封じ手は41手め65同銀に決まっている。
あとは今晩先手が勝ち手順を確認するだけ。

先手：41手め65同銀+45手め54歩
後手：42手め39角+46手め84歩
▲７六歩 ▽３四歩 ▲２六歩 ▽４四歩 ▲２五歩 ▽３三角
▲４八銀 ▽２二飛 ▲６八玉 ▽６二玉 ▲７八玉 ▽７二玉
▲５八金右 ▽４二銀 ▲９六歩 ▽８二玉 ▲５六歩 ▽９二香
▲７七角 ▽９一玉 ▲８八玉 ▽８二銀 ▲９八香 ▽７一金
▲９九玉 ▽４五歩 ▲３三角成 ▽同　桂 ▲８八銀 ▽９四歩
▲５七銀 ▽４三銀 ▲３六歩 ▽５二金 ▲６六銀 ▽２一飛
▲７九金 ▽６四歩 ▲５五歩 ▽６五歩 ▲同　銀 ▽３九角
▲２六飛 ▽９三角成 ▲５四歩 ▽８四歩 ▲２四歩 ▽同　歩
▲２二歩 ▽６一飛 ▲５三歩成 ▽同　金 ▲５四歩 ▽５二金
▲２四飛 ▽６五飛 ▲２一歩成 ▽４六歩 ▲１一と ▽２五飛
▲同　飛 ▽同　桂 ▲６四角 ▽３八飛 ▲６八金寄 ▽６三金
▲５三角成 ▽同　金 ▲同歩成 ▽４七歩成 ▲４一飛 ▽６一歩
▲４三飛成 ▽５七と ▲同　金 ▽８五歩 ▲６六香 ▽６八銀
▲同　金 ▽同飛成 ▲７九金 ▽５七龍 ▲６三と ▽８六歩
▲７二銀 ▽８七歩成 ▲７一銀不成▽８八と ▲同　金 ▽７一銀
▲７二銀 ▽８七歩 ▲８一銀成 ▽同　玉 ▲８七金 ▽６六馬
▲同　歩 ▽８七龍 ▲８二歩 ▽同　龍 ▲８三歩 ▽同　龍
▲８八歩 ▽７八金 ▲７二角 ▽同　銀 ▲同　と ▽同　玉
▲６四桂 ▽８一玉 ▲７二銀 ▽９一玉 ▲８一金 ▽同　龍
▲同銀成 ▽同　玉 ▲７一飛 ▽同　玉 ▲７三龍 ▽投了
119手で先手の勝ち　敗着は油断と硬直疲労。

上記変化は最終盤後手勝ちなので羽生は53歩成も決めず65銀を捨てて55手め24飛。

銀捨て基本図
先手：41手め65同銀+45手め54歩
後手：42手め39角+46手め84歩
▲７六歩    ▽３四歩    ▲２六歩    ▽４四歩    ▲２五歩    ▽３三角
▲４八銀    ▽２二飛    ▲６八玉    ▽６二玉    ▲７八玉    ▽７二玉
▲５八金右  ▽４二銀    ▲９六歩    ▽８二玉    ▲５六歩    ▽９二香
▲７七角    ▽９一玉    ▲８八玉    ▽８二銀    ▲９八香    ▽７一金
▲９九玉    ▽４五歩    ▲３三角成  ▽同　桂    ▲８八銀    ▽９四歩
▲５七銀    ▽４三銀    ▲３六歩    ▽５二金    ▲６六銀    ▽２一飛
▲７九金    ▽６四歩    ▲５五歩    ▽６五歩    ▲同　銀    ▽３九角
▲２六飛    ▽９三角成  ▲５四歩    ▽８四歩    ▲２四歩    ▽同　歩
▲２二歩    ▽６一飛    ▲２四飛    ▽６五飛    ▲２一歩成  ▽５五飛
▲６八金寄  ▽５九飛成  ▲１一と    ▽２五歩    ▲中断

