実況&分析マシュダ一家
2006.06.01名人戦第5局初日 谷川VS森内 相早囲い
二重八手

2006.05.20NHK杯 山崎VS塚田 対33角矢倉3手角

香車主演にする場合 No: 569 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  06/06/01 Thu 22:57:40

そう言えば藤井シスが香車主演が実態と言う分析がマシュダ一家黎明期にあった。藤井は朝日で再起不能だったが今日は名人戦で初立会い。
早速掌返して封じ手を25歩から88玉に変更している。
思想変更は転向と言うが指し手変更なら許される?
88玉はカッタルイ。電車でヒマつぶしに読み始める本。
三浦の言う通り25歩で一挙に盛上げたい。
後手は42金上げから43金右を目指すが46銀に53銀+43金で受けた場合2筋の歩銀交換がある。23歩に飛車をどこに下がるかだが25飛が面白い。85桂阻止の25飛戦法。たまには森内に零番で考えさせたい。それでも85桂を実現させようと34金なら最後に61角が残るので飛車銀交換。14角なら一旦35飛。15桂阻止の双頭手24銀打ち飛車追いには笑って下がり73桂にはそこで初めて88玉。85桂には悠然と86銀で桂を質駒に。69金型の強味。84歩なら51角。73歩の我慢は名人戦ではない。桂が質に入ると先手から35歩の垂らしが34桂打ちお披露目。33歩の我慢はまたしても名人戦ではないがそれでも森内がやったら角切りから78飛の大転換。49角は怖くない。58銀打ちから龍作成。
森内が中原に見せた類の角馬香による龍制御には自陣龍で。
仕上げは9筋で桂香貰って24歩。同銀には29香。25香同香同銀には再度24歩から35桂。香が2枚あるので再度29香合い駒に28香のオカワリ。
後手は家族を残して単身赴任の入玉に賭けるが自陣龍を金に換えて鮮やかな1手勝ちが演出できる。
不満は後手の11香。これがどうしても残ってしまう。
どうせ勝負は決まったのだから森内にはこれをなんとか使う手順を摸索して戴きたい。


26手めから封じ手まで No: 568 [返信][削除]
投稿者:マシュダ一家 06/06/01 Thu 20:12:42

谷川の緩手には3-3アタックで当然の開戦。75歩同歩同角で後手不満ナシ。29手めは76歩では負けなので谷川仕方なく46角。
30手め64角は森内演出。真面目に勝つ気あるなら黙って92飛。
46角と出た1手分がムダなので後手もムダ手で躱すのが当家手順。先手は3手角矢倉を強いられるが26角型では7筋の歩を切らした意味が後手だけ有利。
一方後手は8筋にも角を下がれる為83歩保留が二重に生きる。先手は48銀が重すぎる。
本局は森内が負けてもいい手を指したので谷川遠慮なく31手め57銀で逆転。これならコスプレ名人でも指せる。
さすがに32手めに1時間ほど考えた森内。
1=金を動かすと角交換後61角が残り先手勝ち。
2=後手から46角の交換は同銀連動手で先手勝ち。
3=端はすでに間に合わない。
4=92飛は64角がムダ手。
そこで消去法で22玉。先手から55歩仕掛け以下同角同角同歩の時に65角打ちの王手83角成の双頭手を避けた。
森内は72飛の意味を過大に求めすぎて最後に妥協。
フツーに7筋の歩を切ったことで満足しない理由?
すでに谷川がカド番のクセにカッタルイ手を指し過ぎたため。今日は後手がカッコつけてドハデに指して帳尻合わせのシメ。
封じ手は立ち会い藤井三浦ともども25歩。当家では25手めで変化作成終わった手。ここでも8手遅いからダレる。
ナニ指してもすでに谷川勝ち。伊香保まんじゅうでも食って香車芸でも考えるしかない。
化粧臭いのに八百長門下がそろってガンクビそろえるといっそう暑苦しい。
晩節汚した師匠の棋譜は並べる気がしない。西村の棋譜は面白かったのに。


