実況&分析マシュダ一家
2006.01.16A級順位戦 森下VS郷田 相矢倉
2006.01.16A級順位戦 藤井VS康光 相振り 三桂あって詰まぬことなし
2006.01.16A級順位戦 羽生VS久保 対四間居飛穴急戦78飛
2006.01.15NHK杯 谷川VS藤井 相振り穴熊必死劇
2006.01.14囲碁将棋ジャーナル 王将戦第1局 失神失笑失禁の山崎解説


2006.01.16A級順位戦 森下VS郷田 相矢倉 No: 27 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  06/01/17 Tue 03:17:54

2006.01.16A級順位戦 森下VS郷田 相矢倉

日時:2006.01.16
棋戦:第64期順位戦A級7回戦
戦型:相矢倉
先手:森下 卓九段
後手:郷田真隆九段
▲7六歩 ▽8四歩 ▲6八銀 ▽3四歩 ▲6六歩 ▽6二銀
▲5六歩 ▽5四歩 ▲4八銀 ▽4二銀 ▲5八金右 ▽3二金
▲7八金 ▽4一玉 ▲6九玉 ▽5二金 ▲7七銀 ▽3三銀
▲7九角 ▽3一角 ▲3六歩 ▽4四歩 ▲6七金右 ▽7四歩
▲6八角 ▽4三金右 ▲7九玉 ▽9四歩 ▲8八玉 ▽9五歩
▲2六歩 ▽7三銀 ▲3七銀 ▽7五歩 ▲同 歩 ▽同 角
▲3五歩 ▽同 歩 ▲同 角 ▽3一玉 ▲2五歩 ▽3四歩
▲4六角 ▽6四角 ▲3六銀 ▽2二玉 ▲7六歩 ▽8五歩
▲1六歩 ▽1四歩 ▲6四角 ▽同 銀 ▲3五歩 ▽同 歩
▲同 銀 ▽3四歩 ▲2六銀 ▽5五歩 ▲同 歩 ▽7五歩
▲同 歩 ▽4九角 ▲1五歩 ▽同 歩 ▲同 銀 ▽同 香
▲同 香 ▽1三歩 ▲5四歩 ▽同 金 ▲1九香 ▽5七歩
▲5九歩 ▽6九銀 ▲6八金引 ▽7八銀成 ▲同 金 ▽7五銀
▲7六歩 ▽同 銀 ▲同 銀 ▽同角成 ▲6七銀 ▽7五馬
▲1三香成 ▽3一玉 ▲3七角 ▽7三歩 ▲7六銀打 ▽7四馬
▲1二成香 ▽8六歩 ▲同 歩 ▽8五歩 ▲1八飛 ▽8六歩
▲2一成香 ▽4二玉 ▲8三歩 ▽同 馬 ▲7五桂 ▽4七馬
▲8四歩 ▽同 飛 ▲8五歩 ▽8二飛 ▲1二飛成 ▽6九馬
▲7七玉 ▽7四銀 ▲1三香成 ▽8七金 ▲同 銀 ▽同歩成
▲同 金 ▽6八銀 ▲8八玉 ▽7五銀 ▲2三成香 ▽7九銀不成
▲投了
120手で後手の勝ち

郷田のキャンセル待ち49角に森下間違えた。歩得して相手が歩切れの時は15歩をすぐに突かない。74歩や46歩で扇子でもパタパタ指せていれば郷田が自滅してくれた。恐らく加藤一二三の目線を感じすぎて棒銀の教科書通りやってしまった。69手め54歩は歩切れの相手に塩。13香成りでも王手金取りにならない。昔森下が力強く54金指して勝った将棋がいくつもある。71手め19香はない。でも棒銀にナニもなかった模様。挟撃しないといけないが84香から王手金取りもそこに行くまで歩がモッタイナイ。恒例の垂らし52歩は同飛でオタスケ。郷田同様じっと角打ちもカッタルイ。55歩はどうか?
凌がれて結局16角成が残っては困ると19香にした模様。すると角打ち後の棒銀がダメだったと言うことになってしまうのでそれも困る。
やはり加藤一二三の応援は怖い。
74手め69銀に68金67角成同金78金同飛同銀成同玉28飛は打った19香まで泣き始める。二枚香がそろってリストラ組はない。
そこで狙いの37角になんとか繋げたがこれが敗着かもしれない。87手めは23成香がひとめ。清算して72飛の王手馬取りは龍を追われてダメそうだが同金24歩同金43角53金打32歩42玉24飛同銀34角成でどうか?28飛には39金27飛成31歩成。
以前も森下は名人戦で18飛から龍を作って羽生に負けた。飛車は居飛車のまま使うのが最強。
18飛を選択すれば103手め84歩から85歩はない。最後に85飛を許してしまうため。
37角+18飛+84歩が緩手三連でポカポイント。
森下が勝ちを意識しすぎると手がヘコムのはフカーイわけがある。


