実況&分析マシュダ一家
パンの笛

2006.09.07王座戦第1局 康光VS羽生 相振り穴熊


康光投了 敗因は55桂+63歩 No: 1477 [返信][削除]
投稿者:マシュダ一家 06/09/07 Thu 23:05:13

相入玉への意欲だけでも棋士人生で一回くらい見せていただきたかった。後手玉に寄りがない場合ソレしかない。すぐに1点失うのでサッパリ諦めた模様。投了図では55桂が寂しい。サッサと持将棋23点ルールにして欲しい。

康光の一番ハデな敗因は67手め55桂。77手め63歩が悪手連鎖。ウサギの誘惑に駆られた。これで55桂が本当のお荷物。羽生の73桂はフツー。

日時:2006.09.07
棋戦:王座戦第1局
戦形:相振り穴熊
先手:佐藤康光棋聖
後手:羽生善治王座
▲7六歩 ▽3四歩 ▲6六歩 ▽3二飛 ▲7七角 ▽3五歩
▲8八飛 ▽8二銀 ▲4八玉 ▽6二玉 ▲6八銀 ▽5二金左
▲5六歩 ▽4四歩 ▲4六歩 ▽4二銀 ▲5七銀 ▽4三銀
▲5八金左 ▽7四歩 ▲4七金 ▽7二金 ▲3八玉 ▽1四歩
▲2八玉 ▽1五歩 ▲1八香 ▽2四歩 ▲1九玉 ▽3三桂
▲2八銀 ▽2五桂 ▲3八金 ▽3四銀 ▲6五歩 ▽7三銀
▲9六歩 ▽9四歩 ▲8六歩 ▽7一玉 ▲6八飛 ▽3三角
▲9七桂 ▽1三香 ▲4八銀 ▽1二飛 ▲3九銀左 ▽6二金左
▲6六角 ▽8二銀 ▲4五歩 ▽1六歩 ▲同 歩 ▽4五銀
▲2六歩 ▽1七歩 ▲同 桂 ▽同桂成 ▲同 銀 ▽5四銀
▲8五桂 ▽2五歩 ▲2八銀上 ▽6五銀 ▲5七角 ▽7六銀
▲5五桂 ▽1五歩 ▲同 歩 ▽3四桂 ▲6四歩 ▽同 歩
▲3五角 ▽1六歩 ▲同 銀 ▽2六桂 ▲6三歩 ▽5二金
▲2七金 ▽3四歩 ▲2六金 ▽同 歩 ▲同 角 ▽7三桂
▲3六歩 ▽8五桂 ▲同 歩 ▽2五歩 ▲同 銀 ▽1五角
▲同 香 ▽同 香 ▲1六歩 ▽同 香 ▲同 銀 ▽同 飛
▲1七銀 ▽1四桂 ▲1六銀 ▽2六桂 ▲2七銀 ▽1七歩
▲1一飛 ▽5一香 ▲1七飛成 ▽1八歩 ▲2九玉 ▽5九角
▲9八飛 ▽3七銀 ▲4九桂 ▽8七銀成 ▲5八飛 ▽4八金
▲3七金 ▽5八金 ▲2六銀 ▽4九金 ▲1八玉 ▽4五桂
▲2七金 ▽3九金 ▲2八銀 ▽7八飛 ▲6九香 ▽3八飛成
▲4七角 ▽同 龍 ▲3九銀 ▽7三銀 ▲7六桂 ▽5八龍
▲4八歩 ▽6九龍 ▲8四桂打 ▽同 歩 ▲同 桂 ▽8六角成
▲7二桂成 ▽同 玉 ▲8四金 ▽同 銀 ▲同 歩 ▽7一桂
▲投了
144手で後手の勝ち
終局=22時34分
残り時間=双方1分。

感想戦は大爆笑。81手め26金は単に同歩を見落としたと康光が言っている。ンナわけない。諸々が73桂で一挙に瓦解したので隠蔽してるだけ。73桂見落としが一番恥ずかしいため。26金はひとめ意味がサッパリわからない手。そう言う場合は実現しなかった裏変化が必ずある。康光はその時思ったことを絶対言えない。だから森内も26金を敗着とした。明日には青ざめているであろう。


132手め58竜 大爆笑 No: 1476 [返信][削除]
投稿者:マシュダ一家 06/09/07 Thu 22:47:19

今日三回目の羽生の手順前後。三回やると意地悪にしか見えない。133手め48歩は角筋をも閉塞したが実質ついに「単受け」。康光はすでに76桂打っている。85桂66桂55桂76桂と変遷した靴底。垂涎の64桂だけは夢と散った。7筋に歩が立つので84桂サザンクロス実現。69香が犠牲になって今度は逆に先手玉に寄りがない。82金は72歩。羽生は入玉路確保の86馬双頭手で39竜をも見せることができるが一旦受かるのでこの辺で点数数える。先手はギリギリ24点。1点が命。阿部を思い出す。


130手め73銀? No: 1475 [返信][削除]
投稿者:マシュダ一家 06/09/07 Thu 22:37:14

127手め47角は29竜の即詰み阻止。阻止するだけなら角を残して16龍もある。11龍や12龍だけは負け。しかし康光は28銀同様「単受け」しない。切らして勝つことを嫌っている。康光将棋に入玉など問題外と言うこと。
130手め73銀?64香+62金阻止だがフツー58竜で香を先に抜く。
この1手はトンデモ緩手なので76桂からサザンクロス喰らう。


