MashudaBBS2004.09.11-13
2004.09.13ボビー・フィッシャーのこと

2004.09.09A級順位戦 藤井VS高橋 対四間5筋位取り急戦 藤井のタコ踊り
2004.09.12NHK杯 北浜VS藤井 穴熊VS四間 北浜8手銀 手損党惨敗
2004.09.11囲碁将棋ジャーナル 王位戦第5局 深浦のクソ解説
2004.09.09銀河戦第12期準々決勝 渡辺VS谷川 千両役者の三間


ボビー・フィッシャーのこと No: 6430 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  04/09/13 Mon 02:13:56

ロバート・ジェームス・フィッシャーのこと
ボビー・フィッシャーことロバート・ジェームス・フィッシャーが7月13日に入管法違反で東京入管成田空港支局にタイーホされて久しぶりに話題になったが本人は昔からこういうの大好き。イマイチ盛り上がらないので裁判したらようやくマスメディアが声を出した。それに便乗してブーハまでコイズーミにメールを送った。なんともお粗末な進行。当家など身柄拘束のはるか前に強制送還分析を行なっているので今さら話題にするのが飽きた。
朝日はもう見飽きたジェンキンス記事と並列して9.11にぶつけたが、こう言うヤリクチが相変らずオマヌケな新聞社。スンキジェンの処遇問題など当家では2年前に終わっている話。あの頃盗聴もされたので当家は面倒臭いからやめた。全部暗号にして棋譜にしてしまうのが一番手っ取り早い。
ボビー・フィッシャーは現代にさまようユダヤ人。その本性は幽霊船長と同じなので日本人とケコーンしてもカッパと結婚しても誰も驚かない。相手はゼンタでもオバサンでもかまわない。日本国籍などでは救済しようもないのでフジテレビあたりがワイドショーのメインキャスターにしてしまうのが救済手段として最も手っ取り早い。ボビーはその名のごとく釣り師なのでネタが尽きないであろう。視聴率を稼げるのは日テレのデーブよりフジテレビのボビー。
マイナー分析では性格的にTX。MXでも談志より盛り上がるキャラ。
民放がダメなら石原慎太郎がMXの常連にしてしまえばいい。


2004.09.09A級順位戦 藤井VS高橋 対四間5筋位取り急戦 藤井のタコ踊り No: 6429 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  04/09/13 Mon 01:31:51

