宮田の失速原因 | No: 72
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朝日OPは自社名を冠にしている時点で自虐的。
郷田の50手目63銀に実況記者が「本格派の郷田」と持ち上げる時点で地方紙レベル。棋士をイロモノ扱いしキャッチコピーで決めつける朝日記者も底が知れている。宮田と言えば「コンピュータソフトが指している風」と形容したがり郷田と聞けば「本格派」。ヘタな漫画と大差ない。
63銀など見たら観戦意欲が沸かない。しかも例の長考は32分も使っている。挙げ句に指した手が56手目65歩6thアタックでは屁も出ない。
朝日中継の優秀な点は安定サーバーと記事に考慮時間が記載されること。それが生きないのは3時間という中途半端な持ち時間のせいかもしれない。帯に短し襷に長し。どうせ終盤でもNHK杯並なので65歩程度に32分はいらない。
58手目95歩を郷田は後手の敗着にするかもしれないが当家実況&分析に於ける敗因1は46手目33桂。敗因2は50手目63銀。それを認めないならまた同じ順で指してもらいたい。
午後4時半過ぎに宮田は71手め57桂。17分考えたらしい。
57桂はマシュダ一家の手。当家は68角変化でひとめ。ソレしか変化作成もしない。朝日の実況標題が笑える。「桂打ちに表れる才能」とある。宮田。才能あるなら1分で指せ。当家の実況&分析を読むなら1分で十分。カンニングの才能はあるかもしれない。
72手目76歩に69桂など決まっている。後手は無理攻めなので切らせば簡単に勝ちだから。
79手めクロスクンターで45桂も当家変化と全く同じ。歩切れで仕方なく44角と逃げて負け。 A1棋士なら最初から角切り変化しか構築しない。郷田はA2止まりの由縁。手がないので歩切れ解消に56桂だがナンでもない。83手目76桂はイビリ殺しに近い。85手目64歩に同銀が「はっとする強手」などと朝日記者は驚いている。銀を引くと74歩でSMショーになるだけの話し。
銀をロハで取られても指す棋士はA2にあと二人居る。
96手目68銀を朝日記者は「玉の腹から銀を打て」の手筋と呼ぶ。こう言う記者が居るから格言が誤用される。NHKの屋敷講座では龍が敵陣にいる場合そのように言う。コッチのタコ棋戦ではゴーダの飛車が自陣で泣いているので96手目68銀はヤケクソ。こう言う場面になると必ず不精髭のヒモ泉が実名で出てくるのは困る。水戸の泉にすっかり泉姓は奪われているから。
102手目31玉はクソ粘り。「ヤケクソ」や「クソ粘り」はなぜクソとつけたのか?
このKUSOは強調語と海外の現代日本語学校で教える。ウンコとクソは出所が違う。校長の訓示にもある。「ナニクソと思ってガンバレ」と。逆にダメな場合は「谷川のウンコ四間」などと将棋村では言う。
記者もこの日はさんざん連盟棋士にからかわれた腹イセが凄い。
ここまで終局後に連盟棋士が記者にマヌケ扱いされた前例は当家の記憶にない。
感想結果をマンマで以下のように披露。103手め44桂で宮田楽勝。105手目41銀で宮田勝ち。107手め44桂で宮田勝ち。109手め27飛は変態。111手目43銀成同金52角で宮田勝ち。113手目47角46馬56金で宮田勝ち(112手目56角成が悪手扱い)。115手目43銀成で宮田勝ち。115手47歩以後先手に勝ちナシ。以上ワイドショー並の宮田イジメに終始している。
しかし記者は決して宮田失速の原因を書かない。
勝ちを確信した余りの震えではない。「寄せは俗手で」を貫けばよかっただけ。
