくれなかった。


閑話休題 夢幻運指と密言力の話 No: 1571 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  06/09/27 Wed 13:49:50

将棋の駒は指2本で持てる。吸盤があるタコなら1本で十分。
指は10本あるので運指の組み合わせは夢幻。
面白いのは左指に右指を突っ込む形。
密教には様々な指の組み合わせがある。あれは見えない楽器を演奏しているのだと観る。
将棋にも密言力がある。当家が最近楽しんでいるのは一度に指で動かせるだけ駒を動かす運指将棋。20手めの局面だと指1本で動かせるのが玉飛金銀桂香歩。一見ダメなのが角。ところが77角なら指1本でも角に連動して同時に86歩と指せるのが運指将の醍醐味。1本の動作で三つの駒を動かすなら48金や77銀と言う奇手もある。将棋だと冗談に見えるのはそれだけ制約が多い証拠。
一局面での将棋の変化と10本指の組み合わせはどちらが多いかと言うと間違いなく後者。


16手め44歩から20手め72玉で昼食 制権理論線上で No: 1570 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  06/09/27 Wed 13:29:00

16手め44歩は後手初めての双頭手。飛車先歩4筋攻め+23歩には43飛を用意する空間開放手。空間開放手が双頭手になる構造は羽生森内名人戦でも度々扱ってきた。三段飛車の発想は元々は康光。
>2005.09.16王座戦第2局 羽生VS康光 康光流転換向い飛車 42銀嘆
あの日当家に敗因1を指す前から実況&分析で指摘された羽生は後に二回も後悔懺悔。
今日は24歩を谷川が指摘したところが彼らの限界値。45歩が三頭手になる危険を牽制しただけ。16手め44歩の瞬間は後手が初めて歩間理論+制権理論で一瞬隙を見せた手。後手が強いたはずの奇偶反転を自ら行なっている。先手がここで第一平行歩間3-1を取るなら24歩だがそれでは再度の奇偶反転で後手に制権が戻ってしまう。当家なら17手めに2-2構造選択。グランサタンか牽制手かは教えない。感想で出たら種明し。ヒントは78金を活かす。この変化は実に奇想天外。19手めに棋界の常識を根底から覆す奇手が登場し羽生の飛車先歩放置など一瞬で凌駕。
17手め谷川推奨24歩には以下43飛に36歩で後手が再度2-2構造を先手に強いている。
何が違うか?
1歩手放したことが違う。即ち歩間理論牽制手ではなく制権理論線上で見るべきだった。それを逆用するなら17手めに2-2構造。24歩も36歩もすでに後手が強要している構図。


13手め28飛 No: 1569 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  06/09/27 Wed 12:55:52

谷川手順を同様に疑問視した山崎がこんなこと言っている。
先手:13手め23飛成
後手:20手め32金
▲7六歩 ▽3四歩 ▲2六歩 ▽9四歩 ▲2五歩 ▽9五歩
▲7八金 ▽4二飛 ▲2四歩 ▽同 歩 ▲同 飛 ▽6二玉
▲2三飛成 ▽8八角成 ▲同 銀 ▽2二飛 ▲同 龍 ▽同 銀
▲2八飛 ▽3二金 ▲6五角 ▽3三桂 ▲8三角成 ▽7四角
▲同 馬 ▽同 歩 ▲投了
26手で後手の勝ち
これで康光が13手め23飛成諦めたのかと。
嘘に嘘を塗り固めると山崎のように自虐的になってしまう。
その山崎が勧める先手必勝手順は13手め66歩。
先手:13手め66歩
後手:14手め32金
▲7六歩 ▽3四歩 ▲2六歩 ▽9四歩 ▲2五歩 ▽9五歩
▲7八金 ▽4二飛 ▲2四歩 ▽同 歩 ▲同 飛 ▽6二玉
▲6六歩 ▽3二金 ▲3四飛 ▽投了
15手で先手の勝ちと言う山崎

