矢倉の偶数番原理は探れば探るほど面白い。
57手目の局面で35同歩も69角もアリキタリ。
58手目駒アタリ偶数番2の1-4も殺風景。
角があるので奇手92角で作成。

58手目駒アタリ偶数番2　X 奇手92角
先手：59手目34歩
後手：58手目92角
▲７六歩 ▽３四歩 ▲６六歩 ▽８四歩 ▲６八銀 ▽６二銀
▲５六歩 ▽５四歩 ▲４八銀 ▽４二銀 ▲５八金右 ▽３二金
▲７八金 ▽４一玉 ▲６九玉 ▽５二金 ▲７七銀 ▽３三銀
▲７九角 ▽３一角 ▲３六歩 ▽４四歩 ▲６七金右 ▽７四歩
▲３七銀 ▽６四角 ▲６八角 ▽４三金右 ▲７九玉 ▽３一玉
▲８八玉 ▽２二玉 ▲２六歩 ▽８五歩 ▲１六歩 ▽７三銀
▲４六銀 ▽７五歩 ▲同　歩 ▽４五歩 ▲３七銀 ▽７五角
▲７六歩 ▽６四角 ▲２五歩 ▽６二銀 ▲４六歩 ▽同　歩
▲同　角 ▽５三銀 ▲７五歩 ▽４四歩 ▲７四歩 ▽４六角
▲同　銀 ▽６四銀 ▲３五歩 ▽９二角 ▲３四歩 ▽同　銀
▲３五歩 ▽４五銀 ▲同　銀 ▽同　歩 ▲２四歩 ▽同　歩
▲３四銀 ▽７四角 ▲２三歩 ▽３一玉 ▲２四飛 ▽７六歩
▲同　金 ▽７五歩 ▲６五金 ▽同　銀 ▲同　歩 ▽１四金
▲４三銀成 ▽同　金 ▲２二歩成 ▽同　飛 ▲４一金 ▽３二玉
▲２二飛成 ▽同　玉 ▲７二飛 ▽２三玉 ▲７四飛成 ▽２八飛
▲３四銀 ▽同　金 ▲同　歩 ▽６九銀 ▲６八角 ▽７八銀成
▲同　玉 ▽５七銀 ▲５四龍 ▽６八銀成 ▲同　銀 ▽６九銀
▲同　玉 ▽５八金 ▲７八玉 ▽６八金 ▲７七玉 ▽８八角
▲投了
108手で後手の勝ち

解題=角の双頭手で居飛車の沽券維持
1=先手の作戦主軸は74歩なのでソレを取る。
2=角銀持たれると飛車イジメが怖いが凌ぐ。
3=34銀打には無視して連動手を許さない。
4=74角は顔取り+41角阻止。63地点死守。
X=切り札は相変らず76歩。
Y=王手角取りをかけさせて勝つ。 奇手92角の散り際。

渡辺明は35同歩に41角で先手勝ちらしい。35同歩から先手で北浜に負けるような棋士が今さらナニ言ってんだか。 ましてやゴーダが指すような69角など名人戦で見せられたらアクビがでる。
すぐの41角は森内の術中。谷川が駒アタリ偶数番2を取らされるようでは負ける。
まず森内が封じ手に35同歩を指すかだが、もしマシュダ一家理論を応用するならここで駒アタリ偶数番2を取る。
58手目の駒アタリ偶数番2は左から順に
1=86歩
2=76歩
3=55歩
4=45歩
いずれも明日考える。今日は一杯飲んでグッスリ寝るノミ。

先の変化以降82馬に84飛ではなく82飛だと以下王手馬取りがあるので87手千日手はない。
72手目62歩なら52馬で先手勝ち。42金同馬同銀46歩86歩には以下87歩に39角で勝負だが66馬同金同飛の十字飛車に75角が決め手。32金には同馬で53金打が詰めろ。歩を二枚残して107手で即詰みなので77歩は間に合わない。
72歩がダメなら64角65歩66歩の偶数番2。

