2005.07.15B2順位戦2回戦 泉VS森 陽動向い飛車

2005.07.15B2順位戦2回戦 内藤VS浦野 横歩取り85飛68玉型
2005.07.15B2順位戦2回戦 加藤一二三VS屋敷 対矢倉右四間
2005.07.15B2順位戦2回戦 中村VS秀司 対四間銀冠穴熊
2005.07.15B2順位戦2回戦 西川VS神谷 対石田流棒金
2005.07.15B2順位戦2回戦 小野VS脇 対矢倉55歩3rdアタック
2005.07.15B2順位戦2回戦 畠山鎮VS福崎 対矢倉3手角文珍囲い

2005.07.15B2順位戦2回戦 泉VS森 陽動向い飛車 No: 7827 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  05/07/16 Sat 05:18:37

2005.07.15B2順位戦2回戦 泉VS森 陽動向い飛車
日時:2005.07.15
棋戦:B2順位戦2回戦
戦形:陽動向い飛車
先手:泉  正樹七段
後手:森  鶏二九段
▲7六歩 ▽3四歩 ▲6六歩 ▽3三角 ▲4八銀 ▽3二銀
▲5六歩 ▽4四歩 ▲6八玉 ▽8四歩 ▲7八銀 ▽7二銀
▲5八金右 ▽4三銀 ▲7七銀 ▽6四歩 ▲7八玉 ▽7四歩
▲2六歩 ▽6三銀 ▲7九角 ▽9四歩 ▲2五歩 ▽2二飛
▲9六歩 ▽6二玉 ▲6七金 ▽7一玉 ▲3六歩 ▽5二金左
▲1六歩 ▽1四歩 ▲4六角 ▽5一角 ▲5七銀 ▽5四銀左
▲3七角 ▽4五銀 ▲2六飛 ▽7三桂 ▲5五歩 ▽2四歩
▲同 歩 ▽同 角 ▲2五歩 ▽1三角 ▲4六歩 ▽3六銀
▲同 飛 ▽2五飛 ▲2六銀 ▽3五歩 ▲2五銀 ▽3六歩
▲同 銀 ▽3五歩 ▲4七銀 ▽4九飛 ▲5八銀 ▽2九飛成
▲9五歩 ▽同 歩 ▲9二歩 ▽3六歩 ▲5九角 ▽9二香
▲9一飛 ▽6二玉 ▲9二飛成 ▽5一玉 ▲1五歩 ▽4二玉
▲4五歩 ▽同 歩 ▲5六金 ▽3三桂打 ▲4四香 ▽3二玉
▲1四歩 ▽3五角 ▲9一龍 ▽7二銀 ▲6一龍 ▽同 銀
▲3四金 ▽2五龍 ▲3五金 ▽同 龍 ▲1三歩成 ▽4四龍
▲2三角 ▽4二玉 ▲2二と ▽1九香成 ▲3二角成 ▽5一玉
▲2一と ▽2八飛 ▲3一と ▽6二玉 ▲7五歩 ▽同 歩
▲7四歩 ▽8五桂 ▲8六銀 ▽4二金 ▲8五銀 ▽同 歩
▲7三歩成 ▽5二玉 ▲4八桂 ▽7六香 ▲6七玉 ▽3五香
▲9五角 ▽3二金 ▲同 と ▽4三玉 ▲3三と ▽同 玉
▲7四と ▽4二銀 ▲4六歩 ▽1四龍 ▲4五金 ▽2四玉
▲2七歩 ▽2六歩 ▲同 歩 ▽2五歩 ▲7五と ▽3七歩成
▲7六玉 ▽1五玉 ▲3四桂 ▽2六玉 ▲4二桂成 ▽4七歩
▲5一角成 ▽7二銀 ▲6二馬 ▽6一金 ▲5三馬 ▽4八歩成
▲3五金 ▽2七玉 ▲1五歩 ▽同 龍 ▲5四馬 ▽3六歩
▲同 金 ▽同 と ▲4八銀 ▽同飛成 ▲4七金 ▽3九龍
▲4八銀 ▽2九龍 ▲3六馬 ▽1七玉 ▲3七金 ▽2六歩
▲2八歩 ▽同 龍 ▲4九銀 ▽2四桂 ▲4七馬 ▽2七歩成
▲同 金 ▽同 龍 ▲3八銀 ▽4七龍 ▲同銀直 ▽2六歩
▲2九香 ▽同成香 ▲同 銀 ▽2七歩成 ▲3九桂 ▽2六歩
▲3八銀引 ▽1八歩 ▲2七桂 ▽同歩成 ▲同 銀 ▽4九角
▲5八香 ▽2七角成 ▲2八香 ▽同 馬 ▲同 銀 ▽同 玉
▲7三歩 ▽8三銀 ▲2九歩 ▽同 玉 ▲5六角 ▽3八歩
以下略