この局面は65銀を捨ててもと金で香と手番を取り返し持ち駒の差が歩切れの後手に角香歩の先手。後手の陣形は金銀が離れ馬で玉をカバーしているが攻めに参加していない。ひとめ羽生が勝つ。
羽生が黙って11香を取って負けたのを見たことない。要はと金。それしかない。46歩は間に合わない。後手に逆転のチャンスがある構図は攻めを呼び込み攻防の83馬が有り得るか。後手はかなり我慢しないといけない。それが振り飛車の指し方。上記局面も駒アタリ偶数番2を後手が作成している。康光も羽生同様に奇数番型棋士だが本局に勝てば王位奪取間違いない。
羽生が95歩を突いてくれたら勝機はある。

55歩に56分。65歩に48分。
仲がいいほどジットリ喧嘩。

先手：41手め65同銀+43手め26飛
後手：42手め39角
▲７六歩 ▽３四歩 ▲２六歩 ▽４四歩 ▲２五歩 ▽３三角
▲４八銀 ▽２二飛 ▲６八玉 ▽６二玉 ▲７八玉 ▽７二玉
▲５八金右 ▽４二銀 ▲９六歩 ▽８二玉 ▲５六歩 ▽９二香
▲７七角 ▽９一玉 ▲８八玉 ▽８二銀 ▲９八香 ▽７一金
▲９九玉 ▽４五歩 ▲３三角成 ▽同　桂 ▲８八銀 ▽９四歩
▲５七銀 ▽４三銀 ▲３六歩 ▽５二金 ▲６六銀 ▽２一飛
▲７九金 ▽６四歩 ▲５五歩 ▽６五歩 ▲同　銀 ▽３九角
▲２六飛 ▽９三角成 ▲５四歩 ▽同　銀 ▲同　銀 ▽同　歩
▲６六角 ▽同　馬 ▲同　歩 ▽投了
51手で先手の勝ち

43手め26飛が上記最終局面を想定した飛車の最善位置。
43手め38飛は52手め49銀。37飛は49角。
52手めの45角は35歩のサクリファイスで凌げる。
そこで康光が読んだのは30手め94歩を活かして45手め54歩に46手め84歩のはず。

93馬を残す魅力
先手：45手め54歩
後手：46手め84歩
▲７六歩 ▽３四歩 ▲２六歩 ▽４四歩 ▲２五歩 ▽３三角
▲４八銀 ▽２二飛 ▲６八玉 ▽６二玉 ▲７八玉 ▽７二玉
▲５八金右 ▽４二銀 ▲９六歩 ▽８二玉 ▲５六歩 ▽９二香
▲７七角 ▽９一玉 ▲８八玉 ▽８二銀 ▲９八香 ▽７一金
▲９九玉 ▽４五歩 ▲３三角成 ▽同　桂 ▲８八銀 ▽９四歩
▲５七銀 ▽４三銀 ▲３六歩 ▽５二金 ▲６六銀 ▽２一飛
▲７九金 ▽６四歩 ▲５五歩 ▽６五歩 ▲同　銀 ▽３九角
▲２六飛 ▽９三角成 ▲５四歩 ▽８四歩 ▲５三歩成 ▽同　金
▲２四歩 ▽同　歩 ▲２二歩 ▽６一飛 ▲５四歩 ▽５二金
▲６六歩 ▽２五歩 ▲２八飛 ▽６四歩 ▲５六銀 ▽８三馬
▲６七銀 ▽６五歩 ▲同　歩 ▽同　馬 ▲６六歩 ▽５五馬
▲３七角 ▽５四馬 ▲投了
68手で後手の勝ち

こんなご都合変化でよくも40手め65歩など敢行できる。

6-2構造にする権利は後手が掌握。それが40手め14歩。
羽生が16歩なら5thアタック地獄は回避できる。それがMF理論。いちいち指し手読む必要がない所が理論の便利さ。
ところが14歩に先手が16歩としない場合はどうか？
例えば68金。また68金が例えだがそれが自陣駒アタリ原理の引力。
58金は28飛に支えられているので浮き駒ではない。ところが28飛を支えと解釈すれば自陣駒アタリ原理の斥力は68金ではなく57金を最善とする。理論無しではまず想定できない手。ここではすぐに議論しない。先手がナニか指して後手が15歩で位を取って6th作成手にしたとまず仮定。その6-2構造に後手が費やした2手で先手が先攻できればいい。
これは99玉の局面で後手が2手分の仕事ができる構造の反転。