ナンデ森ケイジをダさないのか？
一言バシっと決めてほしかった。
関西棋士は逃げてばかり。

立会いは森ケイとコバケン。
カバケンは69角73歩成同銀に46歩打もあるなどとコイいている。
そんな手はない。
森ケイは？

康光解説三点
1=46手目62銀で74銀は後手不利。
2=2年前の先手森内は75歩ではなく96歩。
3=52手目「46角もある」。

どれもダメ。仕方ない。山崎。カンナはいいから起こしてやれ。
「イオちゃんを今度出して下さい」同意。
康光は封じ手が同歩なら41角、放置なら封じ手69角。
69角など指さない。今日の森内は同歩が方針一貫。逆行受動奇数番1は取らない。41角は方針不一致でヌルイ。

なんでソコにいるのか。
銀河戦面白かったので後で取り上げようと思った矢先。
もういいから。

先の別変化延長戦75歩に84飛は73馬で後手負け。大駒に当てられて単逃げ二回はアウト。先手はチャンスカード18飛が一回ある。
84銀打83馬75銀の勝負は同金66角成77香で受かる。67銀打には68歩で完封。以下84金打で75金を狙っても94馬で後手負け。玉が素通しなので75香88金でも39馬と一旦王手馬取りを避けないといけない。62飛王手に42銀引き以下51銀から第二次千日手合戦も15桂で先手勝ち。この仮想変化の教訓はその時14歩の催促に桂を先に貰って先手玉が頓死する形にする後手のハメ手。88金+39馬型には頓死はないが57馬型だと危険。78銀59玉47桂49玉39桂成で文字通り頓死。絶好の15桂が敗着にされる。42銀引きイナバウアーと15桂が森内の誘い。
いずれも明日考えればいいので今日はグッスリ寝るだけ。

やはり35歩。ここで色気出して65歩は75銀73歩成同桂74歩65桂以下先手歩切れ負け。75銀効果で入玉できないどころか76歩を喰らって即死。

明日千日手にしたい場合
先手：62馬+71馬
後手：84飛+82飛
▲７六歩    ▽３四歩    ▲６六歩    ▽８四歩    ▲６八銀    ▽６二銀
▲５六歩    ▽５四歩    ▲４八銀    ▽４二銀    ▲５八金右  ▽３二金
▲７八金    ▽４一玉    ▲６九玉    ▽５二金    ▲７七銀    ▽３三銀
▲７九角    ▽３一角    ▲３六歩    ▽４四歩    ▲６七金右  ▽７四歩
▲３七銀    ▽６四角    ▲６八角    ▽４三金右  ▲７九玉    ▽３一玉
▲８八玉    ▽２二玉    ▲２六歩    ▽８五歩    ▲１六歩    ▽７三銀
▲４六銀    ▽７五歩    ▲同　歩    ▽４五歩    ▲３七銀    ▽７五角
▲７六歩    ▽６四角    ▲２五歩    ▽６二銀    ▲４六歩    ▽同　歩
▲同　角    ▽５三銀    ▲７五歩    ▽４四歩    ▲７四歩    ▽４六角
▲同　銀    ▽６四銀    ▲３五歩    ▽同　歩    ▲同　銀    ▽３四歩
▲２四歩    ▽３五歩    ▲２三歩成  ▽同　金    ▲４一角    ▽２五歩
▲６三角成  ▽４六角    ▲３七歩    ▽７五銀    ▲４七歩    ▽８三飛
▲７二馬    ▽８四飛    ▲６二馬    ▽８二飛    ▲７一馬    ▽８四飛
▲６二馬    ▽８二飛    ▲７一馬    ▽８四飛    ▲６二馬    ▽８二飛
▲７一馬    ▽８四飛    ▲６二馬    ▽千日手
谷川の温情があれば千日手。
73手目46歩からの打開方法は二種類。馬の位置が違う為。71馬の位置なら74飛の瞬間46歩。74飛が馬アテに見えるが81馬で後手負け。先に76歩もダメ。いずれも76歩には68銀引き。他の変化は76地点に歩を打たせると受けが利かない。他変化では91馬の飛車取りが利けばいいが76歩効果で74飛が金アタリ。75歩の駒アタリ奇数番3で続くかに見えても74飛は歩切れ解消双頭手。以下飛車を取りあっても後手陣安泰。先手は右の桂香を馬で取られ後手に負けはない。
千日手打開は後手負けと知り70手目36歩だと48飛45歩から相入玉で持将棋は有り得る。

