産経が泣いている。
これで「全力つくしました」は絶対ナイ。

日時：2006.7.05
棋戦：棋聖戦第3局
戦形：早石田74角型
先手：鈴木大介八段
後手：佐藤康光棋聖
▲７六歩 ▽３四歩 ▲７五歩 ▽８四歩 ▲７八飛 ▽８五歩
▲７四歩 ▽同　歩 ▲同　飛 ▽８八角成 ▲同　銀 ▽６五角
▲５六角 ▽７四角 ▲同　角 ▽７二金 ▲５五角 ▽７三歩
▲５六角 ▽１二飛 ▲３四角 ▽３二金 ▲７七角 ▽６二銀
▲４八銀 ▽４二銀 ▲５六角 ▽５四歩 ▲３六歩 ▽５三銀右
▲３七銀 ▽６四銀 ▲６六歩 ▽５三銀上 ▲４八玉 ▽５五歩
▲６七角 ▽５四銀 ▲３八金 ▽６二金 ▲６八角 ▽７四歩
▲７七銀 ▽４四歩 ▲４六歩 ▽７五銀 ▲５八金 ▽５三金
▲２六銀 ▽６四歩 ▲７六歩 ▽８四銀 ▲３五銀 ▽７三銀
▲３九玉 ▽６五歩 ▲同　歩 ▽同　銀 ▲６六歩 ▽５四銀
▲５九角 ▽２二飛 ▲２六角 ▽４二飛 ▲６八銀 ▽６二銀
▲７七桂 ▽３三金 ▲３七桂 ▽２四歩 ▲４五歩 ▽２五歩
▲１五角 ▽１四歩 ▲３三角成 ▽同　桂 ▲４四歩 ▽２六歩
▲同　歩 ▽５六歩 ▲同　角 ▽５五角 ▲４八金左 ▽４四金
▲同　銀 ▽同　飛 ▲３四金 ▽４六飛 ▲４七歩 ▽３六飛
▲２七金打 ▽２六飛行 ▲同　金 ▽同　飛 ▲２七歩 ▽３六飛
▲３三金 ▽同　飛 ▲４六桂 ▽６三銀引 ▲３四歩 ▽３一飛
▲４五角 ▽５二金 ▲８三飛 ▽７二銀打 ▲８五飛成 ▽４四金
▲６七角 ▽８四歩 ▲同　龍 ▽６一玉 ▲７五歩 ▽８三歩
▲８六龍 ▽７一玉 ▲７四歩 ▽３六歩 ▲４五桂 ▽４一飛
▲３三桂成 ▽４五歩 ▲３二成桂 ▽４六歩 ▲同　歩 ▽同　角
▲４一成桂 ▽１九角成 ▲４九玉 ▽３五香 ▲４二成桂 ▽同　金
▲３三歩成 ▽３七歩成 ▲４二と ▽３八と ▲同　金 ▽同香成
▲５八玉 ▽６四馬 ▲４一飛 ▽８二玉 ▲６五桂 ▽５五桂
▲５六角 ▽８六馬 ▲同　歩 ▽６七金 ▲同　角 ▽同桂成
▲同　玉 ▽７五桂 ▲７七玉 ▽７八飛 ▲同　玉 ▽８七角
▲投了
156手で後手の勝ち 終局=18時39分　残り=大介52分。康光1分。

ニュージーランドと言えば羊。悪魔にもなれる。

こっちも158にしたい場合
先手：131手め42成桂
後手：130手め35香
▲７六歩 ▽３四歩 ▲７五歩 ▽８四歩 ▲７八飛 ▽８五歩
▲７四歩 ▽同　歩 ▲同　飛 ▽８八角成 ▲同　銀 ▽６五角
▲５六角 ▽７四角 ▲同　角 ▽７二金 ▲５五角 ▽７三歩
▲５六角 ▽１二飛 ▲３四角 ▽３二金 ▲７七角 ▽６二銀
▲４八銀 ▽４二銀 ▲５六角 ▽５四歩 ▲３六歩 ▽５三銀右
▲３七銀 ▽６四銀 ▲６六歩 ▽５三銀上 ▲４八玉 ▽５五歩
▲６七角 ▽５四銀 ▲３八金 ▽６二金 ▲６八角 ▽７四歩
▲７七銀 ▽４四歩 ▲４六歩 ▽７五銀 ▲５八金 ▽５三金
▲２六銀 ▽６四歩 ▲７六歩 ▽８四銀 ▲３五銀 ▽７三銀
▲３九玉 ▽６五歩 ▲同　歩 ▽同　銀 ▲６六歩 ▽５四銀
▲５九角 ▽２二飛 ▲２六角 ▽４二飛 ▲６八銀 ▽６二銀
▲７七桂 ▽３三金 ▲３七桂 ▽２四歩 ▲４五歩 ▽２五歩
▲１五角 ▽１四歩 ▲３三角成 ▽同　桂 ▲４四歩 ▽２六歩
▲同　歩 ▽５六歩 ▲同　角 ▽５五角 ▲４八金左 ▽４四金
▲同　銀 ▽同　飛 ▲３四金 ▽４六飛 ▲４七歩 ▽３六飛
▲２七金打 ▽２六飛行 ▲同　金 ▽同　飛 ▲２七歩 ▽３六飛
▲３三金 ▽同　飛 ▲４六桂 ▽６三銀引 ▲３四歩 ▽３一飛
▲４五角 ▽５二金 ▲８三飛 ▽７二銀打 ▲８五飛成 ▽４四金
▲６七角 ▽８四歩 ▲同　龍 ▽６一玉 ▲７五歩 ▽８三歩
▲８六龍 ▽７一玉 ▲７四歩 ▽３六歩 ▲４五桂 ▽４一飛
▲３三桂成 ▽４五歩 ▲３二成桂 ▽４六歩 ▲同　歩 ▽同　角
▲４一成桂 ▽１九角成 ▲４九玉 ▽３五香 ▲４二成桂 ▽同　金
▲３三歩成 ▽３七歩成 ▲４二と ▽３八と ▲同　金 ▽同香成
▲５八玉 ▽６四馬 ▲４一飛 ▽８二玉 ▲６五桂 ▽５五桂
▲５六角 ▽８六馬 ▲同　歩 ▽６七金 ▲同　角 ▽同桂成
▲同　玉 ▽７五桂 ▲５八玉 ▽６七角 ▲６九玉 ▽４九飛
▲５九金 ▽７八金 ▲投了
158手で後手の勝ち