またも5手目48銀だが泉の工夫はやりすぎ。7手目56歩が歩間4では先後逆にされる。8手目44歩が森流のケンカ将棋なので9手目68玉ですでに気合い負けしている。10手目84歩は後手から歩間6へ戻し緩手に見えるが森の場合は根が悪の華6。12手目72銀で振りそうと分かる。13手目58金は緩手。後手は歩間6維持で77銀を待っているのだから堂々と77銀で構わない。後手棒銀などB2で有り得ない。15手目結局77銀ではすでに遅い。16手目64歩で再度喧嘩を売られた。5-1を後手に作成されると先手の沽券25歩が悪手になる。
18手目74歩で後手に3rd作成権利が発生。従って後手から先攻できる。
19手目26歩で出遅れた5-2にされてはすでに作戦負け。20手目63銀は陽動振り飛車の布陣。22手目94歩が打診の装いで再度の歩間6。森は6ナンバーで相手を誘う。
23手目25歩が5-3で先手の権利を奪還したかに見えたが向い飛車にされては先手から仕掛けようがない。すると後手の駒組が無制約となり好き放題にされる。25手目96歩は手順前後。このブランコ後進を先に行なって後手に1手指させるべきだった。
29手目36歩は5thアタック狙いだが31手目16歩では森に14歩で6ナンバーを作成されて仕掛けは殺される。そこで仕方なく33手目46角だったが65歩の6thアタックなどあるワケないので意味不明。逆に森から45銀で追われた。泉はナニ考えているのかと思ったら55歩の銀バサミ。
森相手に銀をロハで殺せると思ったらしい。55歩は悪手。おかげで後手に絶好の7thアタックを与えてしまった。47手めは15歩では同歩同香に57角成の二枚換えで負けなので泉は仕方なく46歩で銀殺し。これほど嬉しくない誘いもない。ナニもしないと33桂で25飛からの飛車交換。17桂受けはブ的感興と言われる。以下銀歩交換で先手の歩切れを見て35歩の駒アタリ偶数番2だけで手になってしまった。
売り言葉に買い言葉のケンカ将棋。大抵駒アタリ偶数番2で形が決まり以下清算後は先手が駒アタリ奇数番1をバカみたいに取り続けるので後手は64手目36歩のようなおいしい偶数番2が取れる。
71手目15歩が本局で初登場の駒アタリ奇数番3。73手目45歩が悪手。すでに持将棋模様なので14歩の連動奇数番3で歩切れを解消するべきだった。同歩と歩をタダで取られては森の思うド壺。45歩などひとめ偶数番4でダメと分かる。後手が偶数番原理で指しているため恰好のプレゼント。こんな場所で指し手をチマチマ読んでも仕方ない。指折り数えるだけのことがなぜできなのであろう? おかげで35角が香アタリ。94手目では森ならどうやっても勝ちでショと控え室で他の将棋を検討する。以下は記録係に指し継いで貰ったのかもしれない。


2005.07.15B2順位戦2回戦 内藤VS浦野 横歩取り85飛68玉型 No: 7826 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  05/07/16 Sat 04:15:58