日時:2004.09.09
棋戦:A級順位戦 3回戦
戦形:対四間5筋位取り急戦
先手:藤井 猛
後手:高橋道雄
▲7六歩 ▽8四歩 ▲6八飛 ▽3四歩 ▲6六歩 ▽6二銀
▲1六歩 ▽4二玉 ▲3八銀 ▽3二玉 ▲7七角 ▽5四歩
▲7八銀 ▽5三銀 ▲5八金左 ▽1四歩 ▲4六歩 ▽5二金右
▲3六歩 ▽7四歩 ▲4八玉 ▽7二飛 ▲3九玉 ▽5五歩
▲6七銀 ▽7五歩 ▲同 歩 ▽6四銀 ▲6五歩 ▽同 銀
▲7八飛 ▽4二銀 ▲2八玉 ▽5三銀 ▲9六歩 ▽6四銀
▲6六歩 ▽5四銀 ▲8六角 ▽9四歩 ▲4七金 ▽8五歩
▲9七角 ▽9五歩 ▲7四歩 ▽7五歩 ▲同 角 ▽7四飛
▲6四角 ▽7八飛成 ▲同 銀 ▽6四歩 ▲8二飛 ▽5六歩
▲5三銀 ▽6三銀 ▲5二銀不成▽同 銀 ▲8一飛成 ▽6六角
▲5六金 ▽9九角成 ▲6三歩 ▽同 銀 ▲5五桂 ▽同 馬
▲同 金 ▽2四桂 ▲4七金 ▽1五歩 ▲9一龍 ▽5二銀
▲5四金 ▽1六桂 ▲同 香 ▽同 歩 ▲1八歩 ▽1七香
▲1九香 ▽1四香打 ▲7七角 ▽5五歩 ▲3七玉 ▽7六角
▲5五角 ▽1八香成 ▲同 香 ▽1七歩成 ▲4五歩 ▽5四角
▲1一角成 ▽2二銀 ▲1二馬 ▽1一歩 ▲2二馬 ▽同 玉
▲1七香 ▽同香成 ▲同 桂 ▽1二香 ▲2五桂 ▽1七香成
▲2九香 ▽2四歩 ▲1九香 ▽3三桂 ▲1三桂成 ▽同 玉
▲1七香 ▽2二玉 ▲2八玉 ▽2五桂 ▲1八香 ▽6八飛
▲4六桂 ▽4五角 ▲7七銀 ▽7八飛成 ▲7九歩 ▽同 龍
▲5六香 ▽5五歩 ▲同 香 ▽5一歩 ▲2六銀 ▽1七桂成
▲同 香 ▽6七角打 ▲3九金 ▽2五桂 ▲同 銀 ▽同 歩
▲4九歩 ▽8九角成 ▲5二香成 ▽同 金 ▲3七桂 ▽2三香
▲4五桂 ▽同 馬 ▲1五桂 ▽2六桂 ▲2三桂成 ▽同 玉
▲2六歩 ▽同 歩 ▲2五香 ▽3二玉 ▲2三角 ▽3三玉
▲3五銀 ▽4二玉 ▲3四角成 ▽5五馬 ▲2三香成 ▽3一香
▲2四馬 ▽3三歩 ▲7一龍 ▽4五桂 ▲3四銀 ▽4四馬
▲3三銀不成▽同 香 ▲同成香 ▽同 馬 ▲同 馬 ▽同 玉
▲3四香 ▽4二玉 ▲5四桂打 ▽5三玉 ▲6二角 ▽投了
173手で先手の勝ち

給料暮らしを決め込んだ藤井パパは先手でもタコ四間。15手めの58金にタカミチに14歩とされて46歩はすでに開いた棺桶。死臭漂う序盤。19めの36歩は踊り出す骸骨。
20手めの74歩で今度は玉まで踊り出す。これはシステムと呼ぶよりタコ踊りと呼ぶのが正しい。
22手め72飛。タカミチは序盤でよくもこんな恐ろしいことが出来ると感心してしまう。結局藤井のような四間しかさせない腐った棋士だと後手でも飛車先をひとつついたような急戦でも通用してしまう。
24=55歩。最近珍しい5筋位取りはタカミチがやると年季を感じる。
26=75歩。4thアタック。これで後手優勢にできるのだから凄い。
28=64銀。ここで65歩から角交換がないのが55歩効果。しかも序盤84歩が95角変化を阻止。
29=65歩。それでも突く藤井。同じプログラムしか頭にない。
30=65同銀。75歩を取ると7筋で中空三角理論。これは四間がサバきやすい。そこでタカミチは55歩を生かした中央思考。39玉を咎める。
31=78飛。藤井は変化に対応できず75銀変化と同じことしか考えられない。
32=42銀。決めるだけ決めてここで繰り出す。タカミチウマイ。
33=28玉。これが緩手では四間などやってられない。
34=53銀。ズンズン行く。
35=96歩。緩手。
36=64銀。こんな手を許してしまった。
37=66歩。せっかく交換したなけなしの1歩を投資。
38=54銀。悠々と凱旋。タカミチ作戦勝ち。
39=86角。75銀を阻止するのが86角では情けない。
40=94歩。催促。
41=47金。藤井は変化に対応できないときこんな手しか指せない。
42=85歩。自然に。
43=97角。75銀を阻止するだけ。
44=95歩。藤井のおかげでアホな展開。当家ならこういうアホに対しては73歩と打つ。それではA級下位の品位が欠けるとタカミチは言うかもしれないが、それが超A級の手。次に95歩なら後手楽勝。藤井が泣く泣く88角と下がれば82飛。76飛と受ければ84飛から銀の泡踊り大会。確実に勝ちたいならそうする。ただしオカネを取って売る本にはこういう鳥獣戯画は書けない。書くと序盤の嘘がバレる。
45=74歩。これしかない。
46=75歩。藤井はどうせ角を切ってくる。そこでなんでこんなことになったか考える。1歩を巡るヤクザの抗争なので大人げない。しかし96歩からだと64角同歩に銀を打たれる。藤井の場合は61銀などとせずにズコっと73銀しか頭にないので飛車を躱したいが64銀成が英雄銀を生殺しにしてしまう。だから75歩。これは54銀などいなくともマシュダ一家の中空三角理論と同じ結果。まずは柱に駒投入が誘い水。
以下中空三角理論どおり。39手めからすでに後手優勢ということ。
52手めの局面は純粋に角と銀の交換。歩の損得もなく双方1歩持っている。これは後手優勢どころかすでに寄せの構図を描く終盤。
53=82飛。子供でも打つ。
54手めからいろいろある。当家がすぐに描くのは龍金取りの角打ちから角切りの殺到。92角打ちが該当。それをどこで出すかだが、本譜なら70手めがチャンス。69手めの47金打ちはどうしようもないタコ手。92角-91龍-47角成で要の金を取って後手楽勝。タカミチは家にすぐに帰りたくない理由があったのか、なぜか70手めに15歩。これはタコ手に付き合った大悪手。以下将棋というより酔っぱらいが肩組んで深夜彷徨しているだけなのでまともに付き合うとハゲになる。タカミチはここまでやってなんでコケルのか不思議に思ってはいけない。酔っぱらいは道端で転ぶのが常。だから以下の棋譜は69手めから作り替えるのが正しい。
一番手数が短いのがギャルズ杯。