やっぱし気が変わった場合
先手：131手め42成桂
後手：130手め35香
▲７六歩 ▽３四歩 ▲７五歩 ▽８四歩 ▲７八飛 ▽８五歩
▲７四歩 ▽同　歩 ▲同　飛 ▽８八角成 ▲同　銀 ▽６五角
▲５六角 ▽７四角 ▲同　角 ▽７二金 ▲５五角 ▽７三歩
▲５六角 ▽１二飛 ▲３四角 ▽３二金 ▲７七角 ▽６二銀
▲４八銀 ▽４二銀 ▲５六角 ▽５四歩 ▲３六歩 ▽５三銀右
▲３七銀 ▽６四銀 ▲６六歩 ▽５三銀上 ▲４八玉 ▽５五歩
▲６七角 ▽５四銀 ▲３八金 ▽６二金 ▲６八角 ▽７四歩
▲７七銀 ▽４四歩 ▲４六歩 ▽７五銀 ▲５八金 ▽５三金
▲２六銀 ▽６四歩 ▲７六歩 ▽８四銀 ▲３五銀 ▽７三銀
▲３九玉 ▽６五歩 ▲同　歩 ▽同　銀 ▲６六歩 ▽５四銀
▲５九角 ▽２二飛 ▲２六角 ▽４二飛 ▲６八銀 ▽６二銀
▲７七桂 ▽３三金 ▲３七桂 ▽２四歩 ▲４五歩 ▽２五歩
▲１五角 ▽１四歩 ▲３三角成 ▽同　桂 ▲４四歩 ▽２六歩
▲同　歩 ▽５六歩 ▲同　角 ▽５五角 ▲４八金左 ▽４四金
▲同　銀 ▽同　飛 ▲３四金 ▽４六飛 ▲４七歩 ▽３六飛
▲２七金打 ▽２六飛行 ▲同　金 ▽同　飛 ▲２七歩 ▽３六飛
▲３三金 ▽同　飛 ▲４六桂 ▽６三銀引 ▲３四歩 ▽３一飛
▲４五角 ▽５二金 ▲８三飛 ▽７二銀打 ▲８五飛成 ▽４四金
▲６七角 ▽８四歩 ▲同　龍 ▽６一玉 ▲７五歩 ▽８三歩
▲８六龍 ▽７一玉 ▲７四歩 ▽３六歩 ▲４五桂 ▽４一飛
▲３三桂成 ▽４五歩 ▲３二成桂 ▽４六歩 ▲同　歩 ▽同　角
▲４一成桂 ▽１九角成 ▲４九玉 ▽３五香 ▲４二成桂 ▽同　金
▲３三歩成 ▽３七歩成 ▲４二と ▽３八と ▲同　金 ▽同香成
▲５八玉 ▽６四馬 ▲４一飛 ▽５一歩 ▲同　と ▽８六馬
▲５二と ▽８二玉 ▲６二と ▽４六桂 ▲６九玉 ▽５八金
▲７八玉 ▽６八金 ▲同　玉 ▽４八飛 ▲５八銀 ▽同桂成
▲同　角 ▽７六桂 ▲投了
158手で後手の勝ち

何が何でも秒読みのせいで負けてあげたい場合
先手：131手め42成桂
後手：130手め35香
▲７六歩 ▽３四歩 ▲７五歩 ▽８四歩 ▲７八飛 ▽８五歩
▲７四歩 ▽同　歩 ▲同　飛 ▽８八角成 ▲同　銀 ▽６五角
▲５六角 ▽７四角 ▲同　角 ▽７二金 ▲５五角 ▽７三歩
▲５六角 ▽１二飛 ▲３四角 ▽３二金 ▲７七角 ▽６二銀
▲４八銀 ▽４二銀 ▲５六角 ▽５四歩 ▲３六歩 ▽５三銀右
▲３七銀 ▽６四銀 ▲６六歩 ▽５三銀上 ▲４八玉 ▽５五歩
▲６七角 ▽５四銀 ▲３八金 ▽６二金 ▲６八角 ▽７四歩
▲７七銀 ▽４四歩 ▲４六歩 ▽７五銀 ▲５八金 ▽５三金
▲２六銀 ▽６四歩 ▲７六歩 ▽８四銀 ▲３五銀 ▽７三銀
▲３九玉 ▽６五歩 ▲同　歩 ▽同　銀 ▲６六歩 ▽５四銀
▲５九角 ▽２二飛 ▲２六角 ▽４二飛 ▲６八銀 ▽６二銀
▲７七桂 ▽３三金 ▲３七桂 ▽２四歩 ▲４五歩 ▽２五歩
▲１五角 ▽１四歩 ▲３三角成 ▽同　桂 ▲４四歩 ▽２六歩
▲同　歩 ▽５六歩 ▲同　角 ▽５五角 ▲４八金左 ▽４四金
▲同　銀 ▽同　飛 ▲３四金 ▽４六飛 ▲４七歩 ▽３六飛
▲２七金打 ▽２六飛行 ▲同　金 ▽同　飛 ▲２七歩 ▽３六飛
▲３三金 ▽同　飛 ▲４六桂 ▽６三銀引 ▲３四歩 ▽３一飛
▲４五角 ▽５二金 ▲８三飛 ▽７二銀打 ▲８五飛成 ▽４四金
▲６七角 ▽８四歩 ▲同　龍 ▽６一玉 ▲７五歩 ▽８三歩
▲８六龍 ▽７一玉 ▲７四歩 ▽３六歩 ▲４五桂 ▽４一飛
▲３三桂成 ▽４五歩 ▲３二成桂 ▽４六歩 ▲同　歩 ▽同　角
▲４一成桂 ▽１九角成 ▲４九玉 ▽３五香 ▲４二成桂 ▽３七歩成
▲５二成桂 ▽３八と ▲５九玉 ▽４八と ▲６九玉 ▽８八金
▲４一飛 ▽８二玉 ▲６二成桂 ▽投了
141手で先手の勝ち

