2006.04.08マシュダ一家
名人戦へ向けて1 淡路の升田賞は代理出産
名人戦へ向けて2 手損角換り棒銀はアリか
名人戦へ向けて3 手損角換り棒銀の最終盤

名人戦へ向けて4 最終盤のコンセプト構築

名人戦へ向けてX 後手番から強烈な誘惑を

サンプル
2006.01.30棋聖戦予選 羽生VS村山 手損角換り棒銀
2006.03.13竜王戦予選 丸山VS中原 手損角換り棒銀



名人戦へ向けてX 後手番から強烈な誘惑をNo: 230 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  06/04/09 Sun 02:57:01

あとは65歩の意味へ繋げる為に先手玉が64地点に逃げる場合だがそれは後手が「金玉を残す会」となってしまう。つまり65構想そのものが誘いだったということになる。
このような誘いはなんと言うべきか?
それを名人戦でみたい。
谷川は悪手が大熱戦のキッカケと始めて告白したのが光速ノート92。
谷川緩手を初めて理論的に分析して棋界の常識を劇的に覆したのは当家だった。
今度名人戦で見たいのは故意の緩手ではない。もっと強烈な誘惑を見たい。
聖アントニウスも裸足で笑い出す惑星への誘いを。


名人戦へ向けて4 最終盤のコンセプト構築  No: 229 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  06/04/09 Sun 02:39:11

68手目47角は見たマンマ飛車取り。74桂フンドシ嫌って33桂と逃げても手番が回らない。どうせ角打つなら28歩同飛39角と行きたいが丸山は58飛と逃げて蕎麦茶飲み始める。71手目は飛車逃げて先手必勝と阿部なら言う。森内なら形作り要請と見て飛車逃げない。丸山も逃げずに33歩。飛車逃げると26飛には25歩。28飛は27歩。何より29飛が動くと69角成が詰めろ。68銀引きで受けても98金77玉が公衆便所。色気出して98香と金取ると先手負け。逃げ勝ちを考える以前に楽しみの74桂がなくなってしまう。桂を貰ったらすぐ打ちたくなる情を利用したい。
75手目待望の丸山フンドシ店。なぜかよく似合う。
76手目98金がやけに淡白な手。フンドシ見て満足した証し。そんな桂など指してソコまでの棋士と笑われているだけ。
藤井相手の羽生フンドシにも阿部はナニも言えなかった。
当家なら76手目は47馬しか作成しない。

76手目47馬二題
日時:2006.03.13
棋戦:マシュダ一家フンドシ杯
戦型:手損角換り棒銀
先手:丸山フンドシ店
後手:歩を一枚残す会
▲7六歩    ▽3四歩    ▲2六歩    ▽3二金    ▲7八金    ▽8四歩
▲2五歩    ▽8八角成  ▲同 銀    ▽2二銀    ▲6八玉    ▽3三銀
▲3八銀    ▽6二銀    ▲2七銀    ▽6四歩    ▲2六銀    ▽1四歩
▲3六歩    ▽6三銀    ▲3五歩    ▽5四銀    ▲7七銀    ▽4四歩
▲3四歩    ▽同 銀    ▲7九玉    ▽6五歩    ▲5六歩    ▽8五歩
▲5八金    ▽5二金    ▲8八玉    ▽3三歩    ▲5七金    ▽4二玉
▲3七銀    ▽3一玉    ▲1六歩    ▽7四歩    ▲4八銀    ▽6三金
▲9六歩    ▽7三桂    ▲4六歩    ▽9四歩    ▲3七桂    ▽6四角
▲2四歩    ▽同 歩    ▲同 飛    ▽9五歩    ▲同 歩    ▽9七歩
▲2九飛    ▽9五香    ▲6一角    ▽7五歩    ▲同 歩    ▽同 角
▲7六歩    ▽6二金    ▲3四角成  ▽5七角成  ▲同 銀    ▽3四歩
▲2二歩    ▽4七角    ▲2一歩成  ▽4二玉    ▲3三歩    ▽2九角成
▲3二歩成  ▽5一玉    ▲7四桂    ▽4七馬 ▲9七香 ▽同香成
▲同 桂 ▽9六歩 ▲4二銀 ▽6一玉 ▲9九香 ▽5九飛
▲7九角 ▽5七馬 ▲8二桂成 ▽7九馬 ▲同 金 ▽9七歩成
▲同 香 ▽9九角 ▲同 玉 ▽7九飛成 ▲8九金 ▽9八歩
▲同 玉 ▽8六桂 ▲同 歩 ▽8七金 ▲同 玉 ▽8九龍
▲8八金 ▽8六歩 ▲同 銀 ▽7八銀 ▲9六玉 ▽9三香
▲9四歩 ▽8五金 ▲同 銀 ▽8六金 ▲投了
112手で後手の勝ち