アバウトにガンガンと No: 1474 [返信][削除]
投稿者:マシュダ一家 06/09/07 Thu 22:30:29

73桂双頭手で後手玉への寄りが一挙に消えたので羽生はやり放題。余り考えずにガンガンやってサービスしている模様。康光にとっては持将棋より負ける方がマシと言う流れ。
98手め14桂はソコに打つ桂ではない。101手め27銀は21飛で26桂を抜けるがすぐの59角を嫌った。その場合は68飛は龍に変身するが飛車を先に渡す。106手め18歩では歩切れ。111手め49桂は康光将棋で初めて見る。39香の方が似合うが19金で頓死。120手め45桂はマトモ。111手め49桂のおかげ。一見筋の良い手に見えるおかげで康光は大マジメに123手め28銀ポカ演技。後手には飛車しかないのでフツー12竜と入る。38金+27玉の脱出路もあったが27金だったので17竜が一番邪魔。17玉とできない。27金なら飛車打たれた時に28歩もあるが康光は最終盤の単受けを嫌うので金にあてた。
康光には入玉する気が全くない理由を一度聞いていただきたい。代りに125手め69香のお返しだが64香は怖くない。後手玉は11竜+43桂成でも3手スキ。62金打でも平気。


84手め73桂 No: 1472 [返信][削除]
投稿者:マシュダ一家 06/09/07 Thu 21:56:09

康光の見落しとなる空間開放手。73歩打たないと桂跳ねないと思った模様。羽生谷川戦ではよくでる。矢倉戦なら康光相手に羽生は王位戦で見せたばかり。今度は桂交換強要+空間開放の双頭手である点が大違い。この双頭手は後手の切り札。後手には桂がないので先手は三桂フック固めを狙ったはず。その為の27金。80手め34歩は先手からの45歩阻止。81手めは誰でも57角と逃げたいがこの変化は複雑。加藤一二三が67銀成などと意味不明なことを言っているほど。55桂さえなければ46角で先手勝ち。46歩には55角があるため。羽生の34歩は55桂で可能になった。
81手め57角と逃げた場合の基本は64飛。そうでないと71手め64歩の犠打および78手め63歩からの継続困難。当初の狙い45歩同歩44歩或いは45歩etc44角は80手め34歩で消えたため。ところが81手め57角にはやはり82手め73桂がある。

金殺しVS飛車殺し
先手:81手め57角
後手:82手め73桂+86手め65歩
▲7六歩    ▽3四歩    ▲6六歩    ▽3二飛    ▲7七角    ▽3五歩
▲8八飛    ▽8二銀    ▲4八玉    ▽6二玉    ▲6八銀    ▽5二金左
▲5六歩    ▽4四歩    ▲4六歩    ▽4二銀    ▲5七銀    ▽4三銀
▲5八金左  ▽7四歩    ▲4七金    ▽7二金    ▲3八玉    ▽1四歩
▲2八玉    ▽1五歩    ▲1八香    ▽2四歩    ▲1九玉    ▽3三桂
▲2八銀    ▽2五桂    ▲3八金    ▽3四銀    ▲6五歩    ▽7三銀
▲9六歩    ▽9四歩    ▲8六歩    ▽7一玉    ▲6八飛    ▽3三角
▲9七桂    ▽1三香    ▲4八銀    ▽1二飛    ▲3九銀左  ▽6二金左
▲6六角    ▽8二銀    ▲4五歩    ▽1六歩    ▲同 歩    ▽4五銀
▲2六歩    ▽1七歩    ▲同 桂    ▽同桂成    ▲同 銀    ▽5四銀
▲8五桂    ▽2五歩    ▲2八銀上  ▽6五銀    ▲5七角    ▽7六銀
▲5五桂    ▽1五歩    ▲同 歩    ▽3四桂    ▲6四歩    ▽同 歩
▲3五角    ▽1六歩    ▲同 銀    ▽2六桂    ▲6三歩    ▽5二金
▲2七金    ▽3四歩    ▲5七角    ▽7三桂    ▲6四飛    ▽8五桂
▲同 歩    ▽6五歩    ▲7四飛    ▽1八桂成  ▲同 玉    ▽7三香
▲6四桂    ▽中断

先手がこの局面で不満に思うのは飛車を殺されることと26桂。17玉と逃げると18飛の1手詰め。91手め64飛と逃げると35桂。左金を逃げると27桂成王手で取った金を74地点に打たれ先手負け。
先手が迷うのは72金と52金のどちらを取るのが最善か。64桂前に76飛と銀を取るべきか。
何より問題なのはこの変化に突入する権利1は後手の73桂にあること。この絶好の空間開放手は81玉逃げを可能にし後手玉頓死を双頭手で避けている。尚且つ後手に選択肢2がある。86手め65桂変化。65桂は57角アタリかつ飛車筋を閉塞し次に73銀の飛車殺しを見せる双頭手。57角の最大の欠陥。