大局観が狂っている。山崎はチューニングできない天才演奏家なので怒ってはいけない。羽生に横歩取られて当家と森内にさんざん言われたあの日以来山崎は壊れてしまった。
上記変化は横歩売りなので後手の制権理論を現行法で打破できない。自陣駒アタリ原理の範疇へ移行すると自陣整備で後手がラク。横歩取り85飛のように路上整備されていない場合先手が転ぶ要因が多すぎる。以下44歩36飛45歩26飛では再度の平行歩間2-2を後手に強いられてしまう。4筋が狙われ78金が裏目に。
13手め28飛は谷川なら実戦で指す手。塚田を封印したのも谷川飛車引き。


12手め62玉 No: 1568 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  06/09/27 Wed 12:06:23

13手め朝から龍作ると谷川なら以下。

青い馬
先手:13手め23飛成
後手:16手め22飛
▲7六歩 ▽3四歩 ▲2六歩 ▽9四歩 ▲2五歩 ▽9五歩
▲7八金 ▽4二飛 ▲2四歩 ▽同 歩 ▲同 飛 ▽6二玉
▲2三飛成 ▽8八角成 ▲同 銀 ▽2二飛 ▲同 龍 ▽同 銀
▲2八飛 ▽3二金 ▲6五角 ▽投了
21手で先手の勝ち
これを谷川は「先手がより良くする順」と述べている。つまり飛車先歩交換できた時点で12手め62玉の局面を先手優勢と谷川は豪語。
これはどう言う気持ちか?
12手め62玉を奇偶反転後の役人の保身主義と谷川は確信していると言うこと。役人の天下りなど許さないと。
でもね。谷川。ならば立会いなど断るべき。
税金払ってアイツラ雇ってんのは俺達だと谷川が言うことか?
谷川変化の19手め28飛は当家が何度も出してきた変化。中原でもこう指すと言う慣用句をつけて康光分析で。ところが谷川変化では20手めがおかしい。羽生は22銀を守るのに23金とはしない。教えてあげない。最初のは判るかもしれないが二番目は難しい。ヒントは95歩が空間開放手だったというオチ。


8手め42飛 No: 1567 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  06/09/27 Wed 11:50:54

第二平行歩間2-2は飛車を振るか32金。ここで後手が歩間3-2や1-3を取ると奇偶反転を強いたのが後手ではなく先手となってしまう。制権理論の構造を反転させると先に誘った方が転ぶ。


7手め78金 6手め95歩の正体は奇偶反転 No: 1566 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  06/09/27 Wed 11:42:16

山崎も24歩はある手と思っていても当家の基本変化までしか述べていない。先送りするなら山崎は48銀か78金らしいがいずれも平行歩間2-2。ところが66歩の3-2構造は33角でさらに面白くない。つまり先手は5手め25歩を突けば2-2アタックを後手から強要されることになる。
後手が先手に奇偶反転を強いているのが6手め95歩の正体。
傲慢と見てもいい。権力側に居る役人の群れがそうだから。
羽生は康光と違って保守派旗手なので相手の角番でないと実験はできない。
最強の自我を自認する手が78金。24歩を今度こそ敢行できる。
しかし奇偶反転を強いたのが後手なので制権理論では後手が優位。即ちここでも歩間理論の優位性が顕著。


6手め95歩 No: 1565 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  06/09/27 Wed 11:20:31

6手め95歩はすでに歩間理論に飛車先の駒アタリ原理が始動するので2-2牽制とのみ見ることは不可。7手め24歩は言及したばかり。
>2006.09.05C級1組順位戦 阿久津VS平藤 陽動四間
谷川がここでコメントできない理由?
先手勝ち変化を当家も公開していないためそれは無理。


4手め94歩 No: 1564 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  06/09/27 Wed 11:13:19

歩間理論である手。以前何度も言及。


谷川立会い? No: 1563 [返信][削除]
 投稿者:王座戦第3局 マシュダ一家  06/09/27 Wed 11:10:47

今日はホテルオークラ神戸で。
淡路や内藤が仮病やったとしても谷川選ぶとは。


2006.09.25王将戦リーグ 森内VS郷田 横歩取り85飛 No: 1562 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  06/09/26 Tue 11:57:18

