2006.02.19NHK杯 森下VS三浦 石田流三間 クライゼル効果 | No: 97
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放映:2006.02.19
棋戦:第55回NHK杯準々決勝
戦形:石田流三間
先手:森下卓九段
後手:三浦弘行八段
▲7六歩 ▽3四歩 ▲6六歩 ▽6二銀 ▲7八飛 ▽4二玉
▲4八玉 ▽3二玉 ▲3八玉 ▽8四歩 ▲7五歩 ▽8五歩
▲7六飛 ▽6四歩 ▲5八金左 ▽6三銀 ▲9六歩 ▽4二銀
▲2八玉 ▽5四歩 ▲3八銀 ▽5三銀 ▲6七金 ▽4二金
▲5六歩 ▽1四歩 ▲1六歩 ▽7二飛 ▲9七角 ▽7四歩
▲同 歩 ▽同 銀 ▲7五歩 ▽8三銀 ▲7八飛 ▽8四銀
▲7六金 ▽5二金上 ▲6八銀 ▽9四歩 ▲8八角 ▽8二飛
▲6七銀 ▽7三銀 ▲7七角 ▽6二銀右 ▲4六歩 ▽6三銀
▲9七香 ▽8四飛 ▲5八銀 ▽7三桂 ▲4七銀左 ▽8六歩
▲同 歩 ▽8五歩 ▲6八飛 ▽8六歩 ▲同 角 ▽8一飛
▲8七歩 ▽8五桂 ▲3六歩 ▽9七桂成 ▲同 桂 ▽8二香
▲8五桂打 ▽7一飛 ▲3七桂 ▽8四歩 ▲7三桂成 ▽同 飛
▲4五桂 ▽6二銀 ▲6五歩 ▽4四歩 ▲6四歩 ▽7二銀
▲6五金 ▽4五歩 ▲7四歩 ▽9三飛 ▲4五歩 ▽1三角
▲6七飛 ▽2二玉 ▲5四金 ▽3三金 ▲4四歩 ▽4五桂
▲4八金 ▽7九角成 ▲5五金 ▽5三桂 ▲4三歩成 ▽同金上
▲4六歩 ▽7八馬 ▲7七飛 ▽同 馬 ▲同 角 ▽6七飛
▲6八角打 ▽7六歩 ▲8六角 ▽8五歩 ▲5八金 ▽6六飛成
▲6三歩成 ▽8六歩 ▲5三と ▽同 飛 ▲4五歩 ▽7七歩成
▲4六角 ▽6九龍 ▲2五桂 ▽3九角 ▲3七玉 ▽6七と
▲4八金 ▽2四歩 ▲3三桂成 ▽同 桂 ▲4九金打 ▽4八角成
▲同 玉 ▽5七金 ▲同 角 ▽同 と ▲同 玉 ▽5五飛
▲同 歩 ▽4五桂 ▲投了
134手で後手の勝ち
森下が飛車を振れば面白いとかねてからリクエストしていた当家には2006.02.17朝日オープンの相振りに続いて素敵なプレゼント。
今年の新生森下には骨がある。
三浦にも2004.10.10NHK杯 三浦VS行方 石田流三間VS天守閣美濃では驚かされた。こうしてA級棋士が先手で三間を指すのはいい傾向。森内も2005.12.17放NHK杯森内VS三浦 三間VS穴熊で見せたくれたばかり。
4手目62銀は谷川相手に指す度に三浦は負けている。62銀ですぐ思い出すのは2005.12.15A級順位戦谷川VS三浦 対穴熊三間急戦 指直し局
随分ネタになったのは2004.07.29銀河戦本戦谷川VS三浦 石田流三間VS棒金三浦は頑固に当時敗因扱いされた4手め62銀+18手め42銀+20手め54歩の別バージョン。どうしようもない定跡バカと言われた26手め72金だけはもうやらない。森下は17手目96歩としたために今度は18手め42銀が可能。42銀+54歩を今度は敗因にしないために三浦は18手目に94歩BBを避けている。その代替20手目54歩によって65歩急戦がない。54歩によって3-3構造になることが大きな違い。 3-3は仕掛けナシ。