25手め67金? No: 567 [返信][削除]
投稿者:マシュダ一家 06/06/01 Thu 14:45:34

森内の作戦勝ちを諸手で認める手。これでは終盤の飛車切りもできないので暫く我慢するしかない。あとは森内次第。


24手め72飛 No: 566 [返信][削除]
投稿者:マシュダ一家 06/06/01 Thu 14:30:40

平行歩間3-3で作戦勝ち寸前誇示。後手からチャンスを渡されても26歩が27地点開放の悪手に逆行相転化する為先手から35歩と仕掛けられない。64角に18飛では大駒切られて27銀で飛車が死ぬ。67金や37銀は後手から3rdアタックを許す。46角も73銀で負け。
そこで牽制の2-4構造転換。
1=25歩。25桂のヒマを諦め攻めあい。
2=46歩。47銀型から37桂の迂回迎撃。
3=96歩。角交換迎撃+玉脱出路作成で待つ遠大な構想。
4=16歩。受けなきゃ15歩から端攻めの超遠大な構想。
端歩は今期名人戦レベルだと縁台構想になるかもしれない。
25歩は24歩同歩なら1歩入るので継ぎ歩。24同銀なら角切り+61銀。
1-4の順に既製品谷川らしくなくナルのがミソ。どうせ「26歩+先手早囲い同調」はすでに谷川ラシクない。そこで75歩やったらコーナルと明解な予定を書き残したい。共通しているのは先手は26歩を突いた限り飛車は28飛から死んでも動かさないと一応言うこと。死にそうになったらナース姿のカーちゃんトコに一回逃げる。


歩間5魔方陣の潜在力 23手め36歩 No: 565 [返信][削除]
投稿者:マシュダ一家 06/06/01 Thu 14:00:01

この攻撃手がブランコ後進となった理由は42玉の早囲いを咎めようとして13手め26歩とした為。攻撃手のはずが牽制手の歩間4となってしまい歩間理論上は先後の構造が入れ替わっている。14手め44歩の平行歩間5/1の瞬間が先手の最初のチャンスだったが15手め77銀でパスした谷川。
先手は逆行歩間4から3で3rdアタック先攻が出来た。以下7回の平行歩間5で谷川まで早囲いを目指した為に結果26歩の1手分が浮く。
森内の攻撃手74歩を見て谷川は迎撃36歩。
3-3構造作成によって逆に後手に3rdアタック先攻のチャンスを許した。
15手めがわからなかったと谷川は棋譜で語っている。
当家なら15手めに36歩。谷川は8手も躊躇している。
一度やってみたかったと谷川自ら述べた白衣姿?
そんなモン見せる位なら指し手で見せろ。


6手め62銀から22手め74歩まで 早囲い No: 564 [返信][削除]
投稿者:マシュダ一家 06/06/01 Thu 13:35:10

態度保留には態度保留が後手の強味。6手め62銀は後手作成平行歩間4維持。以下56歩が逆行歩間3-1。5回目の平行歩間3で42玉早囲いを見せる森内。これで輪郭が明瞭に。
1=森内は先手にのみ飛車先歩を突かせる。26歩の攻撃。
2=後手の早囲いに早囲いで対抗する谷川。68玉の誘い。
3=22手め74歩で初手76歩狙いの2ndアタックを4-2で示唆。


5手めがわからない。 歩間理論では三通り No: 563 [返信][削除]
投稿者:マシュダ一家 06/06/01 Thu 13:31:40

5手めは歩間理論では三通りしかない。各自最低三通りの予測が出来る。

1=逆行歩間3
75歩=石田流三間
56歩=矢倉or不明
36歩=袖飛車

2=平行歩間4
78飛=石田流三間
77角=振り飛車or3手角矢倉
68銀=態度保留

3=歩間5

16歩=藤井シスは古着
96歩=相振りならあるが棒銀は困る
26歩=矢倉or5筋位取り。前者は先手不利。
45歩=ひとめナイ
86歩=84歩で先手負け

谷川は平行歩間4の中から最も贅沢な「態度保留」選択。
それより先手が最も指したい歩間5のいずれもダメと言うのが問題。


3手目66歩の場合 No: 562 [返信][削除]
投稿者:マシュダ一家 06/06/01 Thu 13:28:06

1=84歩。矢倉
2=54歩 不明。森内は急戦早囲い指向。
3=44歩。相振り
4=24歩。2筋切らせて銀冠
1と3は森内が指せない。特に相振りでは谷川有利。4はタムタムかと疑われる。よって4手め54歩もわかっている。