適当にチャンチャンしたい場合
先手：131手め47金
後手：130手め37香
▲７六歩 ▽３四歩 ▲７五歩 ▽８四歩 ▲７八飛 ▽８五歩
▲７四歩 ▽同　歩 ▲同　飛 ▽８八角成 ▲同　銀 ▽６五角
▲５六角 ▽７四角 ▲同　角 ▽７二金 ▲５五角 ▽７三歩
▲５六角 ▽１二飛 ▲３四角 ▽３二金 ▲７七角 ▽６二銀
▲４八銀 ▽４二銀 ▲５六角 ▽５四歩 ▲３六歩 ▽５三銀右
▲３七銀 ▽６四銀 ▲６六歩 ▽５三銀上 ▲４八玉 ▽５五歩
▲６七角 ▽５四銀 ▲３八金 ▽６二金 ▲６八角 ▽７四歩
▲７七銀 ▽４四歩 ▲４六歩 ▽７五銀 ▲５八金 ▽５三金
▲２六銀 ▽６四歩 ▲７六歩 ▽８四銀 ▲３五銀 ▽７三銀
▲３九玉 ▽６五歩 ▲同　歩 ▽同　銀 ▲６六歩 ▽５四銀
▲５九角 ▽２二飛 ▲２六角 ▽４二飛 ▲６八銀 ▽６二銀
▲７七桂 ▽３三金 ▲３七桂 ▽２四歩 ▲４五歩 ▽２五歩
▲１五角 ▽１四歩 ▲３三角成 ▽同　桂 ▲４四歩 ▽２六歩
▲同　歩 ▽５六歩 ▲同　角 ▽５五角 ▲４八金左 ▽４四金
▲同　銀 ▽同　飛 ▲３四金 ▽４六飛 ▲４七歩 ▽３六飛
▲２七金打 ▽２六飛行 ▲同　金 ▽同　飛 ▲２七歩 ▽３六飛
▲３三金 ▽同　飛 ▲４六桂 ▽６三銀引 ▲３四歩 ▽３一飛
▲４五角 ▽５二金 ▲８三飛 ▽７二銀打 ▲８五飛成 ▽４四金
▲６七角 ▽８四歩 ▲同　龍 ▽６一玉 ▲７五歩 ▽８三歩
▲８六龍 ▽７一玉 ▲７四歩 ▽３六歩 ▲４五桂 ▽４一飛
▲３三桂成 ▽４五歩 ▲３二成桂 ▽４六歩 ▲同　歩 ▽同　角
▲４一成桂 ▽１九角成 ▲４九玉 ▽３七香 ▲４七金右 ▽５五桂
▲５六角 ▽６七歩 ▲同　銀 ▽４七桂成 ▲同　角 ▽３八金
▲５八玉 ▽４八金 ▲同　玉 ▽３八香成 ▲５八玉 ▽４八金
▲６八玉 ▽４七金 ▲６五桂 ▽６四馬 ▲７三桂打 ▽８六馬
▲同　歩 ▽８七飛 ▲７八金 ▽８九飛成 ▲３一飛 ▽５九角
▲投了
156手で後手の勝ち

110手めは84歩は康光の催促だった

先手：111手め55龍+113手め22角
後手：どうぞ勝って下さい
▲７六歩 ▽３四歩 ▲７五歩 ▽８四歩 ▲７八飛 ▽８五歩
▲７四歩 ▽同　歩 ▲同　飛 ▽８八角成 ▲同　銀 ▽６五角
▲５六角 ▽７四角 ▲同　角 ▽７二金 ▲５五角 ▽７三歩
▲５六角 ▽１二飛 ▲３四角 ▽３二金 ▲７七角 ▽６二銀
▲４八銀 ▽４二銀 ▲５六角 ▽５四歩 ▲３六歩 ▽５三銀右
▲３七銀 ▽６四銀 ▲６六歩 ▽５三銀上 ▲４八玉 ▽５五歩
▲６七角 ▽５四銀 ▲３八金 ▽６二金 ▲６八角 ▽７四歩
▲７七銀 ▽４四歩 ▲４六歩 ▽７五銀 ▲５八金 ▽５三金
▲２六銀 ▽６四歩 ▲７六歩 ▽８四銀 ▲３五銀 ▽７三銀
▲３九玉 ▽６五歩 ▲同　歩 ▽同　銀 ▲６六歩 ▽５四銀
▲５九角 ▽２二飛 ▲２六角 ▽４二飛 ▲６八銀 ▽６二銀
▲７七桂 ▽３三金 ▲３七桂 ▽２四歩 ▲４五歩 ▽２五歩
▲１五角 ▽１四歩 ▲３三角成 ▽同　桂 ▲４四歩 ▽２六歩
▲同　歩 ▽５六歩 ▲同　角 ▽５五角 ▲４八金左 ▽４四金
▲同　銀 ▽同　飛 ▲３四金 ▽４六飛 ▲４七歩 ▽３六飛
▲２七金打 ▽２六飛行 ▲同　金 ▽同　飛 ▲２七歩 ▽３六飛
▲３三金 ▽同　飛 ▲４六桂 ▽６三銀引 ▲３四歩 ▽３一飛
▲４五角 ▽５二金 ▲８三飛 ▽７二銀打 ▲８五飛成 ▽４四金
▲６七角 ▽８四歩 ▲５五龍 ▽同　金 ▲２二角 ▽２一飛
▲５五角成 ▽６九飛 ▲５九金 ▽９九飛成 ▲９一馬 ▽投了
119手で先手の勝ち