日時:2004.09.09
棋戦:マシュダ一家ギャルズ杯
戦形:対四間5筋位取り急戦
先手:タコ殴りミッチー
後手:タコ焼き屋フジイ
▲7六歩 ▽8四歩 ▲6八飛 ▽3四歩 ▲6六歩 ▽6二銀
▲1六歩 ▽4二玉 ▲3八銀 ▽3二玉 ▲7七角 ▽5四歩
▲7八銀 ▽5三銀 ▲5八金左 ▽1四歩 ▲4六歩 ▽5二金右
▲3六歩 ▽7四歩 ▲4八玉 ▽7二飛 ▲3九玉 ▽5五歩
▲6七銀 ▽7五歩 ▲同 歩 ▽6四銀 ▲6五歩 ▽同 銀
▲7八飛 ▽4二銀 ▲2八玉 ▽5三銀 ▲9六歩 ▽6四銀
▲6六歩 ▽5四銀 ▲8六角 ▽9四歩 ▲4七金 ▽8五歩
▲9七角 ▽9五歩 ▲7四歩 ▽7五歩 ▲同 角 ▽7四飛
▲6四角 ▽7八飛成 ▲同 銀 ▽6四歩 ▲8二飛 ▽5六歩
▲5三銀 ▽6三銀 ▲5二銀不成▽同 銀 ▲8一飛成 ▽6六角
▲5六金 ▽9二角 ▲9一龍 ▽5六角 ▲同 歩 ▽6八飛
▲7七角 ▽3九銀 ▲同 金 ▽同角成 ▲同 玉 ▽4八金
▲2八玉 ▽3八金 ▲1七玉 ▽2八銀 ▲2六玉 ▽6五飛成
▲2二金 ▽4二玉 ▲3一角 ▽同 金 ▲同 龍 ▽5三玉
▲4五桂 ▽同 龍 ▲同 歩 ▽4八角 ▲投了
88手で後手の勝ち



2004.09.12NHK杯北浜藤井 穴熊VS四間 北浜8手銀 手損党惨敗 No: 6428 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  04/09/12 Sun 16:45:54