2006.01.16A級順位戦 藤井VS康光 相振り 三桂あって詰まぬことなし No: 26 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  06/01/17 Tue 02:13:49

2006.01.16A級順位戦 藤井VS康光 相振り 三桂あって詰まぬことなし
日時:2006.01.16
棋戦:第64期順位戦A級7回戦
戦型:相振り
先手:藤井 猛九段
後手:佐藤康光棋聖
▲7六歩 ▽3四歩 ▲6六歩 ▽3二飛 ▲7七角 ▽4二銀
▲7八銀 ▽6二玉 ▲6七銀 ▽7二銀 ▲8八飛 ▽7四歩
▲3八銀 ▽4四歩 ▲4八玉 ▽4三銀 ▲5六銀 ▽5四銀
▲6八飛 ▽7三銀 ▲3九玉 ▽5二金左 ▲4六歩 ▽3三角
▲6五歩 ▽2二飛 ▲9六歩 ▽2四歩 ▲9七桂 ▽2五歩
▲8五桂 ▽8四銀 ▲8六歩 ▽2六歩 ▲同 歩 ▽同 飛
▲2七歩 ▽2五飛 ▲4五歩 ▽7五歩 ▲4四歩 ▽7六歩
▲6六角 ▽7七歩成 ▲同 角 ▽7五銀 ▲7四歩 ▽8四歩
▲7三歩成 ▽同 桂 ▲7四歩 ▽8五歩 ▲7三歩成 ▽同 玉
▲8五歩 ▽8六歩 ▲7六歩 ▽同 銀 ▲8六角 ▽8五銀
▲9五角 ▽8四歩 ▲6四歩 ▽4四角 ▲6三歩成 ▽同 金
▲5五桂 ▽6二金引 ▲6四歩 ▽7一桂 ▲7七角 ▽8三玉
▲4五歩 ▽3三角 ▲8八角 ▽7四銀 ▲6三歩成 ▽同 桂
▲同桂成 ▽同銀左 ▲3三角成 ▽同 桂 ▲9五桂 ▽7三玉
▲5五角 ▽6四桂 ▲3三角成 ▽5六桂 ▲同 歩 ▽5七角
▲2八玉 ▽4五飛 ▲8六桂 ▽6七歩 ▲7八飛 ▽7五銀
▲5八金左 ▽4六角成 ▲3四馬 ▽7七歩 ▲同 飛 ▽7六歩
▲4七歩 ▽7七歩成 ▲4六歩 ▽6五飛 ▲7四歩 ▽6四玉
▲6一馬 ▽8六銀 ▲6二馬 ▽7五玉 ▲5五金 ▽同 飛
▲同 歩 ▽6八歩成 ▲8四馬 ▽同 玉 ▲8三飛 ▽7五玉
▲8五金 ▽投了
121手で先手の勝ち