答えはノー。
あのアタマはノー天気なのでそんな高尚な趣味を考えたことない。
そこで二日目は羽生の誘いに乗じてズっこける。
先手は相手が来なければ困る。でも必ずノボせてくるからとタカ括っている。

羽生が棋界で最優秀検査機である由縁。
これで65歩全変化消滅。マシュダ一家秘技幻の封じ手48手め72角もエアコンの露と消えた。
これは17手め56歩指した時点での実況&分析No: 1137通りの進行。
＞「17=新規歩間5-1　9筋5筋で位取り権利示唆」
9筋の位取りが阻止されたので当初の権利55歩を行使。
即ち康光の第二歩間4-2戦略は最初の方針一貫で瞬殺された。
代りに羽生が与えたものは後手からの54歩5thアタックの誘惑。
後手は偶数番原理上にあるため5thアタックは負け。
その証拠に即時54歩同歩同銀は32角で後手負け。

先手：先手の蒔いた餌5th
後手：54歩5thアタック
▲７六歩 ▽３四歩 ▲２六歩 ▽４四歩 ▲２五歩 ▽３三角
▲４八銀 ▽２二飛 ▲６八玉 ▽６二玉 ▲７八玉 ▽７二玉
▲５八金右 ▽４二銀 ▲９六歩 ▽８二玉 ▲５六歩 ▽９二香
▲７七角 ▽９一玉 ▲８八玉 ▽８二銀 ▲９八香 ▽７一金
▲９九玉 ▽４五歩 ▲３三角成 ▽同　桂 ▲８八銀 ▽９四歩
▲５七銀 ▽４三銀 ▲３六歩 ▽５二金 ▲６六銀 ▽２一飛
▲７九金 ▽６四歩 ▲５五歩 ▽５四歩 ▲同　歩 ▽同　銀
▲３二角 ▽投了
43手で先手の勝ち

39手め先手がナニか指して後手が40手め65歩を敢行したと想定。
後手は1歩損で馬作成だが45手め66角が馬桂取りで歩損が残る。

先手：39手め37桂
後手：40手め65歩
▲７六歩 ▽３四歩 ▲２六歩 ▽４四歩 ▲２五歩 ▽３三角
▲４八銀 ▽２二飛 ▲６八玉 ▽６二玉 ▲７八玉 ▽７二玉
▲５八金右 ▽４二銀 ▲９六歩 ▽８二玉 ▲５六歩 ▽９二香
▲７七角 ▽９一玉 ▲８八玉 ▽８二銀 ▲９八香 ▽７一金
▲９九玉 ▽４五歩 ▲３三角成 ▽同　桂 ▲８八銀 ▽９四歩
▲５七銀 ▽４三銀 ▲３六歩 ▽５二金 ▲６六銀 ▽２一飛
▲７九金 ▽６四歩 ▲３七桂 ▽６五歩 ▲同　銀 ▽３九角
▲２九飛 ▽８四角成 ▲６六角 ▽同　馬 ▲同　歩 ▽明日
47手で封じ手

この局面で1歩損の代償は手番。もしここで39手めが37桂以外の手、例えば39手め68金だと38角で先手負け。1歩あればすでに後手勝ちと言う局面は何度もあったが今度は実際先手が1歩持っているので先手から24歩同歩22歩または23歩のチャンス待ちがある。
そのチャンスを与えずに攻めないといけない。

先手：39手め37桂
後手：40手め65歩+封じ手48手め72角1
▲７六歩 ▽３四歩 ▲２六歩 ▽４四歩 ▲２五歩 ▽３三角
▲４八銀 ▽２二飛 ▲６八玉 ▽６二玉 ▲７八玉 ▽７二玉
▲５八金右 ▽４二銀 ▲９六歩 ▽８二玉 ▲５六歩 ▽９二香
▲７七角 ▽９一玉 ▲８八玉 ▽８二銀 ▲９八香 ▽７一金
▲９九玉 ▽４五歩 ▲３三角成 ▽同　桂 ▲８八銀 ▽９四歩
▲５七銀 ▽４三銀 ▲３六歩 ▽５二金 ▲６六銀 ▽２一飛
▲７九金 ▽６四歩 ▲３七桂 ▽６五歩 ▲同　銀 ▽３九角
▲２九飛 ▽８四角成 ▲６六角 ▽同　馬 ▲同　歩 ▽７二角
▲７五歩 ▽４六歩 ▲同　歩 ▽３六角 ▲５七金 ▽２四歩
▲同　歩 ▽２七歩 ▲投了
56手で後手の勝ち

