どうやら64手め92飛の長考で康光時間負けの模様。
以下おかしな手が続出しているのでコメント不要。むしろ羽生の決め方がナニを言いたいか深浦は責任とって言わないといけない。
羽生は9手め16歩が緩手と認めつつ12手め94歩は後手の緩手と言っているのが本譜。この交換が将棋の骨格。それに言及しないで何か語ることは野次馬寄席。羽生は13手め96歩で先手優勢に換ったと本譜で語ろうとしている。
当家が読むのはソレだけ。1筋と9筋の磁力に引き裂かれた後手玉を最後に見る。

日時：2006.09.16
棋戦：王座戦第2局
戦形：手損角換り早繰り銀
先手：羽生善治王座
後手：佐藤康光棋聖
▲７六歩 ▽３四歩 ▲２六歩 ▽１四歩 ▲２五歩 ▽８八角成
▲同　銀 ▽２二銀 ▲１六歩 ▽３三銀 ▲４八銀 ▽９四歩
▲９六歩 ▽６二銀 ▲３六歩 ▽６四歩 ▲３七銀 ▽６三銀
▲４六銀 ▽４四歩 ▲３五歩 ▽同　歩 ▲同　銀 ▽３四歩
▲２六銀 ▽４二飛 ▲３七銀 ▽７四歩 ▲６八玉 ▽３二金
▲５八金右 ▽４一玉 ▲７八玉 ▽３一玉 ▲３六銀 ▽７五歩
▲同　歩 ▽７二飛 ▲７七銀 ▽７三桂 ▲３七歩 ▽６五桂
▲７六銀 ▽３九角 ▲３八飛 ▽５七角成 ▲同　金 ▽同桂成
▲２四歩 ▽同　歩 ▲７九角 ▽５六金 ▲５八金 ▽３五歩
▲同　銀 ▽３四歩 ▲２四銀 ▽４七成桂 ▲３六角 ▽３八成桂
▲６三角成 ▽７七歩 ▲同　桂 ▽９二飛 ▲３三銀成 ▽同　桂
▲４三歩 ▽同　金 ▲５四歩 ▽同　歩 ▲６四馬 ▽３二玉
▲２四歩 ▽２二歩 ▲４二歩 ▽４五桂 ▲４一歩成 ▽同　玉
▲７四馬 ▽５二金 ▲５三歩 ▽同金寄 ▲３三銀 ▽４三金寄
▲３二銀打 ▽５一玉 ▲４三銀成 ▽同　金 ▲４一金 ▽６二玉
▲５六馬 ▽３九飛 ▲８三馬 ▽６九銀 ▲８八玉 ▽５八銀成
▲４六角 ▽５五歩 ▲７三金 ▽５三玉 ▲９二馬 ▽同　香
▲６三飛 ▽投了
103手で先手の勝ち

感想戦は40手め93桂にすべきだったと康光。狙いは飛車筋通したまま桂跳ね+75飛。これなら序盤12手め94歩に意味がある。素晴らしい指摘。73桂は1分で指したらしい。天才とポカは似合う。
中原は53手め58金にやけに感心。そんな中原に当家は逆に感心。屋敷は49手め24歩を絶賛。これは判る。同銀は66角。同歩で本譜51手め79角が三頭手になる。79角を康光は見落し。

では75手め42歩の代替手はナニかと言うとやはり15歩を決め手にしたかった。
先手：75手め23銀打
後手：76手め23同歩
▲７六歩 ▽３四歩 ▲２六歩 ▽１四歩 ▲２五歩 ▽８八角成
▲同　銀 ▽２二銀 ▲１六歩 ▽３三銀 ▲４八銀 ▽９四歩
▲９六歩 ▽６二銀 ▲３六歩 ▽６四歩 ▲３七銀 ▽６三銀
▲４六銀 ▽４四歩 ▲３五歩 ▽同　歩 ▲同　銀 ▽３四歩
▲２六銀 ▽４二飛 ▲３七銀 ▽７四歩 ▲６八玉 ▽３二金
▲５八金右 ▽４一玉 ▲７八玉 ▽３一玉 ▲３六銀 ▽７五歩
▲同　歩 ▽７二飛 ▲７七銀 ▽７三桂 ▲３七歩 ▽６五桂
▲７六銀 ▽３九角 ▲３八飛 ▽５七角成 ▲同　金 ▽同桂成
▲２四歩 ▽同　歩 ▲７九角 ▽５六金 ▲５八金 ▽３五歩
▲同　銀 ▽３四歩 ▲２四銀 ▽４七成桂 ▲３六角 ▽３八成桂
▲６三角成 ▽７七歩 ▲同　桂 ▽９二飛 ▲３三銀成 ▽同　桂
▲４三歩 ▽同　金 ▲５四歩 ▽同　歩 ▲６四馬 ▽３二玉
▲２四歩 ▽２二歩 ▲２三銀 ▽同　歩 ▲同歩成 ▽同　玉
▲２四歩 ▽３二玉 ▲７四馬 ▽５五歩 ▲２三歩成 ▽同　玉
▲４一馬 ▽３二銀 ▲２四歩 ▽１三玉 ▲３二馬 ▽同　飛
▲２三銀 ▽６二飛 ▲１五歩 ▽投了
93手で先手の勝ち

82手め26飛は41銀42玉23歩成同飛56馬41玉24歩で38馬が残り形作りにならない。

42歩まで特設ページの方が先に図面表示。しかも42歩が「感嘆の羽生の攻め」と絶賛。簡単な羽生のポカの冗談であろう。4筋の歩は48成桂同金28飛に49歩を打って先手勝ちだった。ここで打つと一回成り捨てないといけない。羽生が54歩取ってくれなかった場合は45桂跳ね双頭手から57銀ブチこみ。康光が銀を温存している時点でそれっきゃない。羽生は歩を成り捨てると攻めの歩が1枚。

先手玉は寄らないので寄せあい不可。よって入玉できるか。
後手はギリギリ23点維持。24点ルールなら砂漠。気はラクダ。

おかしな二元中継。日経中継より特設ページの方が指し手が早い。この指し手進行は本当であろうか？

ひとめ92飛に決まっている。ナニ考えてんのか？
以下渡辺明は先手勝勢らしい。竜王戦大丈夫であろうか。33銀成同桂43歩なら52銀打。

特設ページまで36角で羽生勝ちの口ぶりでは困る。
今頃連盟特設ページの方は日経解説より少しはマジメに取り組み始めた模様。当家の36角タコ説をようやく理解し始めた。

