偶数番原理転写
2006.01.27朝日OP 
藤井VS渡辺 対四間55角急戦56金無視
 偶数番原理転写
2006.01.27朝日OP 森下VS成幸 対四間居飛穴 便器はお好き?
2006.01.26朝日OP 郷田VS山崎 手損角換り82角
2006.01.22NHK杯 久保VS森下 最強菱形美濃VS対四間最強銀冠


2006.01.27朝日OP 藤井VS渡辺 対四間55角急戦56金無視
偶数番原理転写
No: 8894 [返信][削除]
投稿者:マシュダ一家 06/01/29 Sun 01:48:00

2006.01.27朝日OP 藤井VS渡辺 対四間55角急戦56金無視
日時:2006.01.27
棋戦:朝日OP
戦形:対四間55角急戦56金無視
先手:藤井猛九段
後手:渡辺明竜王
▲7六歩 ▽3四歩 ▲6六歩 ▽8四歩 ▲6八飛 ▽6二銀
▲1六歩 ▽4二玉 ▲7八銀 ▽3二玉 ▲3八銀 ▽5四歩
▲6七銀 ▽5二金右 ▲5八金左 ▽5三銀 ▲4六歩 ▽8五歩
▲7七角 ▽7四歩 ▲4八玉 ▽5五角 ▲4七金 ▽7五歩
▲同 歩 ▽6四銀 ▲5六金 ▽7五銀 ▲5五金 ▽7六歩
▲8八角 ▽8六歩 ▲同 歩 ▽5五歩 ▲6五歩 ▽8六飛
▲3九玉 ▽8七飛成 ▲9八角 ▽8四龍 ▲5五角 ▽7三桂
▲2八玉 ▽2二銀 ▲7六銀 ▽同 銀 ▲同 角 ▽8九龍
▲7三角成 ▽7九龍 ▲6四歩 ▽3三銀 ▲9五馬 ▽6四歩
▲8五角 ▽9四歩 ▲8六馬 ▽7四歩 ▲8八銀 ▽6八龍
▲同 馬 ▽1四歩 ▲8一飛 ▽1五歩 ▲7四角 ▽1六歩
▲5三桂 ▽5一歩 ▲4一桂成 ▽同 玉 ▲1八歩 ▽2四桂
▲5二角成 ▽同 玉 ▲8二飛成 ▽5三玉 ▲5八馬 ▽7八飛
▲7九歩 ▽7五飛成 ▲9一龍 ▽4二玉 ▲5六香 ▽3二玉
▲5一香成 ▽5六歩 ▲4一成香 ▽5七歩成 ▲3一金 ▽2二玉
▲2一金 ▽同 玉 ▲3一成香 ▽1二玉 ▲3二成香 ▽7一歩
▲同 龍 ▽同 龍 ▲2五桂 ▽2二銀打 ▲3三成香 ▽同 銀
▲3二金 ▽2一桂 ▲3三桂成 ▽同 桂 ▲2二銀 ▽3六桂打
▲同 馬 ▽同 桂 ▲同 歩 ▽2四角 ▲2一銀打 ▽同 龍
▲同 金 ▽4六角 ▲3七桂打 ▽4八銀 ▲1四飛 ▽投了
119手で先手の勝ち