21手目で3rdアタックを仕掛けると96歩の意味がない。そこで舟囲いから美濃へ。この1手で53銀が可能。55歩の位取り阻止に67金。25手目56歩4thの1手で攻守入れ換る。これはフツーの棋士なら緩手だが森下の場合だけスタイルになっている予感。55歩を指させて1筋突きあい後先手から56歩5thアタックは中央が手薄で52飛迎撃。だから55歩を許さないと読む。おかげで26手目14歩で13角覗きのチャンスを与える。端歩は経験値で手抜きできないので16歩だがこの交換は後手有利。おかげでいつもはダメな72飛はこの瞬間5thアタックが可能に。
駒の要求に従い37手目76金で序盤の顔75歩死守。この76金は藤井夢幻金を想起させる。森下はクライゼル効果をどう処理するのか非常に興味がある観戦。
49手目97香は誘いに見える。桂で取られそうなため。三浦は誘いに乗った。54手目86歩で後手からの第二次5thアタックはクドイ。おかげで歩切れの先手に1歩渡す。
61手目87歩は角を守るように見せかける空間閉塞手かもしれない。厳しそうな82香に悠然と85桂打。すべて序盤56歩から一連の受け。桂損でも後手は歩切れで先手は歩得+手番奪取が森下の大局観。73手目45桂5thアタックで全軍躍動。76手目44歩が駒アタリ偶数番2では主導権は先手に。77手77角は角交換から44角33金62角成でも46歩同銀79角の方が厳しい。いずれにしても75金が働かないと先手負け。そこで79手目65金でクライゼル効果へ。81手目74歩で初の駒アタリ奇数番3の2-1で先手優勢に。歩切れで手がなくなった三浦は86手目22玉で攻めの催促。77角王手は73金でむしろ角成後のターゲット。
クライゼル効果には桂が必要なので89手目44歩双頭手で45桂打催促。三浦は53桂を打つが先の森下85桂ガマンの反転。
木村解説は相変らずママさん倶楽部のバロック音楽発表会だがここで初めてまともな指摘。木村の第一感は95手目54金。この金は後手の飛車を働かせない役目がある。
森下は54金に驚いたが感想戦は95手目54金以下78馬77飛88馬で終了。以下44歩成から46歩は65桂が飛車取り。そこで99手目は35歩で。しかし103手めはどうするか。わからない時は三浦22玉並のビックリ仰天の手でないと盛り上がらない。そこでまず三浦の22玉をからかう。
先手:99手目35歩+ハゲキ唖然103手目55歩
後手:森下の黒扇子を見る三浦
▲7六歩 ▽3四歩 ▲6六歩 ▽6二銀 ▲7八飛 ▽4二玉
▲4八玉 ▽3二玉 ▲3八玉 ▽8四歩 ▲7五歩 ▽8五歩
▲7六飛 ▽6四歩 ▲5八金左 ▽6三銀 ▲9六歩 ▽4二銀
▲2八玉 ▽5四歩 ▲3八銀 ▽5三銀 ▲6七金 ▽4二金
▲5六歩 ▽1四歩 ▲1六歩 ▽7二飛 ▲9七角 ▽7四歩
▲同 歩 ▽同 銀 ▲7五歩 ▽8三銀 ▲7八飛 ▽8四銀
▲7六金 ▽5二金上 ▲6八銀 ▽9四歩 ▲8八角 ▽8二飛
▲6七銀 ▽7三銀 ▲7七角 ▽6二銀右 ▲4六歩 ▽6三銀
▲9七香 ▽8四飛 ▲5八銀 ▽7三桂 ▲4七銀左 ▽8六歩
▲同 歩 ▽8五歩 ▲6八飛 ▽8六歩 ▲同 角 ▽8一飛
▲8七歩 ▽8五桂 ▲3六歩 ▽9七桂成 ▲同 桂 ▽8二香
▲8五桂打 ▽7一飛 ▲3七桂 ▽8四歩 ▲7三桂成 ▽同 飛
▲4五桂 ▽6二銀 ▲6五歩 ▽4四歩 ▲6四歩 ▽7二銀
▲6五金 ▽4五歩 ▲7四歩 ▽9三飛 ▲4五歩 ▽1三角
▲6七飛 ▽2二玉 ▲5四金 ▽3三金 ▲4四歩 ▽4五桂
▲4八金 ▽7九角成 ▲5五金 ▽5三桂 ▲5四金 ▽7八馬