連盟特設ページ変化
▲７六歩 ▽３四歩 ▲２六歩 ▽１四歩 ▲２五歩 ▽８八角成
▲同　銀 ▽２二銀 ▲１六歩 ▽３三銀 ▲４八銀 ▽９四歩
▲９六歩 ▽６二銀 ▲３六歩 ▽６四歩 ▲３七銀 ▽６三銀
▲４六銀 ▽４四歩 ▲３五歩 ▽同　歩 ▲同　銀 ▽３四歩
▲２六銀 ▽４二飛 ▲３七銀 ▽７四歩 ▲６八玉 ▽３二金
▲５八金右 ▽４一玉 ▲７八玉 ▽３一玉 ▲３六銀 ▽７五歩
▲同　歩 ▽７二飛 ▲７七銀 ▽７三桂 ▲３七歩 ▽６五桂
▲７六銀 ▽３九角 ▲３八飛 ▽５七角成 ▲同　金 ▽同桂成
▲２四歩 ▽同　歩 ▲７九角 ▽５六金 ▲５八金 ▽３五歩
▲同　銀 ▽３四歩 ▲２四銀 ▽４七成桂 ▲３六角 ▽３八成桂
▲６三角成 ▽７七歩 ▲同　桂 ▽９二飛 ▲２二歩 ▽２四銀
▲２一歩成 ▽同　玉 ▲２四角 ▽４八成桂 ▲中断
70手め23歩の選択権も後手。 

22歩を同玉は後手負けと連盟棋士が断言する場合は以下。
▲７六歩 ▽３四歩 ▲２六歩 ▽１四歩 ▲２五歩 ▽８八角成
▲同　銀 ▽２二銀 ▲１六歩 ▽３三銀 ▲４八銀 ▽９四歩
▲９六歩 ▽６二銀 ▲３六歩 ▽６四歩 ▲３七銀 ▽６三銀
▲４六銀 ▽４四歩 ▲３五歩 ▽同　歩 ▲同　銀 ▽３四歩
▲２六銀 ▽４二飛 ▲３七銀 ▽７四歩 ▲６八玉 ▽３二金
▲５八金右 ▽４一玉 ▲７八玉 ▽３一玉 ▲３六銀 ▽７五歩
▲同　歩 ▽７二飛 ▲７七銀 ▽７三桂 ▲３七歩 ▽６五桂
▲７六銀 ▽３九角 ▲３八飛 ▽５七角成 ▲同　金 ▽同桂成
▲２四歩 ▽同　歩 ▲７九角 ▽５六金 ▲５八金 ▽３五歩
▲同　銀 ▽３四歩 ▲２四銀 ▽４七成桂 ▲３六角 ▽３八成桂
▲６三角成 ▽７七歩 ▲同　桂 ▽９二飛 ▲２二歩 ▽同　玉
▲２三歩 ▽同　金 ▲同銀成 ▽同　玉 ▲４一馬 ▽３二銀
▲２四歩 ▽同　銀 ▲２五歩 ▽投了
75手で先手の勝ちと豪語

こう言う場合青野なら「プロは22歩を放置するモノなんです」と必ず言う。自分で「プロ」と言う棋士は永遠にタイトル戦でらんないから。しかも上記変化は2筋が主役で羽生の意図ではない。玉下がられてまだ難解。

西尾が36角で「羽生が見切った」だと。もうアホかと。
羽生は遊んでいるに決まっている。控え室全員ガンクビそろえて36角で羽生優勢確定では情けない。連盟が別枠で特設ページ用意した理由がよく判る。

飯塚は59手め47同金の場合64手め74歩に65手めは36角で難解らしい。64手め74歩なら当家は取る。

先手：59手め47同金
後手：64手め74歩
▲７六歩 ▽３四歩 ▲２六歩 ▽１四歩 ▲２五歩 ▽８八角成
▲同　銀 ▽２二銀 ▲１六歩 ▽３三銀 ▲４八銀 ▽９四歩
▲９六歩 ▽６二銀 ▲３六歩 ▽６四歩 ▲３七銀 ▽６三銀
▲４六銀 ▽４四歩 ▲３五歩 ▽同　歩 ▲同　銀 ▽３四歩
▲２六銀 ▽４二飛 ▲３七銀 ▽７四歩 ▲６八玉 ▽３二金
▲５八金右 ▽４一玉 ▲７八玉 ▽３一玉 ▲３六銀 ▽７五歩
▲同　歩 ▽７二飛 ▲７七銀 ▽７三桂 ▲３七歩 ▽６五桂
▲７六銀 ▽３九角 ▲３八飛 ▽５七角成 ▲同　金 ▽同桂成
▲２四歩 ▽同　歩 ▲７九角 ▽５六金 ▲５八金 ▽３五歩
▲同　銀 ▽３四歩 ▲２四銀 ▽４七成桂 ▲同　金 ▽同　金
▲２八飛 ▽２四銀 ▲同　角 ▽７四歩 ▲同　歩 ▽同　銀
▲３六角 ▽７三飛 ▲７五歩 ▽同　銀 ▲７四歩 ▽同　飛
▲６三角成 ▽７六銀 ▲７四馬 ▽投了
75手で先手の勝ち

さすが康光。1筋の喧嘩は序盤14歩をタコ扱いされることが悔しくて今度は羽生の96歩をネタに。同桂は先の変化分岐で下段飛車+79金に77玉と脱出できない。ここで入玉最善路だった77玉は角が瞬間浮き駒で飛車打先行。よって羽生エスケープを96地点にしろと。それは2手もかかる。煮ても焼いても食えない場合桂跳ねを双頭手にできるか？

59手め36角で康光も固まってしまった。
羽生のブラックジョーク36角に一番震撼しているのが深浦のはず。
だってこれは15歩で勝とうと言う手だから。谷川なら自宅で苦笑いしている頃。