22手め55角の局面は5-2アタック。藤井シスの16歩が歩間5を形成したために可能となった急戦。75歩が第二次2ndアタック。27手め56金は悪手。偶数番原理に偶数番原理で対抗しているため。
次が驚く。渡辺明は「前からやってみたかった仕掛け」とさりげなく言うが角取り放置で28手め75銀。当日王将戦の立ち合いだった加藤一二三の咆哮が厳美渓に轟いたことであろう。
30手め76歩で2ndアタックから始まった駒アタリ偶数番2の連続。32手め86歩まで偶数番2で入るのが居飛車の強味。先手の16歩で先後逆になっているため、もしこれで後手快勝なら家元への藤井シス死滅宣言に等しい。恐ろしいことをする。
35手め65歩はどうか?
またしても偶数番原理に偶数番原理で対抗しているので悪手に見えるがすでに捻れが戻り第二の葛藤点なのか?暫く工作できる。
98角がやはり駒アタリ偶数番2なのでこう考える。
即ち後手特有の偶数番原理が先手に転写したと。
ところが51手めで先手は初めて駒アタリ奇数番3を取っている。52手め33銀は逆行駒アタリ奇数番3。先手には一貫性がない。後手に翻弄されているかに見える。
53手め95馬で三回目の捻れ空間。ここから先手はまた偶数番原理に引き戻され後手が56手め94歩で逆に奇数番原理へ逆行相転化。転写劇の相は図式化できる。
58手めの局面で「まずまずの分かれ」と翌日書く渡辺明。次の88銀で先手優勢に?
ならば56手め94歩が敗因になる。方針破綻と言うことでもそれなら理論的に一致。
62手め14歩で初期プランへ回帰。今度は16歩を相手するので藤井御殿への挨拶。
本来なら63手めで通常モードの駒アタリ奇数番3に戻って藤井シスのリメイク版とならないと先手優勢とは言えない。逆に15歩で後手が駒アタリ奇数番3に進行。
つまりここから渡辺明の通常モード。
以下いろいろあった。 藤井の攻めは冴えない。
渡辺明が勝負手と言う86手め56歩は奨励会では最後のお願いとしか言わない。当家では開演ベルと言う。藤井御殿にはいろいろ貸し借りがあるのであろう。
58との馬取りを喰らうと36桂打サザンクロスで頓死。そこで藤井は龍切りから25桂詰めろだがひとめ切れている。100手めは22銀でなく31角で後手勝ちはA1ではフツー。
22銀では以下先手からの詰めろ連続をほどけないので58とが間に合わない。
108手めは36桂はひどい。アテ馬に取られたのでは競馬も嫌いになってしまうかもしれない。118手めは15飛でも13飛以下11銀成で詰みなので首出して投了。
渡辺明がここで落ちたのは非常に残念。大変意欲的な戦略であった。コレならまた見たい。


2006.01.27朝日OP 森下VS成幸 対四間居飛穴 便器はお好き? No: 8893 [返信][削除]
投稿者:マシュダ一家 06/01/29 Sun 01:42:46

2006.01.28朝日OP 森下VS成幸 対四間居飛穴 便器はお好き?
日時:2006.01.27
棋戦:朝日OP
戦形:対四間居飛穴
先手:森下 卓九段
後手:畠山成幸七段
▲7六歩 ▽3四歩 ▲2六歩 ▽4四歩 ▲4八銀 ▽3二飛
▲2五歩 ▽3三角 ▲6八玉 ▽4二銀 ▲7八玉 ▽6二玉
▲5六歩 ▽7二玉 ▲7七角 ▽5四歩 ▲8八玉 ▽8二玉
▲9八香 ▽5三銀 ▲5七銀 ▽6四銀 ▲6六銀 ▽3五歩
▲9九玉 ▽7二銀 ▲8八銀 ▽5二金左 ▲7九金 ▽4二角
▲2六飛 ▽3四飛 ▲5九金 ▽1五角 ▲1六飛 ▽1四歩
▲6九金右 ▽3六歩 ▲同 飛 ▽同 飛 ▲同 歩 ▽3九飛
▲3一飛 ▽3三桂 ▲1一飛成 ▽2九飛成 ▲5五歩 ▽8四桂
▲8六角 ▽1九龍 ▲7七銀引 ▽4五桂 ▲5四歩 ▽5七桂不成
▲6八金直 ▽8五香 ▲6四角 ▽同 歩 ▲7八銀 ▽6五角
▲5五香 ▽7六桂 ▲同 銀 ▽同 角 ▲5三歩成 ▽5一金引
▲5二と ▽同金直 ▲同香成 ▽同 金 ▲5三歩 ▽同 金
▲6二金 ▽5一歩 ▲7七金 ▽6五角 ▲1六歩 ▽同 龍
▲1四龍 ▽7一銀 ▲同 金 ▽同 玉 ▲1五龍 ▽同 龍
▲4二角 ▽1二龍 ▲5三角成 ▽6二金 ▲4四馬 ▽4三歩
▲3五馬 ▽5九飛 ▲6六歩 ▽4七角成 ▲5四桂 ▽4四香
▲6二桂成 ▽同 龍 ▲6八銀 ▽5八飛成 ▲4五歩 ▽3四歩
▲同 馬 ▽投了
103手で先手の勝ち

