カタルシスの話X 人類最強の一手は何か | No: 9149
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自由資本経済は歌う。
「努力すれば報われる」
ミックもマジ顔でそう歌った。
でも相棒のキースはヤシの木から落ちた。
どんなに努力してもドーナルか予測つかない。
最高善を目指す最強手はこの世に存在しない?
人間に唯一許された最強手は自殺行為。
会社が倒産する時は家族を救う為に社長が死ぬ。
これは内も外も文句言えない。
そこで外の者は逆に考える。
アンナンでもいざ死んだら寂しいじゃないかと。
カタルシスの話4 二週間宇宙旅行最終日 | No: 9148
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谷川自身局後に「粘っただけ」とあの34金以後を自虐的に述べた。
それでも34金を見た瞬間の当家のカタルシスは色あせる事がない。
このような背反は言語の場合接頭語のクソかチョーかで識別する。
それがネバーランドになれば「粘り」の語感も評価も180度換る。
言葉をメインに使った分野では内と外で価値が違うが将棋も同じ。
千の変化より1行の言葉が真相を語る場合もある。
このようなことは我々も度々経験してきた。
間違った変化が正しい変化より面白かったことなど日常茶飯事。
将棋は人間が考え出した文芸の中で最高峰のカタルシスをもたらす。
精神が徐々に高揚し二日目の夜にカタルシスを迎える名人戦。
観る方は丸1年順位戦で心の準備をし、名人戦七番勝負で年に最低8日間の春を存分に楽しめる。バイロイトで指輪のチクルス観るより面白い。
3勝3敗後の七番勝負の最終局ともなれば14日間宇宙旅行の最終日。
カタルシスの話3 内外の評価が違う理由 | No: 9147
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フロイトが使ったカタルシスは通痢効果。催眠術や夢判断を駆使して抑圧の原因を露出し治癒に役立てた。
フロイトは哀れなことにウィーン大学でロクな評価がない。内と外で評価が違うのは小澤征爾をみても同じ。ユングも同様。ましてや弟子を気取ると「田舎で自慢話」。
理由もある。
通痢効果ではテトリス症候群の最も過激な患者を説明できない。アレをやりすぎると妙な夢を見る。言葉が様々な形に分解されて上から落ちてくる。言葉は縦横斜め繋がってカタルシスをもたらす。それは代償行為ではない。
囲碁将棋ジャーナルの前に東京MX「言いたい放だい」と言う番組がある。番組開設以来昨日初めて立川談志がその精神的限界を露呈。この日本の優れた諷刺家は自称映画通。その談志が「第三の男」を理解できなかったことを真顔で告白。あれは日本人にはサスペンス劇場に見えるが翻訳困難な裏面は間違いなくヨシモト興業。表裏理解する為にはパウル・ヘルビガーの訛り台詞を臓腑から楽しめる素地がないと不可能。フロイトが大好きだったのもこの訛りだった。字幕では訳されない部分なので落語家が理解の窓から放り投げたのはむしろ正直な感想。それを偽っても日本では「センセー」で通用する。
カタルシスの話2 TISC理論での区分法 | No: 9146
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アリストテレスが「詩学」で使用したカタルシスの意味は悲劇における「相転換」のこと。なぜ悲劇かと言うと喜劇は逆行相転化で終わる為。ここまで明解に区分した前例はTISC理論以前にない。
下痢もTISC理論で説明できる。
下痢自体は相停滞の範疇で発症するが死ぬこともある。ブッダは下痢で死んだ。その場合相転換。
カタルシスの話1 名人戦第4局の34金打 | No: 9145
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カタルシスの語源はカッタルイと同じ。
凝った部分を開放してもたらされる浄化作用がkatharsis。
名人移籍問題も最近カッタルイ。
これをカタルシスにする方法は会議中に脱糞するのが最善。
カタルシスは元来医学用語で排泄の意味。
森内が名人戦第4局で嘔吐と下痢を繰り返しながら谷川の自称糞手34金打を招いた棋譜は象徴的。
昨日は郷田も囲碁将棋ジャーナルで糞手扱いしていたが連盟棋士には理解できないはず。当日34金で唯一の逆転勝ち変化を摸索しその手を目の当たりにした瞬間は当家にとってはまさにカタルシス。