金殺しVS角殺し
先手:81手め57角
後手:82手め73桂+86手め65桂
▲7六歩    ▽3四歩    ▲6六歩    ▽3二飛    ▲7七角    ▽3五歩
▲8八飛    ▽8二銀    ▲4八玉    ▽6二玉    ▲6八銀    ▽5二金左
▲5六歩    ▽4四歩    ▲4六歩    ▽4二銀    ▲5七銀    ▽4三銀
▲5八金左  ▽7四歩    ▲4七金    ▽7二金    ▲3八玉    ▽1四歩
▲2八玉    ▽1五歩    ▲1八香    ▽2四歩    ▲1九玉    ▽3三桂
▲2八銀    ▽2五桂    ▲3八金    ▽3四銀    ▲6五歩    ▽7三銀
▲9六歩    ▽9四歩    ▲8六歩    ▽7一玉    ▲6八飛    ▽3三角
▲9七桂    ▽1三香    ▲4八銀    ▽1二飛    ▲3九銀左  ▽6二金左
▲6六角    ▽8二銀    ▲4五歩    ▽1六歩    ▲同 歩    ▽4五銀
▲2六歩    ▽1七歩    ▲同 桂    ▽同桂成    ▲同 銀    ▽5四銀
▲8五桂    ▽2五歩    ▲2八銀上  ▽6五銀    ▲5七角    ▽7六銀
▲5五桂    ▽1五歩    ▲同 歩    ▽3四桂    ▲6四歩    ▽同 歩
▲3五角    ▽1六歩    ▲同 銀    ▽2六桂    ▲6三歩    ▽5二金
▲2七金    ▽3四歩    ▲5七角    ▽7三桂    ▲6四飛    ▽8五桂
▲同 歩    ▽6五桂    ▲7四飛    ▽1八桂成  ▲同 玉    ▽7三香
▲投了
90手で後手の勝ち

以下両取り逃げるべからずの64桂に後手が57桂成なら先手勝ちだが76香と飛車を取られ後手勝ち。
いずれを選択するのも後手。
45歩が阻止されたあとの第二構想64飛では先手負けるのではないかと康光は思ったはず。実戦的に81手め57角では羽生は持将棋を目指してくる。先手にとっては81玉変化が即座に追えない。そこで康光は81手めに修正手順思考。その結果が26金。これで少なくとも18香は取られないので64飛と走っても飛車殺しはないと。一言で飛車捨てを畏れたことになる。
この誘惑はアレかもしれない。>No: 1443「想像を絶する大悪手を指したい」
残念ながら当家が見た大悪手は55桂の方。飛車殺しを逃げる手は大逃亡手。
その証拠に85手め36歩は本局康光初めての狼狽。飛車殺し変化でも出てくる73桂によって今度は桂交換から36桂を狙われるので未然阻止しつつ角引き画策。康光の切り札65歩が提出を強いられたカードであったのに対して羽生の切り札は双頭手に成り得た違い。
89手め25銀は狼狽が呼ぶ悪手連鎖。36歩が角引きをも可能にした双頭手であることを自ら否定している。


70手め34桂 No: 1471 [返信][削除]
投稿者:マシュダ一家 06/09/07 Thu 21:41:15

今度の羽生はマトモ。当家が66桂変化なら羽生は34桂で対抗。
しかし55桂の大悪手のあとではフツーすぎて存在が霞む。
55地点は角筋。こちらはセッセと55角変化も作成していたのに最初から55地点に荷物おいては二兎追う獅子。空間閉塞で自分が一番邪魔なのに右も左も手をつける55桂のヤンチャぶりがなぜか憎めない。


ダメな大盤解説会 No: 1470 [返信][削除]
投稿者:マシュダ一家 06/09/07 Thu 21:33:38

9筋の継ぎ歩攻めなど変化で出すようでは森内もやる気ない。
それは名人なら口が裂けても本気で言えない手。やはりムっとして当然。
森内。気にしなくていいから。瀬川からかっている演技と判るから。


67手め55桂? 康光のパン笛 No: 1469 [返信][削除]
投稿者:マシュダ一家 06/09/07 Thu 21:27:19

67手め55桂? 康光のパン笛
観戦に戻ってみれば康光の大悪手。18分使ってコレはナイ。
一瞬棋譜ミスかと思ったらそのように進行。66桂なら判るが55桂はない。いくら43地点が後手最大の弱点と言ってもナイものはない。
なにかしら微笑ましい大悪手。
パンの笛のよう。
靴には新聞紙が入っている。
パン笛にはない。
靴とはひとつの箱。
パン笛は音階分の複数の箱。
ヘリの影はひとつの箱なので新聞紙が入る。
逆さに読める。
パン笛に新聞紙を入れたらどうか?
逆さに読めない。
だって音がでない。