▲7七飛 ▽8八馬 ▲3五歩 ▽同 歩 ▲3四歩 ▽3二金
▲5五歩 ▽7七馬 ▲同 角 ▽6七飛 ▲5九角 ▽5七桂成
▲4三歩成 ▽同金右 ▲同 金 ▽同 金 ▲7六角 ▽投了
113手で先手の勝ち
クライゼル効果で指す場合
先手:99手目35歩+103手目46銀
後手:湯呑みのドリンク剤が空に
▲7六歩 ▽3四歩 ▲6六歩 ▽6二銀 ▲7八飛 ▽4二玉
▲4八玉 ▽3二玉 ▲3八玉 ▽8四歩 ▲7五歩 ▽8五歩
▲7六飛 ▽6四歩 ▲5八金左 ▽6三銀 ▲9六歩 ▽4二銀
▲2八玉 ▽5四歩 ▲3八銀 ▽5三銀 ▲6七金 ▽4二金
▲5六歩 ▽1四歩 ▲1六歩 ▽7二飛 ▲9七角 ▽7四歩
▲同 歩 ▽同 銀 ▲7五歩 ▽8三銀 ▲7八飛 ▽8四銀
▲7六金 ▽5二金上 ▲6八銀 ▽9四歩 ▲8八角 ▽8二飛
▲6七銀 ▽7三銀 ▲7七角 ▽6二銀右 ▲4六歩 ▽6三銀
▲9七香 ▽8四飛 ▲5八銀 ▽7三桂 ▲4七銀左 ▽8六歩
▲同 歩 ▽8五歩 ▲6八飛 ▽8六歩 ▲同 角 ▽8一飛
▲8七歩 ▽8五桂 ▲3六歩 ▽9七桂成 ▲同 桂 ▽8二香
▲8五桂打 ▽7一飛 ▲3七桂 ▽8四歩 ▲7三桂成 ▽同 飛
▲4五桂 ▽6二銀 ▲6五歩 ▽4四歩 ▲6四歩 ▽7二銀
▲6五金 ▽4五歩 ▲7四歩 ▽9三飛 ▲4五歩 ▽1三角
▲6七飛 ▽2二玉 ▲5四金 ▽3三金 ▲4四歩 ▽4五桂
▲4八金 ▽7九角成 ▲5五金 ▽5三桂 ▲5四金 ▽7八馬
▲7七飛 ▽8八馬 ▲3五歩 ▽同 歩 ▲3四歩 ▽3二金
▲4六銀 ▽3六歩 ▲4七飛 ▽投了
105手で先手の勝ち
しかし三浦は99手目35歩など緩手と言うに決まっている。98手目88馬は三浦の指摘の手なので当然100手目は85歩だろうと。今度狙いの75角は77馬で飛車がタダ。34歩もダメ。75飛は43歩成が実現しても角取られて66角の飛車金取り。53金から45飛十字飛車も桂二枚では無理。後手飛車を使わせないことが先手の磁力金の趣旨なので99手目は単に46銀か73歩成。
そこでクライゼル効果を反転させてみる。相手のみ桂を持っているとどうなるか?
4桂宝の持ち腐れ
先手:99手目73歩成
後手:100手目77馬
▲7六歩 ▽3四歩 ▲6六歩 ▽6二銀 ▲7八飛 ▽4二玉
▲4八玉 ▽3二玉 ▲3八玉 ▽8四歩 ▲7五歩 ▽8五歩
▲7六飛 ▽6四歩 ▲5八金左 ▽6三銀 ▲9六歩 ▽4二銀
▲2八玉 ▽5四歩 ▲3八銀 ▽5三銀 ▲6七金 ▽4二金
▲5六歩 ▽1四歩 ▲1六歩 ▽7二飛 ▲9七角 ▽7四歩
▲同 歩 ▽同 銀 ▲7五歩 ▽8三銀 ▲7八飛 ▽8四銀
▲7六金 ▽5二金上 ▲6八銀 ▽9四歩 ▲8八角 ▽8二飛
▲6七銀 ▽7三銀 ▲7七角 ▽6二銀右 ▲4六歩 ▽6三銀
▲9七香 ▽8四飛 ▲5八銀 ▽7三桂 ▲4七銀左 ▽8六歩
▲同 歩 ▽8五歩 ▲6八飛 ▽8六歩 ▲同 角 ▽8一飛
▲8七歩 ▽8五桂 ▲3六歩 ▽9七桂成 ▲同 桂 ▽8二香
▲8五桂打 ▽7一飛 ▲3七桂 ▽8四歩 ▲7三桂成 ▽同 飛
▲4五桂 ▽6二銀 ▲6五歩 ▽4四歩 ▲6四歩 ▽7二銀
▲6五金 ▽4五歩 ▲7四歩 ▽9三飛 ▲4五歩 ▽1三角
▲6七飛 ▽2二玉 ▲5四金 ▽3三金 ▲4四歩 ▽4五桂
▲4八金 ▽7九角成 ▲5五金 ▽5三桂 ▲5四金 ▽7八馬
