興行的には棋王やるから名人は谷川に一旦戻せと言う棋王戦であった。
最終局は森内ががっぷり四つで羽生の意図を笑う。
36手め73桂は手抜きのタヌキだが羽生の実力はむしろ51角まで無反省だった点に集約される。家族団欒の分差し引き。64馬は森内の方がマシュダ一家分析の読み方を良く知っている証し。
36歩を羽生演出としたのは評価しすぎ。1歩渡して77桂成とする時点でダメ。羽生は森内が68銀とでもすることを最も畏れただけ。
以下当家の骨子通り先手は入玉で楽勝だが森内が遠慮。
65手目35桂は29飛の方針と違う。29飛は角アテ+79銀阻止の双頭手。
羽生の42飛に対応するので双方単逃げではない。阿部が言う63手目78飛など興業棋戦で有り得ない。森内がそう指す程信頼がなければ羽生は36手め73桂を選択しない。従ってこれは両者の暗黙の合意。
むしろ谷川が見るべきは65手目35桂と67手目26飛。特に後者で森内の弱点が判る。69手目78銀はいずれの変化でも登場したが今度は大駒に当てたので一応満足。71手目98玉は97玉と逃げたいが35桂打ったので仕方ない。75手目91馬は入玉準備。すでに歩は入手したので42飛は歩で防げたはずだが今度はすでに玉が狭いので95桂+77馬で頓死。
78手目34金は飛車成りみせつつ桂を食い千切る双頭手。34金は当家初期変化。79手目46香は今度歩では35金で負け。香なら35金の瞬間42香成が王手なので先に87玉と逃げて95桂シバリはない。
82手目46歩や86手目47歩成はない。後手が入玉するには19香を外さないとダメとは当家実況&分析通り。それができないのでは46歩から47歩成の上部開拓は無意味。ならば予定通り35金で桂を取るしかない。当家ではそれで簡単に後手勝ちだったので前項目で観戦やめた地点。こんな羽生に谷川が負けるようでは将棋界も3月で終わってしまう。以下羽生はやる気ナシと言うより36手め73桂見て森内が誘っているだけ。それでも羽生は乗ってこないのでオキマリの形作り。
110手目95歩見てハシモが羽生じゃないと思ったところですでに心はソコにないのでナニ言ってもムダ。一応羽生も15香詰みを避けて68馬で13地点死守しているのが当家への操の証しなのでアマリパパをイジめないで頂きたい。森内87銀は双頭手。この1手を見せたら森内も大満足。棋聖戦の康光金一発の恨みもこれでスコーンと晴れたはず。
序盤の15歩が見事に決まったかに見えるのはそうした事情。

日時：2006.03.11
棋戦：第31期棋王戦五番勝負第4局
戦型：手損角換わり腰掛け銀
先手：森内俊之名人
後手：羽生善治棋王
▲７六歩    ▽３四歩    ▲２六歩    ▽３二金    ▲７八金    ▽８四歩
▲２五歩    ▽８八角成  ▲同　銀    ▽２二銀    ▲３八銀    ▽３三銀
▲４六歩    ▽７二銀    ▲４七銀    ▽６四歩    ▲７七銀    ▽６三銀
▲６八玉    ▽４二玉    ▲５八金    ▽５二金    ▲７九玉    ▽７四歩
▲６六歩    ▽５四銀    ▲３六歩    ▽１四歩    ▲１六歩    ▽３一玉
▲３七桂    ▽９四歩    ▲９六歩    ▽４四歩    ▲５六銀    ▽７三桂
▲４五歩    ▽同　歩    ▲３五歩    ▽４六歩    ▲８八玉    ▽４三金右
▲１五歩    ▽同　歩    ▲４五銀    ▽３五歩    ▲５一角    ▽８五桂
▲７三角成  ▽４二飛    ▲６四馬    ▽３六歩    ▲同　銀    ▽７七桂成
▲同　金    ▽４七銀    ▲同　銀    ▽同歩成    ▲同　金    ▽３六歩
▲同　金    ▽３九角    ▲２九飛    ▽５七角成  ▲３五桂    ▽４七馬
▲２六飛    ▽６九馬    ▲７八銀    ▽７九銀    ▲９八玉    ▽６八馬
▲２八飛    ▽９五歩    ▲９一馬    ▽９六歩    ▲８六歩    ▽３四金
▲４六香    ▽４五歩    ▲８七玉    ▽４六歩    ▲４三歩    ▽４一飛
▲６四馬    ▽４七歩成  ▲２四歩    ▽同　銀    ▲３三歩    ▽同金引
▲２五桂    ▽４三金寄  ▲同桂不成  ▽同　銀    ▲３三歩    ▽同　桂
▲５三馬    ▽２二玉    ▲３三桂成  ▽同　銀    ▲４五桂    ▽９二香
▲３三桂成  ▽同　金    ▲９六香    ▽同　香    ▲４二銀    ▽同　飛
▲同　馬    ▽９五歩    ▲９七歩    ▽同香成    ▲同　桂    ▽９六銀
▲９八玉    ▽９四香    ▲８七銀
▽投了
117手で先手の勝ち