52手目44銀は74歩46角同銀64角55歩で後手負け。そこで先に傷消しの44歩。彼氏の気を引こうとして指に絆創膏張っている女。
74歩で角交換催促。ナニもしないと73歩成で先手勝ち。
オチは56手目64銀で73歩成阻止。
後手からの角交換で46銀連動手も獲得し手番も貰った谷川。
随分ここで考えているが谷川なら35歩に決まっている。

ママのテコナ第2弾。
この新規受動駒アタリ奇数番1が本日の看板を飾る笹。
同角は82角成で精神鑑定。ではなぜ受動と呼ぶのか？
それは後手が46角を新規駒アタリ奇数番1と認めなかった為。
先手はソレを強引に要請しつつ76歩をも逆行相転化している。
つまり76歩を打った手は1手だが62銀から53銀には2手かかっている。その1手分で双頭手を指せばすべてヒックリカエル。それが75歩。

雨後の冷風を切る連続駒アタリ奇数番。同角なら同銀が連動手で先手勝ち。そこで食い逃げの方針続行53銀で偽装奇数番。先手から64角なら同銀でも同歩でも連動手獲得。森内はその場合同歩。

第1局の銀引き以上に後世評価されない62銀引き。台所でつまみぐいしてカミさんに怒られる前に逃げるダメ亭主に近い。
47手目46歩で奇数番原理の白眉5thアタック。先手にとって2-5アタック。15歩を先に入れるとロクでナシ。
48手目森内46同歩。35歩はない。55歩もない。75歩仮想番もない。62銀ですでに偶数番原理オヤスミ。

ママのテコナ第1弾。森内が誘惑にノったので退路を聞く。
1歩手放して惜しいようでもこれが新規駒アタリ奇数番1。
矢倉戦で最も贅沢な時間。
44手目64角なら24地点が薄い。45手目25歩が緩手26歩を逆行相転化する5thの奇数番原理主軸。後手が偶数番原理で仕掛けたので当然の報酬。これをワイロ扱いにして叩く人間はワイロショーも好きであろう。オチは「ロクな死に方できない」。

36手目73銀で森内ノッテきた。平行歩間4-4なので怖くない。
次に15歩や25歩は負け。そこで46銀しかない。
38手目75歩は4thアタック。これは森内の習性。84銀と態度を決めずにまずは角使って歩交換が森内将棋。4thアタックなので先手の術中。偶数番原理は後手四間で優秀性が発揮されたが矢倉では未開拓。まだ先手にブがあるので谷川レベルでもなんとかなる。
39手目素直に同歩だがこれが谷川と羽生の習性。ここで65歩は先手からの偶数番原理発動となり谷川将棋ではなくなる。
40手目45歩で後手から駒アタリ偶数番2。能動ツーペアなので偶数番原理始動にしては上出来。
42手目待望の1歩入手で75角だがここで84銀の逆行奇数番1は奇数番原理に戻ってしまう。そこで明解にゼロ番に戻して同等の歩交換と言うのが森内の限界。カナリオスは森内程度の名人では無理。

35手目16歩4-4では完全に受け身。森内が余りに早く進行させるのでツケ延ばしをした結果。しかし68角の方針とは一致しているので4-4牽制で構わない。矢倉の先手は雨後のタケノコ。タケノコはその年でてこない場合翌年二倍の太さでイキナリ登場。

いきなり剛直な手が飛び出す。矢倉で後手の歩間5は最強だが歩間3は挑戦。94歩16歩に85歩なら最強。ところがそれでは谷川に16歩を指すかイナバウアーかの選択肢を与えてしまう。
そこで妥協を許さない殴りあい。これで先手から次に46銀はない。45歩37銀73銀で先手負け。
アサヒは最近イナバウアーの登録商標まで申請。片やスケート連盟はハシタ金巡って理事会総退陣の袋叩きにあっている最中。将棋連盟がマスコミの袋叩きにあった場合どうなるかというシミュレートなので話が大げさになるのは仕方ない。歩道を自転車が走っているだけでコメンテーターが犯罪者インタビューするのがマスコミ。