33手め86歩で一応左桂を使ったが用途が不明。すぐ使うアテもなくなんとなく買って箱に入ったままの靴に似ている。40手め45同歩は33角成同桂が連動手で何か手が有りそうだが82角46角同角成同歩のダブルの連動手でも再度の82角で香を取られて77角48飛以下26香。藤井は歩切れとなるので35飛からサザンクロスで勝負できたが40手め75歩は藤井が56銀とした時からやりたくて仕方なかった手。棋聖防衛した時の康光らしい玉頭からの逆襲。55手めで藤井待望の1歩入手。
64手め64同歩と取らずに44角は恒例の開演ベル。43歩成同金74歩同銀66桂を嫌ったと言い訳するかもしれない。おかげで歩を二枚渡す。今度74歩は同銀とせずに62玉84角52玉。67手め55桂と69手め64歩が藤井らしい。同銀同銀同角84角同玉63飛成は残念だが王手龍取りがない。
71桂の受けは最近康光将棋で見た記憶がない。63歩成同桂64歩は55桂で完切れ。そこで77角のスヌキを見せるが83玉で困った。最後の1歩で45歩は55清算阻止だがモッタイナイ。羽生なら歩を打たせたと喜ぶ。歩切れが先手困る。1歩残して58金等のパスで催促清算後55飛の位置が不安定なので63歩成同金から46角打ちがあった。75飛91角成は63飛車切りを見せる。64歩の蓋でも同飛同金同馬が飛車アタリ。裏番組の羽生はソンナ感じ。藤井おかげで手駒が切れて康光33角の里帰りで一安心。75手め88角は55銀同銀76桂のポカ狙い。55銀同角同角同銀45飛なら56角の王手飛車と講座の屋敷なら懇切丁寧に言う。
康光は74銀で息切れ待ち。藤井は指す手がなくなったので行く。
84手めはどこに逃げても55角だが64桂が派手すぎた。丸山なら64歩33角成94歩で投了催促。端のV2固めは片方先に外さない大抵紛れる。桂を二枚渡したので先手の攻めは切れない。
94手め67歩を打ちたかった模様だが同飛は49飛成がひとめなので誰も取ってくれない。
すぐに49飛成からの寄せは同銀47歩の縛りからの65桂同銀81飛39銀18玉で68角成の必死だと55馬で逆に詰まされるが一旦54歩とでも受ければ後手勝ち。後手は65桂+83飛狙いで追われなくても78飛としたいくらいなので1手パスとなった。
103手め47歩が進行駒アタリ奇数番3。1手パスの分で後手が打ちたい地点に先に打たれてしまった。35馬は同馬同飛46角の王手飛車。106手め46同歩も王手飛車。64歩ならどの王手飛車もなかった。また康光が王手飛車を掛けさせて勝ちと言ってくれるかどうか定かでない。104手めは64馬は45馬77歩成83飛72玉74桂打の三桂固め。
106手め65飛で飛車を縦に逃げるとやはり65桂の三桂固め。以下64玉61馬65玉は指す気しない。三桂あって詰まぬことなしのいい見本が康光のお助けのおかげでまた出来てしまった。心の敗着は86手め64桂であろう。康光なら94手67歩と言うかもしれないがそれは指したかった手なので75歩と同じ。羽生なら96手め75歩で難しいと言うかもしれない。でも2回目の75歩はさすがに康光はやらない。心の流れを読むとそうなる。


2006.01.16A級順位戦 羽生VS久保 対四間居飛穴急戦78飛 No: 25 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  06/01/16 Mon 23:53:41

2006.01.16A級順位戦 羽生VS久保 対四間居飛穴急戦78飛

久保の勝負躊躇が招いた踏み倒し。
57手め53銀打に久保は71銀。63銀は62銀成、同銀同角成62銀54馬は75歩や45桂でいずれも後手負け。自陣飛車の受けは飛車角交換後32飛に52銀打でも最後の1歩で54歩。42角打では45桂がヒドイ。その他最善のガンバリがあってもオチは24歩の小技。
羽生は最後の1歩で75歩と金を叩く。同金に64銀不成で1歩補充が命綱。金取りなのでフツー受けるが久保は石川同様78歩。これは同金に28飛でも金取り放置で角を逃げて最後は68金で龍に当てられることは最初から判っているはず。そこで金取り放置で56歩と攻めあえるかだが68銀なら56金。強く同銀なら56金か78歩。放置は76銀57歩成。最後は後手玉が上手く上部に抜けて後手勝ちのはずだった。久保は色気だして78歩同金に28飛と打って一挙に負けに。53角成は女王並の機能。
68手め同玉は75馬78飛成74金72玉68金で一応龍捕獲。以下77歩79歩に56歩は78歩57歩成が甘い。
すでに自陣飛車の受けはないので70手めに75金死守に64銀がまたヒドイ。手番を取るつもりでの投資だが52馬が飛車アタリ。77歩同金76歩67金で歩切れだがソコで64銀52馬44飛ならまだガンバレた。31飛と逃げると45桂が角アタリ。この桂を使われると穴熊側が大抵勝つので歩を温存して44飛で凌いだと思った模様。
75手め86桂に63歩は74桂同金63馬73金54金。54飛は一手一手のナブリ殺し。そこで泣く泣く85金だが74桂の連続技がナイトのサバキ。同金は同馬で受け無し。72玉に77桂で金殺し。29飛成王手も龍がルーク並では78銀引きでお助け。香取ってるヒマない。
80手めようやく56歩だが遅すぎた。以下この定跡では当家でお決まりの後手の上部脱出が再現されたが羽生の会心譜にされた。