2005.07.15B2順位戦2回戦 内藤VS浦野 横歩取り85飛68玉型

日時:2005.07.15
棋戦:B2順位戦2回戦
戦形:横歩取り85飛68玉型
先手:内藤國雄九段
後手:浦野真彦七段
▲7六歩 ▽3四歩 ▲2六歩 ▽8四歩 ▲2五歩 ▽8五歩
▲7八金 ▽3二金 ▲2四歩 ▽同 歩 ▲同 飛 ▽8六歩
▲同 歩 ▽同 飛 ▲3四飛 ▽3三角 ▲3六飛 ▽4一玉
▲8七歩 ▽8五飛 ▲2六飛 ▽2二銀 ▲6八玉 ▽6二銀
▲3八銀 ▽5一金 ▲3六歩 ▽7四歩 ▲3七銀 ▽8八角成
▲同 銀 ▽3三桂 ▲2八飛 ▽2五飛 ▲2六銀 ▽7三角
▲4六角 ▽同 角 ▲同 歩 ▽2四飛 ▲2五歩 ▽5四飛
▲3七銀 ▽5五飛 ▲3四角 ▽4七角 ▲2四歩 ▽2五歩
▲6六歩 ▽7五歩 ▲同 歩 ▽8三角成 ▲6七角 ▽投了
53手で先手の勝ち
浦野の手損に歩損で役立たずの馬作成ではどちらが高齢者か分からない。以下指し継いでも先手の桂得が保証されている。

自陣桂で浦野の温泉将棋に付き合う場合
▲7六歩 ▽3四歩 ▲2六歩 ▽8四歩 ▲2五歩 ▽8五歩
▲7八金 ▽3二金 ▲2四歩 ▽同 歩 ▲同 飛 ▽8六歩
▲同 歩 ▽同 飛 ▲3四飛 ▽3三角 ▲3六飛 ▽4一玉
▲8七歩 ▽8五飛 ▲2六飛 ▽2二銀 ▲6八玉 ▽6二銀
▲3八銀 ▽5一金 ▲3六歩 ▽7四歩 ▲3七銀 ▽8八角成
▲同 銀 ▽3三桂 ▲2八飛 ▽2五飛 ▲2六銀 ▽7三角
▲4六角 ▽同 角 ▲同 歩 ▽2四飛 ▲2五歩 ▽5四飛
▲3七銀 ▽5五飛 ▲3四角 ▽4七角 ▲2四歩 ▽2五歩
▲6六歩 ▽7五歩 ▲同 歩 ▽8三角成 ▲6七角 ▽8四馬
▲3五歩 ▽同 飛 ▲3四歩 ▽3六歩 ▲4八銀 ▽7三馬
▲3三歩成 ▽同 金 ▲5八桂 ▽投了
63手で先手の勝ち


2005.07.15B2順位戦2回戦 加藤一二三VS屋敷 対矢倉右四間 No: 7825 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  05/07/16 Sat 03:34:52