日時:2006.03.13
棋戦:マシュダ一家フンドシ杯
戦型:手損角換り棒銀
先手:丸山フンドシ店
後手:歩を二枚残す会
▲7六歩    ▽3四歩    ▲2六歩    ▽3二金    ▲7八金    ▽8四歩
▲2五歩    ▽8八角成  ▲同 銀    ▽2二銀    ▲6八玉    ▽3三銀
▲3八銀    ▽6二銀    ▲2七銀    ▽6四歩    ▲2六銀    ▽1四歩
▲3六歩    ▽6三銀    ▲3五歩    ▽5四銀    ▲7七銀    ▽4四歩
▲3四歩    ▽同 銀    ▲7九玉    ▽6五歩    ▲5六歩    ▽8五歩
▲5八金    ▽5二金    ▲8八玉    ▽3三歩    ▲5七金    ▽4二玉
▲3七銀    ▽3一玉    ▲1六歩    ▽7四歩    ▲4八銀    ▽6三金
▲9六歩    ▽7三桂    ▲4六歩    ▽9四歩    ▲3七桂    ▽6四角
▲2四歩    ▽同 歩    ▲同 飛    ▽9五歩    ▲同 歩    ▽9七歩
▲2九飛    ▽9五香    ▲6一角    ▽7五歩    ▲同 歩    ▽同 角
▲7六歩    ▽6二金    ▲3四角成  ▽5七角成  ▲同 銀    ▽3四歩
▲2二歩    ▽4七角    ▲2一歩成  ▽4二玉    ▲3三歩    ▽2九角成
▲3二歩成  ▽5一玉    ▲7四桂    ▽4七馬    ▲9七香    ▽同香成
▲同 桂    ▽9六歩    ▲4二銀    ▽6一玉    ▲8二桂成  ▽9七歩成
▲同 玉    ▽9五香    ▲9六歩    ▽9九飛    ▲9八金    ▽9六香
▲同 玉    ▽8四桂    ▲9五玉    ▽9八飛成  ▲8四玉    ▽9三金
▲7五玉    ▽8四金打  ▲6四玉    ▽6三金    ▲投了
100手で後手の勝ち

解題=76手目47馬が98金以下の詰めろを見せて実は57馬の逆転技狙い。
コンセプト=73桂を最後に活かす。
オマケ=入玉好きな丸山に入玉させて自陣で仕留める場合は93金と93銀を打ち間違える。


名人戦へ向けて3 手損角換り棒銀の最終盤 No: 228 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  06/04/09 Sun 01:47:03

竜王戦の予選中継がなくなったのは寂しい。会長米長が竜王戦中継担当の無茶野とナマ臭い喧嘩したおかげで楽しみが消えた。代りに瀬川の中継だけやってあとはご破算では会長リコールがない方がおかしい。無茶野など米長の相手ではない。読売は最初から無茶野を切りたくて仕方なかったので米長が利用されただけ。読売はバカな担当者のおかげで随分大損した。 先月の丸山中原や昨日の羽生森内などナマで見せるべきカード。糞記者どものおかげで棋士も心換り。谷川がようやく名人戦に戻って来る気になったのも酒臭い加古が死んでくれたおかげ。腐った金玉臭いのが竜王戦周辺にいれば羽生や森内が逃げんの当たり前。

