棋聖戦第2局 囲碁将棋ジャーナル 腰抜けドドM深浦解説の虚栄1-5 | No: 825
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棋聖戦第2局 囲碁将棋ジャーナル 腰抜けドドM深浦解説の虚栄1-5
せっかく先週は石田三間で当家を楽しませてくれたのにその後深浦はついていない。
>2006.06.14A級順位戦 深浦VS三浦 石田三間
順位戦で初めての三間だったらしい。
棋聖戦第2局は副立会いで今日が解説だが当日恥かいたので清水がテグスネ引いて待っている。
深浦の腰抜け1=41手め56銀。当家は敗着扱い。56歩で十分。
その後の産経記事を読むとこの56銀に控室米長石田深浦がこぞって「やるねえ、さすがだね」。康光の指し手がすべていいと言うのはタイコモチ。深浦経由の大介の話では59角で必勝と思い昼食のウドンが喉を通らなかったらしい。大介の技量で必勝は大げさだが深浦がそれを喧伝するからには当家手順を知っているはず。しかし深浦は産経に当日ナニも言えなかった。むしろ逆のことを言ってたと記者に暴かれたので56銀を先手の悪手とさえ今日も言えない。
深浦の腰抜け2=50手め57桂成。当家では手順前後扱い。正着は46馬。深浦もそれを感じたのか「ここは46馬もあるが」とお茶濁す。深浦なら「46馬とすべき」と言えるぐらいでないといけない。それが将棋を創るまっとうな態度。深浦があまりジクジクしているのでアタマきたイチヨが詰め寄った。「(清水)57桂成は良い手か悪い手か?」。深浦観念して「良い手」と言うようではまた次回A級順位戦で羽生に痛い目にあう。大介は15馬で「後手必勝と思っていた」と証言する深浦。 傷心の緑大介の話などどーでもいい。15馬に賛同する深浦に失望。
深浦の腰抜け3=57手め98香。当家は絶賛。深浦は冷淡。98香の欠陥は攻め合いで99銀以下の即詰みが発生しやすい点。利点は87玉の形で香が取られないこと。康光はむしろ背水の陣で9筋6筋へ揺さぶっている。示唆して含みを持たせ本筋へ一挙に劇的な移行を見せた陰の立て役者。
深浦の腰抜け4=60手め35歩。大介が局後疑問手扱いした手だが深浦の代替手52金変化はダメ。銀桂交換で先手は厚みを築ける。一方後手は44銀が釘付け。右桂サバけた先手が面白いに決まっている。
深浦の腰抜け5=78手め83銀。いよいよクライマックス。すでに77手め31角の局面で当家では16:35にすでに後手投了宣言。一方深浦は当日16:34に後手を持ちたいと宣言。この一言によって今後半年はドM深浦の芸名となった。深浦が「後手を持ちたい」と言った理由となる指し手は78手め55銀。大爆笑。以下ナニも言わない深浦。つまり大介の83銀が敗着と彼は言いたい。大介の83銀が金なら後手必勝だがと。その金を拾いに行くのが55銀廃品回収変化のオチと即座に分かる。
深浦。石田先生みたいにキッパリ撤回するなら潔いが今回はドドM深浦となっただけ。オーストラリアにロスタイムで3失点喰らったジーコJAPANの気持ちを追体験できて嬉しいか?