金沢市金沢ニューグランドホテル。終局=19時10分　持ち時間各4時間。残り=双方1分。

森内も冗談がキツイ。敗着級どころか観戦意欲を削ぐ倦怠手。
羽生に勝たせてまた温泉浸かりに行きたい模様。これでは阿部でも端に追いやって喜んで桂貰う。

35桂打つなら26飛の方が金にヒモ付き。
これだとひとめ47馬で飛車金取りなので名人の誘いであろう。
両取りは逃げない。でも王手にはやはり78銀が不満。似たような変化になるが羽生が85桂打つと馬の利きを忘れてポカするかもしれない。

15香で勝つ場合2
先手：69手目44歩
後手：70手目42飛
▲７六歩 ▽３四歩 ▲２六歩 ▽３二金 ▲７八金 ▽８四歩
▲２五歩 ▽８八角成 ▲同　銀 ▽２二銀 ▲３八銀 ▽３三銀
▲４六歩 ▽７二銀 ▲４七銀 ▽６四歩 ▲７七銀 ▽６三銀
▲６八玉 ▽４二玉 ▲５八金 ▽５二金 ▲７九玉 ▽７四歩
▲６六歩 ▽５四銀 ▲３六歩 ▽１四歩 ▲１六歩 ▽３一玉
▲３七桂 ▽９四歩 ▲９六歩 ▽４四歩 ▲５六銀 ▽７三桂
▲４五歩 ▽同　歩 ▲３五歩 ▽４六歩 ▲８八玉 ▽４三金右
▲１五歩 ▽同　歩 ▲４五銀 ▽３五歩 ▲５一角 ▽８五桂
▲７三角成 ▽４二飛 ▲６四馬 ▽３六歩 ▲同　銀 ▽７七桂成
▲同　金 ▽４七銀 ▲同　銀 ▽同歩成 ▲同　金 ▽３六歩
▲同　金 ▽３九角 ▲２九飛 ▽５七角成 ▲３五桂 ▽４七馬
▲４三桂成 ▽同　飛 ▲４四歩 ▽４二飛 ▲４五桂 ▽同　銀
▲同　金 ▽２九馬 ▲５三馬 ▽４八飛 ▲７八銀 ▽８五桂
▲５一銀 ▽７七桂成 ▲同　玉 ▽８五桂 ▲８六玉 ▽４五飛成
▲４二銀成 ▽同　銀 ▲６一飛 ▽５一歩 ▲同飛成 ▽２二玉
▲３四桂 ▽１三玉 ▲１五香 ▽１四歩 ▲４二龍 ▽同　金
▲２二銀 ▽１二玉 ▲１四香 ▽投了