森内は16手目52金に暫く考えたが指してから退室。便所にしては長い。放映時間の残りは谷川一人。森内はテレビなど眼中にない。むしろカメラを覗き込む。今度盤面が映っている時に下から覗いていただきたい。
52金で受け体勢十分だったが33手目26歩。この4-3は歩間理論上の緩手。後手は27手目68角を緩手に逆行相転化することを摸索できる。
33手目は46銀が歩間理論上の最善だが谷川は45歩を嫌っている。
見た目誰にも退陣と分る37銀引きで負けたら恥ずかしい。
そこで26歩緩手となった。これなら負けても「前進流」と志村ケンに言い訳できる。
この誘惑は対森内の矢倉で飛車を動かして負けた記憶から発生。
確かに居飛車で飛車を動かすのはおかしい。58飛などから先に考えるようではチクワブ。ところが68角の1手分とは国債発行のツケなので柔軟な計画性がないといけない。
谷川は矢倉に関しては対森内に自信ない。ギリギリ受けられて一挙にやられるのが怖い。そこで26歩と言う受け身。歩間理論を知らないとこれが当然の攻撃手に見えるから理論とは恐ろしい。
飛車先歩はツケの先延ばし。これで飛車先歩に関しては後手の84歩と同等の関係。互いに守備陣形が整備された局面でブランコ後進で歩間4を取ると当然後手に先制攻撃のチャンスが発生。

康光「鳥肌立った」
それはそうであろう。
昇降金1に羽生が誘導して谷川に指させた昇降金2。そして第三変化の左辺昇降金3まで存分に楽しめた日。羽生は行った。
あの時の伏線は康光が原因。羽生は康光相手に即詰を逃した恥が脳裏にあった。金あげ逃した羽生の心境？
9時間将棋で森内に勝つ自信がなかっただけ。

康光「68銀では16歩もあるカナ」
当家「そんなモン名人戦でナイ」
森内「二回目のラブコールかと」
谷川「すぐに指すな。味が悪い」

康光「66歩で相振りの誘い」
当家「違う。矢倉への誘い」
森内「相振りでは負けそう」
谷川「だよね」

やけにモッタイぶっていたが勝つ気があるならすぐ指す。
森内間髪入れず62銀。あとは明日。二手目84歩ならいろいろ変化を出した。

谷川「いろいろ考えても前例の形になる場合がある。正念場」
森内「（いつものカンジ）」
谷川やや硬直。森内やや紅潮。気合いが悪い。
谷川5手目68銀にやけに長考。こんな手は決まってる。

しばらく迷ってようやく当家のリクエスト2に回帰。
相矢倉を。
森内が一回パスしたので当家期待1の77銀矢倉ではない。
康光がいるのだから2手めはやはり84歩を見せるべきだった。