先手：39手め37桂
後手：40手め65歩+封じ手48手め72角2
▲７六歩 ▽３四歩 ▲２六歩 ▽４四歩 ▲２五歩 ▽３三角
▲４八銀 ▽２二飛 ▲６八玉 ▽６二玉 ▲７八玉 ▽７二玉
▲５八金右 ▽４二銀 ▲９六歩 ▽８二玉 ▲５六歩 ▽９二香
▲７七角 ▽９一玉 ▲８八玉 ▽８二銀 ▲９八香 ▽７一金
▲９九玉 ▽４五歩 ▲３三角成 ▽同　桂 ▲８八銀 ▽９四歩
▲５七銀 ▽４三銀 ▲３六歩 ▽５二金 ▲６六銀 ▽２一飛
▲７九金 ▽６四歩 ▲３七桂 ▽６五歩 ▲同　銀 ▽３九角
▲２九飛 ▽８四角成 ▲６六角 ▽同　馬 ▲同　歩 ▽７二角
▲２六飛 ▽４六歩 ▲同　歩 ▽２五桂 ▲同　桂 ▽２四歩
▲３三桂成 ▽２五歩 ▲２九飛 ▽３六角 ▲６八金寄 ▽５四銀
▲投了
60手で後手の勝ち

先手：39手め37桂
後手：40手め65歩+封じ手48手め72角3
▲７六歩    ▽３四歩    ▲２六歩    ▽４四歩    ▲２五歩    ▽３三角
▲４八銀    ▽２二飛    ▲６八玉    ▽６二玉    ▲７八玉    ▽７二玉
▲５八金右  ▽４二銀    ▲９六歩    ▽８二玉    ▲５六歩    ▽９二香
▲７七角    ▽９一玉    ▲８八玉    ▽８二銀    ▲９八香    ▽７一金
▲９九玉    ▽４五歩    ▲３三角成  ▽同　桂    ▲８八銀    ▽９四歩
▲５七銀    ▽４三銀    ▲３六歩    ▽５二金    ▲６六銀    ▽２一飛
▲７九金    ▽６四歩    ▲３七桂    ▽６五歩    ▲同　銀    ▽３九角
▲２九飛    ▽８四角成  ▲６六角    ▽同　馬    ▲同　歩    ▽７二角
▲２六飛    ▽４六歩    ▲同　歩    ▽２五桂    ▲同　桂    ▽２四歩
▲３三桂成  ▽２五歩    ▲４三成桂  ▽２六歩    ▲５二成桂  ▽２七歩成
▲２二歩    ▽同　飛    ▲５五角    ▽２六飛    ▲６二金    ▽３七と
▲７一金    ▽同　銀    ▲７四銀    ▽８二金    ▲６三桂    ▽投了
71手で先手の勝ち

31手め57銀と32手め43銀　そして38手め64歩で4-2構造

31手め57銀と32手め43銀で二人で反省会。どっちもどっち。
33手め36歩で史上初の35角全変化消滅なのであとは目新しいことはひとつもない。36歩は4th悪手。37手め79金も悪手。それを彼等は握手と思っている。同じメンツでタイトル戦やっている弊害。
38手め64歩で4-2構造。26手め45歩の新規歩間4-2と対。
これも39角狙いの双頭手。馬を嫌って65歩に銀引きなら位。55角阻止+61飛転換+54角を可能にする三頭手の可能性がある。角筋としては遠く27地点を睨む72角もある。