日時:2006.03.13
棋戦:第19期竜王戦
戦型:手損角換り棒銀
先手:丸山忠久九段
後手:中原誠永世十段
▲7六歩 ▽3四歩 ▲2六歩 ▽3二金 ▲7八金 ▽8四歩
▲2五歩 ▽8八角成 ▲同 銀 ▽2二銀 ▲6八玉 ▽3三銀
▲3八銀 ▽6二銀 ▲2七銀 ▽6四歩 ▲2六銀 ▽1四歩
▲3六歩 ▽6三銀 ▲3五歩 ▽5四銀 ▲7七銀 ▽4四歩
▲3四歩 ▽同 銀 ▲7九玉 ▽6五歩 ▲5六歩 ▽8五歩
▲5八金 ▽5二金 ▲8八玉 ▽3三歩 ▲5七金 ▽4二玉
▲3七銀 ▽3一玉 ▲1六歩 ▽7四歩 ▲4八銀 ▽6三金
▲9六歩 ▽7三桂 ▲4六歩 ▽9四歩 ▲3七桂 ▽6四角
▲2四歩 ▽同 歩 ▲同 飛 ▽9五歩 ▲同 歩 ▽9七歩
▲2九飛 ▽9五香 ▲6一角 ▽7五歩 ▲同 歩 ▽同 角
▲7六歩 ▽6二金 ▲3四角成 ▽5七角成 ▲同 銀 ▽3四歩
▲2二歩 ▽4七角 ▲2一歩成 ▽4二玉 ▲3三歩 ▽2九角成
▲3二歩成 ▽5一玉 ▲7四桂 ▽9八金 ▲同 香 ▽同歩成
▲7九玉 ▽4七馬 ▲4二金 ▽6一玉 ▲5二銀 ▽7一玉
▲8二桂成 ▽同 玉 ▲8四飛

28手目65歩が中原が第一線の感覚を持っている証しとなる三頭手。64角打+66角打阻止+66歩の寄せ。普通双頭手解釈で済ますが65歩は当家の主題。即ち今期名人戦の主題のひとつ。
29手目56歩は当家では双頭手扱い。よって中原の方が上手。31手め58金はひとめ緩手だが森内でもこう指してくる。そう言えば森内の親友阿部がA級昇級だが彼もそれがプロの感覚と勘違いしている棋士。阿部なら名人は雲の上のヒトと思っているから連盟所帯用語も慣用句として聞ける。囲碁将棋ジャーナルは刷新して今日は阿部がゲスト。中倉姉と林芳美がダブルで見られるというゴールデン番組となった。こうなるといい加減飽きた武宮も許せる。武宮よりマシな阿部は面白いこと言う。藤井の95歩をすでに疑問手扱い。換りに71玉ダロと彼は言いたい。当家でもソコまで言わない。ソレでは藤井の存在意義を全否定することになるため。
32手目中原のBBは緩手。34手目33歩は39角狙いだが丸山は57金で阻止。歩を打たせたことに満足する加古晩年の名人。丸山も加古の臭いにイヤケがさして横歩取り85飛の大タコ長考+雲仙の悲劇があった。中原は1歩打っても丸山の57金がタコなのでホーと言いながら42玉。ソレで先手イケんのと言う手。丸山はイケない。26棒銀が37-48と下がってザリガニ銀となった。
42手目63金で勝ちに行く大名人。案の定48手目64角。実況&分析でも65歩見たらこの変化で当家も作成していた。
49手目7thアタックの打開を待って1歩入手し9筋攻めで97歩打。同香は角で切られて23香。57手目61角で勝負。94角成を示唆しつつ34角切りがひとめ。
中原も切り合い覚悟で75歩。このヘンの作りはアウンの呼吸。62手目94角成は57角切りで金入手して84金打。そんなことされる前に予定通り34角切り。中原も予定通り57角切り。
67手目22歩から最終盤。ここから作図をいろいろ楽しむ。すると65歩が突くヒマなかったことに気がつく。従って中原の三頭手65歩は誘いの飾りとして君臨したことになる。だから大名人の指す手はまったく別な解釈が必要。常識が通用しない。丸山は22歩で勝ちと思っている。65歩が飾りだったため。桂を取れば74桂のフンドシが丸山らしいヒワイな作り。名人戦で勝つ時はフンドシで誘う。


名人戦へ向けて2 手損角換り棒銀はアリか No: 227 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  06/04/09 Sun 00:34:54