1筋で喧嘩したい場合
先手：15歩で勝ちます
後手：14銀で凌ぎます
▲７六歩 ▽３四歩 ▲２六歩 ▽１四歩 ▲２五歩 ▽８八角成
▲同　銀 ▽２二銀 ▲１六歩 ▽３三銀 ▲４八銀 ▽９四歩
▲９六歩 ▽６二銀 ▲３六歩 ▽６四歩 ▲３七銀 ▽６三銀
▲４六銀 ▽４四歩 ▲３五歩 ▽同　歩 ▲同　銀 ▽３四歩
▲２六銀 ▽４二飛 ▲３七銀 ▽７四歩 ▲６八玉 ▽３二金
▲５八金右 ▽４一玉 ▲７八玉 ▽３一玉 ▲３六銀 ▽７五歩
▲同　歩 ▽７二飛 ▲７七銀 ▽７三桂 ▲３七歩 ▽６五桂
▲７六銀 ▽３九角 ▲３八飛 ▽５七角成 ▲同　金 ▽同桂成
▲２四歩 ▽同　歩 ▲７九角 ▽５六金 ▲５八金 ▽３五歩
▲同　銀 ▽３四歩 ▲２四銀 ▽４七成桂 ▲３六角 ▽３八成桂
▲６三角成 ▽９二飛 ▲３三銀成 ▽同　金 ▲５三馬 ▽２二玉
▲２四歩 ▽５七歩 ▲同　金 ▽４八飛 ▲５八歩 ▽５七金
▲同　角 ▽５八飛成 ▲６八金 ▽５九龍 ▲３一銀 ▽１三玉
▲１五歩 ▽同　歩 ▲２五銀 ▽１四銀 ▲１五香 ▽同　銀
▲１四歩 ▽１二玉 ▲中断

どうやら羽生も腰抜け控え室をからかい始めた模様。
青野。ごくろうさん。

先崎までロートル化。形勢がハッキリしてから今頃44手め39角が康光の悪手だったと言っている。当家のように指す前から39角は敗着と言って欲しい。どうせあと出しジャンケンやりたいなら当家のように44手めの代替手を言え。それとも先崎は西尾54角を支持か？それさえ言及を避けてモノ言う資格はない。貴様は結局河口と同じ。

単発手なら紳哉手順でいい。しかし羽生が三頭手出しているので双頭手以上でないと差が広まるとの康光の主旨。57成桂取りを避ける双頭手があるとすれば56金しかない。問題はこれが双頭手かと言うこと。次に35歩突いて銀をドカせば47歩は取れるがソッポジージョ。ここまでの流れはできれば1=76銀をドカしたい。速攻は銀取りに角打つ。でも角捨てちゃった。タメ口なら74歩だが重い。2=81角は打たせる。3=23歩も怖くない。どうせ先手は1歩。これがミソ。65歩は最強。でも52手め56金では間に合わない。
先の紳哉変化を青野は絶対ないと言うが不思議なことに紳哉変化では礎石76銀をドカす65金がある。青野はつくずくダメな棋士になった。羽生に負けろと中原に言わせるのは青野しかいなかったのに。
羽生には1歩しかないので53手め58歩は先手歩切れで負け。

先手：53手め58歩
後手：56手め75飛
▲７六歩    ▽３四歩    ▲２六歩    ▽１四歩    ▲２五歩    ▽８八角成
▲同　銀    ▽２二銀    ▲１六歩    ▽３三銀    ▲４八銀    ▽９四歩
▲９六歩    ▽６二銀    ▲３六歩    ▽６四歩    ▲３七銀    ▽６三銀
▲４六銀    ▽４四歩    ▲３五歩    ▽同　歩    ▲同　銀    ▽３四歩
▲２六銀    ▽４二飛    ▲３七銀    ▽７四歩    ▲６八玉    ▽３二金
▲５八金右  ▽４一玉    ▲７八玉    ▽３一玉    ▲３六銀    ▽７五歩
▲同　歩    ▽７二飛    ▲７七銀    ▽７三桂    ▲３七歩    ▽６五桂
▲７六銀    ▽３九角    ▲３八飛    ▽５七角成  ▲同　金    ▽同桂成
▲２四歩    ▽同　歩    ▲７九角    ▽５六金    ▲５八歩    ▽６七成桂
▲同　銀    ▽７五飛    ▲投了
56手で後手の勝ち

よって53手めは58金が最強。同成桂同飛に今度55金は57歩で後手負け。同成桂同飛に65金も68桂で後手負け。

連盟特設の別サイトで深浦が27手め37銀の局面で先手作戦負けと言っている。だから深浦はいつまでもオトナになれない。これは商売棋戦。羽生が考えていたのは16歩。先手の最善の勝ち方は15歩を突いて決めること。だから羽生はじっと玉が1筋方面へ行くことを誘っている。それ以外序盤の9手め緩手をフォローできない。羽生の勝ち星ばかり口にする連中しか周囲にいないからから深浦の安っぽい断定が通用。
河口が典型。あんな野次馬にモノ言わせる時点で日経はオシマイ。
谷川は判っているが本人がソレ言うわけにはいかない。

当家が先手勝勢と言うと控え室も途端に後手優勢から後手苦戦とグラデーションかけるから面白くない。しかもその理由が54角を放棄したからだと。いつまでそんな嘘が通用すると思っているのか。そんな中でも紳哉だけは康光優勢と言っているだけ骨がある。せめてそれクライ反抗していたがかないと将棋連盟には日和見棋士しかいないのかと思われてしまう。
紳哉は以下で後手優勢と豪語。

先手：58飛
後手：紳哉が言う中央制圧
▲７六歩 ▽３四歩 ▲２六歩 ▽１四歩 ▲２五歩 ▽８八角成
▲同　銀 ▽２二銀 ▲１六歩 ▽３三銀 ▲４八銀 ▽９四歩
▲９六歩 ▽６二銀 ▲３六歩 ▽６四歩 ▲３七銀 ▽６三銀
▲４六銀 ▽４四歩 ▲３五歩 ▽同　歩 ▲同　銀 ▽３四歩
▲２六銀 ▽４二飛 ▲３七銀 ▽７四歩 ▲６八玉 ▽３二金
▲５八金右 ▽４一玉 ▲７八玉 ▽３一玉 ▲３六銀 ▽７五歩
▲同　歩 ▽７二飛 ▲７七銀 ▽７三桂 ▲３七歩 ▽６五桂
▲７六銀 ▽３九角 ▲３八飛 ▽５七角成 ▲同　金 ▽同桂成
▲２四歩 ▽同　歩 ▲７九角 ▽５六成桂 ▲５八飛 ▽５五金
▲投了
54手で後手の勝ち