99手で先手の勝ち

15香で勝つ場合2a
先手：69手目44歩
後手：70手目42飛
▲７六歩 ▽３四歩 ▲２六歩 ▽３二金 ▲７八金 ▽８四歩
▲２五歩 ▽８八角成 ▲同　銀 ▽２二銀 ▲３八銀 ▽３三銀
▲４六歩 ▽７二銀 ▲４七銀 ▽６四歩 ▲７七銀 ▽６三銀
▲６八玉 ▽４二玉 ▲５八金 ▽５二金 ▲７九玉 ▽７四歩
▲６六歩 ▽５四銀 ▲３六歩 ▽１四歩 ▲１六歩 ▽３一玉
▲３七桂 ▽９四歩 ▲９六歩 ▽４四歩 ▲５六銀 ▽７三桂
▲４五歩 ▽同　歩 ▲３五歩 ▽４六歩 ▲８八玉 ▽４三金右
▲１五歩 ▽同　歩 ▲４五銀 ▽３五歩 ▲５一角 ▽８五桂
▲７三角成 ▽４二飛 ▲６四馬 ▽３六歩 ▲同　銀 ▽７七桂成
▲同　金 ▽４七銀 ▲同　銀 ▽同歩成 ▲同　金 ▽３六歩
▲同　金 ▽３九角 ▲２九飛 ▽５七角成 ▲３五桂 ▽４七馬
▲４三桂成 ▽同　飛 ▲４四歩 ▽４二飛 ▲４五桂 ▽同　銀
▲同　金 ▽２九馬 ▲５三馬 ▽４八飛 ▲７八銀 ▽８五桂
▲５一銀 ▽７七桂成 ▲同　玉 ▽８五桂 ▲８六玉 ▽４五飛成
▲４二銀成 ▽同　銀 ▲６一飛 ▽５一歩 ▲同飛成 ▽２二玉
▲３四桂 ▽同　龍 ▲４二馬 ▽同　金 ▲同　龍 ▽３二金
▲３一銀 ▽１二玉 ▲１五香 ▽１四歩 ▲同　香 ▽同　龍
▲３二龍 ▽投了
103手で先手の勝ち

森内は飛車逃げるのにナニ長考してんだか。観戦がダレる。
阿部も急にナニも読めないならジョークでも飛ばしていただきたい。
阿部が大好きな34歩を森内もやりたい場合63手目26飛では66手目34同銀。
先手：63手目26飛+65手目34歩
後手：66手目34同銀+68手目35銀打
▲７六歩 ▽３四歩 ▲２六歩 ▽３二金 ▲７八金 ▽８四歩
▲２五歩 ▽８八角成 ▲同　銀 ▽２二銀 ▲３八銀 ▽３三銀
▲４六歩 ▽７二銀 ▲４七銀 ▽６四歩 ▲７七銀 ▽６三銀
▲６八玉 ▽４二玉 ▲５八金 ▽５二金 ▲７九玉 ▽７四歩
▲６六歩 ▽５四銀 ▲３六歩 ▽１四歩 ▲１六歩 ▽３一玉
▲３七桂 ▽９四歩 ▲９六歩 ▽４四歩 ▲５六銀 ▽７三桂
▲４五歩 ▽同　歩 ▲３五歩 ▽４六歩 ▲８八玉 ▽４三金右
▲１五歩 ▽同　歩 ▲４五銀 ▽３五歩 ▲５一角 ▽８五桂
▲７三角成 ▽４二飛 ▲６四馬 ▽３六歩 ▲同　銀 ▽７七桂成
▲同　金 ▽４七銀 ▲同　銀 ▽同歩成 ▲同　金 ▽３六歩
▲同　金 ▽３九角 ▲２六飛 ▽５七角成 ▲３四歩 ▽同　銀
▲４六桂 ▽３五銀打 ▲３四桂 ▽同　金 ▲３五金 ▽同　金
▲５三馬 ▽２六金 ▲５一銀 ▽４八飛打 ▲７八銀
77手めの78銀がカッタルイ。こう言う進行は谷川や康光相手の場合に大抵羽生は勝っている。
68手目35銀打を嫌って29飛。でも阿部式34歩は利きが多い場所ほぐすだけ。

一挙に39角まで進行した模様。棋譜解説で饒舌だったコンナン阿部が当然黙ってしまった。
コンナン入玉で先手勝ちに決まっている。飛車筋は二枚の利き+4枚の歩で凌げるので後手は二枚攻め。羽生恒例の飛車イジメばかりでは子供の教育によくない。よほどパパは苛められているのであろう。
森内は上部開拓すれば88玉の例の1手が最後に生きる。羽生は19香を取らないと15歩が入玉補助の手に逆行相転化しない。