62手め25歩 大爆笑 No: 1468 [返信][削除]
投稿者:マシュダ一家 06/09/07 Thu 19:07:03

夕食休憩後にこれでは胃によくない。またしても羽生の手順前後。
それは60手めの最善手。


60手めの最善手は25歩 No: 1467 [返信][削除]
投稿者:マシュダ一家 06/09/07 Thu 19:00:16

60手めの最善手は25歩。同歩なら34銀の3手の読み。42歩の垂らしは同飛で無効。45歩の合わせなら同銀で歩損はない。気になるのは57角双頭手。34銀と再度引き25銀+45歩の双頭手返しを見せても64歩/66桂/46角を見せられ45歩が突けない。46角45歩55角同角では後手即負け。よって25銀から攻めあい。26歩は16銀で先手ツブレ。
羽生の60手め54銀は羽生自身が手順前後に気がついた修正手順にしてはポカ同然。打開した康光に対してさらにミス待ちではミスマッチ。


頭隠して尻隠さずの控え室 No: 1466 [返信][削除]
投稿者:マシュダ一家 06/09/07 Thu 18:29:13

当家が羽生の52手め16歩を手順前後と断定してから今頃控え室は気がついた模様。日経が実況のタイムテーブルをゴマカしても頭隠して尻隠さず。瀬川なら52手め45同銀26歩に今度は17桂成らしい。貴様の尻に用はない。52手め16歩見てからモノ言え。今頃弁解しているから26歩を正当化しようとしてその修正手順も狂っている。17桂成では先手に27金が発生。おい森内。このアホどもなんとかしろ。


康光のハットトリック狙いで夕食 No: 1465 [返信][削除]
投稿者:マシュダ一家 06/09/07 Thu 18:13:24

66桂に65銀は45歩54歩44角同角同歩で77角には69飛で桂を取られても43歩成で先手勝てる。これは明解な壁銀効果。羽生は桂二枚でも早い継続手皆無。先手は44角や23角の楽しみ。よって森内好みの66手め65銀引きは今度こそない。43地点は後手最大の弱点。>No: 1449


61手め85桂! No: 1464 [返信][削除]
投稿者:マシュダ一家 06/09/07 Thu 18:03:37

これは当家も驚く。せっかく歩得したのにまた返す友情。65銀には55角でも76銀と擦り込まれて逆に先手1歩損。それどころか後手が喉から手が出るほど欲しかった歩を二枚も渡しては壁銀を狙った効果は薄い。73地点は後手の利きが4枚。
康光が狙っているのは66桂から74桂のV2固め。
66桂の瞬間85銀のバックブロード+54歩には同桂しかないが68手め羽生が73銀なら75歩は成立。


60手め54銀 大爆笑 No: 1463 [返信][削除]
投稿者:マシュダ一家 06/09/07 Thu 17:50:07

控え室への迎合でなければ羽生の夏バテ。52手め16歩の手順前後の結果。
桂を取らせなかった為に逆に後手が歩損で歩切れ。挙げ句に54銀では丸山さえ笑う。丸山なら桂打ちで65歩死守。


52手め16歩? 羽生の手順前後 No: 1462 [返信][削除]
投稿者:マシュダ一家 06/09/07 Thu 17:45:00

当家では単に45同銀。珍しい羽生の手順前後。52手め45同銀に控え室が言う26歩には34銀と引くのが森内。25歩同歩で桂捨てても歩との二枚換えで後手勝ちだった。もともとその予定だったはず。羽生が控え室に気を利かせた模様。
先手は歩切れで桂だけ貰っても75歩しかない。74歩までの2手で26歩+25銀。85桂なら16歩同歩17歩同香18歩で先手ツブレ。25歩同歩連動手効果で後手には24角+36歩の双頭手が残っている。桂一枚では44角は怖くない。


康光の打開は6thアタック No: 1461 [返信][削除]
投稿者:マシュダ一家 06/09/07 Thu 17:29:23

加藤一二三が羽生の50手め82銀に咆哮したらしいが叫ぶ場所を間違えたのは初めてであろう。昨年の王座戦第1局でも羽生は後手番で康光相手に千日手。毎度のことなので驚く方がオカシイ。控え室が驚くなら51手め45歩。
当家は先に45歩のみで変化作成していたので51手め45歩は先手負けにしか見えないがその変化なしでいきなり見せられたら当家なら感嘆符4個つけていた。今日の控え室はフリクラ解説参入で皆おかしい。日経過去最悪の人選ミス。森内までフザケンナと逃げてしまった。


51手め45歩? 第12平行歩間パス No: 1460 [返信][削除]
投稿者:マシュダ一家 06/09/07 Thu 17:10:19

二回も出た当家変化だが羽生に二回も催促された上に50手め82銀ではひとめ無理。同銀48飛でも16歩が先に来る。51手め45歩は羽生が82銀で壁銀の瞬間を狙った打開手。第12平行歩間は康光になかった。


50手め82銀 No: 1459 [返信][削除]
投稿者:マシュダ一家 06/09/07 Thu 17:02:58

50手め82玉は今度こそ85桂。84歩催促は73桂成同金45歩同銀に55角の金取り。23金打を避けて11飛には75歩+64歩。16歩の攻めあいは康光の土壌。攻めあいを避けて羽生は82銀と逃げた。森内でも必ず逃げる。


