2005.05.02竜王戦1組郷田VS藤井 対四間穴熊銀冠
日時：2005.05.02
棋戦：竜王戦1組 出決2回戦
戦形：銀冠VS四間穴熊
先手：郷田真隆
後手：藤井　猛
▲７六歩
*振り飛車しか指さない相手に76歩は感興がない。
▽３四歩
*藤井が指すだけで病気に見える。死ぬまでやっている気かと。
▲２六歩
*だから郷田はこんな手をやめて相振りにすべき。
▽４四歩
*藤井はこれしかない。
▲４八銀
*94歩やってみろと。
▽４二飛
*ナニ出し惜しみしてんだか。
▲６八玉
*「マシュダ一家の結論でいいと？」
▽６二玉
*「準備中」
▲７八玉
*「店の中で昼寝中だろ」
▽７二玉
*5を取れと催促。以下カッコ略
▲５六歩
*45歩突いたらと笑う。
▽３二銀
*今日はコレで
▲５八金右
*今日もダロ
▽８二玉
*大介はラクだね
▲２五歩
*それは言える
▽３三角
*急戦でどーぞ
▲５七銀
*美濃にしたらね
▽４三銀
*菱形美濃ならやるけど。急戦ならソレで完封。
▲７七角
*やめた
▽５二金左
*穴熊どーぞ。
▲８八玉
*そっちは？
▽５四銀
*だから菱形だっちゅーの
▲６六歩
*でも65銀はイヤ
▽９二香
*ひっかかった。相穴で新Ａ級の気分は？
▲７八銀
*やらねーヨ
▽９一玉
*遠慮なく
▲６七金
*その腰掛け銀のケツは数えるの？
▽８二銀
*5-1でしょ。
▲９六歩
*アイコ仕掛け銀だと数えないラシー。
▽７四歩
*デショとラシーがＡ2クラス？
▲９五歩
*森下さんはナニも言わなくなったけど。
▽７一金
*Ａ1狙っているラシー
▲８六歩
*お互いナニも考えてないみたいね
▽４一飛
*お互い？
▲８七銀
*当家の展開法>7530　9筋8筋で詰めろ逃れの詰めろの連続
*1=先手の龍は3段目で使いナナメ駒だけ渡して自陣下は受けない。
*2=横を固めさせて縦の攻めに転換。
*3=96桂から84歩を見せて96地点で誘う。
*4=96香で詰めろ逃れの詰めろ。
*X=シメは85桂+96桂のV2固めで詰めろ逃れの詰めろ。
▽６四歩
*工夫したのは藤井。64歩の二股の来い。52金を保留し銀は郷田次第でどちらにも下がれる。中盤の入口は24歩に同角なら質駒に換算。先手は飛車切り。その角で敵の飛車を取る。後手は狙撃された自前の飛車を逃げると負け。後手からの飛車打は怖くないので過剰に受けない>7531
▲７八金
*郷田の方は当家の昼前の進行と全く同じ。
▽６二金寄
*藤井は今頃62金寄り。当たり前の手を指すのに一体ナニ考えてんだか。
*以上の進行からなら昼の変化より簡単。郷田圧勝なのでコレをもって当家のゴーダ応援団は解散とする。あとはヒルまずにユケユケで楽勝。>7532-1
▲８五歩
*85歩から86角でも十分。65歩は放置で連動手獲得。手順に77桂+65銀。どうせ後手には金が入手できないので春らしくスケスケで行く。手待ちの調整は1筋。受けなければ15歩で後手に55歩強要。飛車は切る。その頃には先に37桂と進軍。馬一枚で十分。>7532-2
▽７二金寄
*藤井の誘い。
▲８六角
*銀冠からの先手の理想的布陣
▽６一飛
*64角阻止
▲７七桂
*65歩示唆
▽４五歩
*65歩牽制
▲８九玉
*変態桂離宮>No: 7533
▽１四歩
*藤井の皮肉。
▲１六歩
*15角がないからと怒らない。
▽７三銀
*51角を放棄し36歩突けと催促。
▲６五歩
*29桂の面目丸ツブレの図。先手にも勝ち方というものがある。郷田の勝ち方はいつもスッキリしない。
▽同　歩
*この位は大きい。最終盤ではカナ駒一枚分に匹敵。
▲５三角成
*歩損回避しつつ馬を作るとしばらくスッキリさせないまま先手は我慢しないといけない。清水の指し口に影響を受けた郷田。
▽６六歩
*藤井の64歩作戦成功。64-65-66と二回の連動手で進軍。駒アタリ偶数番2の1。
▲６八金引
*二枚換えは負けなので我慢。
▽５一飛
*駒アタリ偶数番2の2。藤井らしい切り張りの綱渡り。人気の証し。