以下57歩に35歩は後手負けなので57手めは65金。これは相手が紳哉なら後手勝てる。

羽生勝勢。当家は38飛で先手勝ちなので変化作成しないが79角は三頭手。羽生の角打はどんなに悪くても双頭手。調子が良くて四頭手。三頭手はノーマルテンション。57成桂狙撃+35歩阻止+24地点を狙っている。今日もマシュダ一家の圧勝では面白くない。おい青野。中原つついてなんとかししろ。

130面指しで深浦も中原も出払っているので西尾しかいない模様。
44手め54角で康光モチらしい。銀桂交換で先手困ると。
当家では44手め54角は後手即負ける。

先手：51手め74桂
後手：44手め54角西尾推奨
▲７六歩 ▽３四歩 ▲２六歩 ▽１四歩 ▲２五歩 ▽８八角成
▲同　銀 ▽２二銀 ▲１六歩 ▽３三銀 ▲４八銀 ▽９四歩
▲９六歩 ▽６二銀 ▲３六歩 ▽６四歩 ▲３七銀 ▽６三銀
▲４六銀 ▽４四歩 ▲３五歩 ▽同　歩 ▲同　銀 ▽３四歩
▲２六銀 ▽４二飛 ▲３七銀 ▽７四歩 ▲６八玉 ▽３二金
▲５八金右 ▽４一玉 ▲７八玉 ▽３一玉 ▲３六銀 ▽７五歩
▲同　歩 ▽７二飛 ▲７七銀 ▽７三桂 ▲３七歩 ▽６五桂
▲７六銀 ▽５四角 ▲５六歩 ▽５七桂成 ▲同　金 ▽７六角
▲８一角 ▽６二飛 ▲７四桂 ▽投了
51手で先手の勝ち

先手：51手め67金
後手：44手め54角西尾推奨
▲７六歩    ▽３四歩    ▲２六歩    ▽１四歩    ▲２五歩    ▽８八角成
▲同　銀    ▽２二銀    ▲１六歩    ▽３三銀    ▲４八銀    ▽９四歩
▲９六歩    ▽６二銀    ▲３六歩    ▽６四歩    ▲３七銀    ▽６三銀
▲４六銀    ▽４四歩    ▲３五歩    ▽同　歩    ▲同　銀    ▽３四歩
▲２六銀    ▽４二飛    ▲３七銀    ▽７四歩    ▲６八玉    ▽３二金
▲５八金右  ▽４一玉    ▲７八玉    ▽３一玉    ▲３六銀    ▽７五歩
▲同　歩    ▽７二飛    ▲７七銀    ▽７三桂    ▲３七歩    ▽６五桂
▲７六銀    ▽５四角    ▲５六歩    ▽５七桂成  ▲同　金    ▽７六角
▲８一角    ▽７五飛    ▲６六金    ▽８七角成  ▲同　玉    ▽投了
53手で先手の勝ち

羽生が角打嫌なら49手め66金でもいい。この選択権は先手。 羽生相手にこれで後手指せるなら棋界の覇者になれる。

王位戦が第6局で終わってしまったのでせめて王座戦くらい第4局めまでやっていただきたい。こうなれば羽生が負ける。

銀引きバックドロップ
先手：49手め81角
後手：52手め72銀
▲７六歩 ▽３四歩 ▲２六歩 ▽１四歩 ▲２五歩 ▽８八角成
▲同　銀 ▽２二銀 ▲１六歩 ▽３三銀 ▲４八銀 ▽９四歩
▲９六歩 ▽６二銀 ▲３六歩 ▽６四歩 ▲３七銀 ▽６三銀
▲４六銀 ▽４四歩 ▲３五歩 ▽同　歩 ▲同　銀 ▽３四歩
▲２六銀 ▽４二飛 ▲３七銀 ▽７四歩 ▲６八玉 ▽３二金
▲５八金右 ▽４一玉 ▲７八玉 ▽３一玉 ▲３六銀 ▽７五歩
▲同　歩 ▽７二飛 ▲７七銀 ▽７三桂 ▲３七歩 ▽６五桂
▲７六銀 ▽３九角 ▲３八飛 ▽５七角成 ▲同　金 ▽同桂成
▲８一角 ▽６二飛 ▲７三角 ▽７二銀 ▲投了
52手で後手の勝ち

13角変化作成中に康光は39角？それは後手負け。
中継ミスであってほしい。

42手めは端捨て以外他に指す手がないので行く。41手め46歩には85桂76銀がない。54角と打たれるため。今度85桂は76銀が即桂取り。そこで64歩の支えと57地点狙いの65桂。最悪歩切れ解消。43手め76銀は75飛阻止の双頭手。次に66歩の桂殺しを狙う。即時39角は38飛で後手即負け。そこで桂損で攻めの継続を謀る。35歩同銀から桂切り+36歩でまず構築。

先手：45手め45同銀+49手め36同歩が敗着
後手：44手め35歩1
▲７六歩 ▽３四歩 ▲２六歩 ▽１四歩 ▲２五歩 ▽８八角成
▲同　銀 ▽２二銀 ▲１六歩 ▽３三銀 ▲４八銀 ▽９四歩
▲９六歩 ▽６二銀 ▲３六歩 ▽６四歩 ▲３七銀 ▽６三銀
▲４六銀 ▽４四歩 ▲３五歩 ▽同　歩 ▲同　銀 ▽３四歩
▲２六銀 ▽４二飛 ▲３七銀 ▽７四歩 ▲６八玉 ▽３二金
▲５八金右 ▽４一玉 ▲７八玉 ▽３一玉 ▲３六銀 ▽７五歩
▲同　歩 ▽７二飛 ▲７七銀 ▽７三桂 ▲３七歩 ▽６五桂
▲７六銀 ▽３五歩 ▲同　銀 ▽５七桂成 ▲同　金 ▽３六歩
▲同　歩 ▽５五角 ▲投了
50手で後手の勝ち