2005.07.15B2順位戦2回戦 加藤一二三VS屋敷 対矢倉右四間
日時:2005.07.15
棋戦:B2順位戦2回戦
戦形:対矢倉右四間
先手:加藤一二三九段
後手:屋敷伸之九段
▲7六歩 ▽8四歩 ▲6八銀 ▽3四歩 ▲6六歩 ▽6二銀
▲5六歩 ▽6四歩 ▲7八金 ▽6三銀 ▲4八銀 ▽5四銀
▲5七銀右 ▽6二飛 ▲5八金 ▽3二金 ▲6七金右 ▽4一玉
▲6九玉 ▽4二銀 ▲7九玉 ▽3一玉 ▲2六歩 ▽7四歩
▲2五歩 ▽3三角 ▲4六銀 ▽6五歩 ▲5七銀上 ▽6六歩
▲同 銀 ▽4四歩 ▲5五歩 ▽4五歩 ▲5七銀右 ▽6五歩
▲5四歩 ▽6六歩 ▲同 銀 ▽5四歩 ▲6五歩 ▽5二金
▲9六歩 ▽4三金右 ▲7七桂 ▽5五歩 ▲8九玉 ▽9四歩
▲7九角 ▽5六銀 ▲5八銀 ▽7三桂 ▲2四歩 ▽同 歩
▲同 角 ▽同 角 ▲同 飛 ▽2三歩 ▲2八飛 ▽6七銀成
▲同 銀 ▽7五歩 ▲2四歩 ▽同 歩 ▲2三歩 ▽7六歩
▲同 銀 ▽3九角 ▲6八飛 ▽7五歩 ▲6七銀 ▽6六角成
▲同 銀 ▽7六歩 ▲7四歩 ▽7七歩成 ▲同 金 ▽8五桂
▲7三歩成 ▽9二飛 ▲8三と ▽6二飛 ▲7三角 ▽6三飛
▲2二銀 ▽同 金 ▲同歩成 ▽同 玉 ▲4一角 ▽3二銀
▲6三角成 ▽5六金 ▲2三歩 ▽同 玉 ▲8四角成 ▽7七桂成
▲同 銀 ▽7六歩 ▲同 銀 ▽7七金 ▲2八飛 ▽7六金
▲2五歩 ▽同 歩 ▲2四歩 ▽同 玉 ▲2二飛 ▽2三銀打
▲3二飛成 ▽同 銀 ▲3六桂 ▽3三玉 ▲2四金 ▽2二玉
▲2三銀 ▽3一玉 ▲3二銀成 ▽同 玉 ▲2三金
119手まで先手勝ち
本日の主役。加藤一二三のオハコ右四間登場。相手はB2最強の屋敷なので申し分ない。全棋士はコレ見て後手番の矢倉対策を練り直している。26手目33角は加藤一二三にしては珍しい飛車先不交換原理拒否に見えるが譲渡ナンバーと当家では見る。おかげで屋敷は指す手がないので46銀とした。脇は東京で指しているのならこれを見るべきだった。28手目が教皇最強の3rdアタック。29手目57銀上が46銀からの悪手連鎖になる。30手目66歩は教皇特有のGN不知。だから屋敷は安心して57銀上ができた。32手目44歩は受けの手ではない。34手目45歩を見ても分かる通り偶数番原理。屋敷は35手目に57銀と逃げた。こんな所は逆行偶数番2を取るのが礼儀。36手目65歩が偶数番2の連続技。さすがに今度は屋敷も54歩と取って連動偶数番2へ繋げた。40手目で一段落。後手は歩損もなく銀交換に成功している。しかも1歩手持ち。
43手目96歩は本来後手が対象形で指したい手だったが飛車先歩交換を33角で拒否したので先手に指された。これは明解な双頭手なので94歩のブランコ後進は損。双頭手に単一手で付き合うとブランコ前進の得がひとつ残る。そこで味がよさそうな43金だったが形の亡霊かもしれない。96歩にダマされたと当家は見る。角頭が攻められていない為に不急の1手であった。45手目77桂が組み替えを狙ったダマシ手。相手が受けに撤すると見て屋敷も足元を見た。46手目55歩が緩手。47手目88玉が双頭手のため。対する48手目94歩は負けるための美学。50手目56銀が55歩緩手を逆行相転化する迫真の勝負手。同金なら同歩が連動手で逆転。そこで屋敷は58銀打でGN作成。銀が質駒なので打てる。57歩では角筋が遮断して負け。52手目73桂は難しいがすでに覚悟が出来ている場合は一番威勢がいい手を選択。
53手目24歩はこれしか指す手がないのだから褒められたものではない。56手目24角で23歩は屋敷が33角成としてくれないので自分から換えて手番を取りに。これでようやく飛車先歩交換原理で手番が後手に戻る。
59手目の局面は偶数番原理では54金。後に63飛で23地点を死守する双頭手になる。奇数番原理なら75歩または85桂。加藤一二三はGNが嫌いなので先に67銀成で清算。62手目の75歩が駒アタリ偶数番2なので手順前後も眼中にない。おかげで屋敷に63手目24歩という絶好の駒アタリ奇数番3を与えてしまった。今日は屋敷への教習所コースかもしれない。こんな手順は加藤一二三ならひとめのため。75歩を突くと先手は必ず歩切れ解消+桂入手が見込めるので23歩の垂らしを同金と取りにくい。65手目23歩は先手の受動駒アタリ奇数番3。従って66手目76歩が偶数番天国を引き裂く奇数番3にされてしまう。68手目39角はもう誰にも止められない3ロード。
70手目75歩で初めて後手にとって仮想駒アタリ偶数番4解釈ができる地点。同銀は同角同銀74歩で偶数番天国に回帰して後手勝ちなので屋敷は67銀。これが先手にとっての仮想駒アタリ奇数番3。
72手目いきなり66角成!
凄まじい相転換手。当家では56歩の受動駒アタリ偶数番2で地獄ツアーを楽しんでいた矢先の火達磨であった。
74手目76歩が完全駒アタリ奇数番3。これは羽生たちが指してきた手。対して屋敷の75手目74歩が加藤一二三流の駒アタリ偶数番4なのでこれは屋敷への調教であろう。お前もタイトル戦出ろと。
最終盤は高齢者への配慮がない順位戦では酷なので評価対象外。