ところが大介は棋聖の温情を踏みにじって平然と84同龍。
これでは負けたくても負けようがない。しかも二度目のチャンスを自分で拒否する113手め75歩では反抗期の中学生。

康光もそろそろ飽きて投げろと催促。
大介。ファジーと言うかフィージーと言うか。

長考してこんな手では早指し戦と変わりない。
随分戻って44歩はどうだったのか？
結局カッコよさそうな手順を選んで最後はコテコテ。大介は間違いなく80手め56歩を見落としている。だからここでもカッコつけて同角。48金が緩手で行くなら65桂。おかげで65桂のチャンスが消え方向音痴の34金。46飛も大介の見落し。33金は見落し連発のツケ払い。それでも37地点怖くて46桂のオタスケ。
挙げ句83飛で歩しか取れない大将では笑いも尽きた。

ラグビーだった場合
先手：106手め66角
後手：105手め56歩
▲７六歩 ▽３四歩 ▲７五歩 ▽８四歩 ▲７八飛 ▽８五歩
▲７四歩 ▽同　歩 ▲同　飛 ▽８八角成 ▲同　銀 ▽６五角
▲５六角 ▽７四角 ▲同　角 ▽７二金 ▲５五角 ▽７三歩
▲５六角 ▽１二飛 ▲３四角 ▽３二金 ▲７七角 ▽６二銀
▲４八銀 ▽４二銀 ▲５六角 ▽５四歩 ▲３六歩 ▽５三銀右
▲３七銀 ▽６四銀 ▲６六歩 ▽５三銀上 ▲４八玉 ▽５五歩
▲６七角 ▽５四銀 ▲３八金 ▽６二金 ▲６八角 ▽７四歩
▲７七銀 ▽４四歩 ▲４六歩 ▽７五銀 ▲５八金 ▽５三金
▲２六銀 ▽６四歩 ▲７六歩 ▽８四銀 ▲３五銀 ▽７三銀
▲３九玉 ▽６五歩 ▲同　歩 ▽同　銀 ▲６六歩 ▽５四銀
▲５九角 ▽２二飛 ▲２六角 ▽４二飛 ▲６八銀 ▽６二銀
▲７七桂 ▽３三金 ▲３七桂 ▽２四歩 ▲４五歩 ▽２五歩
▲１五角 ▽１四歩 ▲３三角成 ▽同　桂 ▲４四歩 ▽２六歩
▲同　歩 ▽５六歩 ▲同　角 ▽５五角 ▲４八金左 ▽４四金
▲同　銀 ▽同　飛 ▲３四金 ▽４六飛 ▲４七歩 ▽３六飛
▲２七金打 ▽２六飛行 ▲同　金 ▽同　飛 ▲２七歩 ▽３六飛
▲３三金 ▽同　飛 ▲４六桂 ▽６三銀引 ▲３四歩 ▽３一飛
▲４五角 ▽５二金 ▲５六歩 ▽６六角 ▲６四歩 ▽同　銀
▲８一角成 ▽投了
109手で先手の勝ち

トンガがニュージーランドに大逆転される場合
先手：97手め31飛
後手：98手め42玉
▲７六歩 ▽３四歩 ▲７五歩 ▽８四歩 ▲７八飛 ▽８五歩
▲７四歩 ▽同　歩 ▲同　飛 ▽８八角成 ▲同　銀 ▽６五角
▲５六角 ▽７四角 ▲同　角 ▽７二金 ▲５五角 ▽７三歩
▲５六角 ▽１二飛 ▲３四角 ▽３二金 ▲７七角 ▽６二銀
▲４八銀 ▽４二銀 ▲５六角 ▽５四歩 ▲３六歩 ▽５三銀右
▲３七銀 ▽６四銀 ▲６六歩 ▽５三銀上 ▲４八玉 ▽５五歩
▲６七角 ▽５四銀 ▲３八金 ▽６二金 ▲６八角 ▽７四歩
▲７七銀 ▽４四歩 ▲４六歩 ▽７五銀 ▲５八金 ▽５三金
▲２六銀 ▽６四歩 ▲７六歩 ▽８四銀 ▲３五銀 ▽７三銀
▲３九玉 ▽６五歩 ▲同　歩 ▽同　銀 ▲６六歩 ▽５四銀
▲５九角 ▽２二飛 ▲２六角 ▽４二飛 ▲６八銀 ▽６二銀
▲７七桂 ▽３三金 ▲３七桂 ▽２四歩 ▲４五歩 ▽２五歩
▲１五角 ▽１四歩 ▲３三角成 ▽同　桂 ▲４四歩 ▽２六歩
▲同　歩 ▽５六歩 ▲同　角 ▽５五角 ▲４八金左 ▽４四金
▲同　銀 ▽同　飛 ▲３四金 ▽４六飛 ▲４七歩 ▽３六飛
▲２七金打 ▽２六飛行 ▲同　金 ▽同　飛 ▲２七歩 ▽３六飛
▲３一飛 ▽４二玉 ▲１一飛成 ▽４五桂 ▲投了
100手で後手の勝ち

さて康光は角をどこに使うかと思ったら56歩と突き捨て55角。
これは一昨日の紳哉が亮介相手にやりたかった手。形勢急接近どころではない。緩手一発で大逆転。

あとは大介でもなんとかなる。
今朝のイタリアVSドイツは八百屋に例えるとサクランボVS土リンゴ。イタリア陣営はつぶ揃い。ドイツはビニール袋に入ったボコボコの泥リンゴ。ドイツ語でジャガイモ。それではマンマだが実際そうなのでこれはむしろ言ってあげないといけない。諸君らはイモだと。豚と言われるよりマシであろう。そういえばソンナ名前の選手もいた。シュヴァンでなくもろシュヴァインだった。中国人なら昇豚と呼ぶ。
クローゼは相変らず汚い反則ばかり。またもケリ入れている。こんなのがいると胃が痛くなる。負けてくれて腹もスッキリ。
康光は同じ例で例えるとキウイの特産地ニュージーランド。