日時:2006.01.16
棋戦:第64期順位戦A級7回戦
戦型:対四間居飛穴急戦78飛
先手:羽生善治王将
後手:久保利明八段
▲7六歩 ▽3四歩 ▲2六歩 ▽4四歩 ▲4八銀 ▽4二飛
▲6八玉 ▽9四歩 ▲9六歩 ▽7二銀 ▲7八玉 ▽3二銀
▲5六歩 ▽3三角 ▲5八金右 ▽5二金左 ▲2五歩 ▽6二玉
▲5七銀 ▽6四歩 ▲7七角 ▽7一玉 ▲8八玉 ▽7四歩
▲6六歩 ▽4三銀 ▲9八香 ▽7三桂 ▲9九玉 ▽4五歩
▲8八銀 ▽4四銀 ▲3六歩 ▽5四歩 ▲5九角 ▽6三金
▲2六角 ▽8二玉 ▲7九金 ▽8四歩 ▲6七金 ▽1四歩
▲1六歩 ▽5三銀 ▲3七桂 ▽6二銀 ▲7八飛 ▽8三銀
▲7五歩 ▽4一飛 ▲7四歩 ▽同 銀 ▲5五歩 ▽同 歩
▲7四飛 ▽同 金 ▲5三銀 ▽7一銀 ▲7五歩 ▽同 金
▲6四銀不成▽7八歩 ▲同 金 ▽2八飛 ▲5三角成 ▽6二金
▲7三銀不成▽同 金 ▲6八銀 ▽6四銀 ▲5二馬 ▽4四飛
▲7六歩 ▽7四金引 ▲8六桂 ▽8五金 ▲7四桂 ▽7二玉
▲7七桂 ▽5六歩 ▲8五桂 ▽同 歩 ▲6一金 ▽5五桂
▲7一金 ▽8三玉 ▲5六金 ▽2九飛成 ▲5九歩 ▽6七歩
▲7九銀右 ▽5九龍 ▲4五金 ▽4二飛 ▲同 馬 ▽同 角
▲8二飛 ▽7四玉 ▲4二飛成 ▽6八歩成 ▲7二金 ▽8三金
▲6五角 ▽8四玉 ▲8三角成 ▽同 玉 ▲8二金 ▽8四玉
▲8三金打 ▽投了
109手で先手の勝ち


昼と同じ形勢 No: 24 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  06/01/16 Mon 22:16:04

羽生久保の43手めの局面は千日手になりやすい。そこで羽生の8thアタック無理攻めだが、78飛と75歩は10年程前のタイトル戦直後に誰かがやった。成功すれば会心譜と言う順だったがその時も41飛で後手が入玉で勝ち。石川は不要意に同歩と取って羽生に負けたばかりだが久保は飛車切りからの53銀打回避で41飛。誰がやってもシノギは同じ模様。
それでも飛車切るブーハ。疲労ではなくアレであろう。

康光は65歩の先受けで24手め33角だが久保なら恐らく14歩。33角は横綱相撲。22飛から26歩が受からないので手番を返された藤井は攻めるしかない。谷川同様に97桂で。しかし玉が62地点では上部が軽い。康光は逆に谷川がやりたかった5段飛車。48手め84歩は勝ちを意識した催促なので藤井は今日は開演前に切れ模様。康光がうまく盛り上げてくれるかもしれない。

森下が怒ったので郷田も慌てて22玉。
51手め64角は疑問かもしれない。おかげで立ち後れていた銀が連動手で64地点へ。65歩で催促して後手に馬を作成させるのはダメと見たと言うより58手めで後手どうするのか聞きたかった模様。
55歩は森下歩得で大歓迎。75歩は二枚目の歩得。そこで下駄預けて先手のポカ狙いの49角。郷田は飛車イジメしか逆転の要素がないのでラク。


A級順位戦 実況&分析マシュダ一家 No: 23 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  06/01/16 Mon 15:12:47

相変らず相矢倉68角を見るとバイアグラを飲みたくなる。デそうでデない屁のようなこの手は最強森下の顔に相応しい。郷田は41玉のまま贅沢に9筋に2手かけて95歩なので森下もアタマ来て26歩。
誰も言ったことはないが連盟棋士で怒ると一番怖いのが森下。
あの森下に向かって41玉のまま95歩に73銀とは家元に喧嘩売るどころではない。今日一番の血を見る戦い。当家は無論森下ノリ。
こんな相手に負かされては矢倉の権威は地に墜ちる。
加藤一二三も今日はなぜか郷田を見捨て森下を応援している。