▲８六馬
*我慢2。先手だけ馬を作成して大戦果のようでも取れない66歩を2回連続の連動手で許しては後手満足。33角の方が二重に仕事している。寝ている馬はただの駄馬。
▽８二銀
*24歩突けと催促。
*61飛53馬51飛なら千日手。
▲７五歩
*貴様には飛車落ちで楽勝という態度。
▽４六歩
*駒アタリ偶数番2の3。
▲同　歩
*47歩成は許せないので黙って歩得。
▽５五歩
*駒アタリ偶数番2の4。46飛廻りができたので入手した1歩で合わせると偶数番原理第一部四楽章完成。
*藤井は横歩取りは指せないが相振りなら出てくる仕掛け。
▲９四歩
*駒アタリ奇数番3で対抗。偶数番原理VS奇数番原理の勝負。
▽同　歩
*逆行偶数番2の1
▲９五歩
*駒アタリ奇数番3の2
▽５六歩
*敗因1。藤井惜しかった。せっかく第1部で見せてくれたのに第2部で早速コケた。95同歩から94歩には56歩以下逆行偶数番2が第4楽章まで続き第二部が完成するところであった。No: 7534
▲同　銀
*おかげで郷田に逆行偶数番2の2を取られてしまう。
▽５五銀
*すでに再逆転。今度は藤井が駒アタリ奇数番3の2を演じている。
▲同　銀
*後手の第2部を先手が奪って逆行駒アタリ偶数番2の4で完成。
▽同　飛 ▲５七歩 ▽９五歩
*ここで逆行奇数番1へ戻して手番を渡すので後手の構造破綻。
▲９四歩
*これ以後後手は勝ちにくい。
▽５六歩
*第三部開始は駒アタリ奇数番3の1から。
▲同　歩
*逆行駒アタリ奇数番3の1
▽同　飛
*逆行駒アタリ偶数番2の1。案の定すでに構造が破綻している。
▲５七銀
*59飛成と46飛を1手で阻止。銀を手放しているが1歩手持ちのためにいくらでも先手は粘れる。粘れば粘るほどあの馬が働きダバダバダバとなるどんでん返し。
▽５一飛 ▲５六歩
*先手陣に怖いところがない。
*本来ならこの空隙が幕間劇でここから第3部開始でないといけない。
▽９四香
*ここで後始末するしかないのではダバダバ。
▲７四歩
*決定的。後手の顔66歩に対抗する強力な位作成。これは初手76から緩手75を経て連動手で最後に74地点に来た。郷田の緩手を藤井が好手にしてしまった。援助交際はダメ。
▽６一飛
*67ブチコミを見せるが
▲６四歩
*飛に油。こう言う勝ち方はファンが減る。
▽９三銀
*敗因2。玉のコビンが空いたので勝負手が消滅。こう言うアガキもファンが減る。
▲２四歩
*今頃やっている。これではオナカが減る。
▽同　歩
*同角では66歩も取られて泣けない。
▲６五桂
*55歩としたらブタと言われそうな気配を察して
▽６七銀
*出し遅れた切り札
▲同金直
*アッサリ清算
▽同歩成 ▲同　金
*飛車の横利きで頭金は二枚換え。
▽５四金
*藤井の夢幻金もついに墓場行き。かつてのミスター竜王が二重顎相手にこうなってしまうとは。もう勃起不能かもしれない。
▲７三桂成
*ナラズなら64飛と火花を見せてくれた。
▽同　桂
*すでに火種も尽きたので。
▲同歩成 ▽同　金 ▲９五香 ▽同　香 ▲同　馬
*絶好の連動手
▽７二香
*第1トン死狙い。
▲９二歩 ▽同　玉 ▲９四歩 ▽８二金 ▲９三歩成 ▽同　金
▲９六香 ▽９四歩 ▲同　馬 ▽同　金 ▲同　香 ▽９三歩
▲同香成 ▽同　玉 ▲９四歩 ▽８二玉 ▲９三銀 ▽７一玉
▲５二金 ▽８一香 ▲７四歩
*最後の1歩でトン死回避。
▽９七桂
*形作りなら先に出すべきだった。ここで投了できないということは本気で頓死2に期待した。
▲９八玉 ▽９六歩
*声が枯れた歌手が無言で演技。
▲同　銀
*89角即詰み回避。
▽６四飛
*金取り
▲６六桂
*金取り。タマをつかみ合っている。
▽７四金
*コッチのタマ取れと泣きながら。
▲６二歩
*96で追加注文した歩で
▽同　飛
*単純詰めろ阻止。
▲同　金 ▽同　玉 ▲５四桂
*ここまで二人で股間をみせ合うと疑われる。
▽５三玉 ▲６一飛 ▽８九角 ▲９七玉 ▽投了