先手：45手め45同銀+49手め46角
後手：44手め35歩2
▲７六歩    ▽３四歩    ▲２六歩    ▽１四歩    ▲２五歩    ▽８八角成
▲同　銀    ▽２二銀    ▲１六歩    ▽３三銀    ▲４八銀    ▽９四歩
▲９六歩    ▽６二銀    ▲３六歩    ▽６四歩    ▲３七銀    ▽６三銀
▲４六銀    ▽４四歩    ▲３五歩    ▽同　歩    ▲同　銀    ▽３四歩
▲２六銀    ▽４二飛    ▲３七銀    ▽７四歩    ▲６八玉    ▽３二金
▲５八金右  ▽４一玉    ▲７八玉    ▽３一玉    ▲３六銀    ▽７五歩
▲同　歩    ▽７二飛    ▲７七銀    ▽７三桂    ▲３七歩    ▽６五桂
▲７六銀    ▽３五歩    ▲同　銀    ▽５七桂成  ▲同　金    ▽３六歩
▲４六角    ▽４五歩    ▲５五角    ▽５四歩    ▲７七角    ▽３七歩成
▲同　桂    ▽３六歩    ▲４五桂    ▽５五角    ▲同　角    ▽同　歩
▲３三桂成  ▽同　金    ▲３四歩    ▽投了
63手で先手の勝ち

先手：45手め45同銀+49手め46角
後手：44手め35歩3
▲７六歩    ▽３四歩    ▲２六歩    ▽１四歩    ▲２五歩    ▽８八角成
▲同　銀    ▽２二銀    ▲１六歩    ▽３三銀    ▲４八銀    ▽９四歩
▲９六歩    ▽６二銀    ▲３六歩    ▽６四歩    ▲３七銀    ▽６三銀
▲４六銀    ▽４四歩    ▲３五歩    ▽同　歩    ▲同　銀    ▽３四歩
▲２六銀    ▽４二飛    ▲３七銀    ▽７四歩    ▲６八玉    ▽３二金
▲５八金右  ▽４一玉    ▲７八玉    ▽３一玉    ▲３六銀    ▽７五歩
▲同　歩    ▽７二飛    ▲７七銀    ▽７三桂    ▲３七歩    ▽６五桂
▲７六銀    ▽３五歩    ▲同　銀    ▽５七桂成  ▲同　金    ▽３六歩
▲４六角    ▽３九角    ▲３八飛    ▽４五歩    ▲５五角    ▽５七角成
▲投了
54手で後手の勝ち

先手：45手め45同銀+49手め26飛
後手：44手め35歩3
▲７六歩    ▽３四歩    ▲２六歩    ▽１四歩    ▲２五歩    ▽８八角成
▲同　銀    ▽２二銀    ▲１六歩    ▽３三銀    ▲４八銀    ▽９四歩
▲９六歩    ▽６二銀    ▲３六歩    ▽６四歩    ▲３七銀    ▽６三銀
▲４六銀    ▽４四歩    ▲３五歩    ▽同　歩    ▲同　銀    ▽３四歩
▲２六銀    ▽４二飛    ▲３七銀    ▽７四歩    ▲６八玉    ▽３二金
▲５八金右  ▽４一玉    ▲７八玉    ▽３一玉    ▲３六銀    ▽７五歩
▲同　歩    ▽７二飛    ▲７七銀    ▽７三桂    ▲３七歩    ▽６五桂
▲７六銀    ▽３五歩    ▲同　銀    ▽５七桂成  ▲同　金    ▽３六歩
▲２六飛    ▽３七歩成  ▲同　桂    ▽７四歩    ▲２四歩    ▽同　歩
▲同　銀    ▽同　銀    ▲同　飛    ▽１三角    ▲投了
58手で後手の勝ち

以上44手め35歩の教訓は39角との組み合わせは先手が先に角を手放した時がチャンス。
先に39角はやはりダメ。
先手：45手め45同銀
後手：44手め35歩+46手め39角
▲７六歩    ▽３四歩    ▲２六歩    ▽１四歩    ▲２五歩    ▽８八角成
▲同　銀    ▽２二銀    ▲１六歩    ▽３三銀    ▲４八銀    ▽９四歩
▲９六歩    ▽６二銀    ▲３六歩    ▽６四歩    ▲３七銀    ▽６三銀
▲４六銀    ▽４四歩    ▲３五歩    ▽同　歩    ▲同　銀    ▽３四歩
▲２六銀    ▽４二飛    ▲３七銀    ▽７四歩    ▲６八玉    ▽３二金
▲５八金右  ▽４一玉    ▲７八玉    ▽３一玉    ▲３六銀    ▽７五歩
▲同　歩    ▽７二飛    ▲７七銀    ▽７三桂    ▲３七歩    ▽６五桂
▲７六銀    ▽３五歩    ▲同　銀    ▽３九角    ▲３八飛    ▽５七角成
▲同　金    ▽同桂成    ▲７九角    ▽４七成桂  ▲２八飛    ▽７四歩
▲２四歩    ▽同　歩    ▲同　銀    ▽７五歩    ▲７三歩    ▽同　飛
▲７四歩    ▽同　飛    ▲８五銀    ▽７二飛    ▲８一角    ▽７三飛
▲３三銀成  ▽同　桂    ▲６三角成  ▽同　飛    ▲７四銀    ▽６二飛
▲２三銀    ▽２七歩    ▲同　飛    ▽４九角    ▲２四飛    ▽５八銀
▲３二銀成  ▽同　玉    ▲３四銀    ▽６九銀不成▲同　玉    ▽６七角成
▲２三飛成  ▽４一玉    ▲３二金    ▽同　飛    ▲同　龍    ▽同　玉
▲４三銀打  ▽４一玉    ▲４二歩    ▽５一玉    ▲４一飛    ▽６二玉
▲６三歩    ▽７一玉    ▲６一飛成  ▽８二玉    ▲７三金    ▽投了
101手で先手の勝ち
この場合1歩渡したことが致命傷。

西尾なら41手め46角らしい。迎撃にならないのでそれはひとめ先手負け。勝ち手順が明解な時以外は最低双頭手が角打の条件。谷川なら46歩。37歩は当家分析で最初に出した手。康光はこのような歩打を王将戦で断念して負けにした。その後森内が37歩をやったことがあるが島に冷やかされた。羽生がやるのは今日が初めて。しかし羽生の場合1歩得したからやっている。ここが谷川と違う。谷川は1歩得したら即時返す。
羽生のことばかり冷やかしたが渡辺明はもっとケチ。
40手め75飛で歩を取るらしい。つまり歩損なしで先手に攻めさせてケツまくる。竜王戦が楽しみ。ドケチな竜王宣言したも同然。

ここまで待たせて55角阻止の37歩打で1歩得主張。財布を握り締めているケチな若ダンナは落語のネタにならないが将棋ではかなり笑える。今度大切りでもやっていただきたい。

