2006.07.29王位戦第2局 当家の読後感想
2006.07.29囲碁将棋ジャーナル 王位戦第2局解説 阿久津初登場
2006.07.28名人戦移管なし 代りに王将戦は指し込み制導入を迷惑料に
2006.07.28A級順位戦 谷川VS久保 相振り穴熊

2006.07.29王位戦第2局 当家の読後感想 No: 1169 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  06/07/30 Sun 04:07:58

連盟棋士が同業者の棋譜解説などしても今後何も期待できない。
よくて自戦記の感情吐露が色気の限界。青野や先崎など二度と囲碁将棋ジャーナルで顔見たくない。どうせ顔見せしかないのだから一度も顔出していない棋士を見たい。せっかく対局日誌が終わったのだから河口も葬式代りにナマ顔出していただきたい。真部も病死する前に。
王位戦第2局は実に簡単。45歩で康光が浮き駒を咎めに来たので羽生は33桂を狙うしかない。骨格はソレだけ。千日手も仕方ない。
それではナニもないので羽生が当家のリクエストに答えた。
羽生と森内の解説だけは当家の実況&分析と完全一致してきたが、羽生は必ずオマケ付。
当家は先手の初手76歩が問題と言っている。
ならば75歩でどうかと答えたのが羽生。
サポーターがまたしても康光。
どうしてこんなことが可能になったかと言うと桂が参加しなかった為と康光が78手め75同銀と歩を取れずに65銀と逃げた為。78手め75同銀なら81手め21角も74歩もない。代りに当家変化で何度も出た31角がある。1手違いならソッチ。
桂死守のために時間が失われたので康光は手拍子で指して形造りもできなかった。
自戦記ではこのような時間配分の苦労が垣間見られる。そのような楽しみ方は「人間は不完全さを自ら楽しむことができる生物」。
森内でさえ最終盤の実戦心理で変化を護摩化すのでアーダコーダ言っても仕方ないと羽生も思っている。
では連盟棋士は何手めまで仕事してきたか?
まず30手めまでは行っていない。ひどい時はトップ棋士でさえ4手めが敗着
平均して20数手までが許容範囲。
こうした観点から見ると康光の評価は全く変わってくる。
かつて森下がそうであった。
羽生の75歩はイタズラ小僧のベロ出しチョンマ。それが未来の見方。


2006.07.29囲碁将棋ジャーナル 王位戦第2局解説 阿久津初登場 No: 1168 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  06/07/30 Sun 03:27:54

先週の杉本初登場は微笑ましい。同様に阿久津初登場も。
阿久津は前日対局あったのでアバウトなことばかり言っているが勝又講座よりマシ。阿久津が講座やった方がいい。
2006.07.28○ 阿久津主税 勝又清和 ● 竜王戦4組 昇決4回戦
バンカナも毎回成長度が激しいのであと1カ月見たかった。
連盟はマネージメント部門を置くとスターが続々誕生。

27手め33角成を「羽生の気合い」と言っている時点で阿久津はダメ。
これは羽生の千日手イメージ戦略。27手め65歩の4-2構造では康光が打開できないので羽生が千日手に誘導したことがバレる。だから康光に千日手の責任を押しつける33角成。
41手め57銀まで動かして初日終わりと言うバンカナも面白い。57銀は封じ手なので二日目に開封される。しかし57銀と書かれたのは初日なのでミスではない。
阿久津は41手め65同銀変化に61飛66歩39角などとバカナ変化を述べている。61飛なら56銀74角がおそらく康光が言いそうな変化。以下57金は56角同金67飛成78角47龍で次に67銀打示唆。
王位戦島VS康光でも康光は22飛車回りを読み島は銀引きを読んだ。結果康光は島期待の銀引きで負けと認めた。
61飛には当家別変化通り銀など捨てて24歩。それが居飛車の特権。先に39角とした方が26飛の1手分を指させることになり後手は馬作成に1手分稼げるのが当家実況&分析変化。後手1手得して銀損でも飛車先突破で先手指せると言うときに手損なしの42手め61飛が康光手順なら阿久津でも勝てる。