ナルゴングチ日記に連盟批判があるが適宜なオチがない。中味はナニかと言うと「中原林葉スキャンダルはフザケンナ」「千駄ヶ谷の便所は汚い」「連盟掲示板の張りモノが曲がっている」。結果ナニしたかと言うと成幸は便所掃除して張りモノをスグに直した。
便所や貼紙など客は見ない。むしろ異臭漂う便所、抽象的な掲示板の方が棋士の背景らしい。畳と将棋盤のマス目がキッチリしているので不確定空間でバランスを取りたい。
森下は思う。双子にもいろいろ枝分かれがあると。
コイツは便所掃除がスキナンだろうと。=桂香取り
本当は中原が死ぬほどスキナンデスと。=歩より桂
失禁会長が綺麗好きと思い込んでると。=34歩失禁
この棋譜はナブリ殺しに近い。
棋譜を絵に描くとこうなる。
成幸の首ネッコを押さえてハゲアタマを便器にツッコミ
「オメーの好きなキレーな便所は見えるか」
だから森下が怒ると一番怖いと言ったのに。


2006.01.26朝日OP 郷田VS山崎 手損角換り82角 No: 8892 [返信][削除]
投稿者:マシュダ一家 06/01/29 Sun 01:36:53

2006.01.26朝日OP 郷田VS山崎 手損角換り82角

その後の山崎はこうなっていた。あの調子では今期ブーハには勝てそうもないのでいい頃合であろう。見せすぎはいいが見えすぎは困る。

日時:2006.01.26
棋戦:朝日OP
戦形:手損角換り82角
先手:郷田真隆九段
後手:山崎隆之六段
▲7六歩 ▽3四歩 ▲2六歩 ▽3二金 ▲2五歩 ▽8八角成
▲同 銀 ▽2二銀 ▲3八銀 ▽3三銀 ▲7七銀 ▽9四歩
▲6八玉 ▽7四歩 ▲7八金 ▽4四歩 ▲4六歩 ▽4二飛
▲5八金 ▽8二角 ▲4七銀 ▽7二銀 ▲9六歩 ▽4五歩
▲同 歩 ▽同 飛 ▲6六銀 ▽5二金 ▲4六歩 ▽4二飛
▲6五銀 ▽6四歩 ▲7四銀 ▽5四歩 ▲8五銀 ▽4五歩
▲同 歩 ▽同 飛 ▲7七桂 ▽4六歩 ▲3六銀 ▽4二飛
▲4八飛 ▽6三銀 ▲3八角 ▽7二銀 ▲7四銀 ▽7一角
▲8三銀不成▽6三銀 ▲7四銀成 ▽3五歩 ▲6三成銀 ▽同 金
▲4五銀 ▽同 飛 ▲7二銀 ▽6二銀 ▲8三角成 ▽7三金
▲5六馬 ▽4一飛 ▲8一銀成 ▽4七銀 ▲同 金 ▽同歩成
▲同 馬 ▽9三角 ▲4六歩 ▽4二玉 ▲9一成銀 ▽同 飛
▲8五桂 ▽投了
73手で先手の勝ち


朝日OP No: 8891 [返信][削除]
投稿者:マシュダ一家 06/01/26 Thu 13:26:21

郷田すでに歩得で勝勢。66銀から65銀が機敏。64歩が敗着。
昼食後山ちゃん切れて63金かもしれない。


2006.01.22NHK杯 久保VS森下 最強菱形美濃VS対四間最強銀冠 No: 8890 [返信][削除]
投稿者:マシュダ一家 06/01/23 Mon 04:40:17