2004.09.12NHK杯北浜藤井 穴熊VS四間 北浜8手銀。手損党惨敗。
放映:2004.09.12
棋戦:NHK杯第54回本戦2回戦
戦形:穴熊VS四間 北浜銀スペシャル
先手:北浜健介七段 
後手:藤井 猛九段

▲7六歩 ▽3四歩 ▲2六歩 ▽4四歩 ▲4八銀 ▽4二飛
▲6八玉 ▽9四歩 ▲7八玉 ▽7二銀 ▲5六歩 ▽3三角
▲5八金右 ▽9五歩 ▲2五歩 ▽5二金左 ▲5七銀 ▽3二銀
▲3六歩 ▽6二玉 ▲7七角 ▽7一玉 ▲8八玉 ▽4三銀
▲7八金 ▽3二飛 ▲6八金右 ▽8二玉 ▲9八香 ▽1二香
▲9九玉 ▽3五歩 ▲同 歩 ▽1五角 ▲4六銀 ▽4五歩
▲5七銀 ▽3五飛 ▲3七歩 ▽3八歩 ▲4八銀 ▽3三角
▲8八銀 ▽6四歩 ▲8六角 ▽5四銀 ▲6四角 ▽6五銀
▲5五角 ▽5六銀 ▲3三角成 ▽同 桂 ▲5七歩 ▽6五銀
▲2一角 ▽4六歩 ▲1二角成 ▽3九歩成 ▲1三馬 ▽4五飛
▲4六歩 ▽2九と ▲同 飛 ▽2五飛 ▲2六歩 ▽2四飛
▲6六香 ▽同 銀 ▲同 歩 ▽3八角 ▲2八飛 ▽7四角成
▲7五銀 ▽6三馬 ▲2四馬 ▽同 歩 ▲3二飛 ▽4三金
▲5九銀 ▽3八歩 ▲2五歩 ▽同 桂 ▲2六飛 ▽9六歩
▲同 歩 ▽9七歩 ▲同 銀 ▽6七歩 ▲同金直 ▽2三角
▲2二飛成 ▽6七角成 ▲同 金 ▽5五桂 ▲6八金 ▽6七香
▲5六角 ▽6八香成 ▲同 銀 ▽5四馬 ▲8六香 ▽6二金打
▲7七銀 ▽4四馬 ▲2五飛 ▽同 歩 ▲3二龍 ▽6九飛
▲6四桂 ▽5四歩 ▲7二桂成 ▽同金上 ▲6三銀 ▽6一金打
▲7二銀成 ▽同金上 ▲8四銀 ▽7四桂 ▲6三金 ▽6一銀
▲8三銀成 ▽同 金 ▲4五歩 ▽5三馬 ▲6二龍 ▽同 馬
▲同 金 ▽同 銀 ▲8三香成 ▽同 玉 ▲6一角 ▽投了
131手で先手の勝ち