前項24歩狙いの32金には先手が57銀としない場合がある。
39角阻止で48銀を動かさずに68金右。

先手：31手め68金右
後手：30手め32金
▲７六歩 ▽３四歩 ▲２六歩 ▽４四歩 ▲２五歩 ▽３三角
▲４八銀 ▽２二飛 ▲６八玉 ▽６二玉 ▲７八玉 ▽７二玉
▲５八金右 ▽４二銀 ▲９六歩 ▽８二玉 ▲５六歩 ▽９二香
▲７七角 ▽９一玉 ▲８八玉 ▽８二銀 ▲９八香 ▽７一金
▲９九玉 ▽４五歩 ▲３三角成 ▽同　桂 ▲８八銀 ▽３二金
▲６八金寄 ▽２四歩 ▲同　歩 ▽３五角 ▲２三角 ▽４三銀
▲３二角成 ▽同　銀 ▲２三金 ▽同　銀 ▲同歩成 ▽４九角
▲３六銀 ▽２七金 ▲同　銀 ▽２三飛 ▲２五歩 ▽同　飛
▲２六金 ▽同　角 ▲同　銀 ▽２七金 ▲２五銀 ▽２八金
▲３四銀 ▽２九金 ▲３三銀不成▽２八飛 ▲５七銀 ▽８四桂
▲４三角 ▽１九金 ▲３一飛 ▽６四香 ▲７八金上 ▽６七香成
▲同金直 ▽同角成 ▲同　金 ▽７八金 ▲６八歩 ▽２九飛成
▲７九香 ▽同　金 ▲同　銀 ▽同　龍 ▲８八角 ▽７八銀
▲７九角 ▽同銀不成 ▲７八金 ▽投了
81手で先手の勝ち

龍逃げは78金で鉄壁。以下64香65桂54銀は61角成で後手受け無し。
そこで康光は41金の嫁ぎ先を保留し位維持の30手め94歩。これは57銀を誘うと同時に最強1歩入手手段とも成り得る三頭手になる可能性がある。先手は56歩型で角交換したため39角変化を迎撃する為に84馬66角の馬消し手順を用意している。それをあらかじめ避ける93馬変化を可能にした94歩とも読める。

30手めにはもうひとつ25桂同飛24歩の再確認が必要だが45飛と横歩を取られると28角があっても22飛が使えない。

先手：33手め45飛
後手：30手め25桂
▲７六歩 ▽３四歩 ▲２六歩 ▽４四歩 ▲２五歩 ▽３三角
▲４八銀 ▽２二飛 ▲６八玉 ▽６二玉 ▲７八玉 ▽７二玉
▲５八金右 ▽４二銀 ▲９六歩 ▽８二玉 ▲５六歩 ▽９二香
▲７七角 ▽９一玉 ▲８八玉 ▽８二銀 ▲９八香 ▽７一金
▲９九玉 ▽４五歩 ▲３三角成 ▽同　桂 ▲８八銀 ▽２五桂
▲同　飛 ▽２四歩 ▲４五飛 ▽２八角 ▲３三角 ▽同　銀
▲４一飛成 ▽投了
37手で先手の勝ち

先手：33手め45飛
後手：30手め25桂
▲７六歩 ▽３四歩 ▲２六歩 ▽４四歩 ▲２五歩 ▽３三角
▲４八銀 ▽２二飛 ▲６八玉 ▽６二玉 ▲７八玉 ▽７二玉
▲５八金右 ▽４二銀 ▲９六歩 ▽８二玉 ▲５六歩 ▽９二香
▲７七角 ▽９一玉 ▲８八玉 ▽８二銀 ▲９八香 ▽７一金
▲９九玉 ▽４五歩 ▲３三角成 ▽同　桂 ▲８八銀 ▽２五桂
▲同　飛 ▽２四歩 ▲４五飛 ▽４三歩 ▲７七角 ▽１二飛
▲３六桂 ▽２八角 ▲２四桂 ▽投了
39手で先手の勝ち

27手め33角成は同桂の連動手を与えるために先手不満。
29手め88銀は先の理由で緩手1。ここで後手は飛車交換を挑めば69金を狙うことができる。
その瞬間は57銀の時。先手の25歩を狙う。