2005.07.15B2順位戦2回戦 中村VS秀司 対四間銀冠穴熊 No: 7824 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  05/07/16 Sat 01:46:50

2005.07.15B2順位戦2回戦 中村VS秀司 対四間銀冠穴熊
日時:2005.07.15
棋戦:B2順位戦2回戦
戦形:対四間銀冠穴熊
先手:中村 修八段
後手:佐藤秀司六段
▲7六歩 △8四歩 ▲6八銀 △6二銀 ▲6六歩 △3四歩
▲6七銀 △5四歩 ▲1六歩 △1四歩 ▲6八飛 △4二玉
▲3八銀 △5二金右 ▲5八金左 △3二銀 ▲4八玉 △2四歩
▲4六歩 △2三銀 ▲3六歩 △3二玉 ▲3九玉 △3三角
▲7七角 △2二玉 ▲4七金 △3二金 ▲3七桂 △1二香
▲7五歩 △8五歩 ▲7八飛 △6四歩 ▲2八玉 △4二金右
▲5六歩 △1一玉 ▲2六歩 △2二金 ▲6八角 △6三銀
▲7六飛 △7二飛 ▲7九飛 △3二金右 ▲4五歩 △8六歩
▲同 歩 △6五歩 ▲5七角 △8二飛 ▲7六飛 △6四銀
▲7七桂 △6六歩 ▲同 銀 △5五歩 ▲同 歩 △同 銀
▲同 銀 △同 角 ▲5四歩 △6七銀 ▲6六飛 △5六歩
▲4八角 △6六角 ▲同 角 △6九飛 ▲5三歩成 △5八銀不成
▲2二角成 △同 金 ▲5八金 △3九角 ▲2七玉 △1五歩
▲2八銀 △7五角成 ▲4三と △1六歩 ▲1三歩 △同 香
▲1五歩 △同 香 ▲5九歩 △4六歩 ▲同 金 △5七歩成
▲2五歩 △6六飛成 ▲2六銀 △4六龍 ▲1五銀 △5八と
▲4七金 △同 龍 ▲同 銀 △1四金 ▲1二歩 △同 玉
▲1六香 △1五金 ▲同 香 △1四歩 ▲2六金 △2九金
▲2四歩 △同 銀 ▲1四香 △1三歩 ▲4四角 △1五銀打
▲2三歩 △2六銀 ▲同 角 △2八金 ▲同 玉 △1六金
まで120手で佐藤秀司六段の勝ち
4手目62銀は歩間3作成権利譲渡。6手目で後手が歩間4作成となった。
従って問題手67銀は逆行歩間4で譲渡2と見做す。8手目で後手が歩間5を作成するには2種類。中村は振ると決まっているので85歩は向い飛車にされる。そこで54歩。ここで雁木にしたらどうかと言う趣向は中村なら有り得る。そこで1筋で質問。秀司は素直に14歩ブランコ後進。これで穴熊はないと見て中村は安心して四間にした。5-1構造を作成した後手は85歩と突いていない分を保留したまま駒組ができる。15手目58金が疑問手の萌芽。この1手分で後手は銀冠穴熊にする色気が出た。5-1構造の危険な状態では指し手を手数計算しないと作戦負けになる。17手め48玉では先手難しい。19手目46歩が悪手連鎖の帰結とされるため。指し手だけで追うと序盤の敗因が不明となる。だから構造と手数で裏から照射しないといけない。26手目で駒組先後が入れ換った。以下後手は穴熊に組み替え中村は得意の繰り換え戦術を放棄。先手としては不満。盛り返して玉頭戦に持ちこんだが先手が好んで指す展開ではなかった。秀司のアバウトな攻めでもなんとかなる。石田流に組んで飛車を下がるとダメなのは前ナンバーの神谷も同じ。やはり中村に竜王戦は無理かもしれない。それでもかすかな期待がある。なんとかブレークしてくれないものかと。そういえば島もせっかく塚田に負けたのに昨日は竜王戦本戦で廃人になってしまった。本当に将棋を忘れた模様。余りにバッチイので当家でも扱えなかった。