当家が否定的だった手損角換り棒銀が最近また指されている。加藤一二三が現役のうちに華を添えようと言う趣向。

日時:2006.01.30
棋戦:第77期棋聖戦最終予選
戦型:手損角換り棒銀
先手:羽生善治四冠
後手:村山慈明四段
▲7六歩 ▽3四歩 ▲2六歩 ▽3二金 ▲7八金 ▽8四歩
▲2五歩 ▽8八角成 ▲同 銀 ▽2二銀 ▲3八銀 ▽3三銀
▲6八玉 ▽6二銀 ▲7七銀 ▽6四歩 ▲2七銀 ▽6三銀
▲2六銀 ▽1四歩 ▲3六歩 ▽4四歩 ▲3五歩 ▽5二金
▲3四歩 ▽同 銀 ▲3七銀 ▽4三金右 ▲2四歩 ▽同 歩
▲同 飛 ▽2三歩 ▲2八飛 ▽5四銀 ▲7九玉 ▽4二玉
▲6六歩 ▽3五歩 ▲5八金 ▽3三桂 ▲1六歩 ▽9四歩
▲9六歩 ▽4五歩 ▲6七金右 ▽3一玉 ▲5六歩 ▽4四角
▲7五歩 ▽6五歩 ▲同 歩 ▽同 銀 ▲6六歩 ▽5四銀
▲1五歩 ▽同 歩 ▲2六銀 ▽9三桂 ▲7四歩 ▽同 歩
▲7三角 ▽8一飛 ▲5五歩 ▽同 角 ▲同角成 ▽同 銀
▲3六歩 ▽4六歩 ▲同 歩 ▽8五桂 ▲3五銀 ▽7七桂成
▲同金直 ▽5六銀打 ▲3四銀 ▽同 金 ▲5二角 ▽3九角
▲2七飛 ▽4三歩 ▲6三角成 ▽8三飛 ▲7四馬 ▽6七銀成
▲同 金 ▽8一飛 ▲7二銀 ▽8二飛 ▲8三銀打 ▽6六銀
▲8二銀不成▽6七銀成 ▲同 飛 ▽6六歩 ▲2七飛 ▽7七歩
▲8八玉 ▽7八歩成 ▲同 玉 ▽7六金 ▲6八歩 ▽6七歩成
▲同 歩 ▽6六歩 ▲6一飛 ▽2二玉 ▲5六馬 ▽6七歩成
▲同 馬 ▽同 金 ▲同飛寄 ▽3一歩 ▲6二飛行成▽5六角
▲6七金 ▽2九角成 ▲2六桂 ▽2五銀 ▲3四桂 ▽同 銀
▲1四歩 ▽同 香 ▲2一銀 ▽1三玉 ▲2五歩 ▽同 桂
▲3二銀不成▽同 歩 ▲同 龍 ▽7七歩 ▲同 玉

村山は中川や先崎と同じ発想では羽生に勝てない。康光ならこんなアホなことしない。
47手目44角は55歩を避けて羽生への打開要請だが後ろ向き。角を打てば打開も妥協もない。63手目55歩はベイビーが足もと見られただけの故意の悪手。羽生の悪戯は相手を見下すところがまた愉快。72銀+83銀で完全に遊ばれている。渡辺明経由で当家から学んだ駒アタリ奇数番3だけでは村山は逆立ちしても羽生に勝てない。98手目78歩成や102手目67歩成の成り捨ては時間切迫かもしれないが116手め29角成など有り得ない手。130手目ようやく切り札77歩の頃にはすでに羽生は扇子をしまっている。負け方も知らない棋士は見ていて変化を作成する気にならない。手損角換り棒銀封じの棋譜にしては最低の部類。羽生の故意の悪手に気がつかないとまた指す気になってしまうところが盲点。谷川は故意の悪手の権化なので森内がそこからひっくり返すことは有り得る。しかしそこまで行くには大変。森内が故意の緩手で谷川優勢にして谷川の故意の悪手を引きずり出して逆転するという演出が当家の作図意図。


名人戦へ向けて1 淡路の升田賞は代理出産No: 226 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  06/04/09 Sun 00:00:02

淡路の升田賞受賞理由は手損角換り発展のキッカケ提案。
フザケンナと言っても仕方ない。戦法は共同で開発されている。康光に与えると森内や羽生もオレオレと言い出す。実際アワジーは黎明期に試行しているので代理受賞となる。誰の代理かと言うと坂田三吉。アワジーなら仏も笑う。
手損角換り自体は升田賞受賞に相応しい戦形。来週以後の名人戦でも出る。名人位を決定するほどの研究が双方にないとおかしい。
これ出さなきゃナニ出すのかと言う位後手番戦法は苦しい。渡辺明が後手三間で谷川に一昨日勝った。渡辺明には「手損角換り」がミエミエらしい。谷川が50手めまでに悠長に指しすぎたのは森内対策。名人戦に勝つには相手が有利と思っている局面へ誘導してそこからの逆転技を開発しておかないといけない。