向い飛車35角戦法
先手：35手め23角
後手：32手め24歩+34手め35角
▲７六歩 ▽３四歩 ▲２六歩 ▽４四歩 ▲２五歩 ▽３三角
▲４八銀 ▽２二飛 ▲６八玉 ▽６二玉 ▲７八玉 ▽７二玉
▲５八金右 ▽４二銀 ▲９六歩 ▽８二玉 ▲５六歩 ▽９二香
▲７七角 ▽９一玉 ▲８八玉 ▽８二銀 ▲９八香 ▽７一金
▲９九玉 ▽４五歩 ▲３三角成 ▽同　桂 ▲８八銀 ▽３二金
▲５七銀 ▽２四歩 ▲同　歩 ▽３五角 ▲２三角 ▽４三銀
▲３二角成 ▽同　銀 ▲２三金 ▽同　銀 ▲同歩成 ▽３九角
▲投了
42手で後手の勝ち

先手：35手め36歩
後手：32手め24歩+34手め35角
▲７六歩 ▽３四歩 ▲２六歩 ▽４四歩 ▲２五歩 ▽３三角
▲４八銀 ▽２二飛 ▲６八玉 ▽６二玉 ▲７八玉 ▽７二玉
▲５八金右 ▽４二銀 ▲９六歩 ▽８二玉 ▲５六歩 ▽９二香
▲７七角 ▽９一玉 ▲８八玉 ▽８二銀 ▲９八香 ▽７一金
▲９九玉 ▽４五歩 ▲３三角成 ▽同　桂 ▲８八銀 ▽３二金
▲５七銀 ▽２四歩 ▲同　歩 ▽３五角 ▲３六歩 ▽２四角
▲２五歩 ▽同　桂 ▲６六銀 ▽３三角 ▲４一角 ▽３七桂成
▲２二飛成 ▽同　金 ▲３七桂 ▽３九飛 ▲投了
46手で後手の勝ち

先手：35手め23角2
後手：32手め24歩+34手め35角
▲７六歩 ▽３四歩 ▲２六歩 ▽４四歩 ▲２五歩 ▽３三角
▲４八銀 ▽２二飛 ▲６八玉 ▽６二玉 ▲７八玉 ▽７二玉
▲５八金右 ▽４二銀 ▲９六歩 ▽８二玉 ▲５六歩 ▽９二香
▲７七角 ▽９一玉 ▲８八玉 ▽８二銀 ▲９八香 ▽７一金
▲９九玉 ▽４五歩 ▲３三角成 ▽同　桂 ▲８八銀 ▽３二金
▲５七銀 ▽２四歩 ▲同　歩 ▽３五角 ▲２三角 ▽４三銀
▲３六歩 ▽４四角 ▲３二角成 ▽同　銀 ▲２三金 ▽同　銀
▲同歩成 ▽３九角 ▲３八飛 ▽５七角成 ▲同　金 ▽２三飛
▲投了
48手で後手の勝ち

先手：35手め23角3
後手：32手め24歩+34手め35角
▲７六歩 ▽３四歩 ▲２六歩 ▽４四歩 ▲２五歩 ▽３三角
▲４八銀 ▽２二飛 ▲６八玉 ▽６二玉 ▲７八玉 ▽７二玉
▲５八金右 ▽４二銀 ▲９六歩 ▽８二玉 ▲５六歩 ▽９二香
▲７七角 ▽９一玉 ▲８八玉 ▽８二銀 ▲９八香 ▽７一金
▲９九玉 ▽４五歩 ▲３三角成 ▽同　桂 ▲８八銀 ▽３二金
▲５七銀 ▽２四歩 ▲同　歩 ▽３五角 ▲２三角 ▽４三銀
▲３六歩 ▽４四角 ▲３二角成 ▽同　銀 ▲５五金 ▽同　角
▲同　歩 ▽３九角 ▲２六飛 ▽２五金 ▲２七飛 ▽２四飛
▲投了
48手で後手の勝ち

先手：35手め23角4
後手：32手め24歩+34手め35角
▲７六歩 ▽３四歩 ▲２六歩 ▽４四歩 ▲２五歩 ▽３三角
▲４八銀 ▽２二飛 ▲６八玉 ▽６二玉 ▲７八玉 ▽７二玉
▲５八金右 ▽４二銀 ▲９六歩 ▽８二玉 ▲５六歩 ▽９二香
▲７七角 ▽９一玉 ▲８八玉 ▽８二銀 ▲９八香 ▽７一金
▲９九玉 ▽４五歩 ▲３三角成 ▽同　桂 ▲８八銀 ▽３二金
▲５七銀 ▽２四歩 ▲同　歩 ▽３五角 ▲２三角 ▽４三銀
▲３六歩 ▽４四角 ▲３二角成 ▽同　銀 ▲２三金 ▽同　銀
▲同歩成 ▽３九角 ▲２四飛 ▽２五金 ▲同　飛 ▽同　桂
▲２二と ▽２八飛 ▲投了
50手で後手の勝ち