▲7七飛 ▽8八馬 ▲7三歩成 ▽7七馬 ▲6二と ▽8六馬
▲同 歩 ▽9八飛 ▲7八歩 ▽9九飛成 ▲4九銀打 ▽6二金
▲4三歩成 ▽9七龍 ▲3三と ▽同 桂 ▲4三金 ▽2一角
▲4二金 ▽3一桂 ▲4一角 ▽投了
117手で先手の勝ち後手が歩切れなので金と歩だけで手になってしまう。そこで格言をひっくりかえす。
棋士の格言「桂の高飛び歩の餌食」
当家の格言「桂取る間に家が火事」
歩で取る桂は2手もかかる。本歩では歩を成り捨てさらに桂頭に歩を打っているので歩損。
そこでこう覚える。
「桂得しても歩損に手損」
そういえば三浦の有名なエピソード「結婚式で詰め将棋」は木村の証言によれば「私の結婚式で目の前でやられました」とのこと。木村と三浦は同期の桜らしいのでアレは結婚式の演出であろう。将棋世界に証拠写真をグラビア掲載していただきたい。
最終盤は102手目67飛を森下はウッカリしたとのことだが103手目68角ではなく99角なら三浦にお見合いを勧めることができた。
玉のお見合い
先手:103手目99角
後手:三浦の初見合い
▲7六歩 ▽3四歩 ▲6六歩 ▽6二銀 ▲7八飛 ▽4二玉
▲4八玉 ▽3二玉 ▲3八玉 ▽8四歩 ▲7五歩 ▽8五歩
▲7六飛 ▽6四歩 ▲5八金左 ▽6三銀 ▲9六歩 ▽4二銀
▲2八玉 ▽5四歩 ▲3八銀 ▽5三銀 ▲6七金 ▽4二金
▲5六歩 ▽1四歩 ▲1六歩 ▽7二飛 ▲9七角 ▽7四歩
▲同 歩 ▽同 銀 ▲7五歩 ▽8三銀 ▲7八飛 ▽8四銀
▲7六金 ▽5二金上 ▲6八銀 ▽9四歩 ▲8八角 ▽8二飛
▲6七銀 ▽7三銀 ▲7七角 ▽6二銀右 ▲4六歩 ▽6三銀
▲9七香 ▽8四飛 ▲5八銀 ▽7三桂 ▲4七銀左 ▽8六歩
▲同 歩 ▽8五歩 ▲6八飛 ▽8六歩 ▲同 角 ▽8一飛
▲8七歩 ▽8五桂 ▲3六歩 ▽9七桂成 ▲同 桂 ▽8二香
▲8五桂打 ▽7一飛 ▲3七桂 ▽8四歩 ▲7三桂成 ▽同 飛
▲4五桂 ▽6二銀 ▲6五歩 ▽4四歩 ▲6四歩 ▽7二銀
▲6五金 ▽4五歩 ▲7四歩 ▽9三飛 ▲4五歩 ▽1三角
▲6七飛 ▽2二玉 ▲5四金 ▽3三金 ▲4四歩 ▽4五桂
▲4八金 ▽7九角成 ▲5五金 ▽5三桂 ▲4三歩成 ▽同金上
▲4六歩 ▽7八馬 ▲7七飛 ▽同 馬 ▲同 角 ▽6七飛
▲9九角打 ▽5七桂成 ▲同 金 ▽同飛成 ▲2五桂 ▽4八金
▲3三桂成 ▽同 桂 ▲4四金 ▽同 金 ▲同 角 ▽3二金
▲2一金 ▽同 玉 ▲3三角成 ▽同 金 ▲同角成 ▽3九角
▲3七玉 ▽3八金 ▲2六玉 ▽4八角成 ▲2五玉 ▽2四銀
▲同 馬 ▽同 歩 ▲3四玉 ▽2五角 ▲2四玉 ▽3四金
▲2三玉 ▽3一桂 ▲投了
134手で後手の勝ち空想感想戦
三浦「129手目同玉なら不詰みでしょ」
森下「12桂33玉のお見合いは頭金が」
三浦「23玉でも32角から頭金ですか」
森下「やはりお見合いで投了が最善」
木村「お見合いで詰め将棋は破談ね」
王将戦第4局 囲碁将棋ジャーナル 中村解説 | No: 96
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中村はこれでなんとかシノいだと言う顔しているが甘い。
昨日の朝日OP実況組が脇道で勝手に36角変化は26飛でヤッパ後手負けなどとブっこいていたので助かったと思った模様。