103手め44桂を打てなかったのはまだ若いので有り得る。24銀に飛車を一回逃げるのも許容範囲。でも35桂でまた飛車を逃げるようではおかしい。当家の格言では「終盤で単逃げ二回は負け」。それだけのことなので25飛の処置をどうするか最初から決めておかないといけなかった。どこで考えるかと言うと58手め95歩の時。相手が暴れた時は苦しい証拠なのでマトモに付き合うフリしてソコで考えておくのが終盤平静を保つコツ。
27飛はその場で考えすぎた結果。まとめて一言で済む。ゴーダ相手に考えるとバカになる。
日時:2006.02.13
棋戦:朝日OP
戦形:相掛り停滞銀
先手:宮田敦史五段
後手:郷田真隆九段
▲2六歩 ▽8四歩 ▲2五歩 ▽8五歩 ▲7八金 ▽3二金
▲2四歩 ▽同 歩 ▲同 飛 ▽2三歩 ▲2八飛 ▽3四歩
▲3八銀 ▽8六歩 ▲同 歩 ▽同 飛 ▲8七歩 ▽8四飛
▲2七銀 ▽9四歩 ▲9六歩 ▽4一玉 ▲3六銀 ▽3三角
▲7六歩 ▽2二銀 ▲6九玉 ▽6二銀 ▲5八金 ▽5二金
▲1六歩 ▽1四歩 ▲6六歩 ▽5四歩 ▲5六歩 ▽4二角
▲6八銀 ▽7四歩 ▲7七銀 ▽4四歩 ▲7九角 ▽4三金右
▲4六角 ▽7三桂 ▲6七金右 ▽3三桂 ▲7九玉 ▽6四歩
▲1七桂 ▽6三銀 ▲2五桂 ▽同 桂 ▲同 飛 ▽4五歩
▲6八角 ▽6五歩 ▲同 歩 ▽9五歩 ▲同 歩 ▽7五歩
▲同 歩 ▽6五桂 ▲6六銀 ▽7七歩 ▲同 桂 ▽同桂成
▲同 角 ▽8五桂 ▲8六角 ▽3三角 ▲5七桂 ▽7六歩
▲6九桂 ▽7七桂打 ▲7六金 ▽6九桂成 ▲同 玉 ▽6四桂
▲4五桂 ▽4四角 ▲6五金 ▽5六桂 ▲7六桂 ▽8二飛
▲6四歩 ▽同 銀 ▲同 桂 ▽7六歩 ▲5八玉 ▽7七桂成
▲同 銀 ▽同歩成 ▲同 角 ▽同角成 ▲同 金 ▽6八銀
▲6七金 ▽7八角 ▲6八金 ▽同桂成 ▲4八玉 ▽3一玉
▲5二銀 ▽4二金打 ▲4三銀不成▽同金左 ▲5二銀 ▽2四銀
▲2七飛 ▽4六歩 ▲同 歩 ▽5六角成 ▲6六金打 ▽4六馬
▲4七歩 ▽4五馬 ▲同 銀 ▽3五桂 ▲2六飛 ▽8七飛成
▲5六銀 ▽7八龍 ▲5七玉 ▽5八成桂 ▲4六玉 ▽4七桂成
▲同 銀 ▽3五銀 ▲5六玉 ▽2六銀 ▲4六角 ▽3七銀不成
▲同 角 ▽5七飛 ▲4六玉 ▽5二金 ▲同桂成 ▽3五銀
▲投了
138手で後手の勝ち
55手目68角にゴーダっぽい長考中 | No: 71
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郷田の緩手63銀とは跳ねさせられた桂のアタマをさらに守るだけの手。これは57角変化からの飛車引きに75歩を先受けしたもの。出オクレの45歩6thアタックに68角は今度は45歩を狙う手。先手は飛車を一回引いた後に46歩仮想7thアタックがある。面白い変化は57桂のダブルカウンター。相矢倉では45歩を突くときは44銀と上がる。しかし63銀なのでナイ。
ここで考えるようではゴーダになる。
朝日のオマヌケ実況 | No: 70
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49手目17桂は当たり前の手。宮田が24分も考えたのは後手に5thアタック権利を仮譲渡するため。17桂が「一昔前ならば、奇異な目で見られたであろう」という朝日実況の根拠は不明。そんなこと言っている連盟棋士はすでに失業しているので記者の勝手な思い込みであろう。
当家に奇異に映るのはむしろ郷田の50手目63銀。せっかくチャンスを貰ったのだから当然5thアタックを行使するのが「剛毅に打って出る」郷田。ところが朝日はこの待ちが「本筋に見える」らしい。朝日記者のエゴ贔屓も目に余る。50手目63銀緩手のおかげで宮田が5thアタック先攻で桂交換して序盤の不満は一挙に解消。
54手目45歩は従って1手遅かった6thアタックになってしまう。