3手目26歩の場合の後手歩間4 No: 561 [返信][削除]
投稿者:名人戦第5局 実況&分析マシュダ一家 06/06/01 Thu 13:27:01

3手目66歩でも26歩でも後手は歩間4を作成できる。
3手目26歩の場合の後手歩間4
1=84歩。横歩取りor手損角換り
2=54歩。急戦中飛車
3=44歩。振り飛車
横歩取りは森内が指さない。他はすでに出た。よって谷川は最初から3手目66歩と森内にはわかっている。


2006.05.20NHK杯 山崎VS塚田 対33角矢倉3手角 No: 560 [返信][削除]
投稿者:マシュダ一家 06/05/22 Mon 01:50:29

真善美光明に山を入れたくても丸山と重複してしまう。
山崎はなぜ朝日OPが取れなかったのか?

放映:2006.05.20
棋戦:NHK杯
戦形:対33角矢倉3手角
先手:山崎隆之六段
後手:塚田泰明九段
▲2六歩 ▽3四歩 ▲7六歩 ▽3二金 ▲7八金 ▽4四歩
▲2五歩 ▽3三角 ▲4八銀 ▽5二金 ▲4六歩 ▽4三金右
▲6九玉 ▽6二銀 ▲4七銀 ▽5四歩 ▲7七角 ▽2二銀
▲8八銀 ▽4二角 ▲5九角 ▽3三銀 ▲3六歩 ▽7四歩
▲3七角 ▽6四角 ▲5八金 ▽7二飛 ▲7七銀 ▽4一玉
▲6六歩 ▽5三銀 ▲7九玉 ▽3一玉 ▲8八玉 ▽2二玉
▲1六歩 ▽9四歩 ▲9六歩 ▽5五歩 ▲5六歩 ▽同 歩
▲同 銀 ▽5五歩 ▲6七銀 ▽5四銀 ▲2六角 ▽7三桂
▲3七桂 ▽8四歩 ▲4八飛 ▽8五桂 ▲8六銀 ▽9五歩
▲同 歩 ▽5六歩 ▲同 銀 ▽7五歩 ▲同 歩 ▽9五香
▲同 香 ▽7五角 ▲同 銀 ▽同 飛 ▲7六歩 ▽同 飛
▲7七歩 ▽9六飛 ▲9七歩 ▽同桂成 ▲同 桂 ▽6九銀
▲2四歩 ▽同 歩 ▲5五歩 ▽9五飛 ▲5四歩 ▽9六歩
▲7九玉 ▽7八銀成 ▲同 玉 ▽9七歩成 ▲4一銀 ▽4二金引
▲3二銀成 ▽同 金 ▲4一銀 ▽8七と ▲6七玉 ▽2三銀
▲1五桂 ▽7七と ▲5七玉 ▽3一金打 ▲2三桂成 ▽同 玉
▲3二銀不成▽同 金 ▲4五桂 ▽5五歩 ▲4一銀 ▽5六歩
▲4七玉 ▽3一銀 ▲3二銀不成▽同 銀 ▲3三桂成 ▽同 桂
▲5三歩成 ▽3一銀 ▲4三銀 ▽5七歩成 ▲同 金 ▽2五銀
▲3二銀不成▽同 玉 ▲4三金 ▽2三玉 ▲3三金 ▽同 玉
▲4四角 ▽同 玉 ▲4三金 ▽5五玉 ▲5四金