2005.07.15B2順位戦2回戦 西川VS神谷 対石田流棒金 No: 7823 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  05/07/16 Sat 01:04:19

2005.07.15B2順位戦2回戦 西川VS神谷 対石田流棒金
日時:2005.07.15
棋戦:B2順位戦2回戦
戦形:対石田流棒金
先手:西川慶二七段
後手:神谷広志七段
▲7六歩 △3四歩 ▲6六歩 △3二飛 ▲4八銀 △6二玉
▲6八玉 △7二銀 ▲7八玉 △7一玉 ▲2六歩 △3五歩
▲2五歩 △3四飛 ▲6八銀 △6四歩 ▲4六歩 △5二金左
▲4七銀 △1四歩 ▲1六歩 △4二銀 ▲3八金 △4四歩
▲2七金 △4三銀 ▲2六金 △3二飛 ▲3六歩 △同 歩
▲同 金 △3五歩 ▲3七金 △3四飛 ▲3八飛 △3二飛
▲5六銀 △8二玉 ▲7七角 △3四銀 ▲2八飛 △3三角
▲4七金 △6三金 ▲6五歩 △6二飛 ▲2四歩 △同 歩
▲5五銀 △6五歩 ▲4四銀 △5一角 ▲5六金 △1二香
▲6四歩 △5四金 ▲5五銀 △4三銀 ▲3四歩 △1三桂
▲5四銀 △同 銀 ▲3三歩成 △6六銀 ▲3四と △7七銀不成
▲同 銀 △3六歩 ▲4四と △3七歩成 ▲同 桂 △3二飛
▲3四歩 △3六歩 ▲4五桂 △同 銀 ▲同 歩 △6六桂
▲8八玉 △3七歩成 ▲6八飛 △4七と ▲6六銀 △同 歩
▲同 飛 △6五歩 ▲同 飛 △7四銀 ▲6八飛 △3五角
▲5八銀 △4六と ▲2七桂 △2六角 ▲4六金 △3七角成
▲5六金 △1九馬 ▲3三歩成 △6二飛 ▲6五銀 △同 銀
▲同 金 △7四銀 ▲6三銀 △6五銀 ▲同 飛 △5五金
▲6八飛 △6五香 ▲5三と
まで111手で西川七段の勝ち
5手目48銀では客が逃げる。当家では相振りで神谷の期待に答える。
16手目64歩は誇大妄想。21手目16歩は緩手。28手目32飛で方針破綻。30手目同歩はつらい。36手目で神谷は日射病と判明。


2005.07.15B2順位戦2回戦 小野VS脇 対矢倉55歩3rdアタック No: 7822 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  05/07/16 Sat 00:36:20

2005.07.15B2順位戦2回戦 小野VS脇 対矢倉55歩3rdアタック
日時:2005.07.15
棋戦:B2順位戦2回戦
戦形:対矢倉55歩3rdアタック
先手:小野修一八段
後手:脇 謙二八段
▲7六歩 △8四歩 ▲6八銀 △3四歩 ▲6六歩 △6二銀
▲5六歩 △5四歩 ▲4八銀 △4二銀 ▲5八金右 △3二金
▲7八金 △4一玉 ▲6九玉 △7四歩 ▲6七金右 △5三銀右
▲2六歩 △8五歩 ▲7七銀 △5五歩 ▲同 歩 △同 角
▲7九角 △7三角 ▲4六角 △6四銀 ▲5六歩 △3三銀
▲7九玉 △5二金 ▲8八玉 △4四歩 ▲3六歩 △3一玉
▲5七銀 △4三金右 ▲3七角 △2二玉 ▲2五歩 △9四歩
▲9六歩 △3五歩 ▲同 歩 △3六歩 ▲5九角 △4五歩
▲1八飛 △5三銀 ▲5五歩 △4四銀右 ▲5六銀 △3五銀
▲4五銀 △4四銀上 ▲同 銀 △同 銀 ▲4六歩 △9五歩
▲同 歩 △5七歩 ▲同 金 △5五銀 ▲2六角 △5六歩
▲6七金寄 △4六銀 ▲4四歩 △4二金引 ▲5六金 △3七歩成
▲4三歩成 △同金直 ▲7一角成 △4七銀不成▲4四歩 △4二金引
▲3三歩
まで79手で小野八段の勝ち
後手番での対矢倉戦略がB2でも再燃中。すべてMF矢倉分析から始まったことであった。万年B2棋士達はMF言語をタイトル戦を通じてしか理解しようとしない。
福崎は5thアタックさえ躊躇したが脇は馴染みの3rdアタック。しかもタコ八相手なので長男と次男の不毛な喧嘩。
43手目の96歩は本来小野の敗着となるべき手拍子。44手目35歩は成立しない。いくらなんでも歩を渡し連動手で矢倉最大の拠点を相手にプレゼントすることなど無気力将棋以外有り得ない。脇は3-5アタックに誤読してくれると思ったらしい。むしろ小野に46銀を指させた方が脇らしい展開でゴマかせた。タコ八は誘いに乗らないのでどうせ16歩とでも指す。脇は44手目でどうやったら先手は46銀や16歩を指してくれるか考えたことがないのであろうか?そのぐらい見せないとすぐバレる。
こういう局面は淡路が教えてくれる。