32手め24歩を成立させる為に30手め32金が常套句だが30手め51金で飛車打に備えるとどうか？
23歩成は許せないが25地点に打つ歩がない為に34手めは25角以外ない。

30手め51金基本
先手：34手め25角
後手：30手め51金+32手め24歩
▲７六歩 ▽３四歩 ▲２六歩 ▽４四歩 ▲２五歩 ▽３三角
▲４八銀 ▽２二飛 %A3６八玉 ▽６二玉 ▲７八玉 ▽７二玉
▲５八金右 ▽４二銀 ▲９六歩 ▽８二玉 ▲５六歩 ▽９二香
▲７七角 ▽９一玉 ▲８八玉 ▽８二銀 ▲９八香 ▽７一金
▲９九玉 ▽４五歩 ▲３三角成 ▽同　桂 ▲８八銀 ▽５一金
▲５七銀 ▽２四歩 ▲同　歩 ▽２五角
先手は次に24飛阻止で二通り。23角か23歩成。

先手：35手め23歩成の成り捨て
後手：30手め51金+32手め24歩+34手め25角
▲７六歩 ▽３四歩 ▲２六歩 ▽４四歩 ▲２五歩 ▽３三角
▲４八銀 ▽２二飛 ▲６八玉 ▽６二玉 ▲７八玉 ▽７二玉
▲５八金右 ▽４二銀 ▲９六歩 ▽８二玉 ▲５六歩 ▽９二香
▲７七角 ▽９一玉 ▲８八玉 ▽８二銀 ▲９八香 ▽７一金
▲９九玉 ▽４五歩 ▲３三角成 ▽同　桂 ▲８八銀 ▽５一金
▲５七銀 ▽２四歩 ▲同　歩 ▽２五角 ▲２三歩成 ▽同　飛
▲３二角 ▽２四飛 ▲６五角成 ▽２三歩 ▲２六歩 ▽１四角
▲１六歩 ▽投了
43手で先手の勝ち

先手：35手め23歩成の成り捨て
後手：30手め51金+32手め24歩+34手め25角
▲７六歩    ▽３四歩    ▲２六歩    ▽４四歩    ▲２五歩    ▽３三角
▲４八銀    ▽２二飛    ▲６八玉    ▽６二玉    ▲７八玉    ▽７二玉
▲５八金右  ▽４二銀    ▲９六歩    ▽８二玉    ▲５六歩    ▽９二香
▲７七角    ▽９一玉    ▲８八玉    ▽８二銀    ▲９八香    ▽７一金
▲９九玉    ▽４五歩    ▲３三角成  ▽同　桂    ▲８八銀    ▽５一金
▲５七銀    ▽２四歩    ▲同　歩    ▽２五角    ▲２三歩成  ▽同　飛
▲３二角    ▽２二飛    ▲６五角成  ▽２一歩    ▲１六歩    ▽１四角
▲２四歩    ▽投了
43手で先手の勝ち
 
よって30手め51金に32手め24歩は不可。

第三部前半確定
15=新規歩間4-1　96歩に11分
16=平行歩間4-1　82玉に12分
17=新規歩間5-1　9筋5筋で位取り権利示唆
18=第1平行歩間5-1　92香に23分　24歩5thアタック放棄は方針
19=第2平行歩間5-1
20=第3平行歩間5-1
21=第4平行歩間5-1
22=第5平行歩間5-1
23=第6平行歩間5-1　98香は相穴熊示唆なら疑問。
24=第7平行歩間5-1　自陣駒アタリ原理上の疑問71金が成立。
25=第8平行歩間5-1　99玉。これが連盟トップの限界。