49手め66角 No: 1458 [返信][削除]
投稿者:マシュダ一家 06/09/07 Thu 16:48:41

49手め85桂の9thアタックの場合控え室は銀が下がるか上がるかしかないと断定しているが羽生はどちらも指さない。桂銀交換を狙っている。康光は銀を得ても23銀と打てない。そこで45歩同銀55角から角切りでカナ駒を取り飛車角が攻められるかまず読む。23金打ならいいが23銀ではダメ。そこで角切りを諦めるなら先手からやりたい45歩には角にヒモがついていないと困る。康光の選択は45歩+85桂を可能にした双頭手66角。
第十平行歩間平行歩間3-6の66角に6thアタックはまだない。羽生が54歩を突けば可能。


44手め13香から現在48手め62金の第九平行歩間3-6まで No: 1457 [返信][削除]
投稿者:マシュダ一家 06/09/07 Thu 16:24:48

44手め13香から現在48手め62金の第九平行歩間3-6まで
44手め13香は第五平行歩間3-6で12飛を見せた双頭手。対羽生戦の谷川13香を思い出すが谷川飛車は横がもっと広かった。48手め62金でソレらしくなる。やはり一路飛車の自由度が増すと爽快。58飛には52飛と備えて千日手。
では47手めで58飛はどうか?それでも同じ千日手。
先手:47手め58飛
後手:48手め62金
▲7六歩 ▽3四歩 ▲6六歩 ▽3二飛 ▲7七角 ▽3五歩
▲8八飛 ▽8二銀 ▲4八玉 ▽6二玉 ▲6八銀 ▽5二金左
▲5六歩 ▽4四歩 ▲4六歩 ▽4二銀 ▲5七銀 ▽4三銀
▲5八金左 ▽7四歩 ▲4七金 ▽7二金 ▲3八玉 ▽1四歩
▲2八玉 ▽1五歩 ▲1八香 ▽2四歩 ▲1九玉 ▽3三桂
▲2八銀 ▽2五桂 ▲3八金 ▽3四銀 ▲6五歩 ▽7三銀
▲9六歩 ▽9四歩 ▲8六歩 ▽7一玉 ▲6八飛 ▽3三角
▲9七桂 ▽1三香 ▲4八銀 ▽1二飛 ▲5八飛 ▽6二金左
▲5五歩 ▽5二飛 ▲以下千日手

現在48手め62金の第九平行歩間3-6まで進行。
シンフォニーを九番まで書くとネタ切れで十がない場合がある。
ロマン派は不自由な様式であったと考える。


39手め86歩 怪獣不在 No: 1456 [返信][削除]
投稿者:マシュダ一家 06/09/07 Thu 16:08:51

飛車先不突きの方針破綻は相矢倉における26歩と似ている。羽生でも康光でも相矢倉なら37手め26歩。85歩まで2手使えば7thになるがどこにも仕掛ける場所がないので怪獣不在のヒーロー。39手め86歩は飛車を8筋で使えるなら最強だが相矢倉同様85歩とすると84歩とも突けないので84桂打のような手が必要。ところが歩がないので25桂をまだ取れない。よって相矢倉同様85桂の支えとなる39手め86歩。


38手め94歩 6th牽制成立の背景 No: 1455 [返信][削除]
投稿者:マシュダ一家 06/09/07 Thu 15:52:53

康光が25手め16歩と受けなかった為に後手の6th牽制が成立。
先手からの95歩6thアタックもない。駒アタリ奇数番原理では読む必要がない。読んでも先と同じ理由で歩を先に渡すので16歩で先手負け。


35手め65歩 出させられた切り札 No: 1454 [返信][削除]
投稿者:マシュダ一家 06/09/07 Thu 15:46:56

先手の切り札が45歩阻止の牽制手では1-5作成手でも迫力ない。この手は双頭手でないといけなかった。57銀が66歩を死守していることを活かして森内風に35手め86角で75歩を取りに行くと16歩で先手負け。

先手:35手め86角
後手:1歩入手先行で16歩
▲7六歩 ▽3四歩 ▲6六歩 ▽3二飛 ▲7七角 ▽3五歩
▲8八飛 ▽8二銀 ▲4八玉 ▽6二玉 ▲6八銀 ▽5二金左
▲5六歩 ▽4四歩 ▲4六歩 ▽4二銀 ▲5七銀 ▽4三銀
▲5八金左 ▽7四歩 ▲4七金 ▽7二金 ▲3八玉 ▽1四歩
▲2八玉 ▽1五歩 ▲1八香 ▽2四歩 ▲1九玉 ▽3三桂
▲2八銀 ▽2五桂 ▲3八金 ▽3四銀 ▲8六角 ▽7三銀
▲7五歩 ▽同 歩 ▲同 角 ▽1六歩 ▲同 歩 ▽1七歩
▲同 香 ▽同桂成 ▲同 銀 ▽2五銀 ▲投了
46手で後手の勝ち

以下清算させて銀入手後23銀の飛車角取りを狙っても35飛が角取り。
他の手では45歩で負け。35手め75歩も4thアタックで先手負け。
よって康光の切り札65歩は羽生に出させられたと読む。