2005.07.15B2順位戦2回戦 畠山鎮VS福崎 対矢倉3手角文珍囲い No: 7821 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  05/07/15 Fri 23:46:51

2005.07.15B2順位戦2回戦 畠山鎮VS福崎 対矢倉3手角文珍囲い
日時:2005.07.15
棋戦:B2順位戦2回戦
戦形:対矢倉3手角文珍囲い
先手:畠山 鎮
後手:福崎文吾前王座
▲7六歩 △3四歩 ▲2六歩 △4四歩 ▲4八銀 △9四歩
▲2五歩 △3三角 ▲6八玉 △3二金 ▲5八金右 △5二金
▲5六歩 △4三金右 ▲7八銀 △2二銀 ▲6六歩 △4一玉
▲6七金 △6二銀 ▲7九角 △5一角 ▲7七玉 △3三銀
▲8八玉 △6四歩 ▲3六歩 △6三銀 ▲3七銀 △3一玉
▲3五歩 △同 歩 ▲同 角 △7四歩 ▲3六銀 △7三角
▲4六角 △9五歩 ▲3七桂 △8四歩 ▲7七銀 △6二飛
▲7八金 △5二銀 ▲1六歩 △4二金引 ▲2四歩 △同 歩
▲2五歩 △同 歩 ▲同 桂 △3四銀 ▲1五歩 △2四歩
▲1三桂成 △同 香 ▲1四歩 △同 香 ▲同 香 △5四桂
▲5五角 △3五歩 ▲1二香成 △3六歩 ▲2二歩 △3三桂
▲1八飛 △4一玉 ▲2一成香 △6三銀 ▲1一飛成 △5二玉
▲3一成香 △4三金左 ▲2一歩成 △6五歩 ▲7三角成 △同 桂
▲2二と △6六桂 ▲6八金寄 △6一飛 ▲3二と △4九角
▲4二と △同 金 ▲6六金 △同 歩 ▲5五桂 △6七歩成
▲6四歩 △同 銀 ▲3二成香 △同 金 ▲6三金 △同 飛
▲同桂成 △同 玉 ▲6一龍 △5四玉 ▲6三角 △6五玉
▲5五飛
まで103手で先手勝ち
東京では22手で後手負けと判明している。福崎はすでに大家なのでナンデモアリの愛嬌で済むが道半ばの鎮はナニ考えてんだか。相手に同情しても腰抜けとしか思われていない。おかげで38手目は福崎の目が潤んでいる。ほとんど昨日の康光気分かもしれない。谷川研の連中は必ず37桂とする。これで東京では逆転する。福崎はすでに1歩持っている為5thアタックが可能。羽生気分になれた。それが84歩では鎮への恩売りであろう。関西の若手はこうしてダメにされて行く。77銀とされてはダメ。42手め62飛で福崎は最初から冗談で指していると判明。以下16歩に42金は完全にナリキリ芝居。双方谷川気分で指しているだけとなった。相手に同情して形作りに付き合っているだけ。鎮はこんなダンゴ将棋指して面白いのであろうか?関西棋士同士の星の売り買いは形作りの形態を見るとよく分かる。自己陶酔記者が分かるようにまとめるため。