塚田竜王は夢で済んだが山崎朝日OPは有り得た。山崎は一見天才肌だがナニか足りないので羽生に読み抜けをポカ並にされてしまう。
ナニが足りないのか? 棋譜だと明解。
1=踏み込み場所をまず勘違い。11手目46歩はない。
2=緩手を誘って待つ卑怯な奴。中味のない6thアタック。
3=根がひ弱で首尾一貫がない。4手角に48飛。
4=嘘でも押し切れるゴーマン。感想戦嘘変化。
こんな男を女が見ればコーマン相手としか見ない。
遊ぶにはいいが生涯捧げるダンナにしては心もとないと。
「アンタの優柔不断さがキライ」と彼女が言ったら答えようもない。
矢倉はロクでナシ。41手目が先手本来の敗着。渡辺明は奇数番原理で竜王を取ったが山崎の偶数番原理への色気はナニか?
そんなモノ最初からない。真っ向勝負できなかっただけ。

棋戦:ツカちゃんファンクラブ
戦形:対33角矢倉3手角
先手:83手目92飛
後手:78手目97飛成
▲2六歩 ▽3四歩 ▲7六歩 ▽3二金 ▲7八金 ▽4四歩
▲2五歩 ▽3三角 ▲4八銀 ▽5二金 ▲4六歩 ▽4三金右
▲6九玉 ▽6二銀 ▲4七銀 ▽5四歩 ▲7七角 ▽2二銀
▲8八銀 ▽4二角 ▲5九角 ▽3三銀 ▲3六歩 ▽7四歩
▲3七角 ▽6四角 ▲5八金 ▽7二飛 ▲7七銀 ▽4一玉
▲6六歩 ▽5三銀 ▲7九玉 ▽3一玉 ▲8八玉 ▽2二玉
▲1六歩 ▽9四歩 ▲9六歩 ▽5五歩 ▲5六歩 ▽同 歩
▲同 銀 ▽5五歩 ▲6七銀 ▽5四銀 ▲2六角 ▽7三桂
▲3七桂 ▽8四歩 ▲4八飛 ▽8五桂 ▲8六銀 ▽9五歩
▲同 歩 ▽5六歩 ▲同 銀 ▽7五歩 ▲同 歩 ▽9五香
▲同 香 ▽7五角 ▲同 銀 ▽同 飛 ▲7六歩 ▽同 飛
▲7七歩 ▽9六飛 ▲9七歩 ▽同桂成 ▲同 桂 ▽6九銀
▲2四歩 ▽同 歩 ▲5五歩 ▽9五飛 ▲5四歩 ▽9七飛成
▲同 玉 ▽7八銀成 ▲8六歩 ▽7七成銀 ▲9二飛 ▽9五歩
▲3二飛成 ▽同 玉 ▲2三銀 ▽4二玉 ▲5三金 ▽5一玉
▲7三角 ▽4一玉 ▲4二香 ▽3一玉 ▲投了
94手で後手の勝ち
84手目95飛成は83桂で先手負け。よって行くのみ。感想戦変化では88手目41玉とした為後手玉即詰みだが山崎はなんでソンナ嘘つけるのか?
塚田をカバった優しさではではない。序盤の甘さをカモフラージュしているだけ。不足を若さや時間のせいにするのは畠山鎮も同じ。鎮は好感度UPだが肝心な所で「正確に受ければ後手の無理攻め」と解説。「勝手にやってろ。コッチは高みの見物」と言う関西人の典型を模倣。関東で稼いだカネで関西人が遊ぶ構図が悪い。しかも最後は「コッチが勝ちデショ」とゴマかす神経。コンナのがお情け以外でタイトル取れるはずない。
なんで優秀な山崎が甘やかされてしまったのか?
最初のスーチャン言い逃れして二度目の誘いで酒飲むほど貴様の精神は甘いか?
朝日OPがそうだった。
鍛えの入ったタナトラ同様廃品回収業の塚田も心得ている模様。ピースカの声はウルサイが顔見せ健在。