やりそうな気配。手損角換りは飽きた顔していた。
再度森内に打診と読む。
顎に手をかけ恥じらう森内。

なぜ84歩としないのか。
これは谷川勝たなくてはいけない。
お茶飲む谷川。やったと思っている。

アタマ下げて二手指し。
そんなモンやらなくていい。
康光は森内が向い飛車にすると言っている。
やらないから。

2006.05.08棋聖戦挑決　羽生VS大介　対中飛車手損角換り

日時：2006.05.08
棋戦：棋聖戦挑戦者決定戦
戦形：対中飛車手損角換り
先手：羽生善治三冠
後手：鈴木大介八段
▲７六歩 ▽３四歩 ▲２六歩 ▽５四歩 ▲２五歩 ▽５二飛
▲２二角成 ▽同　銀 ▲９六歩 ▽９四歩 ▲７八銀 ▽６二玉
▲４八銀 ▽７二玉 ▲４六歩 ▽３三銀 ▲６八玉 ▽８二玉
▲４七銀 ▽７二銀 ▲７九玉 ▽２二飛 ▲７七桂 ▽６四歩
▲５八金右 ▽６三銀 ▲５六銀 ▽７二金 ▲６六歩 ▽４四銀
▲６七銀引 ▽７四歩 ▲８八玉 ▽７三桂 ▲８六歩 ▽５二金
▲４七金 ▽３五歩 ▲１六歩 ▽６二金左 ▲１五歩 ▽８四歩
▲８七銀 ▽５五銀 ▲７八金 ▽４四銀 ▲２六飛 ▽５二金
▲４八金 ▽６二金左 ▲５八金 ▽５五歩 ▲４七金 ▽３三銀
▲４五歩 ▽３四銀 ▲５六歩 ▽６九角 ▲４六金 ▽５六歩
▲同　金 ▽４七角成 ▲５三歩 ▽同　金 ▲２四歩 ▽２五銀
▲２八飛 ▽２四歩 ▲５八角 ▽同　馬 ▲同　飛 ▽５四歩
▲２八飛 ▽３三角 ▲１七桂 ▽３四銀 ▲３六歩 ▽同　歩
▲３八飛 ▽２五歩 ▲３六飛 ▽３五歩 ▲３八飛 ▽２六歩
▲３一角 ▽５二飛 ▲２八飛 ▽５五歩 ▲４六金 ▽５一飛
▲３二歩 ▽５四金 ▲２六飛 ▽２四歩 ▲２二歩 ▽４五金
▲２一歩成 ▽３六歩 ▲４五金 ▽同　銀 ▲５三金 ▽５六歩
▲２七飛 ▽６二金打 ▲同　金 ▽同　金 ▲６九桂 ▽４六銀
▲１一と ▽５七歩成 ▲同　桂 ▽３七歩成 ▲５二歩 ▽同　飛
▲５三金 ▽２七と ▲６二金 ▽同　飛 ▲５三角成 ▽４四角
▲同　馬 ▽同　歩 ▲５三金 ▽７二金 ▲６二金 ▽同　金
▲８五歩 ▽５九飛 ▲８四歩 ▽８六歩 ▲８三歩成 ▽同　玉
▲８四香 ▽７二玉 ▲８三角 ▽７一玉 ▲４一飛 ▽６一金打
▲９八銀 ▽５七銀成 ▲８二歩 ▽７二桂 ▲８一歩成 ▽同　玉
▲７四角成 ▽７一玉 ▲８一香成 ▽同　玉 ▲６一飛成 ▽同　金
▲７三馬 ▽８九飛打 ▲９七玉 ▽８七金 ▲同　銀 ▽同歩成
▲同　金 ▽８八銀 ▲投了
158手で後手の勝ち

羽生の対中飛車手損角換り。大介の木村美濃に対抗して31手目菱形美濃で。41金不動では3-3アタック不可。36手目84歩と突かずに52金が4-4維持でマシュダ一家の影響。
37手目47金は大介を踏み倒す疑問。緩手っぽい16歩が先。14歩と受けずに35歩なら15歩。
40手目62金は疑問。14歩とすべき。おかげで15歩に84歩を強いられた。以下先手は銀冠に組み替えることで玉頭戦で一手勝ちのはず。
46手目44銀で36歩7thアタック阻止。2-7で5手。
52手目55歩はマシュダ一家理論応用の8th牽制。先手から8thアタックは52飛で負け。羽生から千日手打開でオミヤゲ45歩。即時56手目34銀で9thアタックを喰らう。
57=駒アタリ偶数番2
58=駒アタリ奇数番3
59=逆行駒アタリ偶数番2。46飛は33桂で負け。57金は45銀。
48金で25角成以下飛車角交換後じっと55歩に28飛は38角が双頭手。26飛成には75歩。
60=25角成は28飛56歩同金で後手難しい。先手からは65歩や75歩で馬が質駒。
62=そこでジットもたれて47角成が好手。
63=53歩は悪手。最善は14歩。
64=先手歩切れで後手優勢。
72=54歩打で完封体勢。47角は59飛38角成39角52飛46金54歩でどうせ歩を打つ。35金の歩切れ解消に32飛が効かない。
以下先手は1歩再入手するために駒アタリ奇数番1を遮二無二取るハメに。
以下タラタラ続き101手目53金が敗着。当家の最善は101手目57桂打。
57桂打56銀には36飛が角アタリ。34銀でも36飛で歩切れ解消で先手が逆転できた。
以下追い込むが大介との力量差を詰められなかった。
羽生は対藤井に味しめて偶数番原理の応用をしたが遮二無二の段階で駒アタリ奇数番1に戻ったおかげでムダに疲労。53地点で二度もつまずく姿は初めて見る。