展開部
26=新規歩間4-2
後手番+振り飛車選択+先手が5-1作成したことにより歩間4-2は最善の構造だが第8平行歩間5-1直後に展開部を配置し4thアタックにしたことが康光の工夫。
X番を羽生に与えない意思と読む。羽生の緩手が大爆笑になる寸前に康光が羽生を庇ったと読むか自己の発露と読むかは自由。経験値では「康光は羽生の噛ませ犬=羽生のタコ手出現を未然に庇った」となるがTISC理論上はすでに相停滞領域。可能性に富む。

棋譜は27手め88銀を示していたはず。
暑さのせいだろうか？
盤面写真で確認。26手め45歩となっている。
先の大爆笑は帳消し。流石康光。25手め99玉が「連盟トップの限界」とよく知っている。 ズッコケ地点がいかにもラシー。
25手め99玉は88銀とワンセットと彼等は必ず言う。いずれも69金が浮き駒。よって99玉を指すと先手は2手分の自陣投資を強いられる。その2手分で先攻すれば自陣駒アタリ原理だけで後手は勝てるとの読み。

24=第7平行歩間5-1　71金は自陣駒アタリ原理上の疑問。
25=第8平行歩間5-1　99玉。これが連盟トップの限界。
26=第9平行歩間5-1　羽生の緩手で康光命拾い。同業者相哀れむ。
27=第X平行歩間5-1　大爆笑。
だって新規歩間5-1を作成したのは先手だから。

先の構図では以下の想定
24=第7平行歩間5-1　銀出
25=第8平行歩間5-1　銀出
26=第9平行歩間5-1　71金は自陣駒アタリ原理上の疑問
27=新規歩間4-2
本譜27手めで羽生は自陣駒アタリ原理上の疑問手を指している。

15=新規歩間4-1　96歩に11分
16=平行歩間4-1　82玉に12分
17=新規歩間5-1　9筋5筋で位取り権利示唆
18=第1平行歩間5-1　92香に23分　24歩5thアタック放棄は方針
19=第2平行歩間5-1
20=第3平行歩間5-1
21=第4平行歩間5-1
22=第5平行歩間5-1
23=第6平行歩間5-1　相穴熊へ
24=現在康光考慮中

新規歩間4-1は間奏となった。第9平行歩間5-1まで第二部と構造一致を謀るなら以下。
第9平行歩間5-1の局面1
先手：第10平行歩間5-1は疑問手か
後手：第9平行歩間5-1は疑問手か
▲７六歩 ▽３四歩 ▲２六歩 ▽４四歩 ▲２五歩 ▽３三角
▲４八銀 ▽２二飛 ▲６八玉 ▽６二玉 ▲７八玉 ▽７二玉
▲５八金右 ▽４二銀 ▲９六歩 ▽８二玉 ▲５六歩 ▽９二香
▲７七角 ▽９一玉 ▲８八玉 ▽８二銀 ▲９八香 ▽４三銀
▲５七銀 ▽７一金

71金は自陣駒アタリ原理上の疑問。しかし51金は32金を放棄。
では71金や51金を先手が咎めることが出来るか？
それは擬態穴熊戦法。羽生には無理。

14手めまでの第二部構造　第1-9平行歩間3-1

4手め44歩が後手にとって如何に優秀な歩間4か。
これは即振り飛車ではない。先手の初手76歩を狙い第三手め26歩を緩手にする双頭手かもしれない。ここですでに後手の方針が見える。
1=76歩を如何に狙うか。難解。未来への楽しみ。
2=26歩を緩手にできる。簡単。攻撃を先受ける。

連盟棋士は5手め25歩への応手に33角以外を指せない。
2の方針のみで指しているため簡単至極。

以下第二部構造抽出
05=歩間3-1
06=第1平行歩間3-1
07=第2平行歩間3-1
08=第3平行歩間3-1　向い飛車で骨格表示
09=第4平行歩間3-1　68玉に羽生は19分　自陣駒アタリ原理始動
10=第5平行歩間3-1　62玉は相穴熊示唆
11=第6平行歩間3-1
12=第7平行歩間3-1
13=第8平行歩間3-1　自陣駒アタリ原理最善手　舟囲い完成手に19分
14=第9平行歩間3-1　自陣駒アタリ原理係留手　サステインコード