どうやら71手め大介45歩。OK。
康光は72手め25歩？
15角で突けないと言ったばかりなのに。
案の定大介15角から33角成。今度は本人どころか慶太でも先手必勝とハッキリ断言するはず。
33角成が見落しでは棋聖失格なのでナニかないとオカシー。

先の理由で後手はどうせ25歩とすぐに突けない。そこで37桂を活かす45歩が最善。

康光後半いきなりペナルティーキック。先手は24歩を許さない作戦主軸が瓦解しては同点ゴール。
角が28地点に引越しなら康光俄然復活。よって25歩を誘って15角で金取って行くしかない。

先手：25歩を強いる
後手：17角と思って25歩
▲７六歩 ▽３四歩 ▲７五歩 ▽８四歩 ▲７八飛 ▽８五歩
▲７四歩 ▽同　歩 ▲同　飛 ▽８八角成 ▲同　銀 ▽６五角
▲５六角 ▽７四角 ▲同　角 ▽７二金 ▲５五角 ▽７三歩
▲５六角 ▽１二飛 ▲３四角 ▽３二金 ▲７七角 ▽６二銀
▲４八銀 ▽４二銀 ▲５六角 ▽５四歩 ▲３六歩 ▽５三銀右
▲３七銀 ▽６四銀 ▲６六歩 ▽５三銀上 ▲４八玉 ▽５五歩
▲６七角 ▽５四銀 ▲３八金 ▽６二金 ▲６八角 ▽７四歩
▲７七銀 ▽４四歩 ▲４六歩 ▽７五銀 ▲５八金 ▽５三金
▲２六銀 ▽６四歩 ▲７六歩 ▽８四銀 ▲３五銀 ▽７三銀
▲３九玉 ▽６五歩 ▲同　歩 ▽同　銀 ▲６六歩 ▽５四銀
▲５九角 ▽２二飛 ▲２六角 ▽４二飛 ▲６八銀 ▽６二銀
▲７七桂 ▽３三金 ▲３七桂 ▽２四歩 ▲１六歩 ▽２五歩
▲１五角 ▽１四歩 ▲３三角成 ▽同　桂 ▲３四銀 ▽投了
77手で先手の勝ち
ところが催促16歩に口笛吹かれて14歩とされると15角の甘い夢も一瞬で消える。
困った。37桂が敗着と言ったら皆ズッコけるシー。

それはひとめガンバリすぎ。後手金が上擦ったことに満足して当家ならここで角引く。以下後手が来れば迎撃で銀などあげちゃう。

先手：69手め37角
後手：70手め24歩
▲７六歩 ▽３四歩 ▲７五歩 ▽８四歩 ▲７八飛 ▽８五歩
▲７四歩 ▽同　歩 ▲同　飛 ▽８八角成 ▲同　銀 ▽６五角
▲５六角 ▽７四角 ▲同　角 ▽７二金 ▲５五角 ▽７三歩
▲５六角 ▽１二飛 ▲３四角 ▽３二金 ▲７七角 ▽６二銀
▲４八銀 ▽４二銀 ▲５六角 ▽５四歩 ▲３六歩 ▽５三銀右
▲３七銀 ▽６四銀 ▲６六歩 ▽５三銀上 ▲４八玉 ▽５五歩
▲６七角 ▽５四銀 ▲３八金 ▽６二金 ▲６八角 ▽７四歩
▲７七銀 ▽４四歩 ▲４六歩 ▽７五銀 ▲５八金 ▽５三金
▲２六銀 ▽６四歩 ▲７六歩 ▽８四銀 ▲３五銀 ▽７三銀
▲３九玉 ▽６五歩 ▲同　歩 ▽同　銀 ▲６六歩 ▽５四銀
▲５九角 ▽２二飛 ▲２六角 ▽４二飛 ▲６八銀 ▽６二銀
▲７七桂 ▽３三金 ▲３七角 ▽２四歩 ▲４五歩 ▽同　歩
▲５六歩 ▽３四歩 ▲５五歩 ▽４三銀 ▲５四歩 ▽同　銀
▲９一角成 ▽３五歩 ▲８一馬 ▽投了
81手で先手の勝ち

いくら大介でも34銀やるほどマヌケではない。
見れば康光はおやつタイムでシュークリーム。
今さらお世辞使ってもダメ。今日は当家も甘くない。

何手遅れたら気が済むのか。己の実力悟って最初からやりゃいーのに。
これは大介でも分かる。今度「狙い1の34銀」なら32金と引く。銀は35地点に戻れない。

49手め26銀は空間開放の双頭手。もし後手が50手め42飛で45歩を狙ったら37桂で受ける。
61手め59角は15角や26角狙い。62手め22飛で全構想瓦解宣言。75銀が三日オクレのタコであったと諸手で自認。
15角王手は玉を動かされてやや損と見て大介は26角で。ここで先の42飛が今度は攻防手。45歩の権利は後手。
65手め68銀は82飛なら77銀の千日手と言うジョークではない。当然44銀と行く。居玉で44銀喰らったらオシマイなのでジット62銀。大介喜びすぎて77桂が現局面。康光はフォーと言ったらしい。アフォーの聞き間違いであろう

56手め65歩5thアタックでようやく後手がマトモな手が指せた。
これで歩切れ解消。1歩入手に3手使用どころか3手ムダにした。76歩打たせたと後手は自己満足。3手分で先手は35銀進出と58金締め実現。

白黒の大介の手がシナっていたらしい。泣きの入った手。
シナとはチャイナのこと。ナイちゃっている。
これは「後手がやりたいW居飛車構築の33金」なら34銀とブツケる手。
54手め73銀にまたまた大爆笑。今日の康光は演芸会に撤している。
55手めでようやく39玉。
康光のタイムマシンのおかげで7手も延びた。W杯なら故意の遅延でイエローカード。