2006.01.22NHK杯 久保VS森下 最強菱形美濃VS対四間最強銀冠
放映:2006.01.22
棋戦:第55回NHK杯三回戦
戦形:対四間後手番銀冠
先手:久保利明八段
後手:森下 卓九段
▲7六歩 ▽3四歩 ▲6六歩 ▽8四歩 ▲1六歩 ▽1四歩
▲6八飛 ▽6二銀 ▲3八銀 ▽4二玉 ▲7八銀 ▽3二玉
▲6七銀 ▽5二金右 ▲5八金左 ▽5四歩 ▲4六歩 ▽5三銀
▲4八玉 ▽2四歩 ▲3六歩 ▽2三玉 ▲3九玉 ▽3二銀
▲2六歩 ▽1二玉 ▲2八玉 ▽2三銀 ▲4七金 ▽3二金
▲5六歩 ▽8五歩 ▲7七角 ▽7四歩 ▲3七桂 ▽7二飛
▲4五歩 ▽4四歩 ▲同 歩 ▽同 銀 ▲6五歩 ▽4五歩
▲5八銀 ▽5三金 ▲6四歩 ▽同 歩 ▲6五歩 ▽7五歩
▲6四歩 ▽7六歩 ▲8八角 ▽7七歩成 ▲同 角 ▽同飛成
▲同 桂 ▽4六歩 ▲5七金 ▽3五歩 ▲6三歩成 ▽4三金寄
▲5三と ▽同 金 ▲6一飛成 ▽3六歩 ▲4五桂 ▽同 銀
▲4一飛 ▽3七角 ▲同 銀 ▽同歩成 ▲同 玉 ▽3六銀打
▲2八玉 ▽3一歩 ▲3七歩 ▽4七歩成 ▲同 金 ▽同銀成
▲同 銀 ▽4六歩 ▲3八銀 ▽4三金寄 ▲4八歩 ▽7七角成
▲7二龍 ▽2二馬 ▲8一飛成 ▽3五桂 ▲3六銀 ▽同 銀
▲同 歩 ▽4七銀 ▲3九桂 ▽3六銀成 ▲3七歩 ▽2六成銀
▲2七歩 ▽2五成銀 ▲6四角 ▽1五歩 ▲9一龍 ▽1六歩
▲1八香打 ▽1七桂 ▲3六歩 ▽1三玉 ▲3五歩 ▽9九馬
▲3七桂 ▽3六香 ▲2五桂 ▽同 歩 ▲1五銀 ▽3三馬
▲1七香 ▽1五馬 ▲2六銀 ▽同 歩 ▲1六香 ▽2七歩成
▲同 桂 ▽3七銀 ▲同 銀 ▽同香成 ▲投了
124手で後手の勝ち

久保森下の2年越の因縁試合。当然あの四部作を即座に思い出す。
2004.02.29NHK準々決勝 久保VS森下「対四間後手番銀冠」
「四部作 偽装自己破綻 対四間後手番銀冠」 
攻めの法則&受けの法則=駒アタリ奇数番原理&自陣駒アタリの原理