135手で先手の勝ち

郷田がタテだけの攻めしかなくなったので61手目の駒アタリ奇数番3で暴れている。継ぎ歩攻め。ここで藤井はミス。こんな所は逆行偶数番2と決まっている。藤井は元々奇数番型棋士だったためにまだ不慣れな様子。結局70手目で取っている。このやりとりは余りに単純すぎた。72手目で取るのでは遅い。おかげで郷田に粘る順をあたえるハメに。75歩の緩手が逆行相で生きてしまう。こうなると角交換が後手はできない為に24歩が間に合う。65角同馬同飛が55角の準王手飛車の為に迎撃しにくい。そこで65桂で寄せられるかだが87金で凌げる。今度は礎石の66歩が邪魔をして攻防の角が効かないかもしれない。すると77歩が間に合うかだが金がないと詰まない。73桂の方が早い。66歩が74歩に相転換しては後手危険。

44手目の局面は当家では先手必勝。ところが郷田はヒルんだ。45手目89玉などとしている。この緩手のおかげで振り飛車側から有り得ない14歩など許してしまった。しかもご丁寧にブランコ後進で付き合っている。48手目73銀でついに郷田もブチ切れてしまった。49手目に65歩などとしている。29桂の面目丸ツブレの図。49手目65歩で仕掛けている。自分から仕掛けては藤井の思う壺。66歩を残しては先手苦しい。従って55手目の局面から先手はヒジョーに勝ちにくい。ゴーダの力量では藤井相手でも負ける。
なぜこうなったかと言うとゴーダは馬を作って完封できると勘違いした。ヒルむと負け。なのにヒルんでオイシー餌に食いついた。
あとは藤井恒例のポカに期待する以外再逆転はない。
そんなモノあるか？
57手目75歩を見てイヤケがさす。ハッキリ攻め急ぎ。この地点での駒アタリ奇数番1を左右間違えている。一言でバランスが壊れている証拠。
藤井は偶数番原理で52手目と58手目を指すだけ。

藤井は今頃62金寄り。当たり前の手を指すのに一体ナニ考えてんだか。
以上の進行からなら昼の変化より簡単。郷田圧勝なのでコレをもって当家のゴーダ応援団は解散とする。あとはヒルまずにユケユケで楽勝。
85歩から86角でも十分。65歩は放置で連動手獲得。手順に77桂+65銀。どうせ後手には金が入手できないので春らしくスケスケで行く。手待ちの調整は1筋で。受けなければ15歩で後手に55歩9thアタックを強要。飛車は切る。その頃には先に37桂と進軍しているので馬一枚で十分。

ようやくＵＰしたと思ったら37手目まで郷田の方は当家の昼前の変化進行と全く同じ。工夫したのは藤井。64歩の二股の来いがソレ。
52金を保留し銀は郷田次第でどちらにも下がれる。
中盤の入口は24歩に同角なら質駒に換算。先手は飛車切り。その角で敵の飛車を取る。後手は狙撃された自前の飛車を逃げると負け。
後手からの飛車打は怖くないので過剰に受けない。

当家の展開法　9筋8筋で詰めろ逃れの詰めろの連続

1=先手の龍は3段目で使いナナメ駒だけ渡して自陣下は受けない。
2=横を固めさせて縦の攻めに転換。
3=96桂から84歩を見せて96地点で誘う。
4=96香で詰めろ逃れの詰めろ。
X=シメは85桂+96桂のV2固めで詰めろ逃れの詰めろ

先手：郷田
後手：藤井

▲７六歩
*振り飛車しか指さない相手に76歩は感興がない。
▽３四歩
*藤井が指すだけでアホに見える。死ぬまでやっている気かと。
▲２六歩
*だから郷田はこんな手をやめて相振りにすべき。
▽４四歩
*藤井はこれしかない。
▲４八銀
*94歩やってみろと。
▽４二飛
*ナニ出し惜しみしてんだか。
▲６八玉
*「マシュダ一家の結論でいいと？」
▽６二玉
*「準備中」
▲７八玉
*「店の中で昼寝中だろ」
▽７二玉
*5を取れと催促。以下カッコ略
▲５六歩
*45歩突いたらと笑う。
▽３二銀
*今日はコレで
▲５八金右
*今日もダロ
▽８二玉
*大介はラクだね
▲２五歩
*それは言える
▽３三角
*急戦でどーぞ
▲５七銀
*美濃にしたらね
▽４三銀
*菱形美濃ならやるけど。急戦ならソレで完封。
▲７七角
*やめた
▽５二金左
*穴熊どーぞ。
▲８八玉
*そっちは？
▽５四銀
*だから菱形だっちゅーの
▲６六歩
*でも65銀はイヤ
▽９二香
*ひっかかった。相穴で新Ａ級の気分は？
▲７八銀
*やらねーヨ
▽９一玉
*遠慮なく
▲６七金
*その腰掛け銀のケツは数えるの？
▽８二銀
*5-1でしょ。
▲９六歩
*アイコ仕掛け銀だと数えないラシー。
▽７四歩
*デショとラシーがＡ2クラス？
▲９五歩
*森下さんはナニも言わなくなったけど。
▽７一金
*Ａ1狙っているラシー
▲８六歩
*お互いナニも考えてないみたいね
▽４一飛
*お互い？