29角変化を消滅させた56歩容認は中村の自己弁護=羽生芸讚美なので許容範囲。問題は羽生の飛車が終始タコであったことに尽きる。これは封じ手62玉が問題なのであってそれを容認すること自体中村は今後畠山と同レベル扱い。惜しい人材を失った。前期竜王戦が最後の華だった。
羽生の飛車を使うには封じ手36角しかない。
先手:47手目26飛変化1
後手:封じ手40手目36角
▲7六歩 ▽8四歩 ▲2六歩 ▽3二金 ▲7八金 ▽3四歩
▲2五歩 ▽8八角成 ▲同 銀 ▽2二銀 ▲1六歩 ▽1四歩
▲4八銀 ▽3三銀 ▲3六歩 ▽6二銀 ▲9六歩 ▽9四歩
▲3七銀 ▽6四歩 ▲4六銀 ▽6三銀 ▲3五歩 ▽4四歩
▲3四歩 ▽同 銀 ▲2四歩 ▽同 歩 ▲同 飛 ▽2三金
▲2八飛 ▽2四歩 ▲5六歩 ▽3三桂 ▲7七銀 ▽4五歩
▲5五銀 ▽4三銀 ▲3五角 ▽3六角 ▲2四角 ▽2七歩
▲3八飛 ▽2四金 ▲3六飛 ▽3四銀 ▲2六飛 ▽2二飛
▲2七飛 ▽3六角 ▲2八飛 ▽2三飛 ▲5八金 ▽1五歩
▲8二角 ▽9三香 ▲9一角成 ▽4六歩 ▲同 銀 ▽7四銀
▲投了
60手で後手の勝ち
先手:47手目26飛変化2
後手:封じ手40手目36角
▲7六歩 ▽8四歩 ▲2六歩 ▽3二金 ▲7八金 ▽3四歩
▲2五歩 ▽8八角成 ▲同 銀 ▽2二銀 ▲1六歩 ▽1四歩
▲4八銀 ▽3三銀 ▲3六歩 ▽6二銀 ▲9六歩 ▽9四歩
▲3七銀 ▽6四歩 ▲4六銀 ▽6三銀 ▲3五歩 ▽4四歩
▲3四歩 ▽同 銀 ▲2四歩 ▽同 歩 ▲同 飛 ▽2三金
▲2八飛 ▽2四歩 ▲5六歩 ▽3三桂 ▲7七銀 ▽4五歩
▲5五銀 ▽4三銀 ▲3五角 ▽3六角 ▲2四角 ▽2七歩
▲3八飛 ▽2四金 ▲3六飛 ▽3四銀 ▲2六飛 ▽2二飛
▲3一角 ▽2三飛 ▲5三角成 ▽5二金 ▲7一馬 ▽3五角
▲同 馬 ▽同 銀 ▲2七飛 ▽3六銀 ▲2八飛 ▽4七銀不成
▲3二角 ▽2二飛 ▲2三歩 ▽3二飛 ▲2四飛 ▽1三角
▲投了
66手で後手の勝ち
先手:47手目26飛変化3
後手:封じ手40手目36角
▲7六歩 ▽8四歩 ▲2六歩 ▽3二金 ▲7八金 ▽3四歩
▲2五歩 ▽8八角成 ▲同 銀 ▽2二銀 ▲1六歩 ▽1四歩
▲4八銀 ▽3三銀 ▲3六歩 ▽6二銀 ▲9六歩 ▽9四歩
▲3七銀 ▽6四歩 ▲4六銀 ▽6三銀 ▲3五歩 ▽4四歩
▲3四歩 ▽同 銀 ▲2四歩 ▽同 歩 ▲同 飛 ▽2三金
▲2八飛 ▽2四歩 ▲5六歩 ▽3三桂 ▲7七銀 ▽4五歩
▲5五銀 ▽4三銀 ▲3五角 ▽3六角 ▲2四角 ▽2七歩
▲3八飛 ▽2四金 ▲3六飛 ▽3四銀 ▲2六飛 ▽2二飛
▲3一角 ▽2一飛 ▲5三角成 ▽5二金 ▲4四馬 ▽4三金
▲7一馬 ▽4二玉 ▲2七飛 ▽7一飛 ▲2四飛 ▽1三角
▲2八飛 ▽5七角成 ▲2二飛成 ▽5三玉 ▲2四歩 ▽1三角
▲8二龍 ▽2一飛 ▲6六銀上 ▽2四馬 ▲投了
70手で後手の勝ち
まだ沢山あるがいずれも後手の飛車は使える。
名人戦でまた見たい。朝日OPでは無理。
当家が中村解説で唯一感心したのは13手目48銀解釈。なぜ38銀でないのかは「棒銀がない」と一言だがこれは「居玉相手に棒銀はドンキホーテ」の当家格言支持なので守備範囲。ではなぜ48銀なのか?
この説明に「56歩から57銀があるのカモ?」と中村は示唆。こういう不可思議なことを言えるのは確かに中村しかいないのでハテナ流は顕在。