33手め38金 恒例の我慢大会へ No: 1453 [返信][削除]
投稿者:マシュダ一家 06/09/07 Thu 15:32:11

先手は1歩入れば必勝だがどこで入手するか。一番奇想天外なのは38飛。
先手:33手め39金+35手め38飛
後手:桂損でもOK
▲7六歩 ▽3四歩 ▲6六歩 ▽3二飛 ▲7七角 ▽3五歩
▲8八飛 ▽8二銀 ▲4八玉 ▽6二玉 ▲6八銀 ▽5二金左
▲5六歩 ▽4四歩 ▲4六歩 ▽4二銀 ▲5七銀 ▽4三銀
▲5八金左 ▽7四歩 ▲4七金 ▽7二金 ▲3八玉 ▽1四歩
▲2八玉 ▽1五歩 ▲1八香 ▽2四歩 ▲1九玉 ▽3三桂
▲2八銀 ▽2五桂 ▲3九金 ▽3四銀 ▲3八飛 ▽7三銀
▲3六歩 ▽同 歩 ▲同 金 ▽3七歩 ▲6八飛 ▽4五銀
▲同 歩 ▽3六飛 ▲4七銀 ▽3四飛 ▲2六歩 ▽4五歩
▲2五歩 ▽同 歩 ▲3七銀 ▽2六歩 ▲投了
52手で後手の勝ち
先手は切り札65歩が利かなくては桂得でも2筋3筋の歩が切れると即負け。
大爆笑以下は恒例の我慢大会。羽生は康光のミス待ち。


32手め25桂 大爆笑 No: 1452 [返信][削除]
投稿者:マシュダ一家 06/09/07 Thu 15:17:30

羽生の大悪手。30手め33桂からの悪手連鎖。
谷川講座なら「桂のタカビータメグチ女房」と言う。
33手め26歩は無論ない。

桂と歩の交換+2筋殺到
先手:33手め26歩
後手:34手め34銀+36手め33角
▲7六歩 ▽3四歩 ▲6六歩 ▽3二飛 ▲7七角 ▽3五歩
▲8八飛 ▽8二銀 ▲4八玉 ▽6二玉 ▲6八銀 ▽5二金左
▲5六歩 ▽4四歩 ▲4六歩 ▽4二銀 ▲5七銀 ▽4三銀
▲5八金左 ▽7四歩 ▲4七金 ▽7二金 ▲3八玉 ▽1四歩
▲2八玉 ▽1五歩 ▲1八香 ▽2四歩 ▲1九玉 ▽3三桂
▲2八銀 ▽2五桂 ▲2六歩 ▽3四銀 ▲6五歩 ▽3三角
▲2五歩 ▽同 歩 ▲3八金 ▽2二飛 ▲投了
40手で後手の勝ち
この局面で先手は歩を入手する手段がないため26歩+25銀の進軍阻止不可。以下41手め45桂の奇手を放った場合も同銀同歩26桂のお返し。44歩の第三切り札は77角成で金損でも後手指せる。
よってこの桂は放置。すると後手はタメグチっぽく指すことになる。


30手め33桂 No: 1451 [返信][削除]
投稿者:マシュダ一家 06/09/07 Thu 15:01:40

森内なら羽生の悪手と断定する。悪手でも指さないと後手やってらんないと。
どこで見ているんだか。
後手は65歩が一番怖い。角筋開通+玉頭攻め連動手64歩となる双頭手。
33桂なら45歩狙いかと言うとそれは後手負ける。
先手:33手め切り札65歩
後手:32手め45歩
▲7六歩 ▽3四歩 ▲6六歩 ▽3二飛 ▲7七角 ▽3五歩
▲8八飛 ▽8二銀 ▲4八玉 ▽6二玉 ▲6八銀 ▽5二金左
▲5六歩 ▽4四歩 ▲4六歩 ▽4二銀 ▲5七銀 ▽4三銀
▲5八金左 ▽7四歩 ▲4七金 ▽7二金 ▲3八玉 ▽1四歩
▲2八玉 ▽1五歩 ▲1八香 ▽2四歩 ▲1九玉 ▽3三桂
▲2八銀 ▽4五歩 ▲6五歩 ▽4六歩 ▲同 銀 ▽3四銀
▲6四歩 ▽投了
37手で先手の勝ち


24手め14歩から27手め18香 No: 1450 [返信][削除]
投稿者:マシュダ一家 06/09/07 Thu 14:47:53

羽生は3-3構造で初めて後手番を意識。今度73銀では横が薄く飛車交換すれば61金で即詰みの形。角銀交換でも41銀があるので先の22手め72金はいっそう緩手の感が強い。
一番自然な手が最大の緩手と言うことはよくある。
相振りでは25手め16歩と端を突き合うと先手即負けは42銀待機の場合。先に14歩で打診して相手がうっかり16歩と突くと33銀+24銀+15歩だけで後手が勝てる。ところが羽生は18手め先に43銀。これは康光が絶対に16歩を受けないと確信しているため。代りに25銀+15歩から16歩を見せている。
25銀+端攻めに対抗するには26歩+27銀の銀冠しかないが24歩で先手負け。そこで久保は相振り穴熊に現在関心を寄せている。ビッグ4の華麗な転身術を相振りで披露した久保でさえそうなのだから康光が穴熊を目指すのも最先端。
これは飛車先不突きの陣形で相手の壁銀を遠く笑う当初の方針と一致している。康光は前回15歩を突き越して羽生に穴熊にされたばかりなので今度は逆襲のつもり。先手番でソコまでやるかと言ってもその位の負い目があって当然。王座戦だけは羽生に一度も勝ったタメシがない康光。
森内なら43銀型なら16歩は可能だったと言うはず。43銀が24地点に来ることはないため。しかし羽生は18手めですでに康光が何をやりたいか察している。そこが森内には言えない。