あれは森下が勝っていた将棋。今回はシーマより情けないタコシザ解説なので案の定森下ダメと世間は洗脳されている。あの四部作を知っている森下は後手指せると思っている。その証拠は当家の後手勝ち手順35桂が今回は森下の攻めの主軸になっていること。
局後にタコシザ解説陣が恥ずかしげもなく森下に後手終始劣勢デショなどと言っている。森下即座に「そうなんですか?」
お茶の間大爆笑であった。タコシザはスのお笑い芸人なので今後もソノマンマでいいから。
森下のオハコ対四間後手番銀冠は今回序盤最終手が72飛で久保45歩を誘発。45歩は久保しかやらない最も過激な手順。振り飛車の常識を超えている。森下はこの手を見て手ごたえを感じているはず。マシュダ一家理論なら7thアタックで後手開戦できるはずと。
41手め65歩が久保スペシャル。45歩を見て双頭手で最強菱形美濃へ。最強菱形美濃VS最強銀冠となった。久保がここまで腰を落とした背景も2年前の35桂マシュダ一家手順があったため。
以下森下は新規駒アタリ奇数番1を奪還するだけなので細かいことを考える必要ない。最終盤しかアタマにない。59手め63歩成ではすでに森下優勢。53とと捨てるのでは久保つらい。
65手め45桂で先手勝勢と解説するタコシザはボキャ貧以前にA2では通用しない棋士。同銀で桂がロハでは後手勝ちに決まっている。41飛など全然怖くないどころかむしろ飛車が貰えるので2年前の後手の設計図通り。角はいらないが飛車クレと言うのがあの時の分析。だから森下は平然と37角打ち。
72手め36銀で難しくした。74手め31歩を打ちたくなるのはB1に長居した悪いクセ。31歩など打たないのが前回の教訓。タコシザなら喜んで打つような底歩では興ざめ。ここはタコシザ絶賛の久保45桂をパロディーにしないと面白くない。

日時:2006.01.22
棋戦:マシュダ一家タコシザ杯
戦形:対四間後手番銀冠 45桂を笑う25桂
先手:失禁連盟の犠牲者久保
後手:みんなで守ろう森下卓
▲7六歩 ▽3四歩 ▲6六歩 ▽8四歩 ▲1六歩 ▽1四歩
▲6八飛 ▽6二銀 ▲3八銀 ▽4二玉 ▲7八銀 ▽3二玉
▲6七銀 ▽5二金右 ▲5八金左 ▽5四歩 ▲4六歩 ▽5三銀
▲4八玉 ▽2四歩 ▲3六歩 ▽2三玉 ▲3九玉 ▽3二銀
▲2六歩 ▽1二玉 ▲2八玉 ▽2三銀 ▲4七金 ▽3二金
▲5六歩 ▽8五歩 ▲7七角 ▽7四歩 ▲3七桂 ▽7二飛
▲4五歩 ▽4四歩 ▲同 歩 ▽同 銀 ▲6五歩 ▽4五歩
▲5八銀 ▽5三金 ▲6四歩 ▽同 歩 ▲6五歩 ▽7五歩
▲6四歩 ▽7六歩 ▲8八角 ▽7七歩成 ▲同 角 ▽同飛成
▲同 桂 ▽4六歩 ▲5七金 ▽3五歩 ▲6三歩成 ▽4三金寄
▲5三と ▽同 金 ▲6一飛成 ▽3六歩 ▲4五桂 ▽同 銀
▲4一飛 ▽3七角 ▲同 銀 ▽同歩成 ▲同 玉 ▽3六歩
▲2八玉 ▽3一金 ▲同飛成 ▽同 角 ▲同 龍 ▽3七歩成
▲同 玉 ▽3三飛 ▲同 龍 ▽同 桂 ▲8二飛 ▽3二飛
▲8一飛成 ▽2五桂 ▲投了
86手で後手の勝ち
以下玉が逃げたらソコで31歩。その前に久保投了。
45龍には44金から龍を圧迫して後手からザザンクロスもV2固めも利く4枚攻め。3筋に歩が使い放題。歩が後手に3枚もあった。31龍を指させて22馬で最後にアテて交換を強いてもいいが龍を取って32飛で36歩同金45金の中空理論もある。77手め同龍から31龍2枚換えは先手玉即詰み。
本譜は森下が古巣に戻りたいようなので31歩で温泉へ。それでも今度はキチンと88手めに思い出したように35桂。久保99手め64角は前回の地獄篇でも出た6筋からの逆転λ。序盤からの仕掛けが5筋か4筋かの違いで65角や64角になる。106手め13玉で初心に回帰。前回の初期変化でも後手玉が脱出できるルート作成が銀冠の逆転技だった。
いろいろあったが久保は局後に笑っていたので森下へのプレゼントであろう。これなら寄せ間違えないデショと棋譜は述べてる。いくら久保が泥酔しても15銀は打たない。
従って久保をイジルより森下の31歩の温泉手が当家には不満。