2006.09.25王将戦リーグ 森内VS郷田 横歩取り85飛
日時:2006.09.25
棋戦:王将戦リーグ1回戦
戦形:横歩取り85飛
先手:森内俊之名人
後手:郷田真隆九段
▲7六歩 ▽3四歩 ▲2六歩 ▽8四歩 ▲2五歩 ▽8五歩
▲7八金 ▽3二金 ▲2四歩 ▽同 歩 ▲同 飛 ▽8六歩
▲同 歩 ▽同 飛 ▲3四飛 ▽3三角 ▲3六飛 ▽2二銀
▲8七歩 ▽8五飛 ▲2六飛 ▽4一玉 ▲4八銀 ▽6二銀
▲3六歩 ▽5一金 ▲3七桂 ▽7四歩 ▲3三角成 ▽同 桂
▲3五歩 ▽4四角 ▲3六飛 ▽4五桂 ▲同 桂 ▽同 飛
▲6六歩 ▽2三歩 ▲8四桂 ▽7一銀 ▲8三角 ▽6二金
▲7四角成 ▽5五飛 ▲9二桂成 ▽5四飛 ▲6五馬 ▽7三桂
▲5四馬 ▽同 歩 ▲8一飛 ▽6一金 ▲9一飛成 ▽8八歩
▲同 金 ▽6七桂 ▲6八玉 ▽7九桂成 ▲同 玉 ▽2七角
▲3九飛 ▽4九角成 ▲同 飛 ▽5八金 ▲2九飛 ▽4八金
▲8三角 ▽5八金 ▲6一角成 ▽6五桂 ▲6七金 ▽6六角
▲6九歩 ▽5九銀 ▲同 飛 ▽同 金 ▲7一龍 ▽投了
77手で先手の勝ち

横歩取り85飛にした時点で郷田の負け。3カ月オサライしていなくとも1時間あれば最善手が全部その場で思いだせる将棋。38手めどこに歩を打っても同じ。ここで後手引く時点で後手負け。では郷田が負け将棋にナニかを表現したかったのかと言うとそこが康光と違う。王手銀取りのフンドシ+飛車金取りの角打ちと芸がない。この鈍さはゴーギャンとも違う。ルーベンスの工房でオサカナ描き始めたヨルダンスの不透明感。郷田が本格派と言うのは不当表示であろう。エピゴーネンと言ってはアンマリだがサカナ市場の血なまぐさい暗さなら郷田のキャラになるかもしれない。


2006.09.24A級順位戦 谷川VS康光 対向い飛車穴熊 No: 1561 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  06/09/26 Tue 11:42:56

2006.09.24A級順位戦 谷川VS康光 対向い飛車穴熊
日時:2006.09.24
棋戦:第65期A級順位戦
戦形:対向い飛車穴熊
先手:谷川浩司九段
後手:佐藤康光棋聖
▲7六歩 ▽3四歩 ▲2六歩 ▽4四歩 ▲2五歩 ▽3三角
▲4八銀 ▽2二飛 ▲6八玉 ▽6二玉 ▲7八玉 ▽7二玉
▲7七角 ▽4二銀 ▲8八玉 ▽8二玉 ▲9八香 ▽7二銀
▲9九玉 ▽4五歩 ▲8八銀 ▽7七角成 ▲同 銀 ▽3三桂
▲7九金 ▽9四歩 ▲9六歩 ▽8四歩 ▲5六歩 ▽8三銀
▲5七銀 ▽7二金 ▲8八銀 ▽4三銀 ▲5八金 ▽5二金
▲6六銀 ▽2一飛 ▲6八金寄 ▽6四歩 ▲5五銀 ▽6五歩
▲7七角 ▽4二金 ▲4四銀 ▽同 銀 ▲同 角 ▽8五銀
▲7七金 ▽5七角 ▲4八銀 ▽7九角成 ▲同 銀 ▽9六銀
▲5七銀 ▽9五歩 ▲3六歩 ▽8五銀 ▲8六歩 ▽7四銀引
▲8八玉 ▽2四歩 ▲同 歩 ▽2五歩 ▲2三角 ▽9六歩
▲8七金 ▽8五歩 ▲同 歩 ▽同 銀 ▲8六歩 ▽9七歩成
▲同 香 ▽同香成 ▲同 桂 ▽9四銀引 ▲9六歩 ▽2六香
▲7八飛 ▽2九香成 ▲3四角成 ▽4三金打 ▲3五歩 ▽3四金
▲同 歩 ▽2四飛 ▲3五金 ▽2六角 ▲6八銀引 ▽3五角
▲同 角 ▽3四飛 ▲5七角 ▽4六歩 ▲同 角 ▽3八飛成
▲7五歩 ▽4五歩 ▲5五角 ▽5四歩 ▲6四角 ▽5三金打
▲3一角 ▽6四金 ▲4二角成 ▽6三金引 ▲6四香 ▽5三角
▲6三香成 ▽4二角 ▲7二成香 ▽同 銀 ▲7七銀 ▽3九龍
▲6二金 ▽5三角 ▲6三金打 ▽同 銀 ▲同 金 ▽3五角
▲8五桂 ▽7二金 ▲9二金 ▽7一玉 ▲8一金 ▽同 玉
▲7三桂成 ▽同 金 ▲同 金 ▽7九角成 ▲同 飛 ▽同 龍
▲同 玉 ▽7八歩 ▲8八玉 ▽7六桂 ▲9七玉 ▽9八金
▲同 玉 ▽8九銀 ▲同 玉 ▽8八歩 ▲同 金 ▽5九飛
▲9八玉 ▽8八桂成 ▲同 銀 ▽8九角 ▲8七玉 ▽7六金
▲同 玉 ▽9八角成 ▲7七玉