先手:43手め24歩
後手:42手め61飛
▲7六歩    ▽3四歩    ▲2六歩    ▽4四歩    ▲2五歩    ▽3三角
▲4八銀    ▽2二飛    ▲6八玉    ▽6二玉    ▲7八玉    ▽7二玉
▲5八金右  ▽4二銀    ▲9六歩    ▽8二玉    ▲5六歩    ▽9二香
▲7七角    ▽9一玉    ▲8八玉    ▽8二銀    ▲9八香    ▽7一金
▲9九玉    ▽4五歩    ▲3三角成  ▽同 桂    ▲8八銀    ▽9四歩
▲5七銀    ▽4三銀    ▲3六歩    ▽5二金    ▲6六銀    ▽2一飛
▲7九金    ▽6四歩    ▲5五歩    ▽6五歩    ▲同 銀    ▽6一飛
▲2四歩    ▽同 歩    ▲同 飛    ▽6五飛    ▲2二飛成  ▽2八歩
▲3七桂    ▽2九歩成  ▲1一龍    ▽1九と    ▲6六香    ▽5五飛
▲5六歩    ▽同 飛    ▲5七歩    ▽3六飛    ▲5五角    ▽4四銀打
▲同 角    ▽同 銀    ▲6一香成  ▽6二金上  ▲同成香    ▽同 金
▲7一銀    ▽7二金    ▲8二銀成  ▽同 金    ▲7一銀    ▽7二金
▲6一龍    ▽7一金    ▲同 龍    ▽8二銀    ▲4一龍    ▽3七飛成
▲7二金    ▽投了
79手で先手の勝ち

ここは棋士の色彩感が問われる局面なので本譜41手め57銀で羽生は一挙に興業棋戦をシラケさせている。康光には千日手ができない。だから40手め65歩が康光の敗着とハッキリ言うべき。それが羽生のイメージ戦略。「33角成を気合い」と言う時点で羽生を理解できない棋士が阿久津。
56手めは24角が感想戦変化と阿久津が突然言う。
先手:57手め32銀
後手:56手め24角
▲7六歩 ▽3四歩 ▲2六歩 ▽4四歩 ▲2五歩 ▽3三角
▲4八銀 ▽2二飛 ▲6八玉 ▽6二玉 ▲7八玉 ▽7二玉
▲5八金右 ▽4二銀 ▲9六歩 ▽8二玉 ▲5六歩 ▽9二香
▲7七角 ▽9一玉 ▲8八玉 ▽8二銀 ▲9八香 ▽7一金
▲9九玉 ▽4五歩 ▲3三角成 ▽同 桂 ▲8八銀 ▽9四歩
▲5七銀 ▽4三銀 ▲3六歩 ▽5二金 ▲6六銀 ▽2一飛
▲7九金 ▽6四歩 ▲5五歩 ▽6五歩 ▲5七銀 ▽4二金
▲6八金寄 ▽4四銀 ▲5六銀 ▽6六歩 ▲7七角 ▽2四歩
▲6六角 ▽2五歩 ▲5四歩 ▽4三金 ▲5五銀 ▽同 銀
▲同 角 ▽2四角 ▲3二銀 ▽5四金 ▲2一銀成 ▽5五金
▲投了
60手で後手の勝ち
感想マに受けて解説するから羽生にバカにされる。57手め32銀など脅し文句であっても実際打つタイトルホルダーはいない。32銀打たせて指せと言うのが後手のMF戦略なので56手め24角は64角よりマシだったと言う康光への慰め。24角は即時68角成が敢行できないので駒アタリ偶数番2ではない。むしろ羽生に32銀の駒アタリ偶数番2を指させる誘惑手。大介相手の棋聖戦第3局康光55角や朝日OP第4局の藤井相手の羽生の44角が教訓。


名人戦移管なし 代りに王将戦は指し込み制導入を迷惑料に No: 1167 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  06/07/29 Sat 05:02:02