これを同銀や同飛は先手負けなどとバカなことしか書けない記者相手では渡辺明もアクビしているであろう。この6thアタックには先の5thアタックと決定的に違う変化がある。
午後開始 | No: 69
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郷田は33桂。45歩狙いだがこれは方針と違う。昼にナニか奮起するキッカケがあったのかもしれない。森内と違って気まぐれであろう。
67金とすれば一回79玉は仕方ない。そこで郷田例の64歩だがこれはチャンス。33桂には先手から17桂迎撃が常道だがまずここでイキナリ5thアタックが成立するか読む。後手は壁銀なので飛車を5筋に振るのが67金の逆行相転化手。
待ちの5thアタック狙いなら17桂だがそれは後手からの45歩が先攻5thアタック。57角に65歩は同歩が84飛直撃で65桂は怖くない。
相掛り後手の不満は牽制84飛が中盤初期に57角で狙われて邪魔になること。
午後の展開 | No: 68
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郷田の44歩が宮田の実力を認めた手なので宮田が逆に挑発されている。
郷田が64歩保留で33銀22玉を目指した場合宮田次第。
郷田同様腹の探りあいに付き合うと互いに入玉をめざす。
その場合先手の方が入玉しやすい。88玉とは入城ではなく入玉準備。
渡辺明は36タコ銀をどうやって使うのかと控え室でイブかったが、そこに居るだけで入玉阻止の礎石と考えればラク。後手は右桂を跳ねているが先手の46角で跳ねさせたのだと読む。
宮田が切れるとすぐにハマる。今日の郷田はバカ本気なので入玉で勝つのが最善。
相掛りの特性 24歩の仮想5thアタック | No: 67
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表象5thアタックならば後手の64歩待ちだが郷田が22銀で待機している場合44手目の局面には24歩仮想5thアタックが存在する。
序盤で1歩交換した相掛りの特性。即ち持ち歩がすでに盤上に25歩の状態であると仮定すれば24歩が仮想5thアタックとなる。
しかし宮田は45手目67金。ここで昼食だが次に郷田が33銀なら仮想5thは消滅するが換わりに蛇行棒銀を許す。
相掛り停滞銀へ 先手に5thアタックの権利 | No: 66
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34手目54歩で鎖鎌銀阻止。
56歩は55歩を嫌った真っ向勝負だが悪手。後手に譲渡した3rdのため。
この35手目56歩で十字架銀はない。
36手め42角は郷田にしてはやけに慎重。宮田を直視している証し。
初手合なので本気。本気とは呪い殺しても勝ちたい心境を言う。
42角は地獄門定跡の変化で竜王戦で扱ったばかり。この場合は44角がないので64角を目指すなら42角。
40手目44歩は52金型の欠陥を認めない手。郷田ソノモノに戻る。
79角に流れは43金なので逆に宮田に46角を許す。手順に73桂なので46角は55歩の4thアタック+85桂牽制だが24歩もあるので一応三頭手。
先手は陣形整備から15歩も24歩も55歩もすべて4thアタックだが郷田が64歩とした瞬間に5thアタックの権利がある。
朝日OP 宮田VS郷田 相掛り十字架銀への布石23手目36銀 | No: 65
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宮田の23手目36銀は早い。相手が3流なら棒銀、2流なら鎖鎌銀、1流なら十字架銀の選択があるが郷田相手なので十字架銀やりたい模様。