19=36歩。藤井シス封じのおなじみ擬態急戦。
20=62玉。この形から▽藤井シスを決行すると負け。康光が詰みまで構築。従って36歩には玉を2手囲いに費やす為後手番藤井シスはない。
24=43銀。藤井の第二変奏。
25=78金。すぐに99香は32飛で負け。
26=32飛。竜王戦以来見飽きた藤井の迎撃。
27=68金。北浜の最新研究。これが見たかった。
28=82玉。先手が68金としたので後手には15角変化がいつでも敢行できるはず。従ってこの82玉は緩手。
29=98香。堂々としている。15角変化が怖ければ16歩だが、それは14歩とされ、やはり15歩から仕掛けられ不利。
30=12香。11玉の瞬間を待ったが緩手。
31=99玉。藤井シス完敗。藤井はもうダメであろう。
32=35歩。北浜が誘った3rdアタック。藤井の力ではこれで負け確定。
34=15角。当家は27手めからこれがひとめ。北浜の誘惑に乗ったバカな藤井。
35=46銀。35飛阻止。
36=45歩。逆行奇数番狙い。
37=57銀。ご存じマシュダ一家の泡踊り手順1。
38=35飛。 歩損解消。59角成はタコ。24歩がひどい。
39=37歩。飛車成阻止。ここは38歩の常套句を避けて28歩とすると33桂+59馬で先手負け。
40=38歩打ち。不利な時に見せるあがき。これで藤井指せると思ったら将棋を辞めた方が良い。
41=48銀。ご存じマシュダ一家の泡踊り手順2。見事な銀。これは双頭手。
ここまで北浜は時間をほとんど消費しているが、藤井があまりに見え透いた手ばかりなのでナニか抜け道があるのかと慎重に確認した時間のはず。北浜は勝負所の時間の使い方がうまい。しかし本局は藤井がホントにタコだっただけなので単なる疑心暗鬼。当家では27手めからこの局面までワンセット。
42=33角。15角はタコ手と自分で認めた藤井。北浜作戦勝ちから圧勝体勢。
43=88銀。ここで33角成は逆転。こんな所は相手に連動手を絶対に与えてはダメ。マシュダ一家の常識。
44=64歩。この手は大介によると55角+74桂を阻止した。当家は恥ずかしくてとても口に出せない。この64歩は大悪手。先手だけがアナグマ完成後にこんな手はない。
45=86角。誰でも出る。北浜半信半疑であろう。
46=54銀。63金と歩を死守すると69金から68角で飛車を狙撃。アナグマに手を作られたら即負けなので形作りの突撃。
以下自然な進行。当家の思考と同じ。26歩も75銀も全く同じ。
77=32飛。北浜の強味。この位置は最強。角筋に入るので相手に変化順に54角や23角や14角を打たせて勝とうという構図。
78=43金。藤井の実力1。33桂を死守するだけの受けの悪手。
80=38歩。藤井の実力2。こんなセコイ手しか頭にない。
84=96歩。万事休すとみて最後に暴れる藤井シスのなれの果て。
88=67歩。藤井の実力3。69金なら39歩成から49とを間に合わせる気。
89=67同金。北浜なら喜んで取る。
90=23角。北浜の誘いに乗った藤井。こんなことするならまだ54角変化の方がマシ。
94=55桂。藤井の実力4。
96=67香。藤井の実力5。
97=56角。北浜はあとは駒入手したいだけなので大歓迎。当家の格言「桂先に攻防の角は負けナシ」
100=54馬。76馬と次の44馬で両飛車狙い。ようやく藤井にも双頭手。
101=86香。いきなり詰めよ。
102=62金打ち。つらい。38歩の分の歩がない。
103=77銀。76馬を阻止。終盤はラク。
104=44馬。藤井最後のお願い。
以下飛車を切り北浜鮮やかな寄せ。
序盤から最終盤まで完璧。ハマちゃん最高。
尚大介の解説はほとんど信用できない。藤井1本勝ちから北浜が逆転した将棋と結論したのが大介。藤井と大介のどっちかはいらないから北浜をA級に入れろ。この将棋は綿密にプランされている。15角を戻すようではすでにひどい作戦負け。
振り飛車という将棋は飛車を振る一手を損して囲いに優位性を求めた戦法。それが囲いで負けては勝てるはずない。自称「振り飛車党」は「手損党」と名乗るとよい。
北浜の右銀の動きは48-57-46-57-48-59-68-77の8手。これを見ただけで大満足。北浜の至芸。


2004.09.11囲碁将棋ジャーナル 王位戦第5局 深浦のクソ解説 No: 6427 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  04/09/11 Sat 14:55:15

深浦の解説は相変らず芸能レポーター並。
1=64角は銀交換後55角を避けたと一言で逃げ。
2=37角は羽生の予定変更?谷川の64角が本筋でない為仕方ない。ここで37歩など考えるのは深浦だけ。
3=64歩。当家では敗因1。同銀が正解。64歩が谷川らしい?バカか。
4=76歩。飛車を連動手で25飛の銀取りではダメ。そこで谷川は76歩だが、ここで感想戦で新聞向けに以下の変化検討。深浦の嘘感想によれば「勝負の岐路を分けた」局面らしい。