西尾は40手め単に75飛で歩を取るらしい。82角と打てば後手勝ちだが羽生は76歩と打つので戻った手番で35歩が先行。これは先手が勝つ。だから75飛はない。

当家は別に西尾変化も深浦変化もいらない。9手めにして羽生はダメ。後手が1歩損で指すことなど当たり前。何年横歩取りやってきたのか。手損角換りやられた上に端受ける根性が意地汚い。

派手にやっている。気持ちはイタイほどよくわかる。
王位戦は塚田まで勝手なこと喋って理解してもらえなかった。日本はダメな国。才能を見いだす努力をせずに結果だけ盗人のごとく帽子にする。その象徴が「勝ち組」と言う言葉。中味がわからないからと結果だけで決めつける。羽生はダメな棋士。「結果だせてよかった」と今まで100回繰り返してもまだ飽きない。今日は西尾も深浦も羽生に呆れている。しかし西尾推奨の19手め35歩は後手に選択権がある。

先手：22手め74角
後手：19手め35歩西尾推奨
▲７六歩 ▽３四歩 ▲２六歩 ▽１四歩 ▲２五歩 ▽８八角成
▲同　銀 ▽２二銀 ▲１六歩 ▽３三銀 ▲４八銀 ▽９四歩
▲９六歩 ▽６二銀 ▲３六歩 ▽６四歩 ▲３七銀 ▽６三銀
▲３五歩 ▽同　歩 ▲４五角 ▽７四角 ▲７五歩 ▽４四銀
▲２三角成 ▽４七角成 ▲投了
26手で後手の勝ち

先手：24手め45角
後手：19手め35歩西尾推奨
▲７六歩 ▽３四歩 ▲２六歩 ▽１四歩 ▲２五歩 ▽８八角成
▲同　銀 ▽２二銀 ▲１六歩 ▽３三銀 ▲４八銀 ▽９四歩
▲９六歩 ▽６二銀 ▲３六歩 ▽６四歩 ▲３七銀 ▽６三銀
▲３五歩 ▽同　歩 ▲４五角 ▽７四角 ▲７五歩 ▽４四銀
▲２三角成 ▽４七角成 ▲投了
26手で後手の勝ち

西尾+深浦推奨の25手め24歩にも同様に後手に選択権がある。
先手：28手め27歩
後手：25手め24歩西尾+深浦推奨
▲７六歩 ▽３四歩 ▲２六歩 ▽１四歩 ▲２五歩 ▽８八角成
▲同　銀 ▽２二銀 ▲１六歩 ▽３三銀 ▲４八銀 ▽９四歩
▲９六歩 ▽６二銀 ▲３六歩 ▽６四歩 ▲３七銀 ▽６三銀
▲４六銀 ▽４四歩 ▲３五歩 ▽同　歩 ▲同　銀 ▽３四歩
▲２四歩 ▽同　歩 ▲同　銀 ▽２七歩 ▲同　飛 ▽４五角
▲２八飛 ▽６七角成 ▲投了
32手で後手の勝ち

先手：28手め55角
後手：25手め24歩西尾+深浦推奨
▲７六歩    ▽３四歩    ▲２六歩    ▽１四歩    ▲２五歩    ▽８八角成
▲同　銀    ▽２二銀    ▲１六歩    ▽３三銀    ▲４八銀    ▽９四歩
▲９六歩    ▽６二銀    ▲３六歩    ▽６四歩    ▲３七銀    ▽６三銀
▲４六銀    ▽４四歩    ▲３五歩    ▽同　歩    ▲同　銀    ▽３四歩
▲２四歩    ▽同　歩    ▲同　銀    ▽５五角    ▲３七歩    ▽２七歩
▲投了
30手で後手の勝ち
 
では羽生は本当にこれで先手負けと思っているかハッキリ聞いていただきたい。単に自信がないだけでは腰抜け扱いされて当然。当家は後手に選択権がある時点で変化を放棄。

感想戦で92手め42玉なら丸山優勢維持らしい。大爆笑。藤井恒例の感想戦温情変化であろう。74金とは筋金入りの手。羽生相手に鍛えたのでソレで藤井がウンと言うはずない。42玉の意味は63金入り阻止+54角阻止+44歩阻止だが44歩は相変らず残るばかりか54金が動けば54桂を喰らう。角を渡すとやはり後手は寄り筋。先の後手最強変化に突入できない。

感想戦92手め42玉の欠陥1
先手：97手め76飛
後手：94手め77歩成
▲７六歩 ▽８四歩 ▲１六歩 ▽３四歩 ▲６六歩 ▽６二銀
▲６八銀 ▽５四歩 ▲６七銀 ▽４二玉 ▲６八飛 ▽３二玉
▲３八銀 ▽５二金右 ▲４六歩 ▽５三銀 ▲５八金左 ▽７四歩
▲４八玉 ▽８五歩 ▲７七角 ▽５五角 ▲４七金 ▽７五歩
▲同　歩 ▽６四銀 ▲７八飛 ▽７五銀 ▲５九角 ▽６四角
▲６五歩 ▽４二角 ▲３九玉 ▽８六歩 ▲同　歩 ▽７二飛
▲６四歩 ▽７六歩 ▲６三歩成 ▽同　金 ▲５六金 ▽６四金
▲２八玉 ▽５五歩 ▲４五金 ▽６六歩 ▲５八銀 ▽６五金
▲３六歩 ▽７四飛 ▲２六角 ▽３三桂 ▲６二角成 ▽４五桂
▲６三馬 ▽８四飛 ▲８五歩 ▽８二飛 ▲７三歩 ▽６四金
▲４五馬 ▽８五飛 ▲６五歩 ▽５四金打 ▲３四馬 ▽３三歩
▲２五馬 ▽６三金 ▲７二歩成 ▽８九飛成 ▲７九歩 ▽８三龍
▲８一と ▽同　龍 ▲４五歩 ▽５一角 ▲４六桂 ▽５三金引
▲６四歩 ▽同金直 ▲２六馬 ▽５二金上 ▲３七桂 ▽６二角
▲５六歩 ▽同　歩 ▲５四歩 ▽同金寄 ▲同　桂 ▽同　金
▲２五馬 ▽４二玉 ▲７四金 ▽８六銀 ▲７六飛 ▽６五金
▲５四桂 ▽投了
97手で先手の勝ち