谷川は向い飛車が苦手。だから無策の穴熊一路でかえって難しくした。
ノーテンキでアナにすれば久保でなくとも45歩突く。穴熊だけは77同銀が連動手とは言えないため。33手めにまた88銀と戻った銀。森内なら千日手にする将棋。康光のサービスで谷川が打開したが47手めの局面はすでに先手負け。48手めは85歩で谷川困ったはず。康光はナニ思ったか85銀打。筋違い角が宇宙将棋で必勝なら銀で歩を取れば人間将棋も勝つはずと。
行く順番が違う。先に馬で次が歩。馬で歩を取るのが一番効率がいい。歩を取れば24歩同歩25歩を見せる。角銀もったら飛車イジメが常套句。48手め85歩が嫌なら次善は14歩。
先手に35歩はあっても65歩はない。やったら35銀で角が死ぬ。64銀は自滅。ナニもない先手に85銀では谷川ムっとしたはず。来年はまたオレかと。今度は逆に48銀で角殺しをさせているところが漫才将棋。康光はユニーク。谷川を踊らせている。それでも谷川緩手の累積で逆転してしまった。93手め57角でまた後手引くハメに。康光極めツケのジョークは次の46歩。完全に谷川序盤を揶揄。45歩突きを康光バージョンにした最悪の連動手。谷川77銀連動手よりガラ悪い。他の棋士は絶対指せない大受け狙いと当家は読む。
勝ってクレというリクエストをする場合個性がよくでる。
将棋には勝つ喜びの半面負ける楽しみもある。勝つだけなら機械と同じ。康光の面白さは負け将棋に顕著。勝負とは文字では対等。どちらかが勝てば反対側は負ける。その価値が文字では対等。これを棋譜にすると康光のようにズレたシンメトリカル構図さえも表現可能。
康光が谷川に与えた構図は103手め31角。即ち88手め康光26角のパロディー。これを勝負の範疇だけで鑑賞すると完全に遊びまくっていると読むハメになってしまう。ソレだけではモッタイナイ。
オチは121手め85桂双頭手。谷川が唯一狙っていた逆転筋だが康光が谷川に指させている。羽生にやられた空間開放手が余りに悔しかったので今度は谷川に詰めろ逃れの詰めろにして貰ったのだと。負け芸もここまでくると時差をもつ舞台照明。
将棋は康光が終始谷川を激励。土壇場で対羽生戦からさらなる色気に繋げた所が谷川へのエール。羽生も谷川を見習えと。当家の皮肉ではない。康光の羽生への痛烈な批判と読む。

もう少し。ナニがモッタイナイのか。
金の死角に打つ角は向い飛車だと43金+21飛の形での32角打。本譜はそれを避けつつ26角と31角が発生。この色彩感が印象派の手法を想起させる。谷川がトリスタン和声なら康光はドビュッシー。
康光は月。谷川は噴水。