21手め47金で午後再開 22手め72金は疑問 No: 1449 [返信][削除]
投稿者:マシュダ一家 06/09/07 Thu 14:23:59

18手め43銀は許容範囲だが22手め72金は疑問。55角変化阻止なら73銀。そうでないと20手め74歩の意味が希薄。
23手め38玉の瞬間34銀と出るようにしたかった。

先手:25手め65歩+27手め45歩
後手:24手め34銀
▲7六歩 ▽3四歩 ▲6六歩 ▽3二飛 ▲7七角 ▽3五歩
▲8八飛 ▽8二銀 ▲4八玉 ▽6二玉 ▲6八銀 ▽5二金左
▲5六歩 ▽4四歩 ▲4六歩 ▽4二銀 ▲5七銀 ▽4三銀
▲5八金左 ▽7四歩 ▲4七金 ▽7二金 ▲3八玉 ▽3四銀
▲6五歩 ▽2五銀 ▲4五歩 ▽3六歩 ▲4四歩 ▽3七歩成
▲同 桂 ▽3六銀 ▲同 金 ▽同 飛 ▲4三歩成 ▽投了
35手で先手の勝ち
この変化を避けるには28手め75歩。ところが壁銀のまま敢行すると最後に82角成と切られ同金の壁金がひどすぎる上に43銀が厳しすぎる。後手銀が動くと43地点が後手の最弱点。

先手:25手め65歩+27手め45歩
後手:24手め34銀+28手め75歩
▲7六歩 ▽3四歩 ▲6六歩 ▽3二飛 ▲7七角 ▽3五歩
▲8八飛 ▽8二銀 ▲4八玉 ▽6二玉 ▲6八銀 ▽5二金左
▲5六歩 ▽4四歩 ▲4六歩 ▽4二銀 ▲5七銀 ▽4三銀
▲5八金左 ▽7四歩 ▲4七金 ▽7二金 ▲3八玉 ▽3四銀
▲6五歩 ▽2五銀 ▲4五歩 ▽7五歩 ▲同 歩 ▽3六歩
▲4四歩 ▽3七歩成 ▲同 桂 ▽7六歩 ▲5五角 ▽5四歩
▲8二角成 ▽同 金 ▲4三銀 ▽投了
39手で先手の勝ち


20手め74歩 No: 1448 [返信][削除]
投稿者:マシュダ一家 06/09/07 Thu 14:02:01

16手めに即時3-2アタックが有効でないのは14手め44歩のおかげ。34飛の位置で駒組したくても66歩故45歩が切り札にならない。そこで当初想定通り平行歩間3-2が連鎖。
19手め58金が第四平行歩間3-2。ここで羽生が20手め74歩と指して昼食。
ここまで康光=80分、羽生89分。
20手め74歩から駒アタリ原理で追加思考。次に36歩が3rdアタック。
1歩入れば57銀が移動した瞬間75歩同歩76歩で角がどこに逃げても66角。よって3rdアタック阻止には21手め47金しかない。


14手め44歩が歩間4の緩手 No: 1447 [返信][削除]
投稿者:マシュダ一家 06/09/07 Thu 13:49:57

16手め36歩は28銀37歩成同銀36歩なら26銀で先手勝ち。よって36歩28銀にはGN選択だが次の手が難しい。ひとめ45歩だが以下桂損して3歩持ち歩になっても決定打がない。66歩で仮想番がないため。先手に金矢倉を許して後手だけに持ち歩をと言う考え方だけなら実行可能。
ところがそれでは後手の壁銀が残ってしまう。羽生は先手が86歩を突く前提で金矢倉を目指せる82銀を選択しているが康光が飛車先不突きの作戦をとったために現在待機状態。
遡ると羽生の14手め44歩が歩間4の緩手。44歩は谷川が羽生相手に好んで指していたが先手が8筋の権利を行使しないと自陣駒アタリ原理の範疇では後手最悪の状態。


森内がダメな理由 No: 1446 [返信][削除]
投稿者:マシュダ一家 06/09/07 Thu 13:16:27

将棋世界10月号で名人戦自戦記を一挙公開できないのは仕方ない。
その沈黙の意味は当家ですでに名人戦分析が出尽くしたと言うこと。
ンナことないと言っても素材が悪い上にデガラシ手順を付加するくらいなら次の将棋を考える。
その態度が仕方ないと言っている。
森内がダメな理由はインタビューでの告白。
若い頃は全ての変化を読み尽くすつもりでいたらしい。それをやめたおかげで勝率があがったと。
この発言は二重に悪手。
変化を先に読もうとするから36歩の2-1アタックが徒労に終わることさえ今日も気がつかない。
それさえ気がつかない状態で「全部読むのやめた」と言うのは最悪の開き直り。
人間は過ちを侵す。それは仕方ない。
過ちの上に過ちを塗り重ねることで自己弁護するのは世間では悪徳ナントカと言う。
悪徳名人と言われていいのかね?