感想戦92手め42玉の欠陥2
先手：97手め76飛
後手：94手め77歩成
▲７六歩 ▽８四歩 ▲１六歩 ▽３四歩 ▲６六歩 ▽６二銀
▲６八銀 ▽５四歩 ▲６七銀 ▽４二玉 ▲６八飛 ▽３二玉
▲３八銀 ▽５二金右 ▲４六歩 ▽５三銀 ▲５八金左 ▽７四歩
▲４八玉 ▽８五歩 ▲７七角 ▽５五角 ▲４七金 ▽７五歩
▲同　歩 ▽６四銀 ▲７八飛 ▽７五銀 ▲５九角 ▽６四角
▲６五歩 ▽４二角 ▲３九玉 ▽８六歩 ▲同　歩 ▽７二飛
▲６四歩 ▽７六歩 ▲６三歩成 ▽同　金 ▲５六金 ▽６四金
▲２八玉 ▽５五歩 ▲４五金 ▽６六歩 ▲５八銀 ▽６五金
▲３六歩 ▽７四飛 ▲２六角 ▽３三桂 ▲６二角成 ▽４五桂
▲６三馬 ▽８四飛 ▲８五歩 ▽８二飛 ▲７三歩 ▽６四金
▲４五馬 ▽８五飛 ▲６五歩 ▽５四金打 ▲３四馬 ▽３三歩
▲２五馬 ▽６三金 ▲７二歩成 ▽８九飛成 ▲７九歩 ▽８三龍
▲８一と ▽同　龍 ▲４五歩 ▽５一角 ▲４六桂 ▽５三金引
▲６四歩 ▽同金直 ▲２六馬 ▽５二金上 ▲３七桂 ▽６二角
▲５六歩 ▽同　歩 ▲５四歩 ▽同金寄 ▲同　桂 ▽同　金
▲２五馬 ▽４二玉 ▲７四金 ▽８六銀 ▲７六飛 ▽８五龍
▲６六飛 ▽７四龍 ▲６二飛成 ▽同　金 ▲６六桂 ▽６三龍
▲５四桂 ▽同　龍 ▲５五歩 ▽同　龍 ▲８二角 ▽６四歩
▲９一角成 ▽５七歩成 ▲同　銀 ▽同　龍 ▲６四馬 ▽投了
113手で先手の勝ち

74金に本譜通り64銀ではやはり歩を取られる。銀は質なので馬飛車銀桂歩の5枚攻めを後手は凌がないといけない。森内でも受けきれない。65金打のような押さえ込みは82歩同龍74桂でやはり62角がターゲット。よって感想戦変化でも当家の丸山84手め62角敗着説は換らない。
では84手めの最善手はなにか？誰でも指す手を指せばいい。ヒントはと金攻め。

もうひとつ感想の嘘変化。88手め63金で後手優勢維持と言うもの。
感想戦88手め63金の欠陥
先手：角交換から金ゲットして53金のガジガジ攻め
後手：88手め63金
▲７六歩    ▽８四歩    ▲１六歩    ▽３四歩    ▲６六歩    ▽６二銀
▲６八銀    ▽５四歩    ▲６七銀    ▽４二玉    ▲６八飛    ▽３二玉
▲３八銀    ▽５二金右  ▲４六歩    ▽５三銀    ▲５八金左  ▽７四歩
▲４八玉    ▽８五歩    ▲７七角    ▽５五角    ▲４七金    ▽７五歩
▲同　歩    ▽６四銀    ▲７八飛    ▽７五銀    ▲５九角    ▽６四角
▲６五歩    ▽４二角    ▲３九玉    ▽８六歩    ▲同　歩    ▽７二飛
▲６四歩    ▽７六歩    ▲６三歩成  ▽同　金    ▲５六金    ▽６四金
▲２八玉    ▽５五歩    ▲４五金    ▽６六歩    ▲５八銀    ▽６五金
▲３六歩    ▽７四飛    ▲２六角    ▽３三桂    ▲６二角成  ▽４五桂
▲６三馬    ▽８四飛    ▲８五歩    ▽８二飛    ▲７三歩    ▽６四金
▲４五馬    ▽８五飛    ▲６五歩    ▽５四金打  ▲３四馬    ▽３三歩
▲２五馬    ▽６三金    ▲７二歩成  ▽８九飛成  ▲７九歩    ▽８三龍
▲８一と    ▽同　龍    ▲４五歩    ▽５一角    ▲４六桂    ▽５三金引
▲６四歩    ▽同金直    ▲２六馬    ▽５二金上  ▲３七桂    ▽６二角
▲５六歩    ▽同　歩    ▲５四歩    ▽６三金寄  ▲４八金    ▽８七龍
▲６二馬    ▽同金引    ▲９六角    ▽８九龍    ▲５二角成  ▽同　金
▲５三金    ▽５一金    ▲４四歩    ▽同　歩    ▲４三桂    ▽投了
101手で先手の勝ち