そこで康光の64歩自称双頭手。86角変化の金アタリを避けている。今度は歩を打たないと86歩を喰らうので大介も51手めはキッチリ76歩指している。マジメに読んでいる証し。そこで52手め84銀で拍手となる。
ハンデつけても意味なかった。64歩が双頭手で或る由縁は65歩で歩切れ解消できるため。64歩からの歩切れ解消手順はNo: 967にすでに書いてある。よって康光のアタマはボケ寸前。最初から53銀やればすぐに歩切れ解消できた。だから64歩が双頭手と思っていること自体思い上がり。

せっかく1時間以上のハンデつけたのにこの惨状は何であろう？
大介はすぐに76歩を打つ必要がないので催促の58金。76歩打ってくれないので今度は銀が下がれない。71銀避けて53金がまた悪手。
大介笑って26銀。神経が図太い。でもキチンと読んでいる。ここで先の71銀がないからと86歩で行くと...

先手：67手め86角が金アタリ
後手：50手め86歩
▲７六歩 ▽３四歩 ▲７五歩 ▽８四歩 ▲７八飛 ▽８五歩
▲７四歩 ▽同　歩 ▲同　飛 ▽８八角成 ▲同　銀 ▽６五角
▲５六角 ▽７四角 ▲同　角 ▽７二金 ▲５五角 ▽７三歩
▲５六角 ▽１二飛 ▲３四角 ▽３二金 ▲７七角 ▽６二銀
▲４八銀 ▽４二銀 ▲５六角 ▽５四歩 ▲３六歩 ▽５三銀右
▲３七銀 ▽６四銀 ▲６六歩 ▽５三銀上 ▲４八玉 ▽５五歩
▲６七角 ▽５四銀 ▲３八金 ▽６二金 ▲６八角 ▽７四歩
▲７七銀 ▽４四歩 ▲４六歩 ▽７五銀 ▲５八金 ▽５三金
▲２六銀 ▽８六歩 ▲同　歩 ▽同　銀 ▲同　銀 ▽８八歩
▲８五歩 ▽８九歩成 ▲同　角 ▽７三桂 ▲３五銀 ▽８五桂
▲３四銀 ▽２二飛 ▲８四歩 ▽同　飛 ▲９五銀 ▽８一飛
▲８六角 ▽６四歩 ▲８二歩 ▽同　飛 ▲７三銀 ▽投了
71手で先手の勝ち

67手め86角が金アタリでは53金もタコであった。

当家は散歩。康光が気まぐれで84銀とした場合は拍手。

昼食後康光がナニか指したらしい。棋譜更新がないが慶太が叫んでいる。
「100年考えても浮ばない手」。
75銀は当家では1時間前にＵＰ済みの手。ここでやるのはマシュダ一家泡踊り。

先手：47手め76歩
後手：46手め75銀+48手め銀引き
▲７六歩 ▽３四歩 ▲７五歩 ▽８四歩 ▲７八飛 ▽８五歩
▲７四歩 ▽同　歩 ▲同　飛 ▽８八角成 ▲同　銀 ▽６五角
▲５六角 ▽７四角 ▲同　角 ▽７二金 ▲５五角 ▽７三歩
▲５六角 ▽１二飛 ▲３四角 ▽３二金 ▲７七角 ▽６二銀
▲４八銀 ▽４二銀 ▲５六角 ▽５四歩 ▲３六歩 ▽５三銀右
▲３七銀 ▽６四銀 ▲６六歩 ▽５三銀上 ▲４八玉 ▽５五歩
▲６七角 ▽５四銀 ▲３八金 ▽６二金 ▲６八角 ▽７四歩
▲７七銀 ▽４四歩 ▲４六歩 ▽７五銀 ▲７六歩 ▽６四銀
▲中断

歩を打たせて次に75歩で歩切れ解消が狙い。これは森内風の手。
昔は高等戦術などと連盟棋士は言っていた。実態はカッタルイ。

そこで谷川風中庸主義なら33金+42飛からの45歩3rdアタック。
おそらく連盟トップ棋士の水準はそのアタリ。

大渦巻き変化は彼等に構築できない。康光も72金選択して62金やったくらいだから12飛をその位置で使う発想もないであろう。すると22飛から24歩でも考え始めるのが肉うどん。それでWの居飛車と。
大介が58金から47金の金矢倉ならそれもある。しかし22飛に24歩をやると先手に76銀と言う迎撃手発生。後手一挙にやられるかもしれない。22飛やって24歩が指せないのではまさに連盟棋士。

康光の緩手のおかげで大介優勢維持でメシ。また先手必勝と言っている頃であろう。これで負けたら鳴門の渦に飛び込んで頂きたい。
76歩があれば75歩の3rdアタックだがその歩が存在しない。では歩切れ地獄の後手はどこで1歩入手するのか。53銀引きから64歩。
しかしすぐ引くと先の変化の桂入手手順が消える。桂打が決め手になる構図はあるか？
3筋に歩が利くので25桂+37歩は確保。75桂76角etcも確保。それに12飛の応用だが14歩から使うのか33金から使うのか。14歩は鈍い。16歩との交換は先手有利。先手から端攻めがあり飛車角交換後の11飛が厳しい。しかし28玉なら14歩16歩の交換に銀を24地点に移動する渦巻き手順がある。そこに大介を叩き込んでやれ。
後手は攻めの構築だけ。先手はどうせ39玉からの囲い優先。