前回の羽生の方がはるかにマトモ。
羽生はこうした造りで決してゴマかさない。実に単純なこと。当家が絶賛した大介44銀とは桂を取るための勇者。言い訳のネタではない。
深浦推奨78手め55銀から指し継いだ場合
先手:マシュダ一家
後手:ドドM深浦
▲7六歩 ▽3四歩 ▲2六歩 ▽5四歩 ▲2五歩 ▽5二飛
▲2二角成 ▽同 銀 ▲9六歩 ▽9四歩 ▲7八銀 ▽6二玉
▲4八銀 ▽7二玉 ▲4六歩 ▽3三銀 ▲6八玉 ▽8二玉
▲4七銀 ▽7二銀 ▲7九玉 ▽2二飛 ▲7七桂 ▽6四歩
▲3六歩 ▽6三銀 ▲8六歩 ▽7二金 ▲8八玉 ▽7四歩
▲8七銀 ▽4四銀 ▲7八金 ▽7三桂 ▲3七桂 ▽6五歩
▲5八金 ▽5五銀 ▲6八金右 ▽8四歩 ▲5六銀 ▽5九角
▲4五桂 ▽4四銀 ▲6五桂 ▽同 桂 ▲6六歩 ▽3七角成
▲2九飛 ▽5七桂成 ▲同 金 ▽4八馬 ▲6八金 ▽6四歩
▲5八金寄 ▽1五馬 ▲9八香 ▽5一馬 ▲6八金 ▽3五歩
▲7八金 ▽3六歩 ▲6五歩 ▽同 歩 ▲6九飛 ▽7三桂
▲7七桂 ▽5二飛 ▲6四歩 ▽同 銀 ▲6五銀 ▽同 桂
▲同 桂 ▽6二飛 ▲7七桂 ▽5二金 ▲3一角 ▽5五銀左
▲5六歩 ▽6八歩 ▲同 飛 ▽4六銀 ▲同 金 ▽5七銀
▲6九飛 ▽6八歩 ▲4九飛 ▽6五銀 ▲5三銀 ▽同 金
▲同桂成 ▽6四飛 ▲5五金 ▽同 歩 ▲4三飛成 ▽投了
95手で先手の勝ち79手め44銀は問題外。よって行くのみ。
82手め67歩+66歩は歩切れで後手負け。
86手め46銀の金取りは問題外。
91手め32飛は65桂で問題外。
以上の変化の骨格は33馬を許さないこと。先手は45桂が双頭手になっている。
後手は51馬が73地点補強と33馬狙いだがいずれも実現しない。78手め45銀の桂取り+33馬を深浦が推奨すれば少し難しいが後手負け。
先手:マシュダ一家
後手:78手め45銀
▲7六歩 ▽3四歩 ▲2六歩 ▽5四歩 ▲2五歩 ▽5二飛
▲2二角成 ▽同 銀 ▲9六歩 ▽9四歩 ▲7八銀 ▽6二玉
▲4八銀 ▽7二玉 ▲4六歩 ▽3三銀 ▲6八玉 ▽8二玉
▲4七銀 ▽7二銀 ▲7九玉 ▽2二飛 ▲7七桂 ▽6四歩
▲3六歩 ▽6三銀 ▲8六歩 ▽7二金 ▲8八玉 ▽7四歩
▲8七銀 ▽4四銀 ▲7八金 ▽7三桂 ▲3七桂 ▽6五歩
▲5八金 ▽5五銀 ▲6八金右 ▽8四歩 ▲5六銀 ▽5九角
▲4五桂 ▽4四銀 ▲6五桂 ▽同 桂 ▲6六歩 ▽3七角成
▲2九飛 ▽5七桂成 ▲同 金 ▽4八馬 ▲6八金 ▽6四歩
▲5八金寄 ▽1五馬 ▲9八香 ▽5一馬 ▲6八金 ▽3五歩
▲7八金 ▽3六歩 ▲6五歩 ▽同 歩 ▲6九飛 ▽7三桂
▲7七桂 ▽5二飛 ▲6四歩 ▽同 銀 ▲6五銀 ▽同 桂
▲同 桂 ▽6二飛 ▲7七桂 ▽5二金 ▲3一角 ▽4五銀
▲同 歩 ▽3三馬 ▲6四角成 ▽投了
81手で先手の勝ち他の派生変化も当日即座に作成して難しい点がどこにもなかった。遅延している産経中継で分析している当家の方がはるかに形成判断が早く正確。横でリアルに見ていた深浦が「後手持ちたい」と大局観の貧困さで述べたのならばまだ分る。解説の仕事で4日間準備してもこの内容ではボッタクリもいいとこ。せめてひとつだけでいいから派生変化が豊富な目新しい1手を言ってもらいたい。