ひとめ同銀でなんでもない。これは森内の土俵。こんなお子様風呂のような手で最強棋王が腰を折るのか？
どうも休みの間子供と遊びすぎた模様。
子供は天真爛漫。オトナに意外な発見や表現を見せる。
でもこれは苦しい時のムチャにしか見えない。
ダメなら35歩でやり直しだがそんなことしたら笑われる。
当然同銀なら47銀ブチコミしかアタマにない。昨晩の内藤へのオマージュであろう。最近子供っぽくなった羽生演出かもしれない。
77桂成は北浜でも指す。同金と取ったのはダダっ子を根こそぎ面倒見る宣言。同桂では馬が制限。
そういえば囲碁将棋ジャーナルで康光の自室の例の石風呂登場。
ついに囲碁将棋ジャーナルもスポニチ化。
康光は着物で扇子仰いでソコで足湯。「俺は永遠のナンバー2」宣言しているようなものであった。
翌日にはカニと一緒に写真を取らせている。神戸への贈りものであろう。
で羽生の風呂は桧だったのか？そこまではNHKも映せない。

15歩突き捨て効果は最終盤の寄せの要。
先の変化で先手が勝つ場合は15香の王手が決め手
先手：56手目34金
後手：52手目47歩成
▲７六歩 ▽３四歩 ▲２六歩 ▽３二金 ▲７八金 ▽８四歩
▲２五歩 ▽８八角成 ▲同　銀 ▽２二銀 ▲３八銀 ▽３三銀
▲４六歩 ▽７二銀 ▲４七銀 ▽６四歩 ▲７七銀 ▽６三銀
▲６八玉 ▽４二玉 ▲５八金 ▽５二金 ▲７九玉 ▽７四歩
▲６六歩 ▽５四銀 ▲３六歩 ▽１四歩 ▲１六歩 ▽３一玉
▲３七桂 ▽９四歩 ▲９六歩 ▽４四歩 ▲５六銀 ▽７三桂
▲４五歩 ▽同　歩 ▲３五歩 ▽４六歩 ▲８八玉 ▽４三金右
▲１五歩 ▽同　歩 ▲４五銀 ▽３五歩 ▲５一角 ▽８五桂
▲７三角成 ▽４二飛 ▲６四馬 ▽７七桂成 ▲同　桂 ▽４七歩成
▲同　金 ▽３四金 ▲同　銀 ▽４七飛成 ▲３三銀成 ▽同　桂
▲５三馬 ▽４二銀 ▲５四馬 ▽３七龍 ▲４四桂 ▽４三銀打
▲３二桂成 ▽同　玉 ▲６三馬 ▽２八龍 ▲４一銀 ▽２二玉
▲３二金 ▽同　銀 ▲同銀成 ▽同　玉 ▲４一銀 ▽２二玉
▲３二金 ▽１二玉 ▲１五香 ▽１三歩 ▲２一銀 ▽投了
83手で先手の勝ち

ところが上記変化には落とし穴がボッコリ空いている。
78手目43玉と反対側に逃げると詰まない。先手玉は78龍切り以下即詰み。つまり先手が飛車を渡すときは確実に詰むときだけ。