15手め46歩 康光が3-2構造を指した理由 No: 1445 [返信][削除]
投稿者:マシュダ一家 06/09/07 Thu 13:00:23

15手め46歩 康光が3-2構造を指した理由
森内は羽生が12手めまでに36歩と仕掛ける権利があったはずと言っているがそれでは2-1アタックで奇偶反転にならない。ダメな名人。
案の定当家実況&分析開始と同時にスっこんだ。
加藤一二三は15手め46歩を珍しいとのみ言うが上野動物園のパンダもかつては珍しかった。
珍獣は常に愛される。
15手め46歩とは3-2構造作成手。

15手め3-2構造該当手
1=75歩
2=65歩
3=55歩
4=46歩

3-2構造作成は4つの中から選択するしかない。
ではなぜ康光は15手め3-2構造を指したか?
それは奇偶反転を嫌ったため。ここで平行歩間4-1を取ると後手に3-2構造や5-2構造を作られてしまう。もっとも指したい15手めは歩間5-1。即ち86歩だが以下74歩84歩73銀で3-3構造となり65歩45歩で1-5の仮想駒アタリ奇数番1が発生。ところがこの仮想番を先手が行使できない。22角成同銀の連動手で先後が手番換算原理によって変わるため。この仮想番を奇偶反転で後手が作成したことにより後手は作戦勝ちとなる。


5手め77角 3-2構造奇偶反転 No: 1444 [返信][削除]
投稿者:マシュダ一家 06/09/07 Thu 12:34:34

5手め77角 3-2構造奇偶反転

5手め26歩は歩間4。よって康光は歩間理論に従って26歩が指せなかった。
5手めに平行歩間3を取れと歩間理論は言う。

5手め平行歩間3該当
1=銀上げ金上げ
2=飛車振り
3=77角

康光は最も贅沢な77角選択。後手はすでに三間で固定。ならば先手が8筋に振れば2VS3で有利なはずと。相振り飛車の序盤も歩間理論に従っている。相振りでは先手飛車の優先順位が8-7-6-5筋。極端な例となる88飛VS42飛や88飛VS52飛では先手勝ちの結論が当家では出ている。唯一32飛だけは後手の初手34歩が飛車先歩と重複している逆行連動手のため後手は奇偶反転可能。即ち本来先手の権利であるずの奇数番構造で先に36歩と仕掛けることができる。
歩間理論に照合すると先手が3-2歩間奇数番構造を取っても平行歩間3-2によって仕掛けの権利は奇数番で後手になってしまう。これが奇偶反転。


3手め66歩を康光が指したみっつの理由 No: 1443 [返信][削除]
投稿者:マシュダ一家 06/09/07 Thu 12:28:05

ターコがと金二枚で康光を先手に。
康光が筋違い角は絶対やらないと宣言したので羽生は喜んで34歩。
康光の宣言は大介の宣言並。3手め66歩で負けソーと判る。
当家のオッズ換算なら1対99ぐらいの大穴。
康光は王座戦で羽生に一度も勝ったことがない理由はマジメに指しすぎたため。
どの程度マジメだったか?
「悪手は絶対指さない」と鏡の自分に誓うほどマジメだった。
「私は絶対浮気しません」とカミさんに誓う以上にソレは難しい。
当家なら影に向かってこう言う。
「俺は想像も絶する大悪手を指したい」
理由2は千日手回避。羽生が大好きな千日手にさせないなら相振り。
理由3は対急戦中飛車手損角換り 22角成考察
「3手め66歩だと後手は35歩から石田三間を構築。当家が後手番最強石田三間菱形美濃と言うほどこれは急戦中飛車より後手が勝ちやすい。先手の対抗策の問題。先手は矢倉でも対三間でも必勝法が発見できなかった。そのツケが3手め26歩」
康光は猛反省してその3手め26歩が指せなかった。
今日羽生は三日前の当家予言通り32飛+35歩の三間。
最先端とはこのような呼応。


連盟棋士が相振り飛車を定跡として体系化できない理由 No: 1442 [返信][削除]
投稿者:マシュダ一家 06/09/07 Thu 11:40:46

連盟棋士が相振り飛車を定跡として体系化できない理由

「相振り飛車は定跡として体系化できない」
今日の立会い加藤一二三がそう言っている。
対四間棒銀ですら一生かけても体系化が困難だった加藤一二三が言うからには深刻に受け止めないといけない。
加藤一二三は相振り飛車を代りに「手将棋」と述べた。
当家はただの一度も「手将棋」と言う言葉に逃げたことはない。もっとも嫌いな言葉。
当家の感覚では相振り飛車は体系化できる。
理論として体系化できる。
では定跡としては?
連盟棋士が使う定跡と言う言葉に問題がある。
彼らには先後の初手最善手がナニかさえ不明であった。34歩でさえ流行の一言で済ませた。
その結果全てが「気合い」や「流行」の前提で戦形が選択されている。横歩取りの34飛が指される度に一体何度「気合い」と聞かされたことか。そのような軟弱な態度しか持てない連盟棋士が好む「気分的定跡」に「体系化」は確かに無縁。
加藤一二三の言葉を皮肉として受け止めたのは今回が初めて。