先手:42手め86歩+58銀
後手:教皇に見せた懐かしの銀でドーゾ
▲7六歩 ▽3四歩 ▲2六歩 ▽3二金 ▲2五歩 ▽8八角成
▲同 銀 ▽2二銀 ▲3八銀 ▽3三銀 ▲7七銀 ▽6二銀
▲6八玉 ▽8四歩 ▲7八金 ▽7四歩 ▲3六歩 ▽9四歩
▲3七銀 ▽7三銀 ▲4六銀 ▽8五歩 ▲7九玉 ▽6四銀
▲3五歩 ▽同 歩 ▲同 銀 ▽7五歩 ▲同 歩 ▽同 銀
▲2四歩 ▽同 歩 ▲同 銀 ▽6四角 ▲3七角 ▽2四銀
▲同 飛 ▽2三歩 ▲6四角 ▽同 歩 ▲2五飛 ▽8六歩
▲7五飛 ▽8七歩成 ▲8三歩 ▽同 飛 ▲7二銀 ▽7八と
▲同 玉 ▽5八銀 ▲6一銀成 ▽同 玉 ▲5二銀 ▽同 玉
▲7二飛成 ▽4一玉 ▲8三龍 ▽6九銀打 ▲8八玉 ▽7九銀
▲9八玉 ▽6五角 ▲8七飛 ▽中断

深浦によればこれで優劣不明だと。
これは羽生のジョーク。58銀は誰でも知っているNHK杯の対加藤一二三戦での羽生の最も有名な手。それを谷川にやらせて王位奪取に華を添えようという皮肉。実態は谷川イジメ。深浦はこれを谷川がやるべきだったと言う。深浦、貴様は自分のケツ拭いていろ。谷川が羽生のマネするわけねーだろ。
5=88銀。本来ならこれが羽生の敗着とならなければオカシー。矢内が「壁銀?」と突っ込むが深浦は無視。コイツはほんと卑怯者。
6=65銀。深浦「打ちにくい銀」。だからこんな奴に谷川将棋を語らせるのは間違い。これは名手。58銀などよりはるかに素晴らしい手。
7=36角。「強く切り返し」とだけ?深浦は意地汚い。これこそ谷川らしいと褒めるべき。
8=57馬と75歩。矢内が「この辺りの損得は?」とわざわざ聞いているのに「壁銀があるのでなんとも」と今さらゴマかす深浦。57馬が勝負の岐路を分けた。フツーに香車を取れば谷川ライン維持。57馬を銀で取られることをウッカリした谷川は完全に気運を逃した。だから感想戦の27角変化は痛々しい。谷川が真っ先にコレだったかと述べた変化。

先手:58手め27角
後手:59手め38歩
▲7六歩 ▽3四歩 ▲2六歩 ▽3二金 ▲2五歩 ▽8八角成
▲同 銀 ▽2二銀 ▲3八銀 ▽3三銀 ▲7七銀 ▽6二銀
▲6八玉 ▽8四歩 ▲7八金 ▽7四歩 ▲3六歩 ▽9四歩
▲3七銀 ▽7三銀 ▲4六銀 ▽8五歩 ▲7九玉 ▽6四銀
▲3五歩 ▽同 歩 ▲同 銀 ▽7五歩 ▲同 歩 ▽同 銀
▲2四歩 ▽同 歩 ▲同 銀 ▽6四角 ▲3七角 ▽2四銀
▲同 飛 ▽2三歩 ▲6四角 ▽同 歩 ▲2五飛 ▽7六歩
▲8八銀 ▽6五銀 ▲4六角 ▽3六角 ▲6五飛 ▽4七角成
▲7五飛 ▽4六馬 ▲7六飛 ▽5七馬 ▲6八銀 ▽7五歩
▲5七銀 ▽7六歩 ▲5五角 ▽2七角 ▲3八歩 ▽3六角成
▲5八歩 ▽2五飛 ▲中断