48銀悪手のオカゲで両者泡踊りやっている。40手め62金など指す進行にするから大介に77銀まで許してしまう。62金の欠陥は以下。

62金の欠陥　44手め75銀
先手：55手め71銀
後手：44手め75銀
▲７六歩 ▽３四歩 ▲７五歩 ▽８四歩 ▲７八飛 ▽８五歩
▲７四歩 ▽同　歩 ▲同　飛 ▽８八角成 ▲同　銀 ▽６五角
▲５六角 ▽７四角 ▲同　角 ▽７二金 ▲５五角 ▽７三歩
▲５六角 ▽１二飛 ▲３四角 ▽３二金 ▲７七角 ▽６二銀
▲４八銀 ▽４二銀 ▲５六角 ▽５四歩 ▲３六歩 ▽５三銀右
▲３七銀 ▽６四銀 ▲６六歩 ▽５三銀上 ▲４八玉 ▽５五歩
▲６七角 ▽５四銀 ▲３八金 ▽６二金 ▲６八角 ▽７四歩
▲７七銀 ▽７五銀 ▲７六歩 ▽８六歩 ▲同　歩 ▽同　銀
▲同　銀 ▽８八歩 ▲８五歩 ▽８九歩成 ▲同　角 ▽７三桂
▲７一銀 ▽投了
55手で先手の勝ち

78銀が先手唯一の不満だった。本来なら大介は右辺左辺で欲張りすぎのはず。それも咎められないのでは大した棋聖ではない。

この辺で控え室を覗く。桐山と慶太立会いのホテルニューアワジー。
大介は白黒写真の方が似合う。色つけると子供に悪影響を与える。
先日58金で当家を熱狂させた慶太。72金は初めて見ると言う。連盟将棋には前例がない？呑気な組織。よくも升田賞が取れた。2年経ってもコレでは研究もナニもない。慶太が「どちらの研究が上回るかが見所」などと言うのはお世辞。83香など打たれたら後手即時投了。だから72銀か72金しかない。大介が康光に最初から教えているのだから世話ない。72金で桐山先生が「こりゃ、わからん。手将棋」と言っている。大介相手に10手め73歩打ったスダレハゲがナニ言ってんだか。これが手将棋？最強石田三間封じの理路整然とした後手の選択肢。
慶太の「歩得で先手持ち」の大局観は当然。指し手が難解なので後手持ちと言うスダレはヤッパシ大山時代の天然記念物指定。しかし大介がソレを上回るアホなので結果桐山先生で通じる。
羽生まで最近ハーノンキだねと歌いまくっている。

まさに演芸会。10手もバカなことやっている。
56角は不急の1手。産経には小学校回りの普及の1手と書かれる。
48銀ならば奇手16角から再構築するのかと思った。すでに11角成から83香打はないので56角は過去の形。
54歩は当家変化と同じ。つまり康光は逆転の手ごたえを感じている。
以下二枚銀で圧迫された挙げ句25手めの最善手を今頃指すからバカにされる。こんなの相手に72金で十分と。
後手の狙いは簡単。ジョバンニ体の腰クネラスだけ。86歩を如何に成立させるかしかアタマにない。

これは一挙に戦略で勝ちに行く手。当家では悪手扱い。時価相場では大介には分不相応。48銀なら康光も真顔で指し継いでくれるから。
1歩得を主張するのがマトモな守備一貫。ならば48玉が最善。自陣整備で穴熊まで選択肢。後手は指せば指すほど陣形が乱れるはずだった。
第3局は演芸会なので大介も空気読んだ？
当家はそう思わない。棋聖戦が元もとその程度のレベルだった。

すでに後手1歩損。後手の唯一の沽券85歩も凍結。よって先手優勢。
後手は24手めを指さずに投了でも良い。お疲れさん。
しかし棋聖は棋力をふりしぼって指した。
それが62銀では大爆笑。壁銀を解消してコリをほぐしただけ。
72金を乙枯れ変化にしている。すでに棋聖は当家甲W杯より劣っている。24手めで棋聖剥奪でもよい。しかし大介相手なのでなんとかなる。
その程度が永世棋聖の価値。即座にドブに捨てても惜しくない。

先の83香打変化を避けるには二種類。72銀か72金。康光は乙選択。
22手めの選択も二種類。32銀か32金。康光は乙選択。
オツカレと言うことであろう。

72銀+32銀変化の場合　穴熊篇
棋戦：マシュダ一家甲W杯
先手：20手め12飛
後手：16手め62金
▲７六歩 ▽８四歩 ▲７八飛 ▽３四歩 ▲７五歩 ▽８五歩
▲７四歩 ▽同　歩 ▲同　飛 ▽８八角成 ▲同　銀 ▽６五角
▲５六角 ▽７四角 ▲同　角 ▽７二銀 ▲５五角 ▽７三歩
▲５六角 ▽１二飛 ▲３四角 ▽３二銀 ▲７七角 ▽１四歩
▲５六角 ▽１五歩 ▲４八玉 ▽９四歩 ▲９六歩 ▽６四歩
▲３八玉 ▽５四歩 ▲２八玉 ▽５二金左 ▲５八金左 ▽６三金
▲４六歩 ▽７四歩 ▲１八香 ▽投了
39手で先手の勝ち

21手め34角は見たマンマの先手歩得で優勢。甲乙同じ。
23手め77角は見たマンマ86歩阻止。甲乙同じ。
24手めから違う。

康光またも65角。45角が指せないとは。
大介勝てる。取れと56角。
康光黙って74角。大爆笑。
やはり当家の言っていることは正確。
康光も羽生も信用するなと。棋譜がすべてだから。
1カ月前に羽生は14手め74角が後手負けと述べた。
康光も先週そう述べた。インタビューの日付はキチンと掲載しないといけない。
大介が康光家の床下で先週述べた変化は以下。

先手：20手め12飛
後手：16手め62金
▲７六歩 ▽３四歩 ▲７五歩 ▽８四歩 ▲７八飛 ▽８五歩
▲７四歩 ▽同　歩 ▲同　飛 ▽８八角成 ▲同　銀 ▽６五角
▲５六角 ▽７四角 ▲同　角 ▽６二金 ▲５五角 ▽７三歩
▲５六角 ▽１二飛 ▲３四角 ▽３二金 ▲５六角 ▽４二銀
▲１一角成 ▽同　飛 ▲８三香 ▽投了
27手で先手の勝ち