ひとめは47歩成から34金で47飛成狙いが42飛の骨子だが直線変化は王手銀取りで負け
先手：56手目34金
後手：52手目47歩成
▲７六歩 ▽３四歩 ▲２六歩 ▽３二金 ▲７八金 ▽８四歩
▲２五歩 ▽８八角成 ▲同　銀 ▽２二銀 ▲３八銀 ▽３三銀
▲４六歩 ▽７二銀 ▲４七銀 ▽６四歩 ▲７七銀 ▽６三銀
▲６八玉 ▽４二玉 ▲５八金 ▽５二金 ▲７九玉 ▽７四歩
▲６六歩 ▽５四銀 ▲３六歩 ▽１四歩 ▲１六歩 ▽３一玉
▲３七桂 ▽９四歩 ▲９六歩 ▽４四歩 ▲５六銀 ▽７三桂
▲４五歩 ▽同　歩 ▲３五歩 ▽４六歩 ▲８八玉 ▽４三金右
▲１五歩 ▽同　歩 ▲４五銀 ▽３五歩 ▲５一角 ▽８五桂
▲７三角成 ▽４二飛 ▲６四馬 ▽７七桂成 ▲同　桂 ▽４七歩成
▲同　金 ▽３四金 ▲同　銀 ▽４七飛成 ▲３三銀成 ▽同　桂
▲５三馬 ▽投了
61手で先手の勝ち

双方31玉と88玉の性格がよくでている。
47金の形は先手も怖い。69銀の割り打ちも後手に魅力的。
阿部は34歩しかアタマにないらしい。歩がもったいない。せめて糸谷に「アベちゃんと指したい」と言われる棋士になっていただきたい。

何見せるかと思ったらマシュダ一家分析を地で行く名人。
郷田は羽生相手に敗着24歩だった。当時の当家実況&分析では51手目24歩を見て「91馬と香車を取れるが歩のない将棋は負け将棋」と断じている。香が取れないなら歩を取るだけの話。香車は取っても相手に渡さないと使えない。歩なら渡してもいい。その歩を取る。歩切れなのでBP加算。3つあるがウルサイ46歩にアテル連動手が64馬。次に46馬とされると先手勝ち。

43手目15歩は故意の緩手だが前例通り指す。
31玉で待機中なら反対側で逆行奇数番1を取ってもいいし駒アタリ奇数番3でもいいが羽生は同歩で「素直に実利」で2歩得。
45手目45銀が駒アタリ奇数番3。15歩が質駒のため。相腰掛け銀の白眉。これが駒アタリ奇数番3解釈できるから角換り腰掛け銀が再燃し得る。しかし84歩保留の手損角換りなので後手に先に駒アタリ奇数番3のチャンスがあったと仮想できるのが先の局面。
46手目45歩で2に戻して三枚目の歩得。34歩は許せないので仕方ない。
47手目51角で駒アタリ奇数番3/2。
ここまで森内もゴーダに便乗するとは芸がない。名人戦への出し惜しみと言われても仕方ない。
＞2004.12.10王将戦リーグ7回戦 郷田VS羽生 手損角換り腰掛け銀　序盤再考 歩間理論
あの時は別のことを示唆したが羽生が気がついていない。
郷田も昨日で燃え尽きている。角換り腰掛け銀と言えば胸を熱くするクセに最後はカッコつけて腕組みするからコケル。今度出たら手を振れ、ゴーダ。
今日の囲碁将棋ジャーナルでは郷田が羽生75歩を手筋などとゴマかす時点で失格。当家の実況&分析に「ノータイム75歩は敗着級の大悪手。素直に22玉でよかった」と書いてある。矢内につっこまれて22玉の方がよいとその場で初めて気がつくフリしてミットもない。73角即興芝居も臭い。公共電波のムダ使い。糸谷は郷田が一緒に寺巡りしてくれるから。
58飛に関しては郷田がソレで勝ってみろ。45歩も取れない男にはどうせ無理だから。

44歩を見たかったが羽生が手損角換りに。
最近飽きてきたが森内が逆にサービスして相腰掛け銀へ誘導。
7thアタックで開戦。羽生は駒アタリ偶数番2を逆行駒アタリ奇数番1受動番にする46歩。88玉で奪還奇数番1能動番。43金で平行奇数番1受動番。
すでに羽生が1歩得。
最近の当家の傾向では後手勝ちやすい。森内がわざわざ出してきたので用意があると期待するしかない。

羽生も頑固。森内に亜流扱いされることを嫌うとは。
一瞬横歩取り85飛に負けた森内も思い浮かべるがダメ。
手損角換りでどーぞの即時25歩。

森内やや考えて5手目78金。
手損角換り強制なら25歩だが固いと言われたので。
羽生の気分は33角矢倉。森内も77角かと。