今日の康光 藤井康光 相振り No: 22 [返信][削除]
 投稿者:A級順位戦 実況&分析マシュダ一家  06/01/16 Mon 15:02:09

相振り三間は後手芳しくないはずがナニやるかと思ったら相腰掛け銀からの急戦狙い。19手め藤井はビビって68飛と手損。
玉の囲いが半美濃で対象形だったがこれで康光優勢に。
藤井の56銀をうまく咎めることができたのは22角保留故。藤井は最強8筋に77角選択すれば角頭死守放棄のスグの56銀は危険。出てから気がついた模様。17手めでカスるようでは序盤巧者とは言えない。昨日の放映に自暴自棄なのかもしれない。


今日のブーハ 羽生久保 No: 21 [返信][削除]
 投稿者:A級順位戦 実況&分析マシュダ一家  06/01/16 Mon 14:48:59

久保相手にウワの空。相振りは久保にかなりやられているので今日は対四間急戦かと思ったら9手め96歩から穴熊。久保は4thアタックは無理と諦めて44歩から44銀で。54手め54歩で7thアタック準備だが羽生は59角で待機。久保も一回見送って63金で待機。
羽生はまたしても26角だがコレが一番疲れない模様。角筋から避けて久保は82玉で2回目の7th待機。
これは久保に楽しみが多い。


2006.01.15NHK杯 谷川VS藤井 相振り穴熊必死劇  No: 20 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  06/01/16 Mon 01:00:19

藤井はまた懲りずに穴熊。
2005.10.12A級順位戦 谷川VS藤井 相四間
今回は谷川が相振りで来ると決まっているので2筋へ。
現在最強の8VS2。
19手め86歩は早いがこれも決め指し。藤井が穴熊やると予想している。羽生や森内相手だと疑問手の萌芽。普通飛車を振ったら玉を囲う。谷川に藤井を踏み倒す意識があった証拠は25手め85歩。藤井が何もする気ないので自陣を囲うべきだった。この歩はいつでも突ける。41玉の裸の状態で65歩は久保でもやらない。これなら居玉の方がまだ固い。やはり谷川は藤井に負けるはずないと過信している。視聴者用にカッコつけるなら12香の瞬間に21手め65歩。その場合19手めの86歩が疑問手かもしれない。21手め75歩がやりすぎなら96歩。19手めで65歩は久保ならやるかもしれないが行くときはやはり92香を指させてから65歩が望ましい。23手めではどうか?
21手め38金はむしろ玉を囲うのに3手かけろとその金自体が自玉を唆しているのですでに難しい。初形なら玉は48+39の2手で囲いは完了。後手は先手早々の37銀故24歩と突いてこない。だから21手め38金そのものがすでにオカシイ。
解説の大介が28手め51金より52金がフツーと言っている。万年振り飛車党の自虐ネタであろう。振り飛車党と居飛車党の感覚の違いと彼等はゴマカスが穴熊にする時は51金に決まっている。
懐かしの2002.1.16&17王将戦第一局ではこんな場面があった。
「58金では?」
「そんな手ない。穴熊に組めばこの金は大地を這う蛇族にされる」
昨年の燃える王将リーグも素晴らしかった。王将戦中継が消えたのは今期連盟の最大の損失。
谷川の29手め65歩は角交換なら31角のチャンスを狙ったものだが谷川羽生森内なら77桂連動手を相手に与えては損とそれ以前に確信している。相手が藤井なら乗ると谷川は誤算するはずない。誤算と言うより煽りであろう。そうでなければ無意識の演技。
藤井は飛車を6筋に展開するつもりなのでこれは大歓迎の3rd作成手と読み替えることができる。30手め64歩の奪還3rdアタックで先手シビレた。同桂連動手を与えないことは仕掛けの鉄則なので谷川はすぐに同歩だったがいつもの駒アタリ奇数番3なら31手め85歩。ところが41玉の裸の状態がヒドイ。泣く泣く取って33手め39玉では作戦負けどころではない。
39手めは85飛カモと思っていたが64銀が強烈なので間に合わない。
40手め35歩で藤井劇場開演のベル。谷川も座長の恒例のオチに期待してしきりに劣勢のジェスチャー。谷川の演技は山崎どころではない。むしろ山崎は親分にソレを学んでいる。渡辺明は知らなかったらしい。
44手めは大介手順によると42角88飛66歩78銀76銀で後手勝ちらしい。感想戦で藤井も絶賛していた。おかげで全視聴者が真に受けた。
42角に88飛と下がるA1棋士はいない。42角75歩同角26飛で飛車の大回転か64歩同角33歩成。谷川の手の流れなら悠然と28玉もある。
藤井は77角成。これをガジガジ流と呼ぶ。要するにバカ単純な攻め。物量作戦なのでみたマンマ。55手め67歩は凄い我慢に見えるが火事場で飛車など逃げるA1棋士はいないと谷川自身も今日棋譜で言っている。63歩同飛22角も53桂成の味消し。63歩同飛64歩同飛75角61飛62歩同飛53銀は清算後やはり69飛で王手角取り。
最後は39玉の位置が祟る。やはり53桂成が逆転の礎石なので谷川の我慢は素晴らしい。この67歩に当家は一番感心。
61手め大介は49銀打ではなく28玉らしい。羽生や谷川は銀を打つ。打たないのは先週の行方と大介。谷川は68手め59金が見えなかったと嘯くがすでに藤井劇場に期待しているので悪手を待つしかない身。
いろいろあったがどれも有名な手筋。大介が知っていたのが85手めで39銀打。谷川は88飛の中空理論で。16歩はA1棋士は最初から狙っている全変化帰結なのであとは後手が98手めの局面以後金銀もって28銀で必死が掛けられるかどうかの勝負しかない。谷川は逆にナナメ駒渡さないで詰めろが続けば勝ち。
115手め72銀でついに必死駒を渡す谷川。117手め83銀成なら谷川にチャンスあった。119手め84歩はすでに仕方ない最後のお願い。少しガンバルなら83銀成から再度の88飛狙いだが最後14桂で詰まされる。藤井が120手め同金と取れずに独りでコケてくれた。120手め84同金なら清算後28銀が間に合った。受けはない。
2005.09.10A級順位戦藤井VS羽生 相振りを思い出す。あの時も羽生に攻防の自陣飛車を打たれ83地点から脱出された。