この12飛と83香は前夜祭で紹介した康光95角変化にも登場。
ところが第1局54角同飛変化で大介は95角変化を一切読まなかった。
同じ83香打の発想なのになぜ読みから抜けるのか？

産経の棋譜は竜王戦と違ってミミズのごときコメントがないので気持ちよい。
2手め34歩は何か期待させるが大介構わず75歩。
石田三間を先手に指させると75歩+78飛の3手と63歩+63銀の3手が相殺され後手の85歩の2手が霞む。囲いは先手が有利。石田三間は非常に優秀な戦法なのでトップ棋士が進んで取り上げるべきだった。
先手の石田三間を真っ向から阻止するなら84歩が最善。早石田に進むというのも極めて理知的。力戦などではない。
後手の不満は唯一88角成りで同銀の連動手を許すこと。しかし88銀が釘付けになったのが第1局。この88銀は確かに使いにくい。早石田の先手最大の課題。

連盟棋士は終わった対局のことはジョークのネタにしか思っていない。
昨日の竜王戦感想戦はヒドイ。読売もいい迷惑であろう。棋士の嘘ッ八を平然と全国紙に掲載しなければならないのだから。
その点詐欺師の集団が発行する同人誌ならばつき放題の嘘も許せる。
「ウソとモチはつくもの」と連盟棋士は思っている。
2006年8月号の将棋世界には棋聖戦第1局のことが書いてある。
康光も大介もいろいろ喋っているが双方ペッタンコし放題。
例の15手め54同飛変化について両者が語っている。大介は1時間考えたが45分は54同飛変化を思考したとのこと。59分ダローニ。38銀指すのに10秒もいらない。15分は棋譜検索していたと言うなら分かるが。大介の読みの中心は当家実況&分析変化と同じ53角に後手は25飛で対抗＞No: 608　
ところが康光の読みでは53角を1秒も考えなかったとのこと。
つまり羽生まで「54角は康光研究手」と断言したのは連盟ぐるみの猿芝居であったと判明。54角やるからには当然飛車切りから変化作成。それを一切思考しないで康光が考えたと嘯く変化は以下のみ。

康光の早石田15手め54飛対策
先手：17手め95角
後手：20手め12飛打
▲７六歩 ▽３四歩 ▲７五歩 ▽８四歩 ▲７八飛 ▽８五歩
▲７四歩 ▽同　歩 ▲同　飛 ▽８八角成 ▲同　銀 ▽６五角
▲５六角 ▽５四角 ▲同　飛 ▽同　歩 ▲９五角 ▽７三歩
▲７七角 ▽１二飛打 ▲１一角成 ▽同　飛 ▲８三香 ▽１二飛行

こう言うジョークを康光が真顔で言っている。これはマシュダ一家の実況&分析なら間違いなく冗談変化で掲載される順。以下の変化は当家では先手勝ち。
よって連盟棋士はなんの裏も取れないまま口裏あわせて「康光の即興芝居」を絶賛した。羽生とて同罪。市民から金まきあげて組織グルミで研究などと嘘コイている。そう言う楽しみ方になりつつあるので今から免疫をと前向きに見るしかない。
大介は羽生の囲碁将棋ジャーナル発言を真顔で受けたがやはり当家の読みがはるかに上。つまり羽生も康光も信用してはいけない。無論大介など問題外。14手め32金より銀上げがイヤと言う時点でダメ。
大介が羽生発言の「15手め54飛はナイ」を受けたのは自分が指せなかったため。変わりに康光が指せなかった15手め74角や15手め56角で大介は15手め74角が後手有望と豪語。康光や羽生が絶対56角が有利と言っているのと正反対。自分の指し手に責任なければ好き放題言える。棋士の指し手への責任とはオマンマに直結する対局自体。だから棋士の本音は棋譜見るしかない。対局後の言葉など同僚同士の楽屋ネタ。結局棋士は同じ組織から給料貰っている限りこの体質は改善されない。
大介のように根がアホなら笑えるが羽生康光のレベルになると確信犯。
その焦点が当家絶賛の22手め64歩。康光の告白では64歩+63銀のコンビネーションが不満。この経緯は当家検証23手め75飛変化における63銀型と33銀型参照。
＞2006.06.10囲碁将棋ジャーナル棋聖戦第1局　羽生解説を巡って
康光はその結果を見て述べている。一方大介は当家と羽生指摘の28玉敗着分析を「確かに」と反省しつつ代わる手として羽生75飛変化も認めつつ自分なら今度は23手め78飛と言う。

大介が畏れた王手飛車（32手めまでが大介の読み。35手めが将棋世界に追加された変化）
先手：23手め78飛
後手：王手飛車
▲７六歩 ▽３四歩 ▲７五歩 ▽８四歩 ▲７八飛 ▽８五歩
▲７四歩 ▽同　歩 ▲同　飛 ▽８八角成 ▲同　銀 ▽６五角
▲５六角 ▽５四角 ▲３八銀 ▽３二金 ▲４八玉 ▽６二銀
▲６六歩 ▽４二銀 ▲３九玉 ▽６四歩 ▲７八飛 ▽８六歩
▲同　歩 ▽同　飛 ▲８七歩 ▽６六飛 ▲６八飛 ▽５六飛
▲同　歩 ▽５七角 ▲２八玉 ▽６八角成 ▲同　金 ▽投了
35手で先手の勝ち
大介の当日の読みは32手め57角の王手飛車で後手負けと言うモノ。
アホ丸出しだがその3手先の読みへの言い草もまた凄い。
先手は30手め68飛成変化より2手得しているじゃんかと。
「王手飛車が嫌だっただけの私がバカでした」と告白する時点でSMショー並。

以上康光も大介も実戦棋譜以外では冗談しか言わないと判明。
羽生も研究などタコ、実戦がすべてと開き直った。
さて第3局の早石田だが、また12手め65角では飽きる。
しかも今度65角に54角なら10回やっても8回勝つと大介は豪語。
康光が95角タコ変化の責任取って12手め45角をやるッきゃない。