羽生が王位戦第2局後に北海道新聞に初めて毎日支持表明。
北海道新聞に手土産持参とはニクい。いいタイミング。
王位戦の立て役者であるばかりかネット中継の功労者が北海道新聞であった。
羽生の毎日支持は当家の「渡辺明が決めろ」「暑いからモー毎日でいい」発言から来ている。これを翻訳すると「俺が先に言う」「涼しい場所で言え」。
一言で「スタッフは朝日よりマシ」。
北海道新聞にビッグなネタ提供が羽生演出。これは1本。
そこで当家も言いたい。
さんざんお騒がせしたお詫びとして来年の王将戦で連盟は指し込み制を導入。中原もウンと言うから。
康光がアレでは羽生の香落ち以外楽しみがなくなってきた。


2006.07.28A級順位戦 谷川VS久保 相振り穴熊 No: 1166 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  06/07/29 Sat 03:49:15

2006.07.28A級順位戦 谷川VS久保 相振り穴熊
日時:2006.07.28
棋戦:A級順位戦
戦形:相振り穴熊
先手:谷川浩司
後手:久保利明
▲7六歩 ▽3四歩 ▲6六歩 ▽3二飛 ▲7八銀 ▽6二玉
▲6七銀 ▽4二銀 ▲7七角 ▽3五歩 ▲8八飛 ▽5四歩
▲8六歩 ▽5三銀 ▲8五歩 ▽7二玉 ▲3八銀 ▽8二玉
▲5八金左 ▽7二金 ▲4八玉 ▽9二香 ▲4六歩 ▽9一玉
▲4七金 ▽8二銀 ▲3九玉 ▽6四歩 ▲7五歩 ▽5二金
▲7六銀 ▽6三金左 ▲8四歩 ▽同 歩 ▲同 飛 ▽8三歩
▲8八飛 ▽5五歩 ▲9六歩 ▽5四銀 ▲2八玉 ▽4四歩
▲8五銀 ▽4五歩 ▲同 歩 ▽同 銀 ▲4六歩 ▽5四銀
▲9五歩 ▽1四歩 ▲8四歩 ▽同 歩 ▲同 銀 ▽8三歩
▲同銀成 ▽同 銀 ▲8四歩 ▽同 銀 ▲同 飛 ▽8三歩
▲8六飛 ▽8四銀 ▲6五歩 ▽7五銀 ▲6四歩 ▽同 金
▲9六飛 ▽6五銀 ▲6二歩 ▽同 金 ▲8八角 ▽7四銀
▲7七桂 ▽6三金引 ▲9七角 ▽7二金 ▲4三銀 ▽3三飛
▲7五角 ▽同 銀 ▲5二銀打 ▽7四金 ▲4五歩 ▽6六歩
▲4二銀不成▽3四飛 ▲5三銀成 ▽6四飛 ▲6三銀成 ▽同 金
▲6五歩 ▽同 金 ▲同 桂 ▽8二玉 ▲6三成銀 ▽同 飛
▲8五金 ▽8四銀打 ▲7五金 ▽同 銀 ▲5四銀 ▽3三飛
▲4四歩 ▽8四歩 ▲4三歩成 ▽3四飛 ▲5三と ▽8三玉
▲6三銀不成▽8二金 ▲7六金 ▽6四銀打 ▲7五金 ▽同 銀
▲9一銀 ▽7二金 ▲同銀成 ▽7四玉 ▲7三桂成 ▽同 桂
▲7六歩 ▽6四銀 ▲8二銀不成▽8五桂 ▲7三銀成 ▽同 銀
▲7五金 ▽8三玉 ▲6三と ▽8二金 ▲同成銀 ▽同 銀
▲6四金 ▽7三歩 ▲7二金 ▽6一桂 ▲同 金 ▽7四歩
▲7五歩 ▽3一角 ▲6六飛 ▽投了
141手で先手の勝ち

4手め32飛が敗着。最善は84歩か44歩。谷川相手に84歩指せないなら久保には44歩しかない。後手番振り飛車の平行歩間3で谷川に勝てるほど久保は強くない。逆に谷川が居飛車なら石田三間で形勢不明。
10手め35歩以下8VS3では後手勝てない。当家の相振りではもう結論出ている。本譜は手数だけ冗長で早々に終わっている。