2006.01.14囲碁将棋ジャーナル 王将戦第1局 失神失笑失禁の山崎解説 No: 19 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  06/01/14 Sat 14:16:44

ヤマクミも随分クタビレた。山崎に婚約者が出来たと言っている。
小耳か小股か知らないがナニ挟んだかその顔で言われても味悪い。
林葉直子がいくら老いても山田久美臨時キャスターより色気ある。
山崎は一週間も東京に居て遊び癖がついてしまった。
相変らずオタフク顔でバカなことばかり言っている。
50手め82飛はつらいが仕方ない?
もっとマシなことが言えないものか。全勝挑戦者康光を全面的に仰ぐくせに「つらい」などと捨て台詞だけ吐く解説ではNHKは詐欺同様。カネ返せ。当家が指摘していない順はあとは残飯85歩。銀を下がらせて84角で歩を食わせない。むしろ65歩なら同桂が57角と77銀を狙うフンドシ。先手がナニもしなければ後手から64歩。
61手めは「自分なら45歩」などと自嘲気味に言うようではタコトラ並。
49手め以前のマシュダ一家解説にキチンと書いてある。35歩しかない。
こんなことは渡辺明も知っている。森内も35歩にやられたばかり。
しかも80手め38銀を勝負手と言うようでは情けない。これははっきりタコ手。この銀は最悪の空間閉塞手。以前もこう言うことがあった。
38地点に飛車が打てないので仕方なく打った48飛が金打で殺される構図。似たり寄ったりは一体何度出てきたことか。谷川も辛酸を舐めているから家に帰ったら真っ先にタニー邸へ聞きにいったらいい。
89手め山崎なら迷わず18飛らしい。それではタコ銀が復活してしまう。
96手め山崎は48飛推奨。谷川に叱られるから。
125手めは山崎なら迷わず69金で銀を取る?
過去囲碁将棋ジャーナルでそこまで視聴者をバカにした解説者は永世失禁以外いない。
山崎。もう暫く出なくていいから。
そういえば失神した青野は抜け番で王将戦第1局立会いやってる間にB1陥落。
青野がいないと寂しい。でもこれでB2はまた一層盛り上がる。
史上最強のB2が見られるかもしれない。