27角も36馬もマシュダ一家基本変化。36馬が69飛の一手詰めのため。ところが当初の構想が破壊され、谷川が気力を削がれた当日の気に当家も共感できる。実際55角などで催促されたら直節手でしかない飛車角だけの攻めは銀2枚もっている先手陣を強化するだけにしか見えない。58地点など初期変化では銀を打つ場所。

9=54歩。谷川はこれを軽視したらしい。自分で57馬と歩を取った最大のツケ。羽生に負ける時はいつもそう。歩を不用意にとって逆用される。
10=33桂が「直接的な敗着」と嘯く深浦。ここは19馬と香車を取るらしい。だったら57馬などやらずに先に取る。コイツは谷川を貶めにきただけ。19馬に羽生は21馬らしい。そこで77香だと。
深浦。お前ネ。羽生がなんでわざわざ馬筋そらすの?しかも77地点にブチコミやらせて楽しいか?谷川は貴様と違ってそんなクソ芸見せるわけねーだろ。19馬で勝負は分からなかったという深浦は商売敵を誘惑している悪魔。コイツには勝負の趨勢どころか芸の相克など永遠に理解できない。19馬変化だけならMF55馬を狙って33桂のあとでもできる。谷川はすでにいかに形をつくるかしか頭にない。

当家の予想はすべて的中。
谷川は63地点を開放すると負ける=No: 6402
75銀が浮き駒=No: 6403
43手め88銀は当家では敗着=No: 6407(羽生が後悔した唯一の手)
決め手65手め36香=MF17変化 59手めのパクリ=No: 6407

深浦には失望。貴様のような芸ナシはA級から失せろ。


2004.09.09銀河戦第12期準々決勝 渡辺VS谷川 千両役者の三間 No: 6426 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  04/09/11 Sat 04:03:56

放映:2004.09.09
棋戦:銀河戦第12期準々決勝
戦型:三間飛車
先手:渡辺 明 五段
後手:谷川浩司 王位・棋王
▲7六歩△3四歩▲2六歩△1四歩▲5八金右△3五歩▲6八玉△3二飛▲7八玉△3六歩
▲4八銀△6二玉▲2五歩△7二玉▲4六歩△3七歩成▲同銀△3四飛▲2二角成△同銀
▲6八銀△8二玉▲4七金△7二銀▲3六銀△1五歩▲3五歩△1四飛▲8八玉△9四歩
▲9六歩△3二金▲7八金△3三銀▲3七桂△5四歩▲6六歩△5五歩▲6七銀△5四飛
▲4五銀△5一飛▲7七桂△6四歩▲7五歩△6三銀▲3四銀△4四銀▲2四歩△同歩
▲7六角△5二金▲2四飛△3五銀▲2五飛△1四角▲4三銀不成△同金左▲同角成△同金
▲6二金△2五角▲同桂△6九角▲6三金△2八飛▲6二銀△7六銀▲4五角△6七銀不成
▲7二金△9二玉▲6七角△7八角成▲同角△7九銀▲同玉△6八金▲8八玉△7八金
まで80手で後手の勝ち