98手め86桂や67歩成もダメ。角を渡しては金を渡すことと同じ。

2006.09.15A級順位戦　藤井VS丸山　A級順位戦
日時：2006.09.15
棋戦：第65期A級順位戦
戦形：対四間急戦55角
先手：藤井　猛九段
後手：丸山忠久九段
▲７六歩 ▽８四歩 ▲１六歩 ▽３四歩 ▲６六歩 ▽６二銀
▲６八銀 ▽５四歩 ▲６七銀 ▽４二玉 ▲６八飛 ▽３二玉
▲３八銀 ▽５二金右 ▲４六歩 ▽５三銀 ▲５八金左 ▽７四歩
▲４八玉 ▽８五歩 ▲７七角 ▽５五角 ▲４七金 ▽７五歩
▲同　歩 ▽６四銀 ▲７八飛 ▽７五銀 ▲５九角 ▽６四角
▲６五歩 ▽４二角 ▲３九玉 ▽８六歩 ▲同　歩 ▽７二飛
▲６四歩 ▽７六歩 ▲６三歩成 ▽同　金 ▲５六金 ▽６四金
▲２八玉 ▽５五歩 ▲４五金 ▽６六歩 ▲５八銀 ▽６五金
▲３六歩 ▽７四飛 ▲２六角 ▽３三桂 ▲６二角成 ▽４五桂
▲６三馬 ▽８四飛 ▲８五歩 ▽８二飛 ▲７三歩 ▽６四金
▲４五馬 ▽８五飛 ▲６五歩 ▽５四金打 ▲３四馬 ▽３三歩
▲２五馬 ▽６三金 ▲７二歩成 ▽８九飛成 ▲７九歩 ▽８三龍
▲８一と ▽同　龍 ▲４五歩 ▽５一角 ▲４六桂 ▽５三金引
▲６四歩 ▽同金直 ▲２六馬 ▽５二金上 ▲３七桂 ▽６二角
▲５六歩 ▽同　歩 ▲５四歩 ▽同金寄 ▲同　桂 ▽同　金
▲２五馬 ▽４二金 ▲７四金 ▽６四銀 ▲６三金 ▽７一角
▲７六飛 ▽７五歩 ▲６四金 ▽同　金 ▲６六飛 ▽６五歩
▲５六飛 ▽５五歩 ▲９六飛 ▽６六桂 ▲４七銀左 ▽５六歩
▲５八歩 ▽５七歩成 ▲同　歩 ▽５五桂 ▲５六銀 ▽３四金
▲２六馬 ▽同　角 ▲同　歩 ▽８八龍 ▲８九歩 ▽７九龍
▲７三角 ▽８五角 ▲３九金 ▽６三金 ▲５五角成 ▽９六角
▲同　歩 ▽５八桂成 ▲４九桂 ▽６八飛 ▲８五角 ▽４八成桂
▲同　金 ▽同飛成 ▲３九銀 ▽６八龍寄 ▲４六桂 ▽６四金打
▲８八馬 ▽６九龍寄 ▲３四桂 ▽同　歩 ▲４六桂 ▽８四歩
▲６七角 ▽５五歩 ▲７八金 ▽５九龍行 ▲５五銀 ▽６六桂
▲６四銀 ▽同　金 ▲７七馬 ▽７八桂成 ▲５九馬 ▽同　龍
▲３四桂 ▽６八成桂 ▲５六角 ▽５八成桂 ▲６一飛 ▽５二銀
▲４二桂成 ▽同　玉 ▲６二飛成 ▽投了
165手で先手の勝ち

まずアレを思い出す。
>2006.08.09A級順位戦　久保VS丸山　急戦中飛車
今度は「よくもこの将棋を逆転できた」とはもう言えない。丸山がおかしい。すでに気温も冷え込み敗因をエアコンにせいにできない。
藤井の83手め37桂と84手め62角で形勢差接近。美濃は堅陣。よって84手め62角が敗着。
先手は歩切れ。93手めの局面は先手の4歩損。丸山が楽観しすぎて見落としたのが93手め74金。今期藤井会心の一打。この金は悩ましい。 この位置は藤井分析から始まったクライゼル効果を即時想起。後手はここで94手め77歩成が利かないとすでに苦戦。ところが54角が厳しすぎる。

先手：97手め76飛
後手：94手め77歩成
▲７六歩 ▽８四歩 ▲１六歩 ▽３四歩 ▲６六歩 ▽６二銀
▲６八銀 ▽５四歩 ▲６七銀 ▽４二玉 ▲６八飛 ▽３二玉
▲３八銀 ▽５二金右 ▲４六歩 ▽５三銀 ▲５八金左 ▽７四歩
▲４八玉 ▽８五歩 ▲７七角 ▽５五角 ▲４七金 ▽７五歩
▲同　歩 ▽６四銀 ▲７八飛 ▽７五銀 ▲５九角 ▽６四角
▲６五歩 ▽４二角 ▲３九玉 ▽８六歩 ▲同　歩 ▽７二飛
▲６四歩 ▽７六歩 ▲６三歩成 ▽同　金 ▲５六金 ▽６四金
▲２八玉 ▽５五歩 ▲４五金 ▽６六歩 ▲５八銀 ▽６五金
▲３六歩 ▽７四飛 ▲２六角 ▽３三桂 ▲６二角成 ▽４五桂
▲６三馬 ▽８四飛 ▲８五歩 ▽８二飛 ▲７三歩 ▽６四金
▲４五馬 ▽８五飛 ▲６五歩 ▽５四金打 ▲３四馬 ▽３三歩
▲２五馬 ▽６三金 ▲７二歩成 ▽８九飛成 ▲７九歩 ▽８三龍
▲８一と ▽同　龍 ▲４五歩 ▽５一角 ▲４六桂 ▽５三金引
▲６四歩 ▽同金直 ▲２六馬 ▽５二金上 ▲３七桂 ▽６二角
▲５六歩 ▽同　歩 ▲５四歩 ▽同金寄 ▲同　桂 ▽同　金
▲２五馬 ▽４二金 ▲７四金 ▽７七歩成 ▲同　飛 ▽８六銀
▲７六飛 ▽６五金 ▲６三金 ▽７六金 ▲６二金 ▽６七歩成
▲５四角 ▽５八と ▲４四桂 ▽２二玉 ▲４三馬 ▽４九と
▲４二馬 ▽３九銀 ▲１七玉 ▽投了
111手で先手の勝ち
37桂効果で25桂の即詰みナシ。

後手は斜め駒がないと美濃相手の寄せあい不可。上記変化で102手め67歩成が間に合わなければ54角や64角阻止が必要。64飛か54桂だがいずれも63角で後手負ける。46桂を二回喰らって金銀全部取られても17玉から入玉さえ出来る。
そこで丸山は94手め77歩成を諦め64銀で6段目の歩を三枚全部取られ歩得解消。6段目の歩三枚がそのまま5段目の歩三枚に入れ換る。一生に一度みられるかどうかという珍しい天蓋繰り換え。
最後の1歩で飛車の横利き消す105手86歩は73銀で後手負け。それでも丸山が勝つときはと金のイメージ。8筋からと金作って勝ったこともある。攻め駒渡す時は歩以外苦戦ならば受けるしかない。それが方針。106手め66桂が対久保戦と同じポカ。112手め55桂で丸山もV2固めをやってみたかったのだと判る。コレ見せないと永遠に人気でないと。最近の棋風改造がそのうち新生丸山になるかもしれない。
結局55桂を馬で取られたばかりか藤井にダブルで46桂のV2固めを喰らった。丸山式受けの桂は谷川さえ封印したほどだったが攻めの桂はいつもコケル。では106手めにナニがあったか？ヒントは先手の攻めを阻止。先手の攻めとは73銀+82歩。