王位戦第2局回想 氷漬けのピエロの鼻No: 6103 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  04/07/29 Thu 12:17:58

王位戦第2局回想 氷漬けのピエロの鼻の欠陥

今朝の米長の言い訳によると「私の棋力ではわからない」。
気力の間違いであろう。そもそもこの将棋を理解するのに棋力などいらない。必要なのは磁力。
55歩をどのように観るかですべての構図が決まる。以下の構図となった。
1=55歩を谷川は位にしたい。谷川のクセ。当家は55のみ例外と観る。
2=55歩を羽生は位とみない。当家は氷漬けのピエロの鼻と実況分析。
3=75歩を羽生は位にかえた。74銀で羽生が強いた位相転換。
4=75歩を谷川は位にしたい。谷川は連動手の位を作成したと解釈。1歩の代償をふたつの位へ貯金。

この将棋は構造も心理推移もこれだけのこと。
谷川は途中で氷漬けのピエロの鼻の欠陥に気がついた。
だから敗因の根底は羽生74銀に強制された75歩を連動手解釈すること。
これが谷川の誤認。75歩など連動手にしたらそれこそ羽生のザリガニ銀の強制力を認めたことになる。だから74歩変化に期待した封じ手46角がそもそものつまづき。しかし仕掛け後の緩手は谷川の終盤美学なので当家はこれを容認した。谷川はむしろこのような緩手で独自の谷川ラインを見せてきたため。問題は敗因2の74歩。これで負けにしたというのが当家の実況分析。米長もついにマシュダ一家の軍門に下って今朝ゲロしてる。
ただし米長は74歩を敗因1としている。だから連盟棋士は半年遅れる。
米長が△7六銀成なら▲7八飛というのはマシュダ一家実況分析のパクリ。ところが谷川は7筋の歩を切らした為に77歩合いが効く。そこで仕方なく37手め68飛とした。悪手の連動手を維持するしかないのでは、ここは指さずに投げるべきという昼の当家の実況分析は相変らず完璧。
米長が森内を昼過ぎに持ち出して実況開始しても遅い。もう終わっている地点。後はサーカス小屋のピエロのパントマイムとなったことは羽生に聞けばわかる。しかし羽生の演技が下手クソなので谷川にも勝ち筋が生じている。谷川は一度負けたので下手な演技に付き合って上げたらアアなった。一言でクソ芝居というのが最大の弁護。もしあれでどちらにも勝ちがあったなどと言ったらそれこそ谷川羽生の棋力は子供以下と判定される。
さて谷川のリクエストである問題のブラックホールに関しては分析がひとつ仕上がった。
回想2で扱うであろう。