谷川6連敗中でメシが余りにマズイ。
ところが銀河戦準々決勝ではナベラに快勝していた。8月の対局のはずなので連敗はストップしていたことになる。よかった。おかげで絶食せずに済む人が1万人くらいはいる。今日は野球のストも回避された。谷川が銀河戦で勝ったことが判明した為であろう。
初手から1手づつ見る。
4=14歩。谷川はこんなところでやっている。これは手損角換りの初期パッセージ。
6=35歩。凄い。頭が真っ白になる1st。これを2nd解釈しているのが大介たちのイモ族。
9=78玉。面食らった証拠。
10=36歩。76飛変化があるのですぐに行く駒アタリ奇数番1。
11=48銀。36歩は取れないのでGNにする。
12=62玉。GN残して62玉は常識。
13=25歩。これしかない。
14=72玉。ブランコ均等。24歩は怖くない。
15=46歩。来いと言われて行く程素直でない。催促。
16=37歩成。催促にはすぐに応じる。
18=34飛。1歩交換に満足し74飛を狙い24歩を阻止する双頭手。
19=22角成。24飛の1手損を先手からの手損で解消。
21=68銀。74飛に備える。
22=先手が自然に指すので後手も同様に。ここで後手の囲いが優位に。
23=47金。囲いで劣勢なので意を決して飛車を抑制しに。
26=15歩。谷川得意の2nd。序盤14歩を主張。
27=35歩。角を手放すよりマシ。
28=14飛。この位置は谷川好み。
29=88玉。疑問。47金の方針と違う。
30=94歩。谷川は逃さない。
31=96歩。88玉では95歩が厳しいので手抜きしにくい。この交換は後手有利。
37=66歩。耐える。ここで56歩は39角で馬を作成される。
38=55歩。14飛にこの55歩は地獄門定跡なら必勝形。
39=67銀。位ひとつで踊る銀。ひたすら我慢。
40=54飛。気持ちよい。谷川はいつでもスカっとしている。
41=45銀。他に手がない。
43=77桂。他に手がない2。47金のツケ。
44=64歩。先手がいつでも34銀からの連動手を狙っているので美濃の最大の弱点を補強する三頭手。65桂も阻止し位維持。
45=75歩。歩切れのため血が昇ったのか凄い勝負手。羽生なら危険でも56歩で1歩奪取するのが常套手段。これは位作成と76角打の空間開放手だが6thと解釈。谷川は銀交換に応じる気が最初からないため。
46=63銀。こんな手を谷川に許しては最終盤で見切られる。
47=34銀。75歩を指したのなら74歩のシャドー7で最終盤の底歩を用意したいがその場合は76角が通用しない。72金とされたら負けと思ったので玉砕。最初から勝つ気ないのかもしれない。渡辺明にしては珍しい。
48=44銀。逆行奇数番1。42銀では迎撃できない。
49=24歩。ここで歩切れ解消は一番贅沢。
51=76角。75歩勝負手の狙い筋。
52=52金。応急処置に見えるが夏の離宮。避暑地の気分。54銀では45銀の銀の等価交換強制で逆転。
53=24飛。ようやく歩切れ解消。しかし緩手。
54=35銀。逆行奇数番1ですでに用意した気持ちよい飛車当て。
55=25飛。すぐに43銀と行きたいが飛車角もたれて寄せあい負け。
56=14角。14歩15歩をさらに生かすほれぼれする谷川ライン。47金に違和感を感じた谷川と当家は完全一致。こうしてくれと思ったリクエストを裏切らない。47金に聞く耳があれば「バカヤロー」と先手なら言う。
57=43銀。今度はイヤでも行くしかない。
60=43同金。見たマンマの角得。
61=62金。飛車金取り。ここで22飛成は王手で飛車金取りを防いでいるようでも一時しのぎ。すでに角損がひどいのでなんとか食いつく。
62=25角。すでに寄せ仕上げ。
63=25同桂。これ以上の駒損は形作りができない。
65=63金。これでなんとか飛車金交換の駒損に回復。
68=76銀。76角をここに打つ為に生じた75歩の欠陥直撃。
69=45角。ひどい駒損でもこのような攻防ラインがすぐに描けるところが竜王戦最強挑戦者の証し。19歳の羽生を彷彿させる20歳の渡辺明。最後まで諦めない。

谷川は千両役者。王位戦でも振り飛車を連載したが、それは振り飛車のいい将棋が少ないため。いわゆる振り飛車しかさせない連中が腑甲斐ないために谷川が奮闘している。王位戦